『アメリカン大学の学生とともに原爆投下を考えた』(立命館大学平和サークル RA-PEC、19960115)
内容
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01 |
はじめにープログラムを作った人たち |
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03 |
ヒロシマの心をアメリカに伝える |
直野章子(アメリカン大学「核の歴史」講座プロデューサー) |
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11 |
<特別掲載>希望の広島-核兵器のない世界へ- |
平岡敬(広島市長) |
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17 |
第1章 アメリカン大学との平和交流はどのように行われたか |
藤岡惇(立命館大学経済学部教授) |
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31 |
第2章 15年戦争・原爆投下・核問題についてのアンケート-調査の説明とその集計結果- |
RA-PEC |
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39 |
第3章 21世紀への伝言-被爆者の体験を心に刻む |
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41 |
(1)米国で27回の手術を受ける |
山岡ミチコ(ワールド・フレンドシップセンター) |
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44 |
(2)私の被爆体験とヒロシマの心 |
高橋昭博(日本被団協代表理事、元原爆資料館長) |
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47 |
(3)被爆2世の運動を担って |
西本守(広島県被爆2世の会代表) |
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51 |
第4章 アメリカン大学の学生と原爆投下を考えて |
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53 |
(1)アメリカ、日本両プログラムに参加して |
中嶋由起子 |
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57 |
(2)ヒロシマの義務とは何か |
河内明子 |
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60 |
(3)「平和学エクスポージャー」としての広島体験 |
川崎裕史 |
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62 |
(4)AUと考えた戦争について |
山崎大 |
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65 |
(5)本年度の平和交流の成果と残された課題 |
藤岡惇 |
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資料 プログラムを伝える新聞記事 |
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『21世紀への平和と創造 摩擦を乗り越えて、若者へのメッセージ』(嶋矢志郎編著、溪水社、19980707)
目次
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発刊に寄せて |
田中隆荘(広島市立大学学長) |
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Ⅰ |
21世紀の平和と創造的多様性-摩擦を乗り越えて、若者へのメッセージ |
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Ⅰ-1 |
基調講演:新しい「始まり」へ向けて―21世紀への助走 |
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シモン・ペレス(イスラエル前首相) |
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(1)日本の成功は未来への道標 (2)イスラエルと日本とロシアと (3)中東の和平構築への道 (4)新しい「始まり」へ教育投資を |
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Ⅰ-2 |
パネル・ディスカッション:創造的多様性を求めてー摩擦の克服へ |
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(コーディネーター) |
嶋矢志郎嶋矢志郎(広島市立大学国際学部教授) |
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(1)苦しみを知る国に希望 |
大江健三郎(作家) |
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(2)憎悪を克服して核廃絶を |
平岡敬(広島市長) |
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(3)核疑惑に抑止力効果を期待 |
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(4)狂気を許さぬ正気の核管理を |
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(5)力点を戦争から経済・教育へ |
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Ⅰ-3 |
質疑応答 |
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日本は中東和平へ経済と教育で貢献 |
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(1)心の中にマンデラが生きている |
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(2)政治と宗教は区別すべきもの |
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(3)戦争を望む者は一人もいない |
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(4)人の心の中に平和の砦を |
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Ⅱ |
21 世紀の平和秩序を求めて一国連と日本の役割- |
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Ⅱ-1 |
講演 |
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前国連事務次長.広島市立大学広島平和研究所所長明石康 |
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(1)過去への正しい評価と反省 |
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(2)混沌の渦中で未来に期待 |
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(3〕日本の国連.平和主義の壁 |
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(4)増大するNGO
の活躍の場 |
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(5)国連の強化で国際社会を進化 |
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(6)総合安全保障へ多彩な創意 |
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(7)文化相対主義の国際観を |
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Ⅱ-2 |
質疑応答 |
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国際社会が日本に期待する平和貢献の役割 |
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(1)人権と人道、並行的に第三の道で |
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(2)民主化支援は自力更生の手助け |
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(3)世界連邦への土台づくりが先決 |
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(4)アジアの信頼醸成は二一世紀の課題 |
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(5)日本人の国際公務員採用枠は広き門 |
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Ⅲ |
「平和」概念の位相とパラダイム転換 |
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嶋矢志郎(広島市立大学教授) |
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Ⅲ-1 |
「平和」概念の位相と変容 |
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(1)失って初めて知る平和価値 |
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(2)絶対平和と相対平和のはざま |
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(3)改革と統一による平和の功罪 |
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(4)軍縮による平和の限界 |
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(5)道義による平和への期待 |
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(6)東西で異なる語源の本義 |
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(7)「神前法後」と「法前仏後」の違い |
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Ⅲ-2 |
「平和」思想のパラダイム転換へ向けて |
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(1〕生き残りへ基軸文明の転換を |
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(2)人類を惑わした西欧型の平和観1 |
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(3)無差別大量殺戮への麻痺 |
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(4)進化しない世界恒久平和への歩み |
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(5)世界に広がるバルカン化の風 |
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(6)危機脱出へ地球的な統合と再生 |
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Ⅳ |
付録 |
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Ⅳ-1 |
ペレス氏のスピーチ(英文) |
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Ⅳ-2 |
用語解説 |
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あとがき |
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広島女学院原爆被災実態調査報告書(19700625)
<昭和20年8月6日広島女学院に在籍の生徒を対象とする>
(広島女学院大学学生自治会・広島女学院原爆被災実態調査委員会、1970年6月25日)
内容目次
はじめに
はじめに(抄)
昭和42年6月,広島女学院大学では同大学宗教委員会と,学生自治会共催のもとに、「8・6の意味するもの」と題する一連の講座を全学生対象に企画,実施しました。以後毎年続けられているこの講座に対する学生の反応は,必らずしも満足出来るものとは言えませんが,今回の調査が学生たちの手によって始められたことは,やはり講座がもたらした結果の一つだと言えると思います。
「原爆」を知るための手がかりとして,「原爆」は私たちの先輩たちにどんな爪跡を残しているか」,又,「私たちが,被爆者である先輩たちから受け継がねばならないものは何なのか」と言うことから先ず始めようとしました。同時に,広島女学院と原爆を,被爆25年に当って,何らかの形で整理し,後輩に記録として残すことも必要なのではないかと思われました。しかしこの調査作業の間中,「一体私たちはこの調査から何を得ようとしているのだろうか」,「私たちがしようとしていることは本当に必要なのか」,「先輩たちに迷惑をかけるだけで終るのではないだろうか」と言った疑問と不安が絶えず私たちについて廻りました。そして最終段階に来た今,「原爆」と言う問題は,一度や二度の調査,成は数冊の本を読んだだけで掴み得るものではなく,ましてや解決出来るものではない事を改めて痛感しました。
面倒なアンケートに積極的に回答して下さった方々には,一人一人お目にかかってお礼を申し上げたい程感謝で一杯です。アンケート用紙にぎっしり書き込みをして励まして下さった方々もありました。しかしそれど同時に,66%もの方にご回答いただけなかったことを,私も同じ調査対象者である卒業生の一人として,大変残念に思います。心情的に決して答えやすい事がらではありませんし,それぞれご家庭の事情もあり,中にはこの調査でご迷惑をおかけした方もあると思います。しかし切角若い学生たちが,毎日の行動の決断を追られながら,或は,「今更原爆でもあるまい」と言った声を耳にしながらも,原爆を知ろう,被爆者の実態を知ろうとして集ったのにと残念に思うのです。
(以下略) |
調査の概要(目的・方法・時期・対象・委員)
調査の結果
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1 |
被爆の状態 |
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被爆者自身の健康状態とそれに関する不安度 |
3 |
原爆問題に対する関心度 |
4 |
原爆死没者に対する意識 |
5 |
原水禁運動及び被爆者援護に関する意識 |
6 |
被爆者に対する差別の実態 |
7 |
被爆二世に対する意識 |
8 |
A.B.C.C.に対する意識 |
9 |
原爆投下及び現在の核兵器に対する意識 |
10 |
支持政党 |
11 |
「原爆」と人生観について |
12 |
「原爆」という言葉に対する反応 |
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調査結果を見て
調査から学んだもの
後記
付録Ⅰ「広島女学院原爆被災実態調査」調査票/付録Ⅱ在学生用調査票
同志社大学神学部新島講座 1947年8月4日~8日
『原子力時代に於ける基督教-新島講座記念論文集』( 有賀鉄太郎編、聖光社刊、19480215 刊)=1947(昭和22)年8月4日-8日、同志社大学神学部で開かれた「新島講座」の講演記録。
目次
著者 |
タイトル |
有賀鉄太郎 |
序 |
「この書に収められた諸篇は、昭和22年8月4日から8日に亘って同志社大学神学部に開かれた「新島講座」の講演に基づいたもの」 |
湯浅八郎 |
原子力時代に於ける基督教 |
「文明のかかる欠陥を痛感するアメリカの学会は、戦時中より科学、宗教、哲学の三分野に亘り学会の権威をコロンビア大学に招集し年一度綜合研究会を開催することを試みた。1946年には第4回目の会合がコロンビア大学で開かれたが、その時最も大きな感銘と衝撃とを与えたものは、サタデー・リビュー・オブ・リテラチュアの主筆、カズン[ノーマン・カズンズ]氏の原子力時代に関する論文であった」 |
山崎亨 |
旧約に於ける世界思想 |
富森京次 |
新約に於ける世界思想 |
有賀鉄太郎 |
初代基督教徒の世界思想 |
大塚節治 |
基督教世界観 |
湯川秀樹(招聘) |
現代科学思想 |
細野軍治 |
国際連合に就て |
安田貞雄(発題者) |
懇談会:農本文化と農村文化 |
J.G.ヤング |
宗教教育の諸問題 |
魚木忠一 |
新島先生に於ける国家思想 |
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