『社会福祉ひろしま(号外)』(広島県社会福祉協議会)19671208
目次
原爆被爆者と社会福祉 | ||
小川政亮 | 被爆者援護法と社会保障 | |
平岡敬 | 被爆者の生活と感情 | |
志水清 | 原爆被爆者の医療制度の現状と問題点 | |
永田守男 | 随想 科学者と原爆 | |
向井佐歳 | 〈福祉の言葉〉 | |
宮本 | 編集後記 | |
編集後記=「…▼新聞「社会福祉ひろしま」の号外として、本会初めての雑誌の発行を試みた。現代福祉国家論の虚構を弾劾してゆく基点に思想としての「ヒロシマ」を擁立したいと思う。被爆地広島における貧困と植民地的繁栄の断絶、被爆者の生活保障の筋道は、われわれに社会事業対象へアプローチする上での新しい視覚を要求しているのではないだろうか?…」 |
紹介:ヒロシマの小さな流れ
8月6日、広島に集中する平和運動の流れは、大会決議の発表で頂点に達し、以降、引き潮のように霧散します。「ヒロシマ」と「広島」の格差を象徴しているようです。しかし、それを埋める小さなながれもあります。次に紹介するグループは、その流れです。(いづれも広島市内=順不同) | ||
グループ名 | 連絡責任者 | 連絡場所 |
原水爆禁止広島母の会 | 前田富子 | 八丁堀*** |
憩いの家 | 田辺耕一郎 | 宇品 |
広島折鶴の会 | 河本一郎 | 的場 |
八・六友の会 | 吉川清 | 江波 |
談和会 | 今堀誠二 | 千田町広島大学教養部内 |
平和と学問を守る大学人の会 | 佐久間澄 | 同上理学部内 |
被災白書を進める市民の会 | 永田守男 | 胡町中国新聞社文化部内 |
きのこ会 | 長岡千鶴乃 | 宝町婦人会館内 |
広島原爆資料保存会 | 横田工 | 中島町平和記念資料館内 |
広島キリスト者平和の会 | 橋本栄一 | 八丁堀広島YMCA内 |
宗教者平和協議会 | 相原和光 | 同上 |
ヒロシマ研究の会 | 小林省三 | 同上 |
広島研究の会 | 大牟田 | |
「平和の灯」奉賛会 | 藤田定一 | 金屋町労働会館内 |
ワールド・フレンドシップ・センター | 原田東岷 | 南観音 |
山下会 | 近藤幸子 | 己斐上 |
胎内被爆者、被爆二世を守る会 | 上幟町1-3・平和センター | |
原爆被害友の会 | 升川貴志栄 | 山根 |
平和のために対話を!市民の会 | 庄野直美 | 牛田町広島女学院大学内 |