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原民喜年譜

 

原民喜略年譜

年齢 事項
1905 広島市幟町一六二番地に生まれる。
1923(大正12) 18 広島高師付属中学4年を終了。
1924(大正13) 19 慶応義塾大学文学部予科入学。
1929(昭和 4) 24 慶応義塾大学文学部英文科に進む。1932年卒業。
1933(昭和 8) 28 永井貞恵と結婚。
1942(昭和17) 37 千葉県立船橋中学校に英語教師として週3回通勤。
1944年退職。
1945 40 1月末千葉の家をたたみ、郷里広島市幟町、兄信嗣の許に疎開。
8月6日同町にて被爆、東練兵場に2日をすごした後、
次兄守夫と共に広島市郊外八幡村に移る。
以後原爆症とはいえぬが、健康はすぐれないときが多くなった。
被爆の悲惨な体験は2年後「夏の花」として結晶。
1946 41  上京。慶応義塾大学夜間中学に教鞭をとる。
10月より「三田文学」の編集にたずさわる。
1947 42  「夏の花」の世評高し。12月夜間中学を退職。
作品:「夏の花」、「廃墟から」、「氷花」
1948 43 「近代文学」の同人となる。
12月「夏の花」に第1回水上滝太郎賞を受く。
1949 44  作品:『夏の花』、『鎮魂歌』、『長崎の鐘』。
1950 45  4月、日本ペンクラブ広島の会主催の平和講演会参加のため帰郷。
作品:『美しき死の岸に』、『原爆小景』。
1951 46 3月13日、吉祥寺西荻窪間の鉄路に身を横たえ自らの生命をたつ。
作品『碑銘』。
出典:『原民喜詩碑再建記念』(原民喜詩碑移転修復実行委員会、1968年3月1日)

 

 

 

原民喜詩碑

原民喜詩碑 除幕:1967年7月29日 場所:広島市大手町1丁目碑設計 谷口吉郎

1951年7月13日、広島城跡に建設されたが、毀損のため、現在地に再建。

HIC019A
碑銘正面
原民喜
遠き日の石に刻み
砂に影おち
崩れ墜つ 天地のまなか
一輪の花の幻
裏面
原民喜詩碑の記
原民喜は人がら清純沈鬱に流俗と遇ひ難い詩人であった。一九五一年三月一二日夜、東京都西郊の鉄路に枕して濁世を去った。蓋しその生の孤独と敗戦の國の塵勞とは彼の如き霊の能く忍ぶところでは無かった。遺書十七通、先づ年来の友情を喜びさてさりげ無く永別を告げんと記し、うち二通の文尾に書き添へた短詩「碑銘」は思を最後の一瞬に馳せて亡妻への故郷壊滅の日を記した力作「夏の花」に寄する矜持と又啼泣とを「一輪の花の幻」の一句に秘めて四十六年の短生涯を自ら慰め弔ふもの、辞は簡に沈痛の情は深い。遺友等ために相謀り地を故郷に相し銘記せしめて之を永く天地の間に留めた。
一九五一年七月十三日夜
遺友中の老人 佐藤春夫記す

 

 

大田洋子著作目録

大田洋子著作目録(作業中)

1 屍の街 大田洋子著 中央公論社 1948/11/10
2 回顧五年 原爆ヒロシマの記録 「原爆ヒロシマの記録」編集部編 瀬戸内海文庫 1950/5/5
3 屍の街(冬芽書房 初版) 大田洋子著 冬芽書房 1950/5/30
4 屍の街(冬芽書房 初版)[文11-1] 大田洋子著 冬芽書房 1950/5/30
5 屍の街 (冬芽書房 再版) 大田洋子著 冬芽書房 1950/8/5
6 屍の街(市民文庫) 大田洋子著 河出書房 1951/8/15
7 人間襤褸 大田洋子著 河出書房 1951/8/15
8 人間襤褸(文庫版) 大田洋子著 青木書店 1952/11/15
9 半人間 大田洋子著 大日本雄弁会講談社 1954/5/5
10 人さまざま 続 朝日新聞社 朝日新聞社 1955/4/10
11 半人間(ミリオンブックス) 大田洋子著 大日本雄弁会講談社 1955/7/25
12 半人間(ミリオンブックス) [文57-1] 大田洋子著 大日本雄弁会講談社 1955/7/25
13 原子力と文学 小田切秀雄編 大日本雄弁会講談社 1955/8/5
14 屍の街 (河出文庫 新装版) 大田洋子著 河出書房 1955/9/15
15 人間襤褸 大田洋子著 新潮社 1955/10/10
16 半人間(新潮文庫) 大田洋子著 新潮社 1955/10/25
17 夕凪の街と人と(ミリオンブックス) 大田洋子著 大日本雄弁会講談社 1955/10/25
18 八十歳 大田洋子著 講談社 1961/8/10
19 わが小説 朝日新聞学芸部編 扇谷正造編 雪華社 1962/7/15
20 原子爆弾投下さる 昭和戦争文学全集 13 昭和戦争文学全集編集委員会編 集英社 1965/8/30
21 8月6日と文学 [広島女学院大学]文芸部員編 広島女学院大学文芸部 1967/6/10
22 ひろしま 平和の歩み 広島平和文化センター編 広島市 1968/8/1
23 新聞切抜き(毎日、読売、日経、愛媛、山陽新聞・日本金融通信・その他新聞) [出版者不明] 1968/9/18
24 ヒロシマの証言 平和を考える 広島平和文化図書刊行会編 日本評論社 1969/8/6
25 どきゅめんと・ヒロシマ24年 現代の救済 栗原貞子著 社会新報 1970/4/20
26 <八月六日>を描く 作品集 原民喜 [ほか] 著 文化評論出版 1970/6/20
27 草饐 評伝大田洋子 江刺昭子著 濤書房 1971/8/30
28 この炎は消えず 広島文学ノート 毎日新聞社編 毎日新聞社 1971/12/4
29 屍の街(潮文庫) 大田洋子著 潮出版社 1972/7/20
30 ひろしま 平和の歩み 広島平和文化センター編 広島平和文化センター 1973/8/6
31 証言昭和二十年八月十五日 敗戦下の日本人 安田武・福島鑄郎編 新人物往来社 1973/8/15
32 広島の文芸 岩崎清一郎 広島文化出版 1973/10/20
33 ヒロシマの原風景を抱いて 栗原貞子著 未来社 1975/7/31
34 原爆民衆史 長岡弘芳著 未来社 1977/7/30
35 核・天皇・被爆者 栗原貞子著 三一書房 1978/7/15
36 夕凪の街と人と 大田洋子著 三一書房 1978/7/15
37 大田洋子文学碑建立記念誌 岩崎清一郎編 [大田洋子文学碑]建立委員会事務局 1978/9/25
38 季刊・長崎の証言 1号 鎌田定夫編 長崎の証言の会 1978/12/5
39 定本原民喜全集 山本健吉他2名編 青土社 1979/3/13
40 ヒロシマを語る十冊の本 ヒロシマを知らせる委員会編 労働教育センター 1979/6/20
41 広島文学ノート 河村盛明編 溪水社 [渓水社] 1981/7/20
42 原爆を読む 広島・長崎を語りつぐ全ブックリスト 水田九八二郎 講談社 1982/6/30
43 原爆文献を読む 長岡弘芳著 三一書房 1982/7/15
44 広島・原爆災害の爪跡 中野清一編著 蒼林社出版 1982/7/20
45 大田洋子集 第一巻 屍の街 大田洋子著 三一書房 1982/7/31
46 核時代に生きる-ヒロシマ・死の中の生 栗原貞子著 三一書房 1982/8/15
47 大田洋子集 第二巻 人間襤褸 大田洋子著 三一書房 1982/8/31
48 大田洋子集 第三巻 夕凪の街と人と 大田洋子著 三一書房 1982/9/30
49 大田洋子集 第四巻 流離の岸 大田洋子著 三一書房 1982/10/31
50 原爆とことば 原民喜から林京子まで 黒古一夫著 三一書房 1983/7/15
51 何とも知れない未来に 日本ペンクラブ編 大江健三郎選 集英社 1983/7/25
52 日本の原爆文学 1 原民喜 原民喜著 ほるぷ出版 1983/8/1
53 日本の原爆文学 2 大田洋子 大田洋子著 ほるぷ出版 1983/8/1
54 日本の原爆文学 15 評論/エッセイ 「核戦争の危機を訴える文学者の声明」署名者編 ほるぷ出版 1983/8/1
55 Atomic Aftermath : Short Stories about Hiroshima and Nagasaki ed. by Kenzaburo Oe ; 大江健三郎 Shueisha Press 1984/1/1
56 広島の遺書 豊田清史著 蒼洋社 1984/5/10
57 ひろしま文学紀行 河村盛明著 広学図書 1984/11/1
58 平和を考える 第Ⅷ集 「ヒロシマ・ナガサキ」を読む(4) 岡田龍一編 岡田龍一(西宮市立瓦木中学校) 1985/3/31
59 ひろしまの河 旧原水爆禁止広島母の会編 旧原水爆禁止広島母の会 1985/5/27
60 ざまをみろ-ヒロシマ・核の黙示録 鳥山拡 構成、広島テレビ特別取材班 協力 エムジー 1985/8/6
61 原爆文献から あの日あの時 「死の行進」を探る 新居国夫編 新居国夫 1986/12/1
62 新聞資料-原爆 小田切秀雄監修 日本図書センター 1987/8/1
63 原爆遺跡・碑めぐり案内 付録-原爆資料館について‐軍都広島の略年表 広島キリスト教社会館保育園職員 広島キリスト教社会館保育園職員 1988/7/1
64 The Atomic bomb : voices from Hiroshima and Nagasaki ed. by Kyoko and Mark Selden M. E. Sharpe 1989/1/1
65 Hiroshima:Three Witnesses ed. and tr. by Richard H. Minear Princeton University Press 1990/1/1
66 連禱 深川宗俊歌集 深川宗俊著 短歌新聞社 1990/8/6
67 被爆関連文献資料のフルテクスト・データベースの構築の試み 広島大学平和科学研究センター 松尾雅嗣ほか 広島大学平和科学研究センター 1991/1/1
68 日本の原爆記録16 原子力と文学(抄)、原爆文学史、原爆とことば(抄) 原民喜から林京子まで 家永三郎、小田切秀雄、黒古一夫 日本図書センター 1991/5/25
69 広島の文学 岩崎文人著 溪水社 [渓水社] 1991/10/15
70 屍の街 大田洋子著 「ヒロシマ」文学を読む会 1992/4/15
71 ヒロシマ・ナガサキへの旅 原爆の碑と遺跡が語る 水田九八二郎著 中央公論社 1993/7/10
72 原爆遺跡・軍都広島案内ハンドブック写真集 ヒロシマの今から過去を見て回る会編 ヒロシマの今から過去を見て回る会 1993/11/5
73 ふるさと文学館 第40巻 広島 磯貝英夫責任編集 ぎょうせい 1994/2/15
74 Writing Ground Zero : Japanese Literature and the Atomic Bomb John Whittier Treat The University of Chicago Press 1995/1/1
75 占領下の「原爆展」-平和を追い求めた青春 小畑哲雄著 かもがわ出版 1995/6/25
76 屍の街・半人間 大田洋子著 講談社 1995/7/10
77 大田洋子 大田洋子著 浦西和彦編解説 日本図書センター 1995/11/25
78 広島の文学 増補 岩崎文人著 溪水社 [渓水社] 1996/3/25
79 ヒロシマの碑 宅和純 著、広島県教職員組合、広島平和教育研究所 編 広島県教育用品 1996/5/15
80 女がヒロシマを語る 江刺昭子、加納実紀代、関千枝子、堀場清子編 インパクト出版会 1996/8/6
81 原爆被爆者対策史の基礎的研究 原爆被爆者対策前史 1945年(昭和20)~1953年(昭和28) 資料集 宇吹暁 広島大学原爆放射能医学研究所 1997/2/1
82 原爆文献を読む 原爆関係書2176冊 水田九八二郎著 中央公論社 1997/7/18
83 梶葉かじのは 梶山季之文学碑記念 通巻5 「梶葉」刊行委員会(梶山季之文学碑管理委員会)編 「梶葉」刊行委員会(梶山季之文学碑管理委員会) 1997/7/20
84 進徳学園九十年史 進徳学園九十年史編集委員会 進徳学園 1998/2/14
85 ヒロシマの女たち 続 広島女性史研究会編著 ドメス出版 1998/4/11
86 広島のいしぶみはみつめる 第2集 西尾隆昌著 西尾隆昌 2000/8/6
87 大田洋子集 第1巻 屍の街 大田洋子 日本図書センター 2001/11/25
88 大田洋子集 第2巻 人間襤褸 大田洋子 日本図書センター 2001/11/25
89 大田洋子集 第3巻 夕凪の街と人と 大田洋子 日本図書センター 2001/11/25
90 大田洋子集 第4巻 流離の岸 大田洋子 日本図書センター 2001/11/25
91 広島文学資料目録 広島市立中央図書館編 広島市立中央図書館 2004/3/1
92 破壊からの誕生 原爆文学の語るもの 津久井喜子著 明星大学出版部 2005/7/20
93 原爆は文学にどう描かれてきたか 黒古一夫 八朔社 2005/8/1
94 夕凪の街から 大田洋子を語る 池田正彦編 広島に文学館を!市民の会 2007/7/1
95 原爆文学という問題領域 (プロブレマティーク) 川口隆行著 創言社 2008/4/15
96 ヒロシマ・ナガサキを考える 復刻版Ⅱ ヒロシマ・ナガサキを考える会 2008/8/6
97 広島の文学碑めぐり 西紀子著 溪水社 [渓水社] 2009/6/1
98 グラウンド・ゼロを書く 日本文学と原爆 ジョン・W・トリート著、水島裕雅、成定薫、野坂昭雄 監訳 法政大学出版局 2010/7/7
99 屍の街 大田洋子著 日本ブックエース、日本図書センター(発売) 2010/7/25
100 ヒロシマ・ナガサキ 閃 コレクション戦争と文学 19 原民喜[ほか] 著、浅田次郎[ほか]編集委員、 北上次郎編集協力 集英社 2011/6/10
101 核エネルギー言説の戦後史1945-1960 「被爆の記憶」と「原子力の夢」 山本昭宏著 人文書院 2012/6/30
102 佐々木基一全集4 作家論・作品論① 佐々木基一著、佐々木基一全集刊行会編纂 河出書房新社 2013/5/30
103 広島の文学碑めぐり 続 西紀子著 溪水社 [渓水社] 2013/6/1
104 われらの詩 復刻版 別巻 三人社 三人社 2013/6/30
105 佐々木基一全集5 作家論・作品論② 佐々木基一著、佐々木基一全集刊行会編纂 河出書房新社 2013/6/30
106 生誕110年没後50年大田洋子文学資料展-展示資料目録- 広島市立中央図書館 広島市立中央図書館 2013/11/9
107 戦争の記憶と女たちの反戦表現 長谷川啓、岡野幸江編 ゆまに書房 2015/6/5
108 出来事の残響 原爆文学と沖縄文学 村上陽子著 インパクト出版会 2015/7/8
109 ひとびとの精神史 第1巻 敗戦と占領 1940年代 栗原彬、吉見俊哉編 岩波書店 2015/7/24
110 被爆70年 文学に描かれた8月6日 ふくやま文学館編 ふくやま文学館 2015/8/1
111 “ヒロシマ・ナガサキ”被爆神話を解体する 隠蔽されてきた日米共犯関係の原点 柴田優呼著 作品社 2015/8/6
112 広島の歴史と被爆体験記 國分良徳著 渓水社 2016/4/1
113 関千枝子 中山士朗 ヒロシマ往復書簡 第3集(2014-2016) 関千枝子、中山士朗著 西田書店 2017/6/1
114 中井正文と「広島文藝派」 或る郊里の地方文壇史 天瀬裕康著 溪水社 2019/3/6
115 北米先住民作家と〈核文学〉 アポカリプスからサバイバンスへ 松永京子 著 英宝社 2019/5/15
116 「この世界の片隅」を生きる 広島の女たち 堀和恵 著 郁朋社 2019/7/26
117 屍の街 大田洋子原爆作品集 大田洋子著 長谷川啓編 小鳥遊書房 2020/8/15
118 ヒロシマ平和学を問う 水羽信男著 広島大学総合科学部編 丸善出版 2021/1/25
119 芝田資料楽譜 ファイル1 作曲者名ア行 芝田進午 芝田進午
120 被爆作家の軌跡 広島花幻忌の会学習資料 安藤欣賢 海老根勲 広島花幻忌の会
121 新聞スクラップ帳 [出版者不明]

 

 

各号書名 巻数 出版者 出版年 コード
1 安芸文学(安藝文学)  1972.11.01 32号 安芸文学同人会 1972/11/1
2 安芸文学(安藝文学)  1978.10.01 43号 安芸文学同人会 1978/10/1
3 安芸文学(安藝文学) 1986.01.20 52号 安芸文学同人会編集事務局 1986/1/20
4 アサヒグラフ 1962.8.10 1962.8.10 第1991号 朝日新聞社 1962/8/10
5 改造 1952.10増刊 33巻15号 改造社 1952/10/15
6 改造 1952.11増刊 33巻17号 改造社 1952/11/15
7 季刊平和教育 第2号 1976.08 第2号 明治図書出版 1976/8/25
8 群像 3月号 1954.03.01 第9巻第3号 講談社 1954/3/1
9 現代思想 2003.8 第31巻第10号 青土社 2003/8/1
10 原爆文学研究 3 3 花書院 2004/8/31
11 原爆文学研究 4 4 花書院 2005/8/31
12 原爆文学研究 5 5 花書院 2006/10/31
13 原爆文学研究 6 6 花書院 2007/12/14
14 原爆文学研究 9 9 花書院 2010/12/25
15 原爆文学研究 10 10 花書院 2011/12/25
16 原爆文学研究 13 13 花書院 2014/12/21
17 原爆文学研究 14 14 花書院 2015/12/12
18 原爆文学研究 15 15 花書院 2016/8/31
19 原爆文献を読む会 会報 1971. 3 No.8 原爆文献を読む会 1971/3/5
2 世界 1951.2 第62号 岩波書店 1951/2/1
3 世界 1951.3 第63号 岩波書店 1951/3/1
4 人間 1951.6 6巻6号 目黒書店 1951/6/1
5 人間 1951.7 6巻7号 目黒書店 1951/7/1
6 人間 1951.8 6巻8号 目黒書店 1951/8/1
7 世界 1952.6 第78号 岩波書店 1952/6/1
8 世界 1952.8 第80号 岩波書店 1952/8/1
9 改造 1952.10増刊 33巻15号 改造社 1952/10/15
10 改造 1952.11増刊 33巻17号 改造社 1952/11/15
11 群像 3月号 1954.03.01 第9巻第3号 講談社 1954/3/1
12 世界 1954.3 第99号 岩波書店 1954/3/1
13 われらのうた 1955.4.10 第6号 われらのうたの会 1955/4/10
14 新日本文学 1955.08.01 第10巻第8号第97号 新日本文学会 1955/8/1
15 知性 1955.10 10月号 第2巻第10号 河出書房 1955/10/1
16 文芸春秋 1956.06 [別冊文芸春秋] 第52号 文芸春秋新社 1956/6/28
17 世界 1957.3 第135号 岩波書店 1957/3/1
18 世界 1959.7 第163号 岩波書店 1959/7/1
19 世界 1959.9 第165号 岩波書店 1959/9/1
20 世界 1960.10 第178号 岩波書店 1960/10/1
21 世界 1961.5 第185号 岩波書店 1961/5/1
22 アサヒグラフ 1962.8.10 1962.8.10 第1991号 朝日新聞社 1962/8/10
23 新日本文学 1964.02.01 第19巻第2号No.199 新日本文学会 1964/2/1
24 世界 1964.2 第218号 岩波書店 1964/2/1
25 新潮 1964.03.01 第61卷第3號第707号 新潮社 1964/3/1
26 原爆文献を読む会 会報 1971. 3 No.8 原爆文献を読む会 1971/3/5
27 世界 1971.12 第313号 岩波書店 1971/12/1
28 歴史と人物 1972.01.01 第2年第1号 第5号 中央公論社 1972/1/1
29 ひろしまの河 復刊1号 通巻16号 1972.07 16号 原水爆禁止広島母の会 1972/7/20
30 安芸文学(安藝文学)  1972.11.01 32号 安芸文学同人会 1972/11/1
31 広島通信 1976.05.01 No.52 「広島通信」の会 1976/5/1
32 季刊平和教育 第2号 1976.08 第2号 明治図書出版 1976/8/25
33 広島通信 1977.12.01 No.56 「広島通信」の会 1977/12/1
34 広島通信 1978.04.01 No.57 「広島通信」の会 1978/4/1
35 世界 1978.4 第389号 岩波書店 1978/4/1
36 安芸文学(安藝文学)  1978.10.01 43号 安芸文学同人会 1978/10/1
37 真樹 1979.8.1 第50巻第8号 8月号 真樹社 1979/8/1
38 平和文化 1982.9 第37号 広島平和文化センター 1982/9/1
39 安芸文学(安藝文学) 1986.01.20 52号 安芸文学同人会編集事務局 1986/1/20
40 世界 1987.9 第505号 岩波書店 1987/9/1
41 雲雀 第3号 2003.06.01 3 広島花幻忌の会事務局 2003/6/1
42 現代思想 2003.8 第31巻第10号 青土社 2003/8/1
43 原爆文学研究 3 3 花書院 2004/8/31
44 原爆文学研究 4 4 花書院 2005/8/31
45 真樹 2006.1 第77巻第1号 真樹社 2006/1/1
46 原爆文学研究 5 5 花書院 2006/10/31
47 原爆文学研究 6 6 花書院 2007/12/14
48 広島文藝派 [広島文芸派] 2009.9 復刊・第24号 ≪広島文藝派≫の会 [広島文芸派の会](旧:広島文庫の会) 2009/9/30
49 原爆文学研究 9 9 花書院 2010/12/25
50 原爆文学研究 10 10 花書院 2011/12/25
51 トランセンド研究 平和的手段による紛争の転換 2013.12 第11巻 第2号 トランセンド研究会 2013/12/31
52 原爆文学研究 13 13 花書院 2014/12/21
53 文學界 9月号 2015.09 第69巻第9号 文芸春秋 2015/9/1
54 原爆文学研究 14 14 花書院 2015/12/12
55 原爆文学研究 15 15 花書院 2016/8/31
資料名(題名) 作詞者 作曲者 出演者 制作者
1 少女たちは 大田洋子 尾上和彦作曲、長野文憲編曲 1978/1/1

 

 

大田洋子

大田洋子

おおた・ようこ 19031120生 19631210没 享年60
[原爆被害者の会東京協力会世話人]。第4回女流文学賞(1952年)、文化人会議昭和29年度平和文化賞。『広島県現代文学事典』(岩崎文人執筆。Pp233-234)

資料

大田洋子文学碑
大田洋子文学碑建立記念誌
作品

 

 

関千枝子

関千枝子

せき・ちえこ 19320328生20210221没 享年88 フリージャーナリスト。著書に「広島第二県女二年西組―原爆で死んだ級友たち」。姉=黒川万千代。級友・亀沢恵尼の姉=亀沢深雪。

書誌

書名 著者(無い場合は著者=関千枝子)・発行所など 出版年月日
広島第二県女二年西組-原爆で死んだ級友たち 筑摩書房 1985/2/28
ヒロシマ花物語 汐文社 1990/7/15
しらうめ 広島第二県女創立50周年記念誌 広島県立広島第二高等女学校同窓会(編・刊) 1995/9/3
女がヒロシマを語る 江刺昭子、加納実紀代、関千枝子、堀場清子編、 インパクト出版会 1996/8/6
証言-ヒロシマ・ナガサキの声1996 長崎の証言の会 1996/9/10
ヒロシマから吹く風 横浜市立浦島丘中学校 1997/3/10
ヒロシマの女たち 続 広島女性史研究会編著、ドメス出版 1998/4/11
広島第二県女二年西組 〔上〕 埼玉福祉会 1999/5/20
広島第二県女二年西組 〔下〕 埼玉福祉会 1999/5/20
日本原爆論大系 第7巻 歴史認識としての原爆 岩垂弘ほか、日本図書センター 1999/6/25
若葉出づる頃 新制高校の誕生 西田書店 2000/6/10
8月の晴れた日に 7 埼玉県原爆被害者協議会(しらさぎ会)、さいたまコープ労働組合平和部 2002/4/13
ゲンバクの日ぼくたちは10代だった 桂寿美江、神南明子、野村恵利子取材・執筆 松本あゆみ英語翻訳 創文刊 2003/7/30
原爆被災証言記 忘れられた学徒たち 県立広島女子大学同窓有志、広島県立広島第二高等女学校同窓有志 2007/8/6
修学旅行記録集[2006/10/25(水)~28(土)] 埼玉県立飯能高等学校 2008/3/8
戦争と性 第27号 「戦争と性」編集室 2008/4/25
ヒロシマ・ナガサキを考える 復刻版Ⅱ ヒロシマ・ナガサキを考える会 2008/8/6
広島第二県女二年西組 構成台本 関千枝子著 岩田直二構成演出らくらく演劇塾 2010/3/1
広島第二県女二年西組-原爆で死んだ級友たち 筑摩書房 2010/5/25
ヒロシマ原爆地獄 ヒロシマの生き証人は語り描く 河勝重美著、ヒロシマ「原爆地獄」を世界に弘める会(河勝重美) 2011/1/1
ヒロシマ原爆地獄 生き証人の描く被爆者一人ひとりの生と死 日英二カ国語版 ヒロシマ「原爆地獄」を世界に弘める会(河勝重美) 2011/1/1
ヒロシマ・ナガサキを考える 復刻版Ⅲ-① ヒロシマ・ナガサキを考える会 2011/8/6
ヒロシマ・ナガサキを考える 復刻版Ⅲ-② ヒロシマ・ナガサキを考える会 2011/8/6
フィールドワークまっぷ 広島の少年少女たちの死をめぐって 2012年版 竹内良男 2012/8/1
広島・長崎から 戦後民主主義を生きる 往復書簡 関千枝子、狩野美智子著 彩流社 2012/10/31
ヒバクシャからの手紙 被爆体験記集 第3巻 広島平和文化センター 編集 厚生労働省、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 2013/3/31
慟哭の廣島 今田耕二、木下印刷所(印刷) 2014/7/22
金輪島と原爆 原爆死没者慰霊碑参拝 竹内良男 2014/10/26
原爆地獄 The Atomic Bomb Inferno ヒロシマ生き証人の語り描く一人ひとりの生と死 日英版 河勝重美編、コールサック社 2015/4/16
ヒロシマの少年少女たち 原爆、靖国、朝鮮半島出身者 彩流社 2015/8/26
関千枝子 中山士朗 ヒロシマ往復書簡 第1集(2012-2013) 関千枝子、中山士朗著 西田書店 2015/11/20
ヒロシマを若い世代に 原爆で未来を絶たれた若い命は訴える 被爆者の語り描く失われた若い命の生と死のドラマ 日本語英語二カ国語版 = Hiroshima never again : an appeal to today’s young people from the young who lost their future : survivers witnessed the life and death of young people in Hiroshima : English-Japanese edition  河勝重美 2016/5/24
関千枝子 中山士朗 ヒロシマ往復書簡 第2集(2013-2014) 西田書店 2016/6/1
関千枝子 中山士朗 ヒロシマ往復書簡 第3集(2014-2016) 西田書店 2017/6/1
証言 町と暮らしの記憶 中島本町・材木町・水主町 ヒロシマ・フィールドワーク実行委員会 2017/8/5
ヒロシマ対話随想 関千枝子、中山士朗著、西田書店 2019/5/10

 

 

 

チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラ(本名:エルネスト・ゲバラ) 19280 614生、19671009没

資料

書名 著者、発行所、出版年など 備考
ゲバラのHiroshima 佐藤美由紀、 双葉社、20170806
目次
プロローグ
第1章
 キューバ親善使節団
カバーニャ要塞のコマンダンテ
外交模索が目的の長期外遊
経済成長を支える日本の工業力を注視
ゲバラ一行の金銭事情
通商第一主義を通した日々
大使の息子とチェの出会い
冷淡な対応の中での学びと思索
第2章  ゲバラとヒロシマ
 千鳥ヶ淵と広島と
強行突破
原爆慰霊碑の前に立って
翳りある顔に見える心の葛藤
原爆資料館で吐き出した感情
被爆者を抱きしめて
ヒロシマからの言葉
カメラで切り取ったヒロシマ
持ち帰った強い思い
第3章 アメリカ嫌い
 政治的な目覚め
運命の出会い
キューバ上陸、革命成就
最大の反革命勢力・アメリカ
要注意人物
反帝国主義への新たな誓い
米支配に従属したニッポンを憂う
第4章 ミサイル危機と反核
 北の巨人の”いやがらせ”
要職歴任、昼夜の学び
アメリカの侵攻計画とソ連への接近
国交断絶と社会主義革命
ケネディ大統領の陰謀
ミサイル配備の思惑
米ソ二大国の応酬
当事国を無視した危機の収束
ゲバラの本音
反核の思いを込めた国連演説
第5章  それぞれのヒロシマ
 四四年後に果たされた約束
フィデル・カストロのヒロシマ
絶対平和思想
娘アレイダのヒロシマ
一般市民たちの被爆地への認識
キューバに息づくゲバラの思い
エピローグ
広島・キューバ展 2017年9月16日 会場:旧日本銀行広島支店
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備考

児玉健次

児玉健次(こだま・けんじ) 1933年生 20210224没 享年87歳

日本の政治家。衆議院議員(通算4期)、日本共産党中央委員。

広島県生まれ。1956年広島大学学生細胞で入党。文学部卒業。同大学院中退。高校に奉職後、教諭として勤務する一方、北海道高教組副委員長等を歴任。

1986年第38回衆議院議員総選挙で北海道1区から立候補し初当選。4期当選(中選挙区北海道1区2期、比例北海道ブロック2期)議員在任中、社会労働委員、国会対策委員代理、文部科学委員などを歴任。

死亡欄掲載紙20210227=朝日新聞、赤旗。

参考資料<リンク>=8・6学生平和会議(主催:広島大学学生自治会、会場:広島児童文化会館 1956年8月5~7日)実行委員長=児玉健次(広島大学文学部)

宇吹メモ=1990年5月15日午後2時、 共産党国会調査団来所(=広島大学原爆放射能医学研究所)。林紀子、児玉健次など12人。宇吹助手が応対。

 

原爆補償法の思想(今堀誠二)

原爆補償法の思想(今堀誠二)

つぐない 原爆補償』(創刊号、19731206)所収

昭和十二年に日中戦争がはじまると、日本の海軍航空隊は中国の主な都市に渡洋爆撃を加えた。それは文字通り、中国のほとんどの都市を、片端から攻撃目標を軍事施設においていたとは言え、一般市民の中からも、少なからぬ犠牲者を出した。世界の世論は、その点て激しく日本を非難し、日本は市民の被害者に対して賠償すべきだという主張が半ば常識として言われていた。とくにアメリカは、ほとんど毎日、日本の外務省に抗議を行った。例えば十一月十日に、日本の爆撃機が南京の軍官学校に攻撃を加えたとき、正門付近で、市民が負傷した。これは無差別爆撃であり、国際法違反だからこのような爆撃を直ちに中止せよ、といったような抗議であった。アメリカ国務省は、ねばり強くあくまで、日本の非を鳴らしてやまなかった。日本は馬耳東風ときめ込んでいたが、世界の良心はいつも中国を是とし、日本を非とする立場をとり続けていた。

私たちが、原爆被災者の国家補償を要求するのは、原爆投下
が無差別爆撃であり、違法な戦争手段だから、これに対する補
償を求めるわけである。そのことは同時に、日本軍が行った違
法な攻撃を反省して、これに対する中国人民の補償要求を支持
するのはもとより、ひいてはすべての戦争において、附随的に
起きざるを得ない。この種の犠牲者の発生を、未然に防ぐこと
を主張するわけで、戦争そのものを、根絶するための具体的な
運動に、ほかならないのである。

日本人は原爆に対して、被害者意識をもつことはあっても、加害者としての反省は皆無に近い。広島・長崎における外国人被爆者は朝鮮人・中国人をはじめとし、世界の各国人を含んでいるが、そうした外国人被爆者の大半は、日本の国策によって日本に連れて来られた人たちである。国家補償をうけるとすれば、アメリカと並んで、日本の責任に帰せられるべきケースが多い。その点でも日本は加害者なのだが、問題はもっと深刻である。

日本は日中戦争以来、到る所で非戦闘員に対し、あらゆる残
虐行為を加えてきた。南京大虐殺は戦時下の「軍事美談」であ
って、「事実」ではないという主張を展開している大もいるが、そうした「軍事美談」が作られたこと自体が、時代の風潮を示す「事実」である。むろん、日本軍だけが、こうした残虐行為
を行なったわけではない。昭和十二年の通州事件では、約三百
人の日本人が強姦され、虐殺されているし、昭和二十年には北
満の開拓地にいた日本の農婦たちが、夫の出征後に、ソ連軍に
よって蹂躙しつくされている。ただこうした事件は、日本軍が
やって来た行為の裏返しであって、当時、兵隊であった私たち
は、アメリカに上陸して女と言わず子供と言わず、皆殺しにせ
よというような教育を、うけていたわけである。われわれはす
べての非戦闘員に対して加えた不法な行為に対し、心から反省
するとともにその被害者に対する補償を行なう決意なしには、
原爆補償を求めることはできないのである。

昭和二十年、日本の都市はつぎつぎに焼き払われた。何十万
という市民が絨毯爆撃のために殺され、数百万人が貴重な富を失なった。こうした一般戦災の被害は、原爆被災と同一視すべ
きではないが、原爆被災のみに補償を要求し、一般戦災への補
償を拒否することは許されない。両者の間にはっきりした相違
かおることは事実だが、原爆補償は戦災補償のうちでもっとも
重要な補償であり、これを突破口にして、戦災補償全体に、運
動の輪をひろげていくことが、将来のねらいとなってしかるべ
きであろう。

広島は軍都を誇り、事実、ハンブルグ以上の防備都市でもあ
った。そこには徹底抗戦の熱意に燃えた四十万の市民が住んで
いた。

アメリカの戦略爆撃はすでに日本の大部分の都市を灰にして
いたから、広島が攻撃を受けるのは時間の問題だったし、全市
民もそれを覚悟していた。そこに普通の爆弾が落されたのだっ
たら、広島は何も言えなかったし、ノー・モア・ヒロシマ運動
もまた起らなかった。原爆という、完全な無差別大量虐殺攻撃
をしかけられたことで、歴史は変わったのである。

原水爆時代は一日も早く終らせればならない。原爆補償法制
定の意義は、その点にかかっているが、同時に、その運動の拡
がりの中から、すべての戦災者の補償が実現されることで、福
祉国家が実現することにも、意味があると言わねばならない。
昭和二十年までの日本は、軍事国家であり、軍閥国家であった。
そのことへの根本的な反省が、補償法の制定となり、補償法に
よって国家が国民生活を保証するようになれば、福祉国家への
脱皮となるわけである。

運動の前途は、きわめて困難であり、成功の可能性は少ない
が、われわれはそれだからこそ、勇往邁進したいと思っている。
歴史を作るというのは、そういうことなのである。(東洋史)

 

明田弘司

明田弘司 あけだ・こうし 192212 生 20150812没 享年92

写真家。「戦争から復員後の48年、広島市内で写真展を開業。仲間とヒロシマ・フォト・クラブを結成。写真家の名取洋之助から広島の復興を記録するよう助言され、市民生活や街の活気を撮り続けた」(『中国新聞』2015.8.13)。

『没後5年 明田弘司写真展』(10月23日~12月23日 会場:泉美術館)
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2020年12月3日撮影。