「28中本たか子」カテゴリーアーカイブ

広島へ…そしてヒロシマへ 私の戦後平和運動史

『広島へ…そしてヒロシマへ 私の戦後平和運動史』(中本たか子著、白石書店、1986/07/25)

内容

1 占領下で…9
 敗戦 9
はじめて婦人参政権を 12
2・1ストと新憲法 13
2 レッド・パージ…14
 世にも不思議なできごと 14
追放の指令 17
朝鮮戦争 19
講話問題 22
3 第5福竜丸の被災…24
 アメリカの水爆実験 24
久保山氏の死から 26
原水爆禁止署名うんどう 27
焼津の人びと 28
久保山すずさん 29
4 広島の暑い夏…31
 広島へ 31
比治山とABCC 32
平和の名が多い街 34
原爆ドーム 36
原爆1号 37
「原爆被災者の会」 39
F・O・R(キリスト者友和会) 42
入院中の被爆者 46
被爆者の生活の窮迫 49
世界大会の前 51
第1回原水爆禁止世界大会 52
分散会 55
原爆基地化反対の訴え 58
5 砂川のたたかい…62
 基地拡張の通告 62
強制測量 64
土地に杭を打たれても 70
不当検束と曉の町議会 71
プライス報告 76
学生たちの支援 77
参議院選挙 78
第2回原水爆禁止世界大会 80
再び強制測量 81
文化人・全学連の支援 82
泊まりこみの学生たち 84
10月5日のこと 86
全国の各基地からの激励と支援 87
合法的なたたかい 88
情勢が緊迫する 90
歴史的な10月13日 94
6 安保闘争日記(抄) 106
 刻一刻と緊張をます 106
国会の暴挙 107
はじめてのゼネ・スト 114
報道機関の変貌 119
羽田事件とハガチーの声明 120
羽田事件の弾圧 130
第2次ゼネ・スト 134
6・15国会周辺の暴力 139
アイゼンハワー来日拒否 143
「新条約は無効である」 149
第3次ゼネ・スト 150
7 新島のいんじいうんばあ…154
 ミサイル試射場の問題 154
山路で 156
オルグ団と暴力団 160
この暴虐 166
8 銀杏ちる東大構内…171
 東大の民主化闘争 171
9 被爆者はいま…178
 再び広島へ 178
山下会 181
「ぼく生きたかった」の母 183
小頭症の問題 187
原爆資料館とその付近 188
世界大会の分散会 189
被爆者が指導者になる 196
あとがき 199

資料年表:中本たか子

資料年表:中本たか子

年月日 事項 備考
1903
1119 誕生。
1954
0901 『中央公論 9月号 第792号』(中央公論社)
 中本たか子「壁にかかる書像 」243
1101 『婦人公論 11月号第451号』(中央公論社)
中本たか子 「夫への公開状-理想と現実のジレンマ-」 182
1967
1001 『文化評論 1967-No.72』(日本共産党中央委員会)
随想 人民の理性の勝利 中本たか子 86
1968
1201 『民主文学 第37号通巻87号』(新日本出版社)
広津和郎追悼特集
尽きない感謝をもって 中本たか子…99
1969
1101 『民主文学 第48号通巻第98号』(新日本出版社)
誓いの塔は見ている-新島・そのご- 中本たか子…152
1974
1115 『未来にかけるたたかい ドキュメント昭和五十年史 6』(佐藤静夫編、汐文社)
ミサイル反対の新島闘争 中本たか子 87
1976
0815 『抵抗の群集』( 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟編、白石書店)
この非情なる風土 中本たか子 47
1983
0801 『日本の原爆文学 10 短編Ⅰ』(美川きよ [ほか]、ほるぷ出版)
中本たか子「死の鞭と光」152
1986
0725 『広島へ…そしてヒロシマへ 私の戦後平和運動史』(中本たか子著、白石書店)
1988
0801 『とべ千羽鶴』(中本たか子著、青磁社)
1991
0928
1993
0806 『跛行 篠垤潔原爆小説集』(篠垤潔、青磁社)
<評価> 中本たか子の「原爆文学」 167
<書評> 中本たか子「とべ・千羽鶴」 181

 

 

28 1991 中本 たか子 なかもと・ たかこ 87 小説家。1927年上京、『女人芸術』誌に参加。1941年蔵原惟人と結婚。<資料年表:中本 たか子>

9月忌(一覧)

9月に亡くなった人々

 日  没年  名前 よみ 享年
01 2002 林重男 はやし・しげお 84 写真家。文部省学術研究会議原子爆弾災害調査研究特別委員会に参加、広島と長崎を撮影。<資料年表:林重男
02 1994 門秀一 かど・しゅういち 79 核禁広島県民会議初代議長。広島大学名誉教授。西洋倫理哲学専攻。<資料年表:門秀一
02 1999 尾津訓三 おづ・くんぞう 65 劇作家。広島で被爆。「追記 だれよりも願った地域演劇の復興」(『中国新聞19991102』田原直樹・記)<資料年表:尾津訓三
02 2017 土山秀夫 つちやま・ひでお 92 元長崎大学長。2009年2月28日に面識。<16時半~、広島(代表:難波健治)・長崎(代表:峠憲治)の報道関係者の交流会。会場:長崎新聞社。19時~懇親会。>宇吹の質問および意見<平和教育、平和行政、市民運動、医学者の動向、IPPNW、パグウォッシュ会議>に丁寧な応答。
03 2018 オマール、サイド さいど・おまーる 19 マラヤ(現マレーシア)の王族。 南方特別留学生。興南寮(広島市大手町)で被爆。<資料年表:サイド・オマール51.pdf (hiroshima-u.ac.jp)
04 1965 シュバイツァー、アルベルト・ 90 1952年度のノーベル平和賞受賞。
1962年6月30日、赤道直下のランバレネの病院で森瀧市郎氏の訪問を受ける。出典:http://www.ne.jp/asahi/nozaki/peace/data/gen_moritaki.html 森瀧宅で、当時のアルバムを前にこの時の話を聞く(宇吹)
04 2009 大山広司 おおやま・ひろし 91 元広島県議会議長、元全国都道府県議会議長会会長。『広島県議の半世紀 : 五人の知事に相まみえて : 大原博夫氏・永野巌雄氏・宮澤弘氏・竹下虎之助氏・藤田雄山氏』(大山広司・述、大平泰・記、溪水社、2005)1918生
05 1998 堀田善衛 ほった・よしえ 80 小説家。『広島県現代文学事典』(山根繁樹・記)<資料年表:堀田善衛
06 1998 黒沢明 くろさわ・あきら 88 映画監督。「生きものの記録」・「八月の狂詩曲」で核問題を取り上げる。
07 2020 岩佐幹三 いわさ・みきそう 91  修道中学在学中、被爆。1953年金沢大学教官となり同大名誉教授。1960年「石川県原爆被災者友の会」を設立。日本被団協事務局次長(2000年)・同会代表委員(2011年)<資料年表:岩佐幹三
08 1981 湯川秀樹 ゆかわひでき 74 1949年日本人として初のノーベル物理学賞受賞。[原水爆禁止世界大会日本準備会代表委員]。[日本原水協代表委員]。「世界平和アピール七人委員会」メンバーとして平和運動にも尽力。[70ヒロシマ会議]<資料年表:湯川秀樹
10 2014 坂井義則 さかい・よしのり 69  1945年(昭和20年)8月6日広島原爆被爆直後に広島県三次市で誕生。父は被爆者。1964年東京オリンピックの開会式で聖火リレーの最終ランナー。
11 2019 粟屋憲太郎 あわや・けんたろう 75 日本近現代史研究者。著書に『東京裁判への道』など。1944年 6月11日生<資料年表:粟屋憲太郎
14 2010 大道あや だいどう・あや 101  絵本作家。本名:大道アヤコ。丸木スマ母、丸木位里は兄。19090411誕生。
15 1990 土門拳 どもん・けん 80 写真家。1958年に被爆者を写した写真集「ヒロシマ」を発表。『広島県現代文学事典』(20101220)<田中裕之・記><資料年表:土門拳
15 2010 秋信利彦 あきのぶ・としひこ 75 放送ジャーナリスト。中国放送(RCC)ディレクター・記者・常務取締役歴任。きのこ会。1935生。<資料年表:秋信利彦
18 2011 小野増平 おの・ますへい 64 中国新聞社入社(1970年4月)、ニューヨーク支局長(1990年8月)・東京支社長(2002年2月)・編集局長(2005年)、広島経済大学メディアビジネス学科教授 (2007年9月)を歴任。(広島大学文書館<解題:小野増平関係文書目録>)
19 2002 好村冨士彦 こうむら・ふじひこ 71 広島文学資料保全の会代表。『広島県現代文学事典』(植木研介・記)『考えるとは乗り越えることである―好村冨士彦遺稿・追悼集』2003<資料年表:好村冨士彦
20 1976 升川貴志栄 ますかわ・きしえ 78 原水爆禁止広島母の会会長。<資料年表:升川貴志栄
20 1981 竹下健児 たけした・けんじ 55 放射線物理学者。1945年学徒動員先の長崎で被爆。1965年広島大学原医研教授。
21 2011 辺見じゅん へんみ・じゅん 72 広島女学院創立120周年記念2006年度企業懇談会・講演会(会場:リーガロイヤルホテル)講演会:辺見じゅん「生きるための自分力」。並んで挨拶。宇吹:大和ブーム批判に取り組んでいることを伝えると自著『女たちの大和』(ハルキ文庫、2005年)を挙げて切り返えされる。
21 2017 森本順子 もりもと・じゅんこ 85 オーストラリア在住の絵本作家。広島女学院高女在学中に被爆。
22 2010 橘祐典 たちばな・ゆうてん 77 本名:橘裕彦(ひろひこ)。映画監督。原爆記録映画「にんげんをかえせ」など。
23 1954 久保山愛吉 くぼやま・あいきち 40 第5福龍丸無線長。1954年3月1日にアメリカが南太平洋ビキニ環礁で実施した水爆実験で被曝。<資料年表:久保山愛吉
24 2015 福島菊次郎 ふくしま・きくじろう 94  写真家。<資料年表:福島菊次郎
27  1983 バーチェット、ウィルフレッド・ 72 ジャーナリスト。広島の被爆のもようを世界に最初に報道。<資料年表:バーチェット
27 2019 布川弘 ぬのかわ・ひろし 61 広島大学大学院総合科学研究科教授。広島市被爆70年史編集研究会で同席。
28 1986 谷本清 たにもと・きよし 77 日本基督教団広島流川教会牧師。教会で面談。
[50ヒロシマ・ピース・センター理事]。原爆乙女の米での手術実現などに尽力。86アキバ・プロジェクト」で来日した米記者、被爆牧師死去の記事(60行余)を掲載。AP通信を通じて米の各メディアに配信。[69原爆被災資料広島研究会]。『広島県現代文学事典』<田中裕之・記>19090627生。<資料年表:谷本清
28 1991 中本 たか子 なかもと・ たかこ 87 小説家。1927年上京、『女人芸術』誌に参加。1941年蔵原惟人と結婚。<資料年表:中本 たか子
28 1991 佐久間澄 さくま・きよし 80 広島県原水協理事長・同県被団協理事長。広島大学構内で被爆。お宅で面談、資料を閲覧。<資料年表:佐久間澄