「01 月忌」カテゴリーアーカイブ

村上哲夫『ながれ』

村上哲夫『ながれ』(発行所:村上哲夫後援会、1954年6月25日)

004 鈴川寛一
005  村上哲夫 はしがき
(筆者略歴)明治37年10月11日、広島市的場町に生る。修道中学―広島高校を経て東大経済学部卒、元中国新聞社主筆編集局長。元夕刊ひろしま専務取締役などを歴任。
 019  碑文は空文でない
 020  思い出あれこれ
 父、母、二人の戦友
022  物故した実業人
藤田一郎
松田重次郎
藤野七蔵
024 山県元兵衛
 024  横顔スナップ印象記
 032  二十年(二昔)前
 033  歩四二時代-かも知れぬ-戦友行状記
 034  駈出し記者
035  人物随筆
035 武部弘成 青みどろ先生
035 橋爪陽/山田朗滋 お酒の効用35
037 落合栞 名醸地廣島
037 寳来龜四郎 前世で血縁
038 村岡信勝 造幣局長官
038 守屋義夫 非常時の覚悟
039 倉田信太郎 平凡を信条に
040 有村彦九郎 後の維持が?
芸銀の異動
柳父新専務
伊藤新常務
041 鈴川貫一 体重が減少
松本榮一郎 ゴルフの雪辱
042 鈴川巖 六感の作用
043 大屋晋三 快活明朗だ()
044 藤田一郎 黒好み方針
045 森田福市 政治は余暇() 広島市西地方で原爆死
045 横山金太郎 機会把握論
046 松本勝太郎 自然のまゝに
047 橋本龍一 無芸も一芸
048 伊藤豊 若人の進路
 小品集(自昭和8年~至昭和10年)
049 吉元正太郎  信用の向上()銀山街
050 黒川巌 テニス奉仕()
050 俵彦三郎 長唄か短唄()
051 山県元兵衛 社会の縮図()
051 多山恒次郎 富士の霊峰()
52 稲葉実 家族的団らん()
川村丈夫 野球応援園()
53 山崎吾一 選手の純情()
大熊敏明 荒武者修業()
54 橋本種次郎 鮎釣りの味()
秦逸三 義太夫語り()
55 中村峰夫 閑には書寝()
熊巳義憲 山登りが好き()
56 高田静雄 大食漢鎌足()
吉田賢龍 人間教育()
 57 立石吾一 徳風会余話)
 銀行街を行く
 日本銀行-三井銀行-住友銀行-三十四銀行-第一銀行-安田銀行-鴻池銀行-野村証券-三和銀行-山口銀行-川崎第百銀行(以上は20年前の各支店長)-広島県農工銀行(佐々木頭取、世良支配入)-廣島合同貯蓄(岡村支配人)
 068  変リダネ
 西国名所番付、料理屋大会  69 龍攘虎榑  70 泡だつ濫売戦  71 ビール専売論 お酒の廉売合戦  72 廣島の酒祭  73 懐工合も秋の暮、秋雨の応援  74 怪奇傳説  75 猜疑の碧眼  76 寒流にもえる…廣電、雲電の和解  77 電力料値下げ  78 望月凱旋将軍  79 貯金勧誘突撃隊、線香2万本級  80 年の瀬の置屋  81
 082  商工業随筆
 タクシー、株式取引店-広島硝子工業-運動具店-新本と古本屋-酒類販売店-お菓子屋さん-佛檀佛具商-専門の茶舗-製針業の衰微-ゴム工業-蚊帳製品-メリヤス-鉄鋼機械商-熊平金庫-セーラー萬年筆-眼鏡屋さん-表替の農商-盛り場考現学
 094  廣島経済随筆-(往時を顧る)
 旅館-倉庫業-帽子屋-果実商-清酢商-砂糖問屋-武術道具商-醤油屋-東西屋-袴樟商-京染屋-古本屋-装具屋-足袋屋-理髪業-刀物屋-写真材料店-家具商-釣道具屋-婦人服屋-小間物屋-レデイメード-建具屋-看板屋-刀剣屋-印刷業-黒焼屋-運動具商-食料品商-缶詰工業-誰券業-目貫街-朝鮮酒-喫茶店
 124  記者のみた戦前の政財界 鼻息つよい軍部
 127  清流に棹さす人々
129 芝徳夫 工場は我家
130 岡崎三代治 花意竹情
梁在植 純音楽茶房(ムシカ)  132
  西野喜一 一徹左努力家 133
  永井大三 心を一つに 135
  辻弘 137 もの知り暦
  松田武四郎 屈託がない139
  大河原得之郎 小ざくら屋ア 140
  三田榮吉 浮沈の味知らぬ 142
  内海幸一 浄慎が座右の銘 143
  加藤政雄 アダ名は長兵ヱ145  原爆で子供六人を残し妻を失う
  林明 美のオアシス 147
  石井博光 神職実業家 148  鶴羽神社宮司。二葉明子は従妹。「平和祭」の提唱者」。
  大巳正晴 おんばんさん 150  比治山神社宮司。
  山本正房 果報を寝て待つ  151  昭和20年11月4日再刊。
  山本榮吉 ヤマエィさん 153
  奥村孝 修己治人 154  水主町の県庁舎で被爆。昭和25年秋から赤バス開業。
  藤野勇八 てんめん(纏綿)  156
  野坂実 風外鶴橋居士 158
  桑田哲夫 圓く軟かに和す 159
  中井萬蔵 肩シャツ破り 161
  牧真 生粋の江戸ツ子 163
  吉田年男 仕事と酒 164
  佐久間一夫 無理は禁物である 165
  林興一郎 政治好きの血筋 167
  糸川成辰 歩くのがお好き 168
  木野藤雄 官界から実業家 170
  二階堂哲朗 長唄とバラづくり 171
  内富寛 人のために働く 173
  濱岡初枝 外見の真似すな 174
  峰須賀清 生抜き「福美人」 176
  逸見卓二 広島雄町の改良 177
  松井庚子郎 福徳円満型 179
  野津康雄 神主の伜だが 180
  藤沢政司 茶点前の骨董すき 181
  後藤吟藏 「モートさん」 183
  浅岡信夫 万能スポーツマン  184
  長谷信夫 平和の自然児 185
  今井コシズ 義太夫の師匠さん 187
  楠瀬常 商工エキスパート 猪 188
  坂部佐一郎 東京堂の指導板 190
  杉本龜一 青いセビロ 191
  中村藤太郎 幽間養其拙 192
  加藤新一 血の気が多い 194
  飯田信雄 水に縁のある男 196
  織田史郎 小水力発電の開発 197
  小谷伝一 隠然たる政界の重鎮 200
  台寿治 一切は自己にあり 202
  角中一美 夢のマルクマ 203
  村田正 愛される設計者 205
  江口松芳 南方の思い出 206
  上久保新七 腕に底力あり  208
  服部圓 円満な人格者 210
  高田信美 若い女社長さん 212
  猪原光夫 正しい信念 213
  野口進 純商売人だよ 215
  岡垣茂 天下横行自在 216
  内田省三 古典の趣味性 218
  多山恒次郎 隠徳と積善家 220
  岩村平助 母は三女傑の一人 221
  北岡巌 大胆で細心 223
  杉本秀一 弱い者の力に225
  中谷春司 水上競技の恩人  227
  立石禎介 大気のもとで 228
  木村忠二郎 親孝行の誉れ 230
  田中好一 力持では一番 232
  涌島秀好 県農政の生字引 233
  岸田正記 辺幅を飾らぬ 235
  松坂義正 直言諌言する237
  佐々木司三 事業はスポーツ 239
  重山四良一 演説もハシゴ演説 241
  手島志郎 人生長い目で見よ 242
  光本天造 漢詩に堪能 245
  森本亨 豪放型で綿密 247
  榎並榮 懇切ていねい 249
  大江元 作家の望を捨てぬ251
  三好善一 予算で罷り通る 252
  土井正夫 信仰・建設・世話役 253
  三宅良一 長生會長老  255
  深川喜久雄 順天福祉會を創設 257
  土井田阿佐代 地味でシック 259
  三浦長作 製紙工業の草分 261
  正岡旭 樂焼を楽しむ262
  瀬川幸次郎 星月のジュズ 264
  泉熊夫 多芸、多趣味266
  岩本月洲 眼の開けた人間 267
  寺田龍 ゆたかな審美眼 268
  岡田久也 スピード大將 270
  平田三 不惑まで披露目  272
  飯村義明 軍服ぬいで商道へ 273
  笹野熊市 座談の名手 275
  青山政之介 大阪子の知性 276
  熊谷勝 和が一番だ 278
  岡野専一 ムシ歯で精一杯 279
  熊谷力 橋根にた上ずむ 280
  土屋進 独身でとおす 283
  藤田寅雄 比治山の考古学 284
  湯蓋徳三 アマノジヤク 286
  田村友太郎 塞翁の馬 287
  藤沢稔 磊落の開放性289
  片岡巌 技術の低下を憂う 290
  尾山顯一郎 硬球テニス論 292
  吉永正敏 正直に優しく 293
  大内五良 結核の施設を295
  脇本彰 蒲刈の二宮尊徳 297
  清水勉 古い興行屋だ 299
  和泉直太郎 木材一筋に300
  木原茂 昔は若い運動者301
  砂川正吾 気前のよい肌 303
  吉川武男 甘党の人気 304
  田坂三友 座右銘「直而和」 305
  鈴木貢 理非曲直を断ず 306
  野上民三郎 自然を尊重す 308
  八木博 ノレンが古い 310
  石橋脩三 野人の面目は 312
  横山周一 智謀衆に勝れる313
  森沢雄三 やりきる型だよ315
  石井博 火の予防に重點  317
  砂原格 信用は真実、眞劍  318
  土谷剛治 血液銀行を創設  320
  秋田正之 秋田の殿さま 322
  野島健吾 株式は投資的に 323
  木山正二 宜伝きらい黙々型 325
  伊藤正子 気丈な婦人代表326
  川瀬秀夫 文才ある技術家 328
  高島一雄 オート・レース覇者 329
  畑石陸一 運命は流転す331
  吉本北男 誠心を捧げる 333
  平瀬敏夫 闘病と人生起伏 334
  松島彌 信條は八転九起 334
  加藤光昭 常に一家言もつ 337
  綿貫哲夫 廉売する痛快児 339
  長尾善治 漢方薬の存在を340
  植木厚 カープ・フアン 341
  能美謙作 政治が飯より好き 343
  高橋軍三 山中鹿之助一族 344
  藤坂佐一 アオタが多い 346
  陰山竹次郎 神の信仰が深い 347
  三島淳三 謹直で骨董好き 348
  小道繁一 数奇な前半生 350
  宮本数夫 古い暖廉け土建 351
  豊田実生 颱風の後始末 353
  宮原長治 龜田多吉氏が恩人 354
  皆川荷常 釣・麻雀・昇龍會 355
  小野正夫 物心両面の完成 356
  小林義雄 ショーとムービ 358
  唐須義雄 味のある人間 360
  市岡武夫 苦労・純真・練達 362
  土居盛登 文入墨客の風情 364
  中野信一 三代の鉄工技術家 365
  鎌田憲吉 禅味がたゞよう 367
  田口正治 豊富な人生体験368
  小泉万次郎 家憲は門外不出 370
  奥久登 悟道入りの野人371
  児玉秀一 青年運動を指導373
  柳谷繁男 前回選挙で惜敗 374
  龜田多吉 製砥界の一人者 375
  古川史朗 計数、着眼がよい 377
  網本次郎三 惜しい標本焼失 378
  大橋纏吉 提琴とラケット 379
  本永榮 ツルの酒銘談義381
  楠久 酒類の販売哲学 382
  岡田八郎 白井さんに私淑  384
  木本幸一郎 壮年テニスの名手 385
  今井一〇 田園緑井に病院 387
  長谷川善石 本質と眞実を探る  388
  大山広司 戦争と青年議員 389
  長崎孝 音楽・絵画・医者 391
  沖野哲雄 縣と中央連絡 392
  石田繁司 悠々と閑居自適 393
  家入勉 不得要領の要領 395
  坪井賢次 鯛釣で無我の境 396
  花房脩宗 何でも四年キリ 398
  宍戸義太郎 SSD製作に苦心 399
  世良豊 徳義と包擁力で 400
  山戸隆一 煎茶・野球・将棋 402
  小井手伊勢子 体型にあう服装 403
  平塩五男 恵まれぬ島嶼民 404
  佐藤皐一 生活を彩る文化 406
  村上昌衛 蘭菊の君子金言407
  檜垣捨夫 映画畑の鬼才 409
  橋本三三 ヤナギ樽由來記 410
  粟屋一歩 直如の月と水 412
  高田尭 企業の合同と団結 413
  中野奎造 創業は文化年間 414
  長崎清 広島名産の紹介 415
  伊藤忠男 緑の街を建設す 416
  平田賢三 父と兄を失う417
  柳川利夫 少年野球ETC 418
  戸田庫三 夏うなぎ冬ふぐ 420
  大谷清 中共の軍医さま 421
  広田正之 新聞記者から轉向 422
  雑賀忠義 靜坐心自寛 424
  小西信雄 熊本・岡山・広島 425
  山口文吾 父を語る謙譲家 426
  清水武夫 無盡講座の権威 428
  大谷稔 郷土に業績残す 429
  向井宗二 潔癖の純理論家 431
  垣木輝志 弓道と謡曲 432
  中川出来太郎 侠客道に生きる 433
  中津井真 叡智と気力あり 435
  和久田鐵雄 老兵は語らず 436
  山下義信 野人の面目躍如 437
  天野進作 入院希望者来れ 440
  倉本和一 広島駅前のヌシ 441
  由戸良三 貿易にも気を吐く 444
  原田正之 原爆で五人失う 446
  高橋克己 活濃な組合運動 448
  打海繁 熱と努力と信用 449
  藤井巖 技術ある販売家451
  赤木茂 株を友に生きる 453
  倉本剛三 室内遊戯を無心に 455
  藤田島次郎 芸能百般の通人 456
  奥田唯二 嘉落で温情に富む 458
 460  折にふれて〔絵と文〕
 見合結婚
 462  スケッチ四題
 464  飛脚赤毛布
 466   (話の種)
  碁の天狗連-雅叙園の女将-医学への情熱-型はあるもの-練れた人間像-木村の幸さん-娯楽殿堂の主-純潔教育を叫ぶ-久保田翁の後継-生産縣の面目躍動-副議長の競輪熱-ゴルフ余談-モーター競走?-製薬界の雄-マセタ自己保証-快々と楽しまず カリカチュア集  474
475   ろんだん随筆
  三月の季節感-緑の月間と緑の羽根-古いなずみ-出版文化は育たないか-言論統制に反対-アイス・スケート場-比治山の名勝保存-峰松先生の死を悼む-長田博士の停年勇退-升田将棋とファン-野球と競輪とパチンコ-ファンとカープ団結-濠洲航路の花嫁-再軍備り声に寄せて
 489  従軍日記
 中日事変-赤い被布の舞-相縁奇縁-アデュー宇品-最初の村落露営-歩行困難-テキシユウツ-山谷の道に洪水-第一長城線越え-懐來縣城の休養-軍司令官の訓示-野戦の献立表-爆弾代り乾パン-太原攻略戦-旅団命令-激戦地キン口鎮-板垣征四郎-エビソード集-患者の収容状態-太原から正定へ-正定の思い出-正月のない野戦-青島よいとこ-南部山東省界隈-白塔のビール-向城の籠城オマンマの味-徐州會戦と麥畠-パイアスの潮流-駐留のしおり-出発行の訓示-舊正月の三日間-家郷からの便り-戦地からの便り-大蓮から南寧へ-十萬大山の屏風岩-邑江のほとり-南寧の栄養失調-外出上の注意-賓陽作戦あれこれ-町総代への手紙-欽寧公路の改修-二度目の龍州行-佛印国境を越える-海防から上海へ-唐津湾に集結す-清郷工作に従う-常熟と虞山
 511 ながれ
512 浅野長武 博覧強記の館長 
河野通一 財敏通()
永野重雄 富士製鐵() 513
香川峻一郎 外交官肌の手腕  514
丸山鶴吉 ネラミがこわい 515
山本千里 根津翁に傾倒 516
久保谷唯二 若いやり手(
岡野龍一 )普選の戦士() 517
長尾精 地味で手堅い  518
田中一郎 柳に雪折なし 519
辻村国治 生長の家を信仰 520
  松井節次 謹厳で情にもろい 521
 522  広島縣政の実相
大原博夫 温厚で選挙に強い()
檜山袖四郎 豊かな天分に努力()
消費県から生産縣へ-大原-檜山の諒解線
浜井信三 広島市政のヘルツ 527
齊藤正雄 証券村の旭将軍 528
藤原武 書画に講演 530
西川文二 ゴム工業界長老 531
住野重太郎 発明と事業 533
田中恭造 大自然に從う 535
山崎吾一 歌謡ダンス日蓮宗 535
大原茂樹 中国五県の探題 537
石塚宇吉 気性の荒い紳士 538
植田秀嶺 葦草の如し 540
国分友英 星印のマーク541
高橋七郎 品質本位  543
大庭顯敏 物産を缶詰に 544
松田教治 機械いじり 545
槙殿順 野人・頑張る斗將 546
大藪筋吾 日本の針を代表548
宮本是一 王冠ブリキ印刷  550
小林秀雄 居合抜の名人 551
大之木一雄 呉の土着、武勇伝 553
中山良一 原爆後遺症後日譚 554
高瀬英一 オモトが取持つ縁 556
中島剛男 駅々に名物あり 558
川野雅之 バランス論者 560
川上正幸 水泳・油絵・落語 561
高木尊之 熱烈な正義漢 563
田中昌彦 業界の判定所 564
池村信男 郷土玩具つくり 566
平井勇 宇治の荒茶 568
松尾喜一 繊維雑貨の専門家 570
天本毅 カード患者の施療 571
東熊男 長唄・茶道・スキー 572
森元正 神港、慶応名投手治 573
白石敏男 努力で運ひらく 574
中原英一 縣で予算ばかり 576
福永正一郎 “白蘭”の醸造元577
益田霞 碁と機械いじり 578
住吉頼明 射撃スポーツ化 579
前盛人 沿道住民に利便 580
加藤正吉 渋さが飽きない 581
谷光山 恩義に感じ旗上582
松島良雄 馬を牛に乗替え 583
田辺頼一 社内絶対の威令 585
赤木繁三郎 遺族の世話を 586
河村行夫 良心的な先生 587
橋本明 大幡の屋号が商号 588
本田亮作 もちつもたれつ 589
三戸益太郎 玩具卸問屋の華 591
高橋善二郎 店則を中心に 592
児玉清三 やり抜くごとだ593
石井充 アサヒビール党 595
下村義明 剣道三段27貫596
赤松義夫 大阪へ貨物急行便 597
寺田豊 庭の植木を愛す 598
網本喜代 昔は陸軍御用達松 599
荒木羊三 醍醐味を語る 601
寺川勝三 悲憤慷慨は駄目 602
香川卯八 女房役に精進す604
原田東岷 登山.音楽・世話 605
  荒木繁 温健中正の人物 606
  山本実一  思慮ぶかい伯楽 607
面影をしのぶ  (中国新聞社) 609
築藤靹 古武士の風懐(一)
内田一郎 智性と新感覚()   614
岩崎一太 行届いた親切男 615
市村秀志 肚の突合せ教育 616
石田米壮 穏やかで寡黙 617
石田成夫 スポーツと写真 618
山尾政治 道徳教育のエン源 619
山岡憲一 中心を失う勿れ 620
(築藤靹一  古武士の風懐)
内田一郎 智性と新感覚()   614
岩崎一太 行届いた親切男  615
市村秀志  肚の突合せ教育   616
 石田米壮 穏やかで寡黙   617
 石田成夫 スポーツと写真   618
 山尾政治  道徳教育のエン源   619
 山岡憲一  中心を失う勿れ   620
 本流支流
 島薫  ゴルフ油絵・碁()
 下山一磨  運動神経が発達()  622
 羽田増造  大廟生れ哲人()
 村上貞一  来れ若き有能人()   613
 故三田栄吉翁  面影()  624
 永井重義   駅前へ流れた人波()
 温田次郎 ビールの味()  625
  角田徳三  うまいビールは 626
 萩原時夫  登山()
くのせのぶお 名応援園長()  627
 日垣三三  太つ肚()
 加藤悦藏  地道に着実に()  628
 東谷伝次郎  血税()
 井上義海  碁は大蔵畑随一()  629
  藤井義明  都で彌生の雲紫に  630
 黒川巌  文化の恩人、
 任都栗一興  都市計画の権威  631
632 原田樂一 地元発展に貢献
633 大澄君人 出版印刷から転業()
松本九市 差別観念がない()
634 窪士清 労働行政()
久保二郎 登山・読書・海()
635 古垣内所一 鉄道局御用商人()
村越郁夫 (製パン知識)
636 三宅幸夫 淡白幽遠の弓道
637 林哲雄 ひげ面の岳父
井口哲 ()義肢の権威()
638 津田喜次郎 十七条
細川恒蔵 苦労の味()
639 井上清一 帽子の製造、卸売
松島ヤスシ 趣味の楽焼()640
熊平武二  ふくろう集・坂本壽調
001   躍進する広島産業地図
 002  付録(便覧)昭和29年4月調
 122  広島県庁
 124  広島県会議員
125  官公庁
 127  広島中央放送局
 128  広島高等裁判所
 137  広島市会議員
 137  広島県町村長名
 142  議長名
 146  銀行・会社
 157  続 本流支流
 数田猛雄  皆実高等学校校長
外林秀夫  舟入高等学校校長
山本康夫   歌人・”真樹”の主宰者
160 人物点描
 165  広島市の理事者
 167  あとがき

泉 次代への贈りもの

『泉 次代への贈りもの』(江崎玄編、星文社いずみ編集部発行、19931030)

内容<作業中

氏名 内容ほか 備考
008 網干壽夫 広島大学名誉教授。1946年10月広島へ工専の数学教師として赴任
015 池田克文
026 石本美由起
041 今堀宏三
063 上本絢子
071 圓鍔勝三
082 小田如一
090 織田幹雄
099 黄田多喜夫
104 大田堯
114 岡野久二
119 沖原豊
129 川村毅
136 栗原貞子
151 黒川弘
161 近藤芳美
173 佐藤重夫
179 椎木緑司
189 新川英明
195 新藤兼人
202 田濱康人
212 竹西寛子
225 中本康雄
233 灘尾弘吉
267 二宮實
276 二宮義人
284 西原榮穗
291 西本五郎
305 橋口収
312 原井准一
320 平山郁夫
342 広中俊雄
357 占田博保
368 松居康浩
374 松浦道一
379 松浦雄一郎
384 松下正司
396 松永勝
403 三好喬
410 宮沢弘
419 宮地茂
423 村上睦
430 渡辺晋
438 筆者紹介
472 江崎玄 泉によせて(編集者)

原爆被害はどうしても受忍できない -参議院を通過した原子爆弾被爆者等援護法案-

『原爆被害はどうしても受忍できない-参議院を通過した原子爆弾被爆者等援護法案-』(浜本万三<参議院社会労働委員長>)、1990年4月)

内容

はしがき
1 原子爆弾被爆者対策の経緯
(一)原爆被害の特質と被害の状況
(二)原爆投下から今日に至るまでの推移
1 アメリカの占領統治から原爆二法の成立過程
2 被爆者等援護法の制定を求める動き
3 国会における援護法案の提出
4 原爆被爆者対策基本問題懇談会報告
2 現行原爆二法の概要と問題点
(一)施策の概要
1 原爆医療法による措置
2 原爆特別措置法による措置
3 福祉措置
4 調査研究
5 被爆老人に対する医療費負担
(二)被爆者対策予算の概要
(三)被爆者数等の推移
(四)現行二法の基本思想とその問題性
1 戦争被害救済に対する国の基本思想
2 現行二法の問題性
(五)原爆をめぐる司法判断
1 国に対する損害賠償請求
2 認定制度の運用
3 外国人に対する被爆者手帳の交付
3 基本懇報告の概要と致命的欠陥
(一)基本懇報告の概要
(二)基本懇報告の問題点
1 国の戦争責任の無視
2 恐るべき戦争被害受忍論
3 報告自体の論理矛盾
4 原爆被爆者等援護法の必要性
(一)昭和六〇年度原爆被爆者実態調査
1 初めて死没者調査を実施
2 生存者調査の概要と問題点
(二)原爆投下の違法性と国の補償責任
1 原子爆弾使用の国際法違反性
2 請求権を放棄したことによる補償責任
3 戦争被害に対する国としての補償責任
(三)望ましい被爆者援護法
(四)核時代における被爆者援護法の意味
(五)一般戦災者に対する施策との関係
(六)被爆者援護法に反対する立場
5 原爆被爆者等援護法案の概要
(一)子爆弾被爆者等援護法案の提案理由
(二)国家補償の概念
(三)本法案の目的
(四)被爆者の定義
(五)健康診断・健康指導
(六)認定疾病医療の給付
(七)一般疾病医療費の支給
(八)医療手当の支給
(九)介護手当の支給
(十)被爆者年金
1 被爆者年金の支給
2 権利の裁定
3 被爆者年金の額
4 障害の程度を定める際の留意事項
5 被爆者年金のランクづ
6 被爆者年金の額の裁定替え
7 被爆者年金額等の引上げ
8 原爆被爆者等援護審議会の意見聴取
9 被爆者年金の支払い
10 被爆者年金と他の給付との調整
(十一)特別給付金
1 特別給付金の支給
2 権利の裁定
3 遺族の範囲
4 特別給付金の額
(十二)葬祭料の支給
(十三)原子爆弾被爆者保養施設
(十四)旅客会社(JR)の運賃無料の取扱い
(十五)被爆二世・三世
(十六)原子爆弾被爆者相談所
(十七)原子爆弾被爆者等援護審議会
(十八)放射線影響研究所に対する助成
(十九)外国人に対する適用
(二十)施行期日
(二十一)現行「原爆二法」の廃止
(二十二)被爆隣接区域内の者
1 健康診断の特例と調査
2 被爆地域の拡大
(二十三)老人保健法の一部改正
6 (一)経費の概要
(二)所要経費の内訳
7 諸外国における戦争被害救済法制の概要
(一)フランス
(二)イギリス(三)西ドイツ
(三)西ドイツ
(四)イタリア
8 原子爆弾被爆者等援護法制定にかける私の決意

浜本万三

浜本万三 はまもと・まんそう

19200909生20080121没 享年87歳 広島県選出の元社会党参院議員。尾道市出身。1974年に初当選、通算3期。1994年発足の村山富市内閣(自社さ連立)の労相。1995年に政界引退。
20090121hamamoto-310
『浜本万三回顧録』

 

資料年表:浜本万三

年月日 事項 メモ
1920
0909 誕生
2008
0121 没。享年87歳

 

花は想う人の側に咲く 浜本万三回顧録

『花は想う人の側に咲く 浜本万三回顧録』(浜本万三著・広島大学文書館編、現代史料出版、20090121)

内容

1 労働組合との出会い 1
電産10月闘争、民主化運動 3
レッドパージについて 6
電産争議 9
県労会議議長への就任経緯 14
警職法反対闘争について 19
安保闘争について 28
生協の創設 37
2 平和運動、総評とのかかわり 41
平和運動へのかかわり 41
安保闘争と平和運動との関係 44
原水禁運動の分裂 46
構造改革論争 58
予算要求闘争について 64
3 参議院議員時代 71
参議院選挙出馬の経緯 71
衆参同日選挙~落選 80
参議院議員選挙に再出馬 83
初質問の思い出 88
「新しい流れの会」について 90
社会労働委員会での思い出 94
当時の参議院の雰囲気 97
国対の仕事 101
中曽根内閣の印象 109
4 地域のなかでの活動
広島県地方労働委員会委員への就任 113
中国工業・RCCでの争議解決(た行の原則) 117
広島の教育問題(八者合意)について 119
連合成立の影響 124
5 国会運営の中軸として(議運理事、国対委員長時代) 129
土井たか子委員長の就任 129
代表質問の思い出 130
竹下内閣の印象、消費税への抵抗 132
被爆者援護法案の参議院通過 145
産業・資源エネルギーに関する調査会 147
国対委員長の仕事 151
PKO法案反対 153
6 政局の中心にあって(日本社会党参議院議員会長時代)
細川護煕内閣の成立 159
村山執行部の成立―社会党の派閥― 163
政治改革の問題 165
造反議員への社会党の処分 171
当時の参議院の情勢 174
連立政権内部の対立と意見調整 177
国民福祉税問題 180
細川内閣の総辞職と羽田内閣の成立 181
羽田内閣の成立、社会党の連立離脱 187
羽田内閣の総辞職、自社さ政権に向けた動き 193
弾劾裁判所裁判長への就任 197
7 村山内閣(労働大臣時代) 201
村山内閣の成立 201
村山内閣の印象 209
認証式、初登庁 212
社会党の方針転換 214
阪神淡路大震災の発生 216
オウム真理教事件 221
究極的核兵器廃絶決議案 226
閣僚懇談会の思い出 228
戦後50年問題(1) 230
戦後50年問題(2) 238
原爆被爆者援護法の制定経緯 240
「国家補償」をめぐる議論 244
被爆者援護法の周辺事情 252
村山内閣の退陣 255
8 労働大臣として 261
労働大臣就任経緯 261
省内人事について 265
政策の実現 267
介護休業法の成立について 271
ILO一五七号条約の批准 280
雇用対策 281
過労死認定基準の見直し 287
労働大臣に求められる資質 292
参議院議員の引退 296
あとがき 303
浜本万三オーラルヒストリー一覧 306
浜本万三略歴 310
著書一覧 312
人名索引 316
  編者
小池聖一:広島大学文書館長
布川 弘:広島大学総合科学研究科教授
石田雅春:広島大学文書館助教

北西允宛宇吹書簡(控)2001年3月15日

北西允宛宇吹書簡(控)2001年3月15日

北西 允 先生

拝啓
先日は、突然の連絡で失礼しました。新聞紙上などで先生のお名前を拝見していたので、お元気とばかり思っておりました。
私の新任地は、1月末に正式に決まりましたが、1月から2月にかけ、職場と私有の資料の整理で、瞬く間に過ぎました。2月末から3月末まで、休暇を取り、現在の職場でお世話になった団体・個人へのあいさつ回り(墓参を含む)を始めています。

私は、25年の在職中、諸資料を借用していましたが、これらの返却をめぐり、さまざまな問題に出くわしています。定年退職でないので起こる問題なのか、そうであっても後任が決まらない場合、資料を中心とした研究に携わったものには、必然的に起こる問題なのか、いずれにせよ、アトを濁さずに去るというのは、難しいものだと、痛感させられています。

女学院では、「日本文化史」も受け持つような話だったのですが、「生活文化史」と「文化史学」で良いことになりました。準備中だったので、拍子抜けした感もありましたが、この二つに演習や卒論指導のことを考えると、有り難い配慮だと感謝しています。

先週、千葉の歴史民俗博物館と江戸・東京博物館を見学しました。いずれも2回目ですが、目的があると、見る目が異なるものです。一つ一つの展示が講義のネタに思えました。これに、広島県内の史跡を加えて考える予定です。

「文化史学」は、「世界遺産」を取り上げることにしました。「国連-ユネスコ-世界遺産の概要―アジアの世界遺産-日本の世界遺産―広島の世界遺産」という流れで考えています。

さて、先日、お伝えした資料の件ですが、先生にご意見をお聞かせ願いたいことが、2点あります。

一つは、大学人会事務局資料で、ダンボール一箱分あります。先生からお預かりしたと思い込んでいる(ルーズなことで、申し訳ありません)のですが、あるいは横山英先生からかも知れません。広島大学ゆかりの資料であり、現在、広島大学50年史編集室(頼禎一室長)ができているので、ここに移せば、と思いますが、先生のお考えはいかがでしょうか。
なお、私は、50年史編集の幹事をしており、大学人会の歩みをまとめようと思っていました。しかし、転出で出来なくなりましたので、編集室の若い人に頼めればと考えています。

もう一つは、石井金一郎・藤居平一資料についてです。原医研では、この資料のほとんどを複製しています。資料保存の原則からは、「現地保存」が望ましいのですが、どこを「現地」と考えればよいのか判断に迷っています。

同じような問題が、「吉川清資料」についてもあり、これについては、奥様の生美様のご了解を得た上で、同封資料のように広島市長の判断に委ねることにしています。

先生のご意見を聞かせて頂ければ幸いです。18日ごろ、私からお電話を差し上げるつもりでいます。ご療養中のところを、ご心配をおかけしますが、よろしくお願いします。

敬具
2001年3月15日

 

北西允

北西允

1926生20190120没 きたにし・まこと 享年93歳 「生きて 政治学者 北西允さん」(『中国新聞』2013年4月9日~27日、15回連載、担当:編集委員・西本雅実)

宇吹日誌・記録より<キーワード:北西>

年月日 事項
1976 事項<敬称略>
0724 核意識研究会。於総合科学部小会議室。永井、鎌田、北西、浜谷、上野、初瀬、田中、庄野、湯崎、関、小川など出席。
1015 北西研究室で世論調査の整理。
1977
0121 北西研究室で永井・**(アルバイト)と作業。
0222 北西研究室。永井・**・宇吹。世論調査資料整理一句切り。
0430 NGO広島準備委員会第1回社会科学委員会.於YMCA1階会議室.北西,大西,山本,湯崎,宇吹,田中(中国新聞)
0609 NGO代表ナイト女史との懇談。於YMCA。ナイト、通訳、湯崎、北西、佐久間、加藤、宇吹。
0719 北西より旧石井金一郎所蔵(藤居)資料を借用。
1979
0622 酔心で原水協史の会合。佐久間、北西、湯崎、藤本など。
1984
0806 原水禁大会(統一)分科会。於竹屋小学校。北西が運営委員として参加していた。
1991
1202 北西(修道大学)より電話。「国際政治」の講義を2駒して欲しい。山田・岡本・北西・藤井・宇吹の5人で15回。テーマ「被爆者問題」。
1205 北西に履歴書を送る。
1992
0109 北西(修道大学)より電話。講義は後期の火曜日午後。
0917 修道より講義日程の連絡。北西に電話して日程を変更。
1218 自室の資料の整理。北西から借用している資料(藤居)などを旧図書分室に移す。
1993
0221 藤居より自宅に電話。約20分話す。堀川(早稲田の後輩)に連絡したら、北西と矢野を紹介した。会って見ようと思う。**に電話をしたら、今哲学の本を書いているとのことであった。医者・科学者グループから、あれこれ手を広げ、もう当てにはできない。北西・舟橋らと医者・科学者グループを組織する必要がある。一人で何をやろうとしても対応できない。
0526 自宅を出発。原医研で新聞を見てから広島空港へ。広島市博物館の東京調査。8時広島空港1階着。空港ロビーで北西に会う。修道大学の就職活動のため上京とのこと。北西・好村の間で長崎の鎌田問題が話題になる。両人ともに支援する会に参加。
1994
1112 パグウォッシュ広島委員会第4回会議。旧教育学部2階大会議室。-12時。小沼・西川・北西・松尾・小柏・田村外。業務のほとんどは、JTB・平和文化センターと相談すれば解決できる問題。
1995
0422 北西允より自宅に電話。**(RCC**)より宇吹に紹介して欲しいとの伝言があったのでよろしくとのこと。ついでに、宇吹健が北西の講義を履修する旨を伝える。
1996
0126 健帰宅。今日、北西の試験があって、これで試験が全て終了したとのこと。
1997
0418 藤居平一追悼集を蔵本・北西・杉原・吉田に郵送。

北西允さん(政治学者)『生きて』(『中国新聞』連載)

北西允さん(政治学者)『生きて』(『中国新聞』2013年連載、担当:西本雅実・編集委員)

掲載月日 見出し 備考
1 0409 顧みて 反戦・反核に異議見つけ
2 0410 博多育ち 軍国教育に反抗心募る
3 0412 医学生 軍隊嫌い高じ窮余の策 京都府立医大、林市造
4 0413 九大「細胞」 GHQもじりデモ行進 向坂逸郎、今中次麿、具島兼三郎、
5 0413 メーカー社員 運動家目指すも・・・退社 太田薫、英子、
6 0416 導かれて研究者の道へ 今中門下 今中次麿、山田浩、
7 0417 広島大教員 大学人の会運営担う 今中次麿、佐久間澄、横山英、
8 0418 原水禁大会 草の根の合唱にも感動 今中次麿、佐久間澄、山田浩、木下航二、伊藤満、庄野直美
9 0419 運動の低迷 「排除の論理」には反対 佐久間澄、伊藤満
10 0420 分裂 党は争いに自責の念 森滝市郎、今堀誠二
11 0423 広大紛争 学生委員引き受け団交 広島大学園問題全学共闘会議、川村智治郎
12 0424 バリケード封鎖 警察力で解除 心におり 飯島宗一
13 0425 ヒロシマ行動 党派超え20万人が集う 庄野直美
14 0426 けんか相手 平等追求し最後見とる 北西英子
15 0427 新たな潮流 個人の意思と力に期待