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閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記

『閃光の影で-原爆被爆者救護赤十字看護婦の手記』(日本赤十字社長崎県支部編・刊、19800809)

内容

貞明皇后御歌
4  久保勘一  (日本赤十字社長崎県支部支部長)発刊にあたって
6  坂井シズヨ (日本赤十字社長崎県支部看護婦同窓会会長)発刊をお祝いして
4 原爆被爆者救護の赤十字看護婦(県支部関係)の活動概要
8 原爆のつめあと
25 閃光の影で(手記集)
27 小川雄一郎 (日本赤十字社長崎県支部事務局長) 「あの日」の看護活動を後世に-<序文>
29 西田トシエ 原爆投下時の私
44 高原二三 耳の穴でうごめくウジで看護学生も卒倒
49 小川登喜子 ゴミ運搬車で遺体を
50 岸本静家 口の中にまでウジ虫が
55 中辻典子 髪が一度にガバッと抜け
56 中村スマ 取っても取ってもウジ虫が
57 山下フジエ 死んでいる母の乳房に
60 田川スミ子 全身やけどで無事出産
64 平野美津子 悪臭で食事もノドを通らず
65 米倉百合子 海水を薬品代わりに
67 深堀マサ子 父母の死をよそに救護活動
69 庄村幸子 「一人ぼっちの女の子もついに」
69 鬼島英子 アイゴー・アイゴー、朝鮮人の悲鳴が
71 田中鶴子 父・妹の遺体見つからず
73 佐原テル子 傷口いっぱいにウジ虫が
74 三島玉恵 戦争はいやだ!!
76 上別府ケイ 寝たまま母親の死体を見送る少年
78 角町一枝 前後の見分けがつかない顔
79 亀谷満代 外庭で毎日死体が焼かれ
80 市川富子 薄い血の患者は数時間で死亡
82 吉沢マサコ 夜中に飛び降り自殺した患者
86 麻生他代子 何日も死体を焼く炎が・・・
87 中村斗企子 二度とこんな看護はしたくない
88 林田サネ 一、二、三で死体をほうる
89 平サト 配給のミルクがおいしかった
90 吉田敦子 ローソクの灯で死体解剖
92 早川光子 変りはてた姉にすがって!!
94 山本秀子 毎日割バシでウジを取り
95 佐々木みつえ 生きながら腐敗
96 大久保キミヨ 原爆当日爆心地へ救護
100 石橋智栄子 大村海軍病院から救護に
103 松本レツ子 これからの人生を有意義に
104 松永マスエ 口々に「水、水を」と
105 浦川トシエ 私も原爆当日、爆心地に入った救護隊員
108 溝渕美代子 徹夜で七百余人の患者を治療
110 内田良子 当時の日誌から
112 福島マサエ 原爆患者に接して
113 森美代子 許せない非戦闘員への残虐
114 佐藤豊子 解剖の婦人の目玉がギョロリ
115 富田秀子 廊下まで患者がいっぱい
117 藤井澤江 病院の裏山に次々と葬る
118 曽我部喜美子 永井隆先生と焼け跡を見る
119 青木政美 まるで「お岩様」
120 長谷川和子 「看護婦さんゴザを」苦痛のため死を急ぐ患者
 124 浅本ちく 退院予定の士官が急死
124 野田よし子 死体のそばに書きかけの遺書
125 佐仲シゲノ 多かった背部一面のやけど
127 松本澄代 霊安室に山積みの死体
128 橋本延子 うれしかった尿が出たとき
129 北村ミヤ子 救護所でのわたしの思い出
130 浜崎ヨシノ 原爆の歌
133 「原爆被爆者救護」座談会 大久保キミヨ・岸本静家・松尾小夜子・吉富ミサヲ・米倉百合子
145 救護に活躍した赤十字看護婦(看護学生を含む)の名簿
 147  新興善国民学校救護所勤務
154 日本赤十字社第362救護班(大村海軍病院勤務)
156 日本赤十字社徳島県支部救護班(大村海軍病院勤務)
157 日本赤十字社佐賀県支部救護班(大村海軍病院勤務)
158 日本赤十字社第667救護班(佐世保海軍病院諫早分院勤務  小浜分院から配属)
160 日本赤十字社第914救護班(佐世保海軍病院諫早分院勤務  雲仙分院から配属)
162 仮編成第216兵站病院(長崎経済専門学校)
166 松田栄治 あとがき