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原爆前後(白井秀雄・相原秀次編)

『原爆前後 上・下』(白井秀雄・相原秀次編、朝日新聞社、19830710)

内容

まえがき 白井秀雄 1
1章 みんな、みんなが死んでゆく 11

乳房にすがる乳児 13
「どうか、この手を切ってくれ」 24
長兵・茂里町工場の被爆 36
腰がまん中から割れている 39
死児を背負った同僚の妻 45
ガラスの破片を全身に 50
「地方人より兵隊が先だ」 54
「これはだめだ!一週間はもたんよ」と言われて 65
被爆から治療まで 78

2章 生き残れたというけれど 89

火災の中の救助伝令 91死体をのりこえ救援に 94
遺体の収容作業 102
校庭での合同火葬 107
長崎兵器始末記 115
動員学徒の被害調査 129
現世で見た地獄の絵図 131
聞き書・平道さんのマルハ工場救援活動 153
半年間の仏の供養 173
救援輸送-大橋部品工場の女子報国隊 179
幸町工場へ握り飯三〇〇人 182
蕾のまま散って行かれたお友達 184
深堀日記(抄)-家族八人の死亡届 189
死せる妻の手紙 203

3章 そして、米兵がやってきた 211

双眼鏡のねだり 213
木工場の明け渡し前夜 217
事務所接収のひとさわぎ 220
バケツ、ヤカン作り 223
石油ストーブIKASAGAN 226
食糧もらって、タバコもらって 227
造船再開-小型漁船 229
修繕工事 230
リバティー型船の改造 231
造船祭り 236
幸町工場の復興計画 238
日見トンネル工場の撤退顛末記 240
長崎精機の始動 251

4章 秘密兵器 5

昭和十六年から二十年まで 7
修繕船 16
戦時標準船 22
造船設計部 27
G型船 57
舟艇工場 62
魚雷艇 68
試運転 74
改E型船 77
若松造船所 82
ちょっと来い、行って来い 86

5章 本土決戦 97

海防艦 99
陸軍の潜航艇 100
馬船 104
金一封千円也 108
特攻艇・震洋-(4)艇の建造 111
(4)六型・ロケット推進艇 117
幻の(4)六型・試運転 122
五高艇 126
小型潜航艇・こう竜 128
太田尾工場 132
安中日記(抄)135
近接兵器-ガス鉄砲 140
吹矢式空気銃 142
拳銃と吹矢 145
日本刀と槍 146
穂先五百本 148
大八車(1)(2)152

6章 爆撃からピカドンへ 155

七月二十九日から 157
七月三十一日のこと 160
八月一日には-飽ノ浦で 165
第一事務所で 170
防空壕で174
徴用工たちは 177
八月九日その日-青白い光線が! 182
明るい光が! 187
ピカッと光が! 190
妻よ! 193
浦上の却火 203

7章 ヒロシマ・ナガサキ 209

ヒロシマ・ナガサキ 211
ヒロシマ-被爆者収容所では 235
総合事務所では 237
広島赤十字病院では 239
ヒロ八一〇一工場では 241

あとがき 相原秀次 247

メモ:『原爆前後 I 』(思い出集世話人編・ 白井秀雄 1968/12/10

あの日から23年 長崎原爆被災者の実態と要求

『あの日から23年 長崎原爆被災者の実態と要求 長崎原爆被災者の実態調査報告 憲法会議長崎通信No. 10』(長崎憲法会議・長崎被災者協議会・長崎高校原水協・日本科学者会議長崎支部、19680809)

01 被爆後23年の実態と要求をさぐる―長崎原爆被災者実態調査の方法と目的
02 1. 長崎県下の被爆者の概況
03 2. 長崎県市の「原子爆弾被爆者援護措置」運用状況
3. 長崎の被爆者の実態調査
[調査期日]昭和43年7月21日より8月3日まで。
[調査参加人員]のべ60人
①調査対象・被爆者と地域
男50人、女50人、計100人
07 4.調査に現れた問題事例
 (1)原爆手帳の交付をめぐって
 (2)生活と仕事をめぐって
10 5.最近の罹病傾向と医療問題-長崎原爆病院の報告から
11 被爆者援護と原爆問題にたいする長崎県市当局の態度
13 今次実態調査・結語

 

原水爆関係新聞記事索引

長崎県立長崎図書館『原水爆関係新聞記事索引(昭和20年8月~昭和45年12月)』(1971/03/31)

目次

まえがき
凡例
目次
1. 原爆投下後の真相 1
2. 被爆者の実態 3
(1)後障害 3
(2)再起 4
(3)死亡 6
(4)永井隆関係 9
(5)その他 10
3. 被爆者援護
(1)保障 15
(2)援護法関係 16
(3)原爆娘 20
(4)救援
(5)その他 30
4. 医事衛生 35
5. 復興 45
6. 研究調査 47
(1)機関 47
(2)論談(発表,報告)48
(3)その他 54
7. 原爆記念施設 59
(1)記念施設 59
(2)福祉施設 61
(3)資料 63
(4)その他 66
8. 平和(原水禁)運動 69
(1)平和大会 69
(2)記念式典 82
(3)原子力艦船 90
(4)その他 102
9. 原水爆(兵器)実験 123
(1)実験 123
(2)放射能の影響,対策 145
(3)実験施設 157
(4)論評 157
(5)俊鶻丸調査船 163
10. 文芸 165
(1)小説詩歌 165
(2)記録 168
(3)随想 171
(4)体験記 175
(5)映画(劇)音楽 177
(6)社説,論説 181
11. 原子力兵器 201
(1)管理(核拡散防止条約関係を含む)201
(2)生産使用 236
(3)情報(戦略,政策)243
(4)論談 254
(5)その他 259
12. 原子力平和利用 271
(1)産業 271
(2)科学 275
(3)その他 282

小佐々八郎

小佐々八郎 作業中

19940216没 小佐々八郎  こささ・はちろう  88  日本被団協顧問。長崎原爆被災者協議会会長などを歴任。藤居平一氏の紹介で自宅を訪問。

資料年表:小佐々八郎

年月日 事項 備考

 

長崎の証言ニュース

長崎の証言ニュース

No. 年月日 発行者 タイトル 備考
1
2
3 19700521 長崎の証言刊行委員会 『長崎の証言』刊行ニュース No.3
4
5 197103 長崎の証言刊行委員会 『長崎の証言ニュース』 No.5
6 197105 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.6
7 197107 長崎の証言の会
8 19710801 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.8
9 19710930 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.9
10 19711015 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.10
11 19711120 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.11
12 19720110 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.12
13 19720315 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.13
14
15
16 19730220 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.16
17 19730330 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』 No.17
31 19751108 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』No.31
32 19760116 長崎の証言の会 『長崎の証言ニュース』No.32

炎と影 被爆者二十周年の手記

『炎と影 被爆者二十周年の手記』(長崎被爆者の手記編集委員会、原水爆禁止長崎県協議会刊、19650729)

内容

著者「タイトル」
1 編集委員会「はしがき」
 2 杉本篤(原水爆禁止長崎県協議会会長)「発刊のことば」
目次 4
長崎の原子爆弾による被害状況 6
長崎被災地図 7
長崎の平和運動と原水協 8
被爆者の手記 14
14 高橋誠「原爆への怒り 」
16 重村スミエ 「敢然として闘かわねば 」
18 松村松太郎 「原爆を地上からなくせ」
21 太田実「あの日あの時」
23 広田タズ子 「被爆のおもいで 」
24  浦田喜信「被爆によせる思い出の記」
26 江頭千代子「城山 」
30  宮嶋幾太郎 「黒い雲」
31  坂本フミエ 「原爆への思い」
35  大島義喬「その後二十年たっても」
40 青木久枝 「あれから二十年 」、
41  松尾ワカ 「一人ぼっちになつて」、
43 柿忠男「柿の木の訴え 」、
44 故半田カメヨ「原水爆はやめて 」、
45 竜ミネ「被爆者が笑える日を 」
46 病いにつきまとわれて 葉山利行「」
47 病いをかかえて N・S「」
51 故田島武男 「病床より 」
53  山田恭次 「不安な心」、
54 田崎敏子「私につながる人びと 」、
56 熊和子 「平和を! 」、
57 佐々野松一 「私の家族と捕虜 」、
60 山口仙二「平和を願う 」
56  萩元正「被爆者は叫ぶ」
67 渡辺千恵子「怒りは永遠に 」
73  山下仙造 「化物はくるな」
74 前川三郎 「西町原爆被災者の会とともに」
79 外国人の被爆者
原爆と文化
80 泉じろう「くりかえすな  」
81  槇博 「親子」
83 峡草天「写真の中の友 」
85  谷口久四郎 「原爆長崎」
86 小林靖子 「短歌・俳句 」
87 尾あつゆき 「連作 松」
91 上野誠 「版画  原爆と長崎 」
97  別府藤「短篇  狂女」
98 医療と援護について
100 原爆症と遺伝
102 被爆者のアンケート調査
106 あとがき