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原爆被災資料の収集・整理・保存-広島大学勤務期

研究会速記録

テーマ「原爆被災資料の収集・整理・保存-広島大学勤務期」
(宇吹暁)
会場:広島大学東千田キャンパス503演習室
平成24(2012)年12月12日

概要

はじめに~原爆被災資料への関心の契機
平和教育~私の体験
広島県史編さん室(1970~76年勤務)
1.広島大学原爆放射能医学研究所(1976年5月~2001年3月勤務)
原医研の日々
原爆資料の所蔵機関と主な資料
原医研最後の日々(1999年5月~2001年3月30日勤務)
レジメ

『広島における原爆・核・被ばく関連の史・資料の集積と研究の現況』(小池聖一編、広島大学文書館、20140228)

著者 タイトル
広島における原爆・核・被ばく関連の史・資料の集積と研究の現況 : 広島における核・被ばく学研究基盤の形成に関する研究(課題番号:23300096) 平成23年度科学研究費補助金基盤研究(B)研究成果報告書
小池聖一 研究成果の概要~核・被ばく学の方向性と課題~
第一部 研究会速記録
安藤福平 広島県立文書館所蔵原爆関係資料について
落葉裕信 広島平和記念資料館の所蔵資料について
宇吹暁 原爆被災資料の収集・整理・保存~広島大学勤務期~
渡辺琴代 広島市公文書館が所蔵する原爆関係資料について
小池聖一 広島大学文書館所蔵平和関係資料について

 

 

原爆三十年-広島県の戦後史目次

『原爆三十年-広島県の戦後史』(広島県編・刊、19760331 )

目次

章節  タイトル 執筆者
発刊にあたって  宮沢弘
 序説
1 人類の生存と平和の課題  熊田重邦
1-1 生存の問題
1-2 平和の問題
2 地域と生活の課題  天野卓郎
2-1 地域の問題
2-2 生活の問題
戦争と広島  児玉正昭
1 軍都広島
1-1 日清・日露戦争と広島
1-2 第二次世界大戦下の広島
2 県下の戦災
2-1 被害の概況
2-2 呉空襲
2-3 福山空襲
原子爆弾の被害
1 原爆被災  小堺吉光
1-1  被爆者の諸相
1-2  救護班の活動
1-3 調査・研究
1-4  原爆被災の概要  庄野直美
2 原爆と終戦
2-1 政府・軍部と原爆   小堺吉光
2-2 日本の原爆報道  宇吹暁
2-3 海外の原爆批判  宇吹暁
再建への道
1 一 戦後改革  井上洋
1-1  経済改革と労働者・農民
1-2 政治改革と市民運動
1-3 教育改革
1-4 女性解放
2 戦後の混乱と生活  永田守男
2-1 食糧危機
2-2 市民生活
2-3 犯罪
3  都市の復興  永田守男
3-1 広島市の復興
3-2 呉市の復興
3-3  福山市の復興
3-4 産業の復興
4 文化活動   永田守男
4-1  文化運動の台頭
4-2 原爆作品
平和意識の高揚  宇吹暁
1 朝鮮戦争と原爆問題
1-1  広島市の平和への努力
1-2  ストックホルム・アピール
1-3 朝鮮戦争下の平和の声
2 国民諸階層と原爆問題
2-1 原爆の子
2-2  映画「原爆の子」・「ヒロシマ」
2-3  広島の平和運動の前進
被爆者の援護
1  原爆医療
1-1  原爆症   庄野直美
1-2  アメリカ調査団とABCC  湯崎稔
1-3 被爆者治療対策と原対協   湯崎稔
2 被爆者の問題
2-1 原爆孤児と原爆乙女   湯崎稔
2-2  被爆者対策の発展   湯崎稔
2-3 被爆者の連帯   庄野直美
原水爆禁止運動  今堀誠二
1  原水協の成立 6
1-1  ビキニ被災
1-2 一〇〇万人署名運動
1-3  杉並アピール
1-4  原水爆禁止世界大会
2 原水禁運動と平和問題
2-1 被爆者の援護
2-2 原水禁運動と国際政治
2-3 原水禁運動と安保問題
3  国民運動の意味
3-1  分裂と統一
3-2  被爆国日本
3-3 ヒロシマ=平和のメッカ
ヒロシマの思想
1  核戦略と日本の立場  岸田純之助
1-1  ヒロシマへの回帰
1-2  核時代の現況
1-3 非核政策の堅持
2  慰霊碑・体験記の思想  宇吹暁
2-1 慰霊碑
2-2 体験記
3 被爆体験の継承
3-1  原爆ドームと原爆資料   小堺吉光
3-2 原爆被災白書運動と復元調査  湯崎稔
3-3 平和研究   庄野直美
3-4  平和教育  天野卓郎
未来への志向  天野卓郎
1  原爆問題と行政
1-1 被爆者の援護と平和
1-2 県・市町村議会と原水爆問題
1-3  県・市町村の被爆者対策
2 平和への道
2-1 ヒロシマをめぐる世論
2-2  ヒロシマを世界へ
2-3  ヒロシマを未来へ
資料
写真目次
参考文献
年表  宇吹暁
あとがき  熊田重邦
協力者(執筆者を除く):小都勇二(高田郡吉田町郷土資料館長、佐々木雄一郎(写真家)、城戸禅(県史編さん室嘱託)、松本栄一(朝日タウンズ)

広島市公文書館紀要記事目録(抄)

広島市公文書館紀要記事目録(抄)

号(年月日) 著者 タイトル  
所蔵:U=宇吹
1(19780331) 今堀誠二 中国の原爆観の推移とヒロシマ 1975~1955  U
渡辺則文・ 堤正信 市町村史の編纂と歴史地理学の課題-広島市高陽町調査ノート-
-資料- 公文書館関係文献資料目録
2(19790331 ) 大牟田稔 外国人の見たヒロシマ-その文芸作品に表われた思想-  U
宇吹暁 原爆と市民-米国戦略爆撃調査の再検討-
史資料の保存に関する諸問題-「史料協」第IV回総会参加によせて-小堺吉光
高亀保正・松林俊一・要田豊 広島市公文書館の現状と展望<鼎談>
3(19800301) 島津邦弘 東京裁判とヒロシマ-原爆投下責任論をめぐって- U
4(19810331) 沖本博司 「山田節男文庫目録」解説-欧文資料を中心として-
近藤憲男 「広島今昔展」を終えて
5(19820331 ) 有田嘉伸 新藤兼人の人と作品  U
宇野正三 「正法眼蔵」と平和
小林正典 広島の文化の創造のための試論-産業との関連において都市の文化と住みよさについて考える
石丸紀興 <史料紹介とインタビュー>被爆の広島と復興過程の状況
都築資料目録
新藤兼人資料目録
あとがき
6(19830331) 岩崎清一郎 「原爆文学」史論-”原爆文学論争”前後-  U
7(19840331 ) 小堺吉光 広島破滅前後の資料を見る U
堤正信 広島をえがいた地図
近藤憲男 <資料紹介>厳重をきわめた防諜関係文書
8(19850331) -被爆四十周年記念特集-  U
近藤憲男 <口絵>
宇吹暁 原爆報道の軌跡-新聞記事の量的側面の検討-
近藤憲男 <資料紹介>移動演劇団桜隊隊長丸山定夫の死
上田佳弘 <資料紹介>合併町村役場文書に見る原爆被害
近藤憲男 <資料紹介>危機突破を図った食糧関係文書
備考 防空計画による避難先指定町村の記載あり。P110-112
9(19860331) 甲斐英男 軍都広島の都市経営と宇品-広島市会の論議を中心に- U
10(19870331) 今堀誠二 図書館と文書館  U
檜山幸夫 日清戦争下の臨戦地広島-旧安芸郡戸坂村を中心に-
今中比呂志 広島市公会堂の成立
吉田文五 広島戦後芸能略史私考
広島市の情報公開と公文書保存
<展示会報告>「広島市公会堂の歩み展」を開催して
11(19880331) 石丸紀興 「広島平和記念都市建設法」の制定過程とその特質  U
高井正文 広島児童文化会館
<資料紹介> 広島平和記念都市建設法関係資料
1寺光忠資料目録
2藤本千万太資料目録
3広島市文書目録
矢吹憲道資料目録
12(19890331) 渡辺則文 甲斐英男運営委員の逝去を悼む  U
13(19900331) 石丸紀興 都市形成と都市景観の変貌-広島の歩んだ一世紀  U
<展示会報告> 「街と暮らしのミュージアム」展を開催して
14(19910331) 中川剛 政令指定都市広島の過去・現在・未来  U
北西英子 近・現代広島女性の歩み
物産陳列館から原爆ドームへ-七五年の歴史
〈展示会報告〉 特別展示を開催して
15(19920331) 西川加 戦後広島住宅小史  U
小笠喜徳 公文書保存と地域公文書館への期待-中国地方の文書保管施設を取材して
<展示会報告>「あさきた今昔」展を開催して
16(19930331) 竹内常善 近・現代広島経済の経営史的分析-現状と課題-  U
尾津訓三 占領下における広島県内の文芸活動と検閲
雨野忍 空間の重層-広島県物産陳列館のデザイン構想
渡辺則文 <今堀誠二を偲ぶ> 今堀誠二運営委員長の逝去を悼む
瀬戸内寂聴
17(19940331) 佐竹昭 地誌編さんと民衆の歴史意識-広島周辺地域を中心に-  U
18(19950331) 石丸紀興 写真で見る広島駅前ヤミ市の変遷 広島駅前ヤミ市の変遷とその特徴 U
ウルシュラ・スティチェック 原民喜の不安文学-戦前の作品を中心とするカフカとの比較文学的考察-
19(19960331) 大里巖 戦災遺跡としてのフラウエン教会 U
杉本俊多 三十四銀行広島支店と建築家辰野金吾-建築形態の復元研究を通して-
尾津訓三 〈研究ノート〉戦後復興と広島の演劇
〈展示会報告〉「あの日あのころ ひろしま50年展」を開催して
20(19970331 ) 舟橋喜惠 広島の中のヒロシマの継承-広島の平和教育-  U
小野布久美 和教育- 舟橋喜惠 1
原民喜『幼年画』の重要性
石田宜子 過ちは 繰返しませぬから -碑文論争の歩み
橋本秀夫 〈研究ノート〉広島城修築史の一考察
〈展示会報告〉特別展示を開催して
『街と暮らしの50年』の刊行をふりかえって
21(19980331) 中村若生 「歴史」と「記憶」-スミソニアン論争を通して-
江崎一博 〈現場レポート〉文化財の保存と原爆ドーム
〈史料紹介〉広島戦後演劇資料(高野泉・輝本親孝寄贈資料)
〈展示会報告〉「さえき区今昔」展を終えて
22(19990331 ) 熊田重邦 神仏分離令から教院制へ-明治初期の法令からみた政教関係の一側面
森本和子 占領下の翻訳絵本と教育-広島図書について
23(19990228 ) 広島平和記念都市建設法案
石丸紀興 広島平和記念都市建設法の成立過程とそれに関わる新聞報道内容についての考察…
藤森照信 〈講演会〉広島計画を展開した意図.その後の丹下氏の活動
〈展示会等報告〉「広島平和記念都市建設法制定50周年記念イベント」について
〈資料紹介〉広島平和記念都市建設法関係資料
24(20010131 )
25(20120601) 菊楽忍 ヤン・レツル再考-書簡集から建築活動をたどる
石田浩子 「畑耕一文学資料展」を開催して
26(20130601) 山形政昭 日本メソヂスト広島中央教会建築図面について…
瀬戸武彦 第一次大戦時の似島俘虜収容所
(語り)錦織亮雄 (編)石丸紀興 広島の戦後復興における建築活動-地域の建築家の設計活動を通して(前)…
三好史久 〈研究ノート〉LPコード「HIROSHIMA」-ヴィルヘルム・ケンプからの音楽の捧げもの
27(20140601) (語り)錦織亮雄(編) 広島の戦後復興における建築活動
地域の建築家の設計活動を通して(後)
竹下可奈子 河合太郎軍楽長時代の呉海兵団軍楽隊における奏楽実態
新聞資料を中心に
〈翻刻〉「丹下健三書簡綴」 (広島市公文書館所蔵 藤本千万太資料)
中川利國 〈資料解説〉「丹下健三書簡綴」(藤本千万太資料)について
広島市公文書館所蔵資料との関係を中心として
28(20150601) 能登原由美 機関紙にみる広島労音 発足から十年の歩み
光平有希 広島流川協会における復興と音楽の歩み、及びその原点 谷本清・太田司朗を中心として
中川利國 〈研究ノート〉占領軍資料を中心とする広島市復興顧問と復興計画への一考察
西本雅実 「平和記念都市ひろしま」知られざる記録映画
29(20160601 ) 石丸紀興、千葉桂司、矢野正和、山下和也 研究報告
基町/相生通り(通称「原爆スラム」)調査を回想する〈前編〉
中川利國 占領期におけるABCC広島原爆傷害研究所の整備と広島の復興について
30(20180301) 石丸紀興、千葉桂司、矢野正和、山下和也 研究報告 基町/相生通り(通称「原爆スラム」)調査を回想する〈後編〉
中川利國 研究ノート 世界へ訴える占領下の広島復興(その1)
―占領期における広島発信の試み~映画『平和記念都市ひろしま』―
展示会報告 文書と写真でたどる旧広島市民球場 ―旧広島市民球場開場60年記念展示―
濱保 仁志 所蔵資料紹介 カープ関係寄贈資料

 

 

 

原水爆禁止広島・長崎大会報告決定集(1964年)

原水爆禁止広島・長崎大会報告決定集(広島・長崎大会全国準備委員会編・刊、1964年)

No.1目次

  頁
 2 内外の平和の友に心から歓迎の挨拶を送る(森滝市郎)
 3 〈大会案内〉行事日程と会議のプログラム
 5 被災3県連アピール(全文)
原水爆禁止運動の正常化のための広島・長崎・静岡3県連絡会議の訴え
6 外国代表の名簿
イギリス インド インドネシア セイロン ラテンアメリカ労働組合書記局
モロッコ アメリカ アルジェリア フランス モンゴル チェコスロバキア
イギリス アルゼンチン オーストラリア 世界平和評議会 ブルガリア
ドイツ連邦共和国 ナイジェリア スーダン コロンビア ユーゴスラヴィア
ソマリーランド コンゴ ソ連 トルコ レバノン イタリア フィンランド
世界民主婦人連盟(WIDF) カナダ キプロス ドイツ民主共和国
世界教員組合連盟(WFTU) アンゴラ シリア ヨルダン
国際法律家協会(IJA) 国際学連
8 被爆地を結ぶ平和大行進 被爆者代表先頭に焼津を出発
 8 8月6日を前にして 広島県原水協アピール
 10 平和行進団を迎えて 関西平和集会に2万人参加(7.29)
11 被爆者は訴える〈広島の証言〉
藤原さんの場合
世界平和の人柱 19年間、私は誰にも語らなかった(谷口ハツエ)
 14 ことしになって28人が死亡 あいつぐ犠牲者 広島原爆病院「原爆白書」を発表
 15 〈解説〉諸外国における平和運動
<大会スローガン>
諸外国の労働組合における平和運動の現状
 17 広島・長崎世界平和巡礼団に参加して(キリンビール労組広島工場支部書記長 藤本悟)
 19 シュバイツアー博士からメッセージ
 27 キューリー平和賞を広島市民へおくる
20 広島・長崎大会「階層別会議基調報告」
28 大会支持者名簿(国内)

 

原水爆禁止広島・長崎大会報告決定集(広島・長崎大会全国準備委員会編・刊、1964年8月25日)

No.2目次

 頁
 1 まえがき
4 原水爆禁止・被爆者救援・核武装阻止・軍備全廃を世界に訴える広島・長崎大会の基調
 14 平和行進
 15 北部コース・西部コース
平和行進に参加して 甲賀一之
 17 国際会議
 20 原水禁広島・長蜻大会国際会議における主催者報告
 22 べトナム・ラオスの軍事危機に関する緊急決議
 22  国際共同行動への呼びかけ
23 国際会議で採択された決議
 23  地下核実験禁止に関する決議
 23  核兵器の拡散に反対し、非核武装地帯の設置を要求する決議
 24  原水爆被災者の救援に関する決議
24  日本の核武装に反対する決議
 24  核戦争阻止と民族独立闘争に関する決議
 24  フランスの核実験に反対する決議
 25  東京地裁の原爆判決に関する決議
 25  キューバに関する決議
 25  コロンボ提案に関する決議
 26 諸外国渚団体代表の演説
26 世界平和評議会・チャンドラ代表
 27  世界労連・バディジャ代表
 29  ソ連・ジューコフ代表
 30  カナダ平和協議会・エンディコット代表
 30  米国・健全なる核政策委員会・ホーマー・ジャック代表
32  英国・シェファー代表
 32  イタリア・メンカラリーア代表
 33  世界民婦連・パンタリオン代表
 34  西ドイツ・シュルテ代表
 35  国際民生法律家協会・カルバジャール代表
 35  オーストラリア・ヘッファーナン代表
 35  フランス労働総同盟・マサビエ代表
 36  世界民主青年同盟・ババゲール代表
 36  ラテン・アメリカ労働総同盟・トレド代表
36  モンゴリア・チミド代表
 37  世界教員組合連合・ダズイー代表
37  フィンランド・ウオミネン代表
37  キプロス平和委員会・レミス代表
 38  コロンビア・ムニヨス代表
39 高橋昭博 被爆者を代表して
40 神崎清 日本の原爆文学・関連する二つの提案
43 前野良  日本の原水禁運動と憲法の非核武装中心の現代的意義
 45 高橋正雄現代の原罪からの救済
 47 学者・文化人会議
 48 基調報告
 49 行田良雄  資料・平和と教育(報告的問題提起)
 52 金井利博  原水爆被害白書を国連へ提出する件
 54  広島大会
 54  開会総会
 55  メッセージ
 56  J・D・バナール教授 /バートランド・ラッセル卿
 58  青木勉治 議長団あいさつ
 58  来賓あいさつ
 58  浜井信三
 59  高橋正雄
 59  岩井章
60  河上丈太郎
61 森滝市郎   基調演説
 64 阿部静子  被爆者の訴え
 65  亀甲康吉  沖縄代表報告
67  階層別会議
 67 農山漁村 第一会場
 67  働く婦人 第二会場
 71  主婦 第二十四会場
 70  教育・研究者 第六会場 /第七会場/第十二会場
 71  宗教者 第八会場
 73  文化関係者 第十三会場
 75  青年 第十六会場
 72  学生 第十会場
 74  自治体 第十四会場
 労働者
 第三会場 68/第四会場 68/第五会場 69/第九会場 71/第十一会場 72/第十五会場 74/第十七会場 75/第十八会場 76/第十九会場 77/第二十会場 77/第二十一会場 78/第二十二会場 78/第二十三会場 79/第二十五会場 80/第二十六会場 80/第二十七会場 81/第二十八会場 81/第二十九会場 82/第三十会場 82/第三十一会場 83
 84 被爆者との懇談会
84 報告書
85 被爆者援護の現状とその要求
 懇談会 第一会場 88/第二会場 88/第三会場 89/第四会場 90/第五会場 91/第六会場 91
93 記念式典
 94  追悼慰霊祭
 95  閉会総会
 96 外国代表のあいさつ
96 世界民婦連・パンタレオン代表
96 ガーナ・ピーター代表
 96 階層別会議のまとめ
97 広島アピール
98 大会決議
99 被爆者救援に関する決議
99 地下核実験即時中止と全面核停の実施を要求する決議
100 日本の核武装を阻止し、アジア・太平洋の非核武装地帯設置をめざす決議
100 ベトナム・ラオス紛争の平和解決を要求する決議
100 統一行動強化に関する決議
101 原水禁運動の推進に関する確認
閉会のことば 102
103 長崎大会
104 長崎アピール
 105  小林ひろ 一人ひとりの胸をたたいて
 105 成田知己  人間としての心の叫びを行動に
 106 全国代表者会議
 108 参考資料 神崎清  原体験を把握せよ

 

 

核権力ーヒロシマの告発

『核権力ーヒロシマの告発』(金井利博、三省堂、19700615 )

目次

章節
核権力下の日本
1 広島はなぜ“ヒロシマ”か
広島と沖縄
広島の顔
核権力からの脱出
2 「核権力」下の日本
日本をとりまく「核」
エンタープライズ入港時の国内反応
「核戦力」と「核権力」
3 日本の「核権力」
核軍縮と日本政府
ソ連の単独核実験停止
キューバ事件の意味
部分核停と不拡散条約
日本の「核権力」
アメリカの日本への期待
アメリカ軍の伝統思想
4 「核」軍事論の誤算
抑止論の弱点
偶発戦争のトリック
「抱き締め」戦法と「突き放し」戦法
5 核廃棄の政治学-「人質」論をめぐって
戦略から政略へ
「人質」は一枚岩か
人質の「まだら」化
人質を犠牲にすること
「核権力」を無意味化する道
「人質」と「核は張り子の虎」
全人類が「人質」
6
核権力と軍事
1 「軍都」広島の体験
人民と「軍都」
「軍都」広島
原爆投下と「一枚岩」態勢
日本に非戦闘員なし
原爆投下までの核権力構造
「軍事」をこえる三つの問題
2 「無差別爆撃」の歴史
日本軍の無差別爆撃
イギリス・アメリカが始めた無差別爆撃
変質低下の技術
「火攻め」の新戦略から原爆へ
原爆投下前後の日本
3 「戦時」と「平時」の境界なき攻撃
外国との戦争と民衆の被害の歴史
「平時」に及ぶ緩慢殺人
「人災」と「天災」
ビキニ実験とその被害
過剰殺人と緩慢殺人
4 「未知」効果に無責任な攻撃
原爆投下作戦の実態
実験室となった広島・長崎
後回しの人体効果
日本医学者の努力
アメリカの資料略奪
「未知兵器」への無責任
核権力と自由
1 「あいまいさ」の恐怖
原爆投下の戦略上、政略上の「あいまいさ」
ベトナム戦争の中の「あいまいさ」
2 人種差別は「敵意」を増幅するか
人種差別と戦争
日本の中の差別体系
民族自決と人権の確立
3 被爆者ヘの差別
生活上の差別
補償上の差別
意識上の差別
4 官尊民卑の戦災補償
軍人優先の思想
切り捨てられる非戦闘員
救貧措置としての被爆者対策
原爆体験抜きの原子力産業
反核権力論
1 原水禁運動の断層
意識のずれの問題
基本的な問題
2 核権力の「君臨」
核権力の神格化
「制服」と「私服」の原爆体験
3 原爆被害の実態調査
「人的被害」の追跡
今もって未整理の被爆人口
4 広島の「怨念」と「自由」
広島の「怨念」と権力者
差別の垣
被爆地図復元運動-原爆体験を社会体験に
貴重な原爆映画
拡大する資料収集運動
核権力“神話”の破壊
〈資料〉原水爆被害白書を国連へ提出の件
1.原爆は「威力」としてだけ知られた
2.原水爆は人間的悲惨の極としてはいまだ知られていない
(1964年8月5日・中国新聞社論説委員・金井利博記)
あとがき(抄)
この本は安田武氏、また中国新聞社の平岡敬、大牟田稔両氏の三年前の強い勧めによって生まれた。間接には原爆犠牲者と亡母金井時子の無言の励ましを感じながら書き続けた。

広島県史研究記事目録(抄)

『広島県史研究記事目録(抄)』(広島県史編さん室、広島県、19760331)

号(発行年月日) タイトル 著者 備考
創刊(19760331)
創刊にあたって 宮沢弘
発刊によせて 熊田重邦
県史の窓 広島県史刊行への期待 石垣重信
広島県における近代現代史研究の課題 今堀誠二
近代現代資料の収集状況(1)
2(19770331)
県史編さんに想う 熊田重邦
戦後外交文書の中の”原爆” 古川博
広島県史に求めるもの―私の戦争体験にふれながら 滝尾英二
市町村史編さんの問題点 一色征忠
3(19780331)
初心に立ちかえって 土井忠生
米国戦略爆撃調査団について 宇吹暁
<書評>『広島県史 近代現代資料編Ⅲ(社会文化編)』 佐々木隆爾
4(19790331)
県史編さんについて 竹下虎之助
市町村史編さんの実際と県史 橋本昭子
広島県史に期待すること 川島孝郎
近代現代資料の収集状況(2)
5(19800331)
広島県史の完結に向って 今堀誠二
戦後広島県の労働者文化運動 藤原浩修
全国文書館設立運動の問題と現状 広田暢久
資料保存運動の方向について-『広島県労働運動史』の観光と関連して 山下優
6(19810331)
史料調査・序説」 桑山浩然
「県立文書館」設立に向って
芸備地方史研究会
神辺郷土史研究会
甲奴郡文化財研究会
赤木勇夫
阿川静明
今中保子
太田雅慶
岡崎環
来栖義典
阪田靖正
下野岩太
末永栄
平井隆夫
資料は史料として創造の世界にまで及ぶ 深川宗俊
7(19820331)
広島県史の完成を願って 田中稔
戦後広島県の教育改革 藤原浩修
地元以外での県市町村史利用について 小野寺逸也
町村役場文書の利用と保存 松林俊一
史料の活用 有田吉之
地域史としての「おはなし歴史風土記」 松木鶴美
空襲・戦災を記録する運動と資料保存 岡田智晶
市町村史編さんの現状と課題
県立文書館建設調査研究協議会委員名簿
広島県立文書館建設基本構想について
8(19830331)
地域史の可能性 熊田重邦
原水爆禁止世界大会に関する覚書 宇吹暁
編集後記 あまの
<1~7号の編集後記の執筆者も「あまの」>

爆心復元運動とヒロシマの思想

『世紀を超えて-爆心復元運動とヒロシマの思想』(児玉克哉編 、中国新聞社、19950801)

目次

章節
序に代えて-爆心地復元運動の今日的意義-(芝田進午)
人間の復権を目指して(湯崎稔)
Ⅰ-1 原爆被災復元調査の意味 (湯崎稔)
Ⅰ-2 原爆被災復元の論理の構想(志水清編、金沢寛太郎・長屋龍人・湯崎稔)
Ⅰ-3 広島における被爆の実相
『歴史評論 NO.336』(197804)
爆心復元運動の誕生と展開(長屋龍人)
はじめに
Ⅱ-1 被爆原点の空白
Ⅱ-2 「爆心半径五〇〇メートル」の衝撃
Ⅱ-3 「爆心復元」アイデアの源泉
Ⅱ-4 爆心復元の論理と構想
Ⅱ-5 キャンペーン始動
Ⅱ-6 爆心復元運動の展開
爆心復元運動からヒロシマ理論へ(児玉克哉)
はじめに
Ⅲ-1 日本現代史の縮図としての広島
Ⅲ-2 ヒロシマの視点
Ⅲ-3 ヒロシマと現代
Ⅲ-4 爆心地復元運動からヒロシマ理論へ
座談会「爆心調査」からヒロシマを考える
出席者
青木豊子(爆心地復元調査協力者)
鎌田七男(原爆放射能医学研究所研究員)
高橋昭博(爆心地復元調査参加被爆者)
長屋龍人(爆心地復元運動企画提案者、当時NHK番組ディレクター)
渡辺正治(元原爆放射能医学研究所研究員)
児玉克哉(三重大学人文学部助教授)
太田武男([中国新聞]編集部)
あとがき(児玉克哉)

広島県総務部地方課特別調査一件

広島県総務部地方課『特別調査一件』(1951年7・8月(平和祭関係))

広島県総務部地方課『特別調査一件』(1951年7・8月(平和祭関係))
番号 件名 発元又は宛名
1 平和擁護運動並全面講和愛国運動の概況
2 広島平和擁護委員会の動向について 特審調査部長宛
3 平和擁護運動について 特審中国支局長宛
4 平和擁護委員会等の動向について 特審調査部長宛
5 平和擁護委員会等の動向について 特審調査部長宛
6 平和擁護委員会等の動向について 復命書
7 平和擁護委員会等の動向について 特審調査部長宛
8 広島平和祭に併う(共)主流派の平和講演会開催について 特審調査部長宛
9 日共関係者の動行について 安芸地方事務所発
10 団体動行調査について 甲奴地方事務所発
11 平和芸能祭の状況について 復命書
12 反戦同盟準備会について 特審調査部長宛
13 平和祭をめぐる諸団体の動向について 特審調査部長宛
14 全国平和会議の状況について 特審調査部長宛
15 平和運動に関する資料送付について 特審調査部長発
   広島県総務部地方課『特別調査一件』(1951年8月~12月)
番号 件名 発元又は宛名
1
2 人形劇団クラルテ「人形劇教室」公演について 特審調査部長宛
3 平和擁護委員会の届出について 特審調査部長宛
4 平和擁護委員会の団体等規正令による届出の勧奨について 平擁委会宛
5
6
7
8
9
10 松本治一郎民主陣営復帰歓迎大会について 特審調査部長宛
『民政新報No.4』(民政新報社、19510910)[印刷・編集・発行人=小堺吉光]
『人間に光あれ 部落問題研究資料』(土岡喜代一著、民政新報社編集・発行)
11 日本社会党広島県連合会並びにこれと提携せる団体の動向について 特審中国支局長宛
第6回国民体育大会際しての行幸啓に伴う広島自由労働者組合の動向について(報告) 特審中国支局長宛
(別記1)『天皇陛下に訴える』(広島自由労働者組合)
(別記2)『 』(広島の一貧乏人より)
(別記3)『ハズカシメを忘れるな 天皇から遠ざける市役所』(広島自由労働者組合)
(別紙4)『大砲かめしかNo.4』(日本共産党自由労働者細胞、19511101)
12
13
14
15
16 劇団「ぶどうの会」の公演状況について 特審調査部長宛
17 県下における日雇自由労働組合の動向について 特審調査部長宛
「(写し)抗議文 広島市長浜井信三・広島市議会議長秋田正之・市幹部40名・市議会議員あて」(広島日雇自由労働組合協議会・広島自由労働組合・広島日雇労働者労働組合・広島失業対策自由労働組合、19511220)
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27 (共)外郭団体現況表送付について CIC宛
28 県下における愛善苑の現況について

 

アジア太平洋戦争から何を学ぶか

『アジア太平洋戦争から何を学ぶか』(歴史教育者協議会編、青木書店、19930725)

目次

アジア太平洋戦争を問いなおす
アジア太平洋戦争をどう学ぶか
1
2
3
4 侵略戦争の結果もたらされたもの
4-1 戦略爆撃
4-2 沖縄戦
4-3 広島・長崎への原爆投下 西島有厚
4-4 日本の敗戦
5 戦争責任を考える
授業実践記録
戦争資料館
アジアと近代日本
アジア太平洋戦争略年表
あとがき

慟哭の悲劇はなぜ起こったのか

『慟哭の悲劇はなぜ起こったのか―その明暗を分けたもの』(建物疎開動員学徒の原爆被災を記録する会 、20041001 )

目次

はじめに
1 建物疎開動員学徒の被害
1-1 学徒動員
1-2 建物疎開
1-3 動員学徒の被害
2 なぜ、一、二年生が動員されたか
2-1 七月初旬の出動会議-学校側の反対と軍部の強圧
2-2 軍責任者とは
2-3 ○○中将とは
2-4 藤井中将も秋吉内政部長も被爆死
3 明暗をわけた教師の判断
3-1 七月下旬-再び教師が「無謀な計画」と反対
3-2 八月五日-その一-「非国民」と言われても
3-3 八月五日-その二-「教頭が責任をとります」
別表建物疎開の状況、作業場所
当日建物疎開に出動していた学校
おわりに
建物疎開動員学徒の原爆被災を記録する会
会長 黒瀬真
編集委員
楠忠之
佐藤秀之
高橋信雄
山瀬明