『世界連邦 その思想と運動』(田中正明、平凡社、19741101)〈作業中〉
内容
章 | |
推薦のことば (谷川徹三) 1 | |
序にかえて(田中正明) 3 | |
1 | 世界連邦思想の系譜 |
3つの特質 25 西欧における思想系譜 29 国家連合の考えかた 29 ウィリアム・ペンの『ヨーロッパ平和計画』 30 サン・ビェールの『恒久平和案』 31 ジョン・ベラーズの『ヨーロッパ国家』 32 カントの『永久平和のために』 33 ベンサムの『世界恒久平和案』 35 カレルギーの「ヨーロッパ連合」 36 H・G・ウェルズの『世界はこうなる』 37 ストレイトの『ユニオン・ナウ』 39 ガンジーの真理の把持 41 パール判決書の世界連邦 43 日本における思想系譜 49 佐藤信淵の『混同秘策』 49 小野梓の『救民論』 51 植木枝盛の『無上政法論』 53 福沢諭吉の『立国は私なり」 56 中江兆民の『三酔人経綸問答』 58 尾崎行雄の「世界連邦決議案」 60 平和憲法の源流と世界連邦思想 62 笠信太郎の『日本国憲法を生かす道』 65 下中弥三郎らの「大アジア主義」 67 国際連合の誕生とその欠陥 73 |
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2 | 原子力への挑戦-運動の第1期- |
アメリカにおける運動 83 | |
旋風を起こした『平和の解剖』 83 | |
原子力の国際管理(パルーク案)88 | |
ダブリン会議とUWFの誕生 92 | |
24州が世界連邦を決議 96 | |
世界憲法草案(シカゴ・プラン)98 | |
土地・水・空気・エネルギー 101 | |
ヨーロッパにおける運動 104 | |
イギリスの議会連邦問答 107 | |
世界領と世界市民の運動 108 | |
主権制限の憲法 112 | |
モントルー大会と6原則 114 | |
1946年10月、世界連邦の実現をめざす欧米の14カ国32団体、ルクセンブルグで「世界連邦政府のための世界運動(World Movement of World Federal Government=WMWFG)」を結成。 | |
ルクセンブルグ大会と地域連邦 117 | |
1948年9月、第2回大会(ルクセンブルグ)。英国上院議員ボイド・オア卿、WMWFGが2代会長に就任。 | |
オア会長がノーベル平和賞(1949年度)受賞 119 | |
ストックホルム大会の多様性 120 | |
世界制憲人民会議の挫折 124 | |
共産圏との関係 127 | |
東西合同会議の失敗 127 | |
ソ連の反対にどう対処するか 132 | |
東側へ道が通じるまで 137 | |
日本における運動 143 | |
ナショナルな問題として受けとめる 143 | |
廃虚に生まれた2つの団体 147 | |
胎動期 149 | |
世界連邦建設同盟の誕生 152 | |
日本国会委員会生まれる 154 | |
「下谷時代」 157 | |
学生・青年の起きあがり 160 | |
3 | 国際連合への挑戦-運動の第2期- |
賀川・下中の出会い 167 | |
「トルーマン運動」 170 | |
アジア会議の背景と姿勢 172 | |
独立アジアの声 178 | |
全国の野火のごとくに 184 | |
国連憲章の改正をめざす 187 | |
2回にわたるロンドン会議 190 | |
コペンハーゲン大会の意義 195 | |
国連未加盟国会議 200 | |
第2回アジア会議と国際協同組合 205 | |
初期の原水禁運動を指導 209 | |
燃えあがる憲章改正運動 212 | |
西欧における青年学生運動 217 | |
“雪解け”の中のロンドン会議 221 | |
パリ大会 224 | |
憲章改正ついに成らず 226 | |
4 | 主権への挑戦-運動の第3期- |
機能主義的アプローチへ 235 | |
ライムホール大会の反省 235 | |
ハーグ大会 237 | |
『クロ船と“灰”』 238 | |
戦争放棄を世界に要求 240 | |
宗教世界会議 241 | |
世界平和アピール7人委員会 243 | |
ラッセル・アインシュタイン宣言の発展 247 | |
パグウォッシュ会議 248 | |
ゲッチンゲン宣言 249 | |
ボーリング・アピール 250 | |
科学者京都会議 250 | |
『世界法による世界平和』 252 | |
日本の都市宣言運動 256 | |
金沢で全国大会 259 | |
IPUの主権制限論争 261 | |
第3回アジア会議 261 | |
10周年アジア会議 263 | |
東京国際会議 263 | |
“日本の国是として” 264 | |
安保で流れた国会決議案 267 | |
ピーテルスベルグ大会 270 | |
下中・ケネディ書簡 273 | |
大衆組織への脱皮 277 | |
東京都が世界連邦平和宣言 280 | |
湯川の会長就任記念 282 | |
仏教徒協議会の発足 282 | |
打ちあげた東京大会 283 | |
“世界平和のいしずえ” 287 | |
5 | 人類生き残りへの道-運動の第4期- |
フェビアン運動にならえ 293 | |
ソ連の反応-平和維持軍の創設 295 | |
「世界法研究会」の発足 299 | |
ベトナム和平への日英共同作業 302 | |
サンフランシスコ大会 307 | |
日本宗教委員会の誕生 311 | |
オスロ開会と国連待機部隊 314 | |
ローマ法王に謁見 318 | |
イデオロギーを越える 320 | |
盛りあげた創立20周年記念 323 | |
エルシノアの苦闘 326 | |
歴史的な身延大会 328 | |
ヒロシマから伊勢大会まで 332 | |
世界宗教者平和会議(WCRP)338 | |
教育者の活動 340 | |
「人類が生き残るための会議」 343 | |
人類に対する忠誠 347 | |
地球市民キャンペーン349 | |
ブリュッセルの警告 354 | |
前進のための問題提起 359 | |
世界連邦運動年表 | |
自 昭和20年(1945)至昭和49年(1974)365 | |
止