「01 月忌」カテゴリーアーカイブ

沖縄からの報告

『沖縄からの報告』(瀬長亀次郎、岩波新書、19590727)

内容

まえがき
ひしめき合う人口
1 位置と面積
2 渡航の自由は極度に制限されている
3 人口密度では世界一
4 出生率の高さは日本一
5 世界一低い死亡率
6 「琉球人」は国際的に通用しない
経済の成長
1 高等弁務官のメッセージ
2 県民所得の分析
3 輸入の首位はお米
4 輸出の王座はスクラップ
5 黒糖は東北の農民とつながっている
農民のくらし
1 土地をとられた農民
2 破綻する農家経済
3 エンゲル係数58・9
4 略奪農法下の農民
5 農村生活と農民の改装
労働者と中小企業
1 日本本土の中小企業
2 行政主席とタイピスト
3 長時間労働と失業と
4 労働者の分けなえと資本家の取り高
5 中小企業もしばられている
6 弱小企業もしばられている
基地の群像
1 サービス業者と「オフ・リミット」
2 6億日円の負債を背負う万余の娘子軍
3 お膝元に売春名所
4 刑務所受刑者は戦前の4倍
5 軍裁、窃盗で懲役140年
人民のたたかい
1 土地買い上げ反対
2 四原則くずされる
3 当間任命政府は外国政府と土地貸借契約ができるか
4 たたかいの成果
5 所有権と使用権との矛盾
6 軍事基地化における労働者の権利
7 民労労働法をかちとったもの
8 気に入らぬ労組は認可しない
9 ブ高等弁務官労組代表との対談
琉球政府のからくり
1 高等弁務官の絶対権力
2 アメリカ政府の投資と利潤
3 高利貸も顔負け、琉球銀の高利潤
4 アメリカのマンモス銀行沖縄へ進出
5 減税すると補助金も出さぬ、あきれた弁務官書簡
6 国家事務的経費が5割以上、琉球政府予算の分析
祖国へ
1 修正刑法の内容
2 日沖連帯の力―布令施行の延期
重要事件年表

大江志乃夫

大江志乃夫 <作業中

おおえ・しのぶ 19250208生20090920死 享年81歳

 

資料年表:大江志乃夫

年月日
1925
0208 誕生
 1961
0731 『原水爆被害白書』(原水爆禁止日本協議会専門委員会、日本評論新社)
作業中
 『日本現代史(藤井松一・大江志乃夫共著 合同出版社)
 1978
『戒厳令』(岩波新書)
1981
『徴兵制』(岩波新書)
1984
『靖国神社』(岩波新書)
 1985
 0525  大江志乃夫『日本の参謀本部』(中公新書)
2009
0920 死亡
 2011
 03 田村貞雄・大江志乃夫『大江志乃夫教授著作目録』

 

天皇とマスコミ報道

『天皇とマスコミ報道』(天皇報道研究会、三一書房、19890315)

内容<作業中

序(天皇報道研究会 酒井武史・浅野健一) 003
1 天皇とマスコミ報道 019
2 「報道の自由」から見た天皇 053
3 諸外国の新聞はどう報道したか 089
Ⅰ 英国大衆紙の天皇報道
Ⅱ 英紙以外の外国メディアは
4 読者の告発 175
5 新聞というメディアの失敗とコッケイ 203
Ⅰ 天皇のガン報道
Ⅱ あーあ、朝日
6 新聞労組の取り組み 223
7 天皇制を問う集会で・・・・ 265
8 報道とは? 297
私と天皇報道 山口正紀(人権と報道・連絡会世話人) 331
あとがき

象徴天皇制への道-米国大使グルーとその周辺

『象徴天皇制への道-米国大使グルーとその周辺』(中村政則、岩波新書<岩波書店>、19891020)

 『滞日十年』の成立事情…1
“Report from Tokyo” ―日本軍国主義批判―…11
  和平のテーマ ―鍵としての天皇制―…25
 シカゴ演説 ―集中砲火をあびる―…37
 『滞日十年』の刊行…63
 穏健派とは何か ―牧野伸顕・樺山愛輔・吉田茂―…75
 対日戦後計画の形成 ―グルーの遠図―…109
 ポツダム宣言 ―奮闘するグルー―…127
 グルーとマッカーサー…147
「象徴」の由来 ―三つの流れ―…161
おわりに―象徴天皇制の成立…201
 参考文献
あとがき

 

昭和天皇物語

『昭和天皇物語〈ビッグコミックス〉』(半藤一利〈原作〉、永福一成〈脚本〉、志波秀宇〈監修〉、小学館、20171104~)

作業中

発行年月日
1 20171104
 第1話森の皇子/2 明治の男/3 タカとボタン/4 見切り発車の開校/5 衝撃の初授業/6 手作りのハンコ/7 足立タカの涙/
2  20180404
3 20181205
4 20190703
5 20191204
6 20210602
7 20201205
8 20210602
9 20211103
10 20220604
11 20221102
12  20230404
13 20230904
14 20240204
15 20240804
16 20250204
17 20250804

橋口収

橋口収 はしぐち・ おさむ

資料年表:橋口収<作業中

年月日  事項
1921
0908 誕生
1984
06 広島銀行頭取
1988
**** 広島商工会議所会頭。~1999
1997
0716 橋口収著『「近代」の座標軸を求めて― 文明・文化そぞろある記』(金融財政事情研究会)
 2005
 0713  没。享年83歳。

天皇裕仁と地方都市空襲

『天皇裕仁と地方都市空襲』(松浦総三著、大月書店、19950414)

内容

全土せん滅空襲の開始と大本営発表
1 4大都市空襲の裕仁・大本営発表 13
2 「天皇報道」の原点としての大本営発表 15
3 庶民の目、裕仁の目、米軍史料 18
4 裕仁・大本営発表への抵抗者たち 26
5 空襲「偽造」の皇国史観 30
4・13東京大空襲の死者はなぜ少ないのか
1 “ポスト焼行幸”の裕仁 37
2 「裕仁」のための「戦艦大和の最後」 40
3 4・13大空襲の死者はなぜ少ないのか 45
4 “プロフェッショナル”裕仁 52
ドイツ降伏におびえる裕仁
1 空襲警報下、裕仁44歳の誕生日 59
2 「武装解除」と「責任者処罰」仕方なし 61
3 ドイツ降伏におびえる裕仁 64
4 ソ連一辺倒コースと裕仁 68
5 名古屋・東京・横浜の潰滅 71
三代の象徴、明治宮殿焼失す
1 明治宮殿焼失と裕仁 77
2 裕仁の戦災責任を問う 90
3 裕仁決定の「一撃論」 95
ノイローゼ裕仁と阪神大空襲
1 阪神大空襲と天皇裕仁 105
2 「時局収拾試案」と裕仁 111
3 裕仁、ノイローゼに! 114
4 裕仁・荷風・顕治・高見順 120
5 空襲で崩壊に瀬する日本社会 125
中小都市に広がる空襲
1 無防備な地方都市空襲を傍観する裕仁 131
2 B297000機のうち3機撃墜す 134
3 遅すぎた、おそすぎた「聖断」 138
4 ポ宣言「黙殺」後の「富山大空襲」など 141
5 裕仁と近衛と「天皇親書」 146
原爆投下をまねいた三種の神器
1 断末魔の「ヒロヒト・ニッポン」報告 153
2 米大統領の「原爆投下」の論理と裕仁 158
3 三種の神器が「黙殺」させた 163
4 50万人殺した「黙殺」声明と裕仁 166
5 「原爆」を利用した「聖断」 171
8・15の空襲と裕仁
1 裕仁を「聖断」に追いこむ米軍ビラ 175
2 「聖断」後14日昼間大坂大空襲 181
3 玉音放送後3日間も燃えた土崎港 185
4 8月15日の熊谷空襲 189
5 不運な小田原など 193
8・15マスコミと戦後50年
1 裕仁のための8・15マスコミ 195
2 ルポと新聞はやらせ-8・15新聞 198
3 玉音放送の意味と裕仁-8・15のラジオ放送 203
4 詭弁・すり替えの「終戦の詔書」 210
5 玉音放送から疎外された声 214
6 フィナーレ・天皇報道の始まり 219
図表-地方都市空襲・4大都市空襲 224
あとがき 227
引用・参考文献 233

 

資料年表:増田善信

資料年表:増田善信<ますだ・よしのぶ>

年月日
1923
0911 誕生。
 1979
 0925  『生きとってよかった 叢書名 語りつぐ戦争体験 2』(日本児童文学者協会・日本子どもを守る会 編、草土文化)
増田善信「 天気予報のきえた日」 173
 1985
 0530  『核兵器廃絶 資料集』(労働者教育協会編、学習の友社)
1 ヒロシマ・ナガサキは何を語りかけているか-ヒロシマ・ナガサキから「核の冬」まで 増田善信 7
620  『核の冬 核戦争と気象異変』(増田善信著、草友出版)
1986
 0810  『核の夜 科学者は警告する』(ニフゲーニ・ベリホフ著、増田善信・藤森夏樹訳、新日本出版社)
 1989
 0831  『黒い雨 続』(広島県「黒い雨・自宅介護」原爆被害者の会連絡協議会)
 「黒い雨」は何処まで降ったか
理学博士・気象研究所室長 増田善信 13
 <作業中
2025
0609 死没。享年101歳。

 

ヒロシマは昔話か 原水爆の写真と記録

『ヒロシマは昔話か 原水爆の写真と記録 新潮文庫』(庄野直美著、新潮社、新潮社)

内容

1 その日、子供たちは 8
1945年8月6日午前8時15分 13
1945年8月9日午前11時2分 20
原爆のエネルギー 28
襲いかかる炎 34
逃げる 40
降りそそいだ放射線 48
黒い雨 54
2 肉親との再会・別れ 62
さがす 66
後に残された放射能 71
足の踏み場もない仮収容所 78
変わりはてた姿 82
別れ 86
白い骨になって 92
3 裸になった街 94
爆風と熱線による破壊 100
一面の焼野原 122
4 体に残された傷跡 126
急性障害 128
後障害 138
死亡者数 144
失われた体 147
5 変えられた人々の暮らし 150
社会生活の崩壊 152
原爆孤児 162
貧困 166
引き裂かれた家族 170
無縁仏 172
Nさん一家の苦しみ 176
外国人被爆者 198
6 それでも核実験は続く 202
原爆開発の歴史 204
水爆の登場 208
第五福竜丸事件 212
ビキニ核実験の被爆者たち 217
その後のビキニ 222
エニウェトクの核実験 226
ネバダの核実験 232
アメリカ以外の核実験 240
7 わたしたちは生き残れるか 244
核兵器はここまで進んだ 246
核兵器の威力 252
進む核戦争準備 271
核戦争が起これば 276
8 ヒロシマは昔話か 280
原爆小頭症 283
被爆者は今 290
わたしたちに何ができるか 300
解説  大江健三郎 310

広島反転爆撃の証明

『広島反転爆撃の証明』(若木重敏、文芸春秋、19890715)

内容

序文1
1 硬い白桃 14
硬い白桃 15
語らざれば憂いなきに似たり 29
戦死ということ 39
消えて行く人々 43
そしてその夜 50
石もて打つべきか? 62
惨過を演出したもの 76
It’s all over Hiro… 89
“忘れられない男” 103
その妻と子に110
2 二つの「HIRO」の謎 117
もう十日早かったら 119
ヒロシマとヒロヒトと 122
生き続ける記憶 127
鳥の群れよ! 129
枯葉 131
3 演出された惨劇 133
反転裸爆撃ではなかったか? 135
海面上空の航路 138
日本側の資料 140
「エノラ・ゲイ」のヒント 148
広島侵入機の航路の推定 150
日本側の手落ち 163
ストレート・フラッシュ号の役目 166
反転裸爆撃を主張するその他の根拠 168
米国の世論 170
無警告裸爆撃の実績 171
鈍感にさせる作戦 174
事実の発表をためらう理由 176
「エノラ・ゲイ」の空襲警報の記述 178
空襲警報は発令されなかった 182
シナリオを書いた人 186