「20北西允」カテゴリーアーカイブ

資料年表:北西允

資料年表:北西允

年月日 事項 メモ
1926
**** 誕生
 1976
 0430  『広島・長崎30年の証言(下)』(広島・長崎の証言の会編、未来社)  G
 第6章 反原爆運動の中から 9
原水禁運動の統一と静岡・広島 北西允 117
1223  『核兵器全面禁止 崇高な人類の大義 核兵器完全禁止・国連要請国民代表団報告集』(核兵器全面禁止国際条約締結・核兵器使用禁止の諸措置の実現を国連に要請する国民代表団派遣中央実行委員会)  G
 〔7〕 感想と報告…61
藤井日達…61////北西允…65////・・・
1977
0125 『核兵器完全禁止を国連に要請する国民代表団(広島県代表)の報告』(国連へ核兵器完全禁止を要請する国民代表派遣広島県実行委員会) G
 北米反核の旅 北西允 2
0701 『地域と科学者 第4号 被爆・核・広島特集』(日本科学者会議広島県支部) G
■被爆・核・広島特集■
【座談会】「被爆・核・広島」――核時代における広島の課題―― 北西允ほか(2)
 0910  『原爆と広島大学 「生死の火」学術篇』(広島大学原爆死歿者慰霊行事委員会) G
 人文科学の部
第Ⅱ章 社会科学関係(山田浩、北西允、横山英)260
1979
 0518  『平和研究ノート』(山田浩・森利一編、広島大学総合科学部国際関係論教室)  G
 第14章 日本の原水禁運動 ――略史と問題点―― 北西允…339
 0620  『平和研究 第4号 平和運動の理論と行動』(日本平和学会)  G
特集1◎平和運動の理論と行動 5
戦後日本の平和運動 日高六郎 50
<討論>原水禁運動の軌跡 北西允 61
1980
0925 『平和学講義』(山田浩編、勁草書房) G
 1982    
 0220  『ヒロシマ・ナガサキの証言’82冬 創刊号(石田明・浜崎均編、広島・長崎の証言の会)  G
   特集1/ヒロシマ・ナガサキと広がる反核運動
反核運動の現状-西欧と日本 北西允
 
1983
0520 『現代日本の政治』(北西允・山田浩著、法律文化社) G
1984
 0830  『平和学講義 新訂版(山田浩編、勁草書房)  G
   第12章 日本の原水禁運動 北西允 214  
1998
 0404  『なぜ、いま新ガイドライン・有事立法か 4・4百万人署名運動全国集会 報告集(日米新安保ガイドラインと有事立法に反対する百万人署名運動・事務局)  G
 ●各地の取り組みから
広島では五万人を目標に 北西允…34
 
 2009
0331
 2011
 0325  『広島に聞く 広島を聞く <日英対照> = Reflections from Hiroshima』(浅井基文編著、かもがわ出版)  G
 III 広島の原水爆禁止運動 67
北西允「第9回原水禁世界大会を回顧する」 69
     

北西允宛宇吹書簡(控)2001年3月15日

北西允宛宇吹書簡(控)2001年3月15日

北西 允 先生

拝啓
先日は、突然の連絡で失礼しました。新聞紙上などで先生のお名前を拝見していたので、お元気とばかり思っておりました。
私の新任地は、1月末に正式に決まりましたが、1月から2月にかけ、職場と私有の資料の整理で、瞬く間に過ぎました。2月末から3月末まで、休暇を取り、現在の職場でお世話になった団体・個人へのあいさつ回り(墓参を含む)を始めています。

私は、25年の在職中、諸資料を借用していましたが、これらの返却をめぐり、さまざまな問題に出くわしています。定年退職でないので起こる問題なのか、そうであっても後任が決まらない場合、資料を中心とした研究に携わったものには、必然的に起こる問題なのか、いずれにせよ、アトを濁さずに去るというのは、難しいものだと、痛感させられています。

女学院では、「日本文化史」も受け持つような話だったのですが、「生活文化史」と「文化史学」で良いことになりました。準備中だったので、拍子抜けした感もありましたが、この二つに演習や卒論指導のことを考えると、有り難い配慮だと感謝しています。

先週、千葉の歴史民俗博物館と江戸・東京博物館を見学しました。いずれも2回目ですが、目的があると、見る目が異なるものです。一つ一つの展示が講義のネタに思えました。これに、広島県内の史跡を加えて考える予定です。

「文化史学」は、「世界遺産」を取り上げることにしました。「国連-ユネスコ-世界遺産の概要―アジアの世界遺産-日本の世界遺産―広島の世界遺産」という流れで考えています。

さて、先日、お伝えした資料の件ですが、先生にご意見をお聞かせ願いたいことが、2点あります。

一つは、大学人会事務局資料で、ダンボール一箱分あります。先生からお預かりしたと思い込んでいる(ルーズなことで、申し訳ありません)のですが、あるいは横山英先生からかも知れません。広島大学ゆかりの資料であり、現在、広島大学50年史編集室(頼禎一室長)ができているので、ここに移せば、と思いますが、先生のお考えはいかがでしょうか。
なお、私は、50年史編集の幹事をしており、大学人会の歩みをまとめようと思っていました。しかし、転出で出来なくなりましたので、編集室の若い人に頼めればと考えています。

もう一つは、石井金一郎・藤居平一資料についてです。原医研では、この資料のほとんどを複製しています。資料保存の原則からは、「現地保存」が望ましいのですが、どこを「現地」と考えればよいのか判断に迷っています。

同じような問題が、「吉川清資料」についてもあり、これについては、奥様の生美様のご了解を得た上で、同封資料のように広島市長の判断に委ねることにしています。

先生のご意見を聞かせて頂ければ幸いです。18日ごろ、私からお電話を差し上げるつもりでいます。ご療養中のところを、ご心配をおかけしますが、よろしくお願いします。

敬具
2001年3月15日

 

北西允

北西允

1926生20190120没 きたにし・まこと 享年93歳 「生きて 政治学者 北西允さん」(『中国新聞』2013年4月9日~27日、15回連載、担当:編集委員・西本雅実)

宇吹日誌・記録より<キーワード:北西>

年月日 事項
1976 事項<敬称略>
0724 核意識研究会。於総合科学部小会議室。永井、鎌田、北西、浜谷、上野、初瀬、田中、庄野、湯崎、関、小川など出席。
1015 北西研究室で世論調査の整理。
1977
0121 北西研究室で永井・**(アルバイト)と作業。
0222 北西研究室。永井・**・宇吹。世論調査資料整理一句切り。
0430 NGO広島準備委員会第1回社会科学委員会.於YMCA1階会議室.北西,大西,山本,湯崎,宇吹,田中(中国新聞)
0609 NGO代表ナイト女史との懇談。於YMCA。ナイト、通訳、湯崎、北西、佐久間、加藤、宇吹。
0719 北西より旧石井金一郎所蔵(藤居)資料を借用。
1979
0622 酔心で原水協史の会合。佐久間、北西、湯崎、藤本など。
1984
0806 原水禁大会(統一)分科会。於竹屋小学校。北西が運営委員として参加していた。
1991
1202 北西(修道大学)より電話。「国際政治」の講義を2駒して欲しい。山田・岡本・北西・藤井・宇吹の5人で15回。テーマ「被爆者問題」。
1205 北西に履歴書を送る。
1992
0109 北西(修道大学)より電話。講義は後期の火曜日午後。
0917 修道より講義日程の連絡。北西に電話して日程を変更。
1218 自室の資料の整理。北西から借用している資料(藤居)などを旧図書分室に移す。
1993
0221 藤居より自宅に電話。約20分話す。堀川(早稲田の後輩)に連絡したら、北西と矢野を紹介した。会って見ようと思う。**に電話をしたら、今哲学の本を書いているとのことであった。医者・科学者グループから、あれこれ手を広げ、もう当てにはできない。北西・舟橋らと医者・科学者グループを組織する必要がある。一人で何をやろうとしても対応できない。
0526 自宅を出発。原医研で新聞を見てから広島空港へ。広島市博物館の東京調査。8時広島空港1階着。空港ロビーで北西に会う。修道大学の就職活動のため上京とのこと。北西・好村の間で長崎の鎌田問題が話題になる。両人ともに支援する会に参加。
1994
1112 パグウォッシュ広島委員会第4回会議。旧教育学部2階大会議室。-12時。小沼・西川・北西・松尾・小柏・田村外。業務のほとんどは、JTB・平和文化センターと相談すれば解決できる問題。
1995
0422 北西允より自宅に電話。**(RCC**)より宇吹に紹介して欲しいとの伝言があったのでよろしくとのこと。ついでに、宇吹健が北西の講義を履修する旨を伝える。
1996
0126 健帰宅。今日、北西の試験があって、これで試験が全て終了したとのこと。
1997
0418 藤居平一追悼集を蔵本・北西・杉原・吉田に郵送。

北西允さん(政治学者)『生きて』(『中国新聞』連載)

北西允さん(政治学者)『生きて』(『中国新聞』2013年連載、担当:西本雅実・編集委員)

掲載月日 見出し 備考
1 0409 顧みて 反戦・反核に異議見つけ
2 0410 博多育ち 軍国教育に反抗心募る
3 0412 医学生 軍隊嫌い高じ窮余の策 京都府立医大、林市造
4 0413 九大「細胞」 GHQもじりデモ行進 向坂逸郎、今中次麿、具島兼三郎、
5 0413 メーカー社員 運動家目指すも・・・退社 太田薫、英子、
6 0416 導かれて研究者の道へ 今中門下 今中次麿、山田浩、
7 0417 広島大教員 大学人の会運営担う 今中次麿、佐久間澄、横山英、
8 0418 原水禁大会 草の根の合唱にも感動 今中次麿、佐久間澄、山田浩、木下航二、伊藤満、庄野直美
9 0419 運動の低迷 「排除の論理」には反対 佐久間澄、伊藤満
10 0420 分裂 党は争いに自責の念 森滝市郎、今堀誠二
11 0423 広大紛争 学生委員引き受け団交 広島大学園問題全学共闘会議、川村智治郎
12 0424 バリケード封鎖 警察力で解除 心におり 飯島宗一
13 0425 ヒロシマ行動 党派超え20万人が集う 庄野直美
14 0426 けんか相手 平等追求し最後見とる 北西英子
15 0427 新たな潮流 個人の意思と力に期待