『オバマ大統領がヒロシマに献花する日 相互献花外交が歴史和解の道をひらく』(松尾文夫、小学館、20090808)
内容
章 | |||
プロローグ 戦争を知る最後の世代として | |||
2005年の提案/ドレスデンとの出会い/福井空襲生き残りの原体験/こだわりの旅の記録 | |||
1 | 「道義的責任」のインパクト | ||
四者論文の影響力/レーガンの遺産/ブッシュ大統領も「興味深い」/幻の小泉アリゾナ記念館訪問/河野議長外交の成果 | |||
2 | ドレスデンという発信地 | ||
ついに現地入り/五十周年追悼行事のエネルギー/コベントリーとの連帯/石の文化を考え込む/生存者登場/今、ネオーナチの脅威/「歴史実験室」 | |||
3 | コベントリー、ゲルニカ、ケルン | ||
ヒトラー暗殺未遂計画との縁/コベントリーからの和解/釘十字架運動/三国同盟の原点、ゲルニカ/赤裸々な証言と謝罪/東京にも独自の追悼施設を | |||
4 | アメリカとのすれ違い | ||
ドーリットル機副操縦士との対面/ミッドウェーの敗北を誘発/東篠首相とすれ違い/中国人通訳が名誉隊員/ルメイヘの勲章に絶句/中国で五つ星の歓迎/「進駐軍」がウケた英訳本ツアー/松本重治氏の戦い/消えた幻の松本記事/硫黄島に見た「すれ違い」の悲劇/ アメリカをよく知っていた栗林司令官 |
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5 | ドイツと日本、これだけの違い | ||
いまだに強制収容所看守を告発/東京大空襲訴訟に注目を/強制労働補償も完了、日本へのはね返り?/共通歴史教科書の重み/受忍論の呪縛/公務員試験にも受忍論 | |||
エピローグ 相互献花外交の推進 | |||
北朝鮮、ロシアとの献花も/南京献花も考えよう/スタンフォードからの重いメッセージ/オバマ大統領、ドレスデンを公式訪問 | |||
あとがき | |||
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