被爆者問題国際シンポジウム広島準備会・生活史調査委員会(編) 『被爆者・この32年の苦悩
-相談援助制度と援護法を求めて-』
「NGO被爆問題国際シンポジウム」カテゴリーアーカイブ
NGO被爆問題国際シンポジウム報告書
NGO被爆問題国際シンポジウム
目次
『被爆の実相と被爆者の実情-1977NGO被爆問題シンポジウム報告』(ISDA JNPC編集出版委員会、朝日イブニングニュース社、19780915)
シンポジウムの宣言 | ||
発刊にさいして | 三宅泰雄 | |
まえがき | アーサー・ブース | |
シンポジウムの背景・準備・経過・影響 | 川崎昭一郎 | |
国際準備委員会の報告 | アーサー・ブース | |
開会のあいさつ | ショーン・マクブライド | |
広島県知事のあいさつ | 宮沢弘 | |
歓迎のあいさつ | 飯島宗一 | |
広島市長のあいさつ | 荒木武 | |
長崎市長のあいさつ | 諸谷義武 | |
イラク共和国大統領メッセージ | アーマド・ハッサン・アル=バクル(アメル・アブドラー代表) | |
ユネスコ事務局長メッセージ | アマドゥ・マター・ムボウ | |
日本学術会議会長メッセージ | 越智勇一 | |
メッセージを寄せた組織・個人一覧 | ||
被爆者調査の概要報告 | 浜谷正晴 | |
被爆者代表の訴え | 伊東壮 | |
第I分科会「原爆の医学的遺伝的影響・後遺」の要約報告 | ||
第II分科会「原爆の社会的影響、とくに被爆者問題」の要約報告 | ||
第III分科会「情報の普及、宣伝、平和教育」の要約報告 | ||
第IV分科会「核兵器の廃絶、放射能からの人類の防護(NGOの役割)」の要約報告 | ||
シンポジウム第2段階の報告書(採択文書) | ||
長崎準備委員会のあいさつ | 秋月辰一郎 | |
日本原水爆被害者団体協議会のあいさつ | 行宗一 | |
閉会のあいさつ | フィリップ・ノエル=ベーカー | |
ラリーはじめに | 服部学 | |
広島ラリーにおける第2段階総括報告メフ演説 | マリアン・ドブロシェルスキー | |
広島ラリーのよびかけ | ||
長崎ラリーへの長崎県知事のメッセージ | 久保勘一 | |
長崎ラリーへの長崎市長のメッセージ | 諸谷義武 | |
長崎ラリーへの国際準備委員会会長のメッセージ | ショーン・マクブライド | |
長崎ラリーのよびかけ | ||
1977年日本シンポジウムに関するプレスレリース | ||
国際調査団報告書・作成文書 はじめに | 庄野直美 | |
作業文書作成に協力した専門家名簿 | ||
国際調査団自然科学グループの報告書 「広島・長崎原爆の物理的・医学的影響」 | ||
国際調査団社会科学グループの報告書 「原爆の人間的意味と平和教育」 | ||
国際調査団による作業文書Vの要約 | ||
作業文書I「原爆による物理的破壊と死亡者数」 | ||
作業文書II「原爆の医学的影響」 | ||
作業文 III「原爆と人間」 | ||
作業文書IIIの付属資料「在外、外国人被爆者について-在韓国被爆者の場合-」 | ||
作業文書IV「平和教育とマスメディア」 | ||
作業文書V「核兵器と地球環境の放射能汚染」 | ||
作業文書Vの補遺「ビキニ核兵器実験とその影響」 | ||
被爆者調査 はじめに | 田沼肇 | |
****一般調査の結果について | ||
(付属資料)一般調査票 | ||
生活史調査の結果についての若干の予備的考察 | ||
(付属資料1)生活史調査の概要 | ||
(付属資料2)生活史調査 面接要領 | ||
医学調査の中間要約報告 | ||
(付属資料3)医学調査・問診票 | ||
被爆調査員名簿 | ||
シンポジウムの諸役員 | ||
国際準備委員会の機構と役員 | ||
広島準備委員会 | ||
国際スポンサー一覧 | ||
国際調査団(第1段階)のメンバー | ||
日本準備委員会の機構と役員 | ||
長崎準備委員会 | ||
シンポジウム推進団体連絡会議 | ||
都道府県シンポジウム推進(支持)委員会 | ||
シンポジウムのプログラム | ||
シンポジウム(第2段階)への招請状 | ||
NGO軍縮特別委員会第21回会議の原爆被害者に関する決議 | ||
NGO軍縮特別委員・・3回会議の議事録(抜粋) | ||
日本シンポジウムの発展・意義・支持 | アーサー・ブース | |
NGO国際軍縮会議における日本代表の演説 | 渡辺千恵子 | |
国連軍縮徳別総会の NGOデー における日本代表の演説 | 田中里子 | |
経過の日誌 |
核兵器全面禁止国際協定締結・核兵器使用禁止の諸措置の実現を国連に要請する国民代表団
核兵器全面禁止国際協定締結・核兵器使用禁止の諸措置の実現を国連に要請する国民代表団:1975年12月8日、ワルトハイム国連事務総長と会見。
出典:『広島・長崎の原爆被害とその後遺-国連事務総長への報告』(核兵器全面禁止国際協定締結・核兵器使用禁止の諸措置の実現を国連に要請する国民代表団派遣中央実行委員会、19760806)
目次
Ⅰ | 原爆被爆者の30年-事例研究 1 | ||
事例-1.広島、男、65歳 被爆当時陸軍運輸部 現在、精神病 院入院中 | |||
事例-2.長崎、女、故人 原爆孤老となり、82歳で死亡 | |||
事例-3.広島、女、47歳 被爆当時高女在学 現在、離婚 | |||
事例-4.長崎、男、41歳 被爆当時小学生、後遺に苦しむ | |||
事例-5.広島、女、73歳 被爆当時主婦、残留放射能による 被爆者 | |||
事例-6.ある被爆二世の死<長崎の事例> | |||
Ⅱ | 原爆被害とその後遺の実態 | ||
1 | 被害の物理実態 | ||
2 | 被害の医学的実態 | ||
3 | 被害の社会的実態 | ||
あとがき<報告書作成の専門家グループ=伊東壮、庄野直美、川崎昭一郎、田沼肇、草野信男、峠一夫、佐久間澄> | |||
被爆問題国際シンポジウム広島準備委員会第1回社会科学委員会(広島)議事録(文責 宇吹)
第1回社会科学委員会(広島)議事録(文責 宇吹)
(被爆問題国際シンポジウム広島準備委員会)
第1回社会科学委員会(広島)議事録
1977.4.30 午後1:30~ 於YMCA
[出席者]宇吹暁、大西典茂、北西允、山本鎮雄、湯崎稔
議題
1. 日本準備委主催 第1回・第2回社会科学委員会の報告
湯崎世話人より概要の報告、内容は別添資料のとおり
2.「総合報告書」のItemsの検討
各委員に予め『市長国連レポート』を第0次案とし、これに関する修正・加筆の意見を送付してもらうよう事務局より依頼してあったが、寄せられた意見がなかったので、出席者で3月9日国際準備会に提出されたItemsをもとに討論をおこなった。その大要はつぎのとおりである。
作業文書Ⅲ(社会科学)
1. アプローチと原爆被害の全体像
2. 原爆投下をめぐる政治的諸問題
3. 原爆による社会の破壊
4. 原爆による生活の破壊
4-1家族の破壊
4-2労働力の損壊
4-3病気と貧困の悪循環
5. 原爆による精神的崩壊
6. 被爆者の運動
〇2.はどういう意図か。項目の中で2.が異質な感じがする。6.と一緒に論じた方がよいのではないか。
〇被害の実態にしぼってはどうか。政治的諸問題を扱うとすれば、さまざまな解釈があるので慎重を要する。報告書としては、2.の項目を立てない方がよい。
〇外国人被爆者の問題もとりあげるべきだ。
〇4.の項目内容は個人レベルの問題という感じが強いが、これが3.とどう結びつくのか。
〇これを機会に、広島における被爆者の実態を示す諸資料を集めたいので関係者をあげて欲しい。
<名前のあがった関係機関・個人>
市役所労政課、原対協、吉田治平、田中一郎、相原和光、温品道義、藤居平一、山口夕[ママ]子、中野清一
3.その他
〇湯崎世話人より、第3回社会科学委員会(東京)への出席要請および生活史調査(広島)の世話人決定の要請があったが、未定。
<文責 宇吹>