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博覧会の政治学

『博覧会の政治学 まなざしの近代』(吉見俊哉、中央公論社、19920925)

内容<作業中

博覧会という近代
1 水晶宮の誕生
2 博覧会都市の形成
3 文明開化と博覧会
4 演出される消費文化
5 帝国主義の祭典
6 変容する博覧会空間
博覧会と文化の政治学
1 帝国主義、消費社会、大衆娯楽
2 権力装置としての博覧会
3 スペクタルの社会理論に向けて
あとがき

昭和時代年表

『昭和時代年表 岩波ジュニア新書11』(中村政則編著、岩波書店、19860620)

内容<作業中

まえがき
(1926-1944) 不景気から戦争へ
  1926年(昭和元)
 明治の近代化
大正デモクラシー
昭和の開幕
未入力
 ポツダム宣言受諾
(1945-1959) 戦後民主主義の出発
   1945年(昭和20)
 戦争末期
ポツダム宣言受諾
 民主化改革はじまる
荒廃の国民生活
   1946年(昭和21)
 天皇の「人間宣言」
ヤミとインフレのなかで
高まる大衆運動・労働運動
財閥解体・農地改革
   1947年(昭和22)
2・1スト禁止
社会党第一党に
新憲法のもとで
経済の再建
   1948年(昭和23)
占領政策の方向転換
昭電疑獄事件
極東軍事裁判判決
経済安定9原則
   1949年(昭和24)
民主自由党の圧勝
ドッジ・プランとシャウプ勧告
定員法と下山・三鷹・松川事件
1950年(昭和25)
全面講和か単独講和か
朝鮮戦争はじまる
レッド・パージ
1951年(昭和26)
マッカーサー解任
全面講和をもとめて
サンフランシスコ講和条約
 1 952年(昭和27)
独立は回復したか
破防法の上程
メーデー事件
1953年(昭和28)
バカヤロウ解散
池田・ロバートソン会談
企業集団の形成
1954年(昭和29)
造船疑獄
逆コースの本格化
乱闘国会
原水爆禁止署名運動
インドネシア戦争体験
吉田長期政権の崩壊
1955年(昭和30)
社会党の統一・保守合同
「うれうべき教科書の問題」
新しい力<バンドン会議、沖縄・北富士演習場・砂川、母親大会、婦人運動>
高度経済成長の開始
1956年(昭和31)
国連加盟、教育委員任命制、売春防止法の制定、沖縄祖国復帰運動、神武景気
1957年(昭和32)
日米新時代、東南アジア賠償、労働運動と正面対決、電化時代に向けて
1958年(昭和33)
勤評闘争、警職法改正反対闘争、ミッチー・ブーム
1959年(昭和34)
安保条約の改定をめぐって、三井・三池争議、岩戸景気
(1960-1972) 安保改定から高度経済成長へ
   1960年(昭和35)
 安保国会、激動の一か月、流血の惨事、新安保条約成立、安保闘争の反響、所得倍増計画
   1961年(昭和36)
嶋中事件、構造改革論と農業基本法、学力テスト、三無事件
  1962年(昭和37)
 高校全員入学運動
新産業都市と公害問題
江田ビジョン
 LT貿易
  1963年(昭和38)
憲法調査会
原水禁運動の分裂
松川事件最高裁判決
相次ぐ大事故
  1964年(昭和39)
世界の中の日本経済
東京オリンピック
政治情勢の変動
  1965年(昭和40)
「期待される人間像」
不況の到来
ベトナムと沖縄
日韓条約批准
  1966年(昭和41)
航空機事故
建国記念の日制定
政界の「黒い霧」事件
  1967年(昭和42)
沖縄の教公法案
革新都政の出発
資本の自由化
公害問題
沖縄返還をめぐって
 1968年(昭和43)
学園紛争
沖縄に革新主席誕生
 1969年(昭和44)
大学管理法
靖国法案
同和対策をめぐって
沖縄の72年返還決定
1970年(昭和45)
日本万国博覧会
言論出版妨害問題
青法協問題
公害問題
三島事件
1971年(昭和46)
米中接近
ドル・ショック
沖縄返還をめぐって
環境庁の発足
1972年(昭和47)
沖縄県発足
田中内閣の成立
広がる革新自治体
上野動物園にパンダ
(1973-1989) 国際化時代の日本
1973年(昭和48)
ベトナム和平とデタント
石油危機と買いしめ騒ぎ
金大中事件
1974年(昭和49)
狂乱物価と大企業批判
田中金脈問題と三木内閣成立
高度経済成長の終焉
1975年(昭和50)
混迷のもとでの減量経営
労働運動は「冬の時代」へ
天皇訪米の波紋
国際婦人年
  1976年(昭和51)
 ロッキード事件と田中前首相逮捕
 「三木おろし」と福田内閣の誕生
 防衛費はGNPの1パーセント内に
 1977年(昭和52)
 対日批判のつよまり
 革新伸張にかげり
 原水禁運動統一
  1978年(昭和53)
 円高と「安定成長」
 「生活保護主義」の中での政治的無関心
 日本防衛協力ガイドライン
 自民党総裁予備選挙
  1979年(昭和54)
 技術革新で第二次石油危機をのりきる
 革新自治体の衰退
 大平内閣と一般消費税問題
   1980年(昭和55)
 デタントから新冷戦へ
 ハプニング解散と大平首相休止
 鈴木内閣と「和の政治」
  1981年(昭和56)
 臨調行革の開始
 高齢化社会のなかで弱者きりすて
 教科書検定の問題化
1982年(昭和57)
 アジアからの教科書批判
 鈴木退陣と中曽根内閣
 反核平和運動の高まり
 1983年(昭和58)
 「戦後政治の総決算」
 田中元首相の実刑判決
 ロッキード判決選挙
1984年(昭和59)
ひとさしゆびの自由
臨時教育審議会とブレーン政治
新人類の誕生?
1985年(昭和60)
戦後40年目の靖国神社公式参拝
新国家主義のつよまり
日航機墜落事故
男女雇用機会均等法
「国際化」と貿易摩擦のなかで
さくいん

語りつぐ戦後史(上)

『語りつぐ戦後史(上)』(鶴見俊輔〈対談・編集〉、講談社、19750815)

内容<作業中

7 久野収 戦後史への序曲
27 宮城音弥
43 家永三郎
63 南博士
81 丸山真男
111 磯野誠一
131 中村元
151 梅棹忠夫
169 大熊信行
191 渡辺彗
209 北山茂夫
231 望月衛
251 都留重人
271 林屋辰三郎
289 大久保忠利
307 大江精三
321 井上清
339 葦津珍彦
353 乾孝
367 清水幾太郎
389 奈良本辰也
415 遠山啓
429 羽仁五郎 8月15日に君は何をしていたか

シンポジウム 現代日本の思想 戦争と日本人

『シンポジウム 現代日本の思想 戦争と日本人』(三省堂、19671220)

内容<作業中>

戦争体験とはなにか
1 体験論
 経験と体験
体験の私性
戦争体験の継承
 マルキシズムにおける体験の問題
2 私たちの戦争体験
 橋川文三 戦時下の疎外感
 作田啓一 軍隊恐怖と国家の落丁
 上山春平 戦争と戦争体験―共同体と死
 多田道太郎 もろい存在感覚―ああいえばこういう主義
 日高六郎 疑問を抱きつつ―肥えたご主義
 鶴見俊輔 戦争体験がものを見る眼に
 山田宗睦 あまりにも理念的―死との予定調和
 安田武 耐えがたい屈辱の時代
庶民・知識人と戦争
1 報告
橋川文三 庶民の戦争体験について
 作田啓一 庶民の戦争体験について―『めもらぴりあ』を中心に
 安田武 知識人の戦争体験について―学徒兵を中心に
2 討論
支配層と戦争
1 報告
鶴見俊輔 支配層の戦争体験について―小泉信三を中心に
 追放免除申請調書
支配者意識の創出
信三の戦争観
思想のタガとしての明治国家
新渡戸稲造と小泉信三
2 討論
 家系と生い立ち
完璧な虚偽意識
皇太子の改造
体制の論理
戦後の家族と国家
戦争責任と支配体系の変革
参考文献
あとがき

平和をめざした科学者たち 原子力への道-科学者の研究と生き方 科学物語

『平和をめざした科学者たち 原子力への道-科学者の研究と生き方 科学物語』(伊藤博著、平和文化、19860707)

内容

原子の起源 11
思索の原子=デモクリトスの原子論12/原子論への批判14/四元素説15/科学的原子=ドルトンの原子論17
1 第1章 キュリー夫妻-原子力への道を開拓 21
エックス線の発見23/放射性元素ラジウムの発見26/ラジウム塩の単離28/原子から発せられる不思議なエネルギー30/放射線治療車30/キュリー療法の開発32/ラジウムが犯罪者の手にわたったなら33/科学の公開を主張34/放射線に触まれつつ35
2 アーネスト・ラザフォード--原子科学の父 37
アルファ線・ベータ線・ガンマ線38/原子の放射性崩壊40/半減期41/原子核の発見42/人工原子核反応=新錬金術44/原子は壊れ、別の原子に変換する46/亡命科学者の救済に奔走47/ナチスの台頭47/ユダヤ人科学者の追放48/ハーバーの毒ガス研究をきらう49/ラザフォードの科学的予言50
3 アルバート・アインシュタイン-公式E=mc2を導き出す 53
特殊相対性理論の二つの根本原理55/時間の遅れ、長さの短縮57/E=mc2のはじめての求め方59/一グラムの質量が消滅すると61/アメリカ大統領への手紙63/第二次世界大戦勃起65/追害をうけ続けたアインシュタイン66/一貫した平和主義者67/ラッセル・アインシュタイン宣言69
4 ニールス・ボーア-原子構造を解明 69
電子の発見73/トムソンの原子模型と長岡の原子模型75/長岡模型に凱歌があがる76/ボーアの原子模型77/原子番号の発見78/原子の電子配置79/危機一発の脱出80/原爆製造計画への参加81/“原子力”知識の公開を主張83
5 ヴェルナー・ハイゼンベルグ-原子核構造を解明 85
陽子と原子核87/陽子・電子仮説88/中性子の発見89/陽子・中性子説91/同位体91/ナチスの原爆製造計画93/ナチスドイツにとどまったハイゼンベルグ95/妥協の人生96/ゲッチンゲン宣言97
6 湯川秀樹-核力の謎を解く 101
万有引力と電磁気力102/核力=自然界に働く第三の力105/電磁気力を媒介する粒子=光子106/核力を媒介する粒子=中間子106/病身をおして核廃絶を訴える108/平和活動家=湯川秀樹109/核抑止政策の危険-科学者京都会議の声明110/理想を高くかかげて112
7 レオ・シラードとオットー・ハーン-原子核分裂の発見 115
中性子による原子核反応117/超ウラン原子を求めて-ウラン核分裂発見への出発点となった研究119/超ウラン原子でなくランタンがあった-ウラン核分裂の発見のきっかけ120/ランタンばかりでなくバリウムもあった-ウラン核分裂の実質的な発見120/バリウムとクリプトンが生ずるはずだ-ウラン核分裂の正しい解釈121/中性子も放出される-連鎖反応の可能性を示した研究123/世界が災厄に向かっている124/アインシュタインを動かす125/原子爆弾の標的がナチスから日本へ125/原爆を日本に投下させるな126/マイナウ宣言127
8 エンリコ・フェルミ-「原子力の父」 131
遅い中性子の発見132/核分裂する原子=ウラン235 135/フェルミの原子炉135/自発核分裂137/原子炉の役割=プルトニウムの生産137/アメリカへの脱出139/イタリアのファシズム139/イタリアのユダヤ人迫害140/フェルミの二つの「誤り」141/マンハッタン計画142/フェルミの立場143
9 ロバート・オッペンハイマー-「原子爆弾の父」 145
プルトニウム239の生産147/ウラン235の生産-気体拡散法148/臨界量150/砲撃法と爆縮法151/追放されたオッペンハイマー153/平和主義者オッペンハイマー154/悪魔が宿ったオッペンハイマー155/熱線・爆風・放射線-原爆の被害156/平和主義者にもどったオッペンハイマー158
10 エドワード・テラー-「水f爆弾の父」 161
太陽の核融合163/水素爆弾に利用された核融合164/核融合のエネルギー165/水素爆弾のしくみ166/中性子爆弾167/テラー対ポーリング168/水爆実験による死の灰169/「きれいな水爆」はありえない170/「核の冬」を否定171/科学者仲間から排斥されたテラー173
11 ジュリオ=キュリー夫妻-科学と平和のために 175
人工放射能の発見177/人工放射性原子の用途=トレーサー178/ジョリオ=キュリー夫妻の原子力研究180/ナチスに占領されたパリを解放181/フランスの抵抗運動182/第二次大戦の兵器と被害183/科学の再建のために184/原子力委員長から解任184/婦人の権利の拡大のために-イレーヌの活動186/ストックホルムアピール186/科学と平和に生きぬくキュリー家187
おわりに 189

戦後・日本文壇史

『戦後・日本文壇史』(巖谷大四、朝日新聞社、19640210)

内容

華やかな文学の復興
「火の会」と「夜の会」
「カストリ横丁」夜話
三人の作家の死
昭和文壇の裏面の女
戦後の奇人・原民樹
永井荷風と正宗白鳥
話題を賑わした作家たち
第29回国際ペン大会
石原慎太郎と深沢七郎
「日本の暗雲」と文壇
「ガン恐怖時代」と文壇
あとがき
略年表

破滅の決定 世界を変えた“マンハッタン”計画

『破滅の決定 世界を変えた“マンハッタン”計画』(マイケル・アムライン著、野間寛二郎訳、三一新書<三一書房>、19620420)

内容

1 「いそいで、ひとめにつかぬよう」 9
「ハリー、大統領が死にました」/君たち、ぼくのために祈ってくれ!/あたらしい世紀の開幕
2 「月と星と ぜんぶの惑星が」 15
戦争はアメリカ人の世界への眼を開いた/原子のカーテンは厚く、とざされていた/『無の生産』とトルーマン委員会/ロス・アラモスが生んだ『あたらしい生命』/大統領第一日はバーンズとの会見からはじまった/<補助大統領>ジェイムズ・バーンズ/バーンズ国務長官の誕生/国連憲章は原子力時代以前の産物
3 “manhattan” 35
力の限界以上のものをよんだ/史上空前の《いそがしい大統領》/スチムソンと“manhattan”/原子力世界の『悪夢』的性格/人間は原子エネルギーを管理できるか/スチムソンを議長とする秘密委員会の成立
4 「ただ一機」 49
<ギミック>をまつ飛行士たち/五〇九航空部隊の秘密任務/孤島のなかの孤島の基地
5 「ただ一個の爆弾」 55
砂漠のはての<Y地点>/Y地点の物理学者たち/<ギロチン>で<竜のしっぽをねじる>
6 「臨時」-だが「歴史の長い眼」 61
臨時委員会の最大の問題/テニアン島の五〇九部隊/日本をおそった《人工台風》/あれくるった人工の火の嵐/どたん場の抵抗と勝利へのみおとし/<たたかう意志>のかたまりへの恐怖/使用決定の歴史的意味/爆弾の効果はどれぐらいか/爆弾の秘密はまもられるか/最初の原爆で人を殺すべきか/使用についての科学者の判断
7 「老鷲」 81
組織に忠実な男/1911年の世界
8 「爆弾の下側」 87
二つの脅威を育てた男/<治金研究所>の科学者たち/ひとりのヨーロッパ人/科学者の協同の中心/米ソの競争を予測したフランク報告/国際協定と廃棄についてのみとおし/原爆の無警告投下について/直接的ナ使用イガイニナイ/スチムソンの判断
9 「ジュリアスからきた」103
ローゼンバークとフックス/ゴールドとフックス/「ジュリアスからきた」/秘密はソ連の手にわたった/この章についての訳者註
10 イギリス人とソ連人 111
「少数の者による生活様式の決定」/<秘密>をめぐるイギリスとアメリカ/“知る必要という原則”/爆弾は使用するためにつくる/秘密ではなかった原子計画/この世の地獄、大統領の激務
11 「日本への侵入計画」 121
統合参謀本部会議と文官指導の会議/なされなかった日本への警告/軍と政治の指揮系統/スチムソンの日本観/拒絶すれば破壊、降伏すれば希望/長い時間に準備されたひとつの<橋>
12  最後の数分 133
ジラードの嘆願書/秘密のなかにきえた科学者の意見/原爆使用についての科学者の投票/鋼鉄の塔は秘密の儀式をまつ
13 テニアン-「光輝ある奴らは準備する」 143
バラード《だれもしらない》
14 「終着駅」ターミナル-三大首脳アインシュタインの世界に入る 149
アインシュタインの世界のさいしょの政治家/戦後世界の最大の焦点/世界の悲劇の目撃者/ポツダムの空気はよどんだ/雨と電光の<その前夜>/「赤ん坊は満足に 生まれた」!/はるかにめんどうな問題/わたしはその武器をこのまない/管理制度についてのスチムソンの見解/原爆による天皇の説得/目的のための絶対的道具/世界の死をすくうちいさな悪
15  下稽古と役者たち 167
<カボチャ>をつかチた下稽古/ポツダムの晩餐会/コンプトンの決断/投下命令はポツダム宣言のまえにだされた/重要さを理解しなかったスターリン/千両役者?スターリン/ポツダム宣言は<威力>をもちえたか?
16 「することはもはやない」 189
<地獄の機械>ははこばれた/チャーチル、総選挙でやぶれる/<のろまな竜>のものがたり/ついに命令はくだされた
17 「おお、神よ!」 191
広島、小倉、長崎/八月六日午前九時一五分!
18 「荒廃の雨」 197
真珠湾から広島へ/平和と挑戦の交錯-日本の混迷/アメリカの降伏勧告/<無条件降伏>のためのふたつのシンボル/だれも<機械>をとめなかった/<たえがたきをたえ…>/ことはおわった!/未来はここからはじまる
19 19 良心と疑問 215
決定は単独でなされたか/決定者は制約されていたか/日本降伏と原爆のかんけい/フランク報告を読んだのはだれか/スターリンはどこまでしっていたか/冷戦への洞察はあったか/決定的重要性のなかった原爆スパイ/現代の最大の悲劇的疑問!/戦争終結と原爆のかんけい/永遠と未来への決定?

 

憲法を生かすもの

『憲法を生かすもの』(憲法問題研究会編、岩波新書、19610320)

内容

はじめに 憲法問題研究会―その目的と仕事 大内兵衛
国民の憲法意識
占領初期における憲法意識 佐藤功
日本人の憲法意識 中野好夫
戦争と平和
戦争か平和 南原功
内村鑑三の非戦論 矢内原忠雄
自衛権の陥穽
象徴と身分
天皇制について 谷川徹三
「うまれ」による差別
議会政治の危機
強行採決の問題点 鵜飼信成
首相の座 辻清明
経済と社会
家族制度と憲法改正論 我妻栄
団結権保障とILO条約 野村平爾
貿易自由化と日本経済 有沢広巳
結び 現代における態度決定 丸山真男

キューバ革命への道

『キューバ革命への道 三一新書285』(アルマンド・ヒノメス著、逢坂八郎訳、19610221)

内容

キューバ略図
はじめに
1 独立からマチャードまで
2 偽善者バチスタ
3 圧政者生まれる
4 英雄的な大学
5 7月26日
6 ヨット”グラマ号”の遠征
7 官憲の弾圧
8 鷲の巣
9 内乱
10 勝利への行進
11 ハバナへの道で
12 逃亡--ひきょう者の運命
13 キューバと新聞
14 ”真実報道作戦”
15 国民は獄吏を裁く
16 キューバの女性たち
17 ゲバラーー大陸からの協力
18 労働者の殉教者ヘスス・メネンデス
19 キューバの”ペーナ・ボート”
20 合衆国の態度ーー外交
21 キューバ革命の運命
訳注
訳者あとがき

放射能-原子戦争の脅威

『放射能-原子戦争の脅威』(日本原水協科学委員会<編>、三一書房、19600822)

内容

まえがき
新しい時代と科学者 9
各爆発実験による放射能汚染 17
1 概説 17
2 放射性降下物と気象 28
3 土壌と農作物の穂宇佐Yの宇汚染 43
4 人体中のストロンチウム90とセシウム137 55
5 核爆発の探知 60
放射線の生物学的影響 69
1 放射線の生物学的影響 69
2 放射線の遺伝学的影響 80
広島・長崎の被害
1 原爆はどのような物理的被害を与えたか 93
2 原爆症の実態 109
3 被爆者の現状 117
ビキニ水爆実験の被害者 127
人類みなごろしの原水爆戦争 139
ロケット兵器の発達 153
1 発展する戦略ミサイル技術 153
2 軍事衛星の登場 160
3 ICBM対抗兵器の開発 166
4 日本のロケット開発 171
原子力開発政策をめぐって 177
原水爆禁止を要求する科学者の運動 183
<付録>
バートランド・ラッセル他10名の学者の署名をもって発表された声明(いわゆるラッセル・アインシュタイン声明)
ゲッチンゲン宣言
世界の科学者による核実験停止協定締結の要請(いわゆるポーリング声明)
声明 日本学術会議第六回総会 19500428
声明 日本学術会議第十七回総会 19540423
ウィーン宣言 原子科学者の第3回パグウォッシュ会議 19580914-21、オーストリア、キッツビュール、ウィーンにて
<著者紹介>
江川友治
 小川巌雄
小川修三
岸田純之助
草野信男
小沼通二
坂田晶一
佐久間澄 広島大学理学部教授
 庄野直美 広島女学院大学助教授
杉原芳夫 広島大学医学部助教授
 西脇安
畑俊雄
広川俊吉
 藤本陽一
牧二郎
矢野正
 山縣登
 山手茂 広島女子短期大学助教授