『原爆被害の実相-長崎レポート 長崎原爆被害総合報告1977』(NGO被爆問題国際シンポジウム長崎準備委員会、19770730)
内容
章 | |||
巻頭言 | |||
核兵器廃絶に向かって 具島兼三郎 1 | |||
世界平和への大きな指針 諸谷義武 2 | |||
国際連合への要請 広島市長・長崎市長 3 | |||
序 | 原爆被害の全体像にどう迫るか 7 | ||
1 | 原爆による物理的破壊 | ||
1. 原爆のエネルギー 9 2. 爆風の威力 10 3. 熱線の威力 14 4. 爆風と熱線と火災による総合的被害 17 5. 放射能の威力 23 5-1 初期放射線 24 5-2 残留放射線 28 5-3 放射線の植物への影響 29 6. 原爆による死傷者数 31 7. 被爆当日の気象 33 (参考文献)41 |
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2 | 原子爆弾による身体的障害 | ||
1. 概説 44 | |||
2. 急性原爆症について 2-1 急性期 46 2-2 亜急性期 47 2-3、4 亜慢性期および慢性期 49 |
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3. 後障害 3-1 ケロイド 50 3-2 眼障害 51 3-3 血液疾患 57 3-4 悪性腫瘍 60 3-5 老化現象 62 3-6 精神神経障害 63 3-7 若年期被爆者の障害 64 3-8 胎内被爆による障害 66 3-9 遺伝的影響 68 |
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4. 長崎原爆医療史 70 (長崎文献)78 |
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3 | 長崎における原爆と人間 | ||
1. 長崎原爆とは何か-アプローチと全体像 82 | |||
2. 長崎原爆をめぐる社会的政治的諸問題 2-1 なぜ原爆は投下されたのか 84 2-2 なぜアメリカは長崎を投下地に選択したか 86 2-3 なぜ8月9日、外国人たちが長崎にいたか 89 |
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3. 原爆による社会の崩壊 3-1 住居、家屋等の物理的被害 91 3-2 人的被害 92 3-3 家族崩壊と世代形成への打撃 94 3-4 地域社会の崩壊と生活資源の破壊 96 3-5 被爆者一般調査にみる社会の崩壊 98 |
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4. 原爆による生活の破壊 4-1 生命の破壊 101 4-2 生活の場・生活資材の破壊 104 4-3 身体の障害と健康の阻害 105 4-4 家庭生活への影響 107 4-5 生活力・労働力の喪失と減退 108 4-6 被爆者の生活記録 110 |
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5. 被爆者の精神的苦悩 5-1 被爆者の精神的苦悩をどう認識するか 113 5-2 被爆者の 否定 意識 113 5-3 被爆者の意識の前進 116 |
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6. 表現活動に見る長崎の被爆意識 117 | |||
7. 被爆者の住宅づくり・まちづくり 7-1 重度被爆者の住宅づくり 124 7-2 平和都市建設への課題と展望 130 |
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8. 長崎における被爆者の運動 8-1 被爆者運動の胎動と初期原水禁運動 135 8-2 原水禁運動・被爆者運動の試錬期 138 8-3 被爆者運動の到達点と課題 141 |
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4 | 原爆と平和教育 | ||
1. 現代の平和教育 142 | |||
2. 平和教育の歴史 2-1 長崎における平和教育運動の経過 145 2-2 日本の教科書における原爆記述の変遷 149 2-3 学校教育における平和児童文化の教材化 157 2-4 爆心地付近の学校実践 160 2-5 長崎市における平和教育の実態 163 2-6 修学旅行団の対する体験談を通しての平和教育の実践 164 2-7 学校教育の実践例 167 |
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3. 平和教育の視点とカリキュラム 3-1 小学校における平和教育の視点とカリキュラム 174 3-2 中学校平和教育の視点 176 3-3 高等学校における平和教育の視点カリキュラム 176 |
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4. 家庭と社会における平和教育 4-1 被爆証言運動の歩みと現状 182 4-2 原爆資料収集、研究、展示の諸活動 184 4-3 長崎国際文化会館の活動 185 4-4 親子文集・読書・映画・絵図展・追悼碑建立等の諸活動 187 |
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5 | 長崎におけるマスメディアの活動 | ||
1. 原爆報道とマスメディア 189 2. 長崎新聞-被爆県紙としての課題を背負って 191 3. 共同通信-原爆企画の主なもの 195 4. 長崎放送-「長崎原爆」報道活動について 198 5. KTN-長崎問題報道年表 205 6. NHK長崎放送-原爆問題への取組み 208 7. 長崎原爆関係文献一覧 216 |
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6 | 長崎における被爆者の実情-調査報告 222 | ||
1. 被爆者調査報告の目的と意義 222 | |||
2. 被爆者一般調査報告 2-1 今回調査の概要 223 2-2 問「被爆による不利」への回答例 224 2-3 被爆による不利の全体像 226 2-4 被爆者の「人間回復」のための社会的条件とは何か-失対労働者群にみる 226 2-5 問「被爆者としての要求や訴え」への回答例 229 |
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3. 被爆者医学調査報告 3-1 調査目的 236 3-2 とりくみの経過 236 3-3 医学調査集計結果 236 3-4 医学調査結果の特徴と問題点 238 3-5 医学調査・事例報告 239 |
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4. 被爆者生活史調査 241 (証言-事例研究篇) 原爆被爆者の32年-生活史調査における証言記録 243 4-1 石本秋男さんの場合-疎外と逃避をのりこえて 244 4-2 永瀬和子さんの場合-病気と差別、貧困にたえる 249 4-3 松尾敦之さんの場合-妻子を奪い私のナカにもえる原爆 255 4-4 小佐々八郎さんの場合-被爆から反被爆、被爆者運動へ 262 4-5 中村順さんの場合-どん底からの証言と告発 267 4-6 田島治太夫さんの場合-連合軍捕虜たちとともに被爆して 274 4-7 崔季てつさんの場合-釜山から長崎へ、国境を越える怒りと愛 279 |
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終 | 被爆体験の思想化と継承 286 | ||
(付) | 長崎原爆関係年表 288 | ||
(あとがき)1977年7月25日 鎌田定夫(編集委員会代表) | |||
NGO国際シンポジウム長崎準備委員会 312 | |||
止