「06 書誌」カテゴリーアーカイブ

メイド イン 東南アジア 現代の『女工哀史』

『メイド イン 東南アジア 現代の『女工哀史』』(塩沢美代子、岩波ジュニア新書、19830420)

内容

まえがき
思いがけない発見ーマリちゃんの宿題から
1 社会科の宿題
2 ヨッちゃんのブラウスができるまで
3 おばさんの話
『女工哀史』の時代―地獄のような工場
近代的な工場のなかで―仕事はらくになったか
1 太平洋戦争が終わって
2 紡績女子労働者の一日
3 女子労働者のたたかい
4 紡績工場に働きつづけて30年
5 超近代的なテレビ組立工場で
6 工場で働くお母さんたち
現代の『女工哀史』-日本の繁栄とアジアの苦しみ―
1 アジアと日本
2 小さな国際会議
3 失われた美しい浜辺(フィリピン)
4 夢の島から電子工業地帯(マレーシア)
5 出来高払いに苦しむ縫製労働者(香港)
6 「団結」を目指しての語らい(タイ)
7 たたかう繊維労働者(韓国)
やがて働くあなたへ

アカデミー賞 オスカーをめぐる26のエピソード

『アカデミー賞 オスカーをめぐる26のエピソード』(川本三郎、中央新書、19900325)

内容

003 フォンダ父娘のオスカー・オディッセイ
012 「もらって当然だと思うわ」
022 「欠席」ばかりのキャサリン・ヘプバーン
028 アカデミー賞の誕生
036 オスカー像
045 フランク・キャプラの屈辱と栄光
054 オスカーに引き裂かれた姉妹
063 オスカーをとれなかった人々
078 2つのミスジャッジ
087 ジョーン・クロフォードの復讐
095 ボス支配からの独立
104 アカデミー賞を拒否した2人の名優―ジョージ・C・スコットとマーロン・ブランド
112 欠席した大物たち
123 オスカー・ハンターたち
130 エリザベス・テーラーとオスカー
137 バーブラの敗北
145 オスカーの犠姓者たち
153 悪魔の声のたたり
160 アル中演技で受賞
166 コメディに冷たいアカデミー賞
173 オスカー効果
183 イギリスの侵略
191 外国人の受賞者たち
200 赤狩り時代のオスカー
211 授賞式はファッション・ショー
222 名スピーチ
233 あとがき
238 アカデミー賞主要6賞受賞者・受賞作品一覧

民族と国家―イスラム史の視覚から

『民族と国家―イスラム史の視覚から』(山内昌之、岩波新書、19930120)

内容

はじめに
1 イメージとしての民族と国家―レコンキスタから冷戦終了まで
1 湾岸戦争とボスニア=ヘルツエゴヴィナ内戦
2 神話・象徴複合としての民族
3 二つのナショナリズム
2 イスラム史のなかの民族―ムスリムと啓典の民
1 イスラムにおける民族の系譜
2 レンズを通して見た非イスラム世界
3 ムスリム・キリスト教徒・ユダヤ教徒
4 中東とヨーロッパのキリスト教
3 パックス・オットマニカ―ミッレト制による「諸民族の平和」
1 オスマン帝国とアラブ独立王朝
2 ボスニア=ヘルツエゴヴィナのイスラム化
3 イスラム国家とヨーロッパ
4 他民族と平和共存
4 愛国心か、ナショナリズムか―ムスリムの見た外国と異民族
1 ヨーロッパのなかのイスラム
2 国名のない国家
3 フランス革命とオスマン帝国
5 ムハンマド対マルクスー資本主義・労働運動・民族問題
1 クウェートとサウディ・アラビア」の原型
2 「アラブ国家」か、エジプト国家か
3 民族問題と経済問題
4 民族モザイクの変容
5 バルカンの労働運動とアナトリアのアルメニア問題
6 「高貴な民」の目覚め―アラブ人とトルコ人
1 ミレットから民族へ
2 「高貴な民」としてのアラブ
3 イスラムから生まれたアラブ意識
4 預言者の正系とアラビアのロレンス
5 中央集権化対地方分権化
7 イスラム帝国の終焉―国民国家に向かって
1 植民地分割か、国民国家の成立か
2 エジプト・ナショナリズムの開花
3 ムスリムからつくられたトルコ人
4 イスラムと複合アイデンティティ
5 ユーゴスラヴィアの「ムスリム人」
民族と国家のリアリズム―構造と神話

オリンピックと放送

『オリンピックと放送』(西田善夫、丸善出版、19910920)

内容

「ザ・シティ・オブ・ナガノォ~」=1998年冬季オリンピック、長野開催決まる
1 日本の戦後初参加のオリンピック—1952年冬・オスロ、夏・ヘルシンキ
2 初めて聞いた冬季オリンピック放送—イタリア、コルチナ・ダンペッツォ
3 仕事として聞くオリンピック放送
4 1964年・東京オリンピックの年
5 東京オリンピックの準備取材
6 アナウンサーのメンバーチェンジ
7 カラー放送で見る海外のオリンピック放送—1968年・冬季グルノーブル大会
8 NHKも参加した放送オリンピック—メキシコ大会
9 1972年・サッポロ・オリンピック
10 オリンピック都市が出来ていた—1972年・ミュンヘン・オリンピック
11 ふたりに金メダルをやれないものか—千分の二秒差・男子400メートル個人メドレー決勝
12 新しいスポーツ、カヌースラローム—見たことがない種目の初放送
13 「ここで撮影していいですか」—金メダルへの第一歩、ウェツェル夫妻のアリフレックス
14 「松平監督から聞いた第一報」—パレスチナ・ゲリラ事件の発生
15 チロル地方の古典劇場—インスブルック・オリンピック開会式
16 1976年・夏季モントリオール・オリンピック大会
17 「アデュー・モントリオール、ビアント・モスコウ」—モントリオール大会の閉会式
18 1980年・冬季レークプラシッド大会
19 「この際、私も立ち上がります……」—氷上の奇跡、アイスホッケー米ソ決戦
20 1980年・夏季モスクワ・オリンピック大会
21 1984年・冬季サラエボ・オリンピック大会
22 ロサンゼルス二度目のオリンピック
23 1988年・冬季カルガリー・オリンピック大会
24 オリンピックが平和を保つ—1988年・ソウル・オリンピック
25 オリンピック、私の夢

博覧会の政治学

『博覧会の政治学 まなざしの近代』(吉見俊哉、中央公論社、19920925)

内容<作業中

博覧会という近代
1 水晶宮の誕生
2 博覧会都市の形成
3 文明開化と博覧会
4 演出される消費文化
5 帝国主義の祭典
6 変容する博覧会空間
 1  大阪万博という「お祭り」
2 マス・メディアによる大衆動員
3 企業パビリオンと「未来都市」
4 コマーシャリズムのなかの「未来」
5 万国博からテーマパークへ
博覧会と文化の政治学
1 帝国主義、消費社会、大衆娯楽
2 権力装置としての博覧会
3 スペクタルの社会理論に向けて
あとがき

昭和時代年表

『昭和時代年表 岩波ジュニア新書11』(中村政則編著、岩波書店、19860620)

内容<作業中

まえがき
(1926-1944) 不景気から戦争へ
  1926年(昭和元)
 明治の近代化
大正デモクラシー
昭和の開幕
未入力
 ポツダム宣言受諾
(1945-1959) 戦後民主主義の出発
   1945年(昭和20)
 戦争末期
ポツダム宣言受諾
 民主化改革はじまる
荒廃の国民生活
   1946年(昭和21)
 天皇の「人間宣言」
ヤミとインフレのなかで
高まる大衆運動・労働運動
財閥解体・農地改革
   1947年(昭和22)
2・1スト禁止
社会党第一党に
新憲法のもとで
経済の再建
   1948年(昭和23)
占領政策の方向転換
昭電疑獄事件
極東軍事裁判判決
経済安定9原則
   1949年(昭和24)
民主自由党の圧勝
ドッジ・プランとシャウプ勧告
定員法と下山・三鷹・松川事件
1950年(昭和25)
全面講和か単独講和か
朝鮮戦争はじまる
レッド・パージ
1951年(昭和26)
マッカーサー解任
全面講和をもとめて
サンフランシスコ講和条約
 1 952年(昭和27)
独立は回復したか
破防法の上程
メーデー事件
1953年(昭和28)
バカヤロウ解散
池田・ロバートソン会談
企業集団の形成
1954年(昭和29)
造船疑獄
逆コースの本格化
乱闘国会
原水爆禁止署名運動
インドネシア戦争体験
吉田長期政権の崩壊
1955年(昭和30)
社会党の統一・保守合同
「うれうべき教科書の問題」
新しい力<バンドン会議、沖縄・北富士演習場・砂川、母親大会、婦人運動>
高度経済成長の開始
1956年(昭和31)
国連加盟、教育委員任命制、売春防止法の制定、沖縄祖国復帰運動、神武景気
1957年(昭和32)
日米新時代、東南アジア賠償、労働運動と正面対決、電化時代に向けて
1958年(昭和33)
勤評闘争、警職法改正反対闘争、ミッチー・ブーム
1959年(昭和34)
安保条約の改定をめぐって、三井・三池争議、岩戸景気
(1960-1972) 安保改定から高度経済成長へ
   1960年(昭和35)
 安保国会、激動の一か月、流血の惨事、新安保条約成立、安保闘争の反響、所得倍増計画
   1961年(昭和36)
嶋中事件、構造改革論と農業基本法、学力テスト、三無事件
  1962年(昭和37)
 高校全員入学運動
新産業都市と公害問題
江田ビジョン
 LT貿易
  1963年(昭和38)
憲法調査会
原水禁運動の分裂
松川事件最高裁判決
相次ぐ大事故
  1964年(昭和39)
世界の中の日本経済
東京オリンピック
政治情勢の変動
  1965年(昭和40)
「期待される人間像」
不況の到来
ベトナムと沖縄
日韓条約批准
  1966年(昭和41)
航空機事故
建国記念の日制定
政界の「黒い霧」事件
  1967年(昭和42)
沖縄の教公法案
革新都政の出発
資本の自由化
公害問題
沖縄返還をめぐって
 1968年(昭和43)
学園紛争
沖縄に革新主席誕生
 1969年(昭和44)
大学管理法
靖国法案
同和対策をめぐって
沖縄の72年返還決定
1970年(昭和45)
日本万国博覧会
言論出版妨害問題
青法協問題
公害問題
三島事件
1971年(昭和46)
米中接近
ドル・ショック
沖縄返還をめぐって
環境庁の発足
1972年(昭和47)
沖縄県発足
田中内閣の成立
広がる革新自治体
上野動物園にパンダ
(1973-1989) 国際化時代の日本
1973年(昭和48)
ベトナム和平とデタント
石油危機と買いしめ騒ぎ
金大中事件
1974年(昭和49)
狂乱物価と大企業批判
田中金脈問題と三木内閣成立
高度経済成長の終焉
1975年(昭和50)
混迷のもとでの減量経営
労働運動は「冬の時代」へ
天皇訪米の波紋
国際婦人年
  1976年(昭和51)
 ロッキード事件と田中前首相逮捕
 「三木おろし」と福田内閣の誕生
 防衛費はGNPの1パーセント内に
 1977年(昭和52)
 対日批判のつよまり
 革新伸張にかげり
 原水禁運動統一
  1978年(昭和53)
 円高と「安定成長」
 「生活保護主義」の中での政治的無関心
 日本防衛協力ガイドライン
 自民党総裁予備選挙
  1979年(昭和54)
 技術革新で第二次石油危機をのりきる
 革新自治体の衰退
 大平内閣と一般消費税問題
   1980年(昭和55)
 デタントから新冷戦へ
 ハプニング解散と大平首相休止
 鈴木内閣と「和の政治」
  1981年(昭和56)
 臨調行革の開始
 高齢化社会のなかで弱者きりすて
 教科書検定の問題化
1982年(昭和57)
 アジアからの教科書批判
 鈴木退陣と中曽根内閣
 反核平和運動の高まり
 1983年(昭和58)
 「戦後政治の総決算」
 田中元首相の実刑判決
 ロッキード判決選挙
1984年(昭和59)
ひとさしゆびの自由
臨時教育審議会とブレーン政治
新人類の誕生?
1985年(昭和60)
戦後40年目の靖国神社公式参拝
新国家主義のつよまり
日航機墜落事故
男女雇用機会均等法
「国際化」と貿易摩擦のなかで
さくいん

語りつぐ戦後史(上)

『語りつぐ戦後史(上)』(鶴見俊輔〈対談・編集〉、講談社、19750815)

内容<作業中

7 久野収 戦後史への序曲
27 宮城音弥
43 家永三郎
63 南博士
81 丸山真男
111 磯野誠一
131 中村元
151 梅棹忠夫
169 大熊信行
191 渡辺彗
209 北山茂夫
231 望月衛
251 都留重人
271 林屋辰三郎
289 大久保忠利
307 大江精三
321 井上清
339 葦津珍彦
353 乾孝
367 清水幾太郎
389 奈良本辰也
415 遠山啓
429 羽仁五郎 8月15日に君は何をしていたか

シンポジウム 現代日本の思想 戦争と日本人

『シンポジウム 現代日本の思想 戦争と日本人』(三省堂、19671220)

内容<作業中>

戦争体験とはなにか
1 体験論
 経験と体験
体験の私性
戦争体験の継承
 マルキシズムにおける体験の問題
2 私たちの戦争体験
 橋川文三 戦時下の疎外感
 作田啓一 軍隊恐怖と国家の落丁
 上山春平 戦争と戦争体験―共同体と死
 多田道太郎 もろい存在感覚―ああいえばこういう主義
 日高六郎 疑問を抱きつつ―肥えたご主義
 鶴見俊輔 戦争体験がものを見る眼に
 山田宗睦 あまりにも理念的―死との予定調和
 安田武 耐えがたい屈辱の時代
庶民・知識人と戦争
1 報告
橋川文三 庶民の戦争体験について
 作田啓一 庶民の戦争体験について―『めもらぴりあ』を中心に
 安田武 知識人の戦争体験について―学徒兵を中心に
2 討論
支配層と戦争
1 報告
鶴見俊輔 支配層の戦争体験について―小泉信三を中心に
 追放免除申請調書
支配者意識の創出
信三の戦争観
思想のタガとしての明治国家
新渡戸稲造と小泉信三
2 討論
 家系と生い立ち
完璧な虚偽意識
皇太子の改造
体制の論理
戦後の家族と国家
戦争責任と支配体系の変革
参考文献
あとがき

平和をめざした科学者たち 原子力への道-科学者の研究と生き方 科学物語

『平和をめざした科学者たち 原子力への道-科学者の研究と生き方 科学物語』(伊藤博著、平和文化、19860707)

内容

原子の起源 11
思索の原子=デモクリトスの原子論12/原子論への批判14/四元素説15/科学的原子=ドルトンの原子論17
1 第1章 キュリー夫妻-原子力への道を開拓 21
エックス線の発見23/放射性元素ラジウムの発見26/ラジウム塩の単離28/原子から発せられる不思議なエネルギー30/放射線治療車30/キュリー療法の開発32/ラジウムが犯罪者の手にわたったなら33/科学の公開を主張34/放射線に触まれつつ35
2 アーネスト・ラザフォード--原子科学の父 37
アルファ線・ベータ線・ガンマ線38/原子の放射性崩壊40/半減期41/原子核の発見42/人工原子核反応=新錬金術44/原子は壊れ、別の原子に変換する46/亡命科学者の救済に奔走47/ナチスの台頭47/ユダヤ人科学者の追放48/ハーバーの毒ガス研究をきらう49/ラザフォードの科学的予言50
3 アルバート・アインシュタイン-公式E=mc2を導き出す 53
特殊相対性理論の二つの根本原理55/時間の遅れ、長さの短縮57/E=mc2のはじめての求め方59/一グラムの質量が消滅すると61/アメリカ大統領への手紙63/第二次世界大戦勃起65/追害をうけ続けたアインシュタイン66/一貫した平和主義者67/ラッセル・アインシュタイン宣言69
4 ニールス・ボーア-原子構造を解明 69
電子の発見73/トムソンの原子模型と長岡の原子模型75/長岡模型に凱歌があがる76/ボーアの原子模型77/原子番号の発見78/原子の電子配置79/危機一発の脱出80/原爆製造計画への参加81/“原子力”知識の公開を主張83
5 ヴェルナー・ハイゼンベルグ-原子核構造を解明 85
陽子と原子核87/陽子・電子仮説88/中性子の発見89/陽子・中性子説91/同位体91/ナチスの原爆製造計画93/ナチスドイツにとどまったハイゼンベルグ95/妥協の人生96/ゲッチンゲン宣言97
6 湯川秀樹-核力の謎を解く 101
万有引力と電磁気力102/核力=自然界に働く第三の力105/電磁気力を媒介する粒子=光子106/核力を媒介する粒子=中間子106/病身をおして核廃絶を訴える108/平和活動家=湯川秀樹109/核抑止政策の危険-科学者京都会議の声明110/理想を高くかかげて112
7 レオ・シラードとオットー・ハーン-原子核分裂の発見 115
中性子による原子核反応117/超ウラン原子を求めて-ウラン核分裂発見への出発点となった研究119/超ウラン原子でなくランタンがあった-ウラン核分裂の発見のきっかけ120/ランタンばかりでなくバリウムもあった-ウラン核分裂の実質的な発見120/バリウムとクリプトンが生ずるはずだ-ウラン核分裂の正しい解釈121/中性子も放出される-連鎖反応の可能性を示した研究123/世界が災厄に向かっている124/アインシュタインを動かす125/原子爆弾の標的がナチスから日本へ125/原爆を日本に投下させるな126/マイナウ宣言127
8 エンリコ・フェルミ-「原子力の父」 131
遅い中性子の発見132/核分裂する原子=ウラン235 135/フェルミの原子炉135/自発核分裂137/原子炉の役割=プルトニウムの生産137/アメリカへの脱出139/イタリアのファシズム139/イタリアのユダヤ人迫害140/フェルミの二つの「誤り」141/マンハッタン計画142/フェルミの立場143
9 ロバート・オッペンハイマー-「原子爆弾の父」 145
プルトニウム239の生産147/ウラン235の生産-気体拡散法148/臨界量150/砲撃法と爆縮法151/追放されたオッペンハイマー153/平和主義者オッペンハイマー154/悪魔が宿ったオッペンハイマー155/熱線・爆風・放射線-原爆の被害156/平和主義者にもどったオッペンハイマー158
10 エドワード・テラー-「水f爆弾の父」 161
太陽の核融合163/水素爆弾に利用された核融合164/核融合のエネルギー165/水素爆弾のしくみ166/中性子爆弾167/テラー対ポーリング168/水爆実験による死の灰169/「きれいな水爆」はありえない170/「核の冬」を否定171/科学者仲間から排斥されたテラー173
11 ジュリオ=キュリー夫妻-科学と平和のために 175
人工放射能の発見177/人工放射性原子の用途=トレーサー178/ジョリオ=キュリー夫妻の原子力研究180/ナチスに占領されたパリを解放181/フランスの抵抗運動182/第二次大戦の兵器と被害183/科学の再建のために184/原子力委員長から解任184/婦人の権利の拡大のために-イレーヌの活動186/ストックホルムアピール186/科学と平和に生きぬくキュリー家187
おわりに 189

戦後・日本文壇史

『戦後・日本文壇史』(巖谷大四、朝日新聞社、19640210)

内容

華やかな文学の復興
「火の会」と「夜の会」
「カストリ横丁」夜話
三人の作家の死
昭和文壇の裏面の女
戦後の奇人・原民樹
永井荷風と正宗白鳥
話題を賑わした作家たち
第29回国際ペン大会
石原慎太郎と深沢七郎
「日本の暗雲」と文壇
「ガン恐怖時代」と文壇
あとがき
略年表