八杉康夫『戦艦大和 最後の乗組員の遺言』(ワック刊、2005/12/08)
内容
章 | |||
1 | 音楽好きの軍国少年…9 | ||
武士の商法で豆腐屋さん 早かった舞台経験 「もらい子」だった父 音楽の才能を見込まれて中学退学 |
|||
2 | 海軍志願兵…19 | ||
「甲上」で合格 「天皇のために死ぬ」に疑問 二十四分隊へ 横須賀で聞いた「新型爆弾」 |
|||
3 | 大和戦艦…35 | ||
お前の行き先は「大和じゃ」 ついに大和乗艦 お守り袋の日記 |
|||
4 | 永訣の朝…49 | ||
母に最敬礼 天一号作戦発令 草鹿参謀長の一言 力むなよ、力まなければ勝てるぞ 発射されなかった敵の魚雷 片道燃料説は嘘 |
|||
5 | 女神微笑まず…65 | ||
レンズをまっ黒にした大群 後部艦橋全滅 「奄美大島にもいけんぞ」 「逃げる気か」と喉元へ日本刀 眼前での割腹自殺 |
|||
6 | 撃沈、四時間の漂流…81 | ||
大和撃沈、そして大爆発 降ってきた「アルミ箔」 丸太を流してくれた高射長 睡魔に負けた少年兵 |
|||
7 | 重油の海からの生還…91 | ||
繰り広げられた醜態 嬉しかった殴打 満開の桜に男泣き 祖母の予言 殴りつけた割り込み男 |
|||
8 | 本土決戦隊へ…107 | ||
第二十三陸戦隊へ 自爆部隊の絶望的訓練 |
|||
9 | ヒロシマの閃光…113 | ||
朝礼で見た白い光 足を掴んだ少年 |
|||
10 | 呉警備隊で聞いた玉音放送…121 | ||
原隊復帰 「我、敗戦に考フ」 「原爆は神の再来です」 遺族には言えなかった |
|||
11 | 再生のきっかけ…135 | ||
素人のど自慢 保本少尉の妻 神戸で調律師修行 原爆の後遺症が |
|||
12 | 大和探し…145 | ||
豊かさへの疑問 名著にあった「徳之島沖」 むなしかった慰霊祭 NHKとの合同調査 浮き上がった頭蓋骨 辺見じゅんさん、角川春樹さん |
|||
13 | 真相を求めて…163 | ||
川崎高射長の娘と妻 「漂流者の手首を切り捨てた」 吉田満氏に問いただす ありえない「新生日本」 水交会員も憤激 海水注入による犠牲は事実 |
|||
14 | 語り部として…179 | ||
大鑑巨砲主義はなぜ 一発も撃てなかった主砲 「生きろ、生き抜くんだ」 戦争責任について 大和の語り部として |
|||
あとがき…195 | |||
付録 戦艦大和小史…199 | |||
止