ひろしまを考える旅

『ひろしまを考える旅 新教新書』(日本YWCAひろしまを考える旅実行委員会、新教出版社、19830725)

内容

表紙絵ーケーテ・コルヴイッツ
 はじめに 3
<1971年、日本YWCAの強調点「核否定の立場に立つ」に基づき20名足らずで広島訪問。それから毎年「ひろしまを考える旅」。1974年から「中高生ひろしまを考える旅」、1982年21校60名に。1981年世界YWCAも支援あり、18か国YWCAから35名の青少年を迎え国際青年プログラムひろしまの旅、成人対象の「ながさきを考える旅」も>
被爆体験を聞いて
1 被爆者との出会い 10
2 死者に代わって語り継ぐ 14
3 今も続く戦後21
4 平和への決意27
ひろしまの問題をさぐる
1 被爆者の戦後34
2 二重の差別に苦しむ人びと50
3 軍都としてのひろしま60
4 朝鮮・韓国人被爆者77
5 世界の友と92
6 文学に描かれた原爆を追って102
7 核と人間124
ひろしまに関わりつづけて
1 大牟田稔 ひろしまを見ること154
2 関屋綾子 世界に連なるYWCAの一員として158
3 渡辺峯 小さい一人のために160
おわりに