『平和を―被爆から75年を行きぬいて』(長崎原爆被災者協議会、20200809)
内容
頁 
著者 
タイトルなど 
 
 
[口絵] 
写真でみる被災協のあゆみ 
 
001 
浜谷正晴 
[特別寄稿]被爆七十五年被爆者運動に思う 
 
1 
忘れえぬあの夏の日 
 
長崎7人 
 
2 
戦中・戦後を生きる 
 
長崎12人 
 
濱谷正晴 
原爆と人間アーカイブに残る深堀悟迫真の証言 
 
3 
被爆者運動 
 
長崎6人 
 
4 
戦争放棄・核兵器なくせ 
 
長崎7人 
 
5 
被爆者・家族の思いをつなぐ 
 
長崎11人 
 
6 
戦争、被爆体験・記憶を語りつなごう 
 
長崎7人 
 
 
資料編 
長崎被災協のあゆみなど 
 
 
 
 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		『写真記録  原爆棄民 韓国・朝鮮人被爆者の証言 』(伊藤孝司、ほるぷ出版、19871015 )
目次
頁 
 
001 
植民地・強制連行 
 
朴昌煥 郡役所まで三菱が迎えに来ました 4 
 
065 
被爆 
 
玉牙伊 足も指がちぎれ、頭もおかしゅうなっとったけん、痛うもなか 69 
 
135 
帰国・在日 
 
李順伊 小さな船で死ぬ思いをして釜山に帰って来たんです 137 
 
安永根 204呉玉振 204姜錫作 204林[イ]生 
 
213 
韓国・朝鮮人被爆者―その歴史と存在の意味(鎌田定夫) 
 
231 
原爆棄民・関係年表 
 
235 
作詩●追悼(鎌田定夫) 
 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		広島原爆障害研究会 設立日:1956年11月
研究会メンバー
名前 
所属 
分野 
 
井上省三 Inoue,Shozo 
広島赤十字病院 
内科 
 
小川修三 Ogawa,Shuzo 
広島大学理学部 
理論物理 
 
於保源作 Obo,Gensaku 
広島市 
内科 
 
佐久間澄 Sakuma,Kiyoshi 
広島大学理学部 
理論物理 
 
重藤文夫 Shigeto,Fumio 
広島赤十字病院 
内科 
 
品川睦明 Shinagawa,Mutsuaki 
広島大学理学部 
分析化学 
 
庄野直美 Shono,Naomi 
広島女学院大学 
理論物理 
 
杉原芳夫 Sugihara,Yoshio 
広島大学医学部 
病理 
 
瀬戸紀守 Seto,Norimori 
広島市 
産婦人科 
 
原田東岷 Harada,Tomin 
広島市 
外科 
 
広瀬文男 Hiroshe,Fumio 
広島大学医学部 
病理 
 
広藤道男 Hirofuji,Michio 
広島市 
内科 
 
細川利郎 Hosokawa,Toshiro 
広島赤十字病院 
内科 
 
槙殿順 Makidono,Jun 
広島市 
放射線科 
 
山本司 Yamamoto,Tsukasa 
広島原爆病院 
病理 
 
以上は1957年12月末のメンバー 
 
以下は1958年7月のメンバー表で新たに加えられたメンバー 
 
Masuda,Yoshiya 
 
Mizuno,Moriso 
 
Nishida,Sekio 
 
Nakayama,Hiromi 
 
Tabuchi,Akira 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		大阪市原爆被害者の会(発行資料一覧)
 発行年月日 
 資料名 
 メモ 
 所蔵 
 
所蔵:P=ピカ資料研究所、H=原爆資料館、U=宇吹 
 
19671010 
<婦人部ニュース>No.1 
 
19690806 
 『被爆婦人の集い』 <第1集> 
PH 
 
『被爆婦人の集い』 (大阪市原爆被害者の会婦人部発行)以下同じ 
 
196912 
<婦人部ニュース>No.33 
P 
 
 19700710 
 『被爆婦人の集い』  <第2集>   25年を生き抜いて 
 PHU 
 
19710619 
 『被爆婦人の集い』 第3集 
 PHU 
 
 19720718 
 『被爆婦人の集い』第4集 
PHU 
 
19730705 
 『被爆婦人の集い』 第5集 5周年記念号 
 HU 
 
19740526 
 平和への澪標 被爆者運動十年の歩み 
 HU 
 
発行:大阪市原爆被害者の会十周年記念大会実行委員会 
 
19750717 
 『被爆婦人の集い』 第6集 
  HU 
 
被爆30周年・ニュース100号記念 
 
1976 
世界の夫人と手をつなぎ 核兵器のない平和を創るために(大阪市原爆被害者の会婦人部編) 
U 
 
 19760801 
 友情の人文字MINE-被爆二世の死を越えて―第2版―  (大阪市原爆被害者の会婦人部編) 
 H 
 
 
19770510 
 平和への遺産 被爆者相談活動8年間の事例をまとめて 
 HU 
 
 大阪市原爆被害者の会・原爆被害者相談室編 
 
19771126 
 被爆婦人の集い 十周年記念誌 
  HU 
 
   大阪市原爆被害者の会婦人部編・刊 
 
 19790429 
平和への澪標 続-十五周年記念 
 H 
 
19791227 
平和への遺産シリーズNo.2 五〇〇米に生きる 核兵器のない真の平和のために 
三浦一江(著) 
H 
 
 19800425 
 平和への遺産シリーズNo.1 遺産づくり運動 ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐために 
大阪市原爆被害者の会 
HU 
 
19801017 
世界の婦人の力で核兵器のない真の平和を! 国際婦人の10年-1980年・世界会議 NGO<平和と軍縮>フォーラム・報告 
大阪市原爆被害者の会婦人部 
H 
 
19801129 
女の悲しみをのりこえて 平和への遺産シリーズNo.3  醜貌 
HU 
 
野中フミ子 (著)大阪市原爆被害者の会 
 
19810301 
平和への遺産シリーズNo.4  人間をかえせ わが家を返せ 
HU 
 
滝宮俊三 (著)大阪市原爆被害者の会 
 
19820215 
HIBAKUSHA-ひとり北欧を翔ぶ 
H 
 
高木静子(著)大阪市原爆被害者の会 
 
19820308 
世界の婦人の力で核兵器のない真の平和を! 国際婦人の10年-1980年・世界会議 NGO<平和と軍縮>フォーラム・報告 
大阪市原爆被害者の会婦人部 
H 
 
19821027 
被爆婦人の集い 15周年記念誌 
大阪市原爆被害者の会婦人会 
HU 
 
19830308 
1983年 ヒバクシャ文化の集い 
大阪市原爆被害者の会 
HU 
 
19830416 
平和への遺産シリーズNo.5  原爆被爆者相談 非核平和の国家補償をめざして 
大阪市原爆被害者の会 
HU 
 
19830615 
平和への遺産シリーズNo.6  直樹よ甦れ ヒロシマの母は慟哭する 
HU 
 
三上五月 (著)大阪市原爆被害者の会 
 
19840527 
平和への遺産シリーズNo.7  非核への澪標 ヒロシマの兵士たちの証言 
H 
 
森田栄(著 )大阪市原爆被害者の会 
 
19850727 
平和への遺産シリーズNo.9 人間をかえせ 被爆40周年原爆死没者の記録 
大阪市原爆被害者の会 
U 
 
19870718 
原爆被爆者の人権回復-松井先生講演記録編 
大阪市原爆被害者の会 
HU 
 
19881112 
平和への遺産シリーズNo.11 母をかえせ私たちを返せ 被爆婦人の集い二十周年記念誌 
大阪市原爆被害者の会婦人部 
HU 
 
19890729 
ベルギー原爆国際法廷で私たちはこう証言した 
大阪市原爆被害者の会婦人部 
U 
 
19900301 
澪標をかかげて 非核平和に生きる 創立25周年記念 
大阪市原爆被害者の会 
U 
 
19910519 
被爆者 被爆45周年 
大阪市原爆被害者の会 
U 
 
19910803 
被爆46周年原爆犠牲者慰霊祭 
大阪市原爆被害者の会 
U 
 
19920927 
平和への遺産シリーズNo.14 私たちは歩みつづける 被爆婦人の集い25周年記念誌 
大阪市原爆被害者の会婦人部 
U 
 
19950330 
IBAKUSHA援護交流の集い 被爆50周年記念 
H 
 
大阪市原爆被害者の会婦人部 
 
19960301 
被爆50周年夏の記録 
大阪市原爆被害者の会 
H 
 
19970310 
ノーモアヒバクシャの集い 1996年 
大阪市原爆被害者の会 
H 
 
19990806 
ノーモアヒバクシャの集い 1998年 第3集 
大阪市原爆被害者の会 
H 
 
20000401 
ノーモアヒバクシャの集い 1999年 第4集 
大阪市原爆被害者の会 
H 
 
20001118 
平和への遺産シリーズNo.16 
大阪市原爆被害者の会 
U 
 
20040211 
被爆の記録 
大阪市原爆被害者の会 
H 
 
20090806 
平和への遺産シリーズNo.16 ヒロシマを超えて 非核平和に生きる 
H 
 
髙木静子 (著 ) 大阪市原爆被害者の会 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		広島で死亡した米軍捕虜名簿
	 
	
	 
	
	
		
		『白いチョゴリの被爆者』 (広島県朝鮮人被爆者協議会編、労働旬報社、1979年7月15日)
目次
 
肉声を聞く(松本清張) 
 
スニのための鎮魂歌(許南麒) 
 
Ⅰ 
なぜこんな体になったか忘れんでほしい(李永淳) 
 
1 強制連行で炭鉱夫に 
 
Ⅱ 
劫火のなかに息子の焼かれるのをみて-戦争は私の家族何人を奪おうというのでしょう(辛福守) 
 
1 『皇国臣民』につくりあげられて 
 
Ⅲ 
 犬のように殺されてたまるか-連行・逃亡・拷問のはてに(鄭順南) 
 
1 ”鮮人”は豚以下だそうです 
 
 Ⅳ 
 地獄絵のなかの差別-貴様!!朝鮮人のくせにギャアギャアいうな!(呉鳳寿) 
 
 1 土地をとられて小作させてもらい 
 
  Ⅴ 
売春婦に売られて(金末順) 
 
1 だまされて日本の遊かくへ 
 
Ⅵ 
日本人はわしらを人間と思うとらんかった(南貴浩) 
 
1 生きているのが不思議なくらいいじめられた 
 
Ⅶ 
 四六年間”楽しいこと”は一つもないです(鄭寿祚) 
 
1 一○歳で子守に出されました 
 
Ⅷ 
一瞬の黒い熱い大波におおわれて(呉乙鶴) 
 
 1 被爆-空中から卵型みたいなのがピカッ 
 
Ⅸ 
雨が降っても学校に傘もってくるな-朝鮮ブタ朝鮮ブタとさげすまれ(権重判) 
 
1 炭鉱を脱走した一七歳年上の主人と結婚 
 
Ⅹ 
だれのためになんのために-どうしてもいっておきたい就職差別(文七権) 
 
1 まるで強盗でした-ウュノムの仕うち 
 
ⅩⅠ 
おまえらみたいな奴 三厘でいくらでも手に入るんだ-逃亡生活・徴兵拒否のはてに(朴在寿) 
 
1 貧困と差別のなかで 
 
ⅩⅡ 
”新日本人”と口先ではいいながら(黄義錫) 
 
1 消えない思い出 
 
ⅩⅢ 
広島の街が大地に叩きつけられたように(柳昌洙) 
 
1 太陽が黒くみえた 
 
ⅩⅣ 
歴史の底で死んだ母(鄭文玉) 
 
1 どの家庭も食べ物をあさる生活 
 
ⅩⅤ 
子供らに希望を語りつづけて-朝鮮人被爆教師として(朱碩) 
 
1 故郷も生活を荒らしまくられて 
 
ⅩⅥ 
土地・言葉・故郷・八人の肉親を奪われて 
 
1 全財産を奪われて 
 
ⅩⅦ 
顔をみて”つける薬はない”と無視しました-事実を互いの民族がみつめあってこそ(閔基鎬) 
 
1 一日も胸をはって生きられなかった少年の日日 
 
ⅩⅧ 
この世に生まれた価値を失わないために 
 
ⅩⅨ 
被爆朝鮮人問題と「朝被協」(李実根) 
 
1 被爆朝鮮人の由来 
 
一 在日朝鮮人の形成 
 
2「朝被協」の結成と活動 
 
一 その結成と足跡 
 
あとがき 
 
表紙絵・文中カット四国五郎 
 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		平和キャラバン 1971年、山口大学ユネスコクラブ(被爆者福祉会館『ゆだ苑』内)が第1回を実施。
出典:『第十回平和キャラバン総括集』(山口大学ユネスコクラブ、1981年?)目次
 
第1部 
第10回平和キャラバン総括―歴史を再検討しつつ― 
 
1. 
趣意書 
 
2. 
第10回平和キャラバンの足どり 
 
3. 
各企画紹介 
 
(1)被爆者懇談会 
 
(2)自治体交渉 
 
(3)6・9行動 
 
(4)行進 
 
(5)施設訪門 
 
4. 
平和キャラバン、第10回迄の歩みと今後の発展方向 
 
5. 
各企画総括 
 
(1)自治体交渉被 
 
(2)爆者懇談会 
 
(3)施設訪門 
 
第2部 
基本懇答申をのりこえて~状況とユネスコクラブの運動の方向~ 
 
第1章 
基本懇答申の経緯と内容 
 
第2章 
被爆者援護法の根本精神と答申批判 
 
第3章 
基本懇答申に反映される社会情勢 
 
第4章 
地域の申に援護法精神を~ユネスコクラブの今後に向けて~ 
 
※哀悼の意を表します 
 
※第10回平和キャラバン会計報告 
 
※協力団体 
 
※県内被爆者を支える『ゆだ苑』にご協力を 
 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		『社会福祉ひろしま(号外)』(広島県社会福祉協議会)19671208
目次
 
原爆被爆者と社会福祉 
 
小川政亮 
被爆者援護法と社会保障 
 
平岡敬 
被爆者の生活と感情 
 
志水清 
原爆被爆者の医療制度の現状と問題点 
 
 
永田守男 
随想 科学者と原爆 
 
 
向井佐歳 
〈福祉の言葉〉 
 
宮本 
編集後記 
 
編集後記=「…▼新聞「社会福祉ひろしま」の号外として、本会初めての雑誌の発行を試みた。現代福祉国家論の虚構を弾劾してゆく基点に思想としての「ヒロシマ」を擁立したいと思う。被爆地広島における貧困と植民地的繁栄の断絶、被爆者の生活保障の筋道は、われわれに社会事業対象へアプローチする上での新しい視覚を要求しているのではないだろうか?…」 
 
 
紹介:ヒロシマの小さな流れ
8月6日、広島に集中する平和運動の流れは、大会決議の発表で頂点に達し、以降、引き潮のように霧散します。「ヒロシマ」と「広島」の格差を象徴しているようです。しかし、それを埋める小さなながれもあります。次に紹介するグループは、その流れです。(いづれも広島市内=順不同) 
 
グループ名 
連絡責任者 
連絡場所 
 
原水爆禁止広島母の会 
前田富子 
八丁堀*** 
 
憩いの家 
田辺耕一郎 
宇品 
 
広島折鶴の会 
河本一郎 
的場 
 
八・六友の会 
吉川清 
江波 
 
談和会 
今堀誠二 
千田町広島大学教養部内 
 
平和と学問を守る大学人の会 
佐久間澄 
同上理学部内 
 
被災白書を進める市民の会 
永田守男 
胡町中国新聞社文化部内 
 
きのこ会 
長岡千鶴乃 
宝町婦人会館内 
 
広島原爆資料保存会 
横田工 
中島町平和記念資料館内 
 
広島キリスト者平和の会 
橋本栄一 
八丁堀広島YMCA内 
 
宗教者平和協議会 
相原和光 
同上 
 
ヒロシマ研究の会 
小林省三 
同上 
 
広島研究の会 
大牟田 
 
「平和の灯」奉賛会 
藤田定一 
金屋町労働会館内 
 
ワールド・フレンドシップ・センター 
原田東岷 
南観音 
 
山下会 
近藤幸子 
己斐上 
 
胎内被爆者、被爆二世を守る会 
上幟町1-3・平和センター 
 
原爆被害友の会 
升川貴志栄 
山根 
 
平和のために対話を!市民の会 
庄野直美 
牛田町広島女学院大学内 
 
 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		『被爆二世 その語られなかった日々と明日』(広島記者団被爆二世刊行委員会編、時事通信社、1972年7月15日)
目次
 そうてい・カット 四国五郎 
 
今中次麿 
 
序 
 
この子らのあすに何があるか/ひき継がれる“核の爪跡” 
 
Ⅰ 
あすにむかって-被爆二世とその周辺 
 
1 
“帰らぬ鶴”を越えて<瀬戸真美さんの場合> 
 
被爆二世であることの自覚/四つのときからの会員/玄海灘を越えて/多くの人に知らっもらいたい/真美さんの夢 
 
2 
歩みはじめた二十歳<川口裕子さんの場合> 
 
私は平凡な女の子/主体的な歩み/活動家一年生/若ものたちとともに/大地に種をまく勇気を 
 
3 
看護婦をえらんだ姉<向井秀子さんの場合> 
 
陸上競技の選手/お母さんの被爆/弟の発病/弟の死/看護婦の道をえらんで 
 
4 
十三日目の二次被爆が…<栗栖みどりさんの場合> 
 
午前六時までもちこたえれば/いっしょに仕事をしたい・遊びたい/あの人に悪いけど、死にたい/原爆投下後十三日目の放射能が……/母の思い 
 
5 
もう少し遅く生まれていれば<山下恵子さんの場合> 
 
クラスの中心人物/たった一つの弱音/壁と壁を破るもの 
 
6 
母親の心の軌跡<名越史樹君と操さんの場合> 
 
原爆の生き証人/ランドセルも背負えないで/フミキ、シッカリ、カンドケ/『ぼく生きたかった』の出版/マスコミにとりあげられる苦痛/ベトナムの子らと 
 
7 
四十五万円の希望<沖縄の被爆者> 
 
復帰にともなう生活危機/米軍を恐れながら/絶望を深める検診/沖縄の被爆二世/この距離をどう埋めるか 
 
Ⅱ 
 原水禁運動と被爆二世 
 
1 
 黙殺しつづけた行政 
 
『ヒロシマの証言』の所信/行政姿勢の反映? 
 
2 
「守る会」生まれる 
 
守る会の目的と方針/被爆者差別は核武装への奉仕/日本中の子どもの問題/目的は一致しながら/『広島はたたかう』 
 
3 
被爆二世の健康調査 
 
五人に一人が異常あり/救援に役立つ調査を 
 
4 
 一貫する行政の姿勢 
 
広島県・市へ申し入れ/調査に踏みきらぬ行政当局/母の怒り、市民の怒り/守る会から対策会ヘ 
 
5 
母親たち 110 
 
山下会の歩み/被爆二世と結婚/屈折した経験/手記づくり運動\ヒロシマの母とベトナムの母 
 
6 
要求で起ち上がった労働者 
 
国労被爆協の取組/全電通の調査活動/被爆教師の会/新しい共同の動きⅢ 医学と被爆者 
 
Ⅲ 
医学と被爆者 
 
1 
 原爆と医学 杉原芳夫 
 
医学の根底-政治/障害の隠蔽-ABCC/原爆症とは何か-科学的認識論/胎内被爆-非人道的調査/遣伝的障害-突然変異/被爆二世-白血病/差別の根源-核戦争政策 
 
2 
 核戦略体制下のABCC 
 
二十五年ぶり来広の真意は/原爆投下直後の救護体制/日本側救護を禁圧したプレス・コード/調査研究資料を押収したアメリカ調査団/日本料学者の努力とそれへの圧迫/ABCCの調査活動/被害者より加害者がはばをきかす/ABCCの真の目的/核戦争対策/ABCCは米政府機関/米本国へ送られた被爆者の臓器/アメリカの防衛と安全のための「契約」/無条件完全返還を 
 
3 
 ABCCに癒着する広大原医研 
 
三つの研究機関/遺体についての協定/ABCCへの死亡連絡/原医研のなりたち/原爆医学標本センター/原医研と被爆二世/ABCCとの関係/被爆者の背番号/下請け機関であることをやめよ 
 
Ⅳ 
 国、地方自治体と被爆二世 
 
1 
 “特別援護はしない”―厚生省- 
 
「学術の進歩に合わせて考慮する」/その行政上の矛盾/急務にこたえよ 
 
2 
“医科学的証明がない”―広島県・市- 
 
被爆地の自治体でありながら…/県も市と同歩調/後退する陳情書 
 
3 
 先進的にとりくむ京都府など 
 
京都の被爆者/被爆二世対策の実施/北海道でも/川崎市でも 
 
4 
 長崎にて<ルポルタージュ> 深川宗俊 
 
被爆二世の死/国への要望/対策にのりだした長崎市/ある被爆活動家の意見/沈黙は差別を助長する/長崎「青年と被爆二世の会」の発足/鎮魂のうたとして/“死を待つ行政”をのりこえて 
 
Ⅴ 
 朝鮮人被爆者・被爆二世 
 
1 
差別の中を生きぬく 
 
朴竜時さん一家の場合-一家の苦難/差別にくじけずに 金秀鉉さん一家の場合-生きかえってからの苦しみ/被爆者の子どもの人生/骨身にしみる憤り/快活な二世たち 
 
2 
 二十七年間の空白 
 
差別と貧困ヘの告発/広島の朝鮮人被爆者/はかどらぬ朝鮮人被爆者の救援/北朝鮮の被爆者たち/日本の責任 
 
むすびにかえて 
 
あとがき <本書は、日本ジャーナリスト会議広島支部(昭和42年結成)の学習会のなかから生まれた > 
 
 
	 
	
	 
	
	
		
		シンポジウム:原爆被害と援護問題
日時:1983年8月7日
 
田村和之 
開会のあいさつ 
 
 小川政亮 
被爆者援護の法理 
 
 湯崎稔 
原爆被害者援護問題への課題 ー「基本懇」答申の問題をめぐって一 
 
 河合幸尾 
被爆者援護と社会保障 
 
若林節美 
被爆者行政の現状と限界 
 
 
 
	 
	
	 
		
		投稿ナビゲーション 
		
	 
					 
	 
		
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