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原水爆禁止世界大会第2日(<1955年>8月7日)第三分散会

原水爆禁止世界大会第2日(<1955年>8月7日)第三分散会

出典:『原爆許すまじ 原水爆禁止世界大会の記録』(原水爆禁止世界大会日本準備会情報宣伝部編・刊、19551028)

内容<作業中

 第三分散会  <本川小学校講堂> 44
議長は相沢重明(国鉄)。被害者****(原爆被害者)、市川千代子(未亡人会副会長)、松岡、永田(静岡焼津代表)らとの懇談後、シャ-夫妻(外国代表)、ヴェラユダン、ウイリアムゴランの挨拶を受けたのち分科会に移る。
被害者の救援問題
 河野かい   大阪婦人団体協議会
斎藤(東京南部代表)
久保田(東京南部代表)
山口りゆう子<山口勇子>(広島子供を守る会)
鈴木一男(福島代表)
(和歌山代表)
(外山代表)
大崎綾太郎(東京都南部代表、杉並区議)
 西田(神奈川代表)
 松本(愛知代表)
芦田(石川代表)
島原(長崎代表)
山田(福岡代表)
本田キミ女史(東京済生会大井診療所長)
討議の集約
議長  これまでの発言をとりまとめて
小川(北海道代表)
岡本(広島代表)
江川(広島代表)
小川(和歌山)
小川(広島代表)
山田(福岡代表)
議長 午前中の討議集約(省略)
―午後の部―
安部女史(アジア諸国会議出席者)
緊急動議 一、分科会ごとに被爆者に対する救援カンパを決議する件
富山代表
松井エツ(兵庫県代表) ==職場婦人懇談会代表
金(在日朝鮮人総連広島支部代表)
  原子砲、軍事基地の問題
 金城良明(沖縄代表)
小川(和歌山代表)
本田実男(東京三多摩代表)
栗林(三多摩代表)
駒沢(新潟代表)
=(東京武蔵野?PTA連合会会長=
 栗林(東京代表)
 (新潟代表)
有沢(山梨県代表)
大津清水(滋賀県代表)
星野(東京代表)
大橋(青森県代表=弘前市平和の会=)
 大野(島根県代表=婦人団長=)
松井(兵庫県代表)
松本(愛知県代表=小牧基地=)
佐藤(東京三多摩代表=全日自労=)
岡一枝(京都府代表、婦人連合会)
 山本(石川県母親大会代表)
門田(広島県代表、広島婦団連)
西岡(佐賀県代表)
松下(島根県代表、=国鉄鳥取工場=)
(滋賀県代表)
高木竜夫(大分県代表、=平和擁護委員=)
坂本(東京大学伝染病研究所、職員組合長)
松本ヒサ子(愛媛連合婦人会長)
藤本(大阪婦人団体協議会)
石井(埼玉県代表、教員)
佐久間(東京代表=杉並PTA代表=)
議長  これまでの議事集約
島根県代表
和歌山県代表
 議長
第四分散会<農業協同ビル> 63
第五分散会<藤田ビル> 78
第六分散会<広大付属小学校講堂> 90

 

 

 

原水爆禁止世界大会第2日(<1955年>8月7日)第ニ分散会

原水爆禁止世界大会第2日(<1955年>8月7日)第ニ分散会

出典:『原爆許すまじ 原水爆禁止世界大会の記録』(原水爆禁止世界大会日本準備会情報宣伝部編・刊、19551028)

内容<作業中

  第ニ分散会 <平和記念館ホール> 35
議長(松本つる子 広島県代表 )
  次の被害者4氏
(1)*しげ子=原爆中心地より2粁半の地点
(2)*とく子=原爆中心地より1粁半の地点
(3)*よし子=原爆中心地より2~3粁の地点
(4)*まさ子=原爆中心地より1~2粁の地点
の体験談を聞くこととし、次でインドネシア、朝鮮人民民主主義共和国、ポーランドの核代表の挨拶を受ける
 議長  議題1原水爆の脅威について、被害者実態調査について、3原水爆禁止の運動について、討議
 草川昭ニ(全日本造船代表)
 日野(広島婦団協代表)
 山崎林太郎(福竜丸対策委員)
 伏見教授(大阪大学)
 議長  日本医科大学の木原教授が原爆の遺伝について発表しようとしたらアメリカから禁止された。こんな問題をどう考えるか。
一般討議議
 熊津(埼玉代表)
 草川(造船代表)
草川 (福岡代表)
 鈴木(千葉代表)
 (石川代表)
 青木(大分代表)
 大津(北海道代表)
 ―午後の部―
  被災者の救援はどうしたらよいか
 百瀬なる子(長野代表)
 細井友信(京都)
 楠本銀也(東京代表)
 松山(富山代表)
 藤井(原爆医療協議会・広島医師会代表)
 富士基地反対代表
 児玉(埼玉代表)
 島本(福岡代表)
 新潟代表
 東京新宿代表
 小松(埼玉代表)
 松野(福岡代表)
 中親(岐阜代表・未亡人代表)
 今井(石川代表)
基地問題 
 高橋(東京三多摩代表)
 岸根(東京三多摩代表)
 (鹿児島代表)
 広沢(関西主婦連豊中支部代表)
 細井(京都代表)
 (山形代表)
 伊藤(山形代表)
 松野(福岡代表)
 議長  基地問題は、第二の原水爆競争への道であると確認された。
  世界各国との提携をどう進めるか
 林百郎(長野代表)
 佐々木(東京代表)
 芳賀哉(山梨代表)
 中濃(東京代表)
 倉島(和歌山代表)
 わだつみ会代表
 神奈川代表
熊井( 石川代表)
—石川県は封建的といわれているが、この大会には10余名も参加している-
討議集約  
 議長  今までの発言を次のように整理したい。
 1 救援の問題
 2 基地問題
 3 経農宣伝
4 各国との連携
第三分散会<本川小学校講堂> 44
第四分散会<農業協同ビル> 63
第五分散会<藤田ビル> 78
第六分散会<広大付属小学校講堂> 90

 

 

 

原水爆禁止世界大会第2日(<1955年>8月7日)第一分散会

原水爆禁止世界大会第2日(<1955年>8月7日)

出典:『原爆許すまじ 原水爆禁止世界大会の記録』(原水爆禁止世界大会日本準備会情報宣伝部編・刊、19551028)

内容<作業中

第一分散会<広島公会堂> 26
一般討議
(富山県代表) われわれの提案
森田きみ(東京西部地区準備会)
(大阪市代表)
(東京都目黒準備会代表)
(宮城県平和懇談会代表)
東レイ子(東京都板橋区代表)
加藤辰夫(島根県町村会長)
(東京都代々木代表)
(東京都西多摩代表)
(静岡県の母親代表)
(山梨県純議会代表)
(沖縄 祖国復帰促進準備委員会代表)
荒井武蔵野市長 (武蔵野市原水爆対策協議会会長)
—-午後の部
(在日朝鮮人代表)
近藤一郎(焼津)
高田なお子(原水爆禁止切手平和促進協議会)
後藤みつる(東京代表)
(郡山婦人代表)
田中早苗(広島代表)
久原国一(長崎代表)
(全国私学連代表)
宮藤正樹(新潟代表)
*辻和子(福岡代表)
(名古屋大学理学部代表)
坂間(神奈川県代表)
(岡山県婦人代表(アジア諸国会議日本代表))
長野県代表
原田(人類愛前会)
藤谷(茨城日農常総)
大原(日教組滋賀)
秋元(新日本医師協会)
議長 富山県婦人会の緊急議題「原爆被害者の人に世界大会出席者が慰問金を送りたい」については、明日会議に提案し全体としてやりたい。
以上で提案と意見の発表を終り、同趣旨提案38県の分は割愛。
討議の集約
安井事務総長 1.長崎へ大会の名でメッセージを送ろう

2.被害者の救援カンパをやろう

3.被害者の声を全国的にひろげる必要がある。そのため、出来るかぎり被害者を招いたり、文通したりする便宜をはかる。

4.

5.

6.

第二分散会<平和記念館ホール> 35
第三分散会<本川小学校講堂> 44
第四分散会<農業協同ビル> 63
第五分散会<藤田ビル> 78
第六分散会<広大付属小学校講堂> 90

 

 

 

原水爆禁止世界大会第1日 本会議

原水爆禁止世界大会第1日(8月6日) 本会議 広島公会堂

出典:『原爆許すまじ 原水爆禁止世界大会の記録』(原水爆禁止世界大会日本準備会情報宣伝部編・刊、19551028)

内容

大会第1日 本会議 広島公会堂  
午前10時14分~ 代議員1900名
野々村はつえ(国際友和会日本支部幹事) 開会の挨拶 2
 <司会者>   議長団57名選出、氏名読みあげ
日本代表
外国代表
浜井信三(広島準備会代表) 議長団代表挨拶
椎尾弁(宗教界代表)
安井郁(日本準備会事務総長) 経過報告
各界の祝辞
 鳩山一郎  内閣総理大臣
東久邇稔彦
「わが国は10年前に戦争に敗れ、広島・長崎とあいついで極悪非道な原子爆弾の攻撃を受けた。原爆は人類のもっとも恥ずべきものです。全人類に向い、原水爆禁止と世界を叫び、犠牲者の霊を少しでも慰めたい」
トリプパヒ・チャラパテイ 宗教界代表
「東京で開かれた全世界宗教者会議の代表として本大会でごあいさつ致します」「200名の宗教界代表」が8月1日~4日、東京で話合い。
外国代表の挨拶
 ミルドレッド・スコット・オルムステッド女史  アメリカ代表=国際婦人自由平和連盟
12:00 午前の部終了、休憩
14:10 再開
ポプレア・デシー イタリー代表
パリチウドル女史 インド代表
アチアリア インド代表
レオナルド・ソフノフスキー ポーランド代表
韓徳銖 朝鮮民主主義共和国代表=平和委員会=
ウイリアム・ゴラン オーストラリア代表
アーム・ストロング アメリカ
ジャキエ フランス代表
メッセージ(世界科学者連盟、世界民婦連コットン夫人、国際学連)朗読
元心昌 朝鮮平和統一連盟代表
政党、民主団体代表の挨拶
高津正道 左派社会党代表
柳原白蓮女史 短歌発表
〇原爆のみたまに捧げる歌
原爆のみたまにちかう人の世に
浄土をたてむみそなわして
前田英之助 右派社会党代表
黒田寿男 労農党代表
須藤五郎 共産党代表
松本治一郎 アジア平和大会日本代表
大山郁夫
**** 母親大会代表
穂積七郎 憲法擁護国民連合
自治体代表の挨拶
<北島都議会議長の代読> 全国都道府県代表
松本賢一(呉市長) 全国市長代表
被爆者代表の挨拶
高橋明究<高橋昭博> 原爆被爆者(広島)
山口みさ子 長崎原爆乙女の会会長
久保山すず夫人
議長祝電・祝辞報告:国内 メッセージ 117、電報 545、外国 メッセージ 40、電報 50以上、合計700通をこえる。
演壇前の紙の花輪=広島の罹災者が大会成功のために一つ一つ紙に署名。
ニューヨーク大会に祝辞
8月10日ニューヨークで開催の原爆10周年記念集会あてメッセージ提案、満場一致可決「広島にあつまった原水爆禁止世界大会は、アメリカの平和愛好者に心からの挨拶をおくります。本大会はわがアメリカに努力するよう訴えます。 原水爆禁止世界大会」
基調講演
武谷三男 原水爆の脅威について
平野義太郎 世界の平和と国際連帯による原水爆の完全禁止
午後6時閉会

原爆許すまじ 原水爆禁止世界大会の記録

『原爆許すまじ 原水爆禁止世界大会の記録』(原水爆禁止世界大会日本準備会情報宣伝部編・刊、19551028)

内容

写真(アート)
大会宣言
安井郁(原水爆禁止世界大会日本準備会事務総長)「序文 無限の前進への一里標」
大会第一日 本会議 <広島公会堂 1955年8月6日>
開会の辞 2
議長団挨拶 3
経過報告 5
各界の祝辞 8
外国代表の挨拶 9
政党、民主団体代表の挨拶 15
自治体代表の挨拶 19
被爆者代表の挨拶 20
ニューヨーク大会に祝辞 23
大会第二日 <1955年8月7日>
第一分散会<広島公会堂> 26
第二分散会<平和記念館ホール> 35
第三分散会<本川小学校講堂> 44
第四分散会<農業協同ビル> 63
第五分散会<藤田ビル> 78
第六分散会<広大付属小学校講堂> 90
大会第三日 本会議 <広島公会堂 1955年8月6日>
各分散会の報告 102
報告に対する討議 109
事務総長の総括報告 112
外国代表の挨拶 115
外国代表に記念品贈呈 118
国際科学者会議にメッセージ 119
歴史的な大会宣言を採択 120
閉会 121
各地の大会
長崎 124
関西 125
東京 129
鎌倉 132
付録
広島県下原爆被害者の実態 136
参加外国代表名簿 140
あとがき 145

 

 

 

原水爆禁止世界大会(第1回)本会議

原水爆禁止世界大会(第1回)
本会議 1955年8月6日 広島公会堂
午前十時十四分-十二時
開会の挨拶(野々宮はつえ)
議長団選出
議長団代表挨拶(浜井信三)
大会運営委員選出
歓迎のことば(渡辺忠雄)
外国代表紹介
日本準備会代表挨拶(椎尾弁匡)
一般報告(安井郁)
各界の祝辞(鳩山一郎、東久迩稔彦)
外国代表挨拶
宗教界代表=チャラバテイ(全世界宗教界代表者会議代表)
米国代表

午後二時十分-六時
外国代表挨拶
政党、民主団体代表の挨拶
母親大会代表=私も長崎で夫と母を亡くし、二人の子を残されました。
自治体代表の挨拶
被爆者代表の挨拶
高橋昭博
山口みさ子(25)
久保山すず
各国・各団体メッセージ
ニューヨークの原爆十周年記念集会へのメッセージの提案と可決
基調報告(武谷三男、平野義太郎)
[原水爆被害について(草野信男、本田きみ子、田辺耕一郎)は、なされず]

(『原爆許すまじ-原水爆禁止世界大会の記録』)
資料)浜井信三「議長団代表挨拶」(1955.8.6)
なお、さいごに原水爆禁止運動と戦争反対の運動との関係につきまして、参考までに私、御紹介を申し上げたいと思いますことは、例の「ノー・モア・ヒロシマズ」という標語であります。これはアメリカのアルフレッド・パーカー氏がはじめてもちいたものでありますが、この原語は「ノー・モア・ウオア、ノー・モア・ヒロシマズ」の対句となっていたのでありますが、それがいつとはなしに、あとの方だけがいわれるようになったのであります。私たちもこの対句の形でなければならないと確信しております。

資料)東久迩稔彦「祝辞」(1955.8.6)
わが国は十年前に戦争に敗れ、広島、長崎とあいついで極悪非道な原子爆弾の攻撃を受けた。原爆は人類のもっとも恥ずべきものです。全人類に向い、原水爆禁止と世界平和を叫び、犠牲者の霊を少しでも慰めたい。

一九五五年八月六日午後二時-
本川小学校の3教室
広島教職員組合主催「原爆被害者を囲む懇談会」於天満小学校
体験者八名聴衆者四〇〇名程度
『関西共同デスク速報』
吉川清、峠三吉夫人、原爆乙女三人など一一人
『広島機関紙クラブ共同デスク』

七時四十分「歓迎と祈りの国民大会」於平和広場

学生「被爆者との懇談会」於修道高校

原水爆禁止世界大会広島準備会の構成 (1955年6月)

原水爆禁止世界大会広島準備会の構成 1955年6月

2024-03-05-10-21-08-01a
2024-03-05-10-21-08-01b
会長 浜井信三(前広島市長)
副会長 松本鶴子(県婦協委員長)、
檜高憲三(県PTA連会長)、
大原亨(県労会議議長)
事務局長 森瀧市郎(原水協広島協議会)
事務局次長 川北浄(広島県教組)、
桑原英照(世界連邦広島県協議会)
財政委員長 坂田修一(前広島市助役)
財政副委員長 藤居平一(広島市民生委員連盟理事)
常任委員 伊藤満(平和と学問を守る大学人の会)、
温品道義(原爆被害者の会)、
江戸千代士(広島地区労議長)、
栗栖光代(広島市連合未亡人会)
本間大英(国鉄労組)、
丸古清(人類愛善会)、
竹岡静夫(県労会議事務局長)、
末長豊子(県婦連事務局主事)、
佐久間澄(世界平和集会)、
松江澄(平和擁護委員会)、
奈良常五郎(広島YMCA)、
四竈一郎(鷹橋キリスト教会)、
村上操(婦人民主クラブ)、
瀧谷寛一(県PTA連合会)、
迫千代子(婦人新聞)、
小谷鶴次(広大国際問題研究会)、
田辺正治(県労会議副議長)、
田辺耕一郎(広島文学協会)、
外、県民労、県青連、学生等各団体代表
日本準備会常任 森瀧市郎、川北浄、桑原英照、田辺耕一郎、本間大英
及び財政委員会代表1名

出典:『原水爆禁止世界大会広島ニュース』第1号(1955年6月15日)