広島平和記念資料館メールマガジン
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多くの人々に広島平和記念資料館に関心を持ってもらうため、資料館に関する最新情報(コラム、資料館トピックス、企画記事、図書紹介等)を配信
●配信日 毎月1日
●配信形式 テキスト形式
●発行者 広島平和記念資料館啓発担当
号 | 発行年 月日 |
記事 | 著者等 |
2003 | |||
創刊準備 | 0718 | メールマガジンの創刊にあたって | 畑口實(広島平和記念資料館長) |
「コラムは、広島平和記念資料館の運営をしている( 財 )広島平和文化センター齊藤忠臣理事長を中心に、私を含めた資料館のスタッフが執筆していきます。このコラムでは、ヒロシマにまつわるいろいろな話題や資料館に来られた方とのエピソード等を読みやすい文章でお伝えする予定です。ご期待ください。」 | |||
創刊 | 0801 | コラム ヒロシマの風 |
斎藤忠臣 |
資料館 ニュース |
平成15年度第一回企画展「原子爆弾ナリト認ム」―原爆投下後に行われた被爆調査の軌跡を追う― の概要をご覧いただけます。 | ||
2 | 0901 | コラム ヒロシマの風 |
斎藤忠臣 |
3 | 1001 | コラム ヒロシマの風 |
畑口實 |
4 | 1101 | コラム ヒロシマの風 |
斎藤忠臣 |
5 | 1201 | コラム ヒロシマの風 |
斎藤忠臣 |
6 | 1226 | コラム ヒロシマの風 |
畑口實 |
対話ノートから | |||
「対話ノートは、1970年10月17日から、当館西館北側ロビー出口付近に設置しており、館内展示を観覧された方々に、 記名匿名にかかわらず、自由に感想を書いていただいてい ます。来館者同志、あるいは来館者と資料館職員との対話 のためのノートです。 対話ノートの冊数は、今年12月26日現在で879冊。今月は 対話ノートに残された海外から来館された方の感想をごく 一部ですが、紹介いたします。」 |
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2004 | |||
7 | 0130 | コラム ヒロシマの風 |
広島平和記念資料館 副館長(啓発担当)山本靖彦 |
「昨年10月、市民の方から「啓発という言葉は不遜ではな いか」という趣旨の投書をいただいた。私どもの職場の名 称である『啓発』という言葉には、「役人が市民を教育す るというようなニュアンスが感じられる。この役所的なネ ーミングを変えるつもりはないか。」 これに対し、私ども啓発担当として、「『啓発』という言 葉には、“知識をひらきおこし理解を深めること(広辞苑 新村出編第四版)”という意味があり、『啓発担当』のネ ーミングは、原爆による広島の被害状況や平和への取り組 みについて普及し、理解を深めたいとの思いから付けられ たものであり、(中略)教育しよう、ということでこの名前 になったものではない」と、その市民の方には回答申し上 げた。もちろん、今後、組織改正の際などに検討していき たい旨の一文も添えた。」 |
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資料館 ニュース |
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ヒロシマを知る講座(第二回) 「復興資料を読み解く」講師 松林俊一(広島市文化財団文化財課普及担当課長) |
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8 | 0301 | コラム ヒロシマの風 |
広島平和記念資料館 副館長(学芸担当) 高野和彦 |
9 | 0401 | コラム ヒロシマの風 |
齊藤忠臣 |
広島市内の学校における平和への取組み(1) 平和学習のため、全国から多くの学校が、広島、長崎そして沖縄などの地を修学旅行で訪れます。 もちろん、広島においても、多くの学校が被爆体験を正しく伝え、平和について考え、平和を創造していくための様々な取り組みや活動を行っています。 千羽鶴で有名な佐々木禎子さんの母校・広島市立幟町中学校では、かつて「原爆の子の像」建立の原動力となる行動を起こしました。平成12年には校内に「折り鶴の碑」を設立。平成13年には、サダコの物語を漫画化した「わたしからのメッ セージ」を刊行。現在も「平和委員会」を中心に「原爆の子の像」碑前祭、県内外の学校との平和交流など、平和に関する様々な行事を行っています。(詳しくは↓の学校のホームページをご覧ください) http://www.noborichou-j.edu.city.hiroshima.jp/これからも、随時、特徴的な具体例を取り上げて紹介したいと考えています。みなさんの学校での平和学習や平和への取組みの参考になれば幸いです。 |
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読んでみたい―この一冊 吉田守男 『日本の古都はなぜ空襲を免れたか』朝日新聞社(朝日文庫) 本体640円 ISBN-02-261353-X C0121 「第二次世界大戦末期、京都・奈良・鎌倉など、貴重な文化財の残る古都が米軍の空襲を免れたのは、日本の文化・芸術をこよなく愛し、それを戦禍から守ろうと政府に働きかけた米国人学者の努力のお蔭である」 こんな逸話に聞き覚えがありませんか? この本の著者は、この「伝説」の拠り所になった事柄を精緻に考察し、伝説が創られた過程を検証しています。つまり、戦争中、京都の文化財保護のために尽力したといわれるウォーナー博士の「伝説」は、終戦直後の情報不足からくる噂話を利用して、GHQ民間情報教育局(CIE)が作り上げた ものではないだろうかと。そして、京都が空襲を免れたのは、「原爆投下候補地に指定されていた」ためであるといいます。 未知の兵器である原爆の威力を正確に測定するため、原爆の投下目標になった都市(広島・新潟など)は『爆撃禁止都市』に指定されていました。8月15日の終戦がなければ、京都に3発目の原爆が投下されていた可能性もあったのです。 著者が示した原爆と京都の関係は、あまり声高に語られてきませんでした。未だに古都の景観保存運動では、「米国人が残してくれた町並みを日本人が壊すのか」という話をよく聞きます。この本を読みながら、あなたも「伝説」の謎解きに参加してみませんか。 |
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12 | 0701 | コラム ヒロシマの風 |
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 館長 前田耕一郎 |
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臨時 | 0430 | 広島平和記念資料館メールマガジンの休刊について | 当館では、資料館東館・本館のリニューアルオープン(平成30年夏予定)に合わせて、メールマガジンを一新するよう検討しています。 このため、しばらくの間、メールマガジンを休刊しますので、ご理解いただきますよう、よろしくお願いします。 生まれ変わるメールマガジンを、どうぞご期待ください。 |