「長崎市」カテゴリーアーカイブ

宇吹メモの中のナガサキ(1985・86)

宇吹メモの中のナガサキ(1985・86)

年月日 事項<敬称略>
1985
0628 広島・長崎両大学懇親会.於全日空ホテル.
1126 広島駅発ひかり71号、博多10:01着-かもめ5号-12:38長崎着。秦野、石田と長崎調査。国際文化会館へ。
1127 長崎県立図書館.西村係長・森に話を聞く。朝日・毎日・読売の長崎市内版の原爆関係連載調査。森に市内を案内してもらう.吉宗で夕食.
1129 長崎国際文化会館で調査。4時10分-40分。、被爆者の店で山口仙二に会う.
nagasaki-hibakushano
1130 長崎国際文化会館で調査。
1201 長崎県立図書館で新聞を閲覧。
1203 長崎県立図書館調査で新聞を閲覧。
1204 長崎県立図書館で新聞を閲覧。
1205 長崎発。
1986
0204 長崎新聞入手のため長崎県立図書館・石田コピーサービス・長崎新聞社・会計係長に連絡.
0625 橘(広島・長崎平和基金)来所.湯崎資料整理.
1112 長崎調査。15日まで。

 

原爆被害の実相-長崎レポート 長崎原爆被害総合報告1977

『原爆被害の実相-長崎レポート 長崎原爆被害総合報告1977』(NGO被爆問題国際シンポジウム長崎準備委員会、19770730)

内容

巻頭言
核兵器廃絶に向かって 具島兼三郎 1
世界平和への大きな指針 諸谷義武 2
国際連合への要請 広島市長・長崎市長 3
 原爆被害の全体像にどう迫るか 7
1 原爆による物理的破壊
1. 原爆のエネルギー 9
2. 爆風の威力 10
3. 熱線の威力 14
4. 爆風と熱線と火災による総合的被害 17
5. 放射能の威力 23
5-1 初期放射線 24
5-2 残留放射線 28
5-3 放射線の植物への影響 29
6. 原爆による死傷者数 31
7. 被爆当日の気象 33
(参考文献)41
2 原子爆弾による身体的障害
1. 概説 44
2. 急性原爆症について
2-1 急性期 46
2-2 亜急性期 47
2-3、4 亜慢性期および慢性期 49
3. 後障害
3-1 ケロイド 50
3-2 眼障害 51
3-3 血液疾患 57
3-4 悪性腫瘍 60
3-5 老化現象 62
3-6 精神神経障害 63
3-7 若年期被爆者の障害 64
3-8 胎内被爆による障害 66
3-9 遺伝的影響 68
4. 長崎原爆医療史 70
(長崎文献)78
3 長崎における原爆と人間
1. 長崎原爆とは何か-アプローチと全体像 82
2. 長崎原爆をめぐる社会的政治的諸問題
2-1 なぜ原爆は投下されたのか 84
2-2 なぜアメリカは長崎を投下地に選択したか 86
2-3 なぜ8月9日、外国人たちが長崎にいたか 89
3. 原爆による社会の崩壊
3-1 住居、家屋等の物理的被害 91
3-2 人的被害 92
3-3 家族崩壊と世代形成への打撃 94
3-4 地域社会の崩壊と生活資源の破壊 96
3-5 被爆者一般調査にみる社会の崩壊 98
4. 原爆による生活の破壊
4-1 生命の破壊 101
4-2 生活の場・生活資材の破壊 104
4-3 身体の障害と健康の阻害 105
4-4 家庭生活への影響 107
4-5 生活力・労働力の喪失と減退 108
4-6 被爆者の生活記録 110
5. 被爆者の精神的苦悩
5-1 被爆者の精神的苦悩をどう認識するか 113
5-2 被爆者の 否定 意識 113
5-3 被爆者の意識の前進 116
6. 表現活動に見る長崎の被爆意識 117
7. 被爆者の住宅づくり・まちづくり
7-1 重度被爆者の住宅づくり 124
7-2 平和都市建設への課題と展望 130
8. 長崎における被爆者の運動
8-1 被爆者運動の胎動と初期原水禁運動 135
8-2 原水禁運動・被爆者運動の試錬期 138
8-3 被爆者運動の到達点と課題 141
4 原爆と平和教育
1. 現代の平和教育 142
2. 平和教育の歴史
2-1 長崎における平和教育運動の経過 145
2-2 日本の教科書における原爆記述の変遷 149
2-3 学校教育における平和児童文化の教材化 157
2-4 爆心地付近の学校実践 160
2-5 長崎市における平和教育の実態 163
2-6 修学旅行団の対する体験談を通しての平和教育の実践 164
2-7 学校教育の実践例 167
3. 平和教育の視点とカリキュラム
3-1 小学校における平和教育の視点とカリキュラム 174
3-2 中学校平和教育の視点 176
3-3 高等学校における平和教育の視点カリキュラム 176
4. 家庭と社会における平和教育
4-1 被爆証言運動の歩みと現状 182
4-2 原爆資料収集、研究、展示の諸活動 184
4-3 長崎国際文化会館の活動 185
4-4 親子文集・読書・映画・絵図展・追悼碑建立等の諸活動 187
5 長崎におけるマスメディアの活動
1. 原爆報道とマスメディア 189
2. 長崎新聞-被爆県紙としての課題を背負って 191
3. 共同通信-原爆企画の主なもの 195
4. 長崎放送-「長崎原爆」報道活動について 198
5. KTN-長崎問題報道年表 205
6. NHK長崎放送-原爆問題への取組み 208
7. 長崎原爆関係文献一覧 216
6 長崎における被爆者の実情-調査報告 222
1. 被爆者調査報告の目的と意義 222
2. 被爆者一般調査報告
2-1 今回調査の概要 223
2-2 問「被爆による不利」への回答例 224
2-3 被爆による不利の全体像 226
2-4 被爆者の「人間回復」のための社会的条件とは何か-失対労働者群にみる 226
2-5 問「被爆者としての要求や訴え」への回答例 229
3. 被爆者医学調査報告
3-1 調査目的 236
3-2 とりくみの経過 236
3-3 医学調査集計結果 236
3-4 医学調査結果の特徴と問題点 238
3-5 医学調査・事例報告 239
4. 被爆者生活史調査 241
(証言-事例研究篇)
原爆被爆者の32年-生活史調査における証言記録 243
4-1 石本秋男さんの場合-疎外と逃避をのりこえて 244
4-2 永瀬和子さんの場合-病気と差別、貧困にたえる 249
4-3 松尾敦之さんの場合-妻子を奪い私のナカにもえる原爆 255
4-4 小佐々八郎さんの場合-被爆から反被爆、被爆者運動へ 262
4-5 中村順さんの場合-どん底からの証言と告発 267
4-6 田島治太夫さんの場合-連合軍捕虜たちとともに被爆して 274
4-7 崔季*さんの場合-釜山から長崎へ、国境を越える怒りと愛 279
今後の課題―被爆体験の思想化と継承  鎌田定夫286
(付) 長崎原爆関係年表 288
(あとがき)1977年7月25日 鎌田定夫(編集委員会代表)
NGO国際シンポジウム長崎準備委員会 312
 sinpobkn19770730

長崎原爆犠牲者慰霊の会

広島平和文化センター主催「長崎原爆犠牲者慰霊の会」2003年~<作業中

1 2003
2 2004
3 2005
4 2006
5 2007
6 2008
7 2009
8 2010
9 2011
10 2012
11 2013
12 2014 会場:原爆資料館。参列者約50人
13 2015
14 2016
15 2017 会場:原爆資料館。参列者約100人
16 2018 会場:原爆資料館。参列者約30人
17 2019 会場:原爆資料館。参列者約100人
18 2020
2021 新型コロナウィルス感染拡大のため中止
2022 会場:原爆資料館。参列者約50人

長崎被爆者団体一覧表

長崎被爆者団体一覧表

団 体 の 名称等 設 立 年 月  主 な 事 業 内 容
 長崎原爆被災者協議会(一般財団法人)  19560623設立

19630529財団法として認可

20140401一般財団法人として認可

 

 ・「ふたたび被爆者をつくらせない」ために核兵器廃絶
の実現をめざす
・日本政府に「核兵器禁止条約」の批准を求める
・国家補償の被爆者援護法をめざす
・戦争に反対し、平和な世界の実現をめざす
・原爆被害の実相を国の内外へ伝える
・「原発ゼロとエネルギー政策の転換」を求める
・「被爆体験者」への支援をおこなう
・被爆2世、3世の対策の強化をはかる
 長崎原爆遺族会  ・原子爆弾被爆の実相の継承
・核兵器廃絶に適う世界平和実現へ。核ゼロにするた
め、世界の人々の役に立つ知見の共有化を求めて、努
力する。
・被爆者への援護施策の改善と相談・支援・絆の強化。
・原爆死没者の遺族や二・三世、体験者、在外被爆者等
への対策の確立。
・あの日と未来のために!原爆遺構の世界遺産登録に他
の団体と協力、努力する。
 長崎県被爆者手帳友の会 19670618  ・国家補償の原則を求め、被爆者援護法の充実
・被爆者の相互扶助・親睦を図り、明るい市民生活を促

・被爆者の社会的、経済的地位の確立
・被爆二世、三世対策の強化
・被爆「体験者」の支援
・核兵器廃絶、恒久平和実現のための国際交流
 長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会 19750129  ・被爆者援護法の国家補償法への改正
・被爆者医療援護、生活補償の拡充
・原爆症認定、在外被爆者、「被爆体験者」など被爆者
問題の抜本的解決
・被爆二・三世対策の確立
・「核兵器禁止条約」の締結、核廃絶、脱原発(省エネ
を基本に、自然エネルギーを基幹エネルギーへ)
・反戦・平和・護憲、人権と民主主義の確立
・安保法制の廃止、立憲主義の回復
 長崎県被爆者手帳友愛会  1979  ・核兵器廃絶と世界平和の確立
・拡大地域の処遇の改善要求(12km以内の未指定地域を
被爆地域に)
・被爆者援護法を国家補償の精神に基づいた援護法に
・被爆二世の健康診断の充実(ガン検診の実施を)
・被爆した親の影響を受けて発病したものと思われる病
気については被爆者と同等の取り扱いをすること
・被爆認定の距離的条件を撤廃
 長崎原爆被爆者の会  200004  ・高齢化する被爆者援護の充実
・核廃絶と世界平和の実現
・被爆者の社会的、経済的地位の確立
・被爆二世定期健診の充実と施策強化
・被爆者の相互扶助と親睦
 長崎県原爆被爆者島原半島
連合会
 199705  ・核兵器廃絶と世界平和の確立
・被爆者援護法の充実強化
・被爆者の保健・医療・福祉の充実
・被爆実態の調査研究と啓発活動の促進
・被爆者のための文化向上と生活相談
・被爆二・三世の定期健診の法制化と医療費の国庫負担

出典:長崎市│原爆被爆者対策事業概要 (nagasaki.lg.jp)

タブーへの挑戦ー本島(長崎市長)発言に市民は…

『タブーへの挑戦ー本島(長崎市長)発言に市民は…』(言論の自由を求める長崎市民の会編・刊、19890815)

内容

項目 備考
001 刊行にあたって(岩松繁俊)
009 呼びかけ人から寄せられた手紙
026 座談会(言論の自由を求める市民の会)「本島発言の波紋―市民の会の4か月」 1989年5月1日
高實康稔・
041 37万署名に添えられた手紙(永田正俊編)
074 本島市長の”叫び”(中野清)
078 天皇報道と言論の自由に関する声明  ~2・24~ 大喪の礼を前にして
 1989年2月20日 長崎マスコミ文化共闘会議(長崎新聞労組、日放労長崎分会、長崎放送労組・テレビ長崎労組)
079 「大喪の礼」報道に関する要請
  1989年2月10日 長崎マスコミ文化共闘会議(長崎新聞労組、日放労長崎分会、長崎放送労組・テレビ長崎労組)
080 2・24 長崎 自由に語ろう天皇制 -おんなの井戸端会議-
 市民有志131人と「市民週間」/「市民の会」結成と第2次署名運動/初の街頭署名と集約作業/自由に語ろう天皇制/「大喪の礼」当日のマラソン集会/大嘗祭までは活動を!?/署名を本島市長に提出
086 ドキュメント”市民の会”(宮川淑子)
100 本島発言をめぐる経過(文責 三岳寛之)
 1988年12月7日~ 1989年04月28日
110 あとがき

 

長崎市民平和憲章

長崎市民平和憲章

私たちのまち長崎は、古くから海外文化の窓口として発展し、諸外国との交流を通じて豊かな文化をはぐくんできました

第二次世界大戦の末期、昭和20年(1945年)8月9日、長崎は原子爆弾によって大きな被害を受けました。私たちは、過去の戦争を深く反省し、原爆被爆の悲惨さと今なお続く被爆者の苦しみを忘れることなく、長崎を最後の被爆地にしなければなりません。

世界の恒久平和は、人類共通の願いです。

私たち長崎市民は、日本国憲法に掲げられた平和希求の精神に基づき、民主主義と平和で安全な市民生活を守り、世界平和実現のために努力することを誓い、長崎市制施行100周年に当たりここに長崎市民平和憲章を定めます。

1。私たちは、お互いの人権を尊重し、差別のない思いやりにあふれた明るい社会づくりに努めます。

1。私たちは、次代を担う子供たちに、戦争の恐ろしさを原爆被爆の体験とともに語り伝え、平和に関する教育の充実に努めます。

1。私たちは、国際文化都市として世界の人々との交流を深めながら、国連並びに世界の各都市と連帯して人類の繁栄と福祉の向上に努めます。

1。私たちは、核兵器をつくらず、持たず、持ちこませずの非核三原則を守り、国に対してもこの原則の厳守を求め、世界の平和・軍縮の推進に努めます。

1。私たちは、原爆被爆都市の使命として、核兵器の脅威を世界に訴え、世界の人々と力を合わせて核兵器の廃絶に努めます。

私たち長崎市民は、この憲章の理念達成のため平和施策を実践することを決意し、これを国の内外に向けて宣言します,

平成元年3月27日 長崎市議会議決

宇吹メモの中のナガサキ(1967~83)

宇吹メモの中のナガサキ(1967~83)

 月  日  事項<敬称略
1967 10 13 平戸口-平戸(松浦資料館)―平戸口―長崎―雲仙・雲仙荘泊-熊本.15日人吉.
1968 01 19 佐世保
 1972  01  07  田原伯氏,長崎より帰り来室.
  05   03  佐世保の隆文社へ『広島県史 原爆資料編』の出張校正.
1973 07 17 自動車運転免許路上試験合格。25日交付。
 1974  08  原水爆禁止世界大会(長崎)
 1976  06  05  長崎へ。長崎大学医学部記念体育館で長崎大学原医研と対抗バレー。観月荘泊。6日、第17回原爆後障害研究会。
 1977  08  24  総合科学部長室.広島・長崎市長国連報告書作成に関する会議.今堀経過報告.湯崎・宇吹その他出席.
1979 07 25 宇吹暁,栃木利夫『広島長崎の原爆災害』(広島市・長崎市原爆災害誌編年表(PP.488-496)
 1982  05  18  中国新聞社で吉元、大牟田、田原と会う。吉元、「広島・長崎手記全集出版要綱案」を提示。
 1983  03  23  長崎大学資料センター,来所.

 

長崎調査(2015年8月9日~11日)

長崎調査(2015年8月9日~11日)

時刻 講堂
09 05:05 呉―05:46広島06:05―JR新幹線こだま821号 ―07:36博多07:54―特急かもめ7号―09:46浦上―(交通費片道9600円)
09 10:35 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典。午前11時43分 閉式。
09 12: 長崎原爆資料館。歴史民俗資料館「戦後70年を振り返る~戦時中のくらし展」
09 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館。被爆70周年体験記企画展「原子雲の下に生きて」。被爆70周年原爆死没者追悼企画「長崎・広島のあの日を忘れないで~映画・音楽・朗読とともに」。映画「妻の貌」(川本昭人監督)。
09 16:00 東横イン長崎駅前泊6375円。18:30杵屋長崎駅アミュプラザ店で夕食。
10 10 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館=原爆体験記調査。
10 13:40 長崎大学医学部「原爆復興70周年記念事業 長崎医科大学原爆被災写真・資料展」。
10 14:41 皇上皇アミュプラザ長崎店で昼食。
10 15: 長崎市立図書館。企画展「つながる、つたえる、ナガサキ・ヒロシマ」。
10 17:00 コンフォートホテル長崎泊5300円。17:50ゆめタウン夢彩都で夕食用購入。ホテルで食べる。
11 09:30 長崎県立図書館。「松尾あつゆきと小﨑侃」、「原爆文学展」。
11 10:22 長崎歴史文化博物館。「PIECE OF PEACE World Heritage Exhibit Built with Lego Brick」。宮島はあったが、原爆ドームなし。
11 11:52 長崎駅発特急かもめ92号ー17時帰宅。交通費12500円。