「書誌2002」カテゴリーアーカイブ

書誌2002一覧

書誌2002一覧

書名 編著者 発行所 所蔵
a201 五発の原爆 三野 正洋 光人社
a20120 世界の放射線被曝地調査 高田純 講談社 5
a20126 「平和の世紀」の大道-21世紀の世界と日本を見つめて-池田名誉会長が語る 池田大作 聖教新聞社 5
a20133 第29回全国平和教育シンポジューム報告集 日本平和教育研究協議会 5
a20315 季刊戦争責任研究NO.35 特集 「つくる会」教科書問題の今後 日本の戦争責任資料センター 5
a20333 日本人の生命を守った男 GHQサムス准将の闘い 二至村菁/著 講談社 5
a20333 1999~2001年度地域での戦争・被爆体験聞き取り調査と異文化理解 広島城北中・高等学校社会問題研究部 5
a20415 北海道修学旅行ハンドブック-学び・調べ・考えよう 平和・国際教育研究会 平和文化 5
a20420 地平線32号 5
a20430 長崎平和研究No.13 長崎平和研究所 5
a20433 思い出はめぐりて 内田欽太郎/著 文芸社 5
a205 中国人強制連行 杉原達/著 岩波書店
a20503 長崎修学旅行ハンドブック-学び・調べ・考えよう 平和・国際教育研究会 平和文化 5
a20507 碧空-「大牟田稔さんをしのぶ会」報告・追悼集 海老根勲(編集人) 大牟田稔さんをしのぶ会 5
a20509 アジア研究半世紀の軌跡-今堀誠二遺稿集 今堀百合子編 今堀百合子 5
a20603 中国人強制連行 西成田 豊 東京大学出版会 5
a20615 季刊戦争責任研究NO.36 特集 靖国問題と戦没者追悼 日本の戦争責任資料センター 5
a20615 アメリカ映画と占領政策 谷川建司著 京都大学学術出版会
a20707 いしゅたる 第17号 堀場清子 いしゅたる社 5
a20715 季刊あ・の・と 通刊第7号 渓水社 5
a20725 「原爆の図」-描かれた<記憶>、語られた<絵画> 小沢節子 岩波書店 5
a20733 ヒロシマに原爆がおとされたとき 大道あや/著 ポプラ社 5
a20733 原爆被爆者対策事業概要(平成14年版) 広島市社会局原爆被害対策部 5
a20733 生きる-被爆者の自分史 第3集 被爆者の自分史編集委員会 5
a20733 平和へのさざなみ 原爆の写真から生まれた中学生たちの詩 井尻富美代/編 日本放送出版協会 5
a208 原爆文学研究 1 原爆文学研究会 編 花書院
a20801 戦争国家体制づくりのもとでの非核港湾運動-広島港を非核の海に 本藤修 非核の政府を求める広島の会・非核の呉港を求める会 5
a20806 せこへい-平和をつくる子どもたち 世界の子どもの平和像を広島につくる会編 部落問題研究所 5
a20806 在日として被爆者として-ある民族教師の生涯 朱磧 朱先生「自分史」編集委員会 5
a20833 孫たちへの証言 第15集 福山琢磨/企画・制作編 新風書房 5
a20833 広島市立中学一年一組・原爆の生き残り者の 佐藤 任 出帆新社 5
a20915 季刊戦争責任研究NO.37 特集 戦没者追悼をめぐって 日本の戦争責任資料センター 5
a20915 ひろしま女性平和学試論-核とフェミニズム 加納実紀代 家族社 5
a20915 フェミニズムから見たヒロシマ-戦争犯罪と戦争という犯罪のあいだ 上野千鶴子 家族社 5
a21033 武力紛争における劣化ウラン兵器の使用 篠田英朗 広島大学平和科学研究センター 5
a21101 森下清鶴書作品集 5
a21111 日本近代女性運動史-広島県を中心にして 今中保子 渓水社 5
a21115 続・国連憲章・国際法を学ぼう 森田俊男(著)、平和・国際教育研究会(編) 平和文化 5
a21125 人類共存の哲学 庄野直美 日本図書センター 5
a21133 アメリカ社会科における国家安全保障学習の展開と構造 池野範男・橋本康弘・渡部竜也 広島大学平和科学研究センター 5
a21211 茜 増岡敏和詩集 増岡敏和 十二舎 5
a21215 季刊戦争責任研究NO.38 特集 「慰安婦」問題の10年~その現段階と根本的解決に向けて~ 日本の戦争責任資料センター 5
a21220 日本の軍隊-兵士たちの近代史 吉田裕 岩波書店 5
a21233 15歳のナガサキ原爆 渡辺浩/著 岩波書店 5
a21333 長崎の鐘[ベンガル語訳] 5

 

原爆の図 描かれた「記憶」、語られた「絵画」

『原爆の図 描かれた「記憶」、語られた「絵画」』(小沢節子著、岩波書店、 20020725)

内容

はじめに
前史二人の画家
1 丸木位里水墨の自由
生い立ち―絵の世界との出会い/自己表現の術を求めて-社会主義運動への参加/水墨の発見とシュルレアリスム
2 赤松俊子 自己実現の物語
促される自立とセクシュアリティ/「女流画家」への道/ミクロネシア体験の意味/位里との出会いとモスクワ再訪
3 戦時下の画家夫婦
相互の影響とそれぞれの画業/太平洋戦争下の絵本
生成原爆の表象
1 広島へ、広島から
八月六日からの「距離」/「新しい時代」の政治と美術/裸体と群像-よみがえる記憶
2 二 描かれた被爆体験『ピカドン』と初期「原爆の図」
「体験」の集積(1)生者と死者の記憶/「体験」の集積(2)山端庸介の写真/記憶の器―小さな絵本と大きな絵本/破綻する構成と「リアリズム」
3 表現の力
裸体と女・子ども/小さきものへのまなざし/共同制作の意味
旅 人びととの出会い
1 「逆コース」のなかの全国巡回展
巡回展の実態/メディアとしての「原爆の図」/巡回展の担い手たち
2 語りのはたらきと「原爆の図」の大衆性
語りと祈り/「焼け死んだややこ」の話/母子像と少女像の浮上/せめぎあう大衆意識
3 平和運動と中期「原爆の図」
占領の終結と「原爆の図」の変化/消された富士山―迷走するナショナリズム/批判と共感
4 世界巡回展の光と影
ミッシング・リンクとしての世界巡回展/旅路の果て-母の死
展開二 十世紀の体験を描く
「原爆の図」の帰国と制作の再開/アメリカ展の衝撃/後期「原爆の図」の物語/世紀を超えて-「原爆の図」の発見
あとがき

III …143