「1991~平岡敬市長」カテゴリーアーカイブ

無援の海峡 ヒロシマの声、被爆朝鮮人の声

『無援の海峡 ヒロシマの声、被爆朝鮮人の声  論創ノンフィクション 054』(論創社、20240/06)

復権への連帯——韓国の被爆者調査をめぐって 8
二重の痛苦にあえぐ在韓被爆者たち——日本人に責任はないのか 24
〈資料〉韓国原爆被害実態調査報告書(韓国教会女性連合会) 35
仮面の裏側 47
記憶と事実 53
被爆朝鮮人が日本人に問うているもの 56
II
黙殺との戦い——被爆朝鮮人・孫振斗さんの訴え 60
圧殺される声 74
孫さんからの手紙 83
権利としての原爆手帳——辛さんへの手帳交付の問題点 85
自主性のない被爆者行政 89
支援運動の中で 91
地底からの告発——被爆朝鮮人の提起するもの 93
被爆朝鮮人とわたし 106
国家と被爆者——孫振斗さん勝訴の意味 131
III
原爆裁判 140
桑原訴訟 216
「認定」とはなにか 230
被爆朝鮮人・韓国人に関する参考資料目録 233
追記を兼ねたあとがき 259
復刊に寄せて 267

 

希望のヒロシマ-市長はうったえる

『希望のヒロシマ-市長はうったえる』(平岡敬、岩波新書、19960722)<作業中

001 はじめに
I アメリカの原爆展 1
1 日米原爆観のギャップ 2
2 アメリカでヒロシマをうったえる 19
〔希望の広島-核兵器のない世界へ-(アメリカン大学(ワシントDC)、1995年7月9日)〕 25
II  戦争責任とヒロシマ 47
1 アジアとヒロシマ 48
〔<那覇・広島・長崎ピース・トライアングル・サミット>アピール(要旨)(那覇市民会館、1995年6月24日)〕 69
2 50年目の「平和宣言」 70
〔平和宣言(広島市平和記念公園、1995年8月6日)〕 73
III 核兵器廃絶に向けて 83
1 核保有国のエゴイズム 84
2 核兵器は国際法に違反する 101
〔国際司法裁判所における広島市長の口頭陳述(国際司法裁判所(ハーグ市)、1995年11月7日)〕 114
IV ジャーナリズムを問う 135
1 ヒロシマ記者として 136
2 人間の立場にたつジャーナリズム 152
〔核廃絶とジャーナリストの役割(広島国際会議場、1995年7月18日)〕 163
V  希望の未来のために 179
1 いかに体験を伝達するか 180
2 ヒロシマの世界化と継承 191
3 未来への意思 206
あとがき 219
 著書:「偏見と差別」(未来社)、「無援の海峡」(影書房)

資料年表:平岡敬

資料年表:平岡敬(ひらおか・たかし)

年月日 事項 メモ
1927
**** 大阪市生まれ
1952
**** 早稲田大学文学部卒業
1966
0401 『世界 第245号』(岩波書店)
平岡敬「韓国の原爆被災者を訪ねて」 229
0801 『放送RCC 第59号 Vol. 6 No.7-8』(ラジオ中国)
文沢隆一・原田東岷・平岡敬「忘れられた被爆者」18
1967
0401 『世界 第257号』(岩波書店)
原爆被害者・二十二年後の要求
平岡敬「戦後は終わったか-被爆者の生活と感情」178
1208 『社会福祉ひろしま(号外)』(広島県社会福祉協議会)
原爆被爆者と社会福祉
平岡敬「被爆者の生活と感情」  7
1968
0301 『世界 第268号』(岩波書店)
平岡敬「青年と広島-「市民対話のつどい」から-」 198
0801 『未来 No.23』(未来社)
小特集=ヒロシマ・一九六八年
平岡敬「告発する被爆朝鮮人」 2
1969
0325 『アンチヒューマン (ドキュメント日本人  8)』(谷川健一 [ほか] 責任編集、学藝書林)
平岡敬「被爆朝鮮人の怒りと悲しみ」  48
0801 『未来 No.35』(未来社)
平岡敬「ヒロシマからの報告②終わりと始まり」 6
1970
0801 『未来 No.47』(未来社)
特集=二五年目のヒロシマ①
平岡敬「被爆者の「目」」 19
1031 『見捨てられた在韓被爆者 日・韓両政府は彼らを見殺しにするのか』(竹中労 編著、日新報道)
被爆朝鮮人の怒りと悲しみ(平岡敬)/97
1971
0120 『辺境 第3号』(辺境社)
辺境レポート
苦いスチェビ 平岡敬…143
1972
0401 『広島通信 No.32』(「広島通信」の会)
平岡敬「被爆朝鮮人救援の動き」
0806 『偏見と差別 ヒロシマそして被爆朝鮮人』(平岡敬著、未来社)
1973
0830 『廣島高等学校創立五十年記念誌』(廣島高等学校創立五十年記念事業準備委員会記念誌部編、廣島高等学校同窓会)
平岡敬「イキ違いの記者」…439
1974
0801 『世界 第345号』(岩波書店)
平岡敬「黙殺との戦い-被爆朝鮮人・孫振斗さんの訴え-」 235
以下作業中

平和式典実況中継1996年8月6日

平和式典実況中継1996年8月6日(宇吹メモより)<敬称略>

前日23:30 平和式典実況中継の原稿をやっと書き上げる。気が付いたら、NHK「被爆の言葉」が終わりかけていた。大牟田と大石芳野が対談していた。
06:20 年休をとる。5時に起きて原医研へ寄りNHKへ到着。*・*と一緒に平和公園へ行き、6時半、慰霊碑への石段下西側の記者席に着席。*(東京・NHKラジオセンター)がプロデューサー格で加わる。
06:21 リハーサルの時、*から総理挨拶批判について「あなたがそう思わないなら言わなくても良いが、もし思っているのなら」
07:00 平和式典会場の上空にヘリコプター2機。朝日とまともに向き合う席ではなはだ暑い。
07 平岡市長が近くに来て立っているので何ごとかと思ったら、橋本総理を出迎えるため。二人は挨拶を交わしていたが、こうした場合何を言い合うのか。
08:07 市長の宣言朗読直後、慈仙寺鼻方面で激しい爆竹の音。終了後の*の話では、橋本来広への抗議のため数人がやったとのこと。
08:50 開式前、金沢は短い現場中継、その後、式典の進行については簡単に打ち合わす。私は準備した原稿の趣旨の半分も話せず。一般参列者としては、随分長く感じたが、今回はあっと言う間に1時間が過ぎた。
09 終了後県立体育館に寄ったが成果無し。バスセンターで新聞各紙を購入して原医研に帰る。寝不足で仕事にならず、そのまま帰宅。昼食後、3時まで寝込む。
後日 私のラジオ出演への反響。盛岡の友人=車を運転中ラジオから君の声が聞こえた。石踊=今にも倒れそうな溜息(?)が聞こえ、聞くに堪えなかった。*(NHK広島)より電話。東京のラジオセンターでは実況中継の評判が良かった。

 

時代と記憶

『時代と記憶 メディア・朝鮮・ヒロシマ』(平岡敬、影書房、20110615 )

目次

部章
1 メディアの世界で
1- 衰弱する言論
1– “書き屋”の弁
吉川幸次郎氏 人間生活こそ文明
1— 唯一の一面コラム
天風録
1—- 新聞界の苦悩
1—– 「為人民服務」はどこへ
2 朝鮮半島へのまなざし
2-1 韓国の被爆者たち
2-2 私の”朝鮮体験”
3 原爆・平和をめぐって
3- 原水禁運動の混乱と後遺症
分裂と主導権争い 一九六一年の平和運動
一九六二年・平和理論の課題
被爆者の苦悩みつめる福島菊次郎の写真集「ピカドン』
今も消えぬ原爆のせん光 二十四年目の被爆者たち
広島市の平和行政の展開
新しい生き方を
痛烈な異議申し立て こうの史代『夕凪の街桜の国」(双葉社)
被爆五十周年の広島
核兵器を禁止する国際法を
世界各国で「原爆展」を
二十一世紀におけるヒロシマの役割
ヒロシマからアジアへ 平和をつくる市民運動
癒しの空間 効率主義に抗して
調査と医療支援の一体化 NGO「ヒロ・セミ」の活動
日本・カザフスタンの人々の連帯を強め核兵器廃絶の世論を
事前説明が不充分か?不満を訴える被害者
前進する被曝者医療 第五次医療支援訪問を終えて
カザフの聞き取り調査に対する所感
生き抜く人々
カザフの高麗人
広島と長崎の教訓を忘れるな
私と原子力光と影を見つめて
大胆な原子力政策の転換を ヒロシマからのメッセージ
「ヒロシマ再考」ノート
おわりに

広島市平和式典(1991年)

平成3年8月6日広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式

原爆死没者慰霊碑の奉安箱の原爆死没者名簿の概要

名簿に記帳された氏名 4787人(名簿数3冊)
名簿登録者総数 172024人
名簿総数 57冊

参列者の概要

被爆者や遺族など 約5万5000人
海部俊樹 内閣総理大臣
 桜内義雄 衆議院議長
土屋義彦 参議院議長

 

広島市長平和宣言(下記参照)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣

出典

 

 

広島市平和式典(1992年)

平成4年8月6日広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式

原爆死没者慰霊碑の奉安箱の原爆死没者名簿の概要

名簿に記帳された氏名 4944人
名簿登録者総数 176964人
名簿総数 59冊

参列者の概要

被爆者や遺族など 約万人
 海部俊樹 内閣総理大臣(代理:山下徳夫厚生大臣)
 桜内義雄 衆議院議長
遺族代表 都道府県

 

広島市長平和宣言(下記参照)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣

出典

 

 

広島市平和式典(1993年)

平成5年8月6日広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式

原爆死没者慰霊碑の奉安箱の原爆死没者名簿の概要

名簿に記帳された氏名
名簿登録者総数
名簿総数

参列者の概要

被爆者や遺族など 約万人
宮沢喜一 内閣総理大臣(代理:文田久雄総理府次長)
[この年閣僚の出席なし]**8月9日細川内閣発足。
 ストヤン・ガーネフ 国連総会議長
遺族代表 都道府県
各国大使や代表

広島市長平和宣言(下記参照)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣

出典

 

 

広島市平和式典(1994年)

平成6年8月6日広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式

原爆死没者慰霊碑の奉安箱の原爆死没者名簿の概要

名簿に記帳された氏名
名簿登録者総数
名簿総数

参列者の概要

被爆者や遺族など 約万人
村山富市 内閣総理大臣
土井たか子 衆議院議長
原文兵衛 参議院議長
遺族代表 都道府県
各国大使や代表

広島市長平和宣言(下記参照)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣

出典

 

 

広島市平和式典(1995年)

平成7年8月6日広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式

原爆死没者慰霊碑の奉安箱の原爆死没者名簿の概要

名簿に記帳された氏名
名簿登録者総数
名簿総数

参列者の概要

被爆者や遺族など 約万人
村山富市 内閣総理大臣
土井たか子 衆議院議長
斉藤十朗 参議院議長
草場良八 最高裁判所長官
三権の長全員が参列(初)
遺族代表 都道府県
各国大使や代表

広島市長平和宣言(下記参照)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/

内閣総理大臣挨拶

内閣総理大臣

出典