鹿児島県原爆犠牲者慰霊平和祈念碑
鹿児島県鹿児島市照国町城山公園・探勝園
一九四五(昭和二〇)年八月六日 広島に、九日には長崎に原子爆弾が 投下され、二つの都市は一瞬のうち に壊滅しました。熱線や放射能など で死亡した人は年末までに二一万人 を超えました。 唯一の被爆国である日本の国民は あの恐ろしい戦争を再び起こさない よう、また残虐極まりない核兵器の 廃絶を叫び続けてきました。しかし いまだに実現されていません。 あの時から五三年経った今も鹿児 島県内の一七〇〇余名の被爆者は、 原爆後遺症と闘いながら懸命な運動 を続けています。 ここに原爆犠牲者のご冥福を心か ら祈り、核兵器廃絶と世界の恒久平 和を願って、平和都市宣言のまち・ 鹿児島市の絶大なご厚意により、こ の地に碑を建てました。 建立にご援助をいただいた国・県・市 ご当局をはじめ、建立募金にご協力 の皆様に深く感謝申しあげます。 一九九八(平成一〇)年一〇月三〇日 鹿児島県 原爆被爆者福祉協議会 |
|
撮影年月日:2018年10月29日 |