第8回広島市民生委員児童委員大会開催要綱
第8回広島市民生委員児童委員大会 永年勤続民生委員被表彰者名簿 |
第8回広島市民生委員児童委員大会 模範構成世帯被表彰者名簿 |
止
第8回広島市民生委員児童委員大会 永年勤続民生委員被表彰者名簿 |
第8回広島市民生委員児童委員大会 模範構成世帯被表彰者名簿 |
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皇后宮御歌(昭和32年4月15日民生委員に御下賜 |
(民生委員の歌)花咲く郷土<略> |
(民生委員を讃える歌)光とともに<略> |
△総会 |
△閉会の辞 |
散会 |
物故民生委員名簿<略> |
永年勤続民生委員被表彰者名簿<略> |
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止
物故者委員名簿<略> |
被表彰者名簿<略> |
研究意見発表議題及び発表者 |
神崎民生区 藤居平一 |
3.議題 「(1)国民健康保険について(2)社会保障制度の確立について」 |
段原民生区 森下泉 |
議題9.「原爆障害対策について」 |
1. 原爆障害者の治療費全額国庫負担 |
2.原子爆弾被爆生存者の健康管理実施 |
3.原爆症治療並びに研究機関の設置を決議として更に強力に推進したい。 |
第4回広島市民生委員児童委員大会開催要綱
止
『ひろしまの福祉五十年』(広島県社会福祉協議会、 2003/03/31)
編 | 章 | 節 | 見出し | メモ |
発刊にあたって 広島県社会福祉協議会会長竹下虎之助 | ||||
祝辞(発刊にあたって)広島県知事藤田雄山 | ||||
広島県社協五十年誌発刊を祝して 広島県共同募金会会長讃岐照夫 | ||||
二十一世紀の地域福祉を展望する 座談会-県社協への期待-…3 | ||||
1 | 県社協活動五十年 | |||
1 | 一九五〇年代~一九七〇年代前半まで(設立から二十五年のあゆみ)…39 | |||
1 | 社会福祉をめぐる動向…39 | |||
一 終戦直後の社会事業…39 二 社協設立の機運…41 三 中央社協の設立…44 四 県社協の設立…45 |
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2 | 県社協設立から二十五年間の取組み…50 | |||
一 法人格の取得…50 二 初期の事業活動(昭和二十年代)…51 三 業務の拡充(昭和三十年代~四十年代の事業活動)…58 |
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3 | 地域活動の移り変わり…68 | |||
一 県内社協の発足…68 二 県内各地の社協の結成と活動…69 三 町村合併と社協…78 四 町村社協の再編成…79 |
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2 | 一九七〇年代後半から二〇〇〇年まで…82 | |||
1 | 社協活動の揺籃期…82 | |||
一 高度経済成長期から高齢化社会への移行期…82 二 広島県政の動き(その一)…85 三 県社協の福祉の地域づくり…88 |
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2 | 社協活動の発展期…90 | |||
一 施設福祉から在宅福祉への転換…90 二 全社協の動き…93 三 広島県政の動き(その二)…95 四 県社協の地域福祉実践…97 五 ボランティア活動の推進100 六 市町村社協法人化の促進…100 |
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3 | 市町村地域福祉の時代…101 | |||
一 福祉関係八法改正…101 二 全社協の動き…103 三 広島県の福祉行政(その三)…104 四 県社協の地域福祉計画の取組み…108 |
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4 | 社協活動の転換期…109 | |||
一 介護保険制度の創設…109 二 住民参加型在宅福祉の実践…114 三 権利擁護と地域福祉…115 |
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5 | 社会福祉基礎構造改革と社会福祉法の成立…116 | |||
一 社会福祉基礎構造改革…116 二 社会福祉法の制定…121 三 地方分権と規制改革…125 四 広島県政の動き(その四)…128 五 県社協経営のあり方の検討…131 |
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2 | 県社協の活動展開 | |||
1 | 地域福祉活動135 | |||
1 | 福祉の地域づくり運動…137 | |||
一 調査研究…137 二 実践地区の指定…142 三 実践地区指定の成果…149 |
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2 | 地域福祉`在宅福祉の推進…151 | |||
一 社協活動指針と町村社協の自己点検…151 二 在宅福祉活動推進モデル事業…153 三 福祉のネットワークづくり事業…153 四 在宅福祉活動総合推進事業…157 五 一村一福祉事業…159 六 社協地域福祉活動計画策定の援助…163 七 広域の福祉ネットワークづくり事業…166 |
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3 | 地域福祉活動の総合的推進…168 | |||
一 ふれあいのまちづくり事業…168 二 ふれあいネットワークプラン21広島…175 三 事業型社協推進事業…177 四 広島県トータルケア推進交付金事業…185 |
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4 | 介護保険制度下の地域福祉の推進…186 | |||
一 措置制度から契約制度へ…186 二 新・社協プラン21広島…195 三 地域ふれあいサロン事業…197 四 小地域ふれあいサロン事業及び近隣互助型生活応援活動推進事業…200 五 社協広域ネットワーク事業…201 |
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5 | ボランティア、福祉教育活動…208 | |||
一 ボランティア活動…208 二 福祉教育推進事業…202 |
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6 | 福祉情報の提供…231 | |||
一 パソコンを活用した福祉情報システム…231 ニ フィルム(ビデオ)・ライブラリーの開設…234 |
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2 | 民生委員児童委員の活動…236 | |||
1 | 民生委員児童委員の活動…236 | |||
2 | 民生委員児童委員研修…241 | |||
3 | 心配ごと相談所…242 | |||
4 | 更生援助運動への取組み…243 | |||
5 | 社会福祉モニター活動…244 | |||
6 | 五万人ボランティアの取組み…248 | |||
7 | 民生委員児童委員互助共励…250 | |||
3 | 要援護者の援助活動の推進…252 | |||
1 | 生活福祉資金の貸付け…252 | |||
2 | 生活保護世帯高等学校等修学資金の貸付け…257 | |||
3 | 身体障害者更生特別資金の貸付け…258 | |||
4 | 緊急生活安定資金の貸付け…258 | |||
5 | 高齢者住宅整備資金の貸付け…261 | |||
6 | 交通遺児就学奨励金の給付…264 | |||
4 | 社会福祉従事者の養成・確保事業…266 | |||
1 | 社会福祉従事者研修体系の変遷…266 | |||
一 研修体制と体系…267 二 財源…271 |
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2 | 広島県社会福祉人材育成センターの事業…272 | |||
一 人材育成センター設置までの動き…272 二 人材育成センタi研修事業(社会福祉従事者研修事業)…276 三 福祉人材情報センター事業…280 |
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5 | 啓発活動…291 | |||
1 | 広島県社会福祉大会…91 | |||
2 | 広島県社会福祉夏季大学…294 | |||
6 | 福祉施設活動の支援…297 | |||
1 | 地域福祉活動と福祉施設…297 | |||
2 | 施設団体事務局の受入れ…298 | |||
3 | 社会福祉施設経営者協議会の設立…299 | |||
4 | 広島県社会福祉施設経営指導事業…301 | |||
7 | 相談事業と権利擁護活動…303 | |||
1 | 身体障害者結婚相談事業…303 | |||
2 | 広島県高齢者総合相談センター事業…304 | |||
3 | 福祉サービス利用援助センター事業…306 | |||
4 | 苦情解決事業…316 | |||
一 運営適正化委員会の設置の経過…316 二 福祉サービスに関する苦情解決…318 三 福祉サービ 利用援助事業の運営監視…321 |
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8 | 施設親善交流事業…322 | |||
1 | 施設親善行事…322 一 児童福祉施設等の親善行事…322 二 老人福祉施設等の親善行事…326 |
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2 | 児童養護施設総合キャンプ事業…327 | |||
9 | 民間社会福祉従事者の福利厚生…330 | |||
1 | 社会福祉施設職員退職手当共済法の施行…330 | |||
2 | 福利厚生充実への取組み…331 | |||
一 財団法人広島県民間社会福祉施設職員退職共済財団の設立…331 | ||||
二 福利厚生事業の取組みと拡大…332 | ||||
3 | 福利厚生センターの設立…337 | |||
10 | 中国帰国者援助事業…341 | |||
1 | 広島中国帰国者定着促進センター…342 | |||
2 | 広島県中国帰国者自立研修センター事業…345 | |||
3 | 社協の活動体制づくり | |||
1 | 県社協の運営強化…353 | |||
1 | 組織の強化…356 | |||
2 | 自主財源の強化…356 | |||
一 ふれあい基金の設置及び事業推進…356 二 その他の自主財源…359 |
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2 | 市町村社協活動の体制づくり…361 | |||
1 | 市町村社協活動体制の強化…361 | |||
2 | 市町村社協法人化促進…370 | |||
3 | 市町村社協法制化実現のための活動…372 | |||
3 | 広島県社会福祉会館の運営…375 | |||
1 | 広島県社会福祉会館の建設…375 | |||
2 | 会館の運営…376 | |||
3 | 会館の利用状況・収支の変遷…377 | |||
4 | 新社会福祉会館建設の願い…379 | |||
4 | 県社協と福祉関係団体との連携(種別協・団体の設立順)…381 | |||
一 広島県民生委員児童委員協議会…381 二 広島県里親連合会…387 三 広島県保育連盟連合会…390 四 広島県老人福祉施設連盟…394 五 広島県母子生活支援施設協議会…400 六 広島県児童館連絡協議会…404 七 財団法人広島県老人クラブ連合会…406 八 広島県知的障害者福祉協会…410 九 広島県身体障害者施設運営協議会…413 十 広島県市区町村社会福祉協議会職員連絡協議会…417 十一 広島県児童養護施設協議会…420 十二 広島県訪問介護事業連絡協議会…424 十三 広島県社会福祉施設経営者協議会…428 十四 広島県在宅介護支援センター協議会…432 十五 広島県社会福祉士会…436 十六 広島県デイサービスセンター協議会…440 十七 広島県介護福祉士会…442 十八 広島県乳児院協議会…450 |
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5 | 共同募金運動…450 | |||
1 | 共同募金運動創設期から二十五年の歩み…450 | |||
2 | 福祉制度拡充期の共同募金…456 | |||
3 | 福祉施設整備期の共同募金…457 | |||
4 | 在宅福祉推進期の共同募金…463 | |||
4 | 資料編 | |||
1 年表(昭和五一年度~平成一二年度)…475 2 会長・副会長・理事・常務理事・監事・評議員(昭和五一年度~平成一二年度)…496 3 委員会体制の推移(昭和五一年度~平成一二年度)…508 4 一般会計年度別決算収支一覧(昭和五一年度~平成一二年度)…509 5 事務局体制の推移(昭和五一年度~平成一二年度)…511 6 事務局職員雇用形態の推移(昭和五一年度~平成一二年度)…512 7 社会福祉法人広島県社会福祉協議会定款(平成二二年五月)…513 8 事務局組織図(1)(平成一四年四月)…527 9 事務局組織図(2)(平成一四年四月)…529 10 事務局職員名簿(平成一四年四月)…530 |
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「ひろしまの福祉五十年誌」編集委員会委員名簿 | ||||
あとがき | ||||
止
『民生事業概要 昭和47年版』(広島市社会課、1973/03/31)
編 | |||
まえがき 民生事務の理解のために 1 1.社会福祉と社会保障 1 2.社会経済状況の変化 2 3.民生行政の展開 2 |
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1 | 心身障害児の福祉の課題(心身障害児実態調査から) | ||
広島市における心身障害児の実態 13 心身障害児数、障害の状況、程度別、原因別、現在の処遇状況、介護の必要性、暮らし向き、母親の有無とその就労状況、養育上困っている問題、心身障害児福祉センターの利用意向、希望福祉対策 |
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2 | 市民の福祉の現状 | ||
第1章 生活保護 25 | |||
1.生活保護のしくみ 25 2.現状と課題 27 3.保護の基準 28 4.保護の方法 29 5.保護施設 29 6.法外援護 30 7.その他 31 8.参考資料 31 |
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第2章 児童福祉 33 | |||
1.現状と課題 33 2.健全育成対策 33 3.児童手当 34 4.要保護児童対策 34 5.要保育児童対策 35 6.生活援護対策 38 7.交通遺児に対する見舞金支給 39 8.児童福祉施設の収容状況 39 9.保育年表(施設面からみたその歩み)40 |
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第3章 青少年問題対策 46 | |||
1.現状と課題 46 2.健全な家庭づくり対策 46 3.社会環境浄化対策 47 4.地域組織活動 49 5.健全育成施設の整備等 50 6.国際交流の促進 51 |
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第4章 母子・寡婦福祉 52 | |||
1.現状と課題 52 2.住宅対策 52 3.経済的自立対策 53 4.その他の対策 55 |
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第5章 老人福祉 56 | |||
1.現状と課題 56 2.在宅福祉対策 57 3.施設福祉対策 62 4.援護金品の支給 64 |
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第6章 心身障害者(児)福祉 66 | |||
現状と課題 66 第1節身体障害児の福祉対策 67 1.発生予防、早期発見・早期治療 67 2.施設対策 67 3.在宅障害児対策 68 4.学校教育対策 69 第2節身体障害者の福祉対策 71 1.更生援護対策 71 2.生活援護・住宅対策 73 3.職業対策 74 4.施設対策 75 5.盲・ろうあ者の教養の向上に関する対策 76 第3節精神薄弱者(児)の福祉対策 76 1.相談・指導対策 76 2.施設対策77 第4節心身障害児福祉センターの建設計画 78 1.施設設置の背景 78 2.施設整備の基本的な考えおよび施設整備の必要性 79 3.心身障害児福祉センターの概要 81 4.心身障害児福祉センター所要経費(全体計画) 82 |
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第7章 低所得者対策 83 | |||
1.現状と課題 83 2.生活援護対策 84 3.各種相談活動 87 4.その他の対策 88 |
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第8章 同和対策 89 | |||
1.現状と課題 89 2.各種同和対策 90 |
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第9章 婦人保護 95 | |||
1.現状と課題 95 2.各種婦人保護対策 95 |
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第10章 国民年金 98 | |||
1.年金制度のしくみ 98 2.国民年金の概要 98 3.拠出制年金 99 4.所得比例制度 99 5.無拠出制(福祉)年金 102 |
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第11章 失業対策 104 | |||
1.現状と課題 104 2.対策の概況 105 3.福利厚生 106 |
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第12章 その他の対策 110 1.戦争犠牲者等の援護 110 2.災害救助 114 3.民間社会福祉施設整備に対する助成 115 4.社会福祉センター 116 5.社会調査 116 |
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第13章 民間社会福祉活動 117 1.現状と課題 117 2.民生(児童)委員 117 3.社会福祉協議会 118 4.共同募金 119 |
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第14章 民生局機構および関係予算 121 | |||
1.民生局機構図 121 2.民生局分掌事務 122 3.民生局関係予算 126 |
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3 | 社会福祉関係・施設 | ||
1.社会福祉施設の種類・目的 131 2.社会福祉施設一覧表 136 3.社会福祉関係団体一覧表 151 |
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止
『征きて還らず 軍服に酒こぼし飲みし月明の夜汽車のきみよ征きて還らず』 (広島県三原市戦没者遺族会婦人部、19870801)
内容
Ⅰ | 戦い敗れて引き揚げ | ||
サイパンから引き揚げて・10 異国での敗戦…・14 奉天から一歳と三歳の子と・17 あれから幾年月…・21 南朝鮮で敗戦…・23 |
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Ⅱ | 赤紙一枚で | ||
夫の言葉に支えられてきて・32 召集令状・39 赤紙一枚で・45 戦時中の思い出・49 戦争がなかったならば・54 この子を丈夫に育ててくれ…・57 戦死の公報…・60 遺書・62 私の戦後…・66 戦争のなき世に・69 夫を亡くしてからの私・72 秀代の寝顔に支えられて・75 |
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Ⅲ | 幸せの日々を奪われて | ||
残された私の戦後・80 自分の道は自分で開く・85 筆舌につくせぬ戦争苦・94 父ちゃん一緒に帰る・99 ひとりで生きた四十年・102 起伏の多かった戦後・106 夫を戦地に送ってから・109 戦争の傷あと・116 |
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Ⅳ | 苦難の歳月 | ||
薄れゆく文字の葉書・126 思い出に生きる…・132 主人の思い出・137 茨の道・141 母子の絆・142 忌わしき思い出・145 苦難の歳月…・147 あれから四十二年・149 なんとか乗りきれた戦後・154 耐えぬいた半生・157 辛かったあの日・161 苦労の一生・167 |
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Ⅴ | この平和をいつまでも | ||
この平和をいつまでも・174 たった一本のバナナでも・178 原爆をくぐりて・182 遠き日・184 戦争はあってはなりません・186 思い出したくない戦争・189 戦争のない平和を・192 平和の続くことを・194 きびしい歳月・197 孤独に生きる・200 戦いの傷瘍・203 消えゆく大和魂・206 もう戦争だけは・210 |
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Ⅵ | 慰霊巡拝の旅 | ||
征きにし人・216 アリューシャン列島慰霊巡拝の旅・225 ビルマに夫の御霊を訪ねて・228 ニューギニア慰霊碑巡拝・232 妻の戦争体験記・237 今は極楽・241 やっと余生が楽しめる・246 感謝の日々…・250 戦中戦後のあしあと・254 |
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あとがき | |||
遺族会婦人部副部長 高下幸子・258 | |||
遺族会婦人部副部長 西川勝枝 | |||
止
『原爆被爆者援護事業概要』(広島県健康福祉局被爆者支援課、令和6年7月<2024年>)<作業中>
は じ め に 世界最初の核兵器である原子爆弾が広島市に投下され、人類史上未曾有の大惨禍を被ってから、79 年が経過しようとしております。 この間、昭和32年に「原子爆弾被爆者の医療等に関する法律」、また、昭和43年に「原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律」が制定され、被爆者の健康管理、医療及び福祉の向上が図られて参りました。 平成7年からは、これらの二法が一本化された「原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律」により、国の責任において、被爆者に対する保健、医療及び福祉にわたる総合的な援護施策が講じられております。 在外被爆者については、平成17年から手当等、平成20年から被爆者健康手帳、平成22年から原爆症認定及び健康診断受診者証について在外公館等を通じた申請が可能となり、平成28年からは法に基づく医療費の支給申請が可能になるなど援護が拡充されて参りました。 さらに、在外被爆者への支援事業として、北米・南米健康相談等事業や保健医療助成事業等を実施しております。 被爆者の高齢化が進み、介護など支援を要する方が増加する中で、国の内外を問わず、被爆者に寄り添った援護の充実が求められております。 令和4年4月からは、広島で「黒い雨」に遭い、一定の要件を満たすと認められる方には、被爆者健康手帳が交付されることになりました。 県としては、引き続き、総合的な援護施策の充実に努めるとともに、国の責任において被爆者及び遺家族の実態に即した支援が実施されるよう強く要望して参ります。 あわせて、世界で最初の被爆県として、関係機関と連携し、放射線被ばく者医療分野において、世界への貢献と国際協力を強力に推進して参ります。 この冊子が、被爆者援護事業について御理解と御協力をいただく上でお役に立てば幸いです。 令和6年7月 広島県健康福祉局被爆者支援課長 関野弘美 |
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章 | ||
1 | 原爆被害の実態 | |
[1] 原子爆弾による物理的破壊1 [2] 人体への影響 [A]急性期死亡・急性障害 7 [B]後 障 害 7 Ⅰ 調査対象と調査プログラム … 7 Ⅱ 被曝線量の推定 8 Ⅲ 後障害の種類-放射線疫学の知見 110 |
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2 | 原爆被爆者援護の概要 | |
第1 被爆後の経緯 | ||
1 終戦 21 2 講和条約の締結と被爆者対策の芽生え 21 3 第5福竜丸事件22 4 原爆医療法の定 22 5 原爆特別措置法の制定 22 6 原爆被爆者対策基本問題懇談会 23 7 原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律の制定 27 8 「黒い雨」訴訟の原告と同じような事情にあった者の救済 |
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第2 法による健康管理・医療 | |
1 概要 29 2 法制度の変遷 29 3 被爆者の区分 34 4 健康診断の特例 ・・・・・ 36 5 被爆者健康手帳等の申請手続 36 6 居住地の変更等 37 7 全国被爆者数の推移 39 8 全国都道府県別被爆者数 40 9 広島県・市年度別被爆者数 41 10 市町別被爆者健康手帳・健康診断受診者証所持者数 42 11 広島県・市男女別・年齢別被爆者数 43 12 広島県・市被爆者平均年齢の推移 44 13 広島県・市距離別・年齢別直接被爆者数 45 14 広島県・市入市日別・年齢別入市被爆者数 46 15 広島県・市年度別被爆者健康手帳交付状況 47 16 広島県・市年度別健康診断受診者証交付者数 51 17 被爆者健康診断 52 18 被爆者の医療 55 19 原爆被爆者二世健康診断 58 第3 法による被爆者手当等 59 |
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第3 法による被爆者手当等 | |
1 概要 2 法制度の変遷 ・ 59 3 原爆被爆者手当等のあらまし 71 4 諸手当の申請手続等 ・ 72 5 広島県・市年度別諸手当支給状況 73 6 広島県・市男女別・年齢別諸手当受給者数 75 7 広島県・市健康管理手当障害別支給件数 76 8 広島県・市健康管理手当受給者障害別・男女別・年齢別内訳 77 9 広島県・市特別葬祭給付金請求件数・認定件数 79 |
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第4 その他の援護事業等 | |
1 県の援護事業 80 2 広島市の援護事業 83 3 広島県・市共通の援護事業 84 4 令和5年度事業実施状況(県・広島市の援護事業) 84 5 被爆者関係施設整備事業 85 6 原爆関係団体の育成等 85 7 在外被爆者援護事業 85 8 在外被爆者医療費 ・ 85 9 被爆実態啓発事業 ・ 94 10 原爆死没者慰霊式典等助成事業 ・ 96 11 その他 ・ |
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3 | 調査研究機関及び福祉施設等 |
1 公益財団法人広島原爆障害対策協議会(略称「原対協」) 98 2 広島大学原爆放射線医科学研究所(略称「原医研」) 108 3 公益財団法人放射線影響研究所(略称「放影研」) 115 4 広島赤十字・原爆病院 122 5 広島市立舟入市民病院 127 6 独立行政法人国立病院機構福山医療センター(健康診断) 131 7 公益財団法人広島原爆被爆者援護事業団(原爆養護ホーム) 132 8 広島原爆被爆者療養研究センター(神田山荘) 138 9 広島平和記念資料館 145 10 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館 148 11 公益財団法人広島平和文化センター |
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4 | その他 |
1 広島県・市の機構及び関係予算 | |
2 広島・長崎原爆被爆者援護対策促進協議会(略称「八者協議会」) | |
3 放射線被曝者医療国際協力推進協議会(略称「HICARE」) | |
4 平成27年度原子爆弾被爆者実態調査 調査結果の概要 | |
5 「黒い雨」体験者の救済について | |
6 原爆関係団体・施設一覧表 | |
7 全国都道府県被爆者援護担当課一覧 | |
止
昭和50年の被爆者調査について(志水試案)
止
昭和50年原爆被爆者実態調査(松坂義正福祉部会委員)
止
昭和40年度原子爆弾被爆者実態調査生活調査の手引
厚生省、1965年11月1日実施
この調査について |
第2次大戦が終末をつげてから20年の歳月が流れた。もはや戦後ではない,ということばが語られてすでに久しく,今日ではもはやそのようなことばが意味をもつ時期さえ去ったようにみえる。しかし,いうまでもなく太平洋戦争は,わが国にとって史上かってない強烈な経験であり,その敗戦の残した幾多の記憶はわれわれの終生忘れることのできないものであろう。そして,その記憶をもっとも生々しくわれわれの胸によみがえらせるひとつの事実は,20年8月6日広島に,つづいて9日長崎に投下された原子爆弾による惨害である。
ところで,原子爆弾の被爆者についての調査は,25年および35年に限られた範囲内で行なわれたほかは,国が国の責任において,全国的な規模で行なったことはなかった。敗戦からはやくも20年を閲した今日,わが国は,社会,経済,あらゆる面で大きく変ぼうした。そして,経済成長とそれにともなう諸変化,国民的自覚の高まりなどは,とみに被爆者への関心を促すこととなり,このことは,現在,被爆者の健康の保持増進についての制度である原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の改正などをめぐる国会の審議の模様などによっても明らかである。 このたび国が各都道府県および広島市,長崎市に委託し,全国のすべての被爆者について行なおうとする調査は,上のような国民的関心を背景として,国として行なうはじめてのものであり,その意味するところはまことに深いものがある。 この調査は,すべての被爆者について行なわれる基本的なものと,一部抽出した被爆者について行なわれる生活状況および健康状態に関するもの,さらにその他の特別のものから成り立っているが,事柄の性格上,種々の困難さがあることを覚悟しなければならない。それだけに対象者の把握,調査する事項,調査の方法などについては,原子爆弾被爆者医療審議会に部会を設け,それぞれの部門の有識者に十分に諮り,その意見にもとずいて立案されたのであるが,それでもなお,20年という長い年月を経過した今日,被爆という事実が被爆者にどのような影響を残しているかを知ることはすこぶる困難であるといわざるをえない。そして,この困難を克服し,被爆者の真の実態を把握するために,なににもまして望まれることは,この調査そのものが正確であり精緻でなければならないことであろう。それなくしては,この調査はその意義の半ば以上を失うといっても過言ではない。 さらに,この調査の結果については,国内のみならず,国際的にも多大の関心をもって注視され,期待されている。各位のご熱意,ご協力をとくに願う所以である。 |
第1 調査の目的 第2 調査の期日と日程 第3 調査員の受持つ被爆者とその世帯 第4 調査票などの種類 第5 調査の対象 第6 調査の手順 第7 調査員の心得 第8 調査票記入上の一般的注意 第9 生況調査・個人票の記入の仕方 第10 生活調査・世帯票の記入の仕方 第11 調査票などのまとめ方 第12 審査の仕方 附表1 附表2 附表3 |
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