「広島平和教育研究所」カテゴリーアーカイブ

広島平和教育研究所

広島平和教育研究所   設立:1972年6月1日

設立宣言

ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
峠三吉

ヒロシマを忘却することは許されない。

それは、原爆の犠牲となった多くの人びとへの贖罪と鎮魂の意味からだけではない。全人類が無知と偏見、戦争の恐怖から免れ、平和のうちに生存し抜くことは、核時代を生きるわれわれの至上の課題であり、ヒロシマはその原点だからである。

人間の心に平和のとりでを築くことは、教育の力にまつところが大きく、ヒロシマは核時代の教育を問い直す原点である。教育を通して、ヒロシマを後の世代に継承し、人類共通のものにすることは、世界平和に貢献する人類史的責務である。

われわれは、このことを深く自覚し、平和教育に関する科学的究明を行なうとともに、広く世界の平和教育を推進することをめざして、ここに「広島平和教育研究所」を設立する。

機関誌:

 

『平和教育研究 広島平和教育研究所年報』

『平和教育研究 広島平和教育研究所年報』

年版 発行年月日 備考<G=原爆資料館、U=宇吹所蔵>
1 1972 (197206~197305)<GU>
■年報発刊に寄せて/宅和純
■年報発刊にあたって/今中次麿
■研究報告
第一部門(平和教育研究)
平和教育研究所と現場教育の接点を考える -各月例会の問題提起をめぐって- 空辰男
<問題提起>-基礎理論の研究  平和教育の基礎的課題 藤井敏彦
核抑止論と平和教育 山田 浩
現代の戦争手段と軍事基地の役割 永井秀明
平和のための条件-平和教育内容の考察- 庄野直美
戦争の歴史的形態 今中次麿
戦争児童文学による平和教育をすすめるために 大槻和夫
第二部門(地域課題・教育運動) 公害問題(福山市)にとりくんで 瀬川洋造
■国際交流報告
交流のあゆみ 丹辺文彦
世界の平和教育と平和研究-ヨーロッパを中心として 庄野直美
■事務局報告
経過の概要・各部門研究活動の概要・一年のあゆみ(日誌)
■“あとがき”にかえて 石田明
(付)研究所規定・’72研究課題と方針・’72理事並に研究員名簿

 

2 1975 19750423 平和教育カリキュラム自主編成の手びき(試案)<GU>
3 1975 19751101 <GU>
■年報をおとどけするにあたって/宅和 純
■第一研究部門(平和教育研究)
日本国研究のめざす平和主義と第9条をめぐる状況/永井秀明
朝鮮における日本帝国主義の実態/深川宗俊
原水爆禁止運動を中心とした平和運動史の一考察/黒田秀俊
■国際交流会議報告 アメリカと日本の平和教育/空辰男
■第二研究部門(地域課題研究)
過疎-農業問題と教育/林弥富
過疎地域における教育運動の課題/田村和之
地域開発と土地(農地)問題/伊藤護也
過疎教育とその足跡と今後の課題/長迫光郎
地域開発の問題点と教育との関連/佐中忠司
■資料整理部
研究所図書資料の閲覧・貸出規定
研究所所蔵図書・資料一覧(1)
総記 戦争・原爆の手記・記録 哲学 世界史.日本史 戦争.原爆の写真.資料 外国歴史 部落問題 政治一般 戦争・核・被爆者問題 法律 経済・産業・統計 社会学.社会問題・公害 教育一般 平和・人権の教育 風俗習慣・民俗学 国際・軍事・平和運動 自然科学 医 学 工学・産業・芸術・娯楽・語学 児童文学 戦争・原爆・平和の文学 日本文学一般 外国文学
(付)平和教育研究所理事ならびに研究員(1975年度)
4  1976  19761130  <GU>
■巻頭に寄せて/宅和純
■第1研究部門(平和教育研究1)
戦争児童文学の教材研究報告/第1研究部会
山口勇子作 おーいまっ白ぶね
大野允子作 つるのとぶ日
大川悦生作 お母さんのき
松谷みよ子作 黒い蝶
山口勇子作 松の木事件
山下久美子作 広島のオデット
済藤尚子作 消えた国旗
■第1研究部門(平和教育研究2~3)
ベトナムは世界史をどう変えたか/陸井三郎
広島の碑をめぐる思想性/宇吹暁
核兵器核開発問題を理解するために/永井秀明
■第2研究部門(地域課題研究)
学校寄宿舎の実態とその検討<調査報告第二稿>
広島県下通年制学校寄宿舎の実態
広島県下冬季制学校寄宿舎の実態
学校寄宿舎に関する若千検討-実態調査をふまえて/田村和之
■資料整理部門
研究所図書資料の閲覧・貸出規定と蔵図書・資料一覧(2)
総記 戦争・原爆の手記.記録 歴史 部落問題 政治一般 戦争・核・被爆者問題 社会学・社会問題・公害 教育一般 法律・統計 平和・人権教材・国防・軍事・平和運動 自然科学 芸術・娯楽・語学 児童文学 文学一般
5 1977 19771030 <GU>
■巻頭のことば/宅和純
■ひろしま-今日の核時代に生きる(試案)
①ひろしまと十五年戦争/②今日の核兵器と日本/③戦争の歴史と核兵器/④ひろしまの子どもたち/⑤原爆裁判と被爆者問題
■副読本ひろしま・教師用指導資料
ひろしま十五年戦争について/今日の核兵器と日本について/戦争の歴史と核兵器について/ひろしまの子どもたちについて/原爆裁判と被爆者問題について
■研究所蔵図書・資料一覧(3)
 6 1978  19790310 <GU>
■巻頭のことば/宅和純
■第1研究部門(平和教育研究)
平和教育基準カリキュラム試案の作成意図とそのとりあつかい方法
幼児期における平和教育-プラン
幼児期の平和教育のすすめかた/絵本を中心としたとりくみ/語り聞かせを中心としたとりくみ/「かわいそうなぞう」の指導実践例
小学校低学年「平和教育基準カリキュラム」試案
詩「無題」指導案/「かわいそうなぞう」指導案
小学校中学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「おこりじぞう」指導案/「村いちばんのさくらの木」指導案/社会化領域での若千の指導資料(郷土と学校の移り変わり、米の生産高と食糧不足、沖縄戦と戦後の沖縄」
小学校高学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「川とノリオ」指導案/「最後の授業」指導案/社会化領域での若千の指導
資料(戦争中の日本の工業、歴史と政治の分野で)
中学校第一学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「ヒロシマの空」指導案/映画「ヒロシマ原爆の記録」指導案/社会化領域での若千の指導資料(沖縄戦における犠牲と略年表、沖縄の歴史と沖縄線戦)
中学校第二学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「一切れのパン」指導案/映画「トンニャットベトナム」指導案
中学校第三学年「平和教育基準カリキュラム」試案
「夏の花」指導案/映画「第五福竜丸」指導案/「核兵器禁止と平和へのみち」指導案
■第2研究部門(地域課題研究)
賀茂郡豊栄町六小学校の統廃合をめぐって豊栄町の小学校六校統廃合問題に関する当面の所見
■図書・資料整理部門
研究所図書・資料の閲覧・貸出規定・研究所第四次所蔵図書・資料一覧
■第28次教研の平和教育関係レポート
 7  1979  19800410 <GU>
■巻頭のことば/宅和純
■第1研究部門(平和教育研究)
8・6平和学習(実践事例)資料
ヒロシマへの旅-平和学習のしおり
平和教育実践辞典とは
東ドイツ学校教科書に見るヒロシマ
オランダの先生方にヒロシマの教育を
第18次~第29次県教研レポート一覧
■第2研究部門(地域課題研究)
「コミュニティー政策と教育」へのとりくみについて
コミュニティー進行政策の虚像と実像-二つの実践地区研究から-
県政の市町村権限委譲とは-「地方の時代」の内実-
■研究所所蔵図書目録(79年度分)
 8  1980  19810220 <GU>
■巻頭のことば   宅和純
■今中次麿先生追悼
今中先生のご逝去を悼む   宅和純
戦後の今中先生のこと    山田浩
講演 戦争と教育    藤原彰
資料 軍事主義教育のあゆみ1
■平和教育研究部門
平和を創りだす子どもを育てるために-幼低年中心としての学校体制-
<附>第30次全国教研平和教育分科会レポート一覧
軍縮教育世界会議-その意義と課題-   庄野直美
資料 -国際理解、国際協力及び国際平和のための教育並びに人権及び基本的自由についての教育に関する勧告=-PRA(国際平和学会)平和教育分科会
■地域課題研究部門
コミュニティ政策と財政問題   佐中忠司
「地域主義」なる思想の吟味 一ノ瀬 篤
「コミュニティづくり」への批判的接近 “地域と教育”シンポジウム    江島修作
■資料図書整理部門
1980年度研究所所蔵図書目録
 9  1981  <G>
■巻頭のことば   石田明
■『軍縮シンポジウム』アジア非核地帯化を提唱
軍縮シンポ第二セッションの報告と討論(録音再生記録)
ヒロシマ・ナガサキ・ビキニの今日的意味   庄野直美
核戦略の現状と限定核戦争の問題   山田浩
■平和教育研究部門(第一部門)
「平和教育実践辞典」・「平和教育入門」の発刊によせて
(資料)第31次全国教研平和教育分科会レポートの一覧
■地域課題研究部門(第二部門)
「農業副読本」作成へのとりくみの経過   大西典茂
地域課題への私のとりくみ   佐中忠司
■資料図書整理部門(第四部門)
平研収蔵書籍の分類改訂について   大槻和夫
戦前の「国定教科書」をおもちではありませんか   平研事務局
(附)戦前の国定教科書一覧
■第9回全国平和教育シンポジウム
新しい英知の担い手を育てよう   森田俊男
記念講演 平和と人権 沼田稲次郎
■1981年度広島平和教育研究所理事ならびに研究員名簿
10  1982 <GU>
■巻頭のことば   石田明
■各界からのメッセージ
槙枝元文/森田俊男/寄実正弘/今石益之/千種義人/栗野鳳/相原和光/河村盛明/高橋昭博/宅和純
■研究会議代表挨拶
佐藤正夫/山田浩/大西典茂/庄野直美/大槻和夫
■広島県教組各地区支部長からのメッセージ
谷崎典彦/松尾寿美/後藤弘起/本庄盛/湯藤行男/中村建/真野久
■広島平和教育研究所十年のあゆみ
■研究所日誌
■平和教育研究部門
故・今中次麿先生の心を今日に  空辰男
平和教育教材写真集・アウシュビッツ 解説文
■地域課題研究部門
副読本作成のための農村現地調査を終えて   大西典茂
■特別寄稿(第10回全国平和教育シンポ講演記録)
『軍縮と教育』   栗野鳳
■資料
1、軍縮教育世界会議の報告と最終文書/2、軍縮教育シンポジウム『広島アピール』/3、軍縮教育国際シンポジウム『ヒロシマからの提言』/4、自主編成教材・資料一覧/5、教育研究全国集会レポート一覧/
■広島平和教育所研究理事・研究員・研究客員名簿
■あとがきにかえて   寺岡昭壮
11  1983  <G>
■巻頭のことば   空辰男
■平和教育研究部門(第一部門)
ビデオ教材「ヒロシマから子どもたちへ」の完成によせて   高橋信雄
(資料)平和学習ビデオシリーズ
「ヒロシマから子どもたちへ」活用の手引き
(資料)平和学習ビデオ教材シナリオ
■平和教育研究部門(第二部門)
「教育調査」具体化へ向けてすすむ   大西典茂
「農業副読本」検討用草稿できあがる   大西典茂
(資料)農業副読本もくじ
■「問題行動」への社会学的接近
-中学生の意識と行動をめぐって-   江嶋修作
■ドイツ民主共和国(東ドイツ)の十年制学校における平和教育と民族友好の教育   カール・ハインツ・ギュンター
■研究所日誌
(1982年4月~1984年4月)
■広島平和教育研究所・蔵所目録補完-
■1983年度広島平和教育研究所理事ならびに研究員名簿
12  1984 <GU>
■巻頭のことば/空辰男
■ひろしま-15年戦争と広島(試案)
①原爆と軍都広島
②15年戦争前夜の日本
③15年戦争と子どもたち
④初年兵の軍隊生活
⑤戦争とは何だったのか
⑥15年戦争が終って
⑦侵略戦争と広島
■平和教育副読本 ひろしま・指導資料
Ⅰ原爆と軍都広島
Ⅱ15年戦争前夜の広島
Ⅲ15年戦争と子どもたち
Ⅳ初年兵の軍隊生活
Ⅴ戦争とは何だったのか
Ⅵ15年戦争が終って
Ⅶ敗戦とヒロシマ
■15年戦争と広島《資料》
手記 貧しき農村は軍国主義の温床   沖勇
■平和教育研究所第二部門=地域課題研究
農業副読本「日本の農業をみつめる」作成の経過報告   大西典茂
 13  1985 <GU>
■巻頭のことば 空辰男
■第13回平和教育シンポジウム報告
基調提案   空辰男
開会あいさつ   森田俊男
記念講演<現在の国際情勢と広島・長崎>   具島兼三郎
分科会報告
社会・歴史教育 芸術教育 学校行事と自治活動 修学旅行 原爆被爆・戦争体験の発掘継承 人権・平和教育と国際連帯 基地・自衛隊 マスコミ.文化・教科書問題 大学における平和教育
シンポジウム記念構成詩
座談会・15年戦争と広島
司会=高橋信雄
出席者=江先光/富永正三/藤井秀夫/水埜公治/山田浩造/横山司之
八十年代・県北の生活と福祉を考えるシンポジウム・分科会報告
■広島・長崎被爆証言テープ・リスト一覧
14  1986 <GU>
■巻頭のことば 空辰男
■神石の生活と教育を考えるシンポジウム
基調提案 大西典茂
第1分科会 教育と子どもの進路
第2分科会 子どものくらしと教育条件
第3分科会 教育とくらし
第4分科会 過疎化における教育
■第14回全国平和教育シンポジウム報告
基調提案 日平研事務局長・空辰男
分科会報告
国語・文学教育・社会・歴史教育 芸術教育・学校行事・自治活動 修学旅行 原爆・戦争体験の発掘継承 基地・自衛隊 マスコミ・教科書 大学における平和教育
講座 被爆者との対話と交流
第14回平和教育シンポに参加して 天久仁助
■ひろしま(核戦争とヒロシマ=仮題)
①核時代の幕あき
②核戦争の危機はここまで
③もしも核戦争が起こったら
④核戦争を防ぎ、なくす力
15  1987  <G>
■第15回全国平和教育シンポジウム報告
あいさつ-平和教育をさらに「創造的かつ体系的」なものへ 森田 俊男
基調提案 にんげんは生きねばならない、子や孫たちにたしかな未来を、日本国憲法・教育基本法、40周年にあたって 空辰男
記念講演 経済の軍事化と平和教育 宮本憲一
分科会報告
子どもと教育をめぐるシンポジウム
船はどこに(因島・あらたな島づくりをめざす会)
第1分科会報告 (中川輝男)
第2分科会報告 (綿岡靖博)
第3分科会報告 (田村和之)
■平和教育研究所・出版目録
ひろしま-原爆をかんがえる ひろしま-これはわたしたちのさけびです ひろしま-今日の核時代を生きる
ひろしま-15年戦争と広島 Let’s CryFor Peace! この子らに語りつぐもの ヒロシマヘの旅 ヒロシマで学習する平和教材
国連軍縮習慣のための平和教材と資料集 憲法学習のために 平和教育入門 ヒロシマ-その惨禍・未来への証言
日本の農業をみつめる 広島平和教育映画ライブラリー上映手引書 原爆を許すまじ(音楽平和教材伴奏集) 毒ガス島
平和教育実践辞典
広島の平和教育
平和教育研究(平和教育研究所年報)
■平和教育アンケート集計
集計表(小学校)学年別集計、中間分析
*表紙/四国五郎(1988年度平和カレンダーより)
 16  1988  <G>
■序文  空辰男
■第16回全国平和教育シンポジウム
基調提案:今こそ子どもたちにつたえたいこと-教育課程全面改訂を前にして
記念講演:中野光
■広平研地域シンポジウム・問題提起  広島県西部地域の漁業について (国富毅)
漁業地区生徒の進路保障とは (柏原広雄)
■”昭和”ヒロシマ、教育、核を語る 日本を中心とした東アジアにとって”昭和”とは  《横山茂》
“昭和”と憲法        《大西典茂》
戦争・平和と縦軸として見た教育  《藤井敏彦》
核軍拡か核廃絶か    《永井秀明》
昭和時代について思うこと 《庄野直美》
天皇制論議をめぐる私なりの総括 《山田浩》
昭和史をめぐる略年表
■広島平和教育研究所蔵書分類法
■1988年度理事・研究員名簿
 17  1989  <G>
■本島長崎市長銃撃事件に思う-1990年代を迎えて   山田浩
■特集 開発教育
人類が共に生きる21世紀を展望して    <永井秀明>
ヒロシマの教育から新たな教育(開発)の始動を  <空 辰男>
大学における平和教育  <鹿子木幹雄>
開発教育のひとつの実践から    <長松孝明>
■第17回全国平和教育シンポジウム
記念講演:平和教育の到達点と当面する課題   藤井敏彦
基調提案  空辰男
被爆都市の記憶を継承しよう
被爆建造物を考える会呼びかけ
被爆建造物を考える会・会則     呼びかけ人
子どもたちにヒロシマの追体験を     高橋信雄
<講演会>
欠かせぬこだわり     映画監督・新藤兼人
町づくりに「証」を     元広島大学長・飯島宗一
核時代の未来警告    詩人・栗原貞子
■ヒロシマへの旅を考える
ヒロシマは教師の熱意に応える   江口保
ヒロシマからのメッセージ       宅和純
ヒロシマへの旅を考える        米田進
広島修学旅行<感想文>から
未来を変えることができる/もっと視野を広げて/被害だけでなく加害も/本当に平和なんでしょうか/恐ろしさや悲惨さが-/必ずしも平和でない
 18  1990  <G>
■序文    高橋晋作
■原爆被爆建造物を考える会と「追体験」教育   空辰男
■被爆建造物写生会と被爆電車に乗って      秋田了二
「生ましめんかな」  栗原貞子
「高熱に焼けて」   石田明
■開発教育
-開発・環境教育を前進させるために-     永井秀明
■地域シンポ開催に向けてのとりくみ        林勤
■「日の丸・君が代」をどう教えるか(試案)の指導案を使っての実践
■90平和集会  今、基地と核問題を教える(三沢)  吉岡康之
ストップ・ザ核燃サイクル施設-          梅田有滋
■第18回全国平和教育シンポジウムの報告
1、基調提案 空 辰男
2、記念講演 岡本三夫
■広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」-広島修学旅行
 19  1991  <G>
■ポスト冷戦期の平和問題を考える -平和をめぐる多様な課題-  山田浩
■広島平和教育研究所設立20周年記念平和教育フォーラム
パネルディスカッション いま「ヒロシマ」から問いかけるもの
■地域シンポジウム開催  分科会報告  恒吉宏典
■91平和集会に参加して 久保司朗
(小松基地・能登原発)  折口浩三
■第19回全国平和教育シンポジウム報告
基調提案    空辰男
記念講演    岡本三夫
■佐久間 澄先生の死を悼む   庄野直美
大西典茂先生の霊に語る
■広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」  -広島修学旅行-
■資料
東郷平八郎で日露戦争をどう教えるか -平和教育からの視点-
 20   1992  <G>
■崩れ行く地球に生きて -平和教育の新たな展開を-    寺岡昭壮
■世界の平和教育の動向 第四回「平和のための教師」国際会議に出席して      永井秀明
■副読本 仮称『アジアふれあいBOOK』の発刊によせて ~ヒロシマの心とアジアの心を結ぶ~  梅田有滋
■地域研究課題
①広島農業の新しい担い手   中川輝男
②新しい農業経営のとりくみ -県北の営農集団について-野原健一
③有機農業生産と消費者が手をつないだわかつちの会   林勤
④地域の課題を明らかにすることでより確かな社会認識を-備後のい草づくり-   山田和孝
■宅和純先生を偲びて ヒロシマにこだわりつづけた人      石田明
宅和先生を悼む          長井 清
国富毅先生の死を悼む      中川輝男
■広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」広島修学旅行
 21  1993
■アジア競技大会・被爆五十周年を前にして  -平和教育のあり方を思う-    空辰男
■ミニシンポの開催に当たって   基調講演  中川輝男
技術史からみた伝統産業    野原健一
国営比婆さとやま公園と地域振興    国光拓自
岳細工に生きる          石田源
たしかめよう、見なおそう!   田村浩章
■第21回全国平和教育シンポジウム報告
基調提案  岡本重人
記念講演  渡辺治
■帰国、入国児童生徒に関する実態調査の集計分析から浮かび上がった問題点     永井秀明
■平和哲学者「森滝先生」を悼む  石田明
■「ヒロシマの証言」-広島修学旅行
■『アジアふれあいブック・指導の手引』発刊にむけて   梅田有滋
22  1994  <G>
■「広島こそ戦争の原点」  -原爆・敗戦50周年にて思うこと-    広平研副議長 空辰男
■第22回全国平和教育シンポジウム   基調提案   日平研事務局長 岡本重人
■広島平和教育研究所のとりくみ
アジア人留学生シンポジウム
被爆建造物写生大会と被爆電車に乗り被爆体験を聞く会
■1994年地域シンポの開催にあたってあいさつ  広島修道大学教授(広平研第2部門部長)中川輝男
パネルディスカッション -農業の将来性、自然環境的意義、今後の課題-
■ヒロシマの証言  -広島修学旅行・平和学習-
平和記念資料館修学旅行団体入館状況
広島平和教育研究所「ヒロシマの証言」実施状況
手記 証言活動に参加して  語り伝えることの大切さ       広島を語る会 沼田鈴子
被爆の事実・戦争の真実を語りつづけて下さい           被爆教職員の会 江種祐司
■「アジアふれあいブック・指導のために」を発刊して       広平研第1部門研究員 梅田有滋
■ひろしま県の農業(副読本)  完成まぢか 広平研常任研究員 佐古琢也
■アジアふれあいブック~指導のために」
23  1995  <G>
■51年目ヒロシマからのメッセージ      全国被爆教職員の会会長 石田明
■『改めてヒロシマを問いなおす平和教育』  -原爆被爆50周年を終えて-   ヒロシマ平和教育研究所研究員 空辰男
■8.4集会から引き継ぐもの   広島平和教育研究所事務局長 藤川伸治
■アジアからのメッセージ             マレーシア教職員組合
■平和教育への提言               朝日新聞記者 氏家弘二
■組写真『韓国独立記念館展示写真』     解説 被爆者二世教職員の会 中谷悦子
■ヒロシマの証言
-ヒロシマ修学旅行・平和学習-      広島平和教育研究所
広島平和記念館修学旅行等団体入館状況
広島平和教育研究所『ヒロシマの証言』実施状況
 24  1996  <G>
■原爆ドーム世界遺産化
核時代の終わりが始まった     広島修道大学教授 岡本三夫
ヒロシマの心は伝わったのか    広島県原水禁常任理事 横原由紀夫
原爆ドーム生き証人として      広平研第二部門研究員 佐古琢也
広島よ、おごるなかれ         前長崎市長 本島等
■「原爆ドーム世界遺産化」を教材化する  新たなヒロシマ教育の視点   広平研研究会議副議長 空辰男
平和教育指導例 -小学校6年-
■平和教育アンケートのまとめ
平和教育アンケート報告     広島平和教育研究所
■平和教育アンケート報告を読んで
「平和教育アンケート報告」を読んで   中国新聞社電子電波編集部長 栗栖武士郎
意識調査結果と平和教育再検討      長崎平和研究所長 鎌田定夫
転換期に立つ平和教育       広島平和文化センター理事長 大牟田 稔
「平和教育アンケート報告」を読んで   広平研研究会議副議長 岡本三夫
原爆はなぜ投下されたか         広島県被団協事務局次長 近藤幸四郎
■「農業副読本」作成にかかわって            広平研研究会議議長・広島修道大学教授  中川輝男
■インターネットと教育           広島市立大教授・広平研第三部門研究員 大田允
■二葉中夜間学級を訪問して      安田女子大非常勤講師・広平研第三部門研究員 宮川裕行
■日韓の歴史認識のちがいをのりこえる    ソウル市立大学教授 鄭在貞
■資料
マレー半島における「日本の加害責任」を明らかにする   広島平和教育研究所
「毒ガス展」広島             毒ガス展広島実効委員会
ヒロシマの証言 -広島修学旅行・平和学習-    広平研事務局
広島平和教育研究所研究員名簿
 25  1997  <G>
■これからの平和教育-平研設立25周年特集-
学校五日制教育課程改革と平和=歴史教育の意義について  広平研研究客員・旭川大教授 山内亮史
歴史を歴史として学ぶこと        東京大学教授 佐藤学
ヒロシマ・ナガサキをどう伝えるか   長崎大学教授 舟越耿一
新たなる教材づくりと参加型学習の平和教育実践   広島平和教育研究所第三部門研究員 荒川純太郎
地球市民としての平和教育を    大阪白頭学院韓国教育部派遣教員 安準模
■平和教育推進態勢実態調査
平和教育推進態勢アンケート報告    広島平和教育研究所
平和教育実践カリキュラム
-「原爆投下の目的」をどう教えたか- 広島平和教育研究所第一部門研究員 森脇貴
■農業からみた環境問題を考える     広島平和教育研究会議議長・広島修道大学教授 中川輝男
■日本軍慰安婦問題             弁護士 福嶋瑞穂
■マレーシア戦争展 -被爆実態の共有が生む平和を願う連帯- 広島平和教育研究所事務局長 藤川伸治
26 1998  <G>
■今日の平和教育の課題
平和教育推進体制確立を    大田平和総合研究所・前沖縄県知事 大田昌秀
日本の平和教育における現在の問題   カリフォルニア州立大学名誉教授 シェルダン・ハリス
若者に被爆体験をどう継承していくか-「広島に原爆を落とす日」 広島平和教育研究所事務局長 藤川伸治
「広島に原爆を落とす日」を通して私の被爆体験証言を考える- 元広島平和記念資料館館長  高橋昭博
アジアの若者から見たヒロシマ
韓国の若者から見たヒロシマ    韓国・富川高校日本研究班
マレーシアの若者から見たヒロシマ  マレーシア・マラヤ大学留学生 川崎恵子
■曲がり角にきた広島平和修学旅行
ヒロシマの課題       広島女学院大学生活科学部 細美綾
座談会 -広島修学旅行の現状と課題-
前広島平和文化センター理事長 大牟田稔、広島女学院大学 篠原收、広島平和教育研究所研究員 梅田有滋
■インターネットが世界を変える    広島修道大学教授 岡本三夫
■被爆の実相を世界へ   組写真世界30ヶ国へ送る   広島平和教育研究所
「戦争と平和」写真展レポート     「戦争と平和」写真展組織委員長ベー・ヤントー
ニュー・ストレイツ・タイムズ通信員 S・バラ・サンダラム
■失明に対する補償を         中国人強制連行・西松建設裁判原告 宋継堯
■「はだしのゲン」CD-ROMに    広島平和教育研究所
27   1999  <G>
■国際教科書シンボジウム開催にあたって
パネラー.コーディネーターの紹介
主催者挨拶               広島平和教育研究所理事長 松井安子
来賓挨拶                 日本教職員組合中央執行委員長 川上祐司
基調報告
ドイツ・ポーランドにおける国際教科書研究の成果  ハレ・ウィテンペルク大学教授 ミヒャエル・G・ミュラー
パネルディスカッション 日本とアジア各国の国際教科書研究をどのようにすすめるか
1.韓国の相互理解をすすめるための「歴史の対話」~その成果と課題 ソウル市立大学教授 鄭在貞
2.過去を現在の教訓とし未来へ向かう       上海師範大学歴史学科教授 蘇智良
3.日韓(韓日)間の歴史教科書の共同研究の意義と課題        奈良教育大学 田渕 五十生
閉会挨拶                   広島県高等学校教育研究所所長 安保英賢
資料1.日中教科書交流の経過           東京学芸大学教授 坂井俊樹
日本の歴史教科書における平和意識と中国についての記述
ー1982年「教科書問題」の後どう変化したのか    東京学芸大学教授 坂井俊樹・助手 大森直樹
2.日本右翼勢カの反中国行為に憤怒の集会(中国・解放日報)
3.日韓(韓日)間の歴史教科書の共同研究の意義と課題      奈良教育大学教授 田渕五十生
4.ドイツ教科書「過去への旅」第5巻「二つの世界大戦の時代」
各国歴史教科書「原爆」記述に着目      広島平和教育研究所第一部門研究員 空辰男
資料 各国歴史教科書の「原爆」記述
フランス・ポーランド・イタリア・ロシア・ラオス・ドイツ・アメリカ・イギリス・マレーシア・シンガポール・インド・中国・韓国・日本
■平和教育の危機と希望                   広島修道大学教授 岡本三夫
■アジアと共生及ぴ連帯関係をつくる平和教育 侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館館長 朱成山
■広島原爆生き残り米軍機長の戦後が問いかけるもの 広島平和教育研究所第三部門研究員 繁沢敦子
■「環境読本」作成のとりくみと環境教育の推進のために  広島平和教育研究所第二部門研究員 野田泰洋
■広島平和教育研究所ホームページ 広島県教育研究集会「平和教育分科会」提案リポート要旨掲載
■資料 ヒロシマの証言ー広島修学旅行・平和学習ー
 28  2000
■特集:平和教育カリキュラム・自主編成のてびき(理論編)改訂版    平和教育拡大専門委員会
■平和教育とは何か   広島修道大学教授・広島平和教育研究所研究会議議長 岡本三夫
■反核平和交流-インド・パキスタン
核も戦争もない未来をつくるために   広島平和教育研究所第三部門研究員 森瀧春子
具体的に動いて考えてみる     広島平和教育研究所第三部門研究員 宮奥和司
■教科書が語る20世紀展記念講演
子どもたちに戦争のない21世紀を   平和人権子どもセンター(教科書資料館)代表 吉岡数子
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習
29 2001 <U>
   ■米国テロ攻撃・アフガン戦争から見えてくるもの
米国中枢テロ攻撃・対テロ戦争の「背景」と米国の若者意識  米国ボーリング・グリーン州立大学客員研究員 篠原收
生き残った私たちがなすべきこと  広島平和教育研究所第三部門研究員 繁沢敦子
■第29回全国平和教育シンポジウム
記念講演 原爆を語るということ  作家 井上ひさし
第5分科会レポート 出会い・発見・ピース2000
■インド・パキスタン間の緊張下での反核平和交流  広島平和教育研究所第三部門研究員 森瀧春子
■軍都廣島史の終焉 侵略加害教材と罪認書と平和教育  広島平和教育研究所研究会議副議長 空辰男
■被爆建造物写生大会・被爆電車に乗って被爆体験を聞く会・戦跡をたどるフィールドワーク  広平研事務局
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習
30 2002
■日韓歴史認識調査のまとめ
日韓相互関係史の認識に関する日韓学生意識調査の分析  広島・大邱歴史認識副教材づくりセミナー
■第30回全国平和教育シンポジウム
記念講演 核時代 負の遺産と平和教育の視点  中国新聞編集委員 田城明
記念構成詩 ヒロシマ・ナガサキ原爆の子の叫びを 全国被爆教職員の会会長 石田明
■日本の進路と反核平和運動の課題
国際平和文化都市広島を批判的視点から検証し問題提起を 原水爆禁止広島県協議会 横原由紀夫
■ヒロシマ・ナガサキ原爆投下目的の中に潜んでいたアメリカ一国主義の思想                                  広島平和研究所研究会議副議長 空辰男
■被爆の実相を世界へ ~被爆写真を世界へおくる運動~ 広島平和教育研究所事務局
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習-  広島平和教育研究所事務局
■資料:広島平和教育研究所研究員名簿  広島平和教育研究所事務局
31 2003
■石田明先生を偲んで  広島平和教育研究所副議長 空辰男
■第31回全国平和教育シンポジウム
記念講演 「北東アジアの平和と日本の選択」  立教大学 李鍾元
■特集:平和教育カリキュラム(試案)  平和教育研究所
・はじめに
・社会科学領域(社会)
・言語領域(日本語・外国語)
・自然科学領域(理科・公害)
・芸術領域(音楽・美術)
・保健体育領域(保健・体育)
・総合学習
32 2004
■第32回全国平和教育シンポジウム 記念講演
「沖縄からみる日本社会と平和教育-共生の場の拡大にむけて-」
琉球大学教育学部教授 高嶋伸欣
■「平和教育実態調査」まとめ 平和教育研究所
■2005日本歴史教科書問題対応シンポジウム 「日韓歴史共通認識づくり」
「日本の歴史教育の課題」 執筆委員 竹本博行
「日韓歴史教科書の記述および比較-文禄の役と朝鮮通信使を中心に-」執筆委員長 姜泰源
「歴史副教材からみえてきたこと」執筆委員 貞金和典
「大邱・広島の歴史副教材編纂交流の成果と課題」執筆委員 朴宰弘
「日韓友好のために」執筆委員 児玉戒三
■資料:ヒロシマの証言-広島修学旅行・平和学習- 広島平和教育研究所事務局
■資料:広島平和教育研究所研究員名簿 広島平和教育研究所事務局
33 2005
34 2006
35 2007
36 2008
37 2009
38 2010 <G>
39 2011
40 2012
41 2013
42 2015
43
■第7回平和意識調査のまとめ
■2015地域シンポジウム「地域から教科書採択、平和を考える」
■―今、伝えたい― 『被爆の証言と、平和教育及び教育実践のいくつかの問題』
■福島原発被災地フィールドワーク ~福島の「いま」に参加して

 

平和教育実践事典

『平和教育実践事典』(広島平和教育研究所編、労働旬報社、19810625)

目次

羽仁節子「未来に生きる子どもたちのために」
家永三郎「「戦争の惨禍」を忘れぬために」
沼田稲次郎「平和への執念こそ原点」
大田堯「平和は人間性の本質に根ざす」
槙枝元文「教育課程自主編成のために」
石田明「はじめに」
総論篇 1
I 戦争体験(原爆体験)の継承
 1 広島の原爆被爆
2 長崎の原爆被爆
3 子どもの原爆体験
4 朝鮮人の原爆体験
5 原爆孤児
6 被爆二世
7 原爆被爆体験記
8 原爆文学
9 原爆児童文学
10 原爆映画
11 原爆慰霊碑
2  空襲体験
 12 全国の空襲被災状況
13 東京大空襲
14 子どもの被災体験
15 戦災記録
16 戦災体験記
17 戦争児童文学
18 戦災映画
19 戦災資料
20 戦災史の発掘・記録の方法
3 戦時下の生活体験
 21 農業 、22 工業 、23 商業 、24 食生活、25 衣生活、26 住生活、27 配給制度、28 疎開、29 隣組制度、30 防空・防災体制、31 治安体制、32 言論・報道体制
4 戦時下の子どもの生活
 33 学校の授業、34 学校の儀式、35 軍事教練、36 避難訓練、37 児童文化、38 あそび、39 御真影・奉安殿・忠魂碑その他の銅像、40 学童疎開、41 勤労奉仕 、42 勤労動員・学徒動員、43 満蒙関拓義勇軍
5 軍隊の戦場体験
 44 軍隊内の生活 、45 特攻隊 、46 玉砕、47 戦死・戦病死、48 沖縄戦、
6  加害体験(日本人の)
 49 朝鮮人への加害 、50 中国人への加害、51 東南アジア人への加害、52 沖縄県民への加害、53 集団自決、54 ひめゆりの塔・健児の塔、55 捕虜のあつかい・人への加害、
7 反戦体験
 56 、労働運動と反戦、57 政治運動と反戦、58 民衆の厭戦・反戦、59 知識・文化人の厭戦・反戦、60 植民地での反戦、61 軍隊内の厭戦・反戦
8  戦後体験
62 8月15日の記録 、63 戦災孤児、64 ヤミ市・ヤミ屋・買い出し、65 餓死 、66 バラック住宅、67 引き揚げ、68 青空教室、69 すみぬり教科書、70 新教育、71 基地の子ども、72 レッド・パージ
II  戦争の科学的認識
1 日本の軍国主義
 73 明治維新 、74 大日本帝国憲法、75 教育勅語、76 徴兵制度、77 軍隊の編成、78 軍隊の規模、79 幹部養成、80 兵種・兵科と階級、81 軍人精神、82 軍事費の変遷、83 治安維持法、84 皇国史観、85 特別高等警察、86 5・1590 産業報国会事件と2・26事件、87 財閥 、88 国家総動員法、89 大政翼賛会、91 本土決戦体制
  2 日本人の大陸侵略のあしどり
 92 大陸侵略政策、93 日清戦争、94 義和団事変、95 日露戦争、96 日韓併合、97 シベリア出兵、98 3・1独立運動、99 5・4運動、100 関東軍、101 南満州鉄道株式会社、102 満州事変、103 日中戦争104 抗日運動、105 八路軍・新四軍、106 ノモンハン事件、107 日独伊三国同盟、108 日ソ中立条約
3 太平洋戦争
 109 ABCDライン、110 真珠湾攻撃 、111 ミッドウェー海戦 、112 朝鮮人・中国人の強制労働 、113 大東亜共栄圏、114 ポツダム宣言、115 原爆政策
4  ふたつの大戦
 116 パリ講和会議、117 国際連盟、113 軍縮会議 、119 ロシア革命、120 ヴェルサイユ体制、121 ワイマール体制の崩壊、122 ミュンヘン会議、123 ファシズム、124 独ソ開戦、125 人民戦線、126 アウシュビィッツ、127 第二次大戦 、128 ヤルタ協定
5  戦後世界の戦乱
 129冷戦 、130 民族解放(独立)戦争、131 インドシナ戦争、132 朝鮮戦争、33 ベトナム戦争、134 中東戦争、135 ビアフラ戦争、136 人種差別
III  原水爆の威力とその被害
1  核爆発の原理と放射線
137 原子核と放射能、138 核分裂連鎖反応、139 原爆の構造、140 核分裂で発生するエネルギー、141 放射線量の単位、142 天然放射線と人体の許容線量
2  原爆の威力
143 爆風の影響
144 熱線と火災の影響 1
145 初期放射線の影響
146 残留放射線の影響
147 死亡者数
3 原爆の被害
 148 原爆被害の特質
149 急性障害
150 後障害(原爆後遺症)
151 遺伝的影響
152 生活と精神の破壊
4 世界の核実験と被害状況
 153 水爆と原爆
154 放射能マグロと死の灰
155 世界の核実験状況
156 核実験による被害
157 核実験による地球環境の汚染
IV 核を頂点とする軍事状況ー 歴史的過程と現在
1  核開発の歴史
 158 マンハッタン計画
159 核開発と科学者
160 ドイツと日本の原爆開発
161 ソ連の核開発
162 英・仏・中の核開発
163 兵器の発達と死傷者の増大
2 現在の核兵器
 164 通常兵器と核兵器
165 世界の核兵器貯蔵量
166 広島・長崎原爆と現在の核爆弾
167 戦略核兵器と戦術核兵器
168 ICBM・SLBM
169 原子力潜水艦
170 核兵器体系
171 人工軍事衛星172 MIRV(MaRV)
173 巡航ミサイル
174 中性子爆弾
3 核戦略の変遷
 175 NATOとWTO
176 アメリカの核戦略
177 米・ソの核配置
178 米・ソ核戦争
179 核軍事演習と核使用の危険性
180 デタントと核戦略
4  生物・化学兵器
 181 生物兵器の種類と性能
182 化学兵器の種類と性能
183 ベトナム戦争と残虐兵器
184 大久野島毒ガス工場
185 BC兵器に関する国際的合意
5 原子力発電
 186 原子炉の構造
187 日本と世界の原発開発
188 安全性とスリーマイル島原発事故
189 原発・再処理工場と環境問題
190 ウラン資源と核燃料サイクル
191 高速増殖炉
192 原発と核兵器生産
193 核融合発電
194 日本の原子力行政
6 世界の軍事状況
 195 世界の軍事費
196 主要国の軍隊
197 世界の武器貿易
198 第三世界の軍備増強と近代兵器の拡散
199 軍事研究開発
7 日本の再軍備一安保・自衛隊
 200 再軍備の出発
201 自衛隊の戦力
202 米・アジア戦戦略の中の自衛隊
203 横田・横須貨とラロック証言
204 岩国・嘉手納・海兵隊
205 軍事基地披害と人権問題
206 エネルギー・食糧問題と安保
207 日米共同作戦とガイドライン
V  平和(反戦)運動
1 戦前の反戦運動
 208 徴兵反対
209 宗教者と反戦
210 文学者と戦争
211 大正デモクラシー
212 社会主義政党と反戦
213 日本労働総同盟・日本農民組合
214 全国水平杜
215 プロレタリア文学
216 人民戦線事件
217 生活綴方教育
2  平和運動のはじまり
218 平和祭・平和祈念式典の歩み
219 占領下の原水禁運動
220 ストックホルム・アピール
221 占領下の原爆告発
222 全面講和運動
223 再軍備反対
5  平和運動のひろがり
 224 杉並アピール
225 原水禁広島市民大会
226 第1回原水禁世界大会 468
227 原水禁世界大会の足跡
228 基地反対闘争
229 安保闘争
230 自衛隊違憲裁判
231 戦災史実発掘・継承の運動
232 ベトナム反戦運動
233 第5福竜丸、3・1ビキニデー
234 パグウォッシュ会議
235 7人委員会
236 被爆問題国際シンポジウム
237 日本人の反核意識の推移
4 被爆者援護運動
 238 原爆病院の設立と活動
239 被爆者団体協議会の運動
240 援護法制定運動
241 原爆裁判
242 外国人被爆者の援護運動
5  平和教育運動
 243 教え子を再び戦場に送るな
244 映画「ひろしま」
245 『原爆の子』
246 「原爆の子の像」建立運動
247 ヒロシマ・ナガナキを教える運動248 各地の平和教育運動
VI  戦後日本と国際関係
1  戦後日本の動向概略
 249 戦後の民主化
250 労働組合
251 日本国憲法
252 教育基本法
253 戦争放棄(第9条)254 極東軍事裁判
255 サンフランシスコ(平和)条約
256 日米安全保障条約
257 日・ソ国交回復258 日本の国連加盟(加入
259 日米安保体制
260 沖縄返還
261 有事立法262 日中国交回復
2  戦後世界の動向概略
 63 大西洋憲章
264 国際連合
265 バンドン会譲
266 非同盟諸国首脳会議
267 国連貿易開発会議
268 南北問題
269 「社会主義国家」
3  戦後世界の軍拡と軍縮間の戦争
 270 安全保障理事会の機能と役割
271 軍事同盟
272 軍縮と軍備管理
273 ジュネーブ軍縮委員会
274 部分的核実験禁止条約
275 核兵器不拡散条約276 SALT 568
277 SALT・II
278 非核武装地帯
279 国連軍縮特別総会
280 国連NGO軍縮特別委員会
4 平和と国際連帯
 281 UNESCO 578
282 世界人権宣言 579
283 国際人権規約 581
284 ラッセル・アインシュタイン宣言 583
285 軍縮教育世界会議 584
286 世界連邦
287 世界平和評議会
288 日本平和学会
289 国際平和研究学会290 世界平和のための国際教育者協会(ユープ)
索引
執筆者一覧
 朝倉邦夫 広島県立呉工業高等学校
  天野卓郎 広島県史編さん室
 伊ケ崎暁生  東京・国民教育研究所
 石田成雄  広島平和教育研究所
 石田明  広島平和教育研究所
 井本美代子  広島県深安郡神辺町立湯田小学校
  宇吹暁 広島大学原爆放射能医学研究所
 江種祐司  広島市立翆町中学校
 江口昌子  福山市立千田小学校
 大槻和夫  広島大学・国語教育学
 大西典茂  広島女学院大学・憲法学
 岡田智晶  福山市立向丘中学校
 岡本俊治郎  広島市立幟町中学校
 鎌田定夫  長崎総合科学大学・フランス語
 川島孝郎  広島市立大手町中学校
栗野鳳  広島大学平和科学研究センター・平和学
 小寺初世子  広島女子大学・国際法学
  小林文男 広島大学・中国近代史
 児玉晴子  広島市立大手町中学校
 佐久間澄  広島大学名誉教授
 佐藤精一  福山市立城西中学校
 佐中忠司  広島大学・経済学
 沢井充子  広島市立宇品小学校
 沢野重男  広島・安田女子高等学校
  芝田進午 広島大学・現代社会学
 城丸章夫  千葉大学・教育学
  首藤昭五 広島市立庚午中学校
 庄野直美  広島女学院大学・原子物理学
 空辰男  広島市立翠町中学校
高橋信雄  広島市立二葉中学校
田中一郎 広島女学院中学校・高等学校
田村和之 広島大学・現代行政論
知念正直 沖縄県立石川高等学校
寺田英夫 大阪府立北野高等掌校
中野修作 広島女学院中学校・高等学校
永井秀明 広島大学理論物理学研究所
西春人 広島・仮設実験授業研究会
根岸泉 東京・江東区立辰巳中学校
花田秀樹 広島県安芸郡音戸町立音戸西中学校
等雄一郎 東京・国立国会図書館
平井久志 ジャーナリスト
藤井敏彦 広島大学・教育学
 藤田浩  広島経済大学・憲法学
深川宗俊 広島平和教育研究所
深山正光 東京・国民教育研究所
間田穆 広島大学・行政法学
前田妙子 広島市立温品小学校
松崎徹 広島県立広島商業高等学校
水原肇 ジャーナリスト
森利一 広島大学・国際関係論
森田俊男 東京・国民教育研究所
森滝市郎 広島大学名誉教授
矢田翠 広島県立神辺工業高等学校
 横山英 広島大学・東洋近現代史
 米田進 広島市立川内小学校
 編集協力者
 真野久   広島県双三郡三和町立三和中学校
 松田敏昭   広島県双三郡三和町立三和小学校
  水野嘉代子  広島県安芸郡府中町立府中中学校

原爆問題広島総合研究会

原爆問題広島総合研究会 1979年2月設立

会報

No. 発行年月日 所蔵
G=原爆資料館、U=宇吹
01 19790715  庄野直美  研究会設立に際して GU
02  1980.01.25  シンポジウム報告特集号  NGO被爆問題国際シンポジウム2周年記念合同研究会報告 G
シンポジウム「核兵器と人類の生存」の報告
03  1980.04.15  小寺初世子、木本喜美子  外国人の核意識―大学卒外国婦人に対する試験的調査のまとめ― GU
04  1980.06.28   被爆朝鮮・韓国人問題特集号 「被爆朝鮮・韓国人問題シンポジウム」報告 GU
問題提起概要
石田定
渡辺正治
栗原登
上原敏子
石田定
鎌田定夫
豊永恵三郎
平岡敬
深川宗俊
李実根
崔成源
05  1980.08.06  平岡敬  被爆朝鮮・韓国人に関する資料目録 GU
06  1980.10.24  在韓被爆者実態(補充)調査活動の経過と分析 韓国の原爆被害者を援護する市民の会 G
07  1981.06.30  「被爆者問題シンポジウム」報告 G
茅誠司 「原爆被爆者対策の基本理念及び基本的在り方について」
08   1981.07.10  ロートブラット氏とセガーラ女史を囲む懇談会の記録―「核拡散の問題点」および「軍縮のための国連の活動」 G
09  1981.09.30  「非核三原則をめぐるシンポジウム」の報告 G
10  1982.01.30  小寺初世子  より効果的な核兵器の禁止を求めて―国際刑法典の制定をめぐる最近の国連活動への期待― G
11  1982.03.20  IPPNW〔核戦争防止国際医師会議〕 G
12 19821225 石田定 IPPNW〔核戦争防止国際医師会議〕第二回総会に参加して G
湯崎稔 シンポジウム「反核の軍縮の今後」―SSDⅡを終えて―
永井秀明 10フィート映画の欧米上映で得たもの
好村冨士彦 平和のための国際文学者会議を終えて
谷口稜曄 反核運動と被爆者
高橋真司 ナガサキからニューヨークへ―ポストSSDⅡへの展望
メッセージ
庄野直美 シンポジウムのまとめ
1982年度総会報告
1982年度原爆問題広島総合研究会役員
代表 庄野直美
顧問 今堀誠二・・・
幹事 石田定・・・・三村正弘(福島生協病院)・・・
事務局長 湯崎稔
会計監査 相原和光