日本科学者会議『日本の科学者』目次(抄)1965年12月~
年月 | 著者 | タイトル | 備考 |
1965 | |||
03 | <創立発起人総会の記録> 日本科学者会議創立宣言/よびかけ人代表あいさつ/議長団あいさつ/祝辞・メッセージ・祝電/経過報告/付・科学者の全国組織についてのよびかけ/日本科学者会議会則/当面の活動計画 決議 「日韓条約」の批准・アメリカ原子力潜水艦の日本「寄港」・ベトナム侵略への日本政府の協力に反対し、民主主義と学問研究の自由を守るための決議 閉会のあいさつ 付 会員加入申込書 |
Vol.1 No.0(通巻0号) | |
1966 | |||
03 | <扉のことば>『日本の科学者』をみんなで育て、科学運動をひろげよう 神山恵三 現代科学の性格 坂田昌一 科学技術基本法案の批判的検討 川崎昭一郎 科学技術基本法案と権力による学問統制の危険 家永三郎 現場にみる科学技術基本法案の問題点 美園繁 私立大学の経営と教育・研究体制 渡辺睦 独占資本の復活と大学 芝田進午 <資料>科学技術基本法案(第4次案)/計画研究選定基準案 科学技術基本法案についての声明 日本学術会議第45回総会議事録抄 「教科書検定違憲」訴訟・訴状全文 <動向>創立20周年の地団研/各地で進む「北京科学シンポジウム」 世界科連のベトナム決議 <本の紹介>『科学論』 井尻正二 <投稿>毒ガス問題と科学の悪用 |
Vol.1 No.1(通巻1号 | |
1965 | |||
05 | <扉のことば>私学問題への若干の提言 松岡三郎 <論説>沖縄と教育 大河内一男 学問の自由と大学と自治 高柳信一 日本学術会議はどこへ行く--16年の歴史の批判的回顧 井上清 <研究・教育体制の問題>大学教育に対する国家統制--「大学設置基準改善要綱」について 細谷昂・佐藤郁生 日米医学協力計画について 高橋三雄 医学研究と無給医問題 金沢彰 <研究>ビタミンB1大量療法の薬効文献からは効くという論証は困難 高橋晄正 「科学時代の哲学」における近代主義 秋間実 アメリカ帝国主義の世界支配戦略とその論理 杉本昭七 <時評>緊迫するアジア情勢の特質 畑田重夫 「国益」論に立っての在日朝鮮人の民族教育抑圧政策を批判する 森田俊男 <資料>学校教育法一部改正法案 <研究室からの通信>国土地理院の軍事作業と軍事研究 <動向>日本学術会議・農薬の軍事使用について世界の科学者に訴える ベトナム戦争にたいする物理学者の声明 <本の紹介>『生物化学兵器』 江上不二夫 『稚魚を求めて』 檜山義夫 『日本の薬学』 川瀬清 『大学の自治の歴史』 川合章 |
Vol.1 No.2(通巻2号) | |
07 | <扉のことば>行動の意義 舟木重 <論説>選挙区制と憲法問題 黒田了一 <新しい科学者運動の前進のために>日本科学者会議第1回大会・報告 経過報告/科学技術基本法問題特別報告/新しい科学者運動の前進のために--当面の活動計画/大会議事録・抄 <科学シンポジウム>現代科学の性格--天文学の立場から 関口直甫 「日本近代化論」の検討 木村礎 <いわゆる「建国記念日」に関するシンポジウム>考古学・古代史の立場から 直木孝次郎 近代史・現代史の立場から 遠山茂樹 憲法・教育基本法の立場から 星野安三郎 <資料>「紀元節」復活問題年表 <研究・教育体制の問題>「大学の自治」と大学の管理運営--国立大学協会「大学の管理運営に関する意見」について 山崎真秀 <動向>6.27学者・文化人・労働者のつどい 「教科書検定訴訟を支援する大阪集会」 「教科書検定訴訟を支援する全国連絡会」第2回総会 林学会シンポジウム林野庁の圧力で中止 <会告>日本科学者会議の対外名称の決定 |
Vol.1 No.3(通巻3号) | |
1966 | |||
09 | <扉のことば>旧紀元節の復活と科学 松島栄一 <論説>核兵器と科学者 三宅泰雄 ・アメリカの争犯罪行為を告発する バートランド・ラッセルと戦争犯罪裁判 岩松繁俊 (資料)バートランド・ラッセル平和財団・資料(1) (資料)アメリカのベトナム侵略戦争における毒ガスの使用・無差別爆撃は、国際法違反の犯罪行為 平野義太郎 <科学シンポジウム>坂田博士の『科学に新しい風を』と自然弁証法の問題 藤野渉 気象予報の問題点 勝井辰宣 <研究>「公害」の共同研究をすすめよう 神山恵三 東京都空気のガス汚染成分に対するガスクロマトグラフ法による研究 加藤龍夫 <研究・教育体制の問題>私学の民主化と組合運動 尾形憲 「大学の自治」と大学の管理運営--国立大学協会「大学の管理運営に関する意見」について(承前) <時評>チフス事件の疑点 山田千昌 第11回太平洋学術会議に出席して 牛来正夫 <動向・会のうちとそと>まとまりつつある松代地震調査 東京支部シンポジウム「私学の悩みを語る」報告 「奈良の都」を破壊する国道24号線バイパスについて 都立大学阿部問題について <本の紹介>『栽培植物と農耕の起源』 大橋幸成 『イギリス工業法成立史論-社会政策論の歴史的再構成』 石畑良太郎 『アメリカの中国観-それをゆがめるもの』 鈴木修次 『アメリカの沖縄教育政策』 木下春雄 |
Vol.1 No.4(通巻4号) | |
1967 | |||
01 | <扉のことば>沖縄の子らの訴え 森田俊男 <論説>小笠原の現状と問題点--沖縄問題と小笠原問題の関係 牧瀬恒二 アメリカにおける学問の自主性,“学園の叛乱”,軍事研究 陸井三郎 「資本論」百年,「帝国主義論」五十年にあたって 守屋典郎 服部英太郎著作集によせて 大友福夫 ・危機にある日本の研究体制 日米科学協力の五カ年 神山恵三 「科学技術振興の総合的基本方策に関する意見」における国立試験研究機関からみた問題点 長嶺晋吉 「科学技術振興の総合的基本方策に関する意見」についての私達の意見 日本科学者会議京都支部常幹 研究機関・大学の筑波集中移転をめぐって 岩佐安 研究学園都市問題における教育大学の立場 大森昌衛 <投稿>医学における歪んだ科学--不良薬品を追放せよ 増山明夫 <動向>数学者によるベトナム戦争反対の国際的署名運動 ベトナム侵略反対・ラッセル国際法廷支持科学者集会 <本の紹介>『黎明期の日本地質学』 藤井陽一郎 『新安保体制論』 花原二郎 |
Vol.1 No.5(通巻5号) | |
03 | <扉のことば>科学批判の範囲は広く、課題は多い 編集委員会 <特集>日本の学問の現状と課題(1) 日本の地震学の現状と課題 宮村摂三・藤井陽一郎 他 日本の農学--植物保護部門 湯嶋健・鈴木直治 将来計画と研究体制 田中一 「産業社会」論と「マルクス主義社会学-社会学の分野における当面する二つの問題」 河村望 <研究委員会報告>教科書検定制度・採択制度の現状と問題-主として自然科学系教科書について 原正敏 <科学シンポジウム>現代科学の性格と方法に関する若干の問題について-坂田論文を深めるために 高橋哲郎 <研究>水産におけるコールドチェインの諸問題 鈴木たね子・小泉正一 <誌上討論>私立大学をめぐる階級闘争--尾形憲氏の批判にこたえる 芝田進午 <投稿>消費者の抵抗史の発掘 大門一樹 |
Vol.1 No.6(通巻6号) | |
05 | <扉のことば>マンモス化した大学の泣きどころ 広根徳太郎 <論説>日本国憲法と恵庭事件 恵庭判決と憲法裁判の限界 針生誠吉 恵庭裁判関係年表 浦田賢治 <大阪科学シンポジウム--科学を自主的・民主的に創造発展させるために> 科学の歪曲を見きわめ真に科学を創造するために 室田敏行 経済学の進歩をはばむ思想上の諸要因 見田石介 物理学の分野からの発言 菅野礼司 日本の地震学研究と科学のあり方 玉城逸夫 医学研究の現状と問題点 日本科学者会議阪大分会医学部班 伝統医学と日本におけるキム・ボンハン学説研究 藤原知 医薬品開発の現状と批判 新薬学研究者技術者集団 <京都科学シンポジウム--科学と教育における実用主義> 中教審答申「後期中等教育の拡充整備について」にあらわれている教育思想をめぐって 貞広太郎 国債発行擁護論の問題点 舟場正富 工学研究と京大工学部の研究体制 広原盛明 <研究>拳銃から発射された黄銅製弾丸の腐食割れに関する実験報告 下平三郎 弾丸試料の非破壊分析について 長崎誠三 <日本の大学問題--教研集会大学教育分科会のための基調報告> (その1)大学教職員の立場と国内・国際情勢 福島要一 (その2)大学をめぐる情勢 畠山英高 <動向>熱帯農業研究所をめぐる問題点 |
Vol.2 No.1(通巻7号) | |
08 | <扉のことば>憲法と自衛隊 影山日出弥 <論説>核兵器の現状とベトナム戦争 服部学 <特集>日本科学者会議第2回大会報告 経過報告/運動方針/分散会報告/分科会報告/研究分科会報告/全体会議議事録(抄) ・米軍の研究資金援助問題 米軍の研究資金援助をめぐって 神山恵三 米軍用特定5万分の1の地図製作とその日本地図事業への影響 国土地理院分会 米軍にたいする軍用日本地図の提供と米軍による日本人科学者にたいする研究費提供の問題など-参議院決・予算委員会会議録より- 五十嵐顕 <公害問題の研究>各支部のシンポジウムより 公害問題と科学者の責任--第2回全国大会研究分科会での問題提起 宮本憲一 四日市からの報告 吉田克巳 臨床医の立場からみた職業病と「公害」問題 松浦真吾 通産省公害研究の問題点 梶谷敬 水質汚濁と農業公害について 佐藤治郎 <資料>日本学術振興会法案について 日本学術振興会法の修正成立にいたるまでの経過概要 松島栄一 日本学術振興会法案の法律的問題点 日教組大学部常任委員会 日本学術振興会法案提出の背景と狙い、その問題点 日教組大学部 日本学術振興会法成立にあたって 神山恵三 |
Vol.2 No.2 | |
12 | <扉のことば>学者の“乞食根性” 松浦一 <論説>教科書裁判における私の証言 宗像誠也 憲法訴訟と三権分立--恵庭判決・朝日訴訟・地裁決定と首相の異議 和田英夫 <日本の学問の現状と課題(2)>教育学の現状と課題 小川太郎 分子遺伝学の発展と今日の問題点 三瀬勝利 <研究>ABCC問題について 杉原芳夫 <時評>朝鮮大学校認可問題と日本人の立場 牧柾名 人口問題の現状と将来 篠崎信男 <公害研究委員会報告>清水の空は日軽金のものではない 須藤恒二 煙害と工場設置の立地条件としての気象-日軽金属清水電解工場設置について 矢野直 カンキツに対するフッ素の害 尾形亮輔 「公害」根絶の突破口、生命と真実を守る新潟水俣病闘争の新段階 小林勲 <資料>学術振興会の歴史 東北大農研班 |
Vol.2 No.3(通巻9号) | |
1968 | |||
03 | <扉のことば>科学研究費の官僚統制を告発する 神山恵三 <論説>思想統制とたたかう力 遠山茂樹 <特集>当面する大学の諸問題 大学人をめぐる諸問題と諸情勢 福島要一 大学の研究教育体制について 渡辺洋三 この一年、大学をめぐる情勢と大学教職組のたたかい 畠山英高 国大協第3常置委員会の「意見」についての批判的検討 渡辺洋三 自由民主党の大阪市立大学に対する不当干渉問題をめぐる事実経過について 日本科学者会議大阪支部常任幹事会 大学における教育・研究体制の現状--国立大学の構成単位としての「講座制」について=東京大学の事例 山本潔 <時評>通貨危機と財政危機との共鳴作用--43年度予算を考える 島恭彦 <特集>1967年度大阪科学シンポジウム報告(その1) 地域開発政策批判 宮本憲一 「公害」闘争における医学者の役割 水野洋 「公害」闘争における法律家の役割 高村文敏 <対談>哲学の学び方--自然科学者のために 見田石介・井尻正二 <動向> <本の紹介> |
Vol.2 No.4(通巻10号) | |
07 | <扉のことば>科学者の社会的責任をはたすために 川崎昭一郎 <日本学術会議20周年記念特集> 座談会 福島要一・牛来正夫両会員に日本学術会議20年の歩みを聞く 福島・牛来・神山・松島 他 アメリカの侵略戦争犯罪を審判する-ラッセル国際法廷の成果とその歴史的意義 平野義太郎 「明治百年祭」の問題点 荒井信一 <1967年度大阪科学シンポジウム報告(その2)> 宅地開発と埋蔵文化財の保全 住宅問題グループP・S考古学の会 サリドマイド運動に参加して 新薬学研究者技術者集団 <研究>岡本鑑定書批判 宮原・長崎・松井・原 <海外事情>芸術創造と科学技術研究の諸問題 世界科学者連盟紹介 <時評>日本農業の構造問題をめぐって 大谷省三 今後の「建国記念の日」反対運動について 菊地康明 ルイセンコ論争をめぐって 八杉龍一・徳田御稔 <動向> <本の紹介> |
Vol.3 No.1(通巻11号) | |
09 | <扉のことば>科学者の組織を強めよう 江口朴郎 科学研究費と学術審議会 山田英二 <日本の科学の自主的民主的発展のため日本学術会議に期待する> 神山恵三、原善四郎、山口省太郎、塩田庄兵衛、三宅泰雄、美園繁、川崎健、神立誠、高橋碵一、森田俊男、渡辺睦、竹内峯、牛来正夫、江熊要一 <大学の自治問題>東大紛争と科学者会議 藤田勇 九大における大学自治の新しい展望について 上滝陸生 日大の民主化のたたかい 山川明 現段階における科学の課題と科学者の任務について 鈴木安蔵 <日本科学者会議第3回大会報告> 日本の科学者をめぐる現在の情勢/1967年度経過報告/1967年度活動の総括/1968年度活動計画 財政問題について-宮城支部の経験から 日本科学者会議宮城支部事務局 京都大学工学部分会の1968年度活動方針 <海外事情>オーストラリア科学者によるベトナム戦争に関する声明 キューバ科学アカデミー国民委員会議長からのメッセージ バーナル平和図書館主催のロンドン化学生物兵器(CBW)会議 <資料>日本学術会議に関する資料 科学研究費問題に対する各学会の態度 |
Vol.3 No.2(通巻12号) | |
12 | <扉のことば>大学の自治について 島恭彦 <論説>大学問題の新段階 松島栄一 当面の大学問題に関する日本科学者会議の見解 <特集>大学民主化運動の発展のために 宗像誠也・伊ヶ崎暁生・岩尾裕純・北川隆吉・福田吉太郎・堀孝彦・東京教育大学分会・全国大学院生協議会 <研究>最近の原子力問題 田川一 稲作について--育種の立場から 角田公正 青森県八戸地方における十勝沖地震災害とその問題点 加納博 他 第2回公害問題研究委員会(四日市)報告 ルイセンコ論争の意味するもの 三瀬勝利 <資料>日本学術会議第51回総会決定事項 科学研究費補助金配分問題 那覇港内海底土の放射能調査報告 <海外事情>1967年におけるソ連科学の成果と科学院の課題 <動向>「明治百年祭」批判 新潟水俣病訴訟 <書評> |
Vol.3 No.3(通巻13号) | |
1969 | |||
02 | <扉のことば>日本学術会議第52回総会から 神山恵三 <特集>大学問題 座談会 当面する大学問題の現状と本質 山崎・桜木・藤原・松島 他 北海道大学における学園民主化のたたかい 増淵法之 国立研究機関を自主的民主的研究体制に発展させるために 重松孟 <研究>岡山県水島工業地帯の大気汚染 浜村憲克 日本農業生物学研究会の活動について 柳下登 <動向>「枯葉作戦」の中止を求める生態学者 伊藤嘉昭 宇宙開発の日米協力について--学術会議の申入れ <資料>日本学術会議第8期役員名簿 日本学術会議第8期会員選挙得票結果一覧 政党(自民・社会・民社・公明・共産)の大学政策 |
Vol.3 No.4(通巻14号) | |
04 | <扉のことば>「沖縄を返せ」というためには 宗像誠也 <論説>沖縄・本土の科学者の連帯を-日本の学問伝統のひとつとして 森田俊男 日本学術会議第53回総会にのぞむ 川崎昭一郎 <日本の学問の現状と課題(3)>日本の地質学の課題と展望 大森昌衛 <研究>諏訪湖の公害問題 桜井善雄 ある気象学者の伝記から見た気象史 日本科学者会議大阪気象台分会 京大理学部における民主化闘争 慈道裕治 南極観測体制の現状と東大ロケットの参加をめぐって 日本科学者会議東大宇宙航空研班 <学会・専門分野・各地の科学者の運動> 分裂組織とたたかい正式発足をめざして努力する新建築家集団 日本原子力研究所における研究者の権利と研究の自由にたいする弾圧について 弾圧とたたかう日大教職員組合 日教組教研集会「大学教育」分科会の討議に参加して <海外事情>平和と民主主義,正義と社会進歩のためにたたかっている国際民主団体,各国民主団体へ! <つうしんらん> <書評> カルナップ『物理学の哲学的基礎』 秋間実 <大学の民主的改革案に関する資料> |
Vol.3 No.5(通巻15号) | |
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