広島大学と「被災資料センター」

湯崎稔「原爆被災資料の問題をめぐって-広島大学と『被災資料センター』」(『原爆と広島大学 「生死の火」学術篇』、広島大学原爆死歿者慰霊行事委員会、19770910 )

1. はじめに
2. 被災資料収集活動のはじまり
その先駆的活動
長岡省吾と原爆資料館
3. 「原爆白書」運動の胎動
『原水爆白書』
地元紙による白書キャンペーン
金井の「被害白書」提案
4. 原爆被災白書運動と「資料センター」問題
「談和会」運動
原医研の「標本保存センター」計画
「7人委員会」の白書運動支援
佐藤首相会見と要望書提出
原医研の「原爆被災学術標本センター」の設置要求
「原爆被災学術標本センター」の構想内容
「センター構想」に対する市民の反応
原医研「原爆医学標本センターの開設」
「白書推進委員会」と「市民の会」の発足
「白書推進委員会」の活動
5. 学術会議と「資料センター」設置運動
学術会議の取り組み
「原災研」の発足と資料収集の高まり
資料センターをめぐる研究班活動
学術会議の資料センター設置勧告
センター設立推進運動の展開
センター設立推進組織の発足
全国推進組織の発足と「センター案」の具体化
学術会議の「合同会議」と「被災資料小委員会」
学術会議の政府申入れ
AFIPからの資料返還と世論の高まり
6. 「原爆被災学術資料センター」の発足
7. 結びにかえて-今後の課題