『原爆後の75年 長崎の記憶と記録をたどる』(長崎原爆の戦後史をのこす会編、書肆九十九、20210831)
内容
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まえがき 新木武志 |
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第1部 聞き取り調査報告 |
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1 被爆前後 |
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ガイド 「被ばく前後」の聞き取りについて 山口響 15
原爆後の西町近辺のこと 池田早苗 16
原爆後の浦上 榊安彦 22
三菱造船近くでの暮らし 森口貢 32
私の進駐軍体験 川野浩一 37
被爆後、師範学校を卒業し、中学教師に 築城昭平 43
私の被爆体験と戦中・戦後 井原東洋一 48
軍国少年時代と茂木町での原爆体験 山本誠一 55
解説 被爆前後の長崎 新木武志 58 |
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2 被爆者5団体
ガイド 「被爆者5団体」の聞き取りについて 新木武志 70
長崎被災協の現在 田中重光 72
被爆者相談活動の現場で 横山照子 80
長崎原爆遺族会を受け継いで 本田魂+中村俊介 88
被爆者運動、友の会 井原東洋一 94
労働者として、被爆者として 川野浩一 101
長崎県被爆者手帳友愛会の活動に取り組み続けて 永田直人+野口晃 107
コラム 被爆地域の変遷と被爆者 中尾麻伊香 112
解説 長崎の被爆者運動と被爆者5団体 新木武志 114 |
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3 被爆者運動・平和運動・平和行政
ガイド 「被爆者運動・平和運動・平和行政」の聞き取りについて 山口響 130
被爆者との出会い 高橋眞司 132
被爆地域拡大運動 東長崎地区を中心に 井原東洋一 139
被爆未指定地域からの被爆者運動 山本誠一 145
被爆「体験者」とともに闘う 本田孝也 152
平和行政の始まりに立ち会う 田崎昇 159
長崎の被爆遺構に向き合って 中村明俊 167
解説 反核・平和運動と長崎 新木武志 174 |
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4 証言・記録運動
ガイド 「証言・記録運動」の聞き取りについて 四條知恵 186
「ナガサキの被爆者」の声を聴く 西村豊行 188
長崎の証言の会設立のころ 廣瀬方人 199
証言写真集 被爆者を撮るということ 村里榮+黒崎睛生 203
被爆写真とともに生きて 深堀好敏 217
『ドンが聞こえなかった人々』の出版 豆塚猛 223
コラム 長崎の被爆者証言案内 山口響 229
解説 長崎原爆の証言と記録 新木武志 233 |
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5 被爆者調査
ガイド 「被爆者調査」の聞き取りについて 中尾麻伊香 246
被爆体験とABCC職員としての日々 大串康隆 248
終わらない原爆後障害とともに 朝長万左男 253
被爆者のデータ解析と資料保存に携わって 三根眞理子 262
長崎での被爆者調査に参加して 濱谷正晴 267
長崎での被爆者調査と平和研究 髙橋眞司 274
解説 長崎の被爆者調査 新木武志 279 |
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6 平和教育運動
ガイド 「平和教育運動」の聞き取りについて 山口響 291
被爆教師の会を設立する 築城昭平 292
教科教育と平和教育 森口正彦 299
解説 長崎の平和教育運動 新木武志 307 |
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第2部 資料調査報告 |
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1 資料調査
第2部 資料調査報告の概要 320
アンケートまとめ 長崎の団体が所蔵する資料 322
長崎原爆資料館 330
爆心地復元の原資料 浦上キリシタン資料館の場合[岩波智代子] 338
岡まさはる記念長崎平和資料館[崎山昇] 344
長崎県被爆者手帳友の会 348
長崎市婦人会[国武雅子] 349
真宗大谷派九州教区長崎教務支所 354 |
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2 主な資料群
渡辺千恵子氏関係資料の紹介 1950年代中期 第2回原水禁世界大会前後 358
長崎原爆被災者協議会資料調査の現状 資料紹介をかねて 384
鎌田・川崎資料 396
内田伯資料 398 |
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403 |
あとがき 木永勝也 |
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415 |
編者略歴 |
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414 |
索引 |
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止
宇吹メモの中のナガサキ(1985・86)
年月日 |
事項<敬称略> |
1985 |
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0628 |
広島・長崎両大学懇親会.於全日空ホテル. |
1126 |
広島駅発ひかり71号、博多10:01着-かもめ5号-12:38長崎着。秦野、石田と長崎調査。国際文化会館へ。 |
1127 |
長崎県立図書館.西村係長・森に話を聞く。朝日・毎日・読売の長崎市内版の原爆関係連載調査。森に市内を案内してもらう.吉宗で夕食. |
1129 |
長崎国際文化会館で調査。4時10分-40分。、被爆者の店で山口仙二に会う. |
1130 |
長崎国際文化会館で調査。 |
1201 |
長崎県立図書館で新聞を閲覧。 |
1203 |
長崎県立図書館調査で新聞を閲覧。 |
1204 |
長崎県立図書館で新聞を閲覧。 |
1205 |
長崎発。 |
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1986 |
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0204 |
長崎新聞入手のため長崎県立図書館・石田コピーサービス・長崎新聞社・会計係長に連絡. |
0625 |
橘(広島・長崎平和基金)来所.湯崎資料整理. |
1112 |
長崎調査。15日まで。 |
止
広島平和文化センター主催「長崎原爆犠牲者慰霊の会」2003年~<作業中>
回 |
年 |
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1 |
2003 |
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2 |
2004 |
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3 |
2005 |
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4 |
2006 |
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5 |
2007 |
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6 |
2008 |
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7 |
2009 |
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8 |
2010 |
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9 |
2011 |
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10 |
2012 |
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11 |
2013 |
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12 |
2014 |
会場:原爆資料館。参列者約50人 |
13 |
2015 |
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14 |
2016 |
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15 |
2017 |
会場:原爆資料館。参列者約100人 |
16 |
2018 |
会場:原爆資料館。参列者約30人 |
17 |
2019 |
会場:原爆資料館。参列者約100人 |
18 |
2020 |
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2021 |
新型コロナウィルス感染拡大のため中止 |
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2022 |
会場:原爆資料館。参列者約50人 |
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止
長崎被爆者団体一覧表
団 体 の 名称等 |
設 立 年 月 |
主 な 事 業 内 容 |
長崎原爆被災者協議会(一般財団法人) |
19560623設立
19630529財団法として認可
20140401一般財団法人として認可
|
・「ふたたび被爆者をつくらせない」ために核兵器廃絶
の実現をめざす
・日本政府に「核兵器禁止条約」の批准を求める
・国家補償の被爆者援護法をめざす
・戦争に反対し、平和な世界の実現をめざす
・原爆被害の実相を国の内外へ伝える
・「原発ゼロとエネルギー政策の転換」を求める
・「被爆体験者」への支援をおこなう
・被爆2世、3世の対策の強化をはかる |
長崎原爆遺族会 |
|
・原子爆弾被爆の実相の継承
・核兵器廃絶に適う世界平和実現へ。核ゼロにするた
め、世界の人々の役に立つ知見の共有化を求めて、努
力する。
・被爆者への援護施策の改善と相談・支援・絆の強化。
・原爆死没者の遺族や二・三世、体験者、在外被爆者等
への対策の確立。
・あの日と未来のために!原爆遺構の世界遺産登録に他
の団体と協力、努力する。 |
長崎県被爆者手帳友の会 |
19670618 |
・国家補償の原則を求め、被爆者援護法の充実
・被爆者の相互扶助・親睦を図り、明るい市民生活を促
進
・被爆者の社会的、経済的地位の確立
・被爆二世、三世対策の強化
・被爆「体験者」の支援
・核兵器廃絶、恒久平和実現のための国際交流 |
長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会 |
19750129 |
・被爆者援護法の国家補償法への改正
・被爆者医療援護、生活補償の拡充
・原爆症認定、在外被爆者、「被爆体験者」など被爆者
問題の抜本的解決
・被爆二・三世対策の確立
・「核兵器禁止条約」の締結、核廃絶、脱原発(省エネ
を基本に、自然エネルギーを基幹エネルギーへ)
・反戦・平和・護憲、人権と民主主義の確立
・安保法制の廃止、立憲主義の回復 |
長崎県被爆者手帳友愛会 |
1979 |
・核兵器廃絶と世界平和の確立
・拡大地域の処遇の改善要求(12km以内の未指定地域を
被爆地域に)
・被爆者援護法を国家補償の精神に基づいた援護法に
・被爆二世の健康診断の充実(ガン検診の実施を)
・被爆した親の影響を受けて発病したものと思われる病
気については被爆者と同等の取り扱いをすること
・被爆認定の距離的条件を撤廃 |
長崎原爆被爆者の会 |
200004 |
・高齢化する被爆者援護の充実
・核廃絶と世界平和の実現
・被爆者の社会的、経済的地位の確立
・被爆二世定期健診の充実と施策強化
・被爆者の相互扶助と親睦 |
長崎県原爆被爆者島原半島
連合会 |
199705 |
・核兵器廃絶と世界平和の確立
・被爆者援護法の充実強化
・被爆者の保健・医療・福祉の充実
・被爆実態の調査研究と啓発活動の促進
・被爆者のための文化向上と生活相談
・被爆二・三世の定期健診の法制化と医療費の国庫負担 |
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出典:長崎市│原爆被爆者対策事業概要 (nagasaki.lg.jp)
止
『タブーへの挑戦ー本島(長崎市長)発言に市民は…』(言論の自由を求める長崎市民の会編・刊、19890815)
内容
頁 |
項目 |
備考 |
001 |
刊行にあたって(岩松繁俊) |
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009 |
呼びかけ人から寄せられた手紙 |
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026 |
座談会(言論の自由を求める市民の会)「本島発言の波紋―市民の会の4か月」 1989年5月1日 |
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高實康稔・ |
041 |
37万署名に添えられた手紙(永田正俊編) |
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074 |
本島市長の”叫び”(中野清) |
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078 |
天皇報道と言論の自由に関する声明 ~2・24~ 大喪の礼を前にして |
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1989年2月20日 長崎マスコミ文化共闘会議(長崎新聞労組、日放労長崎分会、長崎放送労組・テレビ長崎労組) |
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079 |
「大喪の礼」報道に関する要請 |
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1989年2月10日 長崎マスコミ文化共闘会議(長崎新聞労組、日放労長崎分会、長崎放送労組・テレビ長崎労組) |
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080 |
2・24 長崎 自由に語ろう天皇制 -おんなの井戸端会議- |
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市民有志131人と「市民週間」/「市民の会」結成と第2次署名運動/初の街頭署名と集約作業/自由に語ろう天皇制/「大喪の礼」当日のマラソン集会/大嘗祭までは活動を!?/署名を本島市長に提出 |
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086 |
ドキュメント”市民の会”(宮川淑子) |
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100 |
本島発言をめぐる経過(文責 三岳寛之) |
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1988年12月7日~ 1989年04月28日 |
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110 |
あとがき |
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止
長崎市民平和憲章
私たちのまち長崎は、古くから海外文化の窓口として発展し、諸外国との交流を通じて豊かな文化をはぐくんできました
第二次世界大戦の末期、昭和20年(1945年)8月9日、長崎は原子爆弾によって大きな被害を受けました。私たちは、過去の戦争を深く反省し、原爆被爆の悲惨さと今なお続く被爆者の苦しみを忘れることなく、長崎を最後の被爆地にしなければなりません。
世界の恒久平和は、人類共通の願いです。
私たち長崎市民は、日本国憲法に掲げられた平和希求の精神に基づき、民主主義と平和で安全な市民生活を守り、世界平和実現のために努力することを誓い、長崎市制施行100周年に当たりここに長崎市民平和憲章を定めます。
1。私たちは、お互いの人権を尊重し、差別のない思いやりにあふれた明るい社会づくりに努めます。
1。私たちは、次代を担う子供たちに、戦争の恐ろしさを原爆被爆の体験とともに語り伝え、平和に関する教育の充実に努めます。
1。私たちは、国際文化都市として世界の人々との交流を深めながら、国連並びに世界の各都市と連帯して人類の繁栄と福祉の向上に努めます。
1。私たちは、核兵器をつくらず、持たず、持ちこませずの非核三原則を守り、国に対してもこの原則の厳守を求め、世界の平和・軍縮の推進に努めます。
1。私たちは、原爆被爆都市の使命として、核兵器の脅威を世界に訴え、世界の人々と力を合わせて核兵器の廃絶に努めます。
私たち長崎市民は、この憲章の理念達成のため平和施策を実践することを決意し、これを国の内外に向けて宣言します,
平成元年3月27日 長崎市議会議決
被爆70周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典式次第
宇吹メモの中のナガサキ(1967~83)
年 |
月 |
日 |
事項<敬称略> |
1967 |
10 |
13 |
平戸口-平戸(松浦資料館)―平戸口―長崎―雲仙・雲仙荘泊-熊本.15日人吉. |
1968 |
01 |
19 |
佐世保 |
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1972 |
01 |
07 |
田原伯氏,長崎より帰り来室. |
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05 |
03 |
佐世保の隆文社へ『広島県史 原爆資料編』の出張校正. |
1973 |
07 |
17 |
自動車運転免許路上試験合格。25日交付。 |
1974 |
08 |
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原水爆禁止世界大会(長崎) |
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1976 |
06 |
05 |
長崎へ。長崎大学医学部記念体育館で長崎大学原医研と対抗バレー。観月荘泊。6日、第17回原爆後障害研究会。 |
1977 |
08 |
24 |
総合科学部長室.広島・長崎市長国連報告書作成に関する会議.今堀経過報告.湯崎・宇吹その他出席. |
1979 |
07 |
25 |
宇吹暁,栃木利夫『広島長崎の原爆災害』(広島市・長崎市原爆災害誌編年表(PP.488-496) |
1982 |
05 |
18 |
中国新聞社で吉元、大牟田、田原と会う。吉元、「広島・長崎手記全集出版要綱案」を提示。 |
1983 |
03 |
23 |
長崎大学資料センター,来所. |
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長崎調査(2015年8月9日~11日)
日 |
時刻 |
講堂 |
09 |
05:05 |
呉―05:46広島06:05―JR新幹線こだま821号 ―07:36博多07:54―特急かもめ7号―09:46浦上―(交通費片道9600円) |
09 |
10:35 |
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典。午前11時43分 閉式。 |
09 |
12: |
長崎原爆資料館。歴史民俗資料館「戦後70年を振り返る~戦時中のくらし展」 |
09 |
|
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館。被爆70周年体験記企画展「原子雲の下に生きて」。被爆70周年原爆死没者追悼企画「長崎・広島のあの日を忘れないで~映画・音楽・朗読とともに」。映画「妻の貌」(川本昭人監督)。 |
09 |
16:00 |
東横イン長崎駅前泊6375円。18:30杵屋長崎駅アミュプラザ店で夕食。 |
10 |
10 |
国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館=原爆体験記調査。 |
10 |
13:40 |
長崎大学医学部「原爆復興70周年記念事業 長崎医科大学原爆被災写真・資料展」。 |
10 |
14:41 |
皇上皇アミュプラザ長崎店で昼食。 |
10 |
15: |
長崎市立図書館。企画展「つながる、つたえる、ナガサキ・ヒロシマ」。 |
10 |
17:00 |
コンフォートホテル長崎泊5300円。17:50ゆめタウン夢彩都で夕食用購入。ホテルで食べる。 |
11 |
09:30 |
長崎県立図書館。「松尾あつゆきと小﨑侃」、「原爆文学展」。 |
11 |
10:22 |
長崎歴史文化博物館。「PIECE OF PEACE World Heritage Exhibit Built with Lego Brick」。宮島はあったが、原爆ドームなし。 |
11 |
11:52 |
長崎駅発特急かもめ92号ー17時帰宅。交通費12500円。 |
ヒロシマの歴史を残された言葉や資料をもとにたどるサイトです。