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年表:平和教育(1978年)

年表:平和教育(1978年)

事項
01 09 「教育問題研究委員会」長崎市で開かれ、「平和」指導事例について協議。
01 12? このほど広島女学院原爆被災誌の英訳本が米高校で紹介され、読後感届く。
01 20 広島県原水禁主催「ヒロシマを考える平和講座」第2回講座開講。2月10日まで4回、於労働会館。
01 21 広島県教組、県内高校生の原爆意識調査結果発表。
01 28 「教育問題研究委」、教師用平和教育手引き書の市教委原案について、被爆者・教師らから長崎市で「意見を聞く会」開く。
01 29 日教組教研集会、平和運動・平和教育推進のアピール採択。(26日-29日)
01 30 「教育問題研究委」、第2回「意見を聞く会」開く。
02 06 北九州市教委が8・6に平和授業をした教諭を処分していた事が判明。
02 07 三重県の高校から、長崎市国際文化会館へ募金・折りヅル届く。
02 11 第1回県高校生平和ゼミナール(県高校平和ゼミ実行委主催)、広島市内で開催。
02 11 長崎県教組、市内で平和教育研究会開く。
02 18? 佐伯郡廿日市中学校生徒による平和を願うモザイク壁画制作開始。
02 20 長崎市教育委員会、平和教育は原爆を原点としないとする教師向け手引き書を作成。
02 24? このほど広島大学総合科学部で「平和」講座終了。
03 10 東京上平井中学、ヒロシマへの修学旅行の前に被爆者招き体験談聞く。
03 11 長崎定例市議会で教育長、「被爆を原点とせず素材として平和教育に用いる」との見解表明。
03 17 広島県立皆実高校の生徒、第一県女の先輩から被爆体験聞く。
03 24? 広島三次高校の教師、平和教育教材としてスライド「語り継ぐ戦争体験」製作完成。
03 24? 大竹市の石材業者、市内の小学校へ平和教育教材にと“被爆の石”贈る。
03 25 広島県被爆教師の会、新指導要領からの核記述削除に対して文相に公開質問状提出。
03 25 全国被爆教師の会、今年の平和教育シンポジウムを長崎で開催すると発表。
03 28 平和文化センター、昨夏実施した「被爆の継承に関する意識調査」結果を発表。
03 31? 安田女子高校社会科学研究部のメンバーら、核廃絶のため、総理大臣に手紙を書く運動始める。
04 11? 東京都上平井中学校の生徒ら、広島への修学旅行へ向けての原爆学習をまとめる。
04 18 岐阜県恵那市の中学生、修学旅行で来広。ヒロシマ学習。
04 18? 三次高校の教師、父母の戦争体験を基に生徒が描いた絵で、スライド「語り継ぐ戦争体験」を作成。
05 07 広教組結成30周年、広島教育会館落成の記念式典開催。
05 08 北九州市の中学生ら、修学旅行途中で千羽ヅルなど原爆病院へ贈る。
05 09 「県高校生平和ゼミナール実行委員会」、核廃絶への首相の積極的行動を要請する手紙を首相あてに発送。
05 10 修学旅行で来広した岐阜県の中学生、感想文集を発行。
05 12 岐阜県恵那市の中学生、修学旅行で来広。
05 14 長崎原爆被災者協議会、修学旅行生に原爆映画を上映。
05 15 広島平和教育研究所、1980年に広島市で「国際平和教育会議」を開くことを決定。
05 16 広島市長崎市の中学生、広島市平和記念公園で交歓会。
05 16 文部省、先の「被爆教師の会」の原爆記述削除についての公開質問について核記述の復活はしないと回答。
05 18 長崎市教委の平和教育手引き書「平和に関する指導資料」完成。その中に「平和教育は原爆を原点としていない」と明記。
05 20? 広島市翠町中学校生徒会、母校の被爆死者名簿作成、被害調査など推進。
05 22 平和教育研究サークル、長崎市教委に「研究委託と平和に関する教育」についての公開質問状提出。
05 22? 広島平和教育研究所・広島平和文化センター共同で、広島を訪問する修学旅行生にヒロシマを訴える運動にとり組む。
05 27 県立広島商で、「平和教育週間」(5月27日-6月2日)開始。
05 27 京都府の中学生、修学旅行で来広、“ヒロシマ”を学習。
05 31 東京都上平井中学校3年生、ヒロシマ学習のため来広。(1日まで)
05 31? 安芸郡こばと学園で、母親参加のユニークな幼児平和教育推進。
06 02 広島大学公開講座「市民にとっての平和」始まる。(7月21日まで、15講座)
06 08? 長崎市の小学生による共同制作の壁画「原爆の証」、このほど完成。
06 09 NHK、東京上平井中学校の広島への修学旅行を取材した番組放映。
06 09 長崎県教組の平和教育推進委員会、長崎市教委発行(5月18日)の指導資料への批判書発行配布。
06 10 第6回全国平和教育シンポジウム、長崎市で開催。(日本平和教育研究協議会主催、11日まで)
06 10 第6回全国平和教育シンポジウム、長崎市で開催。(日本平和教育研究協議会主催、11日まで)
06 10 広島平和教育研究所、平和学習を中心にした「夏休み帳」の見本完成。
06 16 広大総合科学部で平和講座。テーマ「資源エネルギー問題と平和」
06 20 広大総合科学部で、平和講座。テーマ「南北問題と平和」
06 21 長崎市長、長崎市教委の“原爆”を平和教育の原点としないとの見解で一致しているとの見解発表。
06 22 文部省、“核”記述を現行通り生かした「高等学校学習指導要領案」発表。
06 24 広島平和教育研究所主催「平和教育基礎公開講座」開かれる。
06 27 米カリフォルニア州の小学生から、「原爆の子の像」に千羽ヅル届く。
06 27 広大総合科学部で平和講座、テーマ「原水禁運動の歴史と現実」
06 28 青年教養講座「わが町“広島”をたずねて」、テーマ「被爆都市ヒロシマの課題」
07 07 長崎市の小学生による原爆壁画、国際文化会館に寄贈される。
07 13 広島基町高校の姉妹校の英高校校長ら、来広。
07 18 広島市安田女子高生ら、原爆遺跡を訪ねて「原爆フィールドワーク」実施。
07 19 愛知県津島市の教職員来広、広島の教職員と平和教育について話し合い。
07 19 横浜市の高校生、ヒロシマ学習のため来広、広島の高校生と交流。
07 25 広島県の高校生、「8・6高校生学習会」を開き、「’78核兵器完全禁止・被爆者援護大会」への参加を決定。
08 01 広島県被爆教師の会、県教委に被爆教師の休養休暇設置を要望。
08 02 広島の高校演劇部、「全国高校総合文化祭」で原爆をテーマにした劇上演。
08 02? 京都府宇治市の中学生による広島での平和学習(5・27)の記念文集届く。
08 03 愛知県津島市、広島県から被爆教師招き平和教育問題で交流会。
08 03? 広島市の大学生による「閃影-33年後の若者の戦争観」まとまる。
08 05 長崎市の小学校長、8月9日の原爆投下日に「原爆許すまじ」を歌ってはならないと指示していたことが判明。
08 05 NHKテレビ「特集・ヒロシマを受け継ぐ-平和教育」など、原爆特集番組放送。
08 05 全国被爆教師の会、「平和教育国際シンポジウム」の開催呼びかけ。
08 05? 広島への修学旅行で平和学習を続けている東京上平井中学生徒から、近況報告届く。
08 06 (修学旅行で芽ばえた平和教育、文通主婦へ熊本の教諭)
08 06 大分市の中学校で、被爆者の体験談聞き平和学習。
08 06 ウィーンの合唱団から折りヅル届き「原爆の子の像」にかけられる。
08 07 米のJ・サマヴィル博士、広大で講演。テーマ「ヒロシマの意味-平和研究・平和教育の課題」
08 09 北九州市内の小・中学校、「平和学習の日」として登校。
08 09 長崎県内小・中学校で、約7割が登校し原爆学習。
08 10 長崎市の中学校で、生徒会主催の平和祈念式典。
08 16? 東京の高校生、広島を訪れ原爆をテーマに映画作成。
08 17 国連青少年友好センターのメンバー、ニューヨークで国連について学習。
08 17? 岐阜県の中学生、広島への修学旅行で学んだ平和学習成果をまとめ文集発行。
08 17? 大分県教組、「大分の平和教育」発行。
08 19? (平和教育をめざす公民館活動)
08 20 日本YWCA主催「ひろしまを考える旅」、広島市で始まる。(22日まで)
08 21 東京上平井中の父兄ら来広し、平和学習。
08 24 東京の教師・大阪の高校生グループ、広島で平和学習。
08 25 広島市出身の母子、広島に帰省し、平和学習。
08 31 広大付属東雲小学校の母子、被爆者に体験談を聞く。
09 05 明治学院大放送研究会、広島で被爆者らを取材。
09 09 被爆教師の会のメンバーら、修学旅行で広島を訪れる学生らの受け入れ態勢を協議。
09 09? 広島市翠町中学校、「軍港宇品で考えること」発行。
09 13 名古屋市の事業所従業員来広し、平和学習。
09 14 尾道市内の中学校で、ブラジルの広島市中学校に原爆写真集贈るためのカンパ活動開始。
09 18 広島県被団協(森滝理事長)、広島市で理事会開き、広島への修学旅行生受け入れ問題など討議。
09 18 全国被爆教師の会・平和文化センターなど、広島への修学旅行生の平和教育について討議。
09 22 広島県被爆教師の会、国連軍縮週間を「第2期平和教育週間」にすると決定。
09 27? 三次高校教師らによる平和教育教材のスライド、10月米で紹介するため、英語版を作成中。
09 29 広島県被団協の高橋昭博、全国各地で「被爆体験を語る旅」に出発。
09 30? 平戸市の小学生ら、修学旅行中、長崎市の原爆資料館に貝殻細工寄贈。
10 02 県高校被爆教職員の会会長、米での「新しい平和達成努力のための全米会議」に向け出発。米各地で被爆の実相訴え。
10 06 「高校生のための国際文化セミナー」、広島市内の高校で開催。
10 09 ブラジルサンパウロ市の広島中学の役員来広し、「折鶴の会」と交流。
10 18 広島県の中学生、修学旅行で長崎市訪問、平和学習。
10 19 広島市の中学校で、「戦争と平和」テーマに核問題を考える文化祭開催中。
10 23 高知県の中学生、修学旅行で長崎市訪問し平和学習。
10 24 全国公民館研究集会で祇園公民館主事、被爆体験継承を公民館活動に取り入れるよう提言。
10 24 「’78国連軍縮週間行動広島実行委」主催で、広島市で「平和教育」について討論集会。
10 25 日本原水協主催、東京で「第1回国連軍縮週間連続市民講座」(30日まで)
10 28 広大平和科学研究センター・広島平和文化センター共催「国連軍縮特別総会最終文書検討会」、広島市で開催。
10 30 核兵器完全禁止・被爆者援護をめざす国民(NGO)懇談会主催「国連軍縮週間セミナー」、東京で開催。
10 31 東京都上平井中の卒業生による「ヒロシマOB会」、被爆者福祉に寄金。
11 01 長崎市内小学校で、第29回平和祈念式。
11 02 広島市内女子高の文化祭で、原爆写真展。
11 03 広島市の鈴峯女子高など、文化祭で被爆問題取り上げる。
11 04 第28次広島県教育研究集会開催。「平和教育」などで分科会。(5日まで)
11 04? 広島市内の中学生、平和記念公園で外人を対象に行った原爆観アンケート調査結果まとめる。
11 08 原爆被爆教師の会、福岡市で全国連絡総会開き「原爆被爆者教職員の会」と改称。
11 09 名古屋市の高校生、修学旅行で長崎市訪れ平和集会開く。
11 09 大阪枚方市の中学校で、教師が自作自演で原爆劇上演。
11 09 沖縄那覇市の中学生、修学旅行で長崎市訪れ平和集会開く。
11 18 日本YMCA同盟主催「平和教育コンサルテーション」、広島県内で開く。
11 20 広島県教組、主任手当きょ出金で「基金」を設置し平和教育教材費などにあてることを決定。
11 25 「世界連邦市民講座」、広島市で開く。
11 25 「第2回県高校生文化祭典」広島市内の高校で開かれ、原爆問題など研究成果を総括。
12 25 広島県被爆教職員の会総会で、修学旅行生のための「ヒロシマ子供平和文化会館」の建設など決定。
12 25 広島県被爆教職員の会、県教委に被爆教職員の休養休暇の制度化を要求。

 

 

年表:平和教育(1977年)

年表:平和教育(1977年)

事項
01 24 廿日市中学2年生制作の、アルミ板被爆者壁画完成。
02 22? このほど広島県下の幼稚園で平和教育実践レポート「幼児の平和教育」まとまる。
02 26 被爆資料を寄贈した広島市の一被爆主婦に、八戸の中学生から版画届く。
03 08 大阪府松原市の高校生、広島に平和研修旅行。(10日まで)
03 08? 広島大、新学期から一般教養科目「戦争と平和に関する総合的考察」開始。
03 17 東京都立小平高校映画研究同好会製作の原爆映画、広島市で初上映。
03 28 修学旅行の東京の女子高校生、長崎市平和公園に参拝し読経。
03 29 広島県下の婦人が集まって、広島主婦同盟設立総会開く。家庭での平和教育推進などの方針決定。
03 30? 広島平和教育研究所、近く新しい平和教育副読本発行予定。
04 07 米国社会教育研究協議会のラーキン事務局長来広し、市長と平和教育について話し合い。
04 16 広島大総合科学部で平和講座「戦争の足音」始まる。
04 20 広島県被爆教師の会など六団体、教科書出版社に原爆問題の記述について公開質問状を送付。
05 11 全国被爆教師の会、被爆教師を無医地区へ配転した長崎県教委に抗議、撤回要求。
05 16? このほど佐伯郡廿日市町中学校生徒による彫金共同壁画「人類の墓標」の制作過程のスライド完成。
05 17 沖縄県浦添中学校の修学旅行生、長崎市の平和祈念像前で、「平和集会」開く。
05 21 広島平和教育研究所、市内で77年度理事会と創立5周年記念式開催。
05 21? このほど、長崎市立西町小学校で、「公教育には不適」と原爆読本を校長が、封印。
05 26 広島平和教育研究所の小中学校用の夏休み帳完成。
05 28 大阪府の女子高校生、修学旅行中、長崎市国際文化会館で平和集会開く。
05 28? 広島平和教育ライブラリ-、設立1周年を迎え、手持ち作品を公開。劇映画「ふたりのイ-ダ」など上映。
05 28? このほど、NGO国際シンポに提出の平和教育部門の報告書(第1次草案)まとまる。
05 28? このほど、来年度からの中学社会科で、原爆・戦争について詳しく記述した教科書が完成。
06 01 東京都上平井中学校の三年生、原爆学習のため広島に修学旅行。昨年に続いて2度目。2日まで滞在。
06 03 県高教組の平和教育推進委員会、広島市内で開催。
06 08 文部省、新「学習指導要領」案発表。「核否定」の記述など消される。
06 08? このほど県高教組平和教育推進委員会、昨年実施した高校生の戦争観のアンケート調査の中間報告まとまる。
06 09 核否定の記述抹消の文部省指導要領(8日)に対し、広島・長崎県教組ら抗議のアピール発表。
06 11 第5回全国平和教育シンポジウム、広島市内で開催。(12日まで)テーマ「ヒロシマ・ナガサキの世界化」。
06 11 第5回全国平和教育シンポジウム、広島市内で開催。(12日まで)テーマ「ヒロシマ・ナガサキの世界化」
06 12 日本平和教育研究協議会、広島市内で第4回総会。文部省の学習指導要領案に抗議の決議。
06 13 広島平和教育ライブラリー、平和記念館で、平和教育映画の上映会。(24日まで)
06 13 長崎県教組平和教育推進委員会、「平和教育旬間」実施。(22日まで)
06 14 広島県教組第45回定期大会、三原市で開催。(15日まで)原爆教育否定する新指導要領に対する抗議など決議。
06 15 長崎市教育長、市議会で、「ナガサキの原爆読本」は副読本として不適当との見解を表明。
06 16 長崎市議会で市長、文部省の新学習指導要領案について遺憾の意表明。社会党議員、被爆教師のへき地への配転について質問。
06 18 長崎県教組、市内で第38回定期大会。平和教育の推進を決議。(17、18日)
06 21 長崎市議会で「平和教育問題」論議。市教委平和教育に消極的態度。
06 23 長崎市教委、小中学校向け「平和に関する学習指導資料(要領)」作成の方針を決定。
06 23? このほど、平和教育の手引書「平和の歩み」の購読をめぐって、長崎県教組と教委の対立が表面化。
06 26 長崎県高教組、最終日。原水禁運動の統一を決議。
06 28 呉市県立広高校で「平和を考える日」として映画鑑賞や講演会。
06 29 文部省、教科書検定結果を発表。
06 29 日教組、「78年版中学校教科書の研究」(研究白書)まとめる。
06 29 佐世保空襲を語り継ぐ会・空襲犠牲者遺族会、鎮魂慰霊平和の塔の除幕式を行う。
07 02 長崎市の西町小学校の“原爆読本追放”(5.21付)についてPTA有志ら、市教委に抗議。「原爆原点に考えぬ」と市教委側応対。
07 08 長崎市立西町小学校の“原爆読本追放”事件で長崎県被爆教師の会、同校校長・市教委に対し公開質問状提出。
07 16 長崎県教組平和教育推進委員会、同市内小・中学生の原爆に関する意識調査まとめる。
07 16 米の大学生来広。原爆資料館など見学。
07 18 文部省、指導要領に核の記述復活させると日本被団協に回答。(→23日)
07 18 法政大付属女子高(横浜市)、校外研究旅行として来広。広商原爆研究部などと交流会。
07 19 長崎県教委、県被爆教師の会編集の「ナガサキの原爆読本」など副読本として不適との見解表明。
07 19 広島市内の高校教師グループ、原爆記述について日本と外国の教科書の比較研究をまとめる。
07 21? このほど長崎市内小学校で、校長が原爆映画のチラシの校内配布を禁止していたことが判明。
07 23 文部省、新指導要領(小・中学校)を正式に告示。核の記述復活。
07 30 本川小学校児童、夏休み返上で登校、平和教育。
08 02 愛知県津島市長、長崎市を訪問。反戦平和推進のため被爆資料など収集。
08 02 長崎市教委、県被爆教師の会などの公開質問に対して“原爆読本”は教材に不適と回答。
08 06 東京上平井中学校生徒、平和祈念式に参列。
08 06 呉市の県立広高校、「広島を考える日」として全員登校。
08 06 佐伯郡五日市小、大竹市小方小、山県郡壬生小でも全員登校。
08 08 長崎県教委の広域人事異動に対する県教組の取り消し要求の訴訟初公判。
08 09 長崎市立西町小学校で校長によって封印された「ナガサキの原爆読本」のうち15冊図書室に戻す。
08 09 長崎県教委、原爆記念日に登校した小・中学校数発表。約3分の2が登校。
08 10 このほど長崎県教組、県教委の実施した広域人事(被爆教師の無医村地区配転など)の違法性を指摘した「人事酷書」まとめる。
08 11 長崎市長、「原爆読本」(県被爆教師の会発行)は思想的に問題ありとの見解表明。
08 16 東京の大学生、ドキュメンタリー制作のため来広。被爆者取材。
08 17? 東京の高校生、ドキュメンタリー映画の制作を機に、8・6後も広島に滞在しヒロシマ行脚。
08 21 東京上平井中学の母親グループ来広。ヒロシマを学習。
09 09? 広島市内祇園中で、夏休みの原爆学習の報告会開く。14日からは校内原爆展。
09 10 長崎市教委、平和教育推進のため「教育問題研究委員会」設置を決定。被爆教師などメンバーから外される。
09 12 米加州の日系人の夏季学校児童の折った千羽ヅル、広島市に届き、広島市立中島小児童が平和公園内「原爆の子の像」にささげる。
09 12 長崎市教委「教育問題研究委」の初会合で、長崎の平和教育は「原爆」を原点としないことを強調。
09 20 定例長崎市議会開会。平和教育問題原爆病院移転などに論議集中。
09 25 東京都足立区の中学校生徒、学校祭で原爆劇「はだしのゲン」を上演。
09 29 熊本県の中学生、修学旅行でヒロシマ学習のため来広。
10 12 被爆教師の会全国連絡会、長崎市内で総会。長崎市教委に、被爆教師の離島配転などについて抗議要求書提出。
10 14 広島YMCAで市民福祉講座。被爆者問題、差別問題がテーマ。
10 26 修学旅行中の大阪府の小学生、原爆病院慰問。
10 28 長野県の定時制高校生、修学旅行で原爆体験学ぶため来広。広島市の高校生と交流会。
10 29 教育問題研究委員会(長崎市教育長の私的諮問機関)、長崎の平和教育の原点は「原爆」でなく「平和を希求する精神」という市教委の方針確認。
10 29? このほど、ヒロシマ学習を目的にした修学旅行が急増し、被爆教師の会などを中心に受け入れセンター設置の要望高まる。
10 29? このほど、安田女子高校・観音高校などで原爆問題をテーマにした文化祭の準備進む。
10 30? このほど、長崎市緑が丘中のメッセージ依頼にこたえて、アメラシンゲ国連議長より返書届く。
11 01 長崎市山里小学校同校で、第28回平和祈念式典開催。
11 12 修学旅行で長崎訪問中の名古屋市の高校生、被爆者に恒例の寄金。
11 23 広島市内で「第1回県高校生平和文化祭典」開催。原爆問題などの研究成果を発表。
11 26 長崎市教育長の諮問機関「教育問題研究委員会」、市教委の提出した平和教育の指導原案にほぼ賛意を表明。
12 09? 修学旅行で長崎市訪問した滋賀県の高校生、被爆者に寄金。
12 15 長崎市教育長、53年度教育要覧に“平和”の項目新設すると市議会で答弁。
12 25 中国四国教育系学生ゼミナール広島大会、広大東雲分校で開催。(29日まで)
12 27 佐伯郡湯来東小の児童の折った千羽ヅル、平和公園内の原爆の子の像に飾られる。

 

 

年表:平和教育(1976年)

年表:平和教育(1976年)

05 11 長崎市立長崎中学校3年生207人、修学旅行で初めて広島を訪問。広島市立国泰寺中学校の生徒が出迎える。
05 13 広島市立国泰寺中学校3年生346人、修学旅行で長崎市を訪問。長崎市平和公園で姉妹校の縁組みを進めている長崎中学校の生徒と交歓会を開く。
06 09 東京都葛飾区立上平井中学校3年生280人、修学旅行で初めて広島市を訪問。
06 12 第4回全国平和教育シンポジウム(広島市)。1200人余が参加。-13日。
06 19 京都市立安祥寺中学校3年生、修学旅行で初めて広島市を訪問。「原爆の子の像」と「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」を参拝。韓国人の慰霊碑に修学旅行生が参拝したのは初めて。

 

 

年表:平和教育(1975年)

年表:平和教育(1975年)

04 30 広島平和教育研究所、平和教育カリキュラムの第一案をまとめる
06 14 第3回全国平和教育シンポジウム、広島市・幟町中学校で開催。全国18都道府県から1000人近くが参加。-15日。
07 03 広島市教委、「平和教育の指導例集・小学校編」まとめる
08 06 広島県三次市の高杉小学校、集団疎開した広島市袋町国民学校の疎開児童6人を招き、体験を聞く。
08 06 広島市の安田女子高校、栗原貞子の詩「生ましめん哉」のモデルになった平野美貴子の被爆体験を聞く。
09 25 愛知県名古屋市の立花高校2年生209人、修学旅行で広島を訪問。平和公園の慰霊碑前で合唱・詩の朗読などを実施。同校が修学旅行で来広するのは今回で5回目。
10 23 愛知県立佐屋高校2年生256人、修学旅行で広島を訪問。平和公園の原爆慰霊碑前で平和式典を開く。

 

 

年表:平和教育(1974年)

年表:平和教育(1974年)

06 01 第2回全国平和教育シンポジウム、広島市で開催。約600人が参加。-2日。
06 33 米オハイオ州で平和運動グループによる「ウィルミントン1975年8月会議」開催運動を展開。平和教育のカリキュラムや在米被爆者の認識、米国青年の原爆に対する拒否反応などについて討議する。

 

 

年表:平和教育(1972年)

年表:平和教育(1972年)

事項
02 12 広島県原爆被爆教師の会、代表者会議を開催。「原爆犠牲国民学校教師と子どもの遺族会」の見舞金や遺族年金要求運動を全面協力することを申し合わせる。
06 01 広島平和教育研究所発足。広島市・教育会館で開所式。理事長に宅和純広島県教組委員長、研究会議長は今中次麿広島大名誉教授、事務局長に石田明広島県教組副委員長

年表:平和教育(1971年)

 

71 01 09 広島県被爆教師の会(石田明会長)、中学生向け英語・平和教育教材「Let’s Cry for Peace」刊行
71 07 06 広島市教委、「平和教育の手引き」試案・小学校編を作成。市内全校に送り意見を求める
71 07 06 東京都被爆教師の会結成
71 08 04 「原爆爆牲国民学校教節と子どもの碑」、広良市平和記念公園前緑地帯に完成。碑に納めた過去帳には子供七百七十四人(死亡推定二千人)、教師百三十一人(同二百人)記入
71 08 06 山田広島市長平和宣言。「すベての国家は、いっさいの軍備主権を人類連帯の世界機構に移譲し、解消すベきでおる。まず、すべての戦争の即時停止と核不使用協定の早急な実現を要請し、次の世代に戦争と平和の意義を正しく継承するための平和教育が
71 10 09 埼玉県浦和市立高校、文化祭を開催。-11日。映画「ヒロシマ・ナガサキ-1945年8月」の上映や被爆資料の展示をおこなう。
71 10 17 原爆被爆教師の会全国連絡会結成。石田明会長。平和教育の全国的展開などをきめる.
71 11 02 修学旅行で広島を訪れた埼玉県浦和市立高校の生徒30人、市内の宿舎で広島商業高校・広島女学院高校・廿日市高校3校の生徒13人と交流。
71 12 07 原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑建設委員会が追悼集「流灯」刊行

 

年表:平和教育(1961~1970)

年表:平和教育(1961~1970)

事項
1967 06 20 広島女学院大学で学生対象に原爆特別講座始まる。テーマ「八月六日の意味するもの」。同大宗教委主催
1968 07 01 広島市教委、原爆・平和問題に関する特別授業実施を決める。8・6を中心に一時間程度
1969 03 26 広島県被爆教師の会結成。県内小、中、高校教員、退職教員などが参加。平和教育の推進が目的
69 04 20 東京都青梅市の都立農林高校定時制4年生50人、修学旅行で広島を訪問。同校は3年前から修学旅行で広島に来ているが、今回初めて被爆者を囲み懇談。
69 06 19 鳥取市での日教組三十六回定期大会、原爆教育推進を運動方針に掲げる
69 07 05 広島県教組の原爆・平和教育教材「ひろしま」出版
69 07 16 広島県教委、原爆・平和教育指導指針をまとめ各学校に通知。「原爆の日の意義を理解させるとともに、いっそう平和を願う心情や態度を育てる」
69 07 19 広島市立荒神小学校で原爆・平和教育。被爆教師の体験と同校制作のスライドで
69 07 28 広島県教組、同県被爆教師の会編集の被爆教師の体験記「未来を語りつづけて」出版
69 08 02 広島市、第2回平和を語る市民集会を開催。テーマ「被爆体験の継承と平和教育」。
69 10 18 吉川清、原爆慰霊碑前で東京電気大学高校工業科2年生340人に原爆の惨状などを話す。
1970 10 18 東京電気大学高校工業科2年生344人、修学旅行で広島市を訪問。今回が10回目。高橋昭博広島県被団協理事の話を聞く。

 

年表:平和教育(~1960)

年表:平和教育(~1960)

事項
1950 10 26 三原市西小学校、修学旅行で広島を訪問。原爆孤児にと630円を中国新聞社に寄託。
1951 04 05 順宮・清宮、修学旅行の途次、広島入り。供養塔、原爆記念館、御便殿、ABCCなどを視察。[天皇]
51 06 29? 広島市教育委員会、市内小中学校在学中の孤児71人の境遇調査結果まとめる。原爆で父を失った者は、小学校25.8%・中学校32.9%、母を失った者小学校30.6%・中学校34.9%。
51 08 17? 広島市教育委員会、5月に調査した市内小中学生の身体検査の結果を公表。被爆児童と非被爆児童の間に身長・体重・胸囲とも差がないことが判明。
51 11 02 長崎市立城山小学校子供会、第2回平和記念式を「あの子らの碑」前で開催。
51 11 22 広島市教育委員会、原爆犠牲学徒・教職員数を調査、犠牲者9505人と発表。
1952 02 25 長崎市立山里小学校、自主教育研究会に合わせて「永井博士と浦上の子ら」遺品展を開催。
52 03 04 長崎市立城山小学校、教育心理学専門家を招き、原爆学級編成について協議。
52 03 08 長崎市立城山小学校、同校入学予定児童の身体検査を実施。うち、原爆被災児童36名に対しては別個に知能検査を実施。
52 04 04 長崎市立城山小学校入学式。新入学児童259人(うち被爆児童40人)を対象に原爆学級2クラスを編成。
52 04 07 広島の原爆当日に生まれた3人、小学校に入学。
52 08 08 広島市の児童・生徒代表2人、長崎市平和祈年祭に出席のため長崎入り。
52 08 10 長崎市城山小学校で広島の生徒を迎えて被爆児童座談会を開催。
52 11 01 長崎市山里小学校、5年生以上の児童約600名で「あの子らの碑」第3回設立記念式を開催。
1953 02 26 長崎城山小学校、原爆学級開設(1952年4月)から1年間の研究発表会を開催。関係者約50名が参加。被爆児(183人)は知能が劣る、疲労回復が遅い、普通児より胸囲が小さい、などの結果が報告される(長崎日々)
53 02 27 長崎市城山小学校教諭道口マチ子、冊子「原爆児の記録」をまとめる(長崎日々)。
53 03 05? 長崎大学医学部小児科教室、城山小学校の原爆児の知能調査に関連し、4月から医学的調査を2年計画で実施することを決定。(長崎日々)
53 08 05 広島市己斐小学校、「平和のつどい」を開催。4年生以上600名の児童が平和への誓いを新たにするとともに、校内72名の原爆孤児たちを慰める。
53 10 19 大阪府教育委員会、映画「ひろしま」を教育映画として推薦しないことを決める。
1954 11 02 長崎市山里小学校、「あの子らの碑」設立5周年記念式を開催。約1000人が参列。(長崎日々)
1955 03 22 広島大学附属東千田中学校、1954年4月から実施したユネスコ実験教育「原爆と平和」の結果をまとめる。
55 06 16 広島市PTA連合会、本年度事業計画として原爆被害児童の健康管理実施など決定。
55 08 06 長崎市教組・県高教組、平和教育研究集会を国際文化会館で開催(~9日)。九州各県から約700人が参加。清水幾太郎が講演。(長崎日々)
55 11 02 長崎市立山里小学校、あの子らの碑設立6周年平和祈念式を挙行。同校生徒約2000名が参列。平和の誓いを宣言。(長崎日々)
1956 01 21 広島市・幟町中学校2年佐々木雅弘(禎子兄)、同1年万代紀子(禎子友人)、原爆症で死亡した佐々木禎子をテーマに県下中学校弁論大会に出場、それぞれ2位・1位に入選。(毎日新聞)
56 04 18 修学旅行中の名古屋市の淑徳高校生徒10人、広島赤十字病院の原爆症患者を見舞う。(朝日新聞)
56 05 30 平和を築く児童生徒の会、広島市での全国連合小学校長会で、原爆の子の像建設趣意書を配布し、協力を要請。(読売新聞)
56 05 30 第8回全国連合小学校長会、広島市で開催(-31日)。
56 07 13 長崎市内小中学校長理事会、勝山小学校で開催。全校生徒に原水爆禁止世界大会のため白バラ募金に協力させることを申し合わせる。(長崎日々)
56 07 14 「平和をきずく児童生徒の会」、総会開催(約100人参加)。原爆の子の像建設募金は150万円を達成。原爆障害者慰問などについて打ち合せ。(毎日新聞)
56 08 06 名古屋市淑徳高校生徒、原爆症患者にと慰問品を寄贈。今年で3年目。(朝日新聞)
56 11 07 広島女子商学園生徒、広島原爆病院を慰問。(読売新聞)
1957 04 23 愛知淑徳高校の生徒代表4人,修学旅行の途中に広島原爆病院を慰問.
57 07 05? 長崎市城山小学校の原爆学級をテ-マとした教育映画「長崎の子」(共同映画社)、完成。
57 08 09 長崎市城山小学校、平和祈念式を挙行。
57 11 05 広島市内の私立崇徳高校の教員・生徒308名、九州一周旅行の帰途、長崎の原爆公園で犠牲者に献花し、誓いの言葉をささげる。
1958 02 15 核兵器禁止高校生連絡協議会、核兵器禁止高校生集会を東京神田・教育会館で開催。都内・神奈川・埼玉から約300人が参加。
58 03 02 巣立ちゆく原爆学級の子ら すくすく成長 普通の子より成績よい
58 03 20 長崎県内の小学校で卒業式。長崎市城山小学校でも原爆の子ら36人が卒業。
58 03 30 兵庫県伊丹高校の修学旅行生、生徒から集めた被爆者への見舞金5,000円を長崎日日新聞社に届ける。
58 06 17 名古屋市の椙山高校3年生230人の女子学生、修学旅行で長崎入りし、原爆病院の入院患者を慰問。
58 10 22 高知大学教育学部附属中学校3年生の修学旅行生一行110人、長崎入り。平和公園の祈念像前で黙祷・「原爆許すまじ」合唱の後、被爆者の体験談を聞く。代表10人が原爆病院に折鶴を届ける。
58 11 03 京浜女子短期大学附属高校の生徒3人、修学旅行の途中、長崎日日新聞社に原爆病院入院患者あての千羽鶴を寄託。
1959 06 13 東京の私立大妻女子高校の修学旅行生約500人、広島市平和記念公園の「原爆の子の像」に千羽鶴を捧げる。
59 06 20 長崎県小長井中学1年2組の代表5人、原爆病院への千羽鶴5箱を西日本新聞諌早支局に寄託(「西日本」)
59 07 07 広島県教組、広島市内で委員会を開催。-8日。8月6日に夏休暇中の児童・生徒を招集し、学校毎に「平和の祈り」を捧げることなどを協議。
59 07 25 長野大学附属小学校生徒ら5人、千羽鶴を広島市に送る。映画「千羽鶴」を見たのが契機。
59 08 09 長崎市城山小学校、校庭で慰霊祭を挙行。在校生1470人が参列。(「西日本」)
59 08 09 長崎市純心女子学園演劇部30人、原爆リズム劇「白い雲のかげに」を同校講堂で上演(「西日本」)
1960 04 30 宮崎西中学校修学旅行団(340人)、千羽鶴を長崎原爆病院の患者に届ける。
60 08 06 広島県三次市三次小学校の生徒約30人、広島市平和公園の「原爆の子の像」建立の契機になった佐々木禎子の墓(三次町の専法寺)に千羽鶴を捧げる。
67 06 20 広島女学院大学で学生対象に原爆特別講座始まる。テーマ「八月六日の意味するもの」。同大宗教委主催