『明日に生きる 高校生のための平和読本』(広島・長崎平和読本編集委員会編、広島県・長崎県高等学校被爆教職員の会、19740701)
目次(初版)
章節 | |
1 | 原爆・原点から学ぶ |
1-1 | 広島の証言 |
■仮繃帯所にて2■コレガ人間ナノデス3■友よ、ゆるしてくれ!!4■死んではならない6■ヒロシマの空8■原爆の日、母は12 | |
1-2 | 長崎の証言 |
■写真の中の友14■火焔の中から16■「お母さん、妹が・・・」18 | |
1-3 | 爪あと |
■童女よ20■空白22■十九才の青春23 | |
1-4 | 原爆・その非人道性 |
■爆風による破壊力24■熱線による作用25■爆風・熱線・火災による被害26■黒い雨29■放射能29■原爆症30■人的被害32■覆いかくされた被災の実態33■被災資料の保存と怠慢34■救護活動34■国際法違反35 | |
1-5 | ■2つの説36■原爆が投下されるまで37■できるだけ早く投下せよ38■戦争完遂あるのみ40■原爆投下は必要なかった42■温存されたモルモット都市、広島・長崎43■人間不在46 |
2 | 戦争とは何か |
2-1 | ■戦争を知らない子どもたち50■聞け、わだつみの声52■ある学徒兵の手記54■両親の世代に聞く戦争体験56 |
2-2 | 大空襲を告発する |
■東京大空襲58 各地の空襲の記録とその運動・(福山)59■火の雨-(佐世保)63 | |
2-3 | 告発される側に立って |
■“爸々!(オトウチャン)”68■ヒト捨て70■「祖国」にそむいた愛国者たち72■東洋鬼日本とヒロシマ・ナガサキの虐殺74 | |
2-4 | 戦争とは何か |
■戦争とは何か82■戦争はなぜ起きるか84■ススメ ススメ ヘイタイススメ88■教科書は一体誰のものか90 | |
2-5 | 戦争から学ぶ |
■15年戦争まで92■日中戦争の開始95■太平洋戦争97■戦争経済と国民生活99■国家総動員と戦争経済99■国民生活の弾圧101 | |
2-6 | 現代の戦争 |
2-6-1 | ベトナムを考える |
■殺す側の論理104■ディエン・ビエンフーの戦い106■ベトナム和平108■ベトナムとヒロシマ・ナガサキ・オキナワ112 | |
2-6-2 | 沖縄を考える |
■戦に散った生徒たち116■沖縄一中鉄血勤皇隊の追体験120■基地の中の沖縄121 | |
3 | 私たちの課題 |
3-1 | 安保条約と私たち |
3-1-1 | 私たちをとりまく国際情勢 |
3-1-2 | 安保条約と私たちの生活 |
■安保条約とは131■公害・エネルギーなどの問題132■大砲かバターか132■ほんとうの独立133■「ノー」と言えるか135■安保条約と私たち136 | |
3-2 | 平和と防衛 |
■日本国憲法から138■あたらしい憲法のはなし138■骨抜きにされた平和条項140■4次防計画と第9条141■軍備拡張の背景144 | |
3-3 | 核時代に生きる |
■核戦略体制(恐怖の実態)154■日本をとりまく核戦力156■軍縮と日本160■原子力の平和利用と問題点164 | |
3-4 | 平和運動のあゆみ |
3-4-1 | 生きていてよかった |
■原爆を語るな168■正田篠枝さんの抵抗168■朝鮮戦争をやめろ!核兵器を使うな!170■三たび、“死の灰が”174■生きていてよかった177■インドの核実験によせて179 | |
3-4-2 | 沈黙の壁をやぶって(祈りから怒りへ、長崎の証言運動)180 |
3-5 | 被爆者、人間の復権 |
■25年めの回想と証言184■非差別部落の原爆被爆者として184■朝鮮人被爆者外国人被爆者190■立ちあがる被爆者192■援護法制定を求めて194■被爆二世の死(白血病で亡くなった教え子のこと)198■被爆二世について その(1)202 その(2)203 その(3)207■胎内被爆小頭症の人とその親たち207 | |
3-6 | 明日に生きる道を目ざして |
■恋人とともに不安をのりこえる208■広商生は“原爆”にどうとりくんできたか(原爆研究会の歩み-)212■ぼくのなかの“原爆”(「ナガサキの証言」ゼミのなかで)218■構成詩“灰のなか地の底から”222■「ピース・ナウ!」226 |