「1998年」カテゴリーアーカイブ

放送はヒロシマをどう伝えてきたか

放送はヒロシマをどう伝えてきたか
<NHK広島放送局制作、総合(広島県内)テレビ1998年7月17日~18日>紹介された番組一覧

第1回 被爆と向きあう
time 年月日 番組名
0 460811 NHK 広島平和復興祭(ラジオ)
480806 NHK 平和祭(ラジオ全国中継)
6008 NHK 日本の素顔「黄色い手帳」
11 651128 NHK ドキュメンタリー「耳鳴り~ある被爆者の生涯」
21 691009 HTV 「碑(~広島二中一年生全滅の記録)」
29 910806 RCC 「おとう・・・小頭児の45年」
38 670804 NHK 現代の映像「軒先の閃光 よみがえった爆心の町」
NHK 原爆の絵
48 96 NHK 「昭和20年 被爆の言葉」
53 (解説)大牟田稔
104 840805 NHK NHK特集「世界の科学者は予見する 核戦争後の地球」
122 950806 NHK NHKスペシャル「調査報告 地球核汚染 ヒロシマからの報告」
129 960806 NHK NHKスペシャル「核兵器はこうして裁かれた 攻防・国際司法裁判所」
138 950611 NHK NHKスペシャル「アメリカの中の原爆論争-スミソニアン展示の波紋」
147 970804 NHK 「インターネット核討論-地球法廷・広島からの訴え」
149 (解説)明石康

 

 

広島市平和式典(1998年)

平成10年8月6日広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式

原爆死没者慰霊碑の奉安箱の原爆死没者名簿の概要

名簿に記帳された氏名
名簿登録者総数
名簿総数

参列者の概要

被爆者や遺族など 約万人
小渕恵三 内閣総理大臣
 国連事務次長
遺族代表 都道府県
各国大使や代表 か国と欧州連合(EU)。核兵器国のを含む。

広島市長平和宣言(下記参照)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣

出典

 

 

高校生平和大使

高校生平和大使

こうこうせいへいわたいし

長崎市内の平和団体などでつくる「核兵器の廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」が派遣。スイス・ジュネーブの国連欧州本部などを訪れ、平和のメッセージを伝える。

Y M D NEWS1
98 05 18 「ながさき平和大集会実行委員会」、開催。6月11日に「すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」(仮称)を発足させることを確認。
98 06 11 長崎の約50団体でつくる「ながさき平和大集会実行委員会」、「核兵器廃絶を目指しすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」を発足させる。代表に今田斐男・松永照正・鎌田定夫を選出。
98 08 06? 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、10月に計画している国連本部への要請行動に参加するメンバーを募集。
98 10 11 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」派遣団の結団式、長崎原爆資料館で開催。
98 10 15 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」、伊藤長崎市長を訪れ、国連事務次長あてのメッセージを受け取る。
98 10 17 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」一行4人、アメリカに向け長崎を出発。
98 10 19 (日本時間20日)「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」一行9人、ダナパラ国連事務次長に核兵器廃絶を求める署名や伊藤長崎市長のメッセージを提出。
98 10 20 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」一行、国連事務局を訪問。ダナパラ事務次長に会見。
98 10 25 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」の2人、長崎原爆資料館で帰国報告。
99 06 24 「核兵器の廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、10月末にニューヨークの国連本部に派遣する「平和大使」として高校生数人を募集。
99 08 01 「核兵器廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、高校生の「国連平和大使」の選考面接会を長崎原爆資料館で開催。2回目。59人が参加。
99 09 26 「核兵器の廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」(反核ネット)、高校生平和大使の派遣にむけた募金活動を長崎市内で実施。
99 11 14 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」の「国連平和大使」派遣団10人、同市を出発。-20日。
99 12 04 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」が派遣した「高校生平和大使」3人の帰国報告会、長崎市内で開催。
00 01 27? 「核兵器の廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、長崎から反核平和のメッセージを世界に届ける「高校生平和大使」を、今年(3回目)はスイスの国連ジュネーブ欧州本部とする方針を固める。
00 04 11 「核兵器の廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、国連などに反核・平和のメッセージを届ける「高校生平和大使」を募集。
00 05 28 「核兵器の廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、高校生平和大使の選考を開始。51人が応募。
00 07 08 「核兵器の廃絶をめざし、全ての核実験に反対する長崎ネットワーク」、8月22-30日にスイスの国連応酬本部などに派遣する高校生平和大使の2人を決定し公表。
00 08 06 中国新聞「この人:宮原司優子さん-「高校生平和大使」に選ばれた長崎県立大村城南高校2年」
00 08 17 今月末、スイス・ジュネーブの国連欧州本部などを訪問し、平和のメッセージを伝える高校生平和大使の結団式、長崎市の県教育文化会館で開催。約40人が参加。21日、長崎を出発。
以下の出典http://peacefulworld10000.com/heiwataishi
2001 08 第4代 スイス オランダ他
2002 第5代 スイス バチカン他
2017 08 第19代 スイス 201701 フィリピン

 

 

年表:世界のヒバクシャ(1998年)

 

Y M D NEWS1
98 01 04? 長崎大学医学部、海外の被曝者への遠隔医療支援を目的にした「国際ヒバクシャ医療情報ネットワークシステム」構築に向けた取り組みを計画。
98 01 05? 米国が最近公表した公文書に、1954年に太平洋ビキニ環礁で実施した実験が人体実験であったことを示唆する文書が含まれていることが判明。さらに、広島・長崎のデータと比較していたことも判明。
98 01 06 ロシア紙ラボーチャヤ・トリブーナ、ソ連時代に空軍パイロットとその家族約7000人が、カザフスタン・セミパラチンスク核実験場付近に集団移住させられ、白血病などによる死者が続出していると報道。
98 01 06? 「平和博物館を創る会」・日本被団協、写真集「核の20世紀-訴える世界のヒバクシャ」を出版。
98 01 07 広島県原水協・県被団協、米国が1954年の水爆実験の際、島民と広島・長崎の被爆者のデータを比較研究していた問題で、クリントン米大統領宛に抗議文を送付。
98 01 18 「チェルボナ・カリーナの会」、「つどい」を広島国際会議場で開催。ベラルーシの医師ラジュク・ドミトリーが現地の実態を報告、広島市内の共同作業所「元気工房」のメンバーが新曲「種たちと踊って」を披露。約100人が参加。
98 01 23? 第五福竜丸のエンジンが3月に東京都に寄贈され、都立第五福竜丸展示館に永久保存されることが決まる。
98 01 24 広島市鈴が峰公民館が昨年夏派遣した親善訪問団のメンバーら、「広島カザフスタン友好会」を結成。
98 01 24 「ジュノーの会」・「原爆被害者相談員の会」、「広島からチェルノブイリへ-ヒバクシャ交流報告会」を広島YMCAで開催。
98 02 06 ウクライナの医師3人、チェルノブイリ原発事故被災者救援の医学研修のため、長崎原爆病院を訪問。
98 02 08? 長崎県佐世保東商業高校生徒会、「チェルノブイリ支援キャンペーン」で集まった約30万円をチェルノブイリ支援運動九州に送金。
98 02 09 南米やアジア14か国の保健福祉担当者の研修団一行14人、広島市を訪問。4日間、放射線影響研究所などで研修の予定。
98 02 09? フランスの有力週刊誌「ヌーベル・オプセルバトゥール」最新号、1966-67年のムルロアでの核実験で島民ら1200人が被曝していたという記事を掲載。
98 02 13 東京都、第5福竜丸のエンジンを引き取り、夢の島の都立第五福竜丸展示館の来月中旬から展示することを決める。20日、和歌山市で出発式。
98 03 01 日本宗教者平和協議会、故久保山愛吉の墓前祭を焼津市・弘徳院で挙行。
98 03 01 広島県原水協禁、「タヒチは今、ロラン・オルダムさんの話を聞く会-3・1ビキニデー広島の集い」を広島市内で開催。約20人が参加。
98 03 02 第2回永井隆平和記念・長崎賞を授賞するカザフスタン共和国医学アカデミー名誉所長サイム・バルフハノフ、長崎市役所を表敬訪問。
98 03 02 マラト・ウラザリン・マイトハノヴィチ・セミパラチンスク医科大学副学長、広島市井口台中学校で生徒約450人を前に核実験被害などについて講演。
98 03 03 長崎・ヒバクシャ医療国際協力会、永井隆平和記念・長崎賞の第2回授賞式を長崎市内で開催。カザフスタン共和国医学アカデミー名誉所長サイム・バルフハノフが受賞。
98 03 03 広島市国際交流協会・鈴が峰公民館など、講演会「被ばく地セミパラチンスクの現状」を広島国際会議場で開催。マラト・ウラザリン・セミパラチンスク医科大学副学長が講演。
98 03 03 第5福竜丸のエンジン、神奈川県三浦市に里帰りし、旧三崎魚市場で展示が始まる。-18日。
98 03 04 長崎大学医学部、カザフスタン共和国のセミパラチンスク医科大学と「国際ヒバクシャ学術情報交換システム」構築のための覚書を交わす。
98 03 04? 従軍米兵の支援組織「湾岸戦争財源センター」など3団体、劣化ウラン弾に汚染された米兵の被害を「40万人にも達する」との報告書を公表。
98 03 07 第五福竜丸展示館、映画「第五福竜丸」の上映会を開催。新藤兼人監督も参加。
98 03 13 放影研、1954年3月の米によるビキニ核実験の人体研究問題についてABCCが関与した証拠は見つからなかったとの調査報告結果を広島県被団協(金子一志理事長)に伝える。
98 03 17 広島大学原医研でチェルノブイリ原発事故被災者の治療について研修中のウクライナとキエフの医師3人、広島市を訪問し研修経過を報告。
98 03 19 第五福竜丸のエンジンの贈呈式、東京都庁で挙行。同船は、1954年の米国ビキニ水爆実験で被爆したもので、エンジンは、今秋から江東区・夢の島の都立第五福竜丸展示館で展示の予定。
98 03 29? 米エネルギー省が2月に発表した報告書で、ハンフォード核施設で放射性廃棄物が地下水を汚染し、地域住民への影響が懸念されていることが判明。
98 03 30 ニュージーランド政府、40年前のイギリスの核実験に参加した兵士に、その任務に起因する障害への全面的な戦争年金受給を行うよう法改正をおこなったことを発表。(「原水協通信」5月号)
98 04 07 新潟県原爆被害者の会など、チェルノブイリ原発事故被災者への医療救援を訴える公演に合わせ、「原爆と人間展」を長岡市で開催。-8日。
98 04 09? キルヒナー・ドイツ・ブレーメン大学教授の調査で、英国核燃料会社(セラフィールド所在)周辺のハトが放射能に汚染されていることが確認される。
98 04 11? 米エネルギー省、ワシントン州リッチランドにあるハンフォード核施設の風下住民1万4000人を対象とした医療検査を今年に開始することを決定。
98 04 12 「チェルボナ・カリーナの会」、民族舞踊団「チェルボナ・カリーナ」を招き、広島市内でコンサートを開催。同団は、チェルノブイリ原発事故で避難したウクライナの子どもたちで組織。
98 04 13 ウクライナの民族音楽団「チェルボナ・カリーナ」のメンバー14人、広島市の原爆資料館を見学。
98 04 15 NHK教育テレビ、「ETV特集:湾岸戦争症候群」を放映。劣化ウラン弾に絞って原因をさぐる。
98 04 18 日本原水協など、核実験被害調査団を米ネバダ州などに派遣。広島からABCCで看護婦をしていた南京子が参加。-30日。
98 04 18 広島市内の映画館シネツイン、チェルノブイリ原発事故で汚染した村を描いた映画「ナージャの村」を上映。-24日。
98 04 19 原水爆禁止世界大会実行委員会が派遣したネバダ核実験被害地調査団、米ラスベガスで草の根の平和運動家らと交流。
98 04 21 本橋成一の写真展「ナージャの村」(チェルノブイリ原発事故で汚染した村)、三越広島店で開催。
98 04 22 放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)、理事会を広島市内で開催。本年度事業(予算5100万円)を承認。
98 04 22 セルジュク・ウクライナ保健相、チェルノブイリ原発事故により現在までの12年間に、事故処理関係者約35万人のうち1万2519人が死亡したことを明らかにする。
98 04 26 クチマ・ウクライナ大統領、タス通信のインタビューの中で、チェルノブイリ原発閉鎖の方針を確認した上で、閉鎖時期は国際社会の支援次第と語る。
98 04 26 「チェルボナ・カリーナの会」と障害者作業所「元気工房」のメンバー約30人、広島市の原爆ドーム前でチェルノブイリ原発事故12周年にあたり、犠牲者を追悼する集いを開く。
98 04 26 長崎・ヒバクシャ医療国際協力会、レオニード・イリーン著「チェルノブイリ虚偽と真実」の日本語版を発行。
98 04 26 広島県の尾道・三原・福山の市民らでつくる「脱びんごネット尾道」、「わたしたちはチェルノブイリを忘れない」の集いを尾道市内で開催。
98 04 27 米ワシントン大学の学生サークル「ヒロシマ・ナガサキ平和協会」、中山高光(長崎被爆者)とネルソン・アンジャイン(米国の水爆実験被曝者)を招き、学内でフォーラムを開催。約50人が参加。
98 04 28 ノルウェー紙ダーグブラデット、1950-60年代に、ノルウェーと米国の研究者が、知的障害者などを対象に放射線の人体実験を秘密裏に実施していたと報道。
98 04 28 日本原水協などが派遣した核実験被害調査団、調査を終え、米国ワシントンで調査の概要を発表。ネバダ核実験場風下地区住民など合計37人から聞き取りを実施。
98 04 29? 広島青年会議所(JC)、「身近な国際協力・カザフの子ども達救援」キャンペーンを開始。一昨年・昨年に続き3回目で、市民に書き損じたはがき、未使用のテレホンカードの提供を呼びかける。
98 05 01 デメロ国連緊急援助調整官とロシア・ウクライナ・ベラルーシの各国国連大使、国連本部で記者会見し、チェルノブイリ原発事故の被害者に対する支援を訴える。
98 05 02 チェルノブイリ原発事故の放射能汚染問題を調査しているフランスの民間調査機関「放射能調査情報センター」、アルプス山脈で高レベルの放射能を検出したとする報告書を発表。
98 05 03 広島青年会議所(JC)、「フラワーフェスティバル」会場で、カザフスタンの核被害を伝えるパネル展を開催。-5日。
98 05 03? 原子力資料情報室(高木仁三郎代表)、チェルノブイリ原発事故の処理処理者の多くが健康状態の悪化に苦しんでいる実態を示す資料を入手。
98 05 07 南京子、日本原水協などの米国核実験被害調査団の任務を終え、広島市役所で報告の記者会見。
98 05 10 日本原水協など、カザフスタンに核実験被害者調査団18人を派遣。-22日。広島県被団協の村田忠彦常任理事ら被爆者2人、長崎県原水協から三輪博志らが参加。
98 05 12 ミシュラ・インド首相秘書官、3つの核実験のうち、水爆装置の威力が他に比べ大きなものであったと語る。
98 05 13 インドのUNI通信、実験場から約8キロ離れた村の住民の核実験目撃証言を報道。「砂塵ますで濃い霧のよう」。
98 05 17 インドの英字紙ステーツマン、インド・ラジャスタン州ポカラン核実験場付近の村の住民10人以上が、鼻血や吐き気、皮膚炎、下痢などの症状を訴えていると報道。
98 05 19 中国新聞「ズーム:核実験・核施設重いツケ(米)-「風下住民」進まぬ救済」
98 05 25 読売新聞(広島版)「インタビュー・この人に聞く:甲斐等「ジュノーの会」代表」
98 05 30 朝日新聞「テーブル・トーク:写真家・本橋成一さん-「ナージャの村」でいのちの原点見た」
98 06 05 橋本和正広島市職労書記次長、カザフスタン核実験場などの調査の際出会った写真家ユーリ・クイジンの写真集「カザフスタン核惨事」を平岡広島市長に届ける。
98 06 06 日本原水協などが派遣したネバダとカザフスタン核実験被害者の調査団の報告会が広島市内で開催される。
98 06 07 今村展隆広島大学原医研講師、大量の放射線を浴びたチェルノブイリ原発の事故処理従事者の白血病発症率が高率であるという調査結果を原子爆弾後障害研究会で発表。
98 06 11? 米エネルギー省、1962-63年にかけて実施した核実験の映像記録の機密扱いを解き公開。
98 06 14 外務省、1950年代後半から1964年までの外交文書を公開(第14回)。1956・57年の米英の太平洋での核実験に対する賠償請求や57年の岸・ネール会談での核実験に関するやりとりの資料を含む。
98 06 15? 長崎市在住の被爆者・三輪博志、原水協が派遣したカザフスタン共和国の核実験被害調査を終え、現地の状況を報告。
98 06 18 読売新聞「豪先住民に核の「傷跡」-1950年代に英の実験で被爆主張」
98 06 18 広島の被爆者武田靖彦、広島県原水禁の「インド・パキスタン緊急調査団」の一員として、インド・ラジャスタン州ポカラン実験場の南約10キロのケトライ村で被爆体験を証言。約300人の村民が参加。
98 06 20 朝日新聞「被爆者印パを行く:核実験場の隣の村[インド・ラジャスタン州ケトライ村]-高さ1キロの「砂の壁」見た-壁に亀裂、鼻血、皮膚炎・・・」
98 06 22 中国新聞「ルポ:インド核実験場隣接の村-核実験ツメ跡深く(山根徹三)」
98 07 11? 旧チェルノブイリ原爆付近で軍事技術研修中に被曝したモンゴル人バヤラー、ジュノーの会の招きで来日し、広島大学原医研で入院検査。
98 07 13 ビシネフスキー・ロシア連邦核放射能安全監督局議長、南ウラルの企業「マヤーク」が投棄した放射性廃棄物が地球規模の汚染につながる恐れがあると警告。
98 07 14 ルカシェンコ・ベラルーシ大統領、欧州諸国が同国民のビザ発給に差別的な措置を取っているとし、対抗措置としてチェルノブイリ被災児童への援助の拒否を検討していると語る。
98 07 17 「広島カザフスタン友好の会」、「カザフスタン大学生と核を語る交流会」を広島国際会議場で開催。20人が参加。高木昌彦元大阪大学医学部講師夫妻らも参加。
98 07 17 広島市西区鈴が峰地区の住民らでつくる「広島カザフスタン友好の会」、「ヒロ・セミプロジェクト」を発足させる。来年8月に向け、「カザフ原爆展」の開催を計画。
98 07 18 「広島カザフスタン友好の会」の招きで広島市を訪れているカザフスタンの大学生、鈴が峰公民館で中・高校生と交流。約40人が参加。
98 07 20 東京ピースサイクルのメンバー、広島・長崎に向け「夢の島第五福竜丸」前を出発。
98 07 24 ドイツ・ビュルツブルグ大学で「シーボルト賞」の授与式。受賞者の長瀧重信長崎大学名誉教授、「広島・長崎とチェルノブイリからの教訓」と題して講演。
98 07 29 ウクライナ非常事態省、チェルノブイリ原発事故の影響で、現在もなお、ウラル以西のヨーロッパ総面積の4分の3がセシウム137に汚染されているとの調査報告を発表。
98 07 30 フランス国防省、地下核実験を実施してきたフランス領ポリネシアにおける放射能による健康被害調査の報告書を公表。
98 08 02 毎日新聞「インド核実験・現地ルポ」
98 08 02 カナダ北西部・グレートベア湖北方のウラン採掘原爆跡周辺の先住民デネー人一行7人、「第9条の会ヒロシマ」の受け入れで、広島入り。3日、原爆資料館を見学。4日、被爆者から体験を聞く。8日間。
98 08 02? 今村展昭広島大学原医研講師の調査で、チェルノブイリ事故処理従事者の白血病発症率が非被爆者の40倍以上であることが判明。
98 08 03 原水爆禁止1998年世界大会・国際会議(第2日)。リトアニアの医師や米国のウラン採掘労働者が放射能被害の実相を報告。
98 08 04 放射線被曝者医療の研修のため来崎したカザフスタンのユリー・プログロ医師ら旧ソ連の医師団6人、長崎県庁を表敬訪問。
98 08 05 ボワネ・フランス環境相、国防省が7月30日に公表したフランス領ポリネシアにおける放射能による健康被害調査の報告書を、調査不十分と発言。
98 08 07? セミパラチンスク放射線医学研究所のボリス・グシェフ、核実験による被曝者はこの36年間に120万人に達し、死亡者は16万人と語る。
98 08 08 長崎大学医学部と長崎ヒバクシャ医療国際協力会、「原研公開セミナー」を大学内で開催。約60人が参加。チェルノブイリ原発事故被害やカザフスタンの核実験被害について講演。
98 08 08 読売新聞2面特集「20世紀・どんな時代だったのか:ヒバク-世界に広がる恐怖」
98 08 12 崔日出韓国原爆被害者協会会長と豊永恵三郎韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部長、広島県庁の放射線被曝者医療国際協力推進協議会事務局に韓国人医師の研修受け入れを要請。
98 08 15 毎日新聞「ウイークエンド・インタビュー:草の根レベルの連帯こそが世界を変える-NGO「アジアボランティアセンター」代表平田哲さん-温暖化と核・二重苦のマーシャル諸島」
98 08 15? 金沢の市民団体、手記集「チェルノブイリは続く・・・」を出版。
98 08 18? ビキニで被曝したマグロ漁船「第五福竜丸」のエンジンの修理や補強に5000万円以上かかるとの見通しが東京都の調査で判明。
98 09 01 外務省、市民団体「チェルノブイリ支援・広島医療協議会」に政府開発援助(ODA)予算のNGO(非政府組織)事業補助金約500万円を支給する方針を決定。
98 09 06 公明新聞(日曜版)「チェルノブイリ原発事故から12年余-悲劇のツメ跡今なお深く-広河隆一氏に聞く」
98 09 18 「第2回国際環境・放射線・健康学会」、カザフスタンのセミパラチンスク医科大学で開催。-18日。鎌田七男広島大学原医研所長、高木静子大阪市原爆被害者の会事務局長などが参加。
98 09 26 米反核団体「シュンダハイ・ネットワーク」・「アトミック・ベテランズ(原爆復員兵士連盟)」などのメンバー約30人、臨界前核実験に対する抗議行動をネバダ核実験場前で実施。
98 09 28 岡山県阿哲郡哲多町のボランティア団体「チェルノの子供たちを救う会・哲多」、ベラルーシ共和国の児童2人を受け入れる。10月29日まで会員宅に滞在。今回が3回目の受け入れ。
98 09 29 米紙テネシアン、全米11州にある計13カ所の核兵器工場と研究施設の労働者や周辺住民の間で、免疫系統の異常や神経障害などの健康被害が広がっていると報道。
98 09 30 日本癌学会、横浜市で開催。-日。山本晋史大阪市立大学医学部助手ら、チェルノブイリ原発事故汚染地域の住民に膀胱癌が急増しているとの調査結果を発表。
98 10 05? ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト(下崎末満世話人代表)、セミパラ国際会議・現地報告会を広島大学医学部で開催。
98 10 08? 池田高良長崎大学前医学部長・山下俊一教授・井石哲哉県医師会長の3人、カザフスタン共和国・セミパラチンスク医科大学から名誉博士号を受ける。
98 10 12 広島大学原医研、国際シンポジウム「高エネルギー放射線による生物影響」を広島国際会議場で開催。-14日。田中公夫同研究所助手、広島原爆で発生した低エネルギー中性子線の影響について報告。
98 10 13 カザフスタン・セミパラチンスク市長、来年8月に広島・長崎の原爆展を計画し、両市に協力を要請。
98 10 18 毎日新聞(広島版)「セミパラチンスク核被害者の現状-支援に携わる山田さんに聞く」
98 11 14 日本救急医療学会、チェルノブイリ原発事故などの経験をもとに、放射線災害に対する国内の被ばく医療の問題点を話し合うパネルディスカッションを高松市で開催。
98 11 14 ジュノーの会と原爆被害者相談員の会、ウクライナのチェルノブイリ原発事故被害者を訪れた旅の報告会を広島YMCAで開催。約30人が参加。
98 11 24 武見敬三外務政務次官、日本政府が来年4月か5月にカザフスタン共和国・セミパラチンスク旧核実験場周辺の被曝者を救済する技術・医療協力を推進するための国際セミナーを日本で開催する方針を、国連軍縮長崎会議の挨拶の中で明らかにする。
98 11 29 「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」、「セミパラチンスク現地調査報告会」を広島国際センターで開催。約150人が参加。
98 11 29? 米・ブルッキングズ研究所の調査で1940年代から70年代始めまで、米当局が核開発の一環として、計2万3000人以上の米国人に対して放射能人体実験を実施していたことが判明。
98 12 04 毎日新聞「ひと:小池健一-チェルノブイリ原発事故禍の白血病児に衛星を使った「遠隔治療」を試みる信州大医学部助教授」
98 12 30 米のシンクタンク・ブルッキングズ研究所の調査で、1945~63年の米の大気圏核実験により最高80万人ががんを発病して死亡したか、今後死亡する可能性があることが判明。

1998年12月のうごき

記事
01 東京新聞社説「長崎提言を核廃絶に生かせ」
01 読売新聞「相次ぐ実験から半年-印パ核保有既成事実化」
01 倉本寛司米国被爆者協会会長・森田隆在ブラジル原爆被爆者協会会長、秋葉忠利衆議院議員を訪ね、広島市長選への立候補を要請。
01 米エネルギー省が12月中に通算5度目の未臨界核実験を計画していることが判明。
02 日本放射線影響学会第41回大会、長崎市内で開催。-4日。
02 「金順吉裁判一審判決1周年の集い」、長崎市内で開催。支援者ら約30人が参加。
02 伊藤長崎市長、国連軍縮長崎会議を、核兵器廃絶への大きな一歩と、市議会本会議で評価。
02 私立岩手白百合学園高校2年生300人、修学旅行で広島を訪れ、原爆資料館に車椅子2台を寄贈。
02 朝日新聞「国連軍縮長崎会議:核の惨禍、繰り返さぬ、被爆地からの決意の一歩」
03 広島市内の美容室「ニューフタバ」の社員12人、広島赤十字・原爆病院で美容などの奉仕活動を実施。入院患者45人が受ける。
03 昨年5月に開催されたスペイン・バルセロナでの原爆展の実行委員会事務局長・丸島彰、平岡市長に入場者が記帳した署名簿を寄贈。
03 長崎新聞投書欄「ひろば:緊急特集・軍縮長崎会議」
03 小渕首相、来日中のメネム・アルゼンチン大統領と会談。核不拡散体制を強化していくことで一致。
03? 長崎の証言の会、平和読本「ながさきへの旅」の英語版を出版。
04 第4回平和・協同ジャーナリスト基金賞の贈呈式、東京都内で開催。テレビ長崎「命を刻んで~金順吉氏の足跡」など5点が奨励賞を受賞。
04 朝日新聞「20世紀からの伝言第3部-七つの村の記憶(1)-浦上(長崎)」
04 毎日新聞「ひと:小池健一-チェルノブイリ原発事故禍の白血病児に衛星を使った「遠隔治療」を試みる信州大医学部助教授」
04 広島市在住の米国人翻訳家・スティーブン・リーパー、平和団体「グローバル・ピースメーカー・アソシエーション」を結成。
04 国連総会、核保有5か国に核軍縮交渉を求める日本提出の「核兵器の究極的な廃絶に関する決議案」を賛成160、反対なしで採決。11か国が棄権。
04 国連総会、核保有国に核軍縮を求めるスウェーデン・南アフリカなど8か国が提出した核兵器廃絶決議案」を賛成114、反対18で採択、38か国が棄権。
04 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)世界大会、オーストラリア・メルボルンで開催。広島大学医学部の学生、高橋昭博・松原美代子、横路謙次郎などが発表。
04 松原美代子「ヒロシマの心を伝える会」代表、NTT広島支店と福井県内の3つの小学校をテレビ電話会議システムを使い、被爆体験を話す。
04 国連総会、モンゴルの「非核兵器の地位」を承認することを決議。国連が1か国を対象に「非核の地位」を認めたのは初めて。
05 米メリーランド大学の「プランゲ文庫」が収蔵する占領期の日本の出版物500点、早稲田大学で公開。-12日。
05 広島大学平和科学研究センター、シンポジウム「アジアの危機と日本の対応」を広島国際会議場で開催。
05 広島県山県郡八重町の光明寺、小玉好行が八尾洋二・鈴木咲子が両親から受け取った手紙を題材にして作曲したオペラ風音楽物語「撫子」を公演。
05 核戦争防止国際医師の会(IPPNW)、第13回世界大会をオーストラリアのメルボルン大学で開催。5日間の日程。
05 非核の政府を求める会、シンポジウム「核兵器廃絶への道-被爆国政府を問う」を東京都内で開催。約100人が参加。
05 第5回平和政策懇談会、独中部の都市カッセルで開催。-6日。同会は、総選挙で社会民主党と90年連合・緑の党の新政権の誕生後初めて、独の反核・平和活動家や研究者が一堂に会する場としてひらかれたもの。
05 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)の役員8人、社民党の秋葉忠利衆議院議員の広島市長選への擁立を同党県連合に要請することを決める。
06 長崎YMCA、「平和の使者」クリスマスカードコンテストの表彰式を長崎原爆資料館で実施。
06 朝日新聞(広島版)「風’98・取材ノートから:反核運動の広がり-被爆地が訴え連携を」(斎賀孝治)
06 大阪府八尾市の久宝寺中学校生徒、被爆体験を聞いた佐伯敏子に「1円募金」約18万円を寄贈。
07 広島県被団協・県原水協、日本政府が国連総会の決議案「核兵器のない世界に向けて新しい課題の必要」に棄権したことに対する抗議文を小渕首相宛に送付。
07 長崎ピースウイーク実行委員会、シンポジウム「戦後補償の在り方-アメリカ・ドイツと日本」を長崎市内で開催。約20人が参加。
07 広島県立庄原格致高校高野山分校、「教育に新聞を」(NIH=Newspaper In Education)の公開授業を実施。「国連軍縮長崎会議」・「被爆」などを取り上げる。
07 生協ひろしま、平和公園碑めぐりを実施。
08 連合山口周南地域協議会、山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」に約75万5000円の援護基金を寄贈。
08 子どもたちが描いた原爆ドームの絵画作品展、NHK広島放送局2階ギャラリーで開催。-13日。
08 毎日新聞「記者の目:国連軍縮長崎会議-「核廃絶の意志」連携を」(綿貫洋・長崎支局)
08 中国新聞「洗心:歴史に学び誠実に生きたい-辺見じゅんさん広島県神辺町で講演」
08 中国新聞「緑地帯:わが気象館8-平和教育」(斉藤政宏)
08 長崎新聞「わがまち回顧(1)本社(上)-「長崎を最後の被爆地に」-国連軍縮会議で決議」
08 長崎の証言の会・長崎被災協など、爆心地公園の核兵器廃絶人類不戦の碑前で「ナガサキ不戦の集い」を開催。約60人が参加。
08 ロシア、極北のノバヤゼムリャ島の実験場で臨界前核実験を実施。
08 NATO外相理事会、ブリュッセルで開催。フィッシャー独外相、非公式会合で核の先制使用放棄を提案。
09 「元大正屋呉服店を保存する会」と「原爆遺跡保存運動懇談会」、レストハウスの全面保存を求める追加署名4028人分を広島市に提出。
09 明治大学4年生・井上誠、インド・ムンバイで原爆写真展を開催し、祖母の広島での被爆体験を話す。-16日。
09 長崎県原水禁と県平和・労働センター、「反核9の日座り込み」を長崎市平和公園で実施。約60人が参加。
09 1995年のノーベル文学賞を受賞したアイルランドの詩人シェイマス・ヒーニー、広島市の原爆資料館を見学。
09 (日本時間10日)米エネルギー省、ネバダ核実験場で5回目の臨界前核実験を実施。[機器の異常で延期]
10 長崎原爆訴訟を支援する会、同会結成10周年を記念し、長崎市内で街頭宣伝活動を実施。
10 広島県被団協・県原水協など、ロシアの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約70人が参加。
10 藤田雄山広島県知事、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をエリツィン大統領とパノフ駐日大使あてに送付。
10 広島県・三良坂町平和を願う会、ロシアの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを町内の平和公園で実施。95人が参加。
10 長崎県被爆者手帳友の会、ロシアの臨界前核実験に抗議する座り込みを長崎市平和公園で実施。約35人が参加。
10 広島県被団協・県原水禁・連合広島など、ロシアの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約110人が参加。
10 広島県内の呉・大竹・廿日市・三次・福山・尾道・府中・三原・因島の各市長、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をロシア大使館などに送付。
10 平岡広島市長、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をエリツィン大統領とパノフ駐日大使あてに送付。
10 日本原水協、ロシアの臨界前核実験に対する抗議行動を東京のロシア大使館前で実施。約20人が参加。
10 カナダ下院外交貿易委員会、世界的な核軍縮に自国が果たすべき役割についての報告書を公表。NATOについて、核を含めた戦略見直し論議を強く押し進めるようカナダ政府に勧告。
11 京都地裁、「京都原爆症認定訴訟」に、被爆起因高ければ原爆症認定すべきとし、原告勝利の判決を下す。
11 東京新聞社説「臨界前でも人類への背信だ」
11 中国新聞社説「許されない米露臨界前核実験」
11 読売新聞「視点・直言:反核電子メール-新しい形の抗議運動」
11 朝日新聞社説「未臨界実験:核軍縮の減速を憂える」
11 毎日新聞「論説ノート:「電発」と原子力」
11 読売新聞「日本は安全か第2部・テポドンの波紋(3)技術輸出で広がる脅威-外貨獲得源に、印パ核実験の引き金にも」
11 日本被団協、ロシアの未臨界核実験に抗議し、アメリカに実験計画中止を求める宣伝行動を東京都内で実施。約30人が参加。
11 藤田広島県知事、米国が予定している未臨界核実験の中止を求める要請文を駐日米大使に送付。
11 長崎県原水禁、県平和・労働センターなど、ロシアの臨界前核実験に抗議する座り込みを長崎市平和公園で実施。約60人が参加。
11 日本ペンクラブ、ロシアと米の臨界前核実験に抗議する声明を発表。
11 長崎ピースウイーク実行委員会、シンポジウム「戦争被害の実相を知る-ヒロシマ・ナガサキの被爆<再考>」を長崎市内で開催。本島等前長崎市長らが講演。
11 (日本時間12日)米エネルギー省、ネバダ核実験場で5回目の臨界前核実験を実施。
12 放射線影響研究所、「地元連絡協議会」を開催。14人が参加。1983年以来15年ぶりの開催で通算7回目。
12 読売新聞「日本は安全か第2部・テポドンの波紋(4)「核疑惑」米は圧力強化」
12 世界平和連帯都市市長会議(会長:平岡広島市長)、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 平岡広島市長、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 日本原水協、米国の臨界前核実験に対する抗議集会を駐日大使館前で実施。14人が参加。
12 長崎市長・市議会議長、米国の臨界前核実験に対する連名の抗議文を駐日大使あてに送付。
12 藤田広島県知事、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 広島県原水協など、アメリカの臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約70人が参加。
12 広島県の呉・廿日市・尾道の各市長、米国の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使あてに送付。
12 長崎県知事・県議会議長、米国の臨界前核実験に対する連名の抗議文を駐日大使あてに送付。
12 原爆被爆者相談員の会、シンポジウム「被爆者と介護保険」を広島YMCAで開催。約80人が参加。
12 「広島・長崎市民緊急行動実行委員会」、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」に先立ち「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会」を広島市の原爆資料館で開催。約180人が参加。
13 赤旗「米ロ両国による未臨界核実験について-日本共産党・志位書記局長の談話」
13 赤旗主張「未臨界核実験-国際世論に挑戦する核超大国」
13 中国新聞社説「広島市政こんな人に託したい-平和を都市づくりに生かそう」
13 核実験に抗議する長崎市民の会、ロシアと米国の核実験に対する抗議の座り込みを長崎市平和公園で実施。
13 長崎平和推進協会継承部会と長崎を世界に伝える会、「アメリカでの平和活動報告会」を合同で長崎原爆資料館で開催。
14 平山郁夫の「文化勲章受章を祝う会」、広島市内で開催。広島県から名誉県民、広島市から名誉市民の称号を贈る。
14 中国新聞社、旧広島市天神町南組の原爆による死亡状況をまとめる。1945年末までに88人が死亡。
14 長崎県職員組合、ロシアと米国に対する抗議の座り込みを県庁前で実施。約20人が参加。
14 伊藤長崎市長・池本市議会議長、在日米国大使館を訪れ、臨界前核実験に対し抗議。
14 真田真三広島県医師会長(核戦争防止国際医師会議日本支部長)、米国の核実験に対する抗議文を駐日大使館あてに送付。
14 広島・長崎両市長、米ロに臨界前核実験の中止を求める要請文を連名で送る。
14 長崎県・岐宿町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を全会一致で採択。
14 シャルマ「インド・日本親善協会」事務局長、広島市を訪れ、来年3月州都インパール市で開催を予定している核問題をテーマとした市長会議への協力を要請。
14 中国憲兵隊司令部の幹部の長男、被爆死した父親の遺品と手記を広島市に寄贈。
14 米のコーラス・グループ「マンハッタン・トランスファー」のメンバー4人、長崎市の平和公園を訪れ献花。
15 松井義子「韓国の原爆被害者を救援する市民の会会長」、死亡。70才。
15 厚生省、東京・九段南に建設中の「戦没者追悼平和祈念館」(仮称)の正式名称を「昭和館」とすると発表。
15 中国新聞社説「広島市政こんな人に託したい-清潔・誠実さ、情熱と実行力」
15 中国新聞「天神町南組:ヒロシマの記録-遺影は語る」
15 長崎県議会、ロシアと米の未臨界核実験の中止を求める決議を全会一致で可決。
15 反核グループ「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」、「核廃絶への新たなアジェンダに関する声明」を支持することなどを求めた要望書を小渕首相に送付。
15 沖縄県与那国町立与那国中学校3年生21人、修学旅行で長崎を訪れ、平和祈念像前でエイサーを披露。
15 李実根広島県朝鮮人被爆者協議会会長、秋葉忠利衆議院議員に広島市長選への立候補を要請。
15 中本弘前広島市議会議長、広島市長選挙に向け、「平和首都」の実現などの政策を発表。
15 平岡広島市長、明石広島平和研究所長の「普遍的核の傘」発言(国連軍縮長崎会議の基調講演で)について慎重論を、市議会一般質問の中で述べる。
15? 高柳記念電子科学技術振興財団、科学放送賞の最高賞「高柳記念賞」にNHKスペシャル「原爆投下・10秒の衝撃」を選ぶ。
16 パキスタン日本文化協会、原爆展をイスラマバード中心部のホテル内で開催。在パキスタン日本大使館が後援。-18日。
16 中国新聞社説「広島市政こんな人に託したい-「傍観者」では済まされない」
16 「広島・長崎市民緊急行動実行委員会」の代表、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」に先立ち開催した「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会」での提言を広島平和研究所に提出。
16 長崎県北松生月町議会、「「非核・平和の町」宣言に関する決議」を採択。
16 長崎県・北松田平町議会、定例町議会で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を採択。
16? 広島市在住の花岡俊男、来春、「広島・マニラ友好協会」の設立を計画。
17 原爆被害者相談所、被爆者健康手帳を取得するため証人を捜している2人を公表。
17 核兵器の脅威と平和の希求を織り込んだタペストリー(装飾織物)の連作「世界の歌」(リュルサ作)、広島市現代美術館で公開。-来年3月21日。18日、リュルサ夫人の「歓迎と平和の集い」、広島厚生年金会館で開催。
17 中国新聞「風ぐるま:ヒロシマの真実」(菱木一美)
17 広島県被団協・県原水協、米国のイラク攻撃に対し、クリントン大統領あてに抗議文を送付。
17 日本原水協、米英両国によるイラク空爆に対し、米国政府や国連などに抗議文や要請書を送付。
17 長崎県・吾妻町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を賛成多数で採択。
17? 全電通長崎県支部被爆者連絡協議会、会員と家族の被爆体験を収めた証言集「風化に抗して」を出版。
18 長崎新聞社説「大量破壊兵器対策が焦点」
18 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」、広島国際会議場で開催。パキスタンや核保有国を含む13か国15人の軍縮専門家が参加。-19日。
18 長崎県・佐々町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を採択。
18 長崎県・小佐々町議会、定例会本会議で「核兵器廃絶・平和の町宣言に関する決議」を採択。
18 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」の参加者12か国の14人、広島市の原爆資料館を見学。
19 田辺雅章ら広島市旧猿楽町の住民ら、原爆爆心地の街並みをコンピューターグラフィックスで復元する試みを開始。
19 朝日新聞社説「つづれ織り-核を見据える想像力を」
19 中国新聞「核軍縮フォーラム、意義は?道筋は?-参加者に聞く」
19 朝日新聞(広島版)「風98・取材ノートから:印パ核実験と武田さん-育てよう平和交流の芽」
19 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」(於広島国際会議場)、閉幕。明石康広島平和研究所長が総括の記者会見。
19 「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」の参加者12か国13人、会議終了後、広島国際会議場で岩本節子の被爆体験を聴取。
19 長崎原爆被災者協議会など、「本島発言を考える会」(第2回)を開催。11人が参加。
20 「第2回東京フォーラム」(広島市で開催)記念講演会「核廃絶の道を求めて」、広島国際会議場で開催。明石康広島平和研究所長、イケウス・スウェーデン駐米大使・アザンブージャ・ブラジル駐米大使が講演。約250人が参加。
20 中国新聞社説「核廃絶へ説得力ある提言を」
20? オーストラリア在住のイバニエス・原智子、同国で原爆展の開催を企画し、広島に滞在し資料提供を呼びかける。
21 政府、1999年度大蔵原案を内示。原爆被爆者対策費は本年度より34億円減の1603億円。原爆死没者追悼平和祈念館は来冬着工予定。
21 広島県原水協、広島市内の病院や原爆ホームに入院・入所している被爆者2200人に1人1000円の年末見舞金を贈呈。
21 フランスで原爆の実相を伝える活動をしている美帆シボ、被爆カキの木二世を育てている長崎市立川平小学校を訪問。児童と交流。
21 外務省の青年招請事業で来日している中国の新聞・出版社の記者代表団5人、広島市を訪れ原爆資料館などを見学。
21? 長崎の証言の会、米・英のイラク攻撃に対する抗議文を両在日大使館に送付。
22 中国新聞「中国新聞を読んで:国連軍縮会議-市民とのかかわり焦点」(吉田修)
22 読売新聞(広島版)「解説:大蔵原案祈念館に2億円-「被爆国の役割」表すものに」
22 リチャードソン米エネルギー省長官、核兵器関連物質トリチウムを商業用の原子力発電所で製造することを決定したと発表。
24 広島地裁、韓国人被爆徴用工裁判の口頭弁論を開廷。双方が最終準備書面を提出し結審。
24 テレビ会議システムによる被爆体験聞き取りを授業に取り入れた福島県葛尾村立小学校の岩崎秀一教諭、松原美代子の案内で広島市の原爆資料館を見学。
24 平岡広島市長、平和公園対岸にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑を来年の8月6日を目標に公園内に移設する方針を明らかにする。
24 リャベフ・ロシア原子力省第1次官、ノバヤゼムリャ島の核実験場で今月13日までに計5回の臨界前核実験を実施したと述べる。
24 シン・インド外相、今後も核開発を続行する意向を表明。
25 広島市平和公園の「原爆の子の像」のモデルとなった故佐々木禎子の母佐々木フジ子、死亡。80才。
25 福岡高裁、金順吉裁判控訴審の第1回口頭弁論を開廷。
25 中国新聞社説「韓国人慰霊碑の移設を歓迎」
25 朝日新聞社説「原発軍事利用:自らのおきてに背く米国」
25 読売新聞(広島版)「市長の本懐-平岡・広島市政の8年(下)平和行政を振り返って」
25 広島県被団協・県原水協など8団体、ロシアの未臨界核実験に対する抗議の座り込みを広島市の平和公園で実施。
25 日本被団協、ロシアの臨界前核実験に対する抗議文をエリツィン大統領宛に送付。
26 石丸紀興広島大学教授と学生ら13人、広島市内の被爆建物を見学。
26 朝日新聞社説「NATO-ドイツ外相の提案に乗る」
26 平和の灯奉賛会、広島市平和公園の平和の池を清掃。約40人が参加。
27? 旧広島市水主町上の元住民3人、被爆前の個別地図を復元。
27? 原爆ドームが広島県物産陳列館として完成した当時のイラストが岩国市内で見つかる。
28? 我部政明琉球大学教授、復帰前の沖縄に核兵器を600発貯蔵していたことを示す米の公文書を入手。

1998年11月のうごき

 

記事
01 読売新聞広島版「ふるさとの話をしよう(37)-「はだしのゲン」作者・漫画家・中沢啓治さん」
01 広島市など主催の「子どもたちの平和の絵コンクール」の入賞授賞式と作品展開会式、広島原爆資料館で開催。-12月27日。
01 マカドゥジ南アフリカ共和国駐日大使、広島市を訪れ、原爆資料館などを見学。
02 財団法人放射線影響研究所長崎研究所、設立50周年記念式典を長崎市内で開催。約150人が参列。
02 中国新聞社、第51回新聞大会が広島市で開催されたのを記念し、広島平和研究所に100万円を寄付。
02 明石康・広島平和研究所長、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」の提言を来年の8月6日に合わせてまとめる考えを示す。
03 長崎大学医学部付属原爆後障害医療研究施設、保存している長崎の被爆者の臓器から遺伝子(DNA)を抽出する試みを開始。
03 財団法人放射線影響研究所長崎研究所、設立50周年を記念し施設内部を一般公開。
03 毎日新聞「21世紀への伝言-記者たちのメモワール-長崎原爆-原子野での叫びは、日本人全体の問題ではなかったのか-爆心地で取材した草壁久四郎さん(78)」
04 放影研、成人の被爆二世を対象に実施する健康調査のあり方について、長崎県被爆二世連絡協議会などとの話し合いを長崎放影研で開催。
04 毎日新聞「心想:激職「ヒロシマ市長」考-単なる行政トップじゃない-地球の明日へ発言続け」(谷川貴史)
04 国連総会第1委員会、非同盟諸国が中心になって47カ国が共同提案した「核兵器廃絶」決議案を、賛成87か国、反対40カ国、棄権15カ国で可決。日本は棄権。
04 「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」の招きで両国の平和運動家2人、訪問日程を終え、広島を離れる。
04 創立60年を迎えた広島YMCAとのパートナーシップ締結のため広島市を訪れている海外YMCAの代表ら、原爆慰霊碑に献花。
04 韓国日報(4日付早版)、米国が在韓米軍に戦術核兵器2000発以上を配備していたが1991年11月20日前後にすべて撤収したことが情報公開された米文書で確認されたと報道。
04? 原広司「ヒロシマを語る会」代表、原爆ドームや原爆慰霊碑をスケッチした絵はがき「被爆者が描いた平和公園ポストカード」を作製。
05 岩本ハルコ(兵庫県淡路島在住の広島被爆者)が原爆をテーマに描き続けた油絵の個展、広島市内で開催。-10日。
05 中国新聞文化欄「原爆テーマに創作劇一筋-広島県高校演劇のリーダー-伊藤・舟入高校長が戯曲集」
05 「広島・長崎市民緊急行動実行委員会」、広島市内で会合。12月12日に、「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」に先立ち反核市民集会を広島市の原爆資料館で開催することを決める。
05 長崎市が国に要望していた国際会議「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」の長崎開催が、見送られることになったことが判明。
05 長崎市、長崎市が市長の諮問機関として設置するシンクタンク「平和推進専門会議」のメンバー9人を公表。高橋真司・土山秀夫・朝長万左男など。
05 米国・ドイツなど世界21カ国の若者約130人、米国コロラド州に本拠地を置く国際教育団体アップウィズピープルの国際交流プログラムで長崎市を訪問。-6日。
06 赤旗学問文化欄「戦後文学の展望と「戦後派」のこと」(津田孝)
06 中国新聞(夕刊)「デルタ:「ヒロシマ神話」(石本八重子)」
06 米政府高官、クリントン大統領がインドとパキスタンの核実験実施を受けて両国に科した包括制裁の大幅緩和を決定したことを明らかにする。
06 コイララ・ネパール首相、広島市を訪れ原爆資料館などを見学。ネパールの首相が原爆資料館を訪れるのは初めて。
07 長崎原爆松谷訴訟を支援する会、最高裁に上告棄却を求める署名運動を長崎市内で実施。
07 広島県教育委員会、国際シンポジウム「世界遺産-21世紀への継承」を県立美術館で開催。120人が参加。
07 毎日新聞「明石康・国連を語る:連載を終えて-国際社会の課題-アジアを中心として」
07 長崎市立山里小学校、第49回平和祈念式を挙行。
07 広島平和文化センター、「平和学習支援ボランティア」を対象にしたヒロシマ継承研修(第1回)を実施。60人が参加。
07 第3回世界平和博物館会議、大阪国際平和センター(ピースおおさか)で開催。-8日。9-10日には立命館大学国際平和ミュージアムで開催。
07? 中村明夫、原爆投下前日に見た父・重雄(中国憲兵隊司令部勤務)と米兵捕虜の様子を綴った手記を朝日新聞広島支局に寄せる。
08 広島東照宮の伝統みこし行列「通り祭礼」が183年ぶりに復活。使用される「200貫みこし」は、原爆の被害を免れたもの。
09 長崎県原水禁、県平和・労働センター、「反核9の日座り込み」を平和公園で実施。60人が参加。218回目。
09 財団法人ヒロシマ・ピース・センター、第10回谷本清平和賞の授与式を挙行。故江口保の妻春子が受け取る。
10 長崎市、昨年7月-10月に5000人の被爆者を対象に実施した訪問面接調査の結果を公表。被爆者の7割以上が「体験を思い出す」と回答。
10 朝日新聞「主張・解説:ODAの功罪見直す時-独裁体制助長?核開発国になぜ?(柴田直治)」
10 朝日新聞「ASIA98:反戦=平和じゃない?-アジア初の「世界平和博物館会議」」
10 「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」の大庭里美代表、反核交流のため訪れていたインドで入手したカルカッタの子どもたちの描いた反核ポスター28枚を広島平和文化センターに寄贈。
10 松原美代子「ヒロシマの心を伝える会」代表、テレビ電話会議システムで福島県の小学生に被爆体験を語る。福島県双葉郡葛尾小学校からNTT福島支店になされた提案に広島支店が協力して実現したもの。
11 日本手芸普及協会パッチワークキルト広島支部、作品展を広島そごうで開催。「ヒロシマ・ガールズ」の一人・佐古美智子の「8月6日ヒロシマ」などを展示。
11 旧広島陸軍糧秣支廠倉庫のれんが壁や柱などの残骸の引き取り申し出が相次ぐ。
11 朝日新聞(広島版)連載「平和都市のかげで第5部・戦後53年」(-日、回)
11 平岡敬広島市長、宮沢蔵相・野中官房長官らを訪ね、2000年のサミットの広島開催を要望。
11 第3回世界平和博物館会議に出席した8か国19人、ヒロシマフィールドワークで広島を訪れ、原爆資料館などを見学。マハトマ・ガンジーの孫で米テネシー州の「M・K・ガンジー研究所」代表アルン・ガンジーらが参加。
11 第3回世界平和博物館会議の参加者、長崎市を訪れ原爆資料館などを見学。
12 日本被団協、全国代表者会議を東京都内で開催。100人が参加。
12 伊藤サカエ日本被団協代表委員の「米寿を祝う会」、東京都内で開催。
12 国連総会第1委員会(軍縮)、インド・パキスタンの核実験を遺憾とする決議を、賛成98,反対6,棄権31の賛成多数で採択。
12 米の民間専門家グループ「英米安全保障情報評議会」、西暦2000年問題で、核兵器の誤作動をを防ぐため、全核保有国が核兵器システムの運用を一時停止すべきだとの提言を発表。
12 「核兵器のない21世紀をめざす宗教者の国際共同行動」をテーマにした宗教者国際シンポジウム、奈良市で開催。-13日。
12 山梨県在住のクラリネット奏者中川武、広島市平和公園の原爆慰霊碑前で「WHAT A WONDERFUL WORLD」を吹奏。
13 日本被団協、原爆松谷裁判で国の上告を棄却するよう求める署名11万4000余人分を最高裁に提出。
13 沼田鈴子や広島市教組など、「被爆アオギリのねがいを広める会」を結成。
13 日本被団協、「在外被爆者問題パネルディスカッション」を参議院会館で開催。郭貴勲・韓国原爆被害者協会元会長、森田隆・在ブラジル原爆被爆者協会理事長、友沢光男・米国原爆被爆者協会会長など約120人が参加。
13 日本被団協・韓国・米国・ブラジルの被爆者団体代表、野中官房長官・宮下創平厚相に会い、海外在住の被爆者に健康管理手当を支給するよう要請。
13 国連総会第1委員会(軍縮)、日本と、スウェーデンなど7か国がそれぞれ提案した核軍縮決議案を、いずれも採択。
13 長崎県大村市立桜が原中学校で文化祭。2年生、長崎に投下された原子爆弾とキノコ雲を描いた巨大パネルを展示。
13 長崎市・深堀中学校、文化祭を開催。鹿児島市を修学旅行で訪れた2年生、市民を対象に実施した長崎原爆や知覧特攻隊などについてのアンケート調査の結果を発表。
13 長崎市の「平和推進専門会議」の初会合、東京で開催。「国連軍縮長崎会議」への対応などを協議。
13 外務省の南西アジア青年招聘計画で来日している7か国の43人、広島市を訪れ原爆資料館を見学。
13? 広島・長崎の被爆二世団体、放射線影響研究所が計画している被爆二世健康影響調査に対する対応を広島市内で協議。今後、放影研との交渉は、全国被爆二世団体連絡協議会に一元化することを決める。
13? 岩松繁俊原水禁議長、「戦争責任と核廃絶」を出版(三一書房)。
13? 非核・平和都市宣言を進める諫早市民の会(長崎県)、第5回平和絵画・書道展を市役所ロビーで開催。-18日。
14 長崎県被爆二世教職員の会など、在外被爆者を支援する長崎の集いを長崎市内で開催。郭貴勲・韓国原爆被害者協会元会長、崔日出現会長、森田隆・在ブラジル原爆被爆者協会理事長などが参加。
14 日本救急医療学会、チェルノブイリ原発事故などの経験をもとに、放射線災害に対する国内の被ばく医療の問題点を話し合うパネルディスカッションを高松市で開催。
14 ジュノーの会と原爆被害者相談員の会、ウクライナのチェルノブイリ原発事故被害者を訪れた旅の報告会を広島YMCAで開催。約30人が参加。
14 徳島健生協内町診療所、被爆者の出張検診を日和佐町・薬師会館で実施。被爆者10数人が参加。
14 「反核・平和のための能と狂言の夕べ」(第6回)、大阪市内で開催。
14 朝日新聞「主張・解説:広く多様に「平和博物館」-第3回世界会議に見る-悲惨さ強調から平和ビジョン発信へ」(中沢一議)
14 広島市竹屋公民館、「原爆慰霊碑ガイドボランティア講座」を開催。16人が参加。来年2月末まで計6回開催の予定。
15 朝日新聞「国連軍縮会議、24日から長崎で-議題はひとつ、核廃絶」
15 中国新聞「大阪・京都で世界平和博物館会議-20か国・240人が議論-戦争を次世代にどう伝える」(佐田尾信作)
15 「在外被爆者にも被爆者援護法を求める国際連帯の集い」、大阪市内で開催。郭貴勲・韓国原爆被害者協会元会長、森田隆・在ブラジル原爆被爆者協会理事長、友沢光男・米国原爆被爆者協会会長などが参加。
16 原爆死没者追悼平和祈念館の設計や運営・管理策について実務者レベルで意見交換する開設準備小委員会、初会合を東京都内で開催。
16 放射線影響研究所の研究内容をチェックする国際審査委員会、広島市の放影研で開催。18日、胎内被爆者の病気の継続調査など24項目の勧告を出して閉幕。。
16 日本塗装工業広島県支部、広島市の平和公園で、原爆ドームを囲む鉄さくなどの塗り替え作業を、同会のボランティア活動の一環として実施。
17 「在外被爆者を囲む夕べ」、広島市内で開催。郭貴勲・韓国原爆被害者協会元会長、森田隆・在ブラジル原爆被爆者協会理事長などが参加。
17 三浦精子・日本児童文学協会広島支部長、原爆をテーマにした創作童話「ふたつの麦わら帽子」を広島市内で開かれた「おはなしの集い」で語り聞かせ。
17 朝日新聞連載「核の傘-インタビュー」(-22日、5回)
17 朝日新聞(広島版)「風-取材ノートから:ヒロシマの心を伝える「平和の種まき」に期待」
17 政府、包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効を目指し、米国・ロシア・中国・インド・パキスタンなど未批准国の外相に早期に批准するよう求める高村外相名の書簡を送ることを決める。
17 長崎平和研究所・長崎総科大学平和文化研究所、国連軍縮長崎会議に向け緊急シンポジウム「核不拡散・廃絶への道を探る」を長崎原爆資料館で開催。
17? カトリック幟町教会、フーベルト・チースリク神父帰天50日を記念する追悼ミサを世界平和記念聖堂で挙行。同神父は、原爆被爆当時の同教会司祭。
18 大阪地裁、韓国人被爆者郭貴勲(74歳)が帰国を理由に健康管理手当手当の支給を打ち切った大阪府と国に対し、打ち切り処分取り消しや200万円の国家賠償などを求める訴訟の第1回口頭弁論を開廷。
18 広島県原水協・県被団協、国連総会で採択された核廃絶決議案に日本が棄権したことに対する抗議文を小渕首相宛に送付。
18 インドの慈善団体の代表10人、広島国際会議場で、宮崎安男「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」世話人らと意見交換。
18 森田隆・在ブラジル原爆被爆者協会理事長、アベマリア高校の生徒40人が折った広島市平和公園の原爆の子の像に届ける。
18? 外務省、今夏長崎で取材したインドの新聞記者3人の国策追認の内容の記事を入手。
19 クリントン米大統領、東京都内のテレビ局であった市民との対話集会に出席。核保有の正当性を主張。
19 中国新聞連載「核なき世界へ-10回目の国連軍縮会議」(24-日、6回)。
19 市民団体「ストラテジーズ・フォア・ピース広島」、国連総会第1委員会で採択された日本政府提案の核軍縮決議について支持の要望書を小渕首相などに送付。
19 「核兵器廃絶を求める広島・長崎市民の集会実行委員会」、広島平和研究所などが開催する「東京フォーラム」の一般公開などを求める要望書を同研究所に提出。
19 日本原水協、日本政府が国連総会第1委員会で核兵器廃絶を要求する諸決議に棄権したことを批判する要請書を政府に送付。
19 国際民主婦人連盟、第12回世界大会をパリ郊外で開催。82か国の113団体から約700人が参加。核軍縮など12の分科会。-21日。
19 インドの慈善団体の代表10人、外務省の外郭団体・国際交流基金の招きで広島市を訪れ原爆資料館を見学。
20 読売新聞「解説と提言:日米首脳会談で北朝鮮対応協議」
20 NGO軍縮特別委員会(ジュネーブ)・スウェーデン平和評議会、「試練に立つ核軍縮-新たな進展が新たな課題を求めている」と題するNGOの国際会議をストックホルムで開催。-21日。インド・パキスタンを含む約20か国から約100人が参加
20 日米首脳、東京で会談。「北朝鮮」の核疑惑情報を交換することなどで合意。
21 広島朝日グループ連絡協議会、文化講演会「印パ核実験強行の舞台裏」(講師:宇佐波雄策元インド・ニューデリー支局長)を開催。
21 大阪市原爆被害者の会、「被爆53周年ノーモア・ヒバクシャの集い」を大阪市立社会福祉センターで開催。110人が参加。
21 インドとパキスタンの知識人らで構成する「平和と民主主義のための国民フォーラム」、パキスタンのペシャワルで会合。-22日。今年5月の核実験を非難する宣言を採択。
21 国際民主法律家協会と日本の5つの法律家団体、「アジア法律家フォーラム-核なき世界を求めて」を東京都内で開催。約60人が参加。
21 「98日本平和大会in佐世保」、佐世保市で開催。-23日。
21 長崎平和推進協会、ナガサキ学生平和ボランティア養成講座の一環として「県戦跡巡りピーススタディーツアー」を実施。大学生ら21人が参加。
22 放影研、「オープンハウス」を実施。施設や研究内容を紹介。約680人が訪問。
22 長崎新聞社説「軍縮長崎会議に期待する」
22 長崎新聞「長崎で再び国連軍縮会議-「核不拡散・核軍縮」に絞り論議」
22 読売新聞(広島版)「ルポ広島:在外被爆者の援護-多額の治療費願い切実」
22 中国新聞「東京とーく:森一久・日本原子力産業会議副会長」
22 リー・バトラー元米戦略空軍司令部司令官、ボストン市内での講演の中で、核兵器の廃絶を訴える。
22 沖縄県・南風原町の小学生、広島市牛田公民館で市立戸坂城山小学校の生徒と平和交流。
22 クリントン米大統領、韓国・烏山米軍基地でおこなった演説の中で北朝鮮に核開発の全廃を要求。
23 ユネスコ・大阪青年会議所、「世界遺産国際ユースフォーラム」を広島市の県民文化センターで開催。15カ国から中・高校生ら約100人が参加。
23 ダナパラ国連事務次長ら、原爆落下中心地を訪れ、中心碑に献花。
24 武見敬三外務政務次官、日本政府が来年4月か5月にカザフスタン共和国・セミパラチンスク旧核実験場周辺の被曝者を救済する技術・医療協力を推進するための国際セミナーを日本で開催する方針を、国連軍縮長崎会議の挨拶の中で明らかにする。
24 広島市・竹屋公民館、原爆慰霊碑ガイドボランティア講座を開始。
24 国連軍縮局など、国連軍縮長崎会議を長崎ブリックホールで開催。海外23か国の29人と国内42人の計71人が参加。広島・長崎両市長や山口仙二が開会式で挨拶。市民約1000人が傍聴。
24 国連軍縮長崎会議(第1日)。明石康広島平和研究所長が基調講演「核不拡散・軍縮を阻害する新たな課題」。「核不拡散および軍縮を阻害する新たな課題」をテーマにした全体会議。
24 国連軍縮長崎会議。基調テーマ「核兵器のない世界に向けて」。-27日。10回目。
24 長崎市内の中学・高校計30校の生徒約420人、国連軍縮長崎会議の開会式を傍聴。主催者が招待。
24 国連軍縮長崎会議の参加者、会議を前に長崎原爆資料館を訪問。
25 広島原爆死没者追悼平和祈念館の広島検討会議、広島市で開催。高山康信厚生省保健医療局企画課長が追悼空間の概要を公表。
25 高山康信厚生省保健医療局企画課長、広島市で原爆死没者追悼平和祈念館について地元関係者に説明。
25 長崎新聞「国連軍縮会議要旨」
25 国連軍縮長崎会議(第2日)。「当面の課題・核兵器開発能力の拡散をいかに防ぐか」をテーマに全体会議。
25 国連軍縮長崎会議に参加したインド・米国・パキスタン・インドネシア・中国の代表5人、長崎の高校生・大学生34人との意見交換会に出席。
25 国連軍縮長崎会議に参加したインド・パキスタン・米国・中国などからの6人、谷口長崎被災協会長代行、杉本県被爆二世の会会長ら6人と懇談。
25 フィッシャー・とイツ外相、ソラナNATO事務局長とボンで会談。「核の先制不使用」など新しい安全保障構想を提唱。
25? 広島在住の被爆者・山下博子、手記集「私の被爆体験-末弟・祐策のこおTなど」を自費出版。
26 朝日新聞「時時刻刻:「核拡散」危機直面で緊迫 国連軍縮長崎会議」
26 長崎新聞「国連軍縮長崎会議・2日目要旨」
26 広島県、文化勲章を受章した平山郁夫を名誉県民とすることを決める。
26 国連軍縮長崎会議(第3日)、「核軍縮への現実的手段」と「核不拡散および軍縮への好ましい環境づくり」をテーマとする全体会。核兵器廃絶への取り組みと長崎を最後の被爆地とする決意を盛り込んだ決議を採択。軍縮会議での決議は初めて。
26? 広島市在住の石井義矩、旧天神町の原爆慰霊碑をテーマにした歌謡曲「噫・小さな慰霊碑」を制作。
27 第144回臨時国会召集。
27 厚生省が12月から実施する被爆二世健康診断の説明会、広島市役所で開催。県被爆二世団体連絡協議会、二世の死因の実態調査などを申し入れる。
27 世界人権宣言50周年を記念した写真展「報道写真に見る20世紀」が天満屋広島店で開幕。被爆1か月後に米国人記者が撮影した廃墟の広島市街地などの写真も展示。
27 長崎新聞「国連軍縮長崎会議・3日目要旨」
27 国連軍縮長崎会議。最後の全体会を開催。
27? 長崎県北松鹿町の有志、同町内の被爆者・内山田若雄の体験記「想い出の兵営」を平和教育用にと出版。
28 「平和のタピストリ「世界の歌」を成功させる会」、作者のリュルサを紹介する講演会を広島市の原爆資料館で開催。
28 長崎新聞「国連軍縮会議閉幕、成果と課題」
28 中国新聞社説「今世紀中に「核廃絶」の道筋を」
28 中国新聞「中国論壇:広島の観光行政への提言」(山内義治)
28 長崎の証言の会、結成30周年の記念の集いを長崎市内で開催。約40人が参加。
28 「プロジェクトくすの木委員会」、設立総会を長崎原爆資料館で開催。
28? 大阪市原爆被害者の会、昨年開催した「ノーモア・ヒバクシャの集い」の模様をまとめた冊子「1997年被爆52周年ノーモア・ヒバクシャの集い」を発行。
29 「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」、「セミパラチンスク現地調査報告会」を広島国際センターで開催。約150人が参加。
29 毎日新聞(広島版)「スクランブル:なぜ崩せぬ”国境”の壁-在外被爆者に援護法を-適用求め「囲む夕べ」」
29 芸備地方史研究会・原爆遺跡保存運動懇談会、「ヒロシマの街づくりをみんなで話し合う集い」を広島市内で開催。約120人が参加。
29? 米・ブルッキングズ研究所の調査で1940年代から70年代始めまで、米当局が核開発の一環として、計2万3000人以上の米国人に対して放射能人体実験を実施していたことが判明。
30 広島原爆被爆者療養研究センター(神田山荘)、クアハウスの完成式典を開催。平岡市長など約120人が参列。約10億円をかけた施設。
30 中国新聞社説「立ち後れた広島の”観光元年”」
30 日本国際連合協会、「国連運動全国大会」を広島市内で開催。明石康広島平和研究所長が「国連生活40年の思い出」をテーマに講演。
30 広島市、平山郁夫に名誉市民の称号を贈ることを決める。
30 中国・重慶市の経済交流団一行11人、広島市の原爆資料館を見学。

1998年10月のうごき

記事
01 韓国人被爆者郭貴勲(74歳)、帰国を理由に健康管理手当手当の支給を打ち切った大阪府と国に対し、打ち切り処分取り消しや200万円の国家賠償などを求める訴訟を大阪地裁に提訴。
01 放影研、長崎地元連絡協議会(通算第10回)を長崎市内で開催。被爆二世健康調査などについて話し合う。
01 長崎新聞社説「原子力行政の新たな船出」
01 毎日新聞社説「サイクル機構:あの動燃の名前が消えた」
01 赤旗主張「TMD合意:軍拡の悪循環を拡大する道」
01 朝日新聞「論壇:米朝枠組み合意の履行こそ重要」
01 生協しまね、米国の臨界前核実験に対するクリントン大統領宛の抗議文を大使館に送付。
01 藤田広島県知事、ロシアの臨界前核実験計画の中止を求めるエリツィン大統領宛の要請文を大使館に送付。
01 広島市、9月にまとめた第4次基本計画の骨子案を広報紙に掲載し意見や提言などを募集。
02 12月中旬にインド洋上で「船上平和会議」を開催する「ピースボート」のメンバー9人、広島市の平和公園で、「平和メッセージ」の寄せ書きを集める。
02 東京電力福島第二原子力発電所4号機から出た使用済み核燃料8トンを積んだ輸送船「六栄丸」、青森県六ケ所村のむつ小河原港に初めて接岸。
03 広島県教組海田地区支部、中沢啓治の講演会「はだしのゲンと私」を海田東小学校で開催。
03 長崎原爆被災者協議会、「本島発言を考えるとぢう」を長崎市内で開催。約20人が参加。
03 インド・パキスタン・バングラデシュ3国の退役将校58人、印パ両国による核実験と、それにつづく核保有宣言に反対する共同声明を発表。
04 朝日新聞(日曜版)「100人の20世紀:オッペンハイマー-原爆の父、一転「スパイ」」
04 核実験に抗議する長崎市民の会、アメリカの未臨界核実験に対する抗議の座り込みを長崎市平和公園で実施。50人が参加。
04 広島市の安田女子高校、文化祭を開催。社会科学研究部が琴乃若・森光子・イルカなど著名人を含む約2000人分の手形を展示。
05 放射線影響研究所、被曝線量をめぐる施設案内パンフレットの記述に関し、広島県被団協(伊藤サカエ理事長)など3団体に、現行の被曝線量推定方式「DS86」の問題点について言及する修正案を示す。
05 広島県被団協(金子一士理事長)、被爆者援護対策の充実についての要望書を平岡広島市長に提出。
05 長崎県議会の議会運営委員会、6日の最終本会議に「米国の臨界前核実験の即時中止を求める決議」案を提出することを申し合わせる。
05? ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト(下崎末満世話人代表)、セミパラ国際会議・現地報告会を広島大学医学部で開催。
06 長崎市原爆被爆対策部・県原爆被爆者対策課、県被爆二世の会などから申し入れのあった被爆二世・三世援護対策の充実について回答。
06 厚生省の来年度予算に対する概算要求で、これまで増え続けてきた被爆者対策費が20億円減額されていることが判明。
06 広島県原水協、第53回国連軍縮総会で核兵器廃絶決議案に賛成するよう政府に求める署名活動を広島市内で実施。
06 三重県議会、アメリカの未臨界核実験強行に抗議し、核兵器の廃絶にいっそう努力するよう日本政府に求める意見書を全会一致で可決。
06 長崎県議会、米国の臨界前核実験の即時中止を求める決議案など18件を可決し閉会。
06 来夏開催の「オーガスト・イン・ヒロシマ」のプレイベント、広島市内で開催。
06 藤田雄山広島県知事、米ニューヨークの国連本部を訪れ、アナン事務総長と会見。核兵器廃絶を訴える。
06? 「非核の政府を求める長崎県民の会」の調査で、県内で「非核・平和都市宣言」をした自治体が先月22日現在で県と8市42町で63.75%の宣言率であることが判明。
07 恵の丘長崎原爆ホーム、新別館の落成式を挙行。
07 柳井俊二外務事務次官、11月にパキスタンで原爆展を開催することを広島市で開いた被爆者との懇談会の席上で明らかにする。
07 外務省、「外交の窓in広島」(3回目)を広島国際会議場で開催。柳井俊二外務事務次官が広島県内の被爆者7団体の代表と懇談。柳井次官、北朝鮮被爆者の渡日治療について、人道的観点で検討する、と語る。
08 赤旗「原爆松谷訴訟10年-原爆症認定求め「100万人署名」へ」
08 日教組、今年度の平和集会を山口県岩国市で開催。-10日。平和憲法と新ガイドラインの現状分析、核兵器廃絶へ向けた取り組みなどを検討。
08? 池田高良長崎大学前医学部長・山下俊一教授・井石哲哉県医師会長の3人、カザフスタン共和国・セミパラチンスク医科大学から名誉博士号を受ける。
08? 長崎県平和・労働センター、提起総会を長崎市内で開催。核実験禁止・核廃絶運動の強化など8項目の1998年度運動方針を決める。
09 旧山中高等女学校の同窓生ら、「山中高等女学校趾の碑」の除幕式を広島市・千田第1公園で挙行。
09 毎日新聞「海外コラムニストの目:核の先制不使用に同意を」
09 赤旗「学問・文化:戦争遺跡を平和のトリデに-現状と保存の課題(十菱駿武)
09 長崎県原水禁と県平和・労働センター、「反核9の日座り込み」を長崎市の平和公園で実施。約80人が参加。
09 シマール・カナダ・ケベック州政府国際関係大臣、広島市を訪れ、原爆資料館を見学。
09? 広島平和記念資料館、広島・長崎の原爆被害の実態を伝える「写真ポスター」を製作以来16年ぶりに改訂する予定。印パ核実験の写真などを追加。
10 長崎新聞「研究室は今・県内大学事情:長崎大学医学部付属原爆後障害医療研究施設・新川詔夫教授」
10 高村外務大臣、山口市内での記者会見で、臨界前核実験を容認する考えを示す。
10 チャルマース・オーストラリア海軍本部長、広島市を訪れ、原爆資料館を見学。
11 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」派遣団の結団式、長崎原爆資料館で開催。
11 「国連軍縮フェローシップ計画」の参加した25人、長崎原爆資料館などを見学。
12 作家の佐多稲子、死亡。94歳。
12 広島大学原医研、国際シンポジウム「高エネルギー放射線による生物影響」を広島国際会議場で開催。-14日。田中公夫同研究所助手、広島原爆で発生した低エネルギー中性子線の影響について報告。
12 オランダの戦争犠牲者団体「対日道義的債務基金」のメンバー23人、長崎市を訪問。
13 カザフスタン・セミパラチンスク市長、来年8月に広島・長崎の原爆展を計画し、両市に協力を要請。
13 長崎市の人形作家、故久保田馨が反原水爆と平和の思いなどを込めて作った「頓珍漢(トンチンカン)人形」の企画展、長崎原爆資料館で開催。-1999年3月末。
13 毎日新聞「20世紀精神史:第2部戦争と革命-<核の脅威>」(猪口邦子上智大学教授)
13 読売新聞「解説と提言:核抑止体制の「2000年問題-米ロ間の警戒網に狂い生じる恐れも」
13 林暘軍縮大使、国連総会第1委員会(軍縮)で演説し、日本が会期中に核軍縮に向けた決議案を提出することを正式に表明。
13 国連軍縮フェローシップ計画の一行24人、広島市を訪問。-16日。13日、平岡市長と懇談、14日、被爆者・小松清興の体験を聴取、15日、明石康広島平和研究所長の講演を聴く。
14 鎌田広島大学原医研所長、被爆者の白血病患者の遺伝子異常が高率で発生しているとの研究結果を同研究所が開催した広島国際シンポジウムで発表。
14 中国新聞連載「広島市長-求められるリーダー像」(-16日、3回)
14 中国新聞別刷り特集「第51回新聞大会記念特集-核無き地球へ語り継ぎたい」
14 スウェーデン・アイルランドなど核兵器を持たない8か国が国連総会に提出する決議案「核兵器のない世界へ-新たな課題の必要性」の全文が明らかになる。
14 高知県須崎市立須崎中学校、修学旅行で長崎市を訪れ、同市の原爆被爆者福祉基金に35万円を寄付。
15 米ボストンのタフツ大学、原爆展「広島/長崎-死の灰」を開催。-1999年1月3日。開会セレモニーで大牟田広島平和文化センター理事長が挨拶。約250人が参加。
15 明石康広島平和研究所長、新聞大会で講演。
15 中国新聞特集「天神町北組-ヒロシマの記録-遺影は語る」
15 朝日新聞広島版4面特集「新聞大会に向けて-研ぎ伝える核への想像力」
15 公明新聞「消えゆく被爆建物を残そう-「平和の証」を後世に継承-核廃絶へのシンボル-公明議員、一部保存の小学校視察-広島市」
15 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」、伊藤長崎市長を訪れ、国連事務次長あてのメッセージを受け取る。
15 広島を訪れる修学旅行生のピーク。この日、約5000人が原爆資料館を見学。
15 「国連軍縮フェローシップ計画」の参加者ら約30人、広島市の原爆資料館などを見学。明石広島平和研究所長の講演を聞く。
15 日本新聞協会、第51回新聞大会を広島市内で開催。-16日。同協会の代表、会議に先立ち平和公園の原爆慰霊碑に献花。大会出席者のうち約380人が原爆資料館を見学。
15? 広島市の元安川にかかる平和大橋の前身「新橋」の全景写真が見つかる。福岡県柳川市在住の筑紫宗光が保存。
16 中国新聞(広島都市圏版)「もっとボランティア:「ムグンファの会」-在韓被爆者の渡日治療支援」
16 インド・パキスタンの外務次官級協議、イスラマバードで開催。-18日。
16 パキスタン・シンド州のハイデル州知事、広島市を訪れ、原爆資料館を見学。
16? 広島市、平和記念資料館展示調査研究会を発足させ、展示の見直しを始める。
17 広島市の被爆者・吉村紫朗、油絵の個展を広島市内のギャラリーで開催。-11月30日。
17 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」一行4人、アメリカに向け長崎を出発。
17 東京都国分寺市第5中学校2年生150人、岡畠鉄也中国新聞東京支社記者から、世界の核や被爆者の現状について学ぶ。
17? 建設省、「公共建築百選」に広島市の原爆資料館、広島国際会議場などを選ぶ。
18 毎日新聞(広島版)「セミパラチンスク核被害者の現状-支援に携わる山田さんに聞く」
19 長崎新聞「新聞週間に寄せて:思いを伝えたい-取材ノートの行間で<5>」
19 赤旗「アメリカン大学で核兵器廃絶を訴える-ヒロシマ・ナガサキ考えるクラブ活動」
19 岡本三夫・鎌田定夫ら、「ヒロシマ・ナガサキ市民緊急行動実行委員会」を広島市内で結成。12月18・19日に広島市で開催される「核不拡散・核軍縮に関する東京フォーラム」第2回会合に合わせ、反核市民集会を開くことを決める。
19 (日本時間20日)「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」一行9人、ダナパラ国連事務次長に核兵器廃絶を求める署名や伊藤長崎市長のメッセージを提出。
20 広島市の旧十日市町の元住民34人、戸別地図の復元の完成を記念して「町内会」を開く。
20 長崎地裁、「長崎原爆中心地訴訟」の第6回口頭弁論を開廷。
20 「ピースボート」の平和クルーズ「地球一周の船旅」、イギリス・リバプールを出航。
20 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」一行、国連事務局を訪問。ダナパラ事務次長に会見。
20 海外青少年赤十字ボランティア一行5人、日本赤十字社の招きで広島を訪れ、原爆資料館を見学。
21 広島市が厚生省の委託を受けて進めている被爆体験記のデータベース化の入力件数が2万件を越える。2002年開館予定の「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」で公開の予定。
21 朝日新聞社説「KEDO協力-核の枠組み合意を守れ」
21 朝日新聞「主張・解説:北朝鮮に新たな核施設疑惑-米朝合意崩壊の危機」(本田優)
21 日本被団協原爆被爆者中央相談所、原爆被爆者相談事業中国ブロック講習会を山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」で開催。約150人が参加。
21 ボスニアの子どもたち9人、熊本YMCAの招きで来日し、長崎市を訪問。-22日。
21? 広島原爆資料館、来年2月に開催予定の企画展「武器をもたない戦士たち-戦時下の女性」(仮題)に向け写真・資料の提供を呼びかける。
22 広島・長崎両県、外務省・厚生省が派遣する在南米被爆者巡回医師団、出発。2年に1回実施され今年で8回目。
22 松重美人、原爆被爆当日に撮影した被爆者の写真など5コマのフィルムを中国新聞社に寄贈。
22 大牟田広島平和文化センター理事長、米ボストンのタフツ大学で開催された原爆展「広島/長崎-死の灰」への参加から帰国。
22 小沼通二ら、今年のパグウォッシュ会議で採択された最近の核軍縮の行き詰まりを憂慮する声明を、東京都内で公表。
22 東京都立府中西高校2年生318人、修学旅行で訪れた長崎市内で平和宣言を発表。
23 平和祈念事業基金・元軍人軍属短期在職者協力協会など、「平和祈念展-戦争の時代を生きる」を島原市内で開催。-28日。長崎原爆資料館や県被爆者手帳友の会が提供した原爆の絵なども展示。
23 読売新聞「視点・直言:核兵器テーマの2会議-非人道性否定の原点に返れ(福島勝彦)
23 日本原水協の代表10人、野中官房長官に面会し、政府として核兵器廃絶に真剣に取り組むよう要請。
23 非核の政府を求める長崎県民の会、核兵器の速やかな廃絶と長崎・佐世保両港の「非核化」などを、長崎県知事に申し入れ。
23 政府、本年度の文化勲章を平山郁夫ら5人に贈ることを決定、また文化功労者に三宅一生ら15人を選ぶ。11月3日、文化勲章の親授式。
23? 放射線影響研究所・米科学アカデミー、広島・長崎の被爆者の線量評価システム「DS86」の見直しを検討。
23? 広島で誕生した女性俳句句集「黒雨以後」、第41号(終刊号)を発行。同句集は、1957年、句誌「夕凪」同人・柴田社代らの呼びかけで創刊。
24 広島平和文化センター・毎日新聞社、「第16回ヒロシマ平和書道展」を原爆資料館で開催。-26日。
24 衛星第1、「列島スペシャル:消えた故郷(ふるさと)~よみがえる爆心地の街」(NHK広島放送局制作)を放映。旧猿楽町住民の取り組みを追う。
24 長崎県原水協、国連軍縮週間にちなみ核兵器廃絶の署名活動を佐世保市内で実施。
24 日本政府、核軍縮決議案を、カナダ・オーストラリアなどとともに国連に提出。
24 長崎県、「国際市民フォーラム・長崎98」を長崎原爆資料館で開催。平野次郎NHK解説委員が講演。約200人が参加。
24 国連軍縮週間。-30日。
24? NHK長崎制作「三人姉妹」、アジア未来賞(第7回)を受賞。
25 被爆体験手記「原爆の子」の執筆者で作る「きょう竹会」、総会をヒロシマ国際会議場で開催。12人が参加。
25 東京都原爆被害者団体協議会(東友会)、結成40周年記念集会を開催。(「東友」)
25 東京都原爆被害者団体協議会(東友会)、「都民と被爆者のつどい」を豊島区民センターで開催。約300人が参加。
25 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」派遣の「国連平和大使」の2人、長崎原爆資料館で帰国報告。
25 原爆犠牲者慰霊・世界平和祈念市民大行進、長崎市内で実施。約1300人が参加。
25 長崎市・長崎平和推進協会、「市民のつどい」を長崎原爆資料館で開催。「戦時食」の再現など。
25 「世界平和祈念ポスター・標語展」、長崎原爆資料館で開催。-11月15日。
25 バーラヨギ・インド下院議長、広島市を訪れ原爆資料館を見学。
26 広島市、「国による原爆展の開催」(初)などを盛り込んだ来年度の主要事業に関する国への要望項目をまとめる。
26 第30回日展の特選と入選が決まる。金工作家の若山裕昭広島市立大学教授、ヒロシマの鎮魂を主題とした作品が特選に選ばれる。
26 「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」の招きで両国の平和運動家広島入り。平和公園の原爆慰霊碑に献花。
26 林暘軍縮大使、国連総会第1委員会(軍縮)日本が提出する核軍縮決議案の骨子を公表。
26 スウェーデン・アイルランドなど核兵器を持たない8か国、決議案「核兵器のない世界へ-新たな課題の必要性」を国連総会第1委員会に提出。
26 財団法人「ヒロシマ・ピース・センター」、第10回谷本清平和賞の受賞者に故・江口保「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」主宰者を決定。
27 ハワイのフラダンスチームの6人、広島市の舟入むつみ園と倉掛のぞみ園を慰問。
27 長崎県原水協、パネル展「原爆と人間展」を長崎市内で開催。
27 「軍縮問題を考えるエコノミストの会」(ECAAR)日本支部、「どうなるアジアの安全保障と経済」を東京・国連大学で開催。インド・パキスタンの核実験を取り上げる。マクナマラ元米国防長官とグジュラル前インド首相が講演。
27 「福岡国際友好会」の招きで来日している米国とドミニカ共和国の小中学生25人、長崎市を訪れ、原爆資料館などを見学。
27 ドイツ・ハノーバー市の市民訪問団、広島市を訪れ、原爆資料館などを見学。
27? 長崎市立式見中学校の生徒が育てている山王神社で被爆したクスノキの二世の苗の「里親」の申し出が相次ぐ。
27? 広島市内在住の画家・下村仁一、画集「ヒロシマ-鎮魂と怒り」を発行。
27? 生協ひろしま、「原画と平和の絵画展」を広島市西区で開催。-30日。
28 インドの首都ニューデリーで原爆写真展。
28 毎日新聞「行ってみよう平和・戦争博物館-東広島市原爆被爆資料常設展示場(広島県)」
28 長崎新聞文化欄「美術が取り持つ民間外交(松尾英夫ながさき8・9平和展事務局長)
28 「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」・広島平和文化センター、インド・パキスタン両国の平和運動家をまじえて「ヒロシマ・インド・パキスタン市民フォーラム」を広島原爆資料館で開催。約300人が参加。
28 中村伸子ら長崎市民有志6人、原爆犠牲者慰霊・世界平和祈念市民大行進(25日実施)で、米軍ゆかりのマーチなどが流されたことについて、長崎市に抗議の申し入れ。
28? 広島平和研究所、機関紙「HIROSHIMA RESEARCH NEWS」創刊号を発行。
28? 日本政府、国連総会第1委員会(軍縮)に核軍縮決議案を提出。
29 長崎新聞連載「長崎平和大使-同行取材報告」(-11月1日、4回)
30 広島市の森重昭、日本に降伏を促したビラ3枚を広島市の原爆資料館に寄贈。元米軍の爆撃機乗組員が所蔵していたもの。
30 広島大学、医学部付属病院病棟を新築し、移転する方針を地元説明会で明らかにする。新病棟は来春着工、4年後の完成を目指す。医学資料館として活用している被爆建物は移築保存の予定で、来年1月に移築工事に着手。
30 日本原水協、米紙ワシントン・ポストに意見広告を掲載。
30 日本原水協、アイルランド・スウェーデンなど非核先進国・中進国8か国が核兵器廃絶に向け新たに結成した「新アジェンダ連合」に日本政府も加わるよう求める要請文を小渕首相・高村外相に提出。
30 広島市教委、杉浦信人主事を、来年8月に開催予定の「オーガスト・イン・ヒロシマ99」の運営に関する調整のためユネスコに派遣。2000年3月末まで。
30 「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」の招きで両国の平和運動家2人、長崎市を訪れ、原爆資料館などを見学。
31 広島県被団協・県原水協など、「原爆と人間展」を広島市内で開催。-11月3日。
31 NHK-FM、ラジオドラマ「ある晴れた日に」(林京子作)を放送。長崎放送局とドラマ部の制作で、本年度文化庁芸術祭参加作品。
31 中国新聞「論壇:印パ核クラブ入りの意味-軍縮提唱国を失う恐れ(吉田修広島大学法学部助教授)」
31 「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」の招きで両国の平和運動家2人、長崎市を訪れ、長崎原爆資料館で開かれた市民との交流会に出席。

1998年9月のうごき

記事
01 外務省、市民団体「チェルノブイリ支援・広島医療協議会」に政府開発援助(ODA)予算のNGO(非政府組織)事業補助金約500万円を支給する方針を決定。
01 毎日新聞「真相:どうする使用済み核燃料-年に900トン、貯蔵は限界」
01 朝日新聞「論壇:反核平和を求めるインドの民の声(トマス・マシュウ)」
01 中国新聞「解説:核不拡散緊急会議閉幕-「核抑止」正面から論議を-際立つ国家の論理」
01 朝日新聞「主張・解説:周辺に活断層発見の島根原発」
01 朝日新聞文化欄「往復書簡:大江健三郎氏からアモス・オズ氏へ」
01 高村外相、インド・パキスタン両国の大使とそれぞれ外務省で会談。核実験を批判するとともに、核実験全面禁止条約への即時無条件加入などを求める。
01 米国家安全保障問題公文書館、ジョンソン大統領が核使用の権限委譲に当たり、司令官が大統領の許可なしに核を使用できる4つのシナリオを記した機密文書を公表。
01 クリントン米大統領とエリツィン・ロシア大統領、モスクワで会談。解体した核兵器のプルトニウムの保有量を50トンづつ削減することで合意。
01? 東京都在住の岳本寅雄、「長崎追憶の旅-私の被爆体験記」を出版。
02 読売新聞「解説と提言:核自制、ブラジル・アルゼンチン-開発中止の教訓、印パも糸口探れ」
02 毎日新聞社説「ミサイル着弾-開発と配備、輸出中止せよ」
02 中国新聞社説「北朝鮮のミサイル発射に憤慨」
02 第12回非同盟諸国首脳会議、南アフリカのダーバンで開催。-3日。
02 原子力情報室、高木仁三郎が病気を理由に代表を退任することを明らかにする。
03 米国ユタ州立大学経営学部長ら広島経済大学と交流している海外の大学研究者
03 米エネルギー省、今月中旬から下旬にネバダ州の地下実験場で4回目の臨界前核実験を実施することを明らかにする。
04 平岡広島市長、米国の臨界前核実験予告に対し、クリントン大統領とフォーリー駐日大使に抗議文を送付。
04 藤田広島県知事、米国の臨界前核実験予告に対し、実験中止を求める要請文をクリントン大統領宛に送付。
04 第12回非同盟諸国首脳会議、最終文書を採択して閉幕。核実験を実施したインド・パキスタンへの名指しの批判はせず、核廃絶を目的とする国際会議を来年中にも開催するよう求める。。
04? 日教組・広島平和教育研究所、広島・長崎の原爆被害の実態を記録した写真ポスターを世界32カ国計55の教育団体に発送。
04? 広島市の原爆資料館、被爆の被害を直接伝える資料に加え、原爆に関する文書や原爆投下前の生活品など、より幅広い関連資料を積極的に収集していく方針を決める。
05 元衆議院議員・中村重光、死亡。長崎の被爆者で旧長崎1区から連続9期当選、被爆補償問題に取り組む。
05 埼玉県の劇団埼芸、広島の山崎盛夫と伊藤真理子が出版した「心のひろしま、あいたきらきら」を基にした朗読劇を「彩の国さいたま芸術劇場」で上演。-6日。
05 米の団体「アルバカーキ・ユナイテッド・アーティスト」、「広島と長崎からの現代美術」展をロスアラモス市で開催。-28日。
05 毎日新聞社説「米露会談-大国の首脳の責任果たせ」
05 山下三郎廿日市市長(広島県)、米国の臨界前核実験予告に対し、クリントン大統領とフォーリー駐日大使に抗議文を送付。
05 広島県廿日市市長、米国の臨界前核実験予告に対し、クリントン大統領とフォーリー駐日大使に抗議文を送付。
05 広島県被団協・県原水協、米国の臨界前核実験予告に対し、実験中止を求める要請文をクリントン大統領宛に送付。6日には抗議の街頭署名活動を広島市内で実施。
05? 長崎市在住の畑茂、原爆死没者名簿の記載帳20冊を長崎市に寄贈。1968年から今回で計5回130冊を寄贈。
06 山口県被団協など、原爆死没者追悼・平和祈念式典を山口市内の碑前で挙行。約400人が参列。(「社会新報」)
06 原爆忌全国俳句大会、京都市・立命館大学国際平和ミュージアムで開催。初めて設けられた英語俳句の部に6か国から63句が寄せられる。
06 「生きものの記録」・「八月の狂詩曲」などを生み出した映画監督・黒沢明、死亡。88歳。
06 公明新聞(日曜版)「チェルノブイリ原発事故から12年余-悲劇のツメ跡今なお深く-広河隆一氏に聞く」
07 朝日新聞「主張・解説:核実験その後-誇りと孤立感交錯するインド」(柴田直治解説委員)
07 朝日新聞社説「核なき世界を求めて-期限付け多角・段階的に」
07 毎日新聞「生活・いきいき・家庭:静かにヒット「ナージャの村」」
07 毎日新聞「追跡・環境:「残された秘境」シベリア・サハ共和国-旧ソ連の開発で放射能、有害物質汚染-「後遺症」に苦しむ凍土」
07 長崎新聞「アジアNOW:印核実験に抗議した仏教徒-先頭に立つ日本人僧-「核戦争の悲惨思い知れ」」(山際素男)
07 広島県の呉市と大竹市の市長、米国の臨界前核実験予告に対し、フォーリー駐日大使に抗議文を送付。
07 広島県原水禁、米国の臨界前核実験予告に対し、実験中止を求める要請文をクリントン大統領宛に送付。
07 広島平和会館、「被爆体験証言者養成講座」を開講。60人が参加。毎週月曜日に計4回開講予定。
08 伊藤長崎市長、被爆地域の拡大是正問題で、対象地域の住民の被爆証言を収集し、分析したデータを基に拡大是正を国に求める考えを定例市議会で明らかにする。
08 毎日新聞社説「原子力政策-いま選択すべき道は何か」
08? 平岡広島市長、世界各国の非政府組織(NGO)が来年5月にオランダ・ハーグ市で開催する「平和アピール会議」への出席要請を受け取る。
09 李実根「北朝鮮の子どもやお年寄りへの食糧支援の会」代表ら2人、8月31日から9月8日まで水害被害に遭った人々ら約300人に支援物資約400万円分を届ける任務を終え、広島市役所で帰国報告。朝鮮赤十字会が渡日被爆治療に前向きな反応。
09 長崎新聞連載「検証・長崎市政」(-13日、5回)
09 赤旗連載「核実験被害調査団に参加して(日本原水協・朝戸理恵子)」(-10日、2回)
09 長崎新聞社説「新原子力円卓会議へ期待」
09 長崎県原水協のメンバー10人、米国が計画している臨界前核実験の中止を求める署名活動を平和公園で実施。
09 長崎県原水禁と県平和・労働センター、「反核9の日座り込み」を長崎市の平和公園で実施。約90人が参加。
09 第53回国連総会開幕。
09 ジュネーブ軍縮会議、「兵器用核分裂物質の生産禁止(カットオフ)条約」づくりの特別委員会を設置し、今年の会期を終える。
10 厚生省、原爆死没者追悼平和祈念館の開設準備検討会(第21回)を厚生省内で開催。最終報告をまとめる。
11 朝日新聞「インサイド98:平和祈念館着工へ最終報告-「国立」の悲願やっと軌道に-既存施設との違いさらに検討が必要」(斎賀孝治)
11 朝日新聞「論壇:北朝鮮には包括的な対応を」(ヤン・C・キム)
11 中国新聞(夕刊)「言いたい放題:核実験正当化する印-大国のエゴに強く反発」(小玉美意子)
11 広島市総合計画審議会、専門部会を市内で開催。加計町の代表、「平和推進のシンボル都市としての情報発信の強化」を求める。
11? 広島「県庁舎整備検討懇話会」の立地部会、移転先候補地として「広大跡地」・「広島駅北口」・「貨物ヤード跡地」の3候補を明記した報告書案をまとめる。
12 広島市平和公園のレストハウスの壁や周辺でスプレーによる落書きが見つかる。
12 赤旗「文化・学問:前長崎大学学長土山秀夫さんに聞く-核兵器廃絶の早期実現あきらめてはいけない-被爆地長崎から私はいい続ける」
12 赤旗「非同盟首脳会議・ダーバンからのメッセージ:期限きった核兵器廃絶へ、国際政治に新たな提起-印パ核実験では深刻な論議も」
12 中国新聞社説「「国立」理念化した平和祈念館」
12 中国新聞「論壇:日韓の溝を越えるもの-交流重ね人間的共感を」(沢野重男)
13 広島市の水戸城治、元広島銀行銀山町支店の被爆石を永井隆の生地・島根県三刀屋町に寄贈。
13 朝日新聞(広島版)「風・取材ノートから:高齢化する被爆証言者-継承へ期待の養成講座」
13 島根県三刀屋町、「第8回永井隆平和賞」の表彰式を開催。独・フランクフルト日本人国際学校中学部2年・新井さやかが最優秀賞に選ばれる。
13? 長崎の証言の会、「証言1998-ヒロシマ・ナガサキの声」を出版。
13? 広島平和教育研究所、漫画「はだしのゲン」をテーマにした来年のカレンダー製作を計画。
14 インド共産党(CPI)、第17回大会をチェンナイ(旧称マドラス)で開催。バルダン書記長、開会の演説で核実験強行を痛烈に批判。-19日。
14 尾道市議会(広島県)、「アメリカの臨界前核実験計画に抗議し、中止を求める意見書」を全会一致で採択。
15 ガールスカウト日本連盟長崎県支部、平和キャンペーンを長崎市の平和公園で実施。県内各地から約180人が参加。
15 広島の市民団体「ワールド・フレンドシップ・センター」の「平和交換使節」一行4人、アメリカに向け出発。10月7日までオハイオなど4州9都市で核廃絶や平和を訴える予定。
15 ワラス米アリゾナ大学教授、インド・パキスタンの核実験は、発表よりも小規模との分析結果を米地震学会の専門誌に公表。
15? 宇宙開発事業団(NASDA)、クリスマス島南東部の半島全体を「宇宙港」用地として20年間無償で借りることで、キリバス共和国と大筋合意。
16 元大正屋呉服店を保存する会・原爆遺跡保存運動懇談会、レストハウスの保存を求める追加署名2802人分を広島市に提出。
16 「千羽鶴ピースプロジェクト」のメンバー、来月から米タフツ大学で開催される原爆展に展示するための千羽鶴を広島市に託す。
16 広島市と国連教育科学文化機関(ユネスコ)が来年8月に開く世界音楽祭「オーガスタ・イン・ヒロシマ」のシンボルマークが決まる。
16 長崎新聞社説「市長選への立候補を期待」
16 赤旗「非同盟首脳会議・ダーバンからのメッセージ:模索から新たな役割の確認-印パの核実験、コンゴ内戦・・・内部対立の克服も課題」
16 長崎新聞文化欄「評論:「アメリカ善玉史観」再検討を-小林の「戦争論」の読み方」(小谷野敦)
16 日本原水協、臨界前核実験の中止を求める要請書をクリントン米大統領に送付。
16 長崎地裁、「長崎の原爆展示をただす会」会員が、原爆資料館の展示変更に関連し、監修者2人に損害賠償をしなかったには違法として長崎市長を訴えた裁判の第10回口頭弁論を開廷。京都地裁とテレビ会議システムで結び安斉育郎の証人尋問を実施。
17 インドで原爆展開催を計画している平和活動家トーマス・マシュー、広島平和文化センターを訪れ、協力を依頼。
17 赤旗「話題・この人:栗原淑江-「被爆者の自分史」運動をすすめる」
17 日本被団協、臨界前核実験の中止を求める要請書をクリントン米大統領に送付。
17 リー・クアンユー・シンガポール上級相、自叙伝「シンガポール物語」を発行。この中で広島・長崎への原爆投下について、投下されていなければ、戦争による民間人の犠牲者はより増えていたと指摘。
18 インドで原爆展開催を計画している平和活動家トーマス・マシュー、坪井直・近藤幸四郎ら原爆被爆者団体代表を訪れ懇談。。
18 読売新聞社説「原子力への国民合意形成を」
18 外務省のサミット開催候補地調査団、2000年の主要国首脳会談(サミット)開催地に立候補している広島市を調査。
18? 嶋矢志郎編著「21世紀への平和と創造-摩擦を乗り越えて、若者へのメッセージ」出版。前年11月に広島市立大学で開催した「フォーラム21世紀への創造-平和フォーラム広島セッション」の講演内容などを紹介。
19 「1945年の夏を語りつぐ会」、手話朗読劇「ぼく生きたかった」を岡山市で上演。427人が観劇。
19 アフリカ11か国の外務省で働く青年たち14人、広島市を訪れ平和研修。
20 読売新聞(広島版)「ルポ広島:被爆語り部養成講座-ヒロシマ風化防止の一歩に」(福島勝彦)
20 広島市立基町高等学校、文化祭を開催。図書委員、夏休みに実施した原爆遺跡の現状調査の結果を展示。
20 日米安全保障協議委員会(2プラス2)、米ニューヨークで開催。戦域ミサイル防衛(TMD)構想について共同技術研究を実施する方向で作業を進める、と共同発表に明記。
21 読売新聞「地球を読む:印パ核競争-核5大国にも責任-管理体制の確立が急務」(T・ゾンマー・独ツァイト紙発行人)
21 自民党、検討を進めている「政府開発援助(ODA)基本法案」の要綱の中で、核実験国には援助を停止するとの内容を明記。
21 平岡広島市長、記者会見で3選不出馬を表明。
21 国際原子力機関(IAEA)、年次総会を開催。26日、日本などが提出したインド・パキスタンの核実験を憂慮する決議案を国名を削除した上で、賛成多数で採択し、閉幕。
21 第53回国連総会の一般演説。-10月2日。21日(日本時間22日)、小渕首相、演説。北朝鮮のミサイル発射やインド・パキスタンの核実験を批判し、包括的な軍縮推進を訴える。
22 長崎市、原爆死没者追悼平和祈念館建設問題検討委員会を長崎原爆資料館で開催。厚生省の同祈念館開設準備検討会がまとめた最終報告書案を了承。
22 読売新聞(広島版)連載「広島市長引退-三選不出馬を追う」(-24日、3回)
回)
22 読売新聞社説「「安保」を向上させるTMD研究」
22 朝日新聞社説「TMD研究-あまりに性急な進め方だ」
22 中国新聞社説「平岡広島市長の不出馬表明」
22 朝日新聞(広島版)連載「緊急報告:三選不出馬-平岡広島市長」(-24日、3回)
22 スウェーデン・アイルランドなど核兵器を持たない8か国、米ニューヨークで外相会議を開き、核保有5か国とイスラエル・インド・パキスタンに核の軍縮と不拡散を求める決議案を国連総会に共同提案する方針を確認。
22 米国とロシア、旧ソ連が核兵器開発のために造った「秘密都市」10か所に米企業を誘致する民営化計画に合意。
23 中国新聞文化欄「98今を読む:北朝鮮ミサイル発射問題(加藤尚武)
23 毎日新聞社説「TMD構想:駆け込み決定に異議あり」
23 中国新聞連載「市長引退-広島市政の行方」(-25日、3回)
23 日本など非核保有国4か国、インドとパキスタンの核実験に「深刻な憂慮」を表明する決議案の草案を国際原子力機関(IAEA)総会に提出。
23 (日本時間24日)シャリフ・パキスタン首相、包括的核実験禁止条約(CTBT)に調印する用意のあることを国連総会の一般演説で表明。
23 米エネルギー省、9月26日(日本時間27日)に4回目の臨界前核実験を実施すると発表。
24 中国新聞(夕刊)「でるた:平和大通り(梶山雅子)」
24 中国新聞「複眼・直言:再浮上した北朝鮮問題(ボブ・マニング)」
24 金子長崎県知事・村山県議会議長、臨界前核実験の中止を求める抗議文をフォーリー米駐日大使に送付。
24 長崎県原水協、臨界前核実験の中止を求める抗議文をフォーリー米駐日大使に送付。
24 福岡県新宮町の伊良子由美、NAC(ネバー・アゲイン・キャンペーン)の第7期生としてアメリカに出発。
24 佐藤行雄国連大使、赴任を前に、広島市を訪れ、原爆資料館を見学。
24 オーストラリア・セール市のギップスランド・グラマー中・高等学校の生徒たち16人、広島市の平和公園を訪問。
24 パジパイ・インド首相、包括的核実験禁止条約(CTBT)に調印する用意のあることを国連総会の一般演説で表明。
24? 日本被団協が7月の代表理事会で、「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」を「被爆者援護法」と呼ばないことを決定していたことが判明。「目指す被爆者援護法ができたと国民に誤解を与えるため。
25 原爆松谷裁判ネットワーク、「松谷裁判10周年のつどい」を東京都内で開催。70人が参加。原告の松谷英子ら、最高裁を訪れ、福岡高裁の控訴を棄却するよう要請。
25 広島の被爆エノキなど古木・銘木を治療した日本初の「樹医」で日本樹木保護協会名誉会長・山野忠彦、大阪市の自宅で死亡。98才。
25 橋口収広島商工会議所会頭、定例記者会見で平岡広島市長が広島平和研究所を作ったことを評価。
25 朝日新聞「主張・解説:大詰めの「中央アジア非核地帯」交渉」(国末憲人)
25 朝日新聞「論壇:非核世界に向けた日本の貢献」(アンソニー・ディフィリポ・米リンカーン大学教授)
25 中国新聞社説「臨界前核実験中止求め行動を」
25 平岡広島市長、長崎市で11月に開かれる国連軍縮会議でのあいさつの中に、米国の臨界前核実験への抗議を盛り込む考えを、市議会本会議の一般質問の中で明らかにする。
25 チョードリー・パキスタン首相府次官、広島市の原爆資料館を見学。
25 ミハイロフ・ロシア原子力省第1次官、今年も臨界前核実験を実施する方針であることを明らかにする。
25? テレビ新広島(TSS)が昨年制作した「夏の陽の下で」(沼田鈴子の語り部活動を紹介)、民放連のテレビ報道部門の優秀賞に選ばれる。
25? 長崎YMCA、インド・ムンバイのYMCAから届いたインド・パキスタン両国の子どもたちが描いた「平和の絵」とメッセージを長崎原爆資料館で展示。-30日。
26 長崎原爆松谷訴訟を支援する会、長崎原爆松谷訴訟の提訴10周年を記念する集会を長崎被災協講堂で開催。約70人が参加。
26 朝日新聞社説「紛争予防の機能を高めよ」
26 米反核団体「シュンダハイ・ネットワーク」・「アトミック・ベテランズ(原爆復員兵士連盟)」などのメンバー約30人、臨界前核実験に対する抗議行動をネバダ核実験場前で実施。
26 広島県被団協・県原水協、未臨界核実験の中止を求める抗議文を駐日ロシア大使館へ送付。
26 第1回ナガサキ親子で行う平和学習、長崎原爆資料館で開催。長崎平和推進協会が本年度から実施している「98ナガサキ平和創造グラント事業」の助成事業の一つで小学生とその保護者ら13人が参加。
26 (日本時間27日)米エネルギー省、ネバダ州の地下核実験場で4回目の臨界前核実験を実施。
27 甲斐田長崎県大村市長、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文を駐日大使館に送付。
27 原水爆禁止長崎県民会議(長崎県原水禁)、米国の臨界前核実験強行に対する抗議の座り込みを長崎市平和公園の平和祈念像前で実施。約60人が参加。
27 伊藤長崎市長・池本市議会議長、米国の臨界前核実験強行に対する連名の抗議文を駐日大使館に送付。
27 村山長崎議会議長、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文を駐日大使館に送付。
27 日本原水協、米国の臨界前核実験強行に対する抗議行動を東京の駐日大使館前で実施。
27 平岡広島市長、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文をクリントン大統領とフォーリー駐日大使に送付。
27 小笠原呉(広島県)市長、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文をフォーリー駐日大使に送付。
27 亀田尾道(広島県)市長、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文をフォーリー駐日大使に送付。
27 「核兵器廃絶広島連絡会議」、米国の臨界前核実験強行に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。約60人が参加。
27 世界平和連帯都市市長会議(会長:平岡広島市長)、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文をクリントン大統領とフォーリー駐日大使に送付。
27 金子長崎県知事、米国の臨界前核実験強行に対する抗議文を駐日大使館に送付。
27 韓国の連合通信、韓国が1974-76年にかけて核兵器開発を推進しようとしたが、米国の圧力で中止したことが米政府の外交文書で確認されたと報道。
27 米紙ロサンゼルス・タイムズ、米が中国の原爆製造を阻止するため、1964年に核攻撃を計画していたことが、国務省文書で明らかになった、と報道。
27? 日系二世の在米被爆者・中野昭・ケンら、日本最初の英語教師とされる米国人マクドナルドの足跡をたどるため来日。
27? 被爆画家・増田勉の作品展、広島県三良坂平和美術館で開催。-10月18日。
27? 米英など94の反核・平和団体、米ソ両国の首脳会談中に、両首脳に未臨界核実験の中止を求める手紙を送付。
27? 岡本三夫広島修道大学教授らでつくる「No Nuke Japan Project=日本発核兵器廃絶プロジェクト」、米中首脳らに核兵器廃絶を訴える電子メールを送るよう訴える。
28 岡山県阿哲郡哲多町のボランティア団体「チェルノの子供たちを救う会・哲多」、ベラルーシ共和国の児童2人を受け入れる。10月29日まで会員宅に滞在。今回が3回目の受け入れ。
28 厚生省の原爆死没者追悼平和祈念館開設準備検討会、最終報告を宮下創平厚相に提出。
28 朝日新聞「記者ノート:国の責任映す祈念館問題」(広島支局・斉賀孝治)
28 朝日新聞社説「未臨界実験:核大国の勝手を許すな」
28 朝日新聞「容認できぬ抑止の論理-揺らぐ印パ非難の正当性(土山秀夫・前長崎大学長)
28 吉田町原爆被害者の会(広島県)、米国の臨界前核実験に対する抗議の座り込みを同町役場敷地内実施。25人が参加。
28 野中官房長官、米国の臨界前核実験に対し、「非常に残念だ」と記者会見で遺憾の意を表明。
28 三良坂町平和を願う会(広島県)、米国の臨界前核実験に対する抗議の座り込みを同町平和公園で実施。76人が参加。
28 連合・原水禁・核禁会議、米国の臨界前核実験に対する抗議行動を米国大使館前で実施。約150人が参加。
28 福山市職員労組(広島県)、米国の臨界前核実験に対する抗議の座り込みを同市役所前で実施。約40人が参加。
28 平岡広島・伊藤長崎の両市長、臨界前核実験の中止を米国に求めるよう要請する連名の文書を小渕首相と高村外相に提出。
28 平和団体「ピースリンク広島・呉・岩国」、臨界前核実験に対する抗議文をクリントン大統領に送付。
28 藤田広島県知事、米国の臨界前核実験の即時中止を求めるクリントン大統領あての抗議文を駐日大使館に送付。
28 連合長崎・県原水禁・長崎核禁会議、米の臨界前核実験に対する緊急抗議集会を長崎市内で開催。約200人が参加。
28 長崎県松浦市長と市議会議長、米国の臨界前核実験に対する連名の抗議文を米国大使館に送付。
28 長崎県職員組合、米国の臨界前核実験に対する抗議の座り込みを県庁玄関前で実施。約40人が参加。
28 長崎被災協、米の臨界前核実験に対する抗議文を駐日大使館宛に送付。
28 広島県原水協など8団体、米国の臨界前核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園で実施。90人が参加。
28 日本ペンクラブ、「アメリカの未臨界核実験に対する声明」を発表。米政府に強く抗議。
28 広島県の廿日市など9市の市長、米国の臨界前核実験に対する抗議文をフォーリー駐日大使宛に送付。
28? 広島ジュピター少年少女合唱団、CD「世界へ届け、広島の心」を制作。
29 米紙テネシアン、全米11州にある計13カ所の核兵器工場と研究施設の労働者や周辺住民の間で、免疫系統の異常や神経障害などの健康被害が広がっていると報道。
29 長崎新聞社説「臨界前核実験を憂慮する」
29 中国新聞社説「臨界前核実験の悪循環を断て」
29 朝日新聞「主張・解説:印パのCTBT(包括的核実験禁止条約)署名方針-米国、指導力どう発揮-批准まで難問山積-説得するには自ら範を示せ」
29 赤旗主張「未臨界核実験-核超大国の横暴を許すな」
29 日本被団協、米国の臨界前核実験に対する抗議行動を東京都内で実施。35人が参加。
29 山口県岩国市議会、議員提出議案の「核兵器廃絶都市宣言」を全会一致で決議。
30 日本癌学会、横浜市で開催。-日。山本晋史大阪市立大学医学部助手ら、チェルノブイリ原発事故汚染地域の住民に膀胱癌が急増しているとの調査結果を発表。
30 沖縄の歌手喜納昌吉らが企画した平和リレー隊(ネイティブ・アメリカンの風習に基づく「セイクレッド・ラン(聖なる走り)」)、広島市の原爆ドーム前を出発。
30 「恒久平和のために真相究明法の成立を目指す議員連盟」、設立総会を国会内で開催。第2次世界大戦で日本が関与した惨禍の実態を調査するため、国立国会図書館に「恒久平和調査局」の設置を超党派で求める。
30 米紙ワシントン・ポスト、イラクが核起爆装置を所有しているとの情報を報道。
30 動力炉・核燃料開発事業団(動燃)、解団式を挙行。31年の歴史を閉じる。10月1日、新しい特殊法人「核燃料サイクル開発機構」が発足。

1998年8月のうごき

記事
01 広島市原爆資料館、原爆供養塔納骨名簿の掲示と相談、原爆死没者名簿への登載受付と確認を実施。
01 長崎刑務所、未決拘置され被爆死した韓国人・尹福東の遺骨を遺族の徐栄子らに返還。
01 広島市の主婦・山本正子(72歳)、旧十日市街の戸別復元地図を完成させる。
01 長崎ゾンタクラブ、恵の丘長崎原爆ホームを訪れ、世界各国のゾンタクラブのメンバーの名前などが入った千羽づると平和へのメッセージを入所者へ贈る。
01 第11回縮景園原爆犠牲者慰霊供養式・平和を願う集い、広島市内で挙行。200人が参列。元朝日新聞カメラマン松本栄一も参列。
01 兵庫県西宮市原爆被害者の会、「平和灯ろう流し」(13回目)を市内の川で実施。
01 東広島市原爆被害者の会、原爆死没者慰霊式を市福祉センター・松翠苑の慰霊碑前で挙行。約150人が参列。
01 広島市内の被爆建物・万休寺、補修工事の上棟式を挙行。広島市の被爆建物保存に対する助成制度を活用。
01 インド・カルカッタの女性団体「マイトレー」、日本から贈られた原爆の資料を催しの会場に展示。
01 広島市安佐南区・東野公民館、地域の被爆者10人の証言を基に「平和展」を開催。
01 原水爆禁止鳥取市協議会、「原爆と人間展」を市内で開催。-2日。1000人が観覧。
01 広島市原爆資料館、ヒロシマ原爆展をJR広島駅で開催。-9日。
01 ピースボート大阪、インド・パキスタン原爆写真展の報告会を大阪市内で開催。
01 はつかいち美術ギャラリーと中国新聞社、「被爆書家の証言展-怒り・祈り・願い」を同ギャラリーで開催。故川北春江・森井一幸・森下清鶴の平和をテーマにした作品60点を展示。-16日。
01 「レクイエム・イン・ヒロシマ」、広島県呉市で開催。1987年以来毎夏広島市で開催していたが、初めて呉市で開催。
01 被爆53周年原水爆禁止世界大会・国際会議、東京都麻布市内で開催。インド・パキスタンの代表ら9か国12人の海外代表を含む約200人が参加。-2日。
01 原水爆禁止1998年世界大会・科学者集会、岡山大学で開催。約150人が参加。
01 広島・長崎・沖縄3県の創価学会青年部、「3県青年平和協議会」を広島市内で開催。40人が参加。-2日。
01 「ピースウィーク98イン・ナガサキ」、開催。-9日。シンポジウム「許すな、新ガイドラインと有事立法」、長崎市内で開催。約50人が参加。
01 広島市・宇品公民館、インドに市民の抗議メッセージを届ける運動を開始。同館は広島アジア大会の時、インド選手団を応援。
01 広島市竹屋公民館、平和公園一帯20カ所の原爆慰霊碑めぐりを実施。小学1-5年生と保護者計38人が参加。
01 広島市原爆資料館、被爆約2カ月後に撮影された広島のパノラマ写真を展示。-30日。
01 広島市の原爆資料館、開館時間を1時間延長し、午後7時閉館とする。-16日。
01 沖縄駐留の米軍が、1950年代後半、旧ソ連など敵の侵攻を受けた際に備え、核兵器の使用を含む沖縄本島の防衛作戦計画を立てていたことが、米海兵隊の秘密指定文書で明らかになる。
01? 横浜市の市民団体「平和資料協同組合」(ピースデポ)、冊子「核軍縮と非核自治体・1998」を発刊。
02 カナダ北西部・グレートベア湖北方のウラン採掘原爆跡周辺の先住民デネー人一行7人、「第9条の会ヒロシマ」の受け入れで、広島入り。3日、原爆資料館を見学。4日、被爆者から体験を聞く。8日間。
02 広島市の平和宣言で核不使用条約を提案することが明らかとなる。
02 広島市立段原中学校慰霊碑前で被爆53周年第9回原爆死没者慰霊祭。
02 原爆資料保存会(広島)、原爆慰霊碑巡拝を実施。
02 広島市沖の金輪島で原爆慰霊碑の除幕式。約40人が参列。広島市から100万円の助成を受ける。
02 旧制広島第一国民学校の原爆死没者慰霊祭、広島市・段原中学校で挙行。終了後、懇親会。
02 昨年の「マレーシア原爆展」の実行委員会のメンバー浜辺行正(長崎市在住)、今年の原爆展の打ち合わせのためマレーシアを訪問。5日、長崎市役所で帰国報告。
02 長崎国際文化協会など、第36回原爆忌文芸大会を長崎市民会館で開催。
02 広島県・佐伯町の住民グループ「あじさいグループ」、朗読劇「まっ黒なおべんとう」を大野町中央公民館で上演。生協組合員ら約100人が鑑賞。
02 「原爆供養講談とレクイエム演奏の夕べ」、広島市のオーティスで開催。
02 長崎県被爆二世の会、原爆落下中心碑を清掃。約10人が参加。
02 原水爆禁止1998年世界大会・国際会議、広島市で開催。印・パを含む20カ国37団体3国際組織の海外代表62人の海外代表や国内の代表者ら計300人が参加。4日、「世界諸国民の運動で核兵器のない21世紀を」との宣言を採択して閉幕。
02 マツダ労組、「平和を考える会」を広島市平和公園で開催。約300人が参加。今年で2回目。
02 公明、シンポジウム「核兵器廃絶をめざして」を東京都内で開催。森本敏・野村総合研究所主任研究員が基調講演、伊藤一長長崎市長、大牟田稔広島平和文化センター理事長、豊崎博光、浜四津敏子を交え、パネルディスカッション。
02 広島市手話サークル連絡協議会、広島市平和公園で原爆慰霊碑巡りを実施。約120人が参加。原爆資料館で開いた平和学習会ではろうあ者で被爆者の高夫勝己が証言。
02 広島市安公民館、平和公園の碑めぐりを実施。西尾隆昌が案内。
02? 今村展昭広島大学原医研講師の調査で、チェルノブイリ事故処理従事者の白血病発症率が非被爆者の40倍以上であることが判明。
02? 三次市・平和人権センター、「被爆資料でみる原爆展」を開催。-27日。
02? 広島県・三良坂平和美術館、「第13回三良坂平和美術展」を開催。-16日。
03 広島市南観音町で被爆死した女性が、戸籍上では生存していることが判明。広島法務局は、死亡現認の証言がない場合、遺族からの死亡届の受理に難色を示す。
03 被爆者援護法の特別葬祭給付金を広島市内の131人が受け取りにきていないことが広島市原爆被害対策部の調査で判明。
03 広島市、小渕首相の来広日程を発表。
03 広島市、パキスタンの駐日大使が平和式典に出席するとの連絡を受け取る。
03 広島市、今年の平和宣言の骨子を発表。世界各国に核兵器使用禁止条約の締結を呼びかけるとともに、「平和首都」を目指す決意を表明。
03 長崎県被爆者手帳友の会長与支部、町役場近くの高台の墓地にある原爆殉難者の碑の土台や周辺の整備を完了し記念式典を実施。約30人が参列。
03 東広島市原爆資料保存推進協議会、原爆展を市役所ロビーで開催。-10日。
03 第44回広島平和美術展、広島県民文化センターで開催。-9日。
03 原水爆禁止1998年世界大会・国際会議(第2日)。リトアニアの医師や米国のウラン採掘労働者が放射能被害の実相を報告。
03 沢田昭二名古屋大学名誉教授、原水爆禁止1998年世界大会に参加中のパキスタン代表に愛知県原水爆被災者の会婦人部が発効した「原爆、許すまじ」を贈呈。
03 原水協などによる国民平和大行進、広島市の平和公園に到着。約600人が集結。
03 原水禁などによる非核平和行進、広島市の平和公園に到着。約600人が集結。
03 「核兵器の廃絶を願い、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、東京大行動の成果を長崎市役所で報告。
03 日本山妙法寺の平和祈念行脚一行約30人、広島市の平和公園に到着。
03 広島平和教育研究所、「親と子のヒロシマ体験学習」を開催。被爆者との交流、中沢啓治の話。-4日。
03 広島市安佐公民館、平和学習会を開催。石田民生が「被爆体験から」と題する講演。
03 藤田広島県知事、核抑止論は幻想、NGOとの連携を、と定例記者会見で語る。
03 米ワシントン州のハンフォード核施設で、一度閉鎖された高速増殖炉を使い水素爆弾の威力を高めるトリチウム生産計画が持ち上がっていることが判明。
03? 広島平和文化センター、印パ核実験後から7月末までにインドや周辺の国の市民団体からの依頼を受け、原爆写真7件を送付。
04 放射線被曝者医療の研修のため来崎したカザフスタンのユリー・プログロ医師ら旧ソ連の医師団6人、長崎県庁を表敬訪問。
04 長崎市、平和記念式典会場となる平和公園に大テントを設営。
04 広島平和教育研究所など、原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑慰霊祭を挙行。過去帳に9人の名前を追加し、計1023人となる。約1000人が参列。
04 深夜、広島市立翠町中学校の校庭内の慰霊塔に供えられた千羽づる5800羽が消失。7日までに約1万5000羽の千羽鶴が同校に届く。
04 非核非戦法要、広島市東区・極楽寺で開催。武田靖彦の講演「インド・パキスタンへの平和行脚について」。
04 広島県、JR新宿駅南口にある広島県の東京アンテナショップ「広島ゆめてらす」で原爆写真展を開催。-10日。
04 「原爆と人間展」、愛媛県松山市の愛媛新聞社1階ロビーで開催。-6日。
04 広島市・広島平和文化センター・朝日新聞社、国際シンポジウム「核廃絶へ今、私たちは何をすべきか」を広島国際会議場で開催。シンポに先立ち明石康広島平和研究所長が講演。約600人が参加。
04 広島市立中央図書館、「原爆に夫を奪われて-広島の農婦たちの証言」(岩波新書)の読書会を開催。
04 「ヒロシマ・ハート・アーティスト・アソシエーション」、「ハノーバーとヒロシマの美術交流展Ⅱ」を広島県立美術館で開催。-9日。
04 沼田鈴子、1月からの闘病生活から離れ、広島で被爆の証言活動を再開。
04 「原水爆禁止1998年世界大会・広島」開会総会、広島市の県立総合体育館で開催。7300人が参加。
04 被爆53周年原水爆禁止世界大会の海外代表として広島を訪れたインドのビデオ作家アナンド・パトワルダン、広島での取材を開始。
04 原水爆禁止1998年世界大会国際会議に参加している印パ両国の代表、「核兵器廃絶と両国を含めた全ての核実験禁止を要求する」ことを求める共同声明を発表。
04 広島県原水禁、折鶴平和行進を広島市平和公園などで実施。
04 被爆53周年原水爆禁止世界大会、広島市内で開催。4500人が参加。-6日。
04 インドとパキスタンの退役将軍、両国指導者に核兵器不使用をよびかけ、地球上からの核兵器廃絶を訴える共同声明を発表。
04 土井たか子社民党党首、広島市で新たな党方針となる核兵器廃絶への提言を発表。2020年を期限とした核兵器廃絶条約の締結、国連への核兵器解体基金の創設を盛り込む。
04 戦争も核も差別もいやだ!三次~広島81キロ平和のための大行進、三次市を出発。270人が参加。5日午後8時、平和公園に到着。
04 広島YMCA国際コミュニティーセンター、第21回高校生のための平和セミナーを開催。被爆者の沼田鈴子の講演や平和公園の碑めぐりを実施。-6日。
04 長崎県被爆二世教職員の会、ピースウイーク行事の一環として「被爆体験を語り継ぐ会」を長崎市内で開催。金分順韓国原爆被害者協会女性会長が在韓被爆者の実態などを講演。
04 日本生協連の「98市民平和行進」、東京・長崎など4カ所から出発し、広島に到着。延べ約7万人が参加。今回が15回目。
04 広島県東部地区高校部落解放研究部連合会府中・福山ブロック、「ピースウオーク98」を実施。25校から生徒94人が参加。松永高校を出発し、5日に夕方に広島市平和公園に到着。
04 広島平和教育研究所、「被爆電車に乗って被爆体験を聞く会」を開催。石田明広島県原爆被爆教職員の会会長ら2人が解説。小中学生など約120人が参加。
04 広島平和教育研究所、「広島市内の戦跡をたどるフィールドワーク」を実施。
04 ジュネーブ軍縮会議、非公式会合を開催。兵器用核分裂物質の生産禁止(カットオフ)条約交渉開始のための特別委員会を設置することで合意。
04 米国防総省、米軍が1991年の湾岸戦争中に多用した劣化ウラン弾の影響に関する報告書を発表。
04? 嶋矢志郎広島市立大学教授、全国の非政府組織を対象とした平和意識調査の結果をまとめる。「核兵器廃絶の見通し」では「いずれ廃絶されると思うが予測はつかない」が55.7%。
05 広島への原爆投下直後、宇品港から似島に被爆者を運んだ輸送船の乗組員・三原マスエ(香川県観音寺市在住)、昨年他界した夫の形見の被爆羅針盤を携え、戦後初めて広島市を訪問。
05 在韓被爆者支援活動をしている広島市内のグループ「ムグンファの会」、市内で夏祭りを開催。韓国の原爆被害者福祉会館での被害者の生活を紹介したパネル展示など。
05 ボワネ・フランス環境相、国防省が7月30日に公表したフランス領ポリネシアにおける放射能による健康被害調査の報告書を、調査不十分と発言。
05 新潟県関川村在住の元憲兵隊員・南七郎、広島を訪れ、原爆で死亡した朝鮮王族・李*公の被爆状況を平岡広島市長らに証言。
05 歌手の南こうせつ・山本コウタロウ・大友康平ら、広島市の原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」を慰問。
05 小渕首相、広島市の平和式典に参列するため特別機で広島空港に到着。
05 広島県原水禁、原水爆禁止世界大会広島大会子どもの慰霊祭を平和公園の原爆供養塔前で挙行。
05 広島市水道局原爆死没職員追悼式。150人が参列。
05 在日本大韓民国民団広島県地方本部、韓国人原爆犠牲者慰霊祭(第29回)を挙行。約200人が参列。今回、過去最多の285人を死没者名簿に加え、記載総数は2527人となる。
05 広島市原爆死没公務員追悼式。350人が参列。
05 広島平和教育研究所・広島高校生平和ゼミナールなど、「原爆犠牲ヒロシマの碑」碑前祭を開催。約300人が参加。
05 「原爆殉難教え子と教師の慰霊式」、長崎市平和会館で挙行。約300人が参列。
05 「ヒロシマの今から過去を見て回る会」、「原爆遺跡・軍都広島巡りフィールドワーク」を開催。-7日。
05 日本ジャーナリスト会議(JCJ)、今年のJCJ賞に平和博物館を創る会・日本原水爆被害者団体協議会の記録写真集「核の20世紀-訴える世界のヒバクシャ」、毎日新聞外信部の「劣化ウラン弾報道」などを選ぶ。
05 長崎県職組長崎支部など、第8回長崎県職員原爆展を県庁で開催。-7日。
05 広島市・同原爆資料館、「ヒロシマ原爆展」を山形市中央公民館で開催。-15日。
05 広島市舟入原爆被害者の会、地元の住吉神社の夏祭りで、原爆写真展などを開催。
05 村井志摩子作・演出の演劇「汽車」、東京・四谷区民ホールで上演。ユダヤ人収容所を取り上げたテレジン編と原爆をテーマとしたヒロシマ編の2部構成。
05 米の団体「アルバカーキ・ユナイテッド・アーティスト」、「広島と長崎からの現代美術」展をアルバカーキ市で開催。-30日。
05 詩吟の同好会・冬雨流緑会の約20人、広島市平和公園の原爆慰霊碑前で「原爆犠牲者の霊を弔う」を吟詠。
05 ナガサキピーススフィア貝の火基金事務局、さだまさし・佐田玲子・むたゆうじらが出演するミニコンサートを長崎市・松が枝国際観光ふ頭で開催。
05 「地球ハーモニー実行委員会」、広島市平和公園・元安川の親水護岸で野外コンサートを開催。
05 日本被団協・広島県被団協、「つたえようヒロシマ・ナガサキ-国民のつどい」を広島市内で開催。350人が参加。
05 核兵器禁止平和建設国民会議広島集会。
05 笹森清連合事務局長、原水禁と核禁会議の連携を深め、2000年を目途に平和運動の統一を図りたいと、広島市内での記者会見で語る。
05 被爆53周年原水爆禁止世界大会の分科会「日本の核政策を問う」、広島市内で開催。森野泰成外務省軍備管理軍縮課主席事務官がパネリストの一人として出席。軍縮担当官僚の大会参加は初めて。
05 「原水爆禁止1998年世界大会・広島」分散会、広島市内を中心で開催。
05 「ピースジャム98イン・ヒロシマ」、広島市の県立総合体育館で開催。2400人以上が参加。
05 広島高校生平和ゼミナールなど、「第25回全国高校生平和集会」を、広島市内で開催。約600人が参加。「世界子どもの平和像」の建設を呼びかける。-6日。
05 小渕首相、訪問先の広島市内で、インド・パキスタン両国の駐日大使と会い、核実験を繰り返さないことなどを要請。
05 広島文化デザイン会議実行委員会など、インターネットシンポジウム「広島で平和を考える」を広島国際会議場で開催。
05 米ワシントンの市民団体「ヒロシマ・ナガサキ平和委員会」、犠牲者を追悼し核兵器廃絶を訴える集会をリンカーン記念堂前で開催。約100人が参加。今回が17回目。
05 連合の組合員など、ペンライトを持って原爆慰霊碑と原爆ドームを囲む「平和の灯」を実施。
05 国際平和運動家ケイト・デューズ、ニュージーランドの小学校児童が折った千羽鶴を本川小学校の児童に手渡す。
05 日本生協連など、「子ども平和のつどい」を広島市の県立総合体育館で開催。約200人が参加。
05 日本マスコミ文化情報労組会議、「なくせニュークス98MIC広島フォーラム」を開催。インドの元海軍長官で反核運動を始めているラム・ダスが講演。
05 島根県邑智郡瑞穂町を4日正午に出発した「歩こうヒロシマまで」の参加者60人、75キロを20時間以上かけて原爆ドーム前に到着。
05 連合平和ヒロシマ集会、広島市内で開催。約3000人が参加。
05 非核宣言自治体全国大会、広島市内で開催。全国126自治体から約300人が参加。
05 広島青年会議所・広島文化デザイン会議実行委員会など、イベント「ひろしま・ネオ・ピースウィーク」を開催。-9日。
05 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998」実行委員会、「あつまろう、星の下に」を広島市・原爆ドーム周辺で開催。
05 カトリック広島司教区、「平和を祈ろう98」をテーマに講演会を広島カトリック会館で開催。
05 「核兵器をなくそう女性のつどい98」、広島市の県立体育館で開催。約1700人が参加。
05 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998」実行委員会、「それぞれのヒロシマ-再び私たちの役割を考えよう」を広島市・県民文化センターで開催。
05 生協、「虹のひろば」を広島市の県立総合体育館で開催。1500人が参加。日本生協連、世界各地の300以上の団体に「原爆と人間展」パネルなどの資料を贈呈する運動に取り組むことを決める。
05 インドとパキスタンを6月に平和行脚した武田靖彦、広島市内で両国で交流したジャーナリストらと再開。
05 被爆の実相を描いた絵本を世界各地の学校に贈っている「ひろしまと世界を結ぶ子ども文庫」、原水禁世界大会に参加したパキスタンの大学教授に絵本3冊を贈る。
05 米国・アメリカン大学と立命館大学の学生約30人、高橋昭博元広島市原爆資料館長の被爆体験を同資料館で聴取。
05 広島市亀山公民館、平和のつどいを開催。
05 広島市祇園公民館、「ヒロシマの心を受けつぐ」を開催。
05 盛岡市の広島平和友好派遣団の中学生5人、広島市を訪問。
05 広島市原爆資料館、5月に姉妹都市提携を結んだカナダ・モントリオール市を紹介する「モントリオールへの旅」展を開催。-9月30日。
05 インドとパキスタンの大使、広島市の原爆資料館を見学。
05 スイスが第二次世界大戦後に極秘で進めていた核武装計画の全容が、スイス連邦軍図書館に保管されている未公開文書などで判明。
05? 広島市が厚生省が建設を予定している原爆死没者追悼平和祈念館に収蔵さするために行っている被爆体験記の募集に、1000編を超える手記が寄せられる。
05? 石川県小松市在住の元海軍の暗号士官・北出純二が広島投下翌日に各地の部隊に流した「敵ハ原子爆弾ノ使用ヲ開始セリ」との暗号を翻訳した用紙などを保有していることが判明。
05? 14カ国語に翻訳されている長田新編「原爆の子」が新たに5カ国語に翻訳中。
05? 広島市立幟町中学校の「平和委員会」、インドの中学生へのメッセージとして「原爆の子の像」のモデル佐々木禎子さんをテーマにした絵本作りに取り組む。
06 小渕首相、原爆死没者追悼平和祈念館の建設計画を推進する意向を、広島市内での記者会見で表明。
06 藤田広島県知事・平岡広島市長、広島市内で小渕首相に平和問題や被爆者援護対策について陳情。
06 政府主催の「被爆者代表から要望を聞く会」、広島市内で開催。首相、厚相、官房副長官と被爆者7団体代表が、出席。
06 平岡広島市長、平和宣言の中で核不使用条約の締結を訴える。
06 広島市平和記念式・原爆死没者追悼式。小渕首相・宮下創平厚相など5万人が参列。原爆死没者名簿に新たに4927人が加えられ計71冊の名簿の登載者は20万7045人となる。
06 外務省が招請したパキスタンの記者2人、広島市の平和式典に参列、
06 故斉藤義雄(元日本被団協事務局長)の妻佐智子、岩手県の遺族代表として広島市の平和式典に参列。
06 インドとパキスタンの駐日大使、広島市の平和式典に参列。外国大使が平和式典に参列するのは初めて。
06 広島オマーン友好協会の招きでオマーンの子どもたち8人が広島市の平和式典に参列。同協会は広島アジア大会での一国一館運動が縁で出来た。
06 広島原爆の投下時刻に日赤長崎原爆病院など長崎市内のさまざまな機関で黙祷。
06 第80回全国高校野球選手権大会の広島県代表・如水館の選手、宿舎で黙祷。
06 広島祭実行委員会、原爆ドーム南側の元安川でとうろう流しを実施。開会セレモニーで明石康広島平和研究所長があいさつ。1万1000個のとうろうを流す。
06 長崎の原爆展示をただす市民の会、第3回原爆殉難者追悼集会を長崎厚生年金会館で開催。加瀬英明が「核兵器廃絶へ日本が求められているもの-日本のプライドが世界を救う」と題して講演。約100人が参加。
06 岡山県高梁市と上房・高梁地区原爆被害者会、原爆被爆死没者慰霊・平和祈念祭を市総合福祉センターで挙行。前年までは、丘の上に1972年に建立された慰霊碑前で挙行していた。
06 第16回原爆死没者追悼・平和祈念式、大竹市内で開催。300人が参加。
06 筒賀村戦争犠牲者・平和祈念式典、広島県筒賀村で開催。160人が参加。
06 北海道被爆者協会、被爆53周年原爆死没者道追悼集会を札幌市内で挙行。150人が参列。(「北海道新聞」)
06 広島第一県女原爆犠牲者追悼式。100人が参列。
06 鳥取県原爆被害者協議会、被爆53周年原爆死没者追悼・平和式典を鳥取市内で開催。200人が参加。
06 広島戦災供養会、原爆死没者供養行事を、広島市平和公園の原爆供養塔前で挙行。
06 電気通信関係原爆死没者慰霊式。150人が参列。
06 広島二中原爆死没職員・生徒54回忌追弔法会。230人が参列。
06 広島市立広島商業高等学校原爆死没者慰霊祭。100人が参列。
06 建設省原爆殉職者慰霊式、広島市・原爆ドーム横で挙行。130人が参列。
06 原爆犠牲者追善法要、広島市の池田平和記念会館で挙行。250人が参列。
06 広島市地域女性団体連絡協議会、「嵐の中の母子像」の供養を挙行。100人が参列。
06 広島県被団協、原爆死没者追悼慰霊式を広島市内で挙行。260人が参列。
06 郵政関係職員原爆死没者慰霊式(広島)
06 原爆犠牲新聞労働者「不戦の碑」碑前祭(広島)。80人が参列。
06 原爆慰霊祭、広島護国神社で挙行。110人が参列。
06 国鉄原爆死没者慰霊式典、広島市東白島公園で挙行。130人が参列。
06 広島大学原爆死没者追悼式。100人が参列。
06 カトリック広島司教区、原爆犠牲者追悼の祈りと追悼ミサを世界平和記念聖堂で実施。約200人が参列。
06 広島県動員学徒等犠牲者の会、第42回動員学徒原爆追悼式を挙行。400人が参列。
06 広島県府中市教育委員会、「戦争と平和展」を府中市文化センターで開催。
06 広島国際青少年協会、原爆写真展を、広島市の姉妹都市ドイツ・ハノーバー市で開催。-18日。
06 日本青年学生平和友好祭長崎県実行委員会の「反核平和の火リレー」、長崎市の平和公園に到着。延べ600人が走り継ぐ。今年で14回目。
06 広島県・廿日市市職労の有志17人、広島平和公園から廿日市市役所まで約15キロを歩き、走る「ピースウォーク・ピースラン」を実施。
06 「核兵器廃絶第12回8・6ヒロシマ平和マラソン大会」、広島市の広島城ランニングコースで開催。98人が参加。
06 裏千家淡交会広島支部青年部、平和記念茶会を、広島市平和公園の原爆供養塔前で開催。約600人が参加。
06 広島市八幡コミュニティーセンター、「8月6日あるきんぐ」を実施。
06 鳥取県米子市内の朗読ボランティアグループ「火曜の会」のメンバー30人、被爆手記を4時間にわたり読み合う「朗読マラソン」をNHK米子放送局で実施。
06 地人会、朗読劇「この子たちの夏1945・ヒロシマナガサキ」を東京有楽町・朝日ホールで上演。-9日。
06 野外現代美術展「ヒロシマ・アート・ドキュメント98」、広島市の旧陸軍被服支廠などで開催。-20日。
06 滋賀県甲西町立図書館、「水彩で描く「原爆ドーム」展」を開催。広島の被爆者・原広司の作品100点を展示。
06 さだ企画、野外コンサート「長崎から・1998年夏・さだまさし」を長崎市稲佐山公園野外ステージで開催。12回目。約2万人が参加。
06 反核・日本の音楽家たち、「グローバル・ピース・ジャパン・コンサート」を東京・すみだトリフォニーホールで上演。約330人の音楽家たちがボランティアで出演。
06 広島平和文化センター、「98平和コンサート」を広島国際会議場で開催。約1400人が参加。
06 「第19回ノーモア・ヒロシマコンサート」、広島市東区民文化センターで開催。
06 全国高校生平和集会実行委員会・広島高校生平和ゼミナール、「ノーニュークスコンサート」(12回目)を、広島市東区民文化センターで開催。約500人が参加。
06 「原水爆禁止1998年世界大会・広島」閉会総会、広島市の県立総合体育館で開催。(午前10時半-午後1時)
06 ドイツの医学分野の教授105人、アピール「核の恐怖のない未来のために」をハンブルグで発表。
06 広島市の旧中島地区にゆかりの人々、被爆建物「広島市レストハウス」で集いを持つ。約30人が参加。
06 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998実行委員会」、シンポジウム「どうしてもこの手に!2000年の核兵器全面禁止を」を広島YMCAで開催。パネリストは梅林宏道・大庭里美ら4人。50人が参加。
06 インドの反核団体「MIND」、首都ニューデリーで集会とデモ。約4000人が参加。
06 インドの左翼勢力などからなる「8月6日委員会」、カルカッタで反核集会とデモを実施。市内のスタジアムの集会には約1万人、街頭デモには30万人が参加。
06 グリーンピース・ジャパン、広島市中央公園にソーラーキッチンを展示。
06 デルタ女の会、中曽根元首相の句碑に抗議する寸劇集会を同碑前で開催。約50人が参加。
06 「ピースボート」のメンバー4人、広島市を訪れた市民50人に「no more HIBAKUSHA」と書かれた紙を持った写真を撮影。8月下旬から米国4都市で開く写真展に展示の予定。
06 インドの首都ニューデリーで反核集会。4000人が参加。
06 広島青年会議所、原爆ドーム周辺で「PEACE CANDLE’98」を実施。この様子は、インターネットで約2時間中継。
06 「8・6ヒロシマ平和へのつどい1998」実行委員会、核問題シンポ「どうしてもこの手に!-2000年の核兵器全面禁止を」を広島YMCAで開催。
06 被爆53周年8・6ヒロシマ広島反戦・反核集会、広島市のアステールプラザで開催。本島等前長崎市長がパネリストとして出席。
06 長崎平和の鐘セレモニー、広島市立大学で開催。
06 広島県・三良坂町平和を願う会、「戦争・核・差別を許さない98みらさか平和の集い」を町平和公園で開催。約120人が参加。
06 広島中央保健生協社保平和委員会、「8・6平和の集い」、広島市・福島生協病院前で開催。約250人が参加。
06 広島青年会議所、原爆ドーム周辺で「ピースキャンドル」を実施。牛乳パックにろうを流し込んで作ったロウソク5000本に点火。
06 カーター元米大統領、ゴルバチョフ旧ソ連大統領ら、被爆53周年にあたり各国に核廃絶交渉の開始を呼びかける共同アピールを発表。
06 原爆被害者相談員の会、「ヒバクシャと語ろう原爆被害者8・6証言のつどい」、広島YMCAで開催。被爆者26人の体験を小グループに分かれ、約200人が聴取。
06 広島市・原爆ドーム周辺でダイイン。
06 長崎市、市内の公民館での原爆映画上映会を開始。-9日。
06 長崎県五島岐宿町の山内小学校、平和集会を開催。福江市在住の被爆者・富上ミツノの被爆体験を聴く。
06 福岡市内の小中学校51校(全体の24%)が登校日とし平和学習を実施。
06 福岡県星野村、平和祈念式典を「平和の塔」前で開催。約150人が参加。(「西日本新聞」)
06 三重県上野市、「非核平和推進中学生広島派遣団」を広島市に派遣。
06 小渕首相、広島市の平和式典後、原爆資料館を見学、原爆養護ホーム「神田山のぞみ園」を慰問。
06 パキスタンの記者2人、広島市の平和式典や被爆者を取材。
06 本島等前長崎市長、広島市内での記者会見で、「原爆投下は仕方がない」と語る。
06 野中広務官房長官、中国新聞とのインタビューで、米の「核の傘」の中での非核政策について「矛盾はある」との認識を示す。
06? 石田明全国被爆教師の会会長、体験記「ヒロシマを生きて」を出版。
06? 井上義國関西経済同友会元代表幹事、広島での被爆体験をまとめる。今秋に単行本として出版予定。(産経)
06? 浜本義幸ら、冊子「ふるさと似島」の10年ぶりの改訂版を発行。
06? 広島県筒賀村の原爆被害者の会、体験誌「原爆50年の追憶」を発刊。
06? 「核兵器の廃絶をめざしすべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、10月に計画している国連本部への要請行動に参加するメンバーを募集。
07 宮下創平厚相、閣議後の記者会見で原爆死没者追悼平和祈念館の建設について前向きの発言をおこなう。
07 伊藤長崎市長・池本同市議会議長、日赤長崎原爆病院と恵の丘長崎原爆ホームを慰問。
07 佐賀県・唐津原爆被害者の会、慰霊式典を唐津市内で挙行。約100人が参列(「西日本新聞」)
07 長崎市職員原爆犠牲者慰霊祭。約50人が参列。
07 長崎原爆資料館、「原爆被災写真展」を平和公園内で開催。-10日。
07 読売新聞、広島県内の市民団体約100団体を対象に実施したアンケート調査の結果を掲載。60団体から回答。
07 朝日新聞社・長崎平和推進協会・長崎文化放送、国際シンポジウム「いま問われる市民の役割-核廃絶への分岐点」を開催。約200人が参加。
07 東京の大衆演劇「若葉劇団」の若葉しげる座長、被爆弁当箱を題材にした一人芝居「おかあさんのお弁とう箱」を広島市の原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」で上演。
07 インド・ムンバイ(旧ボンベイ)の大学生、反核平和コンサート「ピース・トゥゲザー」を同市内で開催。1万5000人以上が参加。
07 被爆53周年原水爆禁止世界大会長崎大会、開会集会を長崎市公会堂で開催。8か国15人の海外代表を含む2500人が参加。
07 「非核フィリピン連合」など、広島・長崎の原爆犠牲者を追悼し、核兵器廃絶を願う集会をマニラ首都圏で開催。約100人が参加。
07 全電通九州地方本部・同県支部、「第9回全電通九州・長崎平和フォーラム」を長崎市内で開催。初日の遺構巡りに約200人が参加。-9日。
07 連合長崎の組合員約100人、長崎市の爆心地公園などで清掃奉仕。
07 「沖縄市親子平和大使」一行22人、長崎市入り。「青少年ピースフォーラム」などに参加。
07 長崎県南高有家町の4つの小学校、平和集会を開催。
07 長崎県松浦市立志佐中学校、平和集会を開催。被爆者・小溝昭七郎の被爆体験を聴く。
07 長崎県壱岐の武生水中学校、平和集会を壱岐文化ホールで開催。
07 長崎県島原市立第二中学校生徒会、平和集会を開催。同市在住の被爆者・木下八重の被爆体験を聴く。
07 広島市船越公民館、「親子平和学習」を開催。
07 広島市舟入公民館、「平和ってなあに」を開催。
07 広島市馬木公民館の寿大学講座、「原爆講座」を開催。講師は緩急車雲助(本名:久保浩之)。
07 第143回臨時国会召集。小渕首相、所信表明演説の中で、核不拡散・核軍縮促進のために世界に向けてイニシアチブを発揮すると述べる。
07? セミパラチンスク放射線医学研究所のボリス・グシェフ、核実験による被曝者はこの36年間に120万人に達し、死亡者は16万人と語る。
07? 山本康夫の歌集「閃光」と妻節子の歌集「慰霊」、真樹社から発行。
08 原爆松谷裁判ネットワーク、「原爆松谷裁判の勝利をめざすつどい」を長崎市内で開催。120人が参加。
08 菅野久光参議院副議長、長崎市の恵の丘長崎原爆ホームを慰問。
08 長崎市、平和式典の献水に思量する水をしない5か所で採取。
08 長崎県明るい社会づくり運動推進協議会、原爆殉難者慰霊祭を長崎市爆心地公園で挙行。約500人が参列。
08 第44回原爆・福山戦災死没者慰霊式、福山市中央公園内で挙行。約200人が参加。
08 長崎県建設産業労働組合、「建設労働者・職人原爆殉難者慰霊祭」を同碑前で挙行。約70人が参列。13回目。
08 長崎大学医学部と長崎ヒバクシャ医療国際協力会、「原研公開セミナー」を大学内で開催。約60人が参加。チェルノブイリ原発事故被害やカザフスタンの核実験被害について講演。
08 長崎リンガーベルコンサート、長崎市内で開催。-9日。合わせて約500人が参加。
08 「地球の歌の日98長崎の鐘コンサート」、長崎市・浦上天主堂で開催。約1000人が参加。
08 長崎県被爆者手帳友の会、「平和賞」の授与式を長崎市内で開催。米国の大学教授バルド・ビリエルモが受賞。
08 核兵器禁止平和建設国民会議、全国集会を長崎原爆資料館で開催。約400人が参加。
08 被爆53周年原水爆禁止世界大会、長崎市内で分科会を開催。長崎市公会堂で開催された国際シンポジウムには約700人が参加。佐世保市での前田哲男の講演会には約200人が参加。
08 原水協の世界大会の分科会「佐世保基地行動」。約80人が参加。
08 「原水爆禁止1998年世界大会長崎大会」国際交流会議、長崎市で開催。17か国47人の海外代表をはじめ、180人が参加。
08 日本生協連・長崎県生協連、「98生協ナガサキ行動」を長崎市内で実施。約800人が参加。
08 横浜市の特別養護老人ホームの「原爆慰霊の旅」一行8人、長崎市平和公園の平和祈念像に千羽づるを供える。
08 長崎マスコミ文化共闘会議、「なくせニュークス98長崎マスコミフォーラム」を長崎市内で開催。約80人が参加。土田秀夫前長崎大学長が「核兵器問題とマスコミ報道」と題して講演。
08 連合、「98連合平和ナガサキ集会」を開催。約2000人が参加。
08 「青少年ピースフォーラム」、長崎市内で開催。県内外から小学生-大学生約300人が参加。1993年から毎年開催。
08 長崎市など、市内全域で一斉に明かりをともす「8・8・8一斉点灯」を実施。今年で5回目。市内の小学生ら、平和公園の「平和の泉」を約4000個のキャンドルでライトアップ。
08 「第8回少年少女平和のつどい・長崎」、長崎市・山王神社で開催。約50人が参加。
09 金子長崎県知事・伊藤長崎市長、小渕首相に被爆者対策に関する要望書を提出。
09 宮下厚相、日赤長崎原爆病院を慰問。
09 小渕首相、恵の丘長崎原爆ホームを慰問。
09 長崎市、平和祈念式典を平和公園で挙行。小渕首相・宮下厚相など約25000人が参列。伊藤市長、平和宣言の中で「核の傘」からの脱却を求める。
09 川内信子、被爆者代表として長崎市平和式典に合わせ、この1年間で死亡が確認された3186人分の原爆死没者名簿(マイクロフィルム)を爆心地公園の原爆落下中心碑に奉安。
09 長崎刑務所旧浦上刑務支所で被爆死した韓国人・尹福東の遺族、返還された遺骨とともに、長崎市の平和式典に参列。
09 小渕首相・宮下厚相、長崎市の平和式典終了後、被爆者団体5団体から陳情を受ける。
09 長崎市・浦上川で「万灯流し」。約600の灯ろうが流される。
09 長崎在日朝鮮人の人権を守る会、原爆の犠牲となった朝鮮人の追悼集会を爆心地公園で挙行。20回目。
09 長崎市の浦上天主堂で早朝ミサ。約700人の信徒が参列。
09 長崎市平和公園に隣接する無縁死没者追悼記念堂で無縁死没者慰霊式典。伊藤長崎市長など約40人が参列。
09 旧長崎医科大学の慰霊祭。約500人が参列。
09 原爆被爆者友の会島原南高連合会島原支部、原爆殉難者追悼慰霊祭を島原市の霊丘神社で挙行。約60人が参列。
09 長崎県職員原爆慰霊追悼式。約150人が参列。
09 長崎市の純心中・純心女子高校、慰霊祭を挙行。
09 香川県原爆被害者の会・原水爆禁止香川県協議会、原爆死没者慰霊平和祈念祭を高松市峰山公園の原爆慰霊碑前で挙行。70人が参列。
09 愛媛県・今治原水協、原爆慰霊祭を同市吹揚公園で挙行。約50人が参列。
09 石川県金沢市・卯辰山に原爆死没者追悼碑が完成し除幕式。
09 カトリック長崎大司教区、平和祈願祭を長崎市平和公園で挙行。約1500人が参列。
09 石川県原爆被災者友の会、原爆犠牲者追悼碑「平和の子ら」の除幕式を金沢市の卯辰山公園で挙行。約500人が出席。
09 長崎県西彼長与町の原爆殉難者の碑前で慰霊祭。長崎県被爆者手帳友の会長与支部長ら約50人が参列。
09 第26回国鉄原爆死没者慰霊式、JR浦上駅前の慰霊碑前で挙行。約130人が参列。
09 非核・平和都市諫早を進める市民の会と諫早地区労、反核・平和コンサートを諫早公園で開催。
09 被爆53周年原水爆禁止世界大会閉会総会、長崎市内で開催。約3000人が参加。
09 「原水爆禁止1998年世界大会長崎大会」、長崎市民会館体育館で開催。約3300人が参加。
09 外務省の招きで長崎の平和式典に参列したインドの記者3人、式典後の記者会見で、自国の核実験への理解を求める。
09 山口折鶴の会、平和祈念式を市役所横の平和都市宣言の碑前で開催。約20人が参加。
09 「ピースウイーク98実行委員会」、市民集会を長崎爆心地公園で開催。約2000人が参加。
09 「被爆53周年8・9長崎反戦集会」、長崎市内で開催。約200人が参加。本島前長崎市長がパネルディスカッションに出演。
09 「ピースサイクル長崎ネット」のメンバー約10人、長崎市の爆心地公園に到着。
09 長崎原爆資料館と慶応大学湘南藤沢キャンパスを結び、インターネットやテレビ会議などを使用した平和学習フォーラム。昨年に続き2回目。
09 県立長崎北高校の放送部員4人、平和式典に参列したインド人記者にインタビュー。
09 長崎市立銭座小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市立山里小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市立西浦上小学校、平和集会などを開催。
09 長崎市の活水中・高校、平和祈念集会を開催。
09 長崎県南高布津町の布津中学校、平和集会を同町の多目的集会施設「世紀の泉」で開催。
09 長崎市立城山小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市の淵中学校、平和集会を開催。今年6月に実施した平和学習で学んだ成果を壁新聞で発表。
09 長崎市・小榊小学校、平和祈念集会を開催。
09 長崎市立山里中学校、平和祈念集会を開催。
09 菅野参議院副議長、長崎原爆資料館を見学。
09? 広島医療生協原爆被害者の会、冊子「ピカに灼かれて第21集」を発行。
09? 広島生まれの詩人・長津功三、年少記に見た原爆投下直後の広島をつづった詩集「頭蓋の中の廃墟」を出版。
10 小渕首相、北朝鮮在住被爆者の来日治療が可能かどうか調整を官房副長官に指示。
10 鹿児島県原爆被爆者福祉協議会、鹿児島市城山公園で慰霊碑の着工式を挙行。
10 劇団俳優座、ベテラン俳優による朗読の会を、東京・六本木の同劇団けいこ場で開催。-12日。神山寛「ナガサキⅡ」など。
10 長崎県原水協などでつくる「98日本平和大会IN佐世保・長崎県実行委員会」、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)関連法案の軸となる周辺事態措置法案について、国に撤回を申し入れるよう長崎県に要請。
10 長崎大学の学生ら12人、「ナガサキ学生平和会議ファーストフォーラム」を長崎市内で開催。33人が参加。
10 阿部真也(長崎総合科学大学付属高校3年)、広島市の平和公園に到着。2日に一人で長崎平和公園を出発し9日間かけ469キロを踏破。
10 岡山医療生活協同組合、「戦争と私」をテーマにした病棟班会を岡山東中央病院で開催。40人が参加。原爆ドーム近くに住んでいた嶋本一夫が証言。
10 長崎工業高校演劇部、平和登校日に朗読劇「トンボが消えた日」を上演。東京の劇団「クロカル」との共演。
10 広島市己斐上公民館、「子どもサマーシアター」を開催。
10 広島市安佐公民館、ロビー展を開催。過去10年間の平和宣言を展示。
10 仙台市が募集した「折りづる大使」の小学生2人、今夏同市が開催したヒロシマ原爆展に寄せられた折りづる5000羽を広島市・平和公園の原爆の子の像に届ける。
10? 劇団「俳優座」、長崎の被爆者・小峰秀孝の自分史「じいちゃん、その足どんげんしたと」を舞台劇とすることを計画。
11 広島市の原爆ドーム北側の千羽づる数千羽が燃やされる。同日、住所不定・無職の男性(55歳)を器物損壊の疑いで逮捕。
11 愛媛県・大西町非核平和都市宣言推進実行委員会、平和原爆写真展を星の浦海浜公園で開催。今年で4回目。
11 「98山口・平和のための戦争展」、山口市民会館で開催。核兵器被害などを展示。-13日。
11 バングラデシュ労働者党、反核集会を首都ダッカで開催。約400人が参加。
11 世界平和連帯都市市長会議事務局、インド・パキスタンの核実験に抗議する「都市連帯ニューズレター」を発行。
11 ジュネーブ軍縮会議(CD)、全体会合で兵器用核分裂性物質の生産禁止(カットオフ)条約を交渉するための特別委員会設置を正式に決定。
11? 広島県教育委員会、幕末から第2次世界大戦終結までの建造物を対象にした「近代化遺産」の総合調査の結果をまとめる。広島大学旧理学部や広島市レストハウスなどの被爆遺跡を含む約1000件。
12 宇部市・小野田市原爆被爆者協議会会長、山口県被団協会長などをつとめた竹内一作、死亡。
12 崔日出韓国原爆被害者協会会長と豊永恵三郎韓国の原爆被害者を救援する市民の会広島支部長、広島県庁の放射線被曝者医療国際協力推進協議会事務局に韓国人医師の研修受け入れを要請。
12 福井市原爆被害者福友会、「原爆と人間展」を市役所1階市民ホールで開催。-19日。1800人が参観。
12 広島市三入公民館、「平和学習のつどい」を開催。
12 広島市役所に8月6日に被爆者への嫌がらせや苦情の電話800本が懸かっていたことが判明。
12? 第一学習社、同社の添削指導を受ける高校3年生3000人を対象に7月に実施した調査「現代高校生の平和観」の結果をまとめる。インド・パキスタンの核実験について9割が「いかなる理由でも許されない」と回答。
12? 岡山県・井原市立図書館で朗読劇「この子たちの夏・1945・ヒロシマ・ナガサキ」を上演。
13 毎日新聞「深層:後世へ残せ・戦争遺跡-「平和教育に活用不可欠」
13? 長崎を訪れている関東方面の高校のうち75校程度が、来年旅先を別の地域に変更する予定が明らかになる。
13? 日本非核宣言自治体協議会、国際会議を来年沖縄県で開催することを計画。
14 全国被爆二世教職員の会など、「原爆展」をマレーシアの首都クアラルンプールで開催。-16日。
14 ナラヤナン・インド大統領、インドの核実験は核の脅威をあらためて気付かせる効果があり、世界に好ましいショックを与えたと認識を、地元記者との会見で示す。
14? 京都の高校教師・福林徹、米国の公文書「GHQ法務局調査部報告」と現地調査の結果をまとめる。少なくとも150人の捕虜が憲兵隊や地元住民らに処刑。
14? 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)、広島平和文化センターの原爆資料館で実施している「被爆体験講話」を土曜日・日曜日にも実施するよう要請。
15 故金順吉(被爆者で元韓国人徴用工)の精霊船、支援者らにより長崎市内で出される。
15 長崎被災協・長崎の証言の会など、「ナガサキ不戦の集い」を爆心地公園近くの「核廃絶人類不戦の碑」前で開催。約40人が参加。
15 広島市内在住の被爆者・船井洋治、被爆した「唐獅子瓦」を広島市の原爆資料館に寄贈。
15 米紙ニューヨーク・タイムズ、イラクの核開発責任者の一人キドヒル・ハザムが、湾岸戦争時イラクの核爆弾は完成寸前だったと語ったと報道。
15 政府、全国戦没者追悼式を東京・日本武道館で開催。遺族ら6800人が参列。原爆死没者遺族も。
15? 金沢の市民団体、手記集「チェルノブイリは続く・・・」を出版。
15? 長崎市、7月に送付した「核兵器全面禁止条約」の早期締結を求める呼びかけに対する駐日インド大使、イギリス外務省などからの支持の返書を受け取る。
15? 東広島市の向陽中学校と板城小学校の生徒・児童、米国・タフツ大で開催が計画されている原爆展に飾るため千羽鶴を折る。
16 ジャパン・リターン・プログラムで来日中の米英独の高校生3人、広島市の原爆資料館を見学。
17? 外務省・日本外交協会、「国際問題プレゼンテーション・コンクール・プレゼンカップ98」の論文を募集。今年のテーマは「核軍縮・不拡散の未来-国際社会、そして日本は何をすべきか」。
18 「日韓被爆者交流団」(豊永恵三郎団長、18人)、韓国を訪問。-21日。
18 「98平和のための広島の戦争展」、広島市の県民文化センターで開催。-21日。
18 東京の会社役員・細木久慶ら家族3人、広島市の平和公園に自転車で到着。核兵器廃絶を訴え12日間で1300キロを走破。
18 米議会筋、北朝鮮が地下核施設を建設していることを確認。
18? ビキニで被曝したマグロ漁船「第五福竜丸」のエンジンの修理や補強に5000万円以上かかるとの見通しが東京都の調査で判明。
18? 広島市の原爆資料館、入館者に配布するリーフレットの中国語版を作成。
19? 広島市、世界遺産に登録された原爆ドームの長期保存に向け、ドームの施行図を復元し、被爆直後の本当の姿を検証することを決める。
19? 岡山県矢掛町、「平和を願う原爆資料展」を役場1階で開催。-21日。
20 長崎原爆被爆者援護強化対策協議会、被爆地域の拡大是正など4項目を厚生省などに陳情。-21日。
20 長崎地裁、原爆落下中心碑撤去・建て替え計画反対署名簿電算処理訴訟の第3回口頭弁論を開廷。
20 広島国際青少年協会・中国新聞社、写真展「ひろしま今昔物語-被爆の日から今日まで」を、広島市の姉妹都市ドイツ・ハノーバー市で開催。-9月12日。
20 ピースボート、「ノーモア被爆者写真展」を米カリフォルニア大学バークリー校で開催。-22日。
20 第9回国際青少年合唱祭、米オレゴン州ポートランド市で開催。-22日。広島少年合唱隊のメンバー39人が出場。
20? 原爆と文学の会、短編集「記憶の火群」を出版。
20? 世界平和連帯都市市長会議、秋に発行する予定のニューズレターをインドとパキスタンの核実験に抗議するため早めて発行。
21 兵庫県神戸市原爆被害者の会、「原爆と人間展」を神戸市内で開催。-25日。8000人以上が参観。
21 劇作家つかこうへい、平岡広島市長を訪問し、来年から8月6日に「広島に原爆を落とす日」を広島で上演したのち、全国を巡回公演する意向を示し、支援を要請。
22 広島市映像文化ライブラリー、文化講演会「夢千代日記から夏少女へ-21世紀の核状況を問う」を開催。早坂暁が講演。120人が参加。
22 東方2001・中国新聞社、シンポジウム「第6回ヒロシマを語る」を広島市内で開催。約220人が参加。
22 広島市子ども会連合会、「広島・長崎子ども会親善交歓会」を広島市の平和公園で開催。広島市から78人、長崎市から36人が参加。毎年夏に両市で交互に開催し、今回が22回目。
22? 広島市、原爆死没者慰霊式や慰霊碑建立、記念出版事業などへの来年度の助成対象を募集。
22? 広島平和文化センター、「国際交流補助金」・「草の根国際交流・協力補助金」の対象事業を募集。
22? 広島平和文化センター、10月に姉妹都市カナダ・モントリオール市を訪問する「98ヒロシマ親善の旅」の参加者を募集。
25 放射線影響研究所、1983年から中断していた行政・大学・医師会・被爆者団体などとの地元連絡協議会を再開するため事務レベルの打合会を開催。
25 長崎の被爆者・渡辺司、一人芝居の朗読劇「命ありて」を長崎市内で上演。50回目の公演を記念し長崎市民180人を無料招待。
25 梅林宏道・服部学・池田真規ら、外務省を訪れ、30日から始まる「核不拡散・核軍縮に関する緊急行動会議」で日本が核廃絶に向けイニシアチブを発揮するよう求める要望書を提出。
25 長崎市、市長の諮問機関として「平和推進専門会議」を近く設置すると発表。
25? 嶋矢志郎広島市立大学教授、全国の非政府組織(NGO)374団体の代表個人を対象に実施した「平和観」を問うアンケート結果をまとめる。「核廃絶の見通し」では55.7%が「いずれ廃絶されるが(時期の)予測はつかない」と回答。
26 厚生省の原爆死没者追悼平和祈念館の広島検討会議、広島市役所で開催。広島市が、開設準備検討会(森亘座長)の死没者の遺影をデータベース化することなどを加えた最終報告書修正案を説明。
26 厚生省、1999年度予算の概算要求をまとめる。広島市に建設する原爆死没者追悼平和祈念館の着工費として2億900万円を盛り込む。
26? 米国務省が解禁した外交関連文書で、1964年10月の中国の初の核実験前に、米政府が中国の核施設に対し攻撃を検討していたことが判明。
27 全電通、定期大会を広島市内で開催。佐々森委員長、挨拶の中で核兵器廃絶への運動に積極的に取り組む姿勢を強調。
27 ルドガー・モンド・パプアニューギニア保健大臣、広島市の原爆資料館を見学。
27 愛知県甚目町の「児童・生徒平和体験学習派遣団」一行12人、長崎市を訪問。
28 高松市の劇団R&Cによる一人ミュージカル「私のヒロシマ・花子」、広島市内で上演。
28 日本都市青年会議、「ピースフォーラム・イン・ヒロシマ」を広島市で開催。-30日。県内外の高校生20人が参加。
28 金鍾泌韓国首相、韓国が過去に核開発計画を持っていたことを初めて認める。
29 シンポジウム「今こそ核兵器廃絶を!緊急行動会議」、東京都内で開催。120人が参加。
30 国際フォーラム「核軍縮・不拡散に関する緊急行動会議」の初会合、東京都内で開催。-31日。明石康広島平和研究所長と松永信雄日本国際問題研究所長が共同議長。18人が参加。
30 国際フォーラム「核軍縮・不拡散に関する緊急行動会議」の初会合、東京都内で開催。-31日。
31 第12回非同盟諸国首脳会議の外相会議、南アフリカのダーバンで開催。-日。
31 明石康広島平和研究所長、「核不拡散・核軍縮に関する緊急行動会議」の名称を、次回の広島会議から、「東京フォーラム」と偏向することを明らかにする。
31 北朝鮮、弾道ミサイル発射実験を実施。日本を横断し、三陸海岸沖に着弾。
33 広島平和文化センター、「平和学習支援ボランティア」を募集。

1998年7月のうごき

1998年7月のうごき

記事
01 郭貴勲元韓国原爆被害者協会会長、帰国後も被爆者援護法にもとづく健康管理手当の支給継続を求める要望書を大阪府に提出。同元会長は、5月下旬に来日し大阪府内の病院で治療を受け、5日に帰国予定。
01 広島修道大学の学生、学内で原爆写真展を開催。-15日。会場でのアンケートに93人が回答。1割が「原爆投下に賛成」。(22日のまとめ)
01 広島市映像文化ライブラリー、「平和祈念特集98」として原爆や平和問題を扱った映画の上映を開始。-8月30日。
01 国民平和大行進、長崎市の平和公園を出発。8月3日に広島に到着の予定。
01 原水禁国民会議、被爆53周年原水爆禁止世界大会の骨子を発表。印パの核実験強行を受け、反核のうねりをどう再生するか、を最大のテーマに掲げる。
01 専門職に従事する女性達でつくる国際組織「BPW」の大阪クラブ、被爆者が自らの体験を描いた絵を23の言語で紹介したインターネット用ホームページを広島市に寄贈。
01 長崎市、県被爆者手帳友の会が要請していた平和公園へのキング牧師の胸像の建設について不許可とすることを伝達。
01 パキスタンの核科学者カーン、政治亡命を申請している米国で、同国がインドに核攻撃を計画していたと述べる。
01? 広島県原爆被害者団体協議会(伊藤サカエ理事長)、今秋から「原爆体験証言者養成講座」を計画。
01? 長崎県教育委員会と県教職員組合、日曜日となった今年の8月6日を登校日とするかどうか校長の判断とすることで合意。
02 広島県原水禁、インド南部・マドライ市の平和団体から原爆展開催への協力要請を受ける。
02 長崎原爆被災者協議会など被爆者5団体、金子長崎県知事を訪れ、被爆者援護法の改正、被爆地域の不均衡是正などを国に働きかけるよう要望。
02 藤田雄山広島県知事、インド・パキスタンの核実験を受け、核軍縮・核兵器廃絶に向け、より積極的に取り組むよう求める書簡をアナン国連事務総長に送付。
02 国際平和会議、イタリア・コモ市で開催。現地のNGO主催。-4日。日本から上川広島市助役らが出席。
02? 長崎YMCAに、インド南部のクーナーYMCAから核実験についての返書が届く。
03 広島・長崎原爆被爆者援護対策促進協議会(8者協)、「原爆死没者追悼平和祈念館整備などによる原爆死没者に対する弔意事業の充実強化」などを政府や国会に陳情。
03 長崎市、第3回平和宣言文起草委員会を開催。米国の「核の傘」によらない平和の構築を日本政府に求めることなどを盛り込んだ宣言文の事務局案を提示。
03 広島県原水禁、インド南部のマドライ市の平和団体に原爆写真パネルや資料の一部を発送。
03 故・木村一治東北大学名誉教授が描いた原爆ドームの墨絵を同夫人が広島原爆資料館に寄贈。
03 市民団体「ひろしま将来世代フォーラム」(河合護郎代表)、インド・パキスタンの核実験に抗議し、子どもたちの目線で核兵器廃絶を訴える公開市民フォーラム「危ない!地球が!印パの核実験にヒロシマは強く訴える」を広島国際会議場で開催。
03 「広島原爆被災撮影者の会」、記録写真集「被爆の遺言」をインド・パキスタンに送る運動を始める。
03 連合広島・連合本部、インドとパキスタンに調査団を派遣。
03 長崎県・佐世保市議会、インド・パキスタンの核実験抗議についての請願を採択。
03 中国・ロシア・カザフスタン・キルギス・タジキスタンの5カ国首脳会議、カザフスタンのアルマトイで開催。会議後の5カ国外相の声明で、中央アジアを非核地帯化する構想に積極的な評価を表明、専門家レベルで検討を進めることにする。
03 長崎市教育委員会、同市小学校長会で、日曜日に当たる今年の8月9日をできるだけ登校日にするよう呼びかける。
03 ドディック・セルビア共和国首相、広島市の原爆資料館を見学。
03? 故・木村一治が広島・長崎に投下された原子爆弾の調査経過などを記した日記が見つかる。3日、広島市に寄贈。
03? 米のエドワード・テラー博士、「日本への原爆は威嚇投下で十分だった」と毎日新聞記者に語る。
04 広島市・同原爆資料館、「ヒロシマ原爆展」を仙台市戦災復興記念館で開催。-12日。
04 長崎平和研究所・長崎平和文化研究所、公開シンポジウム「核兵器廃絶への道をどう切り開くか」を長崎原爆資料館で開催。約80人が参加。
04 広島市立己斐上小学校、全校児童の平和集会を開催。童話「まちんと」のスライド上映や朗読劇など。
05? 広島県呉市の中家志乃、原爆をテーマに作詞作曲した「折り鶴の唄」の音楽テープを自費制作。
06 厚生省、1995年度に実施した原爆被爆者実態調査の結果を明らかにする。「寝たきり」・「ほとんど寝たきり」の人は計1万5702人で回答者の9.1%。95年実施の一般高齢者を対象とした国民生活基礎調査3.9%の2.3倍。
06 田中煕巳日本被団協事務局次長、広島市の於保源作医師が1957年1-7月に市北部の被爆者3946人を対象に被爆後3か月間の行動を調査したデータを解析し、爆心地に投下直後に移動した人の4割に急性症状が発症していたとの結果をまとめる。
06 広島県原水協、大森政輔内閣法制局長官が「核兵器の使用は憲法上可能」と国会答弁したことに対する抗議の街頭活動を広島市内で実施。15人が参加。
07 広島市、原爆供養塔に納められている引き取り手の見つからない851柱の納骨名簿を全国の自治体に発送。
07 高山康信、厚生省保健医療局企画課長に就任。(「被団協」)
07 長崎の被爆者・渡辺司ら、被爆体験を一人芝居で演じる朗読劇「命ありて」を東京都小平市で公演。8日には、立川市で公演。
07 中沢啓治と「日本短波放送」の関係者、「はだしのゲン」のCD-ROM化計画を公表。来年2月完成予定。
07 佐々木猛也「核兵器の廃絶をめざす日本法律家協会」副会長、6月27・28日にローマで開催された国際反核法律家協会総会への参加を終え、広島市役所で帰国報告。
07 平岡広島市長、柳井俊二外務省事務次官に2000年サミットの広島開催を要請。
08 原爆養護ホーム「倉掛のぞみ園」の入園者ら、被爆当時広島市内を走っていた路面電車を借り切って広島市内を見学。
08 岡まさはる記念長崎平和資料館で緊急集会「佐世保平和資料展で何があったか」を開催。広島原爆で入市被爆した岩村秀雄元佐世保空襲犠牲者遺族会会長が写真撤去の経緯とその後の動きを報告。
08 英国政府、「戦略防衛見直し」を発表。兵器用核物質の保有量を公表し、戦略原潜搭載の核弾頭数を約3分の1削減する方針を明らかにする。
09 広島市立大学広島平和研究所、開設記念シンポジウム「世界における軍縮問題-21世紀に向けて」を広島国際会議場で開催。パネリストはクレポン米ヘンリー・スチムソン・センター所長、ロードゴール・ノルウェー国際問題研究所所長ら4人。約400人が参加。
09 タブロフ国連安全保障理事会議長(ロシア)、インドとパキスタンが6月に採択した核拡散防止決議を受け入れるよう強く要請する声明を発表。
09 長崎県原水禁、県平和・労働センター、「反核9の日座り込み」を長崎市平和公園で実施。通算215回目。約60人が参加。
09 伊藤長崎市長、インド・パキスタン両国や核保有5か国などに対し、近く「核兵器全面禁止条約」の早期締結を文書で呼びかけることを明らかにする。
09 G8提唱のインド・パキスタンの核実験問題と核拡散防止体制を協議する作業部会(タクスフォース、局長・次官補級事務レベル)の第1回会合、英ロンドンで開催。
09 「広島折鶴の会」の小学生2人、インドの市民団体に送る折鶴約500羽を「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」の代表に託す。
09 クレポン米国ヘンリー・スチムソン・センター所長ら、広島平和研究所の開設記念シンポジウムのパネリスト一行、広島市の原爆資料館を見学。
09? 橋本秀夫(広島市在住、呉レンガ建造物研究会理事)、「明治の建築遺産・広島レンガ建築探訪記」を自費出版。
09? 広島平和教育研究所、中学生向け夏休み用副本「ピースハンドブック」を発行。
09? 広島市の医師・原田東岷、バーバラ・レイノルズ夫人とノーマン・カズンズの活動記録「平和の瞬間」の英訳版「MOMENTS OF PEACE」を出版。
09? 広島市の私立保育園「広島光明学園」、核戦争による人類の危機までの残り時間を示す「終末時計」の実物大の模型「核の時計」を園舎に掲げる。
10 外務省、インド・パキスタン両国の新聞記者を8月の広島・長崎の原爆記念日に合わせて招待する計画を明らかにする。
10 愛知県豊橋市の桜丘高校の生徒と教師8人、自転車で長崎市に到着。19日から同校などで開催する「第10回愛知サマーセミナー」で紹介する伊藤市長のメッセージを受け取る。
10 日米協会が募集した「日米高校生エッセイコンテスト」の入賞者、米国・ワシントン州の高校生が広島市の原爆資料館を見学。
10 「原子力安全規制行政セミナー」に参加中のインドネシア・タイなどの原子力行政担当者8人、広島市を訪れ原爆資料館を見学。
10? 日本政府、核兵器保有国の核軍縮促進に力点を置く国連決議案をことし10月半ばをめどに提出する方針を固める。
10? 芝田進午広島大学名誉教授、米国の反核団体「ヒロシマ・ナガサキ平和委員会」代表ルイーズ・ラミレスから「ルイス・マンフォード賞」授賞式での演説文(5月16日)を受け取る。
11 「ヒロシマ・ナガサキの修学旅行を手伝う会」代表江口保を偲ぶ会、東京都内で開催。約180人が参加。
11 広島の証言の会、総会を開催。10人が参加。「証言講座」の実施や総合雑誌の発行を決める。
11 アジア太平洋都市サミット、福岡市内で開催。世界23都市の代表が参加。長崎市の助役が長崎で平和学習をするよう訴える。
11 長崎市・長崎平和推進協会、被爆地長崎の小中学生が沖縄戦の悲惨さなどを学ぶ平和学習ツアー「少年平和と友情の翼」の事前研修を実施。-12日。
11? 旧チェルノブイリ原爆付近で軍事技術研修中に被曝したモンゴル人バヤラー、ジュノーの会の招きで来日し、広島大学原医研で入院検査。
13 ビシネフスキー・ロシア連邦核放射能安全監督局議長、南ウラルの企業「マヤーク」が投棄した放射性廃棄物が地球規模の汚染につながる恐れがあると警告。
13 カルドゾ・ブラジル大統領、包括的核実験禁止条約(CTBT)批准書と核拡散防止条約(NTP)加入書に調印。
14 ルカシェンコ・ベラルーシ大統領、欧州諸国が同国民のビザ発給に差別的な措置を取っているとし、対抗措置としてチェルノブイリ被災児童への援助の拒否を検討していると語る。
14 広島市、8月6日に首相・厚相らが出席する「被爆者代表から意見を聞く会」に向け、被爆者7団体の要望内容を調整する会を開く。
14 国が広島市に建設する原爆死没者追悼平和祈念館の広島検討会議、広島市役所で開催。市が、開設準備検討会が6月にまとめた最終報告の素案を説明。
14 地人会、朗読劇「この子たちの夏・1945ヒロシマ・ナガサキ」を長崎市内で上演。
14 京都精華大学の教員ら、ちばてつやら漫画家29人と美術学生の反核風刺まんがなどを集めた「核の迷路-反核の声は無力か」展を同大学内で開催。-26日。
14? 広島平和教育研究所、平和公園内の「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」の死没者名簿に新たな死亡者を記入するため遺族からの申し出を呼びかける。
14? 鶴文乃、自作の原爆童話「ところてんの歌」の英訳版を自費出版。
14? 森本マリア(広島市在住)、原爆体験をテーマにした紙芝居「音が消えた時」を完成。21作目の作品。
15 広島市平和公園の原爆供養塔に眠る遺骨のうち、名前がわかりながら引き取り手のない遺骨851柱の納骨名簿の掲示が、全国の市町村役場などで始まる。
15 広島市内の「ニュー双葉美容室」、広島赤十字・原爆病院で美容奉仕。
15 長崎市仏教連合会、戦争犠牲者と原爆殉難者の追悼慰霊大法要を長崎市・大光寺で挙行。約150人が参列。
15 広島市・同原爆資料館、「ヒロシマ原爆展」を盛岡市民文化ホールで開催。-19日。
15 東京都三鷹市、「原爆と人間展」の巡回展示を開始。-9月2日。(「東友」)
15 放影研、広島県被爆二世団体連絡協議会と同研究所が計画する被爆二世調査について話し合い。
15 放射線影響研究所、広島県被爆二世団体連絡協議会との約半年ぶりの協議を同研究所で開催。
15 インド・カルカッタの映画監督・作家・科学者・スポーツ選手ら著名人、8月6日に反核行動を展開するため「8・6委員会」を結成。17日、広島市、原爆に関する写真パネルと原爆記録映画のビデオを送る。
15 福山市多治米小学校、原爆被爆者の体験を聞く「平和集会」を開催。
15 「東京都平和祈念館建設委員会」、青島知事に検討結果の報告書を提出。(「東友」)
15? 日本最高齢114歳で、広島県倉橋町の特別養護老人ホームに入所中の滝井アサ、広島県に被爆者手帳の交付を申請するための準備を進める。
15? 広島の原爆遺跡保存運動懇談会、原爆ドームなどを描いた「絵はがき」を作製。
15? 原広司「ヒロシマを語る会」代表、原爆ドームの絵を竹屋公民館に展示。-8月15日。
16 長崎市、平和宣言文の第4回起草委員会を開催。
16 広島市安佐北区高陽地区の4公民館、平和展示企画「あのとき閃光を見た高陽の空に」を開催。-31日。
16 徳山被爆者の会(山口県)、本年度総会を徳山市内で開催。40人が参加。
16 連合がインド・パキスタンに派遣した代表団員の一人・杉本雅親(長崎県被爆二世の会会長、全電通被爆協会副会長)、長崎市役所で帰国報告。
16? 長谷川潤の作品を中心とした写真展「ヒロシマのドームから世界のドームへ」、広島市内で開催。-17日。
16? 市民団体「ピースボート」、インドとパキスタンを訪問した際に実施した核兵器に関するアンケートの結果をまとめる。インドで30%、パキスタンで63%が「自国に核兵器が必要」と回答。
17 在韓被爆者渡日治療広島委員会の招きで5月7日から広島市内の病院に入院治療中の李分伊ら、53年ぶりに母校の広島市立尾長小学校を訪問。
17 「広島カザフスタン友好の会」、「カザフスタン大学生と核を語る交流会」を広島国際会議場で開催。20人が参加。高木昌彦元大阪大学医学部講師夫妻らも参加。
17 長崎県・福江市、「原爆と人間展」を福江文化会館で開催。-20日。同市の平和行政の一環。
17 杉本雅親長崎県被爆二世の会会長、インド・パキスタン調査団の報告会の席上、両国に原爆写真を贈ることを提案。
17 広島平和研究所、当面の研究テーマを決定。①核廃絶を目指す軍縮のプロセス、②北東アジアにおける緊張緩和、信頼醸成、軍縮、③国連の平和維持活動(PKO)と人道援助、④軍縮データベースの検討、の4つ。
17 原水爆禁止1998年世界大会実行委員会、8月2日からの大会に出席する海外代表を発表。「中国人民平和軍縮協会」は日程上の理由から参加見送りを伝える。
17 広島市西区鈴が峰地区の住民らでつくる「広島カザフスタン友好の会」、「ヒロ・セミプロジェクト」を発足させる。来年8月に向け、「カザフ原爆展」の開催を計画。
17 広島市立長束小学校、平和集会を開催。パソコンのメールで全国の小学校と交流している4年生が「全国こども千羽づる大作戦」の取り組みを報告。
17 広島県・廿日市市立金剛寺小学校、平和集会を開催。
17 広島県、来年度予算の概算要求に向けた県の主要事業要望をまとめる。2000年に日本での開催が予定されているサミットの広島誘致など78項目。
17 広島原爆資料館、子供向け企画展「子どもたちの戦場-集団疎開、おとうさんおかあさんと離れて」を開催。-9月30日。(「ひろしま市民と市政」)
17? 広島市立袋町小学校、被爆校舎の一部を保存し、資料室として整備するため、戦前・戦中の資料提供を呼びかける。
18 生活協同組合「おおさかパルコープ」、広島・長崎の原爆犠牲者の慰霊と恒久平和への願いを込めた「灯ろう流し」を大阪市・土佐堀川で実施。4回目。
18 大阪市原爆被害者の会、追悼の集いを大阪中之島野外音楽堂で挙行。約400人が参列。
18 自治労長崎被爆二世の会、結成総会を長崎市内で開催。約50人が出席。
18 「ながさき平和大集会」、長崎原爆資料館で開催。故永井隆の長男・誠一が「父と母の思い出」ど題して講演。約350人が参加。
18 新潟県新津市の非核市民の会、同市役所前の非核平和モニュメント「核の時計」の針を14分前から9分前に進める。(「社会新報」)
18 「広島カザフスタン友好の会」の招きで広島市を訪れているカザフスタンの大学生、鈴が峰公民館で中・高校生と交流。約40人が参加。
18 「つたえようヒロシマ・ナガサキ-21世紀にかける虹のつどい」、東京・日本青年館中ホールで開催。100人が参加。
18 広島県大竹市立玖波小学校、平和集会を開催。
18? 広島市、今年の平和記念式典に米など核保有5か国やインド・パキスタンの駐日大使に出席を呼びかける。
18? 広島県・沼隈町の千年中学校、インド・パキスタンの人達へ核実験反対のメッセージを伝えるため「ピースキルト」の制作に取り組む。
19 徐栄子、長崎市の旧長崎刑務所浦上刑務支所で被爆死した夫・尹福東の追悼式を日本人支援者らとともに平和公園で挙行。
19 河本一郎・吉川生美、映画「原爆の子」の監督新藤兼人と広島市内で再開。
20 静岡県被団協の副会長などをつとめた高野真、死亡。
20 東京ピースサイクルのメンバー、広島・長崎に向け「夢の島第五福竜丸」前を出発。
20 岡正治を偲ぶ会、岡まさはる記念長崎平和資料館で開催。約30人が参加。
20? 東京都・国立市の女性ら、沼田鈴子著「青桐の下で-「ヒロシマの語り部」沼田鈴子ものがたり」を英訳・出版。
21 原爆死没者追悼平和祈念館の開設準備検討会、東京都内で開催。国の最終報告案をおおむね了承し、実質的な審議を終える。
21 長崎市、長崎刑務所浦上刑務支所に収容中被爆死した尹福東の妻・徐栄子ら在韓被爆者6人に被爆者健康手帳を交付。
21 島根県原爆被爆者協議会と島根県、相談員研修会を大田市で開催。30人が参加。
21 長崎原爆被災者協議会の「被爆者の店」、いえ行を民間業者に委託して再開。
21 「広島ピース・アニメの会」、インド・パキスタンの核実験をテーマにしたフリートーキングの会を広島YMCAで開催。
21 長崎県教委、県内の公立小中学校の登校日設定状況をまとめる。110校(17.5%)が8月9日を登校日に、509校(81.0%)がその前後を登校日に設定。長崎市内では、86校(95.6%)が登校日とする。
21 秋篠宮夫妻、第13回「海の祭典」に出席のため広島市を訪問。原爆慰霊碑に参拝。
22 広島県のまとめで、全国の被爆者健康手帳所持者が31万1704人(3月末現在)であることが判明。年間の減少は5929人で過去最多。
22 広島県高田郡向原町の岡部盛雄、平和公園清掃のための竹ぼうき150本を広島市に寄贈。
22 広島の在韓被爆者支援団体「ムグンファの会」、3月に日韓の大学生らを対象に実施したアンケート調査の結果をまとめる。「原爆投下に至った責任」について、日韓とも70%以上が「日米両国」を1位にあげる。
22 中沢啓治原作、木島恭脚本・演出「はだしのゲン」、東京・俳優座劇場で公演。-26日。
22 インド・パキスタンを平和行脚した武田靖彦、広島市の原爆資料館で、大阪の高校生に、被爆と行脚の体験を語る。
22 長崎県被爆者手帳友の会川棚支部、一人芝居「命ありて」を公演している渡辺司に助成金15万円を贈る。
22 「核兵器廃絶をめざし、すべての核実験に反対する長崎ネットワーク」、東京のインド・パキスタン両国大使館前で抗議行動を実施。
22 恵の丘長崎原爆ホームと川平小学校、長崎市の爆心地公園で平和祈願巡礼を実施。
22 連合広島、執行委員会を開催。8月5日に広島市内で開く連合平和ヒロシマ集会にインド・パキスタンの労働団体代表を招くことを明らかにする。
22 広島市佐伯区公民館などで、コミュニティセンターネットワーク事業「芸術の中の平和学習-ピース・セミナー8・6」開始。-30日。四国五郎(画家)・沖田孝司(ビオラ奏者)・井出三千男(写真家)・大和喜久男(映画研究家)らが講師。
22? 長崎県・南高南有馬町議会が議員提案のインド・パキスタン核実験抗議案を否決していたことが判明。
23 原爆被害者相談所、被爆者健康手帳を取得するため証人を捜している3人を公表。
23 大阪府、郭貴勲韓国原爆被害者協会元会長が健康管理手当を帰国後も支給するよう求めた問題で、支給打ち切りを通告。
23 原爆松谷裁判ネットワーク、初めての最高裁要請行動を実施。4万6330人分の署名を提出。(「被団協」)
23 広島市、インド大使が8月6日の平和式典に出席することを伝えてきたことを明らかにする。
23 長崎市、「平和宣言」の起草委員会小委員会を開催し、文案を固める。核保有国への怒りを協調し、「核の傘」にも言及。
23 東京都三鷹市、巡回平和展「原爆と人間」を市コミュニティーセンターで開催。
23 原子燃料政策研究会(向坊隆会長)、インド・パキスタンの核実験を受けたシンポジウム「どうする南西アジアと世界の秩序」を東京都内で開催。明石康広島平和研究所長が司会。
23 三重県原爆被災者の会(三友会)、県内の66市町村(全体の96%)が日本被団協制作の「原爆と人間展」写真パネルを購入し、この夏原爆写真展の開催を計画していることを明らかにする。
23 広島市女性団体連絡会議、インドとパキスタンを含む核保有7か国と日本政府に核廃絶要請はがき4万枚を送る運動を開始。広島市内で1万200枚のはがき(1500組)を配布。
23 大阪府立松原高校の生徒ら約30人、インド・パキスタンの核実験に抗議して広島の原爆ドーム前で座り込み。
23 日本生協連提唱の「98市民平和行進」、広島へ向けて長崎市の平和公園を出発。約250人が参加。
23 「長崎の原爆展示をただす市民の会」、長崎市の平和宣言について、原爆とは関係ない過去の行為に言及しないことなどを求める申入書を市に提出。
23 広島原爆資料館、小学校4-6年を対象とした「98ピース・サマースクール」を似島臨海少年自然の家などで開催。-25日。(「ひろしま市民と市政」)
23 米・仏の女子学生ら4人、広島市の平和公園で平和学習。
24 「フラワーシップ全国大会」の実行委員長ら、広島市での開催に先立ち、広島赤十字・原爆病院を慰問。
24 広島市、8月6日の平和記念式典で「平和の鐘」をつく遺族代表など式典の概要を発表。
24 (現地時間)国際的な教職員組織「教育インターナショナル」(EI)、総会を米国ワシントンDCで開催。日教組、被爆写真パネルを展示。-29日。
24 北海道被爆者協会など、「原爆と人間展」を札幌市内で開催。-27日。約1300人が参観。
24 ドイツ・ビュルツブルグ大学で「シーボルト賞」の授与式。受賞者の長瀧重信長崎大学名誉教授、「広島・長崎とチェルノブイリからの教訓」と題して講演。
24 広島市立中央図書館・広島ユネスコ協会、「原爆ドームを描く」展を、同図書館で開催。-8月9日。
24 「響祭(ひびきまつり)」、広島市の不動院金堂で開催。呉市の講釈師・緩急車雲助(本名:久保浩之)が講談「黒い弁当箱」を上演。
24 長崎平和推進協会など、「長崎平和音楽祭」を長崎市内で開催。約1000人が参加。長崎平和推進協会の愛称が「ピースウイング長崎」に決まったことが披露される。
24 南米南部共同市場(メルコスル)加盟のブラジルなど7か国と準加盟2か国、アルゼンチン南端のウシュアイアで首脳会議を開催。一帯を核兵器など大量破壊兵器のない「平和地帯」とすることを宣言。
24 パキスタンが日本政府に対し、核実験を凍結することを文書で約束していたことが判明。
24 香川県議会、インド・パキスタンの核実験に抗議し、すべての国の核実験と核兵器開発の即時中止を求める決議を採択。
24 長崎原爆資料館、運営協議会を開催。同市がインド・パキスタンの核実験についての展示を追加したことを報告。
24? 新日本婦人の会広島県本部、被爆者の手記集「木の葉のように焼かれて」第32集を発行。
24? 平岡広島市長がインド・パキスタンの核実験に対して送った両国首相宛の抗議文への返書が届く。
25 マニラで東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議を開催。インド・パキスタンの核実験に遺憾の意を表明した共同声明を採択。
25 非核自治体全国草の根ネットワーク、「フォーラム・平和博物館-歴史をどう伝えるか」を東京都内で開催。
25 広島平和教育研究所、平和公園を中心に被爆建造物写生大会を開催。約50人が参加。
26 「福島地区原爆被害者慰霊祭」、広島市内で挙行。約30人が参列。
26 東友会、結成40周年・第34回東京都原爆犠牲者慰霊祭と「1998年度追悼のつどい」を品川区・東海寺で挙行。約200人が参列。(「東友」)
26 広島大学教職員組合霞支部、平和記念公園一帯で原爆遺跡・碑めぐりツアーを実施。13人が参加。
26 「ひろしまと人と樹の会」など、原爆被爆直後多くの人が逃げ込んだ広島市牛田の通称「ピカドン竹やぶ」で被爆死者のための追悼コンサートを開催。約40人が参加。
26 「ピースウエーブコンサート98」、広島国際会議場で開催。4回目。約1500人が参加。
26 石川県在住のアメリカ人劇団主宰者ウエスタハウト、スミソニアン航空宇宙博物館の依頼で原爆の子の像のモデル「サダコ」のミュージカルを作るため広島を訪れ取材。
26 日本被団協のアメリカ遊説団一行5人、成田を出発(「被団協」)。-8月12日。
26 日本原水協などによる「98国民平和大行進」、岡山県から広島県福山市入り。引き継ぎ式に約200人が参加。
26 公明党広島県本部、「第18回広島平和市民集会」を広島サンプラザで開催。浜四津敏子公明代表、核廃絶へ日本が主導権を取るべきと、挨拶の中で述べる。広島県本部が「平和提言」を発表。
26 広島県生協連合会などによる「98市民平和行進」、岡山県から広島県福山市入り。約150人が参加。
26 広島市・竹屋公民館の原爆慰霊碑語り部ボランティア講座の1期生9人、平和大通りなど20カ所をガイド。20人が参加。
26 広島市平和公園の「原爆の子の像」の碑前祭、挙行。市内10中学校でつくる実行委員会主催で10回目。小・中・高校生約400人が参加。
26 長崎地区同盟の組合員ら、長崎市平和公園の平和の泉を清掃。約50人が参加。
26? 厚生省、健康管理手当の再申請手続きの簡素化や被爆者健康手帳の更新期限(3年)の延長方針などを関係機関に伝える。
27 長崎県の独自の被爆者対策費が600万円で、4000万円の広島県と比較し極端に少ないことが判明。
27 広島市職員・消防団員・市民ボランティアなど約230人、平和公園と原爆ドームの間を流れる元安川の河川敷や河岸を清掃。8月6日の灯ろう流しのために、市美化・減量化対策室が呼びかけたもので、今年で2回目。
27 中国新聞(夕刊)連載「献水」(-8月1日、6回)
27 原水禁などによる「被爆53周年原水爆禁止・非核平和行進」、岡山県から広島県福山市に入る。
27 東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米など計21か国・機構の外相による地域フォーラム(ARF)、フィリピン・マニラで開催。インドと・パキスタンの核実験に遺憾の意を表明する(名指しは避ける)議長声明を発表し閉幕。
27 「インド・パキスタンと平和交流をすすめる広島市民の会」、両国の平和グループに、10月に日本を訪問するよう招待状を送付。
27 広島県、ジャヤンタ・ダナパラ国連軍縮担当事務次長から藤田県知事宛に届いた「藤田知事の要望を最大限の配慮をする」などとする親書の内容を明らかにする。
27? 元米海軍将校の長男夫妻、被爆直後の広島の惨状などを精密に記録した写真のネガフィルム63カットを広島市の原爆資料館に寄贈。
27? 「広島・長崎の火」を永遠に灯す会、東京・上野公園・東照宮内の同モニュメントの下(タイムカプセル)に平和のメッセージを納める「100年後の人々への手紙運動」を呼びかける。
28 米カリフォルニア州在住の被爆二世みやち治美、広島市を訪問。
28 広島市公文書館に、同市が1950年に初めて募った「原爆体験記」の原稿全165編があることが判明。
28 広島原爆資料館、ヒロシマ原爆展を広島県・本郷町の広島空港で開催 。-8月20日。
28 「ヒロシマ・ハンドベル・リンガーズ」など、「広島平和祈念ハンドベル・コンサート」を広島市平和公園原爆慰霊碑前で開催。29日には、広島国際会議場で、30日には厳島神社でも。
28 全電通広島県本部と自治労広島県本部が、それぞれの被爆者協議会・被爆二世協議会を一本化していたことが判明。
28 長崎県議会総務委員会、核実験の即時中止と核兵器廃絶を求める決議文を、県議会本会議に提出するため、29日の議会運営委員会に申し入れることを決める。
28 米・ボルティモア市で核軍縮を考える集会。日本から4人の被爆者が参加。
28 連合長崎、インド・パキスタンの労働団体代表5人が「98連合平和ナガサキ集会」に参加すると発表。
28 地理教育研究会の広島大会、広島市内で開催。-31日。全国から約80人が参加。28日、「21世紀の平和教育を考える」をテーマにパネル討議。
29 ウクライナ非常事態省、チェルノブイリ原発事故の影響で、現在もなお、ウラル以西のヨーロッパ総面積の4分の3がセシウム137に汚染されているとの調査報告を発表。
29 広島市の旧中国憲兵隊司令部に収容中被爆死した元米兵捕虜を慰霊する銘板が同司令部跡に建てられたビル前に完成し、除幕式。広島市内在住の森重昭が建立。
29 広島県青年女性平和友好祭実行委員会の「反核平和の火リレー」(第17回)の最終走者、広島市の平和公園に到着。17回目。
29 「ながさき8・9平和展」、県立美術館で開催。-8月2日。
29 日本原水協などによる「国民平和大行進」富山ルートの行進団、広島市の平和公園に到着。一行は、6月4日に富山県朝日町を出発。
29 大庭里美「プルトニウム・アクション・ヒロシマ」代表ら、匿名の脅迫文を公表。最近1か月の間に同会員10人以上の家に同様の手紙が届いていた。
29 東広島市被爆資料保存推進協議会、「平和学習バス」を実施。14回目。同市内小・中・養護学校29校の代表58人が広島市の平和公園を見学。吉川生美から被爆体験を聞く。
29 本島等前長崎市長、「原爆投下は仕方がなかった」と共同通信のインタビューで語る。
29 南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議出席のためコロンボを訪問しているバジパイ・インド、シャリフ・パキスタン両国首相、両国の核実験実施後、初めて二国間協議を行う。昨年9月から中断していた外務次官協議を再開することで合意。
29? 「非核の政府を求める広島の会」、県と県内の全市町村を対象に行った平和行政に関するアンケートの結果をまとめる。県と82市町村から回答。「8月6日を登校日にして平和学習をしている」自治体は38件(45.8%)。
30 フランス国防省、地下核実験を実施してきたフランス領ポリネシアにおける放射能による健康被害調査の報告書を公表。
30 平岡広島市長、「神田山やすらぎ園」など3つの原爆養護老人ホームと広島赤十字・原爆病院を慰問。
30 長崎市、「原爆死没者名簿」の虫干しを実施。
30 広島市、国から小渕首相の平和式典への出席についての打診を受ける。
30 広島市、8月6日の「被爆者代表から要望を聞く会」への要望をまとめる集まりを開く。被爆者7団体の代表が参加し、今年は、7団体すべてが出席する意向を表明。
30 秋田県原爆被害者団体協議会・原水爆禁止秋田市協議会など、「原爆と人間」展を秋田市内で開催。-8月2日。(「原水協通信」)
30 「原爆と人間展」、秋田市内で開催。-8月2日。1100人以上が参観。
30 美術家平和会議、第46回平和美術展を東京都美術館で開催。原爆死没者の肖像画25点を展示。-8月11日。
30 呉市出身でパリ在住の彫刻家宮内寛治、「HIROSHIMA」など2作品を広島県・廿日市市に寄贈。
30 インドの労組幹部、東広島市を出発する日本原水協などによる「国民平和大行進」に参加。
30 広島市安佐南区・倉掛公民館、平和学習会を開催。小学校低学年とその保護者など約50人が参加。
30 広島原爆資料館、「お話と音楽物語でつづる集団疎開」を開催。企画展「子どもたちの戦場」の関連イベント。
30? 旧制広島高校の同窓生、「生徒動員日誌」を刊行。
30? 広島市の内科医・碓井静照、核廃絶を訴える英文エッセー「OBSERVATIONS」と日本語版「語り継ぐ夏」を出版。
30? 兵庫県在住で長崎の被爆者・森崎勇、兵庫県・西宮親子劇場の会で被爆体験を語る。原水爆禁止西宮協議会・西宮市など主催。
31 今年6月20日に114才で日本最高齢になった滝井アサ、入園先の広島県倉橋町にある特別養護老人ホームたちばな苑で死亡。原爆手帳の申請の準備を同苑が進めていた。
31 長崎市、被爆53周年原爆犠牲者慰霊平和祈念式典の実施要綱を発表。小渕首相らも参列。
31 長崎市、平和式典で読み上げる平和宣言の骨子を発表。「核の傘」からの脱却を求める。
31 「平和の灯奉賛会」の50人、広島市平和公園の「平和の池」を清掃。
31 広島市公衆衛生推進協議会、平和公園の一斉清掃を実施。約1600人が参加。
31 広島市の旧猿楽町の元住民らでつくる「矢倉会」、合同慰霊法要を県民文化センターで挙行。田辺雅章が作成したハイビジョン作品「原爆ドームと消えた街並み」が上映される。66人が参加。
31 長崎電鉄8月9日の会、電鉄原爆殉難者慰霊祭を挙行。約50人が参列。
31 「ピースラン98」、岡山県笠岡市に向けて広島市の平和公園を出発。205人のランナーが継走。
31 福岡市在住の吟詠家・岩谷桜雅、長崎の被爆者・片岡ツヨを題材とした漢詩を片岡に寄贈。
31 劇団はぐるま座、朗読劇「夏の約束」を広島市内で上演。1985年の初演以来、8月6日に上演していたが、今年始めて繰り上げ上演。
31 広島市の中村太矩次、53年前の8月6日を描いた連作の水彩画11枚を完成。近く原爆資料館に寄贈予定。
31 スリランカ・コロンボで開催されていた第10回南アジア地域協力連合(SAARC)サミット、世界的な核廃絶をめざすべきとするコロンボ宣言を採択して閉幕。
31 広島市農協の安佐南地区婦人会、市内電車2両を借り切り、小学生を対象とした被爆体験を聞く会を実施。85人が参加。
31? 広島赤十字・原爆病院にある円鍔勝三の木像「調べ」の中に原爆の爆風で入ったと思われるガラス片があることが、X線撮影で判明。