『面影 原爆ガンと取組んだ町医者 於保源作』(小川加弥太・於保信義編、溪水社、19930114)<作業中>
内容
末っ子から見た父、源作―前書に代えて 1 | |||
Ⅰ | 故人の軌跡―新聞雑誌記事から― | ||
死亡率の高い被爆者 17 天狗まんだん「最悪の妻」 19 “原子病”患者はいない 22 第2次放射能 半数近くが発病 24 広島市内50・周辺に7 25 いつでる原爆白書・被害の科学的調査を 26 この1年間でまた65人・この事実を世界に訴える 29 わたくしはこう思う・基礎的な仕事から 33 死亡率から・2割多い死亡者(第1回原爆後障害研究会で発表) 34 「ここにこんな人が」・原爆ガンと取組んで 36 「ここにこんな人が」と広島の於保源作先生 47 広島医学会賞は於保源作氏 48 『原爆症』で新しい報告 50 死因は「悪性新生物」 53 ガン・白血病は多い 55 もの好きといわれて 56 混迷のうちそと・原水禁運動と人間山脈 59 原爆医療と広島医師会 61 この人にきく(6) 於保源作先生 62 私と原爆・新聞を読んで 65 被爆ガン研究の先駆 68 IPPNW両会長来広を前に 71 於保さん 72 天風録 75 被爆者のがん死亡危険度・従来データの2~3倍 77 被爆者と歩む・後障害治療に努力 79 臨床医の目を大切に 83 |
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II | 故人を偲んで | ||
於保源作先生を悼んで 原田東岷 89 於保源作先の想出 川上正幸 92 夫のこと 於保つき 95 追憶 於保寅生 97 源作兄を憶う 於保午生 106 肺結核を救われる 於保幸治 109 義父の本 於保郁子 111 頑固おやじ 於保義教 113 あたたかい祖父の手 古沢実佐子 115 パンじじい 小川和宏 119 |
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III | エッセイ | ||
頓狂医者 125 斬られた話 132 戦いはこれからだ 136 広島病・原爆独特の神経症 140 原爆祈念日を前に 143 心筋梗塞? 硬塞? 146 私の人生訓 150 原爆被爆者の癌 152 |
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IV | 演劇「ゼロの記録」(抄録) | ||
演劇「ゼロの記録」について 157 | |||
ABCC 井伏鱒二 158 | |||
「ゼロの記録」6 160 | |||
於保源作略歴 217 | |||
表彰一覧 218 | |||
論文一覧 223 | |||
あとがき 226 | |||
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