「06 書誌」カテゴリーアーカイブ

平和は歩いてこない

『平和は歩いてこない』(法政平和大学編、勁草書房、19840420)

内容

著者 タイトル メモ
はしがき
001 尾形憲 元職業軍人は教師として今
030 姜徳相 日本にとって朝鮮問題とは何か
065 早乙女勝元 平和は歩いてきてくれない  -東京大空襲と私-
092 西田勝 近代日本における戦争と文学者
121 太田卓 戦時中の教育と戦後の教育
144 服部学 核戦争の危機と日本
173 永井憲一 平和憲法の運命と教科書問題
202 高柳先男 現代国際政治と危機

非核護憲都市宣言運動のすすめ

『非核護憲都市宣言運動のすすめ』(西田勝著、オリジン出版センター、198306/0)

内容

 はじめに…3
西田勝  反核運動をどうすすめるか… 13
 果たして低迷期か 13
危機の一層の深化 17
各自治体に非核宣言を 22
練馬区の場合 26
たゆまぬ連合提携を 31
屋嘉比収  沖縄の非核化運動… 36
県民の生活に影を落とす「核の傘」 36
「平和をつくる沖縄百人委員会」 40
平和をつくる沖縄百人委員会の活動 41
「非核地域宣言」と「反核・軍縮」決議 45
南風原町議会全会一致で決議 46
中沢ひろや 中野区の経験… 52
憲法を生かそう、くらしに 52
憲法改悪の危機 53
中野区議会の2つの決議 55
実行委員会の結成とそのとりくみ 56
広汎な区民の参加 57
区議会での審議 59
案文と区民参加 61
今後の展望 62
長崎広次 非核都市宣言の輪を世界に――広島県府中町から… 64
草の根からの運動 64
被爆体験と戦場体験の学習、および「つどい」結成大会など 67
非核都市宣言シンポジウム 71
反核映画の入手案内 79
須田春海 自治体によって何ができるか  80
自治と戦争 80
日本の反核運動の壁 81
平和政策は革新自治体の中軸だった 84
国家の軍事費に対抗して自治体に平和費を 85
自治体平和憲章の条例化 87
平和憲章の内容と効果 88
政治の多層化をめざせ 90
武蔵野市の平和費予算化など 92
資料 95
南坊義道 「改憲」をどう阻止するか… 104
はじめに 104
改憲工作の現状 106
どう阻止運動をすすめるか 112
君死に給うことなかれ 117
中島通子 女の立場から  120
なぜ女たちの運動か 120
具体的な行動を 122
反核護憲運動の中の「女の役割」 126
役割をこえる運動を 130
砂田一郎 アメリカの反核運動… 132
全米にひろがる核凍結キャンペーン 132
核戦争の恐怖をバネに 134
核軍拡競争に具体的歯止めを 136
“草の根”から体制内エリートまで 138
破滅か平和か――大統領へ向けて 142
鈴木良平 わたしの見たイギリスの反核運動… 150
贖罪と灯篭流し 150
美しい顔がそこにあるから 153
ロンドンの「非核都市宣言」 158
女性たちが核基地を包囲する 164
福田誠之郎 北欧から地中海まで――「非核化」・点から面へ… 167
2人のノーベル賞平和受賞者 167
「核なきヨーロッパを」――理念と提案 169
非核ヨーロッパめざす多彩な運動 174
非核地帯構想の歴史とトラテロルコ条約 179
堀田薫 ベラウ共和国の反核運動… 185
トシエさんが泣いた 185
自由連合協定とは何か 187
非核憲法との矛盾 189 反核運動の2つの道 190
動物園の柵を越えて 192
太平洋民衆と日本 194
日本国憲法から(前文・第9条) 196
非核都市宣言集 199
町田市(東京) 221 津島市(愛知) 200 佐屋町(同) 200 府中町(広島) 200 加古川市(兵庫) 201 武蔵野市(東京) 202 南風原町(沖縄) 202 三鷹市(東京) 204 小金井市(同) 204 名護市(沖縄) 205 北中城村(同) 206 読谷村(同) 206 川崎市(神奈川) 207 高砂市(兵庫) 208 大町市(長野) 208 藤沢市(神奈川) 209 狛江市(東京) 209 東大和市(東京) 218 国立市(同) 210 東久留米市(東京) 219 日野市(同) 211 豊島区(同) 211 甲府市(山梨) 212 昭島市(東京) 212 座間市(神奈川) 220 中野区(東京) 213 日和佐町(徳島) 214 牟岐町(同) 220 阿南市(同) 214 鷲敷町(同) 220 八幡市(京都) 215 鴨島町(徳島) 215 清瀬市(東京) 216 保谷市(同) 216 徳島県議会217 枚方市(大阪) 217
追加 渋谷区(東京) 103 京都市(京都) 119
非核自治体宣言状況一覧 198
ロンドン非核都市宣言…222
――なぜロンドン議会は非核ロンドン宣言を行なうか 222
公益事業・消防委員会、計画委員会、ならびに運輸委員会の合同報告 224
福富節男 誰でもできるデモの仕方・集会の開き方 235
なぜデモか 235
デモの届けについて 236
デモの道具を用意しよう 239
さあデモに出発しよう 241
役所やその他の機関への要求の仕方 242
集会に関する注意 242
地方自治法から 243
須田春海 請願・陳情の方法… 244
請願書名用紙例「憲法擁護・非核練馬区宣言」を求める請願署名…248
編者 あとがき…255

 

日本の志

『日本の志』(船橋洋一、新潮社、2003/02/15)<作業中

はじめに
再建と和解 13
1.ディプロマチック・センス 吉田茂『回想十年』 14
2.ベトー 『昭和天皇独白録』 22
3.東京裁判は戦争の継続 清瀬一郎『秘録 東京裁判』 30
4.ウェル・ダン 大久保武雄『海鳴りの日々』 37
5.デリバティブ 宮澤喜一『東京―ワシントンの密談』 45
6.貿易は最大の平和の使者 高碕達之助『高碕達之助集』 53
7.ABC型  松本俊一『モスクワにかける虹』 63
8.民族的節操 屋良朝苗『屋良朝苗回顧録』 71
  9.井戸を掘った人 田川誠一『日中交渉秘録』 79
10.インタルード 岡崎久彦『隣の国で考えたこと』 87
国際化と世界化 95
 1.ダーティ・フロート 細見卓『激動する国際通貨』 96
2.一国生活主義 石川良孝『オイル外交日記』 104
3.第3の開国 中曽根康宏『政治と人生』 112
4.「国益」とルール 畠山襄『通商交渉 国益を巡るドラマ』 123
5.盾 林岳司『内側から見た湾岸危機』131
6.普通の国 小沢一郎『日本改造計画』 139
7.プレゼンス UNHCR『世界難民白書2000』 149
8.サムライ 秋野豊『ユーラシアの世紀』 157
人間と市民 165
1.ダイヤモンド・ダスト  藤原てい『流れる星は生きている』 166
2.イニシアティブ 犬養道子『お嬢さん放浪記』 174
3.虚勢 西部邁『60年安保 センチメンタル・ジャーニー』 182
4.殺されたくない 関谷滋・坂元良江編『となりに脱走兵がいた時代』 190
5.帰国子女 天谷きみこ『とんでったブーメラン』 198
6.ママちゃま 澤田美喜『黒い肌と白い心―サンダース・ホームへの道』 207
7.ハイカラ病 石牟礼道子『苦海浄土』 216
8.架け橋 近藤妙子『北京の30年』 225
9.黒い爪 高橋昭博『ヒロシマ いのちの伝言』 234
生活と文化 234
1.世界中の青空を集めた  『東京オリンピック作戦に参加した自衛隊員の手記』 244
2.冒険とスポーツ 堀江謙一『太平洋ひとりぼっち』 253
3.鉄腕アトム 手塚治虫『ぼくはマンガ家』 261
4.自然発酵世界基準 茂木友三郎『「醤油」がアメリカの食卓にのぼった日』 269
5.シーダー(種まく人) 平松守彦『一村一品のすすめ』 277
6.オノラリイ・ホワイト 深田祐介『新西洋事情』 285
 7.新米の日本人 ラモス瑠偉『魂 HEART』 293
戦後志  未完の成功物語 302
あとがきに代えて

 

レッド・パージとは何か 日本占領の影

『レッド・パージとは何か 日本占領の影』(三宅明正著、大月書店、19940901)

内容

はじめに
1992年アメリカ大統領選挙/ブラッティ文書とは何か
レッド・パージの概要
1 どれだけの人がパージされたのか
2 パージされた人はどうしたのか
3 一九五〇年だけではなかったパージ
4 日本共産党の勢力はどの程度だったのか(1)
パージはどのように遂行されたのか(1)―初期の事例―
1 報道機関―放送
2 結核予防会
3 日本通運のパージ
4 初期のパージの特徴
パージはどのように遂行されたのか(2)―各産業への広がり―
1 石炭産業
2 金属鉱山
3 鉄鋼業
4 自動車産業
パージはどのように遂行されたのか(3)―産別組織からの抵抗―
1 銀行
2 私鉄
レッド・パージには、誰がどう関与し、いかに対応したのか
1 GHQと日本政府
2 検察と警察
3 労働委員会の対応
4 経営者団体
5 政党と労働組合
抵抗者のその後―裁判闘争―
1 裁判の様相
2 復職運動の高まり
付録
付表(第1表~第9表)
参照文献目録

『ふるさとを訪ねて9 広島』

『ふるさとを訪ねて 広島 少年少女文学風土記9』(井伏鱒二編、泰光堂、19600925)

内容(作業中

著者 タイトル
 妹尾正雄  瀬戸内の海(扉絵)
ずいひつ・紀行
001 井伏鱒二 ひろしま
 002 賀川豊彦 宗教家 瀬戸内の島々
004 <写真> 耕三寺の山門、福山の伏見城筋鉄門
010 執筆者・この本の編集に協力された人たち
 012 福原麟太郎 東京教育大名誉教授 松永二題
 17 井伏鱒二 作家 鞆ノ津付近
 30 宮城道雄 音楽家 鞆ノ津
 54 熊田ムメ 料理研究家 広島の味自まん
   59 小野鉄之助 郷土史家 備後のたたみ表
  63 林芙美子 作家 田舎がえり
  67 浜崎左髪子 画家 広島のお国なまり
  70 青木茂 尾道短大教授 鞆の鯛網
  73 後藤陽一 広島大助教授 北前船
  90 末田克美 教委指導主事 春の瀬戸内海
 94 谷本清 牧師 原爆と広島
 108 浅野長武 東京国膣博物館長 わがふるさとの記
  125 中野王吉 夕刊新広島編集局長 「広島人気質」ということ
 140 若林茂 NHKプロデューサー ユニバース・アポロ号と呉
  156 田淵実夫 浅野図書館長 牛を飼う村
  177 田淵実夫 浅野図書館長 広島のわらべ唄
   183 佐々木順三 中学校長 芸北の神楽
 182 加藤武三 山岳家 芸北と備北の山と谷
192 新藤久人 芸北民芸館長 囃し田
197 石井淡笑斎 茶人 広島県のお菓子
200 松崎寿和 広島大助教授 備北の古墳見学記から
歴史・伝記・民話
 024   葛原しげる 詩人 葛原勾当
 042  宇野吉富  作家 人柱・甚五郎
 046   森鴎外  作家 伊沢蘭軒
 104 薄田太郎 郷土史家 おさん狐
112 吉田文五 NHKライター 唐黍の根はなぜ紅い
119 山崎久史 幼稚園長 頼山陽
125 中野王吉 「広島人気質」ということ
 129 朝野長諄 歴史文学者 厳島合戦
161 米重忠一 作家 土生玄碩
詩・小説
022 木下夕爾 早春22
037 志賀直哉 暗夜行路(抄)
0 88 峠三吉 ちいさい子
099 鈴木三重吉 山彦(抄)
 154 中村憲吉 故郷山河
166 山代巴 荷車の歌(抄)
作文
077 大福茂経 どんど祭り
079 森山泰充 五月の鞆
082 馬場邦枝 温泉のある矢野の人たち
085 川西誠 宮島
 143   丸本幸司 汐干狩り
145 伊本由喜枝・古川行洋 「ハッサー・クーサー」と 「宇津かんのん」 ―安佐郡安佐町・作文
148  元木定子 わが家の乳牛
 205 ふるさとの思い出―少年少女のころ
205  大塚節治 二十四キロの道
206 瀬越憲作 祖父の手ほどき
208 横山美智子 尾道の詩
210  作品について
211 後藤陽一 広島県の生いたち
スケッチ・版画
 31  妹尾正雄 鞆の津風景
77 三島博 とんど祭り(版画・小6)
82 大下小波 水くみ(版画・小6)
92 妹尾正雄 瀬戸内海風景
96 佐伯輝一 平和公園・慰霊塔
109 岡田竹男) 広島城
126  佐伯輝一  原爆ドーム
145  前原富利  冬の日(版画・小6)
148  中尾敏  大根干し(版画・小6)
158 岡田竹男 備北の山村風景
  178  新田稲美  かきのからむき