『オバマの孤独』(シェルビー・スティール著、松本剛史訳、久世和彦編、青志社刊、20080412)
内容<作業中>
| 部 | 
章 | 
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まえがき | 
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| 1 | 
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人間オバマ | 
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1 | 
「一滴の血」のルール | 
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2 | 
現存する”劣等人種”制度 | 
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3 | 
父親探し | 
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4 | 
本物の黒人であること | 
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5 | 
迫られた、黒人社会への帰属 | 
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6 | 
ふたりの女性 | 
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| 2 | 
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社会のなかのオバマ | 
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7 | 
現実と対峙するための「仮面」 | 
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8 | 
白人社会と交わす「約束の取引」と「意義申し立て」 | 
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9 | 
白人から崇拝される有名黒人 | 
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10 | 
生まれながらの交渉人 | 
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11 | 
アメリカが待ち望んでいた男 | 
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12 | 
彼は黒人らしい黒人か? | 
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13 | 
オバマが歴史の外へ転落する危険 | 
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止
	 
	
	
	
	
		
		『原爆・500人の証言 朝日文庫』(朝日新聞社編、20080830)
| 部 | 
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 はじめに “生きている証人”を求めて 
追跡調査の意義 12 
こうして調査した 16 
質問は四〇項 20 | 
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| 1 | 
あのときわたしは-《体験》 | 
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 閃光を浴びた「直接被爆者」 25 
“地獄の町”に入った「間接被爆者」 29 
“黒い雨”にぬれて- 33 
まだ消えない雨のしみ 38 
地獄から逃がれ出て- 42 
八月五日生れの原爆っ子 46 
北の果て、南の果て 50 
三人の妹を奪われて 53 
ひとりぼっちになった 57 
不安を胸に秘めつつ 61 
母を失って学校も中退 65 
生後三ヵ月で鉄片の洗礼 70 
沖縄にもいる被爆者 74 | 
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| 2 | 
 ツメ跡はまだ消えない《健康》 | 
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 「健康」はどう変ったか 81 
もう一度起きて歩きたい 86 
やけどがよみがえる夏 92 
十年間も無事だったのに 97 
愛児捜しのあとで倒れる 102 
こんなにも執念深いとは 110 
「人並み」になった笑顔 117 
病苦と孤独の二重苦 119 
入院体験で得たもの 121 
入院はしたくても- 126 
胎内被爆の悲惨さ 129 
子どもが産めない 133 
“ぶらぶら病”患者の自嘲 137 
「まったく元気」-三五・二% 141 
「手帳」が欲しい 145 
「手帳」なんか欲しくない 154 
定期検診の信頼度 157 
定期検診が受けられない 161 
不安とのたたかい 167 | 
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|  3 | 
 蝕まれた歳月のなかで 《生活》 | 
 | 
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 | 
 低い被爆者の生活水準 177 
不利克服して頑張る被爆者 181 
視力を失った孤老の場合 187 
老人ホームへの関心 189 
働ける体にしてくれ 192 
ひとりきりで泣きたい 195 
暮し向きはよくなっているか 198 
逃がしたしあわせに泣く 201 
生きぬいた家族たち 203 | 
 | 
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|  4 | 
 現実をどううけとめる?《意識》 | 
 | 
 | 
 | 
 意外に少ない団体加入 209 
いまの体調が意識を左右 217 
「差別」はこの人たちにも 223 
援護法についての認識 233 
実態は知られているか 237 
ドームと天主堂 241 
四人に一人は「まだ憎い」 250 
アメリカに望むさまざまな声 257 
ABCCへの批判 260 
核兵器だけはやめて! 267 
まず社会保障制度の確立 273 
原爆医療法の整備とPRを- 278 | 
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 | 
 結び-広島と長崎と- 286 | 
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 | 
 あとがき 292 
付 原爆-核兵器の足どり(増補) 295 
解説 吉岡忍 318 | 
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 | 
 註:「原爆・五〇〇人の証言-被爆者追跡調査レポート」(1967年11月20日刊行) | 
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 | 
 | 
 
止
	 
	
	
	
	
		
		『戦争と民衆 戦争体験を問い直す 一橋大学大学院社会学研究科先端課題研究叢書(3)』(三谷孝編、旬報社、20080410)
内容
| 部・章 | 
タイトル(著者) | 
備考 | 
 | 
はじめに(三谷孝) | 
 | 
| Ⅰ | 
総論 戦争体験を問い直す | 
 | 
| 1 | 
〈戦争体験〉-その全体像をめぐる〈人間〉の営み…(濱谷正晴) 21 | 
 | 
 | 
はじめに-戦争の”歴史性” 21 
1〈原爆と人間〉-視点を探し求めて 23 
2〈戦争体験の全体像〉-その形象化と非戦の胎動 35 
(1)オーラル・ヒストリー&パーソナル・ドキュメント 36 
(2)第二世代、同世代・異世代間の対話、コミュニティ 37 
(3)集合的記憶・トラウマ 39 
(4)メモリアル・モニュメント・ミュージアム 40 
(5)つぐない・戦争犠牲は受忍しない 41 
むすびに代えて-”戦なき世”を 43 | 
 | 
| 2 | 
東井義雄の戦中・敗戦経験とペタゴジー-戦後教育実践に刻んだもの…(木村元) 50 | 
 | 
 | 
はじめに-教育における戦中と戦後経験 50 
1 敗戦から戦後へ 53 
(1)戦後教育の出発時の東井における教育課題 53 
(2)敗戦時の立脚点-唐川校から相田校へ 55 
2 『学童の臣民感覚』を生み出した東井の歩み 60 
3 村と学校を繋ぐ「土生が丘」-沈潜の戦後実践 65 
(1)「土生が丘」の成立基盤 65 
(2)「土生が丘」の出発と構成 66 
(3)村の教育の課題と「土生が丘」の展開 68 
(4)「村を捨てる学力」への対抗と「村を育てる学力」の登場 69 
(5)『村を育てる学力』の上梓 72 
4 小括-敗戦時の課題と戦後の総括 74 | 
 | 
| Ⅱ | 
原爆体験 | 
 | 
| 3 | 
原爆被害者と「こころの傷」-トラウマ研究との対話的試論…(直野章子) 85 | 
 | 
 | 
はじめに 85 
1 被爆者の精神的被害にかんする研究 87 
2 トラウマとPTSD-概念の系譜 89 
3 トラウマ研究と表象不可能性 92 
4 被爆者の語りと沈黙 95 
5 死者を抱きしめながら 101 
6 証言者と聴き手 105 
おわりに 109 | 
 | 
| 4 | 
ある被爆者の原爆体験と証言活動-その思想的営為…(源氏田憲一) 122 | 
 | 
 | 
はじめに 122 
1 被爆 123 
2 思想的営為 125 
3 証言活動 129 
4 語り手の多元的主観性と証言者の「立場」-むすびに代えて 134 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| Ⅲ | 
沖縄戦 | 
 | 
| 5 | 
沖縄戦と民衆-沖縄戦研究の課題…(林博史) 141 | 
 | 
 | 
はじめに 141 
1 沖縄戦とはなにか 142 
(1)沖縄戦への道 142 
(2)沖縄戦の経過 144 
2 沖縄戦の特徴-これまでの研究で明らかにされてきたこと 147 
(1)沖縄戦研究の視点 147 
(2)沖縄戦研究の成果 150 
3 『沖縄戦と民衆』で提起したこと 153 
4 近年の研究成果 156 
(1)その後の沖縄戦研究 156 
(2)新しく見つかった日本軍資料 157 
(3)県や警察の資料 160 
5 沖縄戦研究の課題 162 
さいごに 167 
[追記] 170 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| 6 | 
本土における沖縄戦認識の変遷-軍隊と民衆の関係という論点をめぐって…(小野百合子) 175 | 
 | 
 | 
はじめに 175 
1 沖縄戦の語りの変化-軍隊の目から民衆の目へ 177 
(1)①援護法の適用と「軍民一体」の語りの形成 177 
(2)②戦後本土における沖縄戦の記録 181 
(3)沖縄における住民の戦争体験記録運動の始まり 186 
2 本土における沖縄戦への着目の始まり 190 
(1)①空襲・戦災体験記録運動の活発化とそこでの沖縄戦の扱い 190 
(2)②本土における沖縄戦への着目 194 
3 本土における沖縄戦認識の争点化 199 
(1)教科書の沖縄戦記述の増加と争点化 199 
(2)戦場における軍隊と民衆の関係という論点への着目 204 
おわりに 206 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| Ⅳ | 
中国大陸での戦争に関連して | 
 | 
| 7 | 
中国における戦時性暴力をめぐる記憶と記録…(内田知行) 219 | 
 | 
 | 
はじめに 219 
1 同時代の文書史料が語る「戦時性暴力」の記録 221 
(1)同時代の抵抗権力による公文書 222 
(2)同時代の抵抗権力等によるインフォーマルな文書 224 
2 『山西抗戦ロ述史』が語る「戦時性暴力」の記憶 227 
①山西省東南部、壷関県鶴屋村で発生した性暴力の証言 228 
②山西省東北部、代県劉広村で発生した性暴力の証言 229 
③山西省東南部、潞城県五里後村で発生した性暴力の証言 230 
④山西省西南部、襄汾県の農村の砲台で発生した性暴力の証言 230 
⑤山西省西南部、襄汾県南賈村の砲台で発生した性暴力の証言 231 
⑥山西省北部、忻県宋家荘村で発生した性暴力の証言 232 
3 共著が語る「戦時性暴力」の記憶 235 
(1)「個人の個別の被害」の記憶 235 
(2)もうひとつの「被占領経験」の記憶 240 
(3)村の性暴力と都市部における「慰安所」との関係 243 
むすび-歴史研究者として学んだこと 245 | 
 | 
| 8 | 
ある「シベリア抑留」のライフストーリー-自分史のなかの戦争の記憶…(佐藤美弥) 250 | 
 | 
 | 
はじめに 250 
1 Aのライフストーリー 252 
(1)成長と職業の選択 252 
①生い立ちと教育 252 
②卒業と就職-鉄道業務のなかの戦争 255 
(2)Aの戦争-入営・「満洲」・「シベリア」・「ダモイ」 256 
①部隊での経験と敗戦の記憶 256 
②アングレンでの強制労働 261 
③強調される記憶-ソ連人との交流・「民主教育」・「ダモイ」 263 
④復員、再就職後の生活について 267 
2 いま、戦争を語ること 269 
(1)自分史における戦争の記憶の位置 269 
(2)戦争を語ることについて 270 
むすびに代えて 272 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| 9 | 
中国東北地区における朝鮮族部隊について-中華人民共和国建国期を中心に…(李海燕) 278 | 
 | 
 | 
はじめに 278 
1 「満洲国」崩壊後における朝鮮族部隊の成立 280 
(1)成立の背景 280 
(2)国共内戦での活躍 281 
(3)中国共産党による改編 284 
2 朝鮮族部隊の北朝鮮への移動 286 
(1)移動のプロセス 286 
(2)移動の背景 288 
3 朝鮮戦争と新たな入隊 292 
(1)入隊志願の動機 292 
(2)入隊情況 295 
おわりに 297 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| 補講 | 
「防衛のための戦い」の記憶-中世ノルウェーのレイザングルについて…(阪西紀子) 305 | 
 | 
 | 
はじめに 305 
1 戦いへの召集の二つの方法-レイザングルと緊急の全員召集 306 
2 マンゲルズの基礎としての「ビール醸造組」 307 
3 法に見るレイザングル 311 
4 「王のサガ」と文書に見るレイザングル 316 
おわりに 320 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
止
	 
	
	
	
	
		
		『赦し 長崎市長本島等伝』(横田信行著、にんげん出版、20080220)
内容
| 章 | 
 | 
 | 
| 序 | 
衝撃  繰り返される凶行 11 | 
 | 
| 1 | 
彷徨  貧困からの脱出 14 | 
 | 
 | 
源流 苦学 徴兵 敗戦 大学 教職 上京 型破り 挑戦 
忘れ得ぬ人々1―やじ将軍 松田九郎 | 
 | 
| 2 | 
飛躍  大衆政治家として 46 | 
 | 
 | 
天命 成熟 倦怠 劇的 
忘れ得ぬ人々2―シスター 江角ヤス | 
 | 
| 3 | 
成長  行政と市民の狭間で 66 | 
 | 
 | 
巧妙 浸透 波紋 失態 磐石 情熱 愛国心 平等 絆 窮地 激戦 
忘れ得ぬ人々3―数多い出会いに感謝 | 
 | 
| 4 | 
直面  原爆に向き合い 108 | 
 | 
 | 
形成 畏敬 憂鬱 勇躍 連帯 苦渋 法王 
忘れ得ぬ人々4―以心伝心 秋月辰一郎 | 
 | 
| 5 | 
挑戦  菊のタブー 134 | 
 | 
 | 
偶発 重圧 毅然 騒然 感激 複雑 加害 閉塞 銃撃 感傷 葛藤 爪跡 決意 天皇制 
忘れ得ぬ人々5―個性の塊 深堀勝一 | 
 | 
| 6 | 
円熟  平和市長誕生 176 | 
 | 
 | 
暴発 究極 懐柔 僥倖 亀裂 訪韓 
忘れ得ぬ人々6―闘士 磯本恒信 | 
 | 
| 7 | 
終焉  権力闘争の果てに 202 | 
 | 
 | 
不和 反旗 落日 諦観 疎遠 焦燥 寂寥 継承 
忘れ得ぬ人々7―「祈りの長崎」 永井隆 | 
 | 
| 終 | 
赦し  終生、庶民として 238 | 
 | 
 | 
相克 痛烈 限界 矜持 信念 苦悩 悲憤 贖罪 加憲 使命 庶民 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
あとがき 最後の弟子として 282 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 
止
	 
	
	
	
	
		
		『戦争と民衆 戦争体験を問い直す』(三谷孝編、 旬報社刊、20080410)
内容
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
はじめに… | 
三谷孝 3 | 
 | 
| Ⅰ | 
総論 戦争体験を問い直す | 
 | 
 | 
 | 
第1章〈戦争体験〉-その全体像をめぐる〈人間〉の営み… 
はじめに-戦争の”歴史性” 21 
1〈原爆と人間〉-視点を探し求めて 23 
2〈戦争体験の全体像〉-その形象化と非戦の胎動 35 
(1)オーラル・ヒストリー&パーソナル・ドキュメント 36 
(2)第二世代、同世代・異世代間の対話、コミュニティ 37 
(3)集合的記憶・トラウマ 39 
(4)メモリアル・モニュメント・ミュージアム 40 
(5)つぐない・戦争犠牲は受忍しない 41 
むすびに代えて-”戦なき世”を 43 | 
濱谷正晴 21 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
第2章 東井義雄の戦中・敗戦経験とペタゴジー-戦後教育実践に刻んだもの… 
はじめに-教育における戦中と戦後経験 50 
1 敗戦から戦後へ 53 
(1)戦後教育の出発時の東井における教育課題 53 
(2)敗戦時の立脚点-唐川校から相田校へ 55 
2 『学童の臣民感覚』を生み出した東井の歩み 60 
3 村と学校を繋ぐ「土生が丘」-沈潜の戦後実践 65 
(1)「土生が丘」の成立基盤 65 
(2)「土生が丘」の出発と構成 66 
(3)村の教育の課題と「土生が丘」の展開 68 
(4)「村を捨てる学力」への対抗と「村を育てる学力」の登場 69 
(5)『村を育てる学力』の上梓 72 
4 小括-敗戦時の課題と戦後の総括 74 | 
木村元 50 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| Ⅱ | 
原爆体験 | 
 | 
 | 
 | 
第3章 原爆被害者と「こころの傷」-トラウマ研究との対話的試論… 
はじめに 85 
1 被爆者の精神的被害にかんする研究 87 
2 トラウマとPTSD-概念の系譜 89 
3 トラウマ研究と表象不可能性 92 
4 被爆者の語りと沈黙 95 
5 死者を抱きしめながら 101 
6 証言者と聴き手 105 
おわりに 109 | 
直野章子 85 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
第4章 ある被爆者の原爆体験と証言活動-その思想的営為… 
はじめに 122 
1 被爆 123 
2 思想的営為 125 
3 証言活動 129 
4 語り手の多元的主観性と証言者の「立場」-むすびに代えて 134 | 
源氏田憲一 122 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| Ⅲ | 
沖縄戦 | 
 | 
 | 
 | 
第5章 沖縄戦と民衆-沖縄戦研究の課題… 
はじめに 141 
1 沖縄戦とはなにか 142 
(1)沖縄戦への道 142 
(2)沖縄戦の経過 144 
2 沖縄戦の特徴-これまでの研究で明らかにされてきたこと 147 
(1)沖縄戦研究の視点 147 
(2)沖縄戦研究の成果 150 
3 『沖縄戦と民衆』で提起したこと 153 
4 近年の研究成果 156 
(1)その後の沖縄戦研究 156 
(2)新しく見つかった日本軍資料 157 
(3)県や警察の資料 160 
5 沖縄戦研究の課題 162 
さいごに 167 
[追記] 170 | 
林博史 141 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
第6章 本土における沖縄戦認識の変遷-軍隊と民衆の関係という論点をめぐって… 
はじめに 175 
1 沖縄戦の語りの変化-軍隊の目から民衆の目へ 177 
(1)①援護法の適用と「軍民一体」の語りの形成 177 
(2)②戦後本土における沖縄戦の記録 181 
(3)沖縄における住民の戦争体験記録運動の始まり 186 
2 本土における沖縄戦への着目の始まり 190 
(1)①空襲・戦災体験記録運動の活発化とそこでの沖縄戦の扱い 190 
(2)②本土における沖縄戦への着目 194 
3 本土における沖縄戦認識の争点化 199 
(1)教科書の沖縄戦記述の増加と争点化 199 
(2)戦場における軍隊と民衆の関係という論点への着目 204 
おわりに 206 | 
小野百合子 175 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
| Ⅳ | 
中国大陸での戦争に関連して | 
 | 
 | 
 | 
第7章 中国における戦時性暴力をめぐる記憶と記録… 
はじめに 219 
1 同時代の文書史料が語る「戦時性暴力」の記録 221 
(1)同時代の抵抗権力による公文書 222 
(2)同時代の抵抗権力等によるインフォーマルな文書 224 
2 『山西抗戦ロ述史』が語る「戦時性暴力」の記憶 227 
①山西省東南部、壷関県鶴屋村で発生した性暴力の証言 228 
②山西省東北部、代県劉広村で発生した性暴力の証言 229 
③山西省東南部、潞城県五里後村で発生した性暴力の証言 230 
④山西省西南部、襄汾県の農村の砲台で発生した性暴力の証言 230 
⑤山西省西南部、襄汾県南賈村の砲台で発生した性暴力の証言 231 
⑥山西省北部、忻県宋家荘村で発生した性暴力の証言 232 
3 共著が語る「戦時性暴力」の記憶 235 
(1)「個人の個別の被害」の記憶 235 
(2)もうひとつの「被占領経験」の記憶 240 
(3)村の性暴力と都市部における「慰安所」との関係 243 
むすび-歴史研究者として学んだこと 245 | 
内田知行 219 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
第8章 ある「シベリア抑留」のライフストーリー-自分史のなかの戦争の記憶… 
はじめに 250 
1 Aのライフストーリー 252 
(1)成長と職業の選択 252 
①生い立ちと教育 252 
②卒業と就職-鉄道業務のなかの戦争 255 
(2)Aの戦争-入営・「満洲」・「シベリア」・「ダモイ」 256 
①部隊での経験と敗戦の記憶 256 
②アングレンでの強制労働 261 
③強調される記憶-ソ連人との交流・「民主教育」・「ダモイ」 263 
④復員、再就職後の生活について 267 
2 いま、戦争を語ること 269 
(1)自分史における戦争の記憶の位置 269 
(2)戦争を語ることについて 270 
むすびに代えて 272 | 
佐藤美弥 250 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
 | 
第9章 中国東北地区における朝鮮族部隊について-中華人民共和国建国期を中心に… 
はじめに 278 
1 「満洲国」崩壊後における朝鮮族部隊の成立 280 
(1)成立の背景 280 
(2)国共内戦での活躍 281 
(3)中国共産党による改編 284 
2 朝鮮族部隊の北朝鮮への移動 286 
(1)移動のプロセス 286 
(2)移動の背景 288 
3 朝鮮戦争と新たな入隊 292 
(1)入隊志願の動機 292 
(2)入隊情況 295 
おわりに 297 | 
李海燕 278 | 
 | 
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 | 
 | 
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補講 「防衛のための戦い」の記憶-中世ノルウェーのレイザングルについて… 
はじめに 305 
1 戦いへの召集の二つの方法-レイザングルと緊急の全員召集 306 
2 マンゲルズの基礎としての「ビール醸造組」 307 
3 法に見るレイザングル 311 
4 「王のサガ」と文書に見るレイザングル 316 
おわりに 320 | 
阪西紀子 305 | 
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叢書名 一橋大学大学院社会学研究科先端課題研究叢書, 3
著者紹介 326
	 
	
	
		 
	
		
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