「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1987年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1987年

M D NEWS1
01 17 岩手県原爆被害者団体協議会常任理事会、自民党の国家機密法・修正法案に反対することを決定.
01 19 日本被団協、米ソ首脳に核実験について書簡を送る.
02 01 舟橋市原爆被爆者の会、第3回相談会を開催.
02 08 日本被団協、第181回代表理事会.「被爆者調査をふまえ,核兵器廃絶と原爆被害者援護法の即時制定をせまる大運動」を決定.
02 09 日本被団協、厚生省と国会への要請をおこなう.25日にも.
02 26 山口県被団協、全県理事会を開催.終了後,原爆死没者之碑前で核実験に抗議して座り込み.50名参加.
03 01 、3・1ビキニデー集会を静岡県焼津市民会館で開催.静岡県生協連平和運動グループ,寸劇「被爆者とともに」を上演.2700人参加.
03 01 日本宗教者平和協議会、故久保山愛吉墓前祭を執行.
03 01 、ジャズ・メッセージ87 IN KYOTOを京都会館で上演.収益は被爆者援護法制定の資金に寄付.
03 07 宮崎県原爆被害者の会、講習会を開催(~8日).30人参加.
03 07 日本被団協、九州ブロック会議を宮崎で開催(~8日).
03 08 福岡県原爆被害者相談所、第7回相談員研修会を開催.70人参加.
03 08 日本被団協中央相談所、近畿ブロック相談事業講習会.
03 14 、肥田舜太郎先生を「21世紀まで古希(扱き)使う集い」を日本青年館で開催.120人参加.
03 16 日本被団協、3月中央行動を実施.80人参加.
03 17 長崎市議会、非核都市宣言を求める請願を否決.
03 18 日本被団協、故粟田賢三の遺族より20万円の平和基金への寄付を受ける.
03 20 原爆被害者援護法制定促進の地方議会決議、345議会となる.
03 28 福岡県直方市、平和記念碑を建立,除幕.
04 日本被団協、平和基金を設立.
04 01 三鷹市、三鷹市原子爆弾被爆者見舞金条例を施行.
04 01 北海道原爆被害者団体協議会、社団法人として発足.
04 04 日本共産党、日本への核兵器持込みに関し日米間に密約があったという調査結果を公表.
04 05 、コラールメッセージ87「ごらんよ地球を」を練馬区文化センターで開催.収益から22000円が日本被団協の平和基金に寄付される.
04 05 福岡市原爆被害者の会博多区幹事一同、博多区被爆者のつどいを開催.29名参加.
04 18 日本被団協、第182回代表理事会(~19日).
04 20 日本被団協、国会に要請行動.70人参加.
04 24 日本被団協代表、厚生省原爆被爆者実態調査の解析について厚生省に申し入れ.
04 27 厚生省、被爆者調査委員会.
05 06 日本被団協、機関紙「被団協」第100号を発行.
05 08 日本被団協伊東代表委員、中国平和軍縮協会の招待で市民団体代表とともに訪中(~17日).
05 13 社・公・民3会派、原子爆弾被爆者等援護法案を国会に提出.
05 17 福岡県被団協、第29回定期総会を玄海町で開催.80名参加.
05 23 核兵器のない平和な世界へ87市民平和大行進、東京・夢の島を出発.
05 27 参議院本会議、政府提出の特別措置法改正案を可決.
05 31 岩手県原爆被爆者団体協議会、第31回定期総会を開催.「非核の政府を求める会」への賛同を決定.
06 02 岩手県原爆被害者団体協議会、中曽根総理大臣に「核兵器持込み日米密約の撤回と国家機密法反対」の決議を電報で送る.
06 04 厚生省、昭和60年度原子爆弾被爆者実態調査の集計結果を発表.
06 06 日本被団協、「被団協」新聞の創刊100号を記念するレセプションを日本青年館で開催.
06 06 日本被団協、第32回定期総会(~7日).「平和基金」発足.
06 06 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第10回定期総会.
06 07 江戸川被爆者の会、総会.
06 08 日本被団協、政府・各政党に要請行動.70名参加.
06 20 日本弁護士連合会人権擁護委員会、被爆者援護法に関する調査研究委員会と在韓被爆者問題調査研究委員会の合同会議を開催.
06 21 福岡県被団協飯塚支部、定期総会.終了後被爆者250人で筑豊の集いを開催.
06 22 浦和市議会、浦和市平和宣言を採択.
06 23 日本被団協代表4人、モスクワの87世界婦人大会に参加(~27日).
06 26 最高裁、空襲被災者の賠償請求訴訟で請求却下の判決.
06 広島平和会館被害者相談所、証人捜しの累計を集約.652人.
07 07 、浦和市で「たなばたコンサート証言87夏」開催.1500人参加.しらさぎ会の2人が被爆体験を証言.
07 08 線量再評価検討委員会、報告書を厚生省に提出.
07 11 日本被団協、第185回代表理事会(~12日).
07 15 岡山県原爆被害者会、講習会を初めて開催.47名参加.
07 19 福岡県被団協、理事会.平和基金2000万円の目標を決定.
07 21 西宮市で原爆展(~26日).
07 28 日本被団協、被爆者調査をふまえ,核兵器廃絶と原爆被害者援護法の即時制定を要求する市民集会を衆議院第一議員会館で開催.80人参加.
07 30 美術家平和会議など、35周年記念平和美術展を都美術館で開催(~8月11日).
08 01 国際平和灯ろう交換プロジェクト、米ウィスコンシン州ラクロス市と兵庫県西宮市の平和のための「交換灯ろう流し」を実施.
08 01 千葉県松戸市原爆被爆者の会など、松戸反核フェスティバル開催.2000人参加.
08 03 、「第8回ノーモア・ヒロシマ・コンサート」を新宿朝日生命ホールで開催.
08 05 日本被団協、被爆者・遺族集会を広島市見真講堂で開催.200人参加.
08 08 日本被団協、ソ連平和委員会のゲンリフ・ボロビーク会長らと広島市で会談.
08 08 長崎被災協など、来崎の斉藤厚生大臣に陳情.厚生大臣,がん検診実現を言明.
08 08 長崎県被災協など5団体、市民平和集会長崎を長崎平和会館で開催.600名参加.
08 09 日本被団協、被爆者・遺族集会を長崎市の農協会館で開催.200人参加.
08 09 地人会、朗読劇「この子たちの夏」を水道橋アール・エヌホールで上演.
08 09 申楽乃座、「反核・平和のための能と狂言の会」を千駄ケ谷国立能楽堂で開催.
09 日本被団協、核(放射線)被害者世界大会(ニューヨーク26日~10月3日)にメッセージを送る.
09 01 厚生省、昭和63年度概算要求を発表.
09 06 山口・ゆだ苑、第13回原爆死没者追悼・平和式典を開催.
09 10 安芸地区原爆被害者団体連合会、府中公民館で大会を開催.200人参加.
09 10 日本被団協、復元天理教本常一教会から50万円を平和基金にと寄付される.
09 19 、日本被団協原爆被爆者中央相談所設立10周年記念の集いを芝グランドプラザで開催.
09 20 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催.席上,日本生協連からこの夏の「虹のひろば」で寄せられた106万円を寄付される.
09 21 日本被団協、政府・政党に要請行動.50人参加.
09 22 熊本県本渡市議会、原爆被爆者のガン検診に関する意見書を採択.
09 27 京友会、第12回婦人のつどいを東山妙法院で開催.
09 27 日本被団協中央相談所、関東ブロックの講習会を勝浦市で開催(~28日).
10 日本被団協、肥田・加陽の二人をイタリアとドイツに派遣.
10 05 愛友会、県内被爆者行脚を開始.
10 14 秋田県被団協、役員会.会後,県に請願.
10 18 、北海道の相談事業講習会を釧路市で開催.
10 18 、広島労働会館で被爆者調査の学習会.両被団協から100名参加.
10 24 熊本市原爆被害者の会、平和の波・被爆者ルームを開く(~25日).
10 26 平和運動市民団体会議、87国連軍縮週間・市民平和学習会を開催.
11 09 日本被団協、原爆被害者調査の「原爆死没者に関する中間報告」を発表.
11 09 日本被団協、被爆者調査をふまえ核兵器廃絶と原爆被害者援護法の即時制定をせまる11月大行動を実施(~13日).参加者のべ5000人.行動期間中,新たに86人の国会議員の賛同署名を得,計261人(34.2%)と
11 11 日本被団協、総決起集会を三宅坂ホールで開催.1000人が参加.
11 11 日本被団協、厚生省を取り囲む「折鶴人間の輪」を実施.3500人が参加.
11 12 大学生協連、被爆者との懇談会を開催.70人参加.
11 21 日本被団協中央相談所、九州ブロックの講習会を熊本県玉名市で開催(~22日).120人が参加.
11 26 日本被団協中央相談所、東海・北陸相談講習会を石川県・加賀温泉で開催(~27日).
12 日本被団協、米ソ長・短射程中距離ミサイル(INF)全廃条約調印(12月8日)について見解を発表.
12 05 日本被団協中央相談所、東北・被爆者相談事業講習会を秋田市で開催(~6日).
12 06 新潟県原爆被害者の会など、被爆者遺言運動を進めるための交流会を開催.
12 10 岡山県原爆被爆者会、相談講習会を開催.
12 11 長野県原水爆被災者の会、「ふたたび被爆者をつくらないために 原爆被爆者援護法を 今すぐに!」の意見広告を信濃毎日新聞に掲載.
12 11 中野区議会、長広会の援護施策の条例化に関する請願を採択.
12 12 原爆被害者相談員の会など、12・11シンポジウムを開催.
12 19 日本被団協、第188回代表理事会