「NGO(か行)」カテゴリーアーカイブ

いのちの塔-広島赤十字・原爆病院への証言(目次)

『いのちの塔-広島赤十字・原爆病院への証言』
「いのちの塔」手記集編纂委員会
中国新聞社  19920610

目次

グラビア 痛恨の『あの日 あの時』
核時代の生命のしるし ~序にかえて~ 大江健三郎
プロローグ 被爆前後の日赤かいわい 前保美枝子
証言・その一 ~周辺住民と入院患者ら~
一枚の白衣 宗藤尚三
八月六日 笠間徳子
長い白日夢 真栄田年穗
救護活動の拠点・日赤で 中谷昇
まるで悪夢の日々 中島睦男
 父と弟の死の日に 船倉[土+坒]子
証言・その二 ~医師・看護婦~
外科医の、それは“悲しい日々”が… 服部達太郎
ヒロシマを語りつぐもの 入江長生
生き残った一人として 宇野ヨネ子
二十歳の夏に 面田孝子
従軍看護婦になりたかった私 内田千寿子
婦長の一言に励まされて 栗原アヤコ
若い血を躍らせた館 浅野智恵子
無念の涙 大阪己佐子
耳を澄ませば聞こえる悲鳴  高田静子
 青春の詰まる“故郷” 小里美智子
証言・その三 ~被爆後の入院患者~
日赤病院で受けたケロイド手術 光島太郎
日赤は生きる希望でした 米田美津子
日赤入院とその後 吉川生美
今もお世話になる日赤なのに… 小野春子
詩・『窓』 野津彼方
小説 『母の炎』から
母の炎 山口勇子
考証 『被爆遺跡としての日赤本館』
広島赤十字・原爆病院の建築について 石丸紀興
未来へのメッセージ
「広島日赤病院本館」について 後藤陽一
核政策への無言の抵抗碑として 伊東壮
貴重な原爆遺跡を保存しよう 久保浦人
あとがき 宗藤尚三
資料編
<資料1> 広島赤十字・原爆病院保存運動の経過
<資料2> 広島赤十字・原爆病院の沿革
<資料3>  座談会・あの時の広島赤十字病院

原爆遺跡保存運動懇談会(略年表)

被爆建造物保存のための懇談会(原爆遺跡保存運動懇談会)  結成日1990年12月4日

略年表(宇吹所蔵資料に基づく)

年月日 事項 備考
1990
0327 広島市議会「原爆遺跡の保存を求める決議」(全会一致) u
1204 「被爆建造物保存のための懇談会」、広島市で開催(約30人出席)。「原爆遺跡保存運動懇談会」を結成し活動することを申し合わせる。
1991
0123  原爆遺跡保存運動懇談会世話人名簿 1991年1月23日現在 u
0513 第5回世話人会(ご案内)[はがき] u
0520  原爆遺跡保存運動懇談会個人賛同者名簿 1991年1月23日現在 u
0617  原爆遺跡保存運動懇談会ニュースNO.2 u
0630 消すな!被爆の証人 原爆遺跡フィールドワーク [資料・新聞報道]。参加者60人?70人? u
 0706  第6回世話人会(ご案内)[はがき] u
0803 原水禁世界大会国際会議で発言(大中真一)
0804 原水禁世界大会国際会議「広島宣言」に原爆遺跡保存問題が位置づけられる。(長崎大会でも同趣旨で「宣言」に位置づく)
 0913   原爆遺跡保存運動懇談会第7回世話人会議[会議資料 B4 7枚] u
 広島赤十字病院被爆建造物保存運動の報告[会議資料 B4 4枚]
1024  原爆遺跡保存のためのシンポジウム--あのときそこでなにがあったのか‥‥ 遺跡は何が語りたいのか[ビラ 1枚] u
 1121  旧・理学部1号館(旧・文理大本館)保存についてのアンケート(実施期間 11月21日~12月9日)集約結果[部外秘] u
1992
0124 記者発表レジメ
0207  原爆遺跡保存運動懇談会第2回総会[案内]  u
 0212   原爆遺跡保存事業促進の要請(後藤陽一⇒広島市長平岡敬) u
0301 原爆遺跡フィールドワーク(Aコース30名、Bコース30名)
0317 核兵器廃絶・被爆者援護法の実現をめざす広島総決起大会「原爆遺跡保存についての特別決議」(案) u
0703 葉書[広島日赤原爆病院保存に関する依頼 *林*子⇒被爆建物等継承委員会委員宇吹] u
 1993
 0217  原爆遺跡保存運動懇談会第3回総会
 0924  元大正屋呉服店を保存する会発足。
1994
 0129  原爆遺跡保存運動懇談会第4回総会
 1995
0107  元広島文理科大学(旧広島大学理学部1号館)の保存を考える会。ところ:広島市婦人教育会館。
0215  原爆遺跡保存運動懇談会第5回総会[会議資料] u
 1996
0117 シンポジウム「あらためて原爆遺跡保存を考える-レストハウス、元文理大などをめぐって」 u
 0117  原爆遺跡保存運動懇談会第6回総会[会議資料]  u
 0209   原爆遺跡保存運動ニュースNo.2
 0213   原爆遺跡保存運動ニュースNo.3
 0219   原爆遺跡保存運動ニュースNo.4
 0222   原爆遺跡保存運動ニュースNo.5
 0227   原爆遺跡保存運動ニュースNo.6
 0301   原爆遺跡保存運動ニュースNo.7
 0305   原爆遺跡保存運動ニュースNo.8
 0319   原爆遺跡保存運動ニュースNo.9
 0402   原爆遺跡保存運動ニュースNo.10
 0419   原爆遺跡保存運動ニュースNo.11
  原爆遺跡保存運動ニュースNo.12
  原爆遺跡保存運動ニュースNo.13
 0610   原爆遺跡保存運動ニュースNo.14
 0628   原爆遺跡保存運動ニュースNo.15
 0731   原爆遺跡保存運動ニュースNo.16
0806 『ガイドブックヒロシマ-被爆の跡を歩く』(原爆遺跡保存運動懇談会著、新日本出版社、19960806)
 0820   原爆遺跡保存運動ニュースNo.17
 0909   原爆遺跡保存運動ニュースNo.18
 0930   原爆遺跡保存運動ニュースNo.19
1009 山瀬明(元大正屋呉服店を保存する会代表世話人)「ふる里の証、爆心の被害を告発し続ける元大正屋呉服店をそのまま保存してほしいと願う 弁護士会平和委員会への報告」 u
1116 レストハウス(元大正屋呉服店)の保存・活用についてみんなの思いを語るトーク集会。[配布資料] u
 1120   原爆遺跡保存運動ニュースNo.20
 1212   原爆遺跡保存運動ニュースNo.21
1997
0123 保存する会・保存懇合同世話人会。[配布資料] u
 0213  原爆遺跡保存運動懇談会第7回総会
 0303   原爆遺跡保存運動ニュースNo.24
0320  「パネルディスカッション・合唱コンサート 原爆遺跡 過去から未来へ 旧広島大学理学部一号館(元広島文理科大学本館)から何が見えるか」。[配布資料] u
 0401   原爆遺跡保存運動ニュースNo.25
 0417   原爆遺跡保存運動ニュースNo.26
 0430   原爆遺跡保存運動ニュースNo.27
 0527   原爆遺跡保存運動ニュースNo.28
 0610   原爆遺跡保存運動ニュースNo.29
 0630   原爆遺跡保存運動ニュースNo.30
 0707   原爆遺跡保存運動ニュースNo.31
 0715   原爆遺跡保存運動ニュースNo.32
0725   原爆遺跡保存運動ニュースNo.33
0818   原爆遺跡保存運動ニュースNo.34
0912   原爆遺跡保存運動ニュースNo.35
1013   原爆遺跡保存運動ニュースNo.36
  原爆遺跡保存運動ニュースNo.37
1206 元大正屋呉服店(レストハウス)の保存・活用をみんなで話し合う集い。[配布資料] u
1215   原爆遺跡保存運動ニュースNo.38
1998
0127 原爆遺跡保存運動ニュースNo.39
0218  原爆遺跡保存運動懇談会第8回総会
0323  原爆遺跡保存運動ニュースNo.40
0524 原爆遺跡フィールドワーク(第8回)[配布資料] u
0625  原爆遺跡保存運動ニュースNo.41
0925  原爆遺跡保存運動ニュースNo.42
1222  原爆遺跡保存運動ニュースNo.43
 1999
 0219  原爆遺跡保存運動懇談会第9回総会[配布資料] u
0420  原爆遺跡保存運動ニュースNo.44
0708 原爆遺跡保存運動ニュースNo.45
0921 原爆遺跡保存運動ニュースNo.46
1110 原爆遺跡保存運動ニュースNo.47
2000
 0121  原爆遺跡保存運動懇談会第10回総会[会議資料]  u
0225 原爆遺跡保存運動ニュースNo.48
0330 原爆遺跡保存運動ニュースNo.49
0701 建物疎開動員学徒の原爆被災を記録する会結成総会・フィールドワーク。
原爆遺跡保存運動ニュースNo.50
0718 原爆遺跡保存運動ニュース号外
0722 袋町小西校舎「伝言」を見学する会[配布資料] u
0809 原爆遺跡保存運動ニュースNo.51
1120 原爆遺跡保存運動懇談会10周年記念懇親会。[配布資料] u
1208 原爆遺跡保存運動ニュースNo.52
2001
0108 原爆遺跡保存運動ニュースNo.53
0109 原爆遺跡保存運動ニュース速報
0126 原爆遺跡保存運動懇談会第11回総会
0330 原爆遺跡保存運動ニュースNo.54
0828 原爆遺跡保存運動ニュースNo.55
1121 元広島文理科大学(旧広島大学理学部1号館)の保全と見学についての要望(⇒広島大学長牟田泰三)
1129 原爆遺跡保存運動ニュースNo.56
2002
0227 原爆遺跡保存運動ニュースNo.57
0328 原爆遺跡保存運動ニュースNo.58
0614  原爆遺跡保存運動ニュースNo.59
0806 『あの日ここで 原爆遺跡写真集』(原爆遺跡保存運動懇談会編・刊、池上利秋撮影)
0927   原爆遺跡保存運動ニュースNo.60
1227   原爆遺跡保存運動ニュースNo.61
2003
0430  原爆遺跡保存運動ニュースNo.62
 0620  原爆遺跡保存運動ニュースNo.63
1003  原爆遺跡保存運動ニュースNo.64
10 元広島文理科大学本館(旧広島大学理学部1号館)の保全運動の経過(保全を考える会)
2004
0323  原爆遺跡保存運動ニュースNo.65
0610   原爆遺跡保存運動ニュースNo.66
0906  原爆遺跡保存運動ニュースNo.68
2005
0414  原爆遺跡保存運動ニュースNo.70
0701 『爆心地中島 あの日、あのとき』(元大正屋呉服店を保存する会・原爆遺跡保存運動懇談会編刊、20050701)
2006
0806 『広島 爆心地中島』(原爆遺跡保存運動懇談会編、 新日本出版社 、2006/08/06)
1207 原爆遺跡保存運動ニュースNo.75
 2011
0126 『あの日ここでは 保存懇20年の歩み』(原爆遺跡保存運動懇談会編・刊)

『原爆と文学』目次

機関誌『原爆と文学』創刊号 1972年07月25日刊

原爆と文学の会=「『原爆と文学』は、1972年創刊で、年1回発行(2000部~1500部)し、1977年7月に第5号を刊行して以来休刊していました。それが昨年の集まりで、今年の被爆・敗戦50周年を記念する1995年版をつくろうということになり、このごとく編み、刊行するに至りました」 出典:「あとがき」(機関誌『原爆と文学 1995年版』)

機関誌『原爆と文学』創刊号 目次

 号 発行年月日  著者  タイトル
創刊号 19720825
櫛田 ふき 巻頭言 広島・長崎をわすれまい
 三上 満 〝平和”をしみこますために
 深川 宗俊 アメリカ核戦略下のABCC
創作
山口 勇子、 増岡 敏和  北川 伸子 薄葉 久子
小森 香子 原水爆反対をうたごえにこめ
随想
 野口 義夫 原爆被爆者と医療と
 山岡 和範 原爆を考える
 徳富 いさを 原爆と俳句
 山上 進 被爆体験記(広島)
 大島 洋 書評『広島の詩人たち』について
よびかけ  とりきめ あとがき
 2 19730601
峠一夫 ベトナム協定と被爆者援護法
山口勇子 短編集(おこりじぞう、いりたまご、トウとじいさんの木)
宮本勝夫、増岡敏和   北川伸子  やすい・けんじ
松原恵子   ベトナムに山河あるかぎり
小森香子 ばら・リジッツェとベトナムと広島と
四国五郎  わが家の被爆メモ
山岡和範 広島行き
奥田洌 被爆二世問題とヒロシマ記者
中原綾子 邦ちゃんの笑顔
短信・「原爆を考える文学教室」開催
 山上進  被爆体験記(広島)Ⅱ
 田川時彦  燃えつづける被爆の炎
小森香子・林彰雄 ミンバンの少女トウのうた
3  19740615
 田川時彦 森与志男  対談:戦争・原爆体験の追認とその視点―文学と教育のあり方を軸として
 小森香子・里見香世子  音楽構成詩 青い空は
 増岡敏和  最近の原爆小説
ジャーナリストの眼
 青木洋  ヒロシマを訪れたアジェンデ大統領夫人
泉航一  被爆者援護法制定に支援を
 荒谷一成  「韓国」の被爆者・戦争未亡人
水原肇  ヴォルゴグラード市を訪ねて
 野口義夫  時言:日常化している被爆
 4  19750710   中沢 啓治  山口 勇子  田川 時彦  増岡 敏和
 座談会:「歴史としての体験」をどう定着させるか―その創作観点と教育のあり方
 小森 香子  音楽構成詩 すみだ川
 松山映  渦:六・九行動の十二年
 四国五郎  被爆体験は風化するか―市民の手で原爆記録画を描く運動
 青木洋  燃えている広島の原点
山田保人 ある告発の姿勢―平和美術展の北田和広の絵について
山岡和範 原爆児童文学について―教室の学習から
野田芳朗(高校生) 第19回原水禁大会に参加して
深川宗俊 ABCCと財団法人放射線影響研究所とどこがちがうのか

 

発行年月日 所蔵:P=ピカ研、H=原爆資料館
創刊号 1972/7/25 PH
第2号 1973/6/1 PH
第3号 1974/6/15 PH
第4号 1975/7/10 PH
第5号 1977/8/1 H
1995年版 1995/3/1 H
1996年版 1996/2/27 H
1997年版 1997/3/1 H
1998年版 1998/3/1 H
1999年版 1999/3/1 H
2000年版 2000/3/1 H
2001年版 2001/3/1 H
2002年版 2002/3/1 H
2003年版 2003/3/1 H
2004年版 2004/3/1 H
2005年版 2005/3/1 H
2006年版 2006/3/1 H
2007年版 2007/3/1 H

郷土(郷土クラブ)

郷土(郷土クラブ)

発行年月日 著者 タイトル 所蔵
3 19500301 科学の鬼兒-原子爆弾 H
8 19511220 平和記念号 H
濱井信三 正直・純潔・無私・愛
山本康夫 歌人よりの平和運動
惠谷繁 正しき愛国心に目覚めよ
野田不死鳥 平和祭
石井陶山 平和と茶
山口斐二 平和の使徒 弘法大師の伝説とご遺趾
講和会議のあらまし
長曽我部竹洞氏よりマッカーサー元帥え
11  19521110 U
12 19530305 P
13 19530820 P
16 19540720 山本康夫 原爆の記憶 P
17 19541220 豊田清史 ヒロシマの眼―二人の文化人を迎えて P
「1951年10月13日、A新聞社の主催でフランス文学の辰野隆、作家火野葦平の文化講演会。
神田三亀男 新しき歌人群像―広島県歌壇の新風
18 19550505 潮規矩郎 壁の傷 P
19 19550915 田中菊坡 原爆句集より P
20 19560310 金近豊彦 自殺談義 P
21 09560510 豊田清史 郷土の作家批評(第1回)隙のない庶民性―井伏鱒二をみる P
神田三亀男 広島県戦後短歌10年史

黒雨以後の会(こくういごのかい)

黒雨以後の会

関連年表

1957年 『黒雨以後-広島県戦後女性俳句集』(柴田杜代編、広島県女性俳句集刊行会(浅野図書館内)発行、 季節社刊、 19570601)発行。
柴田杜代による「女性俳句のアンソロディ」企画が契機。
1958年 「黒雨以後の会」の機関誌として『黒雨以後-広島県女性俳句集発刊』
メモ 黒雨以後
— 黒雨以後の会 — 不定期刊
広島県立図書館 — 永久保存 — 1(1958.6) — 41(1998.9)

機関誌目次(抄)

NO. 発行年月日 著者 タイトル 所蔵
1 195806
2 19590501 小西信子 あとがき P
10 19670501 鳴沢花軒 年刊句集のすすめ P
柴田杜代 十号の発刊に思うこと
国友すめ女 あとがき
11 19680501 P
14 19710701 P

 

 

河図洛書-渓水社十周年記念

『河図洛書-渓水社十周年記念』(木村逸司編、溪水社 <渓水社>19850430)目次(抄)

Ⅰ-1 出合いの一冊
長岡弘芳 J・ハーシー『ヒロシマ』のこと
Ⅰ-2 幼い日に
Ⅰ-3 青春の道すがら
天野卓郎 私の読書
佐藤進 万年文学青年の読書歴
平岡敬 カフカと『世紀群』
Ⅰ-4 わたしの読書法
Ⅰ-5 収書・探索
Ⅰ-6 蔵書
宇吹暁 蔵書あれこれ
Ⅰ-7 思いつれづれ
岩崎清一郎 ありあまる時間の中の怠惰
宇野正三 安養の浄土はこいしからずそうろう
中敏みのり 遠来の友との出会い
Ⅱ-8 本づくりあれこれ
石踊一則 紙魚のひとりごと
Ⅱ-9 編集のことなど
大牟田稔 見果てぬ夢
五藤俊弘 広島県詩集のこと
Ⅱ-10 本としてだす
Ⅱ-11 文化・地方・渓水社
板垣綬 「中央」と「地方」って何んだろう
今堀誠二 世界にひろがり得てこそ
米山穫 渓水社
Ⅲ- 渓水社の十年

火幻

火幻短歌会機関誌『火幻』()

<所蔵>P=ピカ研、N=西岡、U=宇吹、G=原爆資料館
年月日 通巻 備考 所蔵
1
2
3
19590723 4 特集「八月六日」 P
5
6
7
8
9
10
19610415 11 G
12
13
19611221 14 G
15
16
17
18
19
20
19630920 21 G
22
23
24
25
19641221 26 G
19650325 27 春季号 NG
19650720 28 特集「戦後広島の文芸と短歌」 P
29 G
30
19660318 31 <保田白汀追悼号> PNG
19660801 32 特集「原水爆短歌この二十年」 PG
19661006 33 G
34
35
19670720 36 特集「広島とベトナム」 P
19671018 37 創刊10周年記念号 PNG
38
19680320 39 春号 N
19680723 40 特集「社会詠作品の検討」 P
19681010 41 秋号 PG
42
19690320 43 G
19690718 44 G
19691010 45 G
19691215 46 新春号 PG
19700315 47 春号 N
19700720 48 夏号 NUG
19701010 49 秋号 NG
19701215 50 新春号 N
19710310 51 春号 NUG
19710720 52 夏号「ヒロシマ・平和特集」 PNUG
19711020 53 秋号 NP
19711220 54 新春号 U
19720325 55 <同人三氏追悼号> PNU
19720715 56 夏号 NU
19721010 57 秋号<創刊十五周年記念特集号> PU
19721215 58 新春号 NU
19730315 59 春号<*原*夫・梅田昌一・国川浩夫氏追悼> NU
19730720 60 夏号―佐藤求歌集<空寂>批評― N
19731015 61 秋号 N
19731210 62 新年号 U
19730310 63 春号 NU
19730710 64 夏号 NU
19741010 65 秋号 U
19741210 66 新春号 NU
19750320 67 春号 NU
19750710 68 夏号 NUG
19751010 69 秋号 NU
19751215 70 新年号 NU
19760315 71 春号 U
19760710 72 夏号 NU
19761010 73 秋号 NU
19761210 74 新年号 NU
19770310 75 春号 NU
19770710 76 夏号「ひろしま33回忌特集」 NUG
19771010 77 秋号「第15回火幻賞発表」 NU
19771220 78 新年号 NU
19780310 79 春号 PU
19780710 80 夏号「核と戦争、広島特集」 PU
19781015 81 「火幻創刊20周年特集」 U
19781215 82 新年号「20周年大会記・歌集「心眼」批評」 NU
19790315 83 春号 NU
19790715 84 夏号「<核と広島>特集」 NUG
85 秋号―火幻賞・合宿研究会記― N
19791220 86 新年号 NU
19800320 87  春号 NUG
 19800720 88 夏号 NUG
 19800720 89  秋号―第18回火幻賞発表― NUG
 19801220 90  新年号  U
 19810315 91  春号―農村詠特集― NU
 19810715 92 夏号―ヒロシマ・反核特集― NUG
 19811015 93  秋号 NUG
19811220 94  新年号 NU
 19820325 95   春号 UG
 19820715 96  夏号「<広島反核110人の作品>特集」 NUG
19821101 97  秋号「<創刊25周年記念号>」 UG
19830105 98 新年号「火幻創刊25周年記念大会記」 NUG
19830325 99  春号「久保田千文追悼記」 UG
19830720 100  夏号「創刊100号記念特集」<反核の歌> NUG
19831015 101  秋号 NUG
19831215 102  新春号 NUG
19840320 103  春号「歌集批評号」 NUG
19840710 104  夏号「特集<今こそ核兵器の廃絶を!>」 NUG
19841015 105  秋号「作品鑑賞批評号」 NUG
19841220 106  新春号 NU
19850320 107  春号 NU
1985 0720 108  夏号「戦後40年、反核特集」 NUG
19851020 109  秋号「西行は宮島に止錫したか」 U
19851220 110  新年号 NUG
19860320 111  春号―歌集批評特集― UG
19860720 112  夏号―反核草の根特集― NUG
19861020 113 秋号―火幻賞発表― NUG
19861220 114  新年号 NUG
19870320 115  春号 NU
19870720 116  夏号―特集<反核作品と絶唱高橋武夫の歌>― NU
19871020 117  秋号―火幻創刊三十周年記念号― U
19871220 118  新年号―創刊30周年記念大会特集― NU
19880320 119  春号 NUG
19880720 120  夏号―反核、ヒロシマはこれでよいか― NU
19881020 121  秋号―火幻賞・合宿研究会― NUG
19881220 122  新春号  U
19890320 123  春号―特集<昭和逝く>―  U
19890718 124  夏号―ヒロシマ・反核特集―  U
19891020 125  秋号―火幻賞と歌集評― NU
19891220 126  新年号 NU
19900310 127  春号―戦争と歌人―  U
19900715 128  夏号―特集<平和、渡辺直己>― NU
19901020 129  秋号―火幻賞・新人賞発表―  U
19901220 130  新年号 NU
19910320 131  春号―豊田清史・西岡歌集特集― UG
19910718 132  夏号―平和・汚染はこれでよいか― NUG
19911020 133  秋号―第29回火幻賞、大立、木村歌集評― U
19911220 134  新年号 NU
19920320 135  春号―中元・東田歌集批評特集― U
19920720 136  夏号―平和・破壊はこれでよいか― NU
19921020 137  秋号―創刊35周年記念号― UG
19921220 138  新年号  U
19930320 139  春号 UG
19930720 140  夏号―特集<ヒロシマはこれでよいか>― U
19931020 141  秋号―<黒い雨と重松日記>特集 第32回火幻賞発表― UG
19931220 142  新年号 NU
19940320 143  春号―追、歌人でもあった森瀧市郎博士―  U
 19940720 144  夏号「特集<平和と渡辺直己全集>」  U
145
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147
19950710 148 G
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150
19960315 151 G
152
19961015 153 秋号 NG
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155 G
156 G
19971020 157 G
158
19980315 159 春号「七万の無縁骨を平和祈念館に 第35回火幻賞発表」 NG
19980715 160 夏号「総括―井伏作品「黒い雨」に使われた被爆者の手記」、「特集―反戦歌人の第一人者、安藤正楽」 NG
19981010 161 秋号「中丸歌集「旅の衣は」・木原歌集「白き不要」批評」、「これでよいか、体制派歌人」 NG
162 新年号「特集―末広憲爾歌集「鶴」批評」 N
19990310 163 春号「特集=人間性の追求をヒロシマに、短歌に」 NG
19990710 164 夏号「特集=世の歪みをわれらかく生きる!」 NG
19991005 165 秋号 NG
19991210 166 新年号 NG
20000305 167 春号「国民文化祭三原市短歌大会を迎える」 NUG
167 G
20000710 168 夏号「見つめよう合同歌集「広島」」 NG
20001001 169 秋号「井伏作品「黒い雨」検証のまとめ」 NG
20001201 170 新年号「「火幻」45年を迎える」 NG
20010305 171 G
20010615 172 夏号「37年ぶりに公表された井伏の「重松日記」」 NG
173
20011210 174 新年号「全国月の西行祭10年・火幻45周年」 NG
175 春号 N
20020710 176 夏号「井伏著「黒い雨」盗作の結末特集」 NG
177 秋号 N
178
179 春号 N
20030625 180 夏号「特集―反核・非戦に生きる―」 NG
20031005 181 G
20031210 182 新年号「豊田清史歌集「幽魂」特集」 NG
20040310 183 春号「特集<憲法第9条が踏みにじられる>」 NG
20040705 184 夏号「特集<真に反核、非戦を生きた歌人>」 N
20041001 185 秋号 NG
20041210 186 新年号 N
20050310 187 春号「被爆60年、ヒロシマを生きる」 NG
20050710 188 夏号「被爆60年、原爆、劣化ウランを許さない」 NG
20051010 189 秋号「特集 全国反核秀歌二十首」 NG
20051210 190 新年号「特集・火幻創刊50年を迎える」、「松田弘江夫人追悼」 N
20060310 191 春号 NG
20060710 192 夏号「創刊50年記念号 ―人間性の追求―」 G
20061020 193 N
20070310 194 火幻創刊50周年記念大会 G
西岡喜美子「師の第一歌集「暁雲」を読みて」
20070701 195 <特集反核社会詠に挑む> NG
20071001 196 N
20080201 197 NG
20080620 198 N
20081020 199 N
20090220 200 創刊50年・第200号特集号 N
20090710 201 N
20091010 202 N
20100301 203 N
20100710 204 N
20101010 205 N
20110305 206 NG
20110705 207 N
20111030 208 編集記(豊田啓文)「今年の八月五日、父清史が突然意識を失い、救急病院に運ばれました。検査の結果、脳梗塞と診断され、意識が回復しないまま病床に寝たきりで今日に至っております。」 N
同年11月24日没。

 

 

 

記録の会

1979年4月『記録』を創刊。編集=記録の会、発行=記録社、発売元=すずさわ書店

発行状況

発行年月日(著者) 備考(タイトルなど)
01 19790401
記録の会 月刊誌『記録』発刊にあたって
土本典昭 水俣―映画記録者として
大峯雄輔 ロボトミー―人間管理の究極なるもの
本多勝一 ルポルタージュの方法①
松浦総三 日本のルポルタージュついて―覚え書き(上)
松井やより 鎖国と友好―わたしの中国滞在・往来記①
上坪隆 非業の死を語りつづける―九州で取材して
栗原貞子 反核意識の再構築を―第1回原爆問題総合研究会の記録
岡邦俊 キャロル①
白基□(飛揚訳) 民族の分断と人権(上)
コラム 微罪で全裸にされ
TVドキュメント‘79『原爆の子・百合子』
よみがえれ国際人民相互の信頼と連帯
箙田鶴子『他者への旅』
松本竣介の大回顧展
無知の告白―『朝鮮通信使』のこと
身障児から教えられる関係
02 19790501
大牟田稔 二枚の認定書―被爆者母娘をめぐる生と死
03
04
05
06
07 19790701
丸木位里・丸木俊・石川保夫・長岡弘芳
民衆をいかに絵できろくするか―丸木位里・丸木俊夫妻を囲む座談会
08
09
10
11
12
13
14
15
16
17 19800801
吉川土竜・吉川敏 広島日記―ある銀行員の原爆投下前後の日記から
18
19
20 19801101

現代史研究会(1957年)

現代史研究会(1957年)

『戦後日本の国家権力』(現代史研究会<著者代表:石井金一郎>、三一書房、1960年8月25日)

同上「はしがき」

本書は、広島に在住する社会科学者の有志の共同研究によって成ったものである。共同研究は、政治学・経済学・歴史学のそれぞれの専攻の立場から、一つの研究会で討論することによって、進められた。テーマを定めて、専攻分野の異なる研究者が共同研究を進めていくということは、困難でもあったが、有益でもあった。
われわれの研究会が発足したのは、いまから三年ほど前である。メンバーの全員が社会科学(政治・経済・歴史)を専攻している者だといっても、各人の研究対象は区々なので、普通の研究会ではなかなか討議が発展しない。それで、専攻はちがっても社会科学者として現在の日本の問題に関心をもつ点では一致しているのだから、この一致している対象を共通の場にして研究会をつくろうということで会が出発した。
その後、研究の対象を、さらに戦後の日本の従属と自立の問題にしぼり、これを中心にして、各人が一応分担をきめ、報告・討議の形式をとって研究会を進め、今日に至った。
その間には、参加者のなかで、外国留学・国内研修のため広島を離れ、研究会参加を中断した人もでた。また今年になって転勤のため広島を離れた人もある。
いまその結果を公にするわけであるが、研究会の全員が共同執筆に参加したのではない。表題のテーマで問題を分担した者だけが執筆に参加した。
本書で取り扱うテーマは、実践的な問題につながるものであるが、われわれは、これを学問的立場から共同討議していった。本書のテーマは、すでにこの数年来実践的立場から論争されている問題であるが、われわれは、論争に直接に参加するのでなく、論争の基礎となるべき事柄を、資料の問題・概念整理の問題を中心に、提起したいと思う。
本書の構成は、戦後日本の権力論と、政治過程論の二部構成をとった。
権力論においては、第一章において、戦後日本の権力問題についての通観を試みた。したがって、第一章は、本書全体の通論的性格をもっている。
政治過程については、戦後の時代を大きく三つにわけて、問題史的なとりあげをおこなっている。ただ、政治過程の部は、問題史的に扱っているので、簡単にしかふれられていないところもあり、また、三人の問題意識も異なっているので、通史としての役割は、果しえていない。第二章は占領中のアメリカの対日政策をとりあげたものであり、第二章においては、講和後(鳩山内閣まで)の政治過程を通じて、当時の日米関係を追及している。第三章は、日本独占資本の現時点における要求が岸内閣の諸政策の中に、どのように反映しているかを明らかにしたものである。
このように、第二部における三つの章は、それぞれ、視角を異にしているので、三つは章でつながっているが、個々の章は、それぞれ、独立論文として読んでいただきたい。
補論はいわば、第一部の補足的意味をもつものであり、中国の公的な発表にもとづいて、中国の日本国家にたいする権力規定を時代的に整理したものである。
本書の内容については、できるだけ共同討議によって意思統一することにつとめ、また分担執筆後も、第一次原稿にもとづいて討論し、その討論の結果書き改められたものについてさらに討議をおこない、最後原稿についても調整をするという手続きをとって意見の統一につとめたが、研究会の性質上、意見の統一は強制しなかったので、本書のすべての部分について、共同研究者が見解を一にしているわけではない。とくに、第一部第一章において取り扱われている中立の問題については、他の部分と同じように、共同執筆者の討論をへて執筆されているのであるけれども、
この問題について、他の共同執筆者に充分な理論的準備がなかったため、共同執筆者の一致した見解となっていない。
しかし、細部においては必ずしも見解の一致がないにもかかわらず、本書の全体を通じて、理論の不一致にもとづく混乱はない筈である。本書は、一つのまとまった戦後権力の研究となっていると思う。
なぜならば、我々は、戦後の日本の権力の把握において、もっとも基本的な点では意見が一致しているからである。
それではわれわれの一致致している点、言葉をかえていえば、本書を一貫して貫いている理論的立場は、どのような立場であるのか。
第一は、従属の問題を、上部構造と下部構造との相関に於いてとらえようとする点である。(中略) 第二は、戦後の日本は、占領中も含めて、一貫して、民族国家として存在していたという認識である。(中略) 以上の二点において、共同執筆者は全員の見解が一致している。したがって本書を通じて、各執筆者の間に、基本的な点では相違が無い。
われわれの共同研究は、まだ未熟であって、残された問題も多く、掘り下げの弱い部分も多々あることを痛感している。それにもかかわらずあえて本書を公にするのは、それによって読者の厳正な御批判をいただき、今後の研究の大きな助けとしたいと思うからである。
われわれは、今後も共同研究をつづけていきたいと思っている。読者諸氏が厳しい御批判をよせられることを期待してやまない。(石井金一郎)
<著者略歴抄>

中村義知
なかむら よしとも
1926年生る
1949年東京大学法学部政治学科卒業
現在広島大学助教授
山田浩
やまだ ひろし
1925年生る
九州大学法学部卒業
現在広島大学助教授
石井金一郎
いしい きんいちろう
1922年生る
京都大学法学部卒業
現在広島女子短期大学助教授
大江志乃夫
おおえ しのぶ
1928年生る
名古屋大学経済学部卒業
現在東京教育大学助教授
横山英
よこやま すぐる
1924年生る
広島文理科大学卒業
現在広島大学講師