堀場清子『禁じられた原爆体験』(岩波書店、19950623刊)
目次
はじめに | ||
一 | 原爆作品と占領下の検閲 | |
1 | 発禁により葬られた美川きよ「あの日のこと」 | |
2 | 栗原貞子詩歌集「黒い卵」が示す”事実と伝説” | |
3 | 渡辺順三の「君らは語る」 | |
4 | 松重美人「世界の記録写真」をめぐって | |
5 | 金子光晴「暴君」の消失 | |
6 | 「雅子斃れず」「長崎の鐘」 出版への道すじ | |
7 | 「不死鳥」における杉浦翠子と正田篠枝 | |
8 | 検閲文書にみる原爆体験と天皇体験 | |
a 「晩鐘」の苦難 | ||
b 天皇とアトム・ヒロシマ | ||
二 | 戦争の表現にかかわる発禁と没収 | |
9 | 石川達三「戦ひの権化」の発禁 | |
10 | 宮柊二・オリジナル「山西省」の発見 | |
11 | 日本神話で闘った二人の男 | |
12 | 久津間慶子歌集「泉声」にみる女の生涯 | |
資料(PPB文書) | ||
あとがき |