「01 月忌」カテゴリーアーカイブ

天皇裕仁と地方都市空襲

『天皇裕仁と地方都市空襲』(松浦総三著、大月書店、19950414)

内容

全土せん滅空襲の開始と大本営発表
1 4大都市空襲の裕仁・大本営発表 13
2 「天皇報道」の原点としての大本営発表 15
3 庶民の目、裕仁の目、米軍史料 18
4 裕仁・大本営発表への抵抗者たち 26
5 空襲「偽造」の皇国史観 30
4・13東京大空襲の死者はなぜ少ないのか
1 “ポスト焼行幸”の裕仁 37
2 「裕仁」のための「戦艦大和の最後」 40
3 4・13大空襲の死者はなぜ少ないのか 45
4 “プロフェッショナル”裕仁 52
ドイツ降伏におびえる裕仁
1 空襲警報下、裕仁44歳の誕生日 59
2 「武装解除」と「責任者処罰」仕方なし 61
3 ドイツ降伏におびえる裕仁 64
4 ソ連一辺倒コースと裕仁 68
5 名古屋・東京・横浜の潰滅 71
三代の象徴、明治宮殿焼失す
1 明治宮殿焼失と裕仁 77
2 裕仁の戦災責任を問う 90
3 裕仁決定の「一撃論」 95
ノイローゼ裕仁と阪神大空襲
1 阪神大空襲と天皇裕仁 105
2 「時局収拾試案」と裕仁 111
3 裕仁、ノイローゼに! 114
4 裕仁・荷風・顕治・高見順 120
5 空襲で崩壊に瀬する日本社会 125
中小都市に広がる空襲
1 無防備な地方都市空襲を傍観する裕仁 131
2 B297000機のうち3機撃墜す 134
3 遅すぎた、おそすぎた「聖断」 138
4 ポ宣言「黙殺」後の「富山大空襲」など 141
5 裕仁と近衛と「天皇親書」 146
原爆投下をまねいた三種の神器
1 断末魔の「ヒロヒト・ニッポン」報告 153
2 米大統領の「原爆投下」の論理と裕仁 158
3 三種の神器が「黙殺」させた 163
4 50万人殺した「黙殺」声明と裕仁 166
5 「原爆」を利用した「聖断」 171
8・15の空襲と裕仁
1 裕仁を「聖断」に追いこむ米軍ビラ 175
2 「聖断」後14日昼間大坂大空襲 181
3 玉音放送後3日間も燃えた土崎港 185
4 8月15日の熊谷空襲 189
5 不運な小田原など 193
8・15マスコミと戦後50年
1 裕仁のための8・15マスコミ 195
2 ルポと新聞はやらせ-8・15新聞 198
3 玉音放送の意味と裕仁-8・15のラジオ放送 203
4 詭弁・すり替えの「終戦の詔書」 210
5 玉音放送から疎外された声 214
6 フィナーレ・天皇報道の始まり 219
図表-地方都市空襲・4大都市空襲 224
あとがき 227
引用・参考文献 233

 

資料年表:増田善信

資料年表:増田善信<ますだ・よしのぶ>

年月日
1923
0911 誕生。
 1979
 0925  『生きとってよかった 叢書名 語りつぐ戦争体験 2』(日本児童文学者協会・日本子どもを守る会 編、草土文化)
増田善信「 天気予報のきえた日」 173
 1985
 0530  『核兵器廃絶 資料集』(労働者教育協会編、学習の友社)
1 ヒロシマ・ナガサキは何を語りかけているか-ヒロシマ・ナガサキから「核の冬」まで 増田善信 7
620  『核の冬 核戦争と気象異変』(増田善信著、草友出版)
1986
 0810  『核の夜 科学者は警告する』(ニフゲーニ・ベリホフ著、増田善信・藤森夏樹訳、新日本出版社)
 1989
 0831  『黒い雨 続』(広島県「黒い雨・自宅介護」原爆被害者の会連絡協議会)
 「黒い雨」は何処まで降ったか
理学博士・気象研究所室長 増田善信 13
 <作業中
2025
0609 死没。享年101歳。

 

ヒロシマは昔話か 原水爆の写真と記録

『ヒロシマは昔話か 原水爆の写真と記録 新潮文庫』(庄野直美著、新潮社、新潮社)

内容

1 その日、子供たちは 8
1945年8月6日午前8時15分 13
1945年8月9日午前11時2分 20
原爆のエネルギー 28
襲いかかる炎 34
逃げる 40
降りそそいだ放射線 48
黒い雨 54
2 肉親との再会・別れ 62
さがす 66
後に残された放射能 71
足の踏み場もない仮収容所 78
変わりはてた姿 82
別れ 86
白い骨になって 92
3 裸になった街 94
爆風と熱線による破壊 100
一面の焼野原 122
4 体に残された傷跡 126
急性障害 128
後障害 138
死亡者数 144
失われた体 147
5 変えられた人々の暮らし 150
社会生活の崩壊 152
原爆孤児 162
貧困 166
引き裂かれた家族 170
無縁仏 172
Nさん一家の苦しみ 176
外国人被爆者 198
6 それでも核実験は続く 202
原爆開発の歴史 204
水爆の登場 208
第五福竜丸事件 212
ビキニ核実験の被爆者たち 217
その後のビキニ 222
エニウェトクの核実験 226
ネバダの核実験 232
アメリカ以外の核実験 240
7 わたしたちは生き残れるか 244
核兵器はここまで進んだ 246
核兵器の威力 252
進む核戦争準備 271
核戦争が起これば 276
8 ヒロシマは昔話か 280
原爆小頭症 283
被爆者は今 290
わたしたちに何ができるか 300
解説  大江健三郎 310

広島反転爆撃の証明

『広島反転爆撃の証明』(若木重敏、文芸春秋、19890715)

内容

序文1
1 硬い白桃 14
硬い白桃 15
語らざれば憂いなきに似たり 29
戦死ということ 39
消えて行く人々 43
そしてその夜 50
石もて打つべきか? 62
惨過を演出したもの 76
It’s all over Hiro… 89
“忘れられない男” 103
その妻と子に110
2 二つの「HIRO」の謎 117
もう十日早かったら 119
ヒロシマとヒロヒトと 122
生き続ける記憶 127
鳥の群れよ! 129
枯葉 131
3 演出された惨劇 133
反転裸爆撃ではなかったか? 135
海面上空の航路 138
日本側の資料 140
「エノラ・ゲイ」のヒント 148
広島侵入機の航路の推定 150
日本側の手落ち 163
ストレート・フラッシュ号の役目 166
反転裸爆撃を主張するその他の根拠 168
米国の世論 170
無警告裸爆撃の実績 171
鈍感にさせる作戦 174
事実の発表をためらう理由 176
「エノラ・ゲイ」の空襲警報の記述 178
空襲警報は発令されなかった 182
シナリオを書いた人 186

 

03伊藤明彦

伊藤明彦

年月日 事項 メモ
 1936
 1105  誕生。
 1945
 08  長崎で被爆(入市)。当時8歳。
 1980
0430 伊藤明彦著 『未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記』(青木書店)
 書評 被爆者存在の意味を問う ―伊藤明彦著「未来からの遺言」― 曽我栄寿郎 112
 1982
 0630 『原爆を読む 広島・長崎を語りつぐ全ブックリスト』( 水田九八二郎、講談社)
 『未来からの遺言-ある被爆者体験の伝記』伊藤明彦著(昭和55年) 338
 1993
 0715 伊藤明彦著 『原子野の「ヨブ記」』(径書房)
 1999
 0205  伊藤明彦著『被爆太郎伝説』(窓社)
 2006
 1001  『証言-ヒロシマ・ナガサキの声2006 第20集』(長崎の証言の会)
 我々はどこへ行くのか?-ヒロシマの問い・ナガサキの問い- 伊藤明彦 194
2007
 0430 伊藤明彦著 『夏のことば ヒロシマナガサキれくいえむ』
 「被爆」を聴き、伝える-まえがきに代えて 7
われわれはどこへ行くのか?-ヒロシマの問い ナガサキの問い 19
ローマ教皇とヒロシマ、「オリンポスの灯火」とナガサキ 36
「長崎小空襲」の謎 60
「被曝都市」三次市の記録-田園都市のなかのヒロシマ 72
被曝したヒポクラテスの弟子たち 95
「浦上の聖者」の三つの希有 106
葉公好龍 116
「幽霊」「火」「水」そして- 126
原爆文献ノート 131
ヒロシマとナガサキのちがい 150
これから-あとがきに代えて 162
CD「ヒロシマ ナガサキ 私たちは忘れない」寄贈・贈呈先 168
 2009
 0303  死亡。享年72歳。
1001  『証言-ヒロシマ・ナガサキの声2009 第23集』(長崎の証言の会)
 原爆ジャーナリスト・伊藤明彦さんを悼む…関口達夫…293
2010
 0115  岩垂弘著『核なき世界へ』(同時代社)
  ―5― 反核・反戦・平和に生きた人びと 197
神から遣わされた「現代の語り部」――伊藤明彦(元放送記者)/248
 2012
 0718 伊藤明彦 『未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記 岩波現代文庫』(岩波書店)
 <青木書店1980年刊(T0289I001)の再刊>
 2021
 1130  明治学院大学国際平和研究所編・刊『ブックガイド平和を考える 明治学院大学国際平和研究所設立35周年を記念して』
友澤悠季 …66
『われなお生きてあり』 福田須磨子[著]
『未来からの遺日-ある被爆者体験の伝記』 伊藤明彦[著]
 2024
 1210  伊藤明彦著『伊藤明彦の仕事 1 未来からの遺言ある被爆者体験の伝記 シナリオ被爆太郎伝説』(編集室水平線)
 <『未来からの遺言 ある被爆者体験の伝記』と『被爆太郎伝説』の合冊版>

ヒロシマから、ヒロシマへ 大牟田稔遺稿集

『ヒロシマから、ヒロシマへ 大牟田稔遺稿集』(大牟田稔遺稿集」刊行委員会、溪水社、20021007)

内容

序・共有したい思い…平岡敬
「きのこ会」とともに
〈反原爆思想〉を求めて―胎内被爆小頭症と歩いた10年 4
8月の沈黙 23
26人の原爆被害者たち―放射線に傷つけられた人生 27
大牟田さんと「きのこ会」―解説に代えて 秋信利彦 33
「ヒロシマ」と歩む
築きたい「共通の平和観」―平和文化センター理事長就任挨拶 38
志は継がれているか―私記ヒロシマ50年を生きた人々 39
不遇な被爆歌人への思い入れ―水田九八二郎著「目をあけば修羅」を読む 57
文集「ブラジル・南米被爆者の歩み」の刊行に寄せて―日本政府の戦後責任を問う59
継承へ新たな方法論を―「自分史」充実のために 61
視と微視と―ヒロシマからの報告 65
原爆記者とのつき合い―梶山氏は、郷里ヒロシマを訪れては、原爆問題への関心を抱きつづけた 71
『頼山陽』―梶山季之作品論 75
被爆者援護法と森滝市郎 78
折り鶴焼却処分問題―別の解決策「碑」で実践 86
「没後50年原民喜回顧展」に寄せて 87
若き友へのメッセージ
 私にとっての原爆報道 90
平和への課題 100
平和のとりでを築く 102
大牟田稔さんに聞く 105
新聞記者として
沖縄の被爆者たち 112
今こそ『平和』を見詰め直そう(1986年8月6日付社説) 128
『核なき世界』へ世論高めよう(1987年8月6日付社説) 131
『ヒロシマの志』を貫くために(1988年8月6日付社説) 133
『ヒロシマの決意』を生かす道(1989年8月6日付社説) 136
東西和解と『ヒロシマの役割』(1990年8月6日付社説) 138
『ヒロシマ』生かす国際貢献を(1991年8月6日付社説) 141
ヒロシマから、ヒロシマヘ
『民』の思想・『官』の思想―第2回国連軍縮広島会議を顧みる 146
米国は原爆被害を直視せよ―スミソニアン“原爆資料展示”中止の余震 150
アメリカ人と『原爆展』 156
『核兵器違法』を明言した意義―ICJ陳述をめぐる被爆地と外務省の落差 161
「爆発なき核実験』に危機感 165
ヒロシマ発の平和活動―その歴史と課題 167
インタビュー・古希の記憶
大牟田稔・古希の記憶(抜粋) 172
あとがき 189

資料篇<原爆裁判 核兵器廃絶と被爆者援護の法理>

資料篇(『原爆裁判 核兵器廃絶と被爆者援護の法理』(松井康浩著、新日本出版社、1986/08/05))

内容<作業中

206 判決
昭和30年(ワ)第2914号、昭和32年(ワ)第4177号損害賠償請求併合訴訟事件
主文
1.原告等の請求を棄却する
2.訴訟費用は原告等の負担とする
事実
 206 第一 原告等の申立
1<下田隆一>
2<多田マキ>
3<浜部寿次>
4<岩淵文治>
5<川島登智子>
6<訴訟費用は被告の>
 207 第二  主文と同趣旨の判決を求める。
第三  請求の原因
 一、原子爆弾の投下とその効果
208  二、国際法による評価
 211  三、国内法による評価
 212  四、被害者の損害賠償請求権
 213  五、対日平和条約による請求権の放棄
214  六、請求権の放棄による被告の責任
 216  七、原告等の損害
218  八、損害賠償の請求
 第四 被告の答弁
 一、原子爆弾の投下とその効果
 219  二、国際法による評価
 220   三、国内法による評価
 221   四、被害者の損害賠償請求権
222  五、対日平和条約による請求権の放棄
 223   六、請求権の放棄による被告の責任
225  七、原告等の損害
 証拠<略>
 理由
 一、原子爆弾の投下とその効果
 228  二、国際法による評価
236  三、国内法による評価
237  四、被害者の損害賠償請求権
242  五、対日平和条約による請求権の放棄
 245  六、請求権の放棄による被告の責任
 246   七、結び
 東京地方裁判所民事第24部
 裁判長裁判官 古関敏正
 裁判官    三淵嘉子
 裁判官    高桑昭
 250 鑑定書(昭和36年7月29日)
高野雄一(東京大学法学部教授)
 273  鑑定書(昭和36年7月29日)
 田畑茂二郎(京都大学法学部教授)
 292   鑑定書(1962年11月7日)
 安井郁(法政大学法学部教授)
 原爆被爆者対策の基本的在り方について
 昭和55年12月11日 原爆被爆者対策基本問題懇談会

 

資料年表:松井康浩

資料年表:松井康浩<作業中

年月日
1922
**** 誕生
1949
**** 早稲田大学法学部卒
1951
**** 弁護士
1968
1972
**** 日本民主法律家協会代表理事
1973
**** 1973・74年度 日本弁護士連合会代表理事
 1983
 0308  『ヒバクシャ文化の集い 1983年』(大阪市原爆被害者の会編・刊)
 「講演・被爆者の権利と平和的生存権 弁護士 松井康浩」
1986
0805 『原爆裁判 核兵器廃絶と被爆者援護の法理』(松井康浩著)
2008
1116 池田眞規「松井康浩先生を偲ぶ― 核時代における日本の法律家として松井先生が貫き通した一すじの道とは ―」
反核法律家協会初代会長松井康浩弁護士を「偲ぶ会」での池田会長の追悼文 http://www.hankaku-j.org/infomation/data/081216.html

資料年表:岡本尚一

資料年表:岡本尚一(おかもと・しょういち)<作業中

年月日
1924
0611 誕生
 1942
 0310  岡本尚一『歌集 法廷風景』(八絋発行所)
 1954
 0106  原爆被害者の会、岡本尚一を訴訟代理人に「原爆による損害賠償請求」を米の裁判所に訴えることを決める。  C
0108   C
 0112   C
 0115   C
 0120   C
0123  C
1956 
 0801  『広島は訴える―原爆広島11年の記録』(広島原爆資料出版会)
付録2 原爆被害者の損害賠償請求起訴状
付録3 損害賠償請求訴訟の政府答弁書
1958
0405 死亡。享年66歳
0501 『自由と正義 9巻5号』(日本弁護士連合会)
吉野周蔵「故岡本尚一君の遺霊に告ぐ」 25
 1959
 ****  岡本尚一『人類』(岡本拓)
 1969
 0125 『ドキュメント日本人10 法にふれた人』 (学芸書林)
 岡本尚一「原爆訴状」
 1986
 0805  『原爆裁判 核兵器廃絶と被爆者援護の法理』(松井康浩、新日本出版社)
1997 
 02

 

 原爆被爆者対策前史資料集(1945年~1953年)
1997年2月   平成6-8年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書(課題番号06610313)
原爆被爆者対策史の基礎的研究   研究代表者 宇吹暁(広島大学原爆放射能医学研究所)
 2.原爆裁判の提訴
【資料9】日本国との平和条約[抄]
岡本尚一弁護士の提起
【資料10】『原爆民訴或問』[抄]
【資料11】岡本尚一「米国に原爆の損害賠償を求む」[抄]
原爆裁判提起への反響
【資料12】原爆民訴提唱及びその反響
【資料13】アメリカの反応
【資料14】ニューヨク・タイムズの報道
【資料15】日本の反応
3.原爆被害者の会
【資料20】原爆裁判への対応

松尾敦之

資料年表:松尾敦之

年月日 事項 メモ
1904
0616 誕生。
1945
0809 長崎で原爆被爆
1946
0920 『火を継ぐ』(松尾敦之、平戸文化協会)<原子爆弾(33句)、その後(14句)>
1983
1010 没。享年79歳。
1995
0731 『合掌-平和を祈る・小崎侃版画集 』(小崎侃、 春陽堂)