『原爆裁判 核兵器廃絶と被爆者援護の法理』(松井康浩著、新日本出版社、1986/08/05)
内容
部 | 章 | 備考 | |
はじめにー被爆40年にあたってー1 | |||
1 | 原爆裁判 13 | ||
1 | 原爆訴訟提起のいきさつー被爆者の援護と核兵器の廃絶のためにー 13 | ||
(A)広島・長崎などでの反応 18 (B)第5福竜丸の被曝ービキニ水爆実験の犠牲ー 22 |
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2 | 原爆訴訟の提起 24 | ||
3 | 原爆訴訟の法理 36 | ||
(A)アメリカによる広島・長崎への原爆投下行為の国際法違反性 36 (B)アメリカ合衆国と大統領トルーマンらの故意責任と損害賠償義務 38 (C)日本政府の責任ー講和条約による権利放棄ー 40 |
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4 | 日本政府の主張 41 | ||
(A)原爆投下行為の国際法違反性の否定 47 (B)損害賠償請求権の否定 48 (C)平和条約による権利放棄の否定 48 (D)日本政府の責任の否定 49 (E)他の戦争被害者との均衡と国の財政事情による被爆者援護の否定 49 |
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5 | 訴訟の経過 49 | ||
(A)原爆投下直後の日本政府の抗議をめぐって 50 (B)敗戦国の宿命論をめぐって 53 (C)国側の主張の特徴 55 |
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6 | 国際法学者の鑑定意見とその特徴 57 | ||
(A)広島・長崎への原爆投下は国際法に違反するか 58 (B)日本政府は講和条約で被爆者の損害賠償請求権を放棄したか 65 |
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7 | 判決 69 | ||
(A)判決書 70 (B)原爆投下の国際法違反を宣告 70 (C)損害賠償請求権の否定 73 (D)被爆者援護法を制定しない政治的怠慢に言及 75 (E)判決の意義 77 |
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2 | 被爆者援護の法理 83 | ||
はじめにー誰のための被爆者援護か 83 | |||
1 | 被爆の実態 84 | ||
(A)原爆の破壊力 86 (B)被爆者の証言 88 (C)ある被曝軍医の証言 91 |
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2 | アメリカ政府の責任 94 | ||
(A)原爆判決の指摘 94 (B)原爆投下目的の不法性 97 (C)原爆投下後の治療や調査の妨害 99 |
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3 | 日本政府の責任 101 | ||
はじめに 101 | |||
(A)戦争終結時期の誤りーなぜ広島に、さらに長崎にもー 102 | |||
(B)被爆者の放置 107 | |||
(C)アメリカに対する責任追及のサボタージュ 110 (D)被爆者援護法不制定の政治責任 114 (E)「基本懇」報告の非情と非論理 118 |
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(イ)「基本懇」見解の非情 119 (ロ)「基本懇」見解の非論理 120 (ハ)被爆者対策の基本理念 123 |
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(F)被爆者援護法不制定の法的責任 124 | |||
(イ)法律の制定と政党の機能 124 | |||
(ロ)憲法と被爆者援護法の不制定 128 | |||
(1)講和条約における請求権放棄 128 (2)請求権放棄と財産権の補償 130 (3)戦争災害と被爆者援護法 131 |
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4 | 被爆者の要求 135 | ||
(A)国家補償の精神に立つ援護法の制定 135 (B)ふたたび被爆者をつくらないために 136 (C)被爆者の援護と核兵器の廃絶ーなぜ政府・与党は被爆者援護法を制定しないのかー 137 |
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3 | 核兵器廃絶の法理 143 | ||
はじめに 143 | |||
1 | 核兵器使用の違法性 145 | ||
(A)原爆判決の既判性 145 (B)兵器の選択と人道の法則 151 (C)核兵器使用と報復の権利 153 |
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2 | 核兵器使用の犯罪性 155 | ||
(A)戦争犯罪と戦争犯罪人 155 (イ)侵略戦争は国際犯罪である 157 (ロ)戦争犯罪の処罰 161 |
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(B)国際軍事裁判(ニュールンベルグ裁判)162 | |||
(C)極東国際軍事裁判(東京裁判)163 | |||
(D)朝鮮戦争とベトナム戦争における戦争犯罪 168 (イ)朝鮮戦争とアメリカ・日本 168 (ロ)ベトナム戦争とアメリカ・日本 170 (ハ)ベトナム法廷 172 |
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(E)平和と人道の国際法の形成ーその克服すべき旧理論ー 176 (イ)戦争法における民主的原理 176 (ロ)核兵器時代の国際法と人道の法則 178 (ハ)国際連合の決議 180 |
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4 | 核兵器廃絶運動の法理 183 | ||
はじめに 183 | |||
1 | 核戦争の明白かつ現実的危険 184 (A)核軍拡の論理とその実態 184 (B)核兵器の軍事的事故 187 |
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2 | 核戦争の被害ー生地獄と“核の冬”ー | ||
3 | 憲法と核兵器廃絶運動 1190 (A)平和主義と非核3原則 190 (B)平和と民主主義の一体性 190 |
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4 | 安保条約と核兵器廃絶運動 198 (A)憲法と日米安保条約の矛盾 198 (B)核兵器の廃絶と安保条約 201 |
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むすび 203 | |||
資料 | |||
あとがき | |||
止