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ながさきの平和教育Ⅲ

『ながさきの平和教育Ⅲ 原爆を教えつづけて』(平和教育資料編集委員会 編、長崎平和教育研究会、19770731)

目次

「ながさきの平和教育Ⅲ」発刊の意義 平和教育資料編集委員会
原爆を教えつづけて
一ナガサキーその被爆三十二年
二初期の平和教育運動
三原爆を教えつづけて
四その内容と方法の発展
五原爆継承の課題として
研究実践篇
平和教育の実践(教育研究の年次レポートから)
22次教育研究(昭和47年)
民主的教育運動としての定着
1原爆をどう教えたか
2六・二九佐世保大空襲と平和教育
23次教育研究(昭和48年)
◆地域へ根ざす真の平和教育へ
◆平和教育の持続と発展を
1生徒会活動を中心にした平和教育
2「とびうおのぼうやはびょうきです」を扱って
24次教育研究(昭和49年)
◆原爆問題の現代的意義をふまえて
◆多面的でより豊かな平和教育の創造を
1平和教育をどうすすめているか
2平和教育の組織的なとりくみとカリキュラム
3郷土史の発掘と平和教育の観点
25次教育研究(昭和50年)
◆前進する自主編成活動 年間カリキュラム編成への意欲
1被爆三十年目のとりくみと年間計画試案
2平和教育年間カリキュラム試案
26次教育研究(昭和51年)
◆底辺を拡げるための新しい組織づくりを求めて
1国語科においての平和教育
2
「平和と教育」部会をとおしての実践
資料篇
「平和教育世界会議」参加者の記録
1「原爆あれから三十年」世界会議に参加して
2世界に広がる平和教育
3非暴力活動について深められた分科会
4アメリカにおける反核運動と在米被爆者
5被爆体験に対する米国市民の反応
6宗教平和カリキュラム分科会(付ボックスカーと直珠湾)
戦争と原爆を考えよう
三.一ビキニと第五福竜丸
原爆読本を用いての年間計画(試案)
原爆・平和教育に関する年表
◆長崎平和教育研究会規約

ながさきの平和教育I

『ながさきの平和教育Ⅰ 原爆を教えつづけて』(長崎原爆被爆教師の会平和教育資料編集委員会編・刊、19710720 )

目次

「ひろしま」「ながさき」を教えつづけることの誓いと訴え
ながさきの平和教育 坂口 便
一 夾竹桃の花咲くころ
二 「沈黙の壁をやぶって」以前
三 「沈黙の壁をやぶって」以後
四 これからなさねばならぬこと
五 ながさきの平和教育
ながさきの原爆 大嶋 隆三郎
まえがき
一 原子爆弾の投下
二 原爆投下の惨状
三 ツメあとはまだ深く
四 平和への祈願
平和教育の実践記録
一 滑石小でのとりくみ 今田 斐男
1 小学二年の実践(国語・道徳・図工) 清水 聡
2 小学四年の実践(国語・社会・文集) 今田 斐男
3 小学五年の実践(社会) 山川 剛
二 小学六年・戦争をどう教えたか 貞方 一将
三中学一~三年・社会科の実践 末永 浩
四 中学一年・「原爆記念日」の実践 吉里 良輔
五 中学一年・国語科の実践 西浦上中学校
六 中学二年・社会科学習における実践 浦口 安巳
七 中学・学活の中で 田吉 義明
八 中学・「原爆教育の日」の指導 橋本 正勝
九 広島市大手町中との交歓会 山里中学校
平和教育の指導資科
一 おとうさん・おかあさんの子どものころ  今田 斐男
二 父と母の昭和二十年前後 松永 とき子他
三 死線をさ迷って 斉藤 昌彦
四 平和教育分料会の中で(20次県教研) 編者
五 英語科でどうとりくむか  田吉 義明
六 美術教育をどうとらえるか  吉田 克二
七 「夏休みの友」での八月九日  編者
平和教育の定着化と問題点 田吉 義明
原爆関係の参考資料
一 原爆関係年表
二 原爆と平和教育に関する本
三 原爆資料室展示目録
四 原爆遺跡・塔碑所在地図

沈黙の壁をやぶって

『沈黙の壁をやぶって』(長崎県教職員組合長崎総支部・長崎市原爆被爆教師の会編、労働旬報社、19700809)

目次

章節
はじめに
七○年代教育創造の糧に 宮之原貞光(日教組委貝長)
序章 今こそ沈黙の壁をやぶって 坂口 便
1章 長崎の原爆 編者
その前夜 光と雲 幽鬼の群れ 屍の列車 看護るものなく 燔祭の炎の中に 児童・生徒・教師
2章 被爆教師の体験と証言
生き残り三人の記録 城山小学校
城山殉難記 荒川秀男
追憶の涙の中から 江頭千代子
医者がいない、薬がない 宮本スミエ
「二六人の教師が憤死」 山里小学校
土壕の奥に生きて 林英之
熱い骨・原爆の歌 瀬戸口千枝
母の愛情すら奪う 川口勇
生きながら焼けた友 築城昭平
トンネル工場 まつお びん
屍体整理班 三輪博志
3章 原爆と子どもたち
子どもの記録 林勝己
「原爆に関する調査」の集計から 編者
調査を実施して 広島と長崎と 原爆はなぜおとされたか  原爆を誰が教えるか 原爆に対する子どもの感じ方
4章 原爆学級の記録-世界でただ一つの悲しい学級
4-1 原子爆弾はまだ生きている
4-2 原爆学級の編成
4-3 研究発表「被爆児の心身発達について」 城山小学校
4-4 原爆学級のその後
4-4-1 四番目の犠牲者
4-4-2 原爆教室の父
4-5 被爆二世の問題
資料 被爆児の心身発達について(昭和28年2月26日) 長崎市立城山小学校
目次
1.発表までの経緯
2.被爆児の心身発達について
3.一年実験学級年長組の被爆児と対照児
4.特殊児童の指導の実際
 【付】 原爆の児を偲びて―故橋本長利さんの霊に捧ぐ
5章 平和教育の原点
(1)芽生えは出ている 編者
(2)スラノド台本「原爆許すまじ」 佐世保・平和と教育を守る高校教師の会
(3)原爆体験記の英訳について 編者
 (4)一つの教室実践  三輪博志
 (5)教え子に明るい未来を  中西俊造
6章 原爆体験の継承と国民教育への展望 -長崎の屈折した体験の中から
鎌田定夫(長崎県教研講師・長崎造船大学教員)
6-1 原点としての“原爆”とその風化・潜伏
6-2 風化に抗して新しい創造へ -子どもと教師・父母の葛藤のなかから
 6-2-1  教研活動のなかでの反省と確認(小・中)
  6-2-2  新しい民主的学園建設の試み(高・大)
 6-3  被爆者たちの連帯のなかで
 終章  長崎の教師はこう訴える-被爆25年間の屈辱と怒り、そして70年代の教師はいま何をなすべきか
   田中義明 (長崎市立江平中学校教諭)
 あとがき-この芽を枯らすことなく  宮崎勇二(長崎県教職員組合執行委員長)

明日に生きる 高校生のための平和読本

『明日に生きる 高校生のための平和読本』(広島・長崎平和読本編集委員会編、広島県・長崎県高等学校被爆教職員の会、19740701)

目次(初版)

章節
1 原爆・原点から学ぶ
1-1 広島の証言
■仮繃帯所にて2■コレガ人間ナノデス3■友よ、ゆるしてくれ!!4■死んではならない6■ヒロシマの空8■原爆の日、母は12
1-2 長崎の証言
■写真の中の友14■火焔の中から16■「お母さん、妹が・・・」18
1-3 爪あと
■童女よ20■空白22■十九才の青春23
1-4 原爆・その非人道性
■爆風による破壊力24■熱線による作用25■爆風・熱線・火災による被害26■黒い雨29■放射能29■原爆症30■人的被害32■覆いかくされた被災の実態33■被災資料の保存と怠慢34■救護活動34■国際法違反35
1-5 ■2つの説36■原爆が投下されるまで37■できるだけ早く投下せよ38■戦争完遂あるのみ40■原爆投下は必要なかった42■温存されたモルモット都市、広島・長崎43■人間不在46
2 戦争とは何か
2-1 ■戦争を知らない子どもたち50■聞け、わだつみの声52■ある学徒兵の手記54■両親の世代に聞く戦争体験56
2-2 大空襲を告発する
■東京大空襲58 各地の空襲の記録とその運動・(福山)59■火の雨-(佐世保)63
2-3  告発される側に立って
■“爸々!(オトウチャン)”68■ヒト捨て70■「祖国」にそむいた愛国者たち72■東洋鬼日本とヒロシマ・ナガサキの虐殺74
2-4 戦争とは何か
■戦争とは何か82■戦争はなぜ起きるか84■ススメ ススメ ヘイタイススメ88■教科書は一体誰のものか90
2-5 戦争から学ぶ
■15年戦争まで92■日中戦争の開始95■太平洋戦争97■戦争経済と国民生活99■国家総動員と戦争経済99■国民生活の弾圧101
2-6 現代の戦争
2-6-1 ベトナムを考える
■殺す側の論理104■ディエン・ビエンフーの戦い106■ベトナム和平108■ベトナムとヒロシマ・ナガサキ・オキナワ112
2-6-2 沖縄を考える
■戦に散った生徒たち116■沖縄一中鉄血勤皇隊の追体験120■基地の中の沖縄121
3 私たちの課題
3-1 安保条約と私たち
3-1-1 私たちをとりまく国際情勢
3-1-2 安保条約と私たちの生活
■安保条約とは131■公害・エネルギーなどの問題132■大砲かバターか132■ほんとうの独立133■「ノー」と言えるか135■安保条約と私たち136
3-2 平和と防衛
■日本国憲法から138■あたらしい憲法のはなし138■骨抜きにされた平和条項140■4次防計画と第9条141■軍備拡張の背景144
3-3 核時代に生きる
■核戦略体制(恐怖の実態)154■日本をとりまく核戦力156■軍縮と日本160■原子力の平和利用と問題点164
3-4 平和運動のあゆみ
3-4-1 生きていてよかった
■原爆を語るな168■正田篠枝さんの抵抗168■朝鮮戦争をやめろ!核兵器を使うな!170■三たび、“死の灰が”174■生きていてよかった177■インドの核実験によせて179
3-4-2 沈黙の壁をやぶって(祈りから怒りへ、長崎の証言運動)180
3-5 被爆者、人間の復権
■25年めの回想と証言184■非差別部落の原爆被爆者として184■朝鮮人被爆者外国人被爆者190■立ちあがる被爆者192■援護法制定を求めて194■被爆二世の死(白血病で亡くなった教え子のこと)198■被爆二世について その(1)202 その(2)203 その(3)207■胎内被爆小頭症の人とその親たち207
3-6 明日に生きる道を目ざして
■恋人とともに不安をのりこえる208■広商生は“原爆”にどうとりくんできたか(原爆研究会の歩み-)212■ぼくのなかの“原爆”(「ナガサキの証言」ゼミのなかで)218■構成詩“灰のなか地の底から”222■「ピース・ナウ!」226

 

 

 

 

未来を語りつづけて(続)

『未来を語りつづけて(続)ヒロシマ・平和教育の継承と連帯 原爆被爆50年事業』(広島県教職員組合、広島県原爆被爆教職員の会編、刊、19950525)

目次

章節 タイトル 著者 備考
発刊にあたって  高橋晋作
 (広島県教職員組合執行委員長)
序章  石田明
(広島県原爆被爆教職員の会)
 1  戦争と人間の条件
 2  爆心から生きて生きて
 3  人は生きるために生きる
 4  心配をこえて
1章 被爆体験と教育
燃えて、そして燃えた 坪井直
すべてが無になったヒロシマ-被爆体験を語りつづけて- 松井昭三
ヒロシマを生きてきて-自分史としての一断章- 寺岡昭壮
加害の原罪が間われた日 田坂積
黒こげの庭松と南瓜 下岡絹子
被爆・あゆみ続けた平和教育 空フミコ
子らに語り継ぐ被爆体験と平和 大畠泰造
反戦・反核・反差別の闘いを 下原隆資
2章 ヒロシマ・平和教育といま
  とりあげた「ヒロシマの平和教育」
 1  組織的平和教育おこしの背景と動機
 2  広島県原爆被爆教職員の会の結成  19690326
 3  広教組、教育研究集会の中に「平和教育」分科会を新設
4  広島県・市教育委員会の「8.6」学習提言
 5  “ヒロシマ・ナガサキを教えつづけることの誓いと訴え”全国にアピール
 6  「原爆犠牲国民学校教師と子どもの像」の建立
 7  広島平和教育研究所の設立
8   平和教育の深まりとカリキュラム
9  平和教育の全国への広まり
 10  興隆期・日教組教研・平和教育全国レポート表題で語ること
 11  一つのカリキュラムをみつめる
 12  広島県・市教育委員会の指導手引書・指導資科の配布
13  文部省「学習指導要領」の変遷と教科書検定を衝く
 14  平和教育と修学旅行
 15  平和教育実践アンケートとその意味するもの
16  全国シンポニ十周年記念。構成詩、“ヒロシマ・ナガサキを究めつづけて”
 17  被爆五十周年とゆるぎなきヒロシマの心
 3章 戦後の平和教育理念とこれから
戦後の平和教育をささえてきた不忘の理念
1  新教育指針
 2  あたらしい憲法のはなし
3  ストックホルム・アピール
4  教え子を再び戦場に送るな
5  原爆の子
6  原爆詩集・峠三吉
7  1951年、中学校社会科教科書にみる戦争体験記記述例
 8  杉並アピール
9  第1回原水爆禁止世界大会宣言文・1955年8月6日広島市公会堂 2
 10 私は広島を証言する 八島藤子作詩
11 瞬光二十年 石田明作詩
12 NG0・広島アピール
13 ユネスコ軍縮教育十原則
 14  過去を振り返ることは、将来に対する責任をになうことである
 15  「広島アピール」軍縮教育国際シンポジウム、1982年10月29日
 16  過去に目を閉ざすものは、現在に盲目となる
 17  核兵器廃絶に関する広島宣言
18 原爆ドーム保存募金運動
19  西ドイツに「広島同盟」、そのニュルンベルク宣言でみるヒロシマ
 20 八月六日・八月九日、広島・長崎両市の平和記念式典での両市長「平和宣言」例
  ヒロシマ・平和教育年表

未来を語りつづけて-原爆体験と平和教育の原点

『未来を語りつづけて-原爆体験と平和教育の原点』(広島県教職員組合・広島県原爆被爆教師の会編、労働旬報社、19690806)

目次

部章 タイトル 著者
はじめに
教育の魂 宗像誠也
日本人の心から「ひろしま」を消してはならない 服部学
初心に立ちかえって原爆教育を 宮之原貞光
序章 被爆教師の名において告発する 石田明
1 原爆体験と教育の原点
1-1 それでも未来を語りつづける
被爆二世のわが子を失って 名越謙蔵
子どもらに支えられて 中谷玉江
ある被爆教師の死 村木誠
石は川底からみていた 増田勉
原罪への問いかけ 高松由子
先生同情されない人間になって下さい 森下弘
1-2 爪跡をこえて
子どもたちに語る私の体験 米田進
ふた昔を生き抜いて 尾形静子
子どもらの遺骨をひろって 石富広江
“平和の鐘”をついて 岩田守雄
甲状腺ガン 吉本フサエ
少年の日の被爆とABCCと 橋本行宏
2 原爆教育・平和教育の実践のために
原爆と子どもたち-「原子爆弾被害に関する調査」のまとめ・問題点 川島孝郎
広島をどう教えてきたか-学生時代の被爆教師として 田坂積
原爆不在の教育・教科書の実態とその批判 空辰男
ヒロシマを高校生にどう教えるか 森下弘
終章  全国民・全教師への誓いと訴えと  楠忠之
補=ひろしま-原爆をかんがえる-(試案)
広島平和教育教材編集委員会 広島県原爆被爆教師の会
あとがき 宅和純

 

 

日本印象記-ヒロシマの家

『日本印象記-ヒロシマの家』(フロイド・シュモー、ヒロシマ・ピース・センター、19521001刊)<大原三八雄訳、谷本清発行>

内容

著者 内容
口絵 祈平和灯籠()
江波町住宅骨組み
皆実町住宅
江波町シュモー住宅
江波町シュモー住宅公民館
01 訳者 フロイド・シュモー博士の横顔-序文にかえて(大原三八雄)
01 日本印象記(ヒロシマの家)
71 浜井信三 シュモー博士と広島の家
75 谷本清
78 あとがき

 

bk521001A bk521001B
装幀 新延輝雄

 

 

 

平和への教育 広島の初等教育

『平和への教育 広島の初等教育 全国連合小学校長会総会広島大会記念号』(広島市小学校長会、19560529)

小学校長会1956
小学校長会1956b
裏表紙のロゴ(原子力?)に注目

目次

章節 タイトル 備考
序詞 平和の聖地
1 原爆までの広島
1-1 広島のはじまり
1-2 城下町
1-3 近代都市
1-4 軍都
1-5 教育の都
1-6 小学校教育のあゆみ
2 原爆の日の広島
2-1 原子雲
2-2 原子砂漠
2-3 学校の壊滅
3 原爆からの広島
3-1 混迷より模索へ
3-2 模索より開眼へ
3-3 開眼より展開へ
4 進みゆく広島
4-1 大広島への動き
4-2 小学校教育のすがた
結び 平和を求めて