「34 平和教育・研究」カテゴリーアーカイブ

広島歴史教育者協議会

1962年10月?日設立

資料「広島歴史教育者協議会機関紙 歴史と教育」総目録

タイトル 発行年月日など
歴史と教育(機関紙) (No.1)196210~(No.14)19671001
広島歴教協月例会報 (No.1)196402
ひろしま歴教協通信 (No.1)19670501~(No.19)19701216
広島県歴教協広島支部ニュース(再刊) (No.1)19720910~(No.9)19730613
歴史と教育(機関紙) (No.15)19750203~(No.14)19671001
歴教協広島支部ニュース (No.4)19750224~

 

 

 

広島県高校生平和ゼミナール

広島県高校生平和ゼミナール

77 広島県高校生平和ゼミナール、発足。
78 02 11 第1回県高校生平和ゼミナール(県高校平和ゼミ実行委主催)、広島市内で開催。
『第1回広島県高校生平和ゼミナール』第1回広島県高校生平和ゼミナール(第1回広島県高校生平和ゼミナール実行委員会編・刊、1978.2.11)、『より確かに平和へ歩もう No.1 第1回広島県高校生平和ゼミナールの記録』(1978.5.3)<広島平和記念資料館蔵>
79 02 11 「第2回県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催。(12日まで)
80 02 10 「第3回高校生平和ゼミナール」、広島市で開かれる。(2月11日まで)
81 02 11 広島市で広島県高校生平和ゼミナール、開催。
81 02 21 広島県高校生平和ゼミナールなど、広島市で第3回平和と民主主義のための上映会を開催。
82 02 06 「第5回広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催。(11日・13日も)。
83 02 11 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開校(13日まで)。シンポジウム、各教科による平和学習を実施。
84 02 11 広島県高校生平和ゼミナール実行委、広島市で第七回広島県高校生平和ゼミナールを開催。(12日も)
85 02 09 第8回高校生平和ゼミナール(同実行委主催)、広島市で開催(11日まで)(約350人参加)。11日、約200人参加非核宣言採択。エチオピアの駐日大使を招き、対話集会「戦争と飢えはいらない」を開催。
86 02 11 第 9回広島県高校生平和ゼミナール(同ゼミナール実行委主催)、広島市で、開催(約 350人出席)。
87 02 07 第10回広島県高校生平和ゼミナール、広島市で開催(11日まで、約400人参加)。反 核ソング「ヒロシマ・スチューデンツ・アピール」を披露。
88 02 11 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(13日も)。今年11回目。
89 02 04 第12回広島県高校生平和ゼミナール(実行委員長・横山英広大名誉教授)、広島市で開催(約600人参加、11日も)。映画観賞会など。
89 02 12 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(約200人参加)。英語・国語などの授業形式で平和学習。原爆ドーム保存などを求める緊急アピールを採択。(「2.4」の項参照。)
90 02 11 広島高校生平和ゼミナール、同市内で、「一日平和学校」を開催(約200人参加)。今年で13回目。原爆をテーマにした一人芝居「朝ちゃん」の公演など。
91 02 10 「第14回広島高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(約250人参加)。湾岸戦争への発言が相次ぐ。
92 02 08 第15回ヒロシマ高校生平和ゼミナール、「平和とは何だ、人間とは何だ」をテーマに広島市の平和記念館で開催。約200人が参加。

 

書名 著者出版者
1 第1回広島県高校生平和ゼミナール 第1回広島県高校生平和ゼミナール実行委員会編 1978/02/11
2 より確かに平和へ歩もう No.1 第1回広島県高校生平和ゼミナールの記録 第1回広島県高校生平和ゼミナール実行委員会編 1978/05/03

広島市学校教育努力目標(1951年4月)

広島市学校教育努力目標

 広島市教育委員会 1951年4月

  平和都市広島市建設の基盤に培うため本年度は特に次の努力目標を設定し、これが実現達成を期したい。

 

一、道徳教育の振興

  道義の昂揚は、国家再建の根基であることにかんがみ、あらゆる機会と活動を通じて、民主的社会人としての道徳的叡知と、道徳的感情を養うとともに、日常生活におけるその実践を徹底せしめ、もってうるわしい郷土を建設し、文化創造に貢献する善良な国民を育成したい。

 一、保健教育の徹底

  体位の向上は、国家発展の基盤であることにかんがみ、学校・家庭および社会にわたり、健康生活の習慣を身につけるとともに、その改善に協力する態度を養い、さらに安全生活の実践に努め、もってあかるい郷土を建設し、民族繁栄に奉仕する心身ともに健全な国民を育成したい。

 一、生産教育の推進

  生産の拡充は、国力伸長の根源であることにかんがみ、勤労と職業に対する正しい信念を確立し、経済生活の理解と能力を養うとともに基礎的生産技術を習得させ、もってゆたかな郷土を建設し、経済自立に協力する有為な国民を育成したい。

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出典:「平和への教育-広島の初等教育」(広島市小学校長会編、1956年5月29日)

 「広島市学校教育努力目標」は、広島平和記念都市建設の基盤は「教育」にあるとの根本理念に立ち、「平和への教育」に究極の目標を求めたものである。しかし「平和」ということは、人類の歴史を通じ幾たびも願われたにもかかわらず、すべてはあえなく崩れ去っている。いま広島市民は、その平和への悲願を同じ意味においてくり返したのではない。原爆という未曾有の苛烈悲惨な試練を体験した最初の人類である広島市民として、かってのいかなる平和論者とも異なるより高い純粋な立場において、新しい世界史の門出に立ち、「平和への教育」を追求せんとしたのである。否それを天与の使命としたのである。

 「平和への教育」を支える柱として、「道徳教育」「保健教育」「生産教育」の三つが立てられ、これを学習指導、生活指導、教育調査、教育評価、現職教育等の全分野にわたって具体的におし進めんとしたのである。