原爆慰霊碑一覧(広島市内)

原爆慰霊碑一覧(広島市内)

年月 碑名称 設置場所 備考
194510 戸坂町供養塔 広島市(戸坂桜上町・桜ケ丘墓地)
194608 修道中学校慰霊碑 広島市(南千田町・修道学園)
194608 第三国民学校慰霊塔 広島市(翠町・翠町中学校)
1947 広島市立中学校慰霊碑 広島市(土橋町・淨国寺)
19470815 西地方町・西新町町民慰霊碑 広島市
19480806 広島市立第一高女原爆慰霊碑(平和塔) 広島市(平和大通・平和大橋西詰)
19480806 広島県立第一中学校追憶の碑 広島市(国泰寺町・国泰寺高校)
19480806 中国配電株式会社弔魂塔 広島市(寺町・西本願寺別院)
1949 子まもり地蔵 広島市(三川町・円隆寺)
1949 日本生命広島市支社平和の礎殉職記念碑 広島市(中町・日生ビル屋上)
194908 広島銅金鋳造会平和の鐘 広島市(基町)
194908 多聞院八時の鐘 広島市(比治山町)
19190806 広島市水道部員殉職の碑 広島市(基町)
19491103 殉職警察職員の碑 広島市(比治山公園)
19500130 広島搬送電気通信工事局歌碑 広島市(比治山本町)
195005 牛田町供養塔 広島市(牛田中町・牛田公園)
195011 殉職消防組員の碑 広島市(比治山公園)
195105 安田高女慰霊碑 広島市(白島北町・安田学園)
195105 三滝寺多宝塔 広島市(三滝山)
19510713 原民喜詩碑 広島市(大手町一丁目)
19510806 広島市立第一高等女学校原爆追悼碑 広島市(戸坂町・持明院)
19510806 崇徳中学校職員生徒原爆死没者供養塔 広島市(楠木町・崇徳高校)
19510806 左官町原爆精霊供養塔 広島市(本川町・善応寺)
195203  佐東町原爆精霊供養塔 広島市(三滝本町・三滝墓苑)
19520806 広島平和都市記念碑(原爆慰霊碑) 広島市(広島平和記念公園)
19520806 広島女子高等師範学校・附属山中高等女学校殉国学徒の碑 広島市(国泰寺町・荒神堂)
19520806 広島女子高等師範学校・附属山中高女・県立第二高女殉国学徒慰霊碑 広島市(国泰寺町・荒神堂)
19520806 広島県立広島第二高等女学校殉国学徒の碑 広島市(国泰寺町・荒神堂)
195304 日本発送電株式会社中国支店原爆殉職者慰霊碑 広島市(大手町・元安川西岸緑地)
19530517 広島女学院原爆犠牲者の碑 広島市(幟町・広島女学院)
19530806 広島県立第二中学校歌碑 広島市(広島平和記念公園)
19530806 広島郵便局原爆殉職者の碑 広島市(比治山町・多門院)
19530806 原爆死者・戦没者慰霊塔 広島市(五日市町・光善寺)
19540806 世界平和記念聖堂 広島市(幟町)
19540806 内務省中国四国土木出張所歌碑 広島市(大手町)
195409 広島女子商業学校慰霊塔 広島市(南段原町・広島女子商学園)
19550806 広島県立広島第一高等女学校原爆犠牲者追憶の碑 広島市(中町・平和大通公園)
19550806 原爆供養塔 広島市(広島平和記念公園)
19550806 移動演劇さくら隊原爆殉難碑 広島市(中町・平和大通公園)
19550806 中国電気通信局原爆犠牲者慰霊碑 広島市(基町)
19560428 龍心寺原爆死者の霊の像(浪切不動尊) 広島市(大手町・龍心寺)
19560806 中島本町平和の観音像 広島市(広島平和記念公園)
19560806 広島陸軍病院原爆慰霊碑 広島市(基町)
19570321 江波町戦没者慰霊碑 広島市(江波南町・海宝寺)
19570519 的場町原爆慰霊碑 広島市(的場町・猿猴川岸)
19570806 石田学園山陽中・高等学校追悼碑 広島市(観音新町・山陽高校)
19570806 堀川町原爆慰霊碑 広島市(新天地)
19570806 石炭関係会社原爆殉難者慰霊の像 広島市(大手町・児童公園)
19570806 本川学区慰霊碑 広島市(本川町・大田川岸)
195709 広島県下真言宗徒供養塔 広島市(広島平和記念公園)
19580505 広島平和をきずく児童生徒の会原爆の子の像(折鶴の子の像) 広島市(広島平和記念公園)
19580806 広島県職員原爆犠牲者慰霊碑 広島市(加古町)
195901 広島市東部十二カ町山本康夫歌碑 広島市(段原新町・猿猴川岸)
195908 進徳学園慰霊碑 広島市(皆実町・進徳学園)
19590806 段原町原爆慰霊碑 広島市(段原新町・猿猴川岸)
195912 高須・庚午北町原爆慰霊碑 広島市(庚午北町・庚午第一公園)
19591208 広島赤十字病院慰霊碑 広島市(千田町・広島赤十字病院)
19600806 広島市医師会原爆殉職碑 広島市(小町・平和大通公園)
19600806 嵐の中の母子像 広島市(広島平和記念公園)
19600815 平和祈念慰霊国民大祭記念祈りの像 広島市(広島平和記念公園)
19601109 三菱重工業広島造船所慰霊碑 広島市(観音新町)
1961 平和の森の碑 広島市(中島町・平和公園)
1961 新日本協議会平和の森の碑 広島市(広島平和記念公園)
19610806 慈母の像 広島市(西平和大橋西詰)
19610806 広島県立第二中学校慰霊碑 広島市(広島平和記念公園)
19610930 広島県立広島商業学校慰霊碑 広島市(舟入南町・広島県立商業高校)
196111 比治山学園歌碑 広島市(西霞町・比治山学園)
196112 日本国有鉄道中国支社慰霊碑 広島市(二葉の里)
196206 広島県立広島工業高等学校慰霊碑 広島市(出汐町・広島県立工業高校)
19630806 広島市立商業学校・広島市立造船工業学校原爆戦没者慰霊碑 広島市(広島平和記念公園)
19630806 峠三吉詩碑 広島市(広島平和記念公園)
19630806 河野家悲涙碑 広島市(三滝山)
19631015 広島市信用組合真心像 広島市(袋町・市信用組合)
19640801 平和の灯 広島市(広島平和記念公園)
19640806 佐東町川内・温井義勇隊の碑 広島市(広島平和記念公園)
19640920 広島悲願の会平和の鐘 広島市(広島平和記念公園)
196504 帰らぬ鶴平和の碑 広島市(三滝本町・三滝墓苑
19650523 原水爆禁止五日市町協議会原爆慰霊碑 広島市(五日市町・光禅寺)
196508 広陵学園慰霊碑 広島市(沼田町・広陵学園)
19650806 日本損害保険協会広島地方委員会友愛碑 広島市(中島町・平和大通公園)
19650806 観音婦人会原爆慰霊碑 広島市(東観音本町・天満川岸)
19650806 五日市・正向寺碑 広島市(五日市町)
19650806 国税職員和碑 広島市(上八丁堀・合同庁舎)
19650806 全日本損害保険労働組合被爆20周年記念碑 広島市(広島平和記念公園)
19650806 広島法曹原爆物故者敬憶碑 広島市(上八丁堀・広島地裁)
19651218 広島市役所慰霊碑 広島市(国泰寺町・市役所)
1966 三菱銀行慰霊碑 広島市(本通り・三菱銀行)
19660322 NHK原爆の碑 広島市(大手町・NHK会館)
196607 住友銀行殉職碑 広島市(紙屋町)
196607 松本商業高等学校慰霊碑 広島市(尾長町・瀬戸内高校)
19660731 被爆動員学徒死没者の慈母観音像 広島市(平和大橋東詰)
196608 浜田一原爆犠牲者慰霊の像 広島市(宇品海岸)
19660805 東照宮原爆慰霊碑 広島市(二葉の里・東照宮)
19660805 二葉山平和塔(仏舎利塔) 広島市(二葉山山頂)
19660806 千潮会植樹碑 広島市(東千田町・千田小学校)
19660806 日本銀行広島支店慰霊の像 広島市(袋町・日銀支店)
196705 動員学徒慰霊塔 広島市(大手町・原爆ドーム側)
19670806 広島県地方木材株式会社慰霊碑 広島市(大手町・原爆ドーム側)
19670806 広島瓦斯株式会社原爆犠牲者追憶碑 広島市(大手町・元安川岸)
19670806 広島市歯科医師会原爆の碑 広島市(富士見町・県歯科医師会館)
19680805 松原町慰霊碑 広島市(松原町・猿猴川岸)
19681102 広島銀行慰霊碑 広島市(紙屋町・広島銀行)
19681103 八・六の鐘 広島市(富士見町・万徳寺)
196905 牛田町清霊碑 広島市(牛田中町・牛田公園)
19690806 広島県職員原爆犠牲者名録碑 広島市(加古町)
19700410 韓国人原爆犠牲者慰霊碑 広島市(堺町・本川橋西詰)
197006 牛田町観音像 広島市(牛田中町・牛田公園)
19700705 観音町原爆犠牲者慰霊碑 広島市(東観音町・天満川岸)
19700805 中国海運局慰霊碑 広島市(宇品海岸・広島港湾合同庁舎)
19700806 中島本町復元地図の碑 広島市(広島平和公園)
19700806 鷹野橋商店街振興組合原爆犠牲者慰霊碑(大手町五丁目原爆犠牲者慰霊碑)(鷹野橋) 広島市大手町五丁目
19700806 済美学校の碑 広島市
19710523 広島大学工学部殉職者慰霊碑 広島市(千田町から東広島市へ移転)
19710731 広島県農業会原爆物故者慰霊碑 広島市(大手町・元安川岸)
19710804 原爆犠牲者国民学校教師と子どもの碑 広島市(広島平和記念公園)
19710805 広島郵政関係職員原爆死没者慰霊碑 広島市(東白島町・中国郵政局)
19710806 殉国国民義勇隊慰霊碑 広島市(西観音町・平和大通公園)
197111 広島県防空機動隊戦病没者慰霊碑 広島市(三滝山・三滝寺)
19721121 原爆死没者似島慰霊碑 広島市(似島町)
19721225 広島文理科大学・広島高等師範学校原爆死没者遺骨埋葬の地の碑 広島市(東千田町・広島大学)
197302 北天神町原爆犠牲者の碑 広島市(広島平和記念公園)
19730722 旧天神町南組町内会慰霊碑 広島市(平和大橋西詰)
19730306 国鉄労働組合原爆死没者慰霊碑 広島市(東白島町・常盤橋西詰)
19740108 極楽寺山原爆死者慰霊塔 広島県廿日市市
197404 西脇家原爆碑 広島市(三滝山・三滝寺)
19740806 広島大学原爆死没者追憶碑 広島市(東千田町・広島大学)
26 観音町婦人会原爆犠牲者慰霊仏像 広島市(観音町・河川公園)
19750806 広島市立中学慰霊碑 広島市(小網町・天満川岸)
19750806 極楽寺山地蔵尊 広島県廿日市市
 197508 鎮魂の碑 広島市(比治山公園・陸軍墓地)
19760326 広島郵便局職員殉職の碑 広島市(大手町・元安川東詰)
19760725 福島地区原爆犠牲者慰霊の碑 広島市(福島町)
197608 小網町原爆慰霊碑(女子挺身隊・義勇隊・学徒動員慰霊碑) 広島市(小網町・三光寺)
19760803 千田国民学校原爆犠牲教師と学童追憶の碑 広島市(東千田町・千田小学校)
19760806 営林署慰霊碑 広島市(基町・営林署)
197703 世良家原爆供養石仏 広島市(三滝山)
19770714 広島電鉄株式会社慰霊碑 広島市(東千田町・広電本社)
19770723 広島市立第二高等小学校慰霊碑 広島市(西平和大橋西詰)
19770802 平和祈念像 広島市(平和公園)
19770806 広島通商産業局関係職員原爆慰霊祈の碑 広島市(上八丁堀・合同庁舎)
19770806 中広二丁目地区原爆死没者供養の碑 広島市(三滝山・三滝寺)
19770806 ふりかえりの塔 広島市(大手町)
19770806 広島市原爆被爆者協議会大芝学区支部原爆慰霊碑 広島市(大芝町・大芝公園)
19780503 似島臨時野戦病院慰霊碑 広島市(似島町・臨時野戦病院跡)
19780505 平和観世音菩薩像 広島市(基町・ひろしま美術館)
19780729 草野心平詩碑 広島市(広島平和記念公園・平和祈念像側)
19780730 大田洋子文学碑 広島市(基町・中央公園)
19780806 原爆供養合同歌碑 広島市三滝山・三滝寺)
19790513 中国軍管区司令部慰霊碑 広島市(基町・護国神社前)
197908 三滝墓苑無縁墓地 広島市(三滝墓苑)
19800730 歩兵第十一聯隊跡碑 広島市(基町・広島城東側)
19810719 幟町国民学校跡慰霊碑 広島市(幟町・幟町公園)
19810802 草津南町国民義勇隊追悼の碑 広島市(草津南町)
19810806 大河地区慰霊碑 広島市(大河町・大教寺)
19810816 広島高師付中謝恩の碑 広島市(翠町・広島大学附属中・高校)
19811226 平和のためのモニュメント 広島市(八丁堀・広島YMCA)
19820320 皆実小学校「いしぶみ」碑 広島市(皆実町・皆実小学校)
19820516 広瀬国民学校駐とん特設警備隊慰霊碑 広島市(広瀬北町・天満川東岸)
19820805 原爆犠牲・ヒロシマの碑 広島市(大手町一丁目・元安橋東詰)
19820806 広島県立広島第一高等女学校原爆犠牲者追悼の碑の芳名板 広島市(小町・平和大通公園)
19821021 宇品地区町民慰霊碑の鐘楼 広島市(宇品海岸一丁目)
19830805 江波小学校平和の碑 広島市(江波南町・江波小学校)
19840126 似島・平和地蔵尊 広島市(似島町・平和養老館前)
19840129 慰霊多宝塔 広島市(佐東町・権現山)
198407 原爆忌碑 広島市(三滝山・三滝寺)
19840704 峠三吉「墓標」詩碑 広島市(八丁堀・広島YMCA)
19841119 殉国学徒の碑の折り鶴の塔 広島市(国泰寺町一丁目)
19841126 仮原爆慰霊碑 広島市平和公園
19850301 広島中電話局鎮魂碑 広島市(袋町・電電ビル)
19850310 大手町国民学校記念碑 広島市(大手町四丁目)
19850326 原爆慰霊碑(改築) 広島市(広島平和記念公園)
19850410 鶴学園平和の碑 広島市福島町一丁目・広島工大附属情報専門校
19850410 鶴学園愛の碑 広島市(中島町・広島工業大学広島校)
19850804 国泰寺の仏舎利塔 広島市(田方一丁目)
19850806 不戦の碑-原爆犠牲新聞労働者の碑 広島市(加古町・河岸緑地)
19850806 市立第一高等女学校慰霊碑の銘碑 広島市(中島町・平和大橋西詰)
19851110 真言宗平和山妙光寺の護摩堂 広島市(本浦町)
19860805 動員学徒原爆犠牲者の碑 広島市(祇園町・大下学園)
19860805 韓国人原爆犠牲者慰霊碑の由来の石碑 広島市(堺町・本川橋西詰)
19860810 平和観音像 広島市(似島・平和養老館)
19860910 広島・長崎交流碑 広島市(大手町二丁目・平和大通公園)
19870913 電信慰霊碑 広島市(広島陸軍墓地)
19871112 中曽根康弘句碑 広島市大手町一丁目・元安川岸)
19871213 千同第一町内会和碑 広島市(五日市町)
19880805 全国建設労働組合総連合原爆犠牲建設労働者・職人之碑 広島市
19881106 真言宗妙光寺・平和の鐘と鐘楼 広島市
19890803 全損保の碑(仮設置) 広島市
19890806 中国郵政局の碑(旧広島地方貯金局の被爆タイルを使用) 広島市中国郵政局
19891118 電気通信関係原爆死没者慰霊碑(移築) 広島市
19891123 類焼を免れたよろこびを伝えるモニュメント 広島市・千田地区
 1989 愛と平和のモニュメント 広島市(広島平和記念公園・国際会議場内)
19900204 原爆慰霊碑 広島市安佐北区のパラシュート落下地点に
 199003 原爆ドーム保存工事(第2回)記念碑 広島市(広島平和記念公園)
19900417 在ブラジル原爆被爆者協会などの平和記念碑 広島市中区加古町
19900731 旧広島市立第一高等小学校・第一国民学校原爆犠牲者慰霊碑 広島市・段原中学校
199105? 広島女学院原爆犠牲者慰霊碑(移築) 広島市中区幟町の中・高校校地
19920126 新天地地蔵尊 広島市・新天地
 199208 袋町地区原爆死没者慰霊碑 広島市・
19931016 旧制修道中学校慰霊碑 広島市・修道学園内
 199408 歩兵第11連隊略歴 広島市・
19941213 坂本文子を追悼する碑 広島市中島町の坂本の旧自宅跡
19950331 元南方特別留興南寮跡地記念碑 広島市
19950803 広島市神崎学区原爆慰霊碑[再建] 広島市神崎学区
19950806 広島県庁舎の記念碑 広島市中区の旧庁舎跡
19950807 母子愛之像 広島市江波山公園展望広場
19950810 広島市長・粟屋仙吉?記念碑 広島市/旧市長公舎跡
19951103 広島市立本川小学校原爆慰霊碑 広島市立本川小学校
19951218 日本赤十字社原爆殉職職員・戦時事変戦没者合祀「平和への祈り」 広島市広島赤十字・原爆病院
19960613 広島市基町小学校被爆エノキの像 広島市基町小学校
19960725 原爆で一家が全滅するなど無縁となった墓を供養するための石像(インドから輸入) 広島市寺町の光福寺
19980510 広島市白島九軒町町内会原爆慰霊碑 広島市白島九軒町
  大下学園祇園女子高校碑 広島市(祇園町南下安・大下学園)
  原爆記念雑魚場疎開跡の碑 広島市(国泰寺1・荒神堂)
  島病院爆心地の碑 広島市(大手町1・島病院)
  原爆供養地蔵尊 広島市(三滝寺)

 

 

年表:原爆ドーム保存募金(第2回)

年表:原爆ドーム保存募金(第2回)

1987年  
事項
1 22 広島市、原爆ドームの保存調査(10月から約4カ月)を20年ぶりに実施することを決定。
7 11 「原爆ドーム保存調査技術検討委員会」によるドームの保存調査、開始(1967年保存工事以来初の調査)。
8 18 広島市原爆ドーム保存調査技術検討委員会、同市で第2回会合を開催。9月から調査を実施することを決定。
9 18 広島市の原爆ドーム保存調査で、エックス線撮影によるドーム上空の検査開始。
11 4 広島市の原爆ドーム保存調査技術検討委員会、調査結果を発表。それによると、本体に重大な傷みはなく、一部に補修が必要。
11 16 原爆ドームの保存調査技術検討委員会の第4回会合、 広島市で開催。次回会合で、ドーム補修工事の時期・工法を決めることを決定。
12 9 広島市原爆ドーム保存調査技術検討委員会、ドームの補修箇所(約80カ所)を決定。(昭和63年度に工事予定。)
1988年   
事項
1 20 広島市原爆ドーム保存調査技術検討委員会、第6回会合開催。ドームの補修工法などを決定。
2 24 広島市原爆ドーム保存調査技術検定委員会の最終委員会、開催。ドーム保存についての最終報告書を作成することなどを確認。
2 29 広島市議会本会議で、原爆ドーム補修工事費などについて協議。社会党議員、工事費を全国からの募金でまかなうことを提案。
4 9 広島市原爆ドーム保存調査技術検討委員会、原爆ドーム保存についての最終報告書を広島市に提出。それによると、ドーム全体の大規模補修は必要なしと報告。
10 6 広島市、来年秋に原爆ドームの補修工事を実施することを発表(1967年に次いで2度目)。補修費の全国募金を検討していることを表明。
12 8 広島市、来秋からの原爆ドーム補修工事の費用を一般会計で賄うか、募金にするかを来年1月中旬に決定すると発表。
1989年   
事項
1 24 広島市、平和記念公園周辺の川に遊覧船を就航させるため、第三セクターの会社を設立。船上からは原爆ドーム・原爆慰霊碑などが眺望でき、7月から就航の計画。
1 25 広島県原水禁、原爆ドーム保存のため、国内外で募金活動を展開するよう広島市に申し入れ。
2 1 広島市、原爆ドーム保存工事費(2億円)を「募金」と「市費」で半額ずつ賄うことを決定。募金期間は5月から約8カ月間とし、内外に呼びかけ。
2 1 広島国際文化財団、広島市の原爆ドーム保存募金活動への全面協力を決定。
2 8 奈良・東大寺、広島市の原爆ドーム補修にと約24万円を寄付。広島市での同寺管長自筆色紙などの即売会の収益金。
2 10 広島県労会議・広島県原水禁、原爆ドームと被爆建物保存のための募金を3月から全国に呼びかけることを決定。
2 12 「広島県高校生平和ゼミナール」、広島市で開催(約200人参加)。英語・国語などの授業形式で平和学習。原爆ドーム保存などを求める緊急アピールを採択。
2 20 広島市、平成元年度当初予算案を発表。新規事業として原爆ドーム保存工事費・原爆養護ホーム建設費などを計上。美術を通じ平和に貢献した画家に贈る「ヒロシマ賞」(賞金500万円と被爆石)を創設。
2 28 原水禁、静岡市で全国委員会を開催。原爆ドーム保存募金・「脱原発法」制定運動を展開することなどを決定。
2 04? 原爆ドーム補修工事費募金について、問い合わせ・協力の申し出など相次ぐ。2日間で80件以上。
2 28? 広島市、原爆ドーム保存の補修費募金活動開始を繰り上げることを検討中。募金についての問い合わせが全国各地から相次いだため。
3 2 広島市議会本会議で、留学生への原爆資料館などの無料解放・原爆ドーム保存募金などについて論議。
3 3 広島市議会の全議員63人、原爆ドーム保存のために寄金(1人1万円ずつ計63万円)。
3 4 広島テレビ、「広島土曜ジャーナル」で「モニュメントは2つはいらない!」を放送。原爆ドーム保存と「ひろしまピースタワー」建設について考察。
3 6 広島市の局長級職員(37人)、原爆ドーム保存のために寄金(1人1万円ずつ、計37万円)。
3 9 広島市、原爆ドームの保存募金を訴える「原爆ドーム保存募金趣意書」作成。B4判に募金名称・趣旨・ドームの歴史などを記載。
3 9 広島県教組、東京での日教組臨時大会で、原爆ドーム保存募金運動に取り組むよう提案。
3 9 広島県選管、広島市議会議員の原爆ドーム保存募金に対して、「公職選挙法で禁止している「寄付」行為に当たると、市選管に善後策を検討するよう指導。
3 15? 広島市の吉島東小学校で、児童ら、原爆ドーム保存のための一円玉募金運動に取り組み(1月中旬開始)。
4 3 広島国際文化財団など、中国新聞紙上で、原爆ドーム永久保存募金への協力呼びかけを開始。
4 3 原水爆禁止日本国民会議中国ブロック会議の原水禁学校、鳥取県東伯郡で開催(約75人参加、4日まで)。脱原発法制定署名運動・原爆ドーム永久保存募金運動への取り組みなどを確認。
4 20 広島市、5月1日からの原爆ドーム保存のための街頭募金活動に、同市長が参加することを決定。
4 20 日教組と全国原爆被爆教職員の会、生徒・教職員を対象にした原爆ドーム保存募金運動の内容を発表。募金運動による新たな平和の展開を企図。
4 22 広島市の歌謡教室講師小川智道(被爆者)、「ドーム募金支援のカラオケ・チャリティー・レッスン」を実施(28日まで)。レッスン料を原爆ドーム永久保存募金に寄付。
4 23 「国連軍縮京都会議」に出席したベネゼエラ・ソ連代表、原爆ドーム募金に寄金。(海外からの第1号。)
4 24 「国連軍縮京都会議」に参加したカナダ代表、来広し、原爆ドーム保存募金に寄金。
4 26 広島市、5月1日からの原爆ドーム保存募金の概要を発表。それによると、1日には広島市長・被爆者ら、街頭で募金活動開始のPR。ポスター6千枚、募金趣意書1万枚を準備。全国からの送金相次ぎ約1250万円。
4 27 広島市の寺尾正而(妻・娘ら身内6人が被爆死)、原爆ドーム保存に寄金(200万円)。これまでのドーム募金の最高額。
4 28 東京都品川区、広島市の原爆ドーム保存募金運動を開始。同区では、募金のための予算として百万円を計上。
4 05? 旧広島県産業奨励館(原爆ドーム)の設計者故ヤン・レツルのめいから、「広島折鶴の会」メンバーに、ドーム保存への協力を訴えた手紙(1988年夏に送付)に対する返書が届く。
4 07? 福岡県の会社員古賀英毅、原爆ドーム保存に寄金。
5 1 広島市の原爆ドーム保存募金、正式スタート(12月25日まで)。すでに約450件、1500万円を超す寄付。目標額1億円。市役所・各区役所・原爆資料館などに募金箱を設置。
5 6 日本原水協、東京で全国理事会開催(150人参加、7日まで)。運動方針を決定。「ヒロシマ・ナガサキからのアピール」署名運動の継続・拡大などを確認。原爆ドーム保存運動に協力することなどを決定。
5 11 福山市立蔵王小学校児童会、原爆ドーム保存募金(約4万円)を県教組福山支区に寄託。
5 11 広島市長、訪米。サクラメント市を訪れ、世界連帯都市市長会議・原爆ドーム保存募金への協力を呼びかけ。
5 12 広島市地域婦人団体連絡協議会、原爆ドーム保存募金に協力することを決定。目標額300万円。
5 13 広島県原水禁、広島市内街頭で原爆ドーム保存募金(約20人参加)。初の街頭活動。8月まで毎月2回実施。被爆橋元安橋保存なども訴え。
5 15 広島そごう・NTT中国支社、原爆ドーム保存募金へ寄付(16万円)。
5 15 東京都品川区、原爆ドーム保存募金活動を開始。区役所などにポスター・募金箱を設置。同区では、区予算としても募金100万円を計上。
5 16 広島修道大学で学生・教職員らが発起人となり、原爆ドーム保存募金への取り組みを開始。学内13ヵ所に募金箱を設置。
5 17 大阪市立淡路中学校生徒、修学旅行で来広。平和記念館を訪れ、昨年持参した韓国人被爆者資料を展示するよう要請。原爆ドーム保存募金に寄付(10万円余)。
5 18 ベルギーの駐日大使、新任のあいさつなどで来広し、原爆ドーム保存募金に寄金(2万円)。
5 19 映画「千羽づる」(神山征二郎監督)、完成し、広島市で試写会開催。監督ら来広し、記者会見。製作協力券の販売で集めた原爆ドーム保存募金(30万円)を広島市に寄贈。
5 20 東京都品川区の武蔵小山商店街第2ブロック、原爆ドーム保存募金に協力してチャリティーセールを実施。
5 23 広島県佐伯中央農業共同組合、原爆ドーム保存募金運動を開始。支所など22ヵ所に募金入れを設置。
5 28 広島市による原爆ドーム保存募金、3000万円を突破(28日現在)。個人からの募金879件、団体からの募金66件、小・中・高校114校など。
5 30 三井不動産相談役江戸英雄、原爆ドーム保存募金に寄付。
5 05? 広島市の大衆演劇場「清水劇場」で、原爆ドーム保存募金を実施。出演者の協力で色紙・ブロマイドの販売収益などを募金。
5 20? 広島市の原爆資料館に置かれた原爆ドーム保存募金箱に、修学旅行生らの募金相次ぐ(17日現在、114万円)。
5 21? 広島市の七宝作家田中稔子のグループ、作品展の収益を原爆ドーム募金に寄付(10万円)。
5 29? 広島県山県郡安野中学校生徒、広島の原爆ドーム保存募金の趣意書を作り、各家庭に協力を呼びかけ。
6 2 広島折鶴の会と電気通信共済会中国支部、原爆ドーム保存募金協賛のテレホンカードを作成し、販売を開始。1枚1000円で、うち200円を募金に。
6 5 広島国税局、開局40周年を記念して、原爆ドーム保存募金に職員の浄財約143万円を寄付。
6 7 広島県立安西高校生徒、平和公園で「ヒロシマを語る会」メンバーから、被爆体験などを聞く。原爆ドーム募金に寄金(約4万9千円)。
6 7 第16回広島平和音楽祭のゴールデン・メープル賞、決定。原爆ドーム保存をテーマに、広島市の森下義数が作詞した「生きてよかった  ありがとう」が受賞。
6 8 カナダ出身の広島女学院中・高校教諭ビル・ランドリー、カナダの国際使節団代表らから託された原爆ドーム保存募金を広島市に寄贈。
6 17 大衆演劇の俳優里見要次郎(広島出身)、出身校の宮島工業高校生徒と、広島市内で原爆ドーム保存の街頭募金を実施。
6 18 天理教広誠少年会、広島市で、原爆ドーム保存募金協賛バザーを開催。会員ら30人がパンフレットを配布し、協力を呼び掛け。
6 19 広島市の原爆ドーム保存募金、5000万円を超える(目標額1億円)。募金件数2021件、総額5085万円。
6 26 原爆小頭児と親のグループ「きのこ会」、広島市の原爆ドーム保存募金に寄金(10万円)。
6 29 京都府天田郡夜久野町の「平和の旅」の一行(21人)、来広し、被爆体験などを聞き平和学習。原爆ドーム保存募金に寄付(町費10万円)。
6 30 原爆ドーム保存募金のチャリティーコンサート、広島市で開催(エリザベト音楽大など後援)。
6 04? 原爆ドーム保存募金、開始約1ヶ月で3200万円を達成。目標額の約三分の一。
6 21? 北海道札幌郡広島町、町として原爆ドーム保存募金に協力することを決定。7月1日から呼びかけを開始。
7 4 広島市のスーパーマーケットの共同仕入れグループ、買い物客からの募金などを原爆ドーム保存募金に寄付(100万円)。この他、企業の広島支店長のグループから10万円。
7 6 カナダ・バンクーバー市のテレビ局、広島の原爆投下をテーマにした番組を製作し、放送。併せて原爆ドーム保存募金キャンペーンを開始。目標額約300万円。海外でのキャンペーン取り組みは初。
7 14 広島市の合唱グループ「コーロ・エレガンテ」、同市で演奏会を開催。収益の一部を原爆ドーム保存募金に寄付。
7 15 東京都品川区で、5月からの原爆ドーム保存募金が178万円に達する。
7 16 広島平和文化センター、広島市での海と島の博覧会のスペースアイランド自治体館に、原爆ドーム保存募金箱を設置。
7 17 大竹市立大竹中学校の生徒会有志(20人)、JR大竹駅前で、原爆ドーム保存の街頭募金を実施。この他、県立千代田高校生徒会も実施。
7 17 米の小学生から、広島市の原爆ドーム保存募金に1万円が届く。
7 18 広島県安芸郡熊野町原爆被爆者の会、同町内会被爆者からの原爆ドーム保存募金を広島市に寄付。
7 19 広島市安芸区畑賀小学校の児童会、原爆ドーム保存募金に寄付(1万2000円余)。
7 19 広島市の尾立峯雄、原爆ドーム保存募金に250万円を寄付。個人としてはこれまでの最高額。
7 20 広島市の原爆ドーム保存募金への寄付が相次ぐ。エリザベト音大山岸靖助教授のチャリティーコンサート収益金85万円余、五日市中学校生徒会8万円余、矢野小学校児童会3万円余、合唱グループ「コーロ・エレガンテ」のコンサート収益金2万円余。
7 25 中米ベリーズから、原爆ドーム保存募金に寄付(10万円)。同国首相が日本からの資料でドーム保存募金を知り、寄付を指示。
7 26 中国新聞社、原爆ドーム保存募金に寄付(50万円)。
7 27 旧産業奨励館を設計したヤン・レツルの設計事務所に勤めていた建築家の遺族、原爆ドーム保存募金に寄付(10万円)。
7 28 枚方市がチャーターした「平和の船」、広島港に入港。同市長・市議・市民ら約600人が参加。原爆資料館の見学、慰霊碑巡りなど実施。原爆ドーム保存募金に寄付(約20万円)。
7 30 大津市の市民グループによる「ひろしまへ  いのちに出会うたび」の平和バスツアーで、市民48人、来広。原爆資料館の見学、被爆体験の聴取など(31日まで)。原爆ドーム保存募金に寄付(3万6000円)。
7 31 広島市の原爆ドーム保存募金、約8100万円に達する。
7 31 東京都港区の区役所で、原爆写真展を開催。同展で原爆ドーム保存募金を実施。
7 08? 米カンザス大学演劇科学生、原爆劇「広島」を公演。同劇の作者堀田清美(広島県出身)に舞台写真・公演料などが届く。(公演料は原爆ドーム保存募金として広島市に寄贈。)
7 09? 広島文化財団、広島市の原爆ドーム保存募金運動に協力して募金箱・ポスターを作成し、県内の飲食店などに配布。
7 25? 広島県高田郡高宮町立高宮中学校の全校生徒(149人)、広島市で平和学習会開催。原爆ドーム保存募金に寄付(約3万3000円)。
8 1 中国5県の中国新聞販売店、原爆ドーム保存募金に寄付(60万円)。
8 1 財団法人多山報恩会、広島市の原爆ドーム保存募金に寄付(100万円)。
8 1 立正佼成会、広島市の原爆ドーム保存募金に寄付(500万円)。これまでの最高額。
8 2 広島県信用組合職員、原爆ドーム保存募金に寄付(100万円)。
8 3 広島県豊田郡川尻町の小学生ら、同町民が折った折りづる(4万7000羽)を「原爆の子の像」などにささげる。今年6回目。原爆ドーム保存募金に寄付(約30万円)。
8 3 広島市の中学生ら、原爆ドームをかたどったソーラーバルーン(太陽気球)を作り、掲揚し、ドーム保存募金への協力を呼びかけ。
8 4 広島市江波中学校第4期同窓生、原爆ドーム保存募金に寄付(24万3000円)。
8 4 西独ベルリン市のベルリン州大蔵大臣、来広し、帰国後に原爆ドーム保存募金をベルリン市民に呼びかけたいとの意向表明。(世界平和連帯都市市長会議出席のため来日。)
8 4 旧陸軍省の広島災害調査班長だった岸英夫、原爆ドーム保存募金に応じ、広島市を再訪。
8 4 広島市の原爆ドーム保存募金、目標額の1億円を突破し、1億3千万円に。原水禁国民会議1千万円、東京都品川区270万円など大口寄付が相次ぐ。
8 5 原爆ドーム保存募金のためのチャリティーダンスパーティー、広島市で開催。
8 5 日本生活協同組合連合会、原爆ドーム保存募金に寄付(100万円)。
8 5 北海道札幌郡広島町代表、来広し、広島市の原爆ドーム保存募金に寄付(174万円)。
8 6 呉市の音楽愛好家ら、「愛と平和の歌を聞く会」を結成し、チャリティーコンサートを開催。収益金は原爆ドーム保存募金に寄付。
8 6 テレビ番組「託す~広島へのメッセージ」(新広島テレビ)、放送。原爆ドーム保存募金をテーマに。
8 6 イスラエルの平和活動家の所有するFMラジオ局「ボイス・オブ・ピース」、原爆記念日の特別音楽番組を放送。原爆ドーム保存募金を呼び掛け。
8 6 テレビ番組「サンデーリポートひろしま『みんなで残そう原爆ドーム』」(広島テレビ)、放送。
8 7 安芸郡海田町商工会青年部、原爆ドーム保存募金として広島市に寄付(10万3500円)。
8 9 広島県職員退職者会、原爆ドーム保存募金に寄付(約40万4000円)。
8 11 女優吉永小百合、原爆ドーム保存募金に寄付(テレビ番組「託す~広島へのメッセージ」の出演料100万円)。
8 15 広島県柔道連盟常任理事中谷雄英、原爆ドーム保存募金に寄付(10万円)。
8 06? 東京都の品川区長、来広し、区民らによる原爆ドーム保存募金を広島市に寄付(約280万円)。
9 8 広島市の原爆ドーム保存募金、2億円を突破。5月1日開始以来、募金件数5800件、総額2億517万684円。
9 13 全国珠算教育連盟広島県支部、原爆ドーム保存募金に寄付(21万円)。
9 15 原爆ドーム保存募金に協力するガレージセール(不用品などの売買)、広島市西区で実施(17日まで、売上金の5%をドーム募金に寄付)。
9 26 主婦連・都被団協など6団体、原爆ドーム保存募金1200万円余を寄付。
9 26 東京・有楽町で、講演会「みんなで残そう原爆ドーム」、開催(広島市原爆ドーム保存募金事務局・朝日新聞社主催)。作家上坂冬子・映画監督新藤兼人による講演。
9 26 広島市地域婦人団体連絡協議会、原爆ドーム保存募金620万円余を寄付。
9 27 原爆ドーム保存募金のためのチャリティー展示即売会、広島市で開催(10月2日まで)。画家奥田元宋・平山郁夫らの作品を販売。
9 27 広島市母子寡婦福祉連合会、原爆ドーム保存募金67万円余を広島市に寄付。
9 28 西独プロテニスのプレーヤー、シュティフィ・グラフ、来広し、原爆ドーム保存募金50万円を寄付。
9 12? 広島市出身の指物師木村正(被爆者)、同市内デパートでの職人芸展の収益金を原爆ドーム保存基金に寄付。
9 15? 広島市で被爆した兵庫県の会社役員、いわき市の小学生から託された原爆ドーム保存募金を中国新聞社に届ける。
10 3 長崎県被爆教職員の会など、広島原爆ドーム保存募金への協力を校長会などに呼びかけるよう長崎市・市教委に要請。
10 7 東京大学付属高校生徒、文化祭で、広島研修旅行の報告と原爆ドーム保存募金バザーを実施。
10 9 中国電力、中電コンサートでの募金(15万円余)を原爆ドーム保存募金に寄付。
10 16 東京都新宿区とヒロシマ原爆ドーム保存募金新宿区協力会、原爆ドーム保存募金約80万円を広島市に寄付。
10 28 広島市、原爆ドーム保存募金で全国から寄せられた手紙を本にまとめる構想を発表(1990年出版予定)。
10 29 広島市安芸区矢野婦人会(伊藤サカエ会長)、原爆ドームをテーマにした劇「原爆の母」を同区福祉センターで上演。
10 31 広島市、原爆ドームの保存工事を開始(1990年3月終了予定)。安全祈願式開催(約30人出席)。広島市長、ドーム保存募金が2億6千万円余に達したことを報告。
11 1 広島国際文化財団、原爆ドーム保存募金運動の一助に、原爆ドームをデザインしたプリペイドカードを販売。
11 6 全国解放保育連絡会、広島市に原爆ドーム募金を寄付(40万円)。
11 10 西日本旅客鉄道労働組合、広島市に原爆ドーム保存募金を寄贈(194万円)。
11 14 広島市の原爆ドーム保存工事で、ドーム内部への足場組み立て作業、開始。
11 14 広島県立海田高校生徒会、原爆ドーム保存募金(約8万円)を安芸区役所に寄託。
11 15 カナダの平和団体の招きで被爆体験を訴えた広島県被団協(佐久間澄理事長)の村田忠彦、カナダでの原爆ドーム保存募金(約3万円)を広島市に寄付。
11 15 版画家長谷川富三郎、原爆ドームなどを描いた版画を広島県立美術館などに寄贈。
11 18 英の画家グラハム・クラーク、原爆ドーム募金にと自作の版画をチャリティー頒布(20日まで)。自作の絵画「ダンス・フォア・ピース」を広島市に寄贈。
11 20 広島市の原爆ドーム保存募金、国際バレーボール連盟からの募金(約286万円)で、三億円を突破。内訳は、個人募金約1億5千万円など。
11 20 広島市、国際バレーボール連盟会長ルーベン・アコスタ・ヘルナンデスに、特別名誉市長の称号を贈呈。広島市でのピースセレモニー開催・原爆ドーム保存募金への寄付などの功績による。
11 21 原爆ドーム保存工事を請け負った清水建設、ドーム保存募金246万円余を広島市に寄付。
11 21 呉市の元教師中森明、自費出版した「ヒロシマの鎮魂のために」の中で呼びかけた原爆ドーム保存募金50万円を広島市に寄付。
11 25 京都府八幡市長ら、来広し、原爆ドーム保存募金に50万円寄付。同市は、原爆ドームをあしらったシールを作成し、販売した収益金を寄付。
11 01? 原爆ドームの設計者ヤン・レツルのめいから、読売新聞広島支局に、ドーム保存を願う手紙が届く。
12 7 広島市の原爆ドーム保存工事で、工事用足場が完成し、鋼材補強などの作業開始。
12 8 広島県被団協(森滝市郎理事長)、原爆ドーム保存募金532万円余を広島市に寄付。
12 8 浄土真宗本願寺派安芸教区、原爆ドーム保存募金231万円余を広島市に寄付。
12 11 広島県原水禁、原爆ドーム保存募金500万円を広島市に寄付。
12 11 原爆ドーム補修などに協力するチャリティー展、広島市で開催(広島職場美術協会主催、19日まで)。
12 14 広島市の大下学園祇園高校校友会、文化祭のバザー売上金22万円余を原爆ドーム保存募金に寄付。
12 14 広島市議会で、原爆ドーム保存募金の運用をめぐり論議。広島市長、1億円を超えた額については、保存募金として積み立てると答弁。
12 21 22年前に広島市の原爆ドーム保存工事に携った技術者ら、ドームの工事現場で再会。
12 22 富士通労組、原爆ドーム保存募金765万円余を広島市に寄付。このほか、広島司法書士会から308万円余。募金合計は3億5千万円を突破。
12 22 中国電力・中国新聞社、原爆ドーム保存募金130万円余を広島市に寄付。
12 25 広島市が呼びかけていた原爆ドーム保存募金の受け付け、締め切り。総額3億7085万円、総件数7774件、うち広島市内分は約2億1700万円、2808件。
12 26 広島市、原爆ドーム保存募金に添えて寄せられた各地からの手紙(約3000通)をまとめて出版することを決定。
12 28 広島市の原爆ドーム保存工事の年内作業、終了。

 

原水協通信(2020年)

『原水協通信』(2020年)(原水爆禁止日本協議会機関紙)

宇吹所蔵分

発行年月 備考
910 2019
911 20200106
広島版 年末見舞金を届けました
「旧陸軍被服支廠」の全面保存・活用を申入れ
緊急企画 旧陸軍被服支廠を見て学ぶ会
西区で訪問署名
2020年・ヒバク75年 核兵器廃絶へ大きなうねりを!
912 20200206
913 20200306
914 20200406
915 20200506
916 20200606
917 20200706
918 20200806
919 20200906
920 20201006
921 20201106
922 20201206
923
924
925

00アメリカ大統領とヒロシマ

アメリカ大統領とヒロシマ

在任期間 名前  備考
32 1933~45 ルーズベルト、フランクリン 民=民主党、
原爆開発計画(マンハッタン計画)
33 1945~53 トルーマン、ハリー
原爆投下命令
34 1953~61 アイゼンハワー、ドワイト  共=共和党
35 1961~63 ケネディ、ジョン
36 1963~69 ジョンソン、リンドン
37 1969~74 ニクソン、リチャード
38 1974~77 フォード、ジェラルド
39 1977~81 カーター、ジミー
1990年10月21日、広島県甲奴町を訪問。
 40  1981~89  レーガン、ロナルド,  共
 41  1989~93  ブッシュ、ジョージ  共
42 1993~2001 クリントン、ビル
テキサス州ダラスで行われた全米新聞編集者協会での講演で、日本に原爆を投下した元大統領の決定は正しかったとの見解を表明、太平洋戦争終結50周年にあたり日本に謝罪する考えはないと述べる。
43 2001~09 ブッシュ、ジョージ・W
44 2009~17 オバマ、バラク
2016年5 月27日、広島訪問。
45 2017~21 トランプ、ドナルド
 46 2021~  バイデン、ジャセフ

 

 

広島平和記念都市建設方案(19490920立案)

広島平和記念都市建設方案 (昭和24.9.20立案)

dc49092001
広島大学蔵

原爆にたをれむ人もやすらかに平和の光受けて眠らむ

広島平和記念都市建設方案
(昭和24.9.20立案)
企画部 建設構想の研究、実施の促進
建設法に伴ふ国家各機関との交渉
建設予算編成と財源捻出(県市、国家、外国)
都市形態整備 特殊的 記念保存物調査決定(産業奨励館、原爆十景等)
新建設物 慰霊塔(平和塔)
記念館
美術館
科学館
一般的 土木工事 道路 公園
軌道 ガス
上下水道
橋梁
建築工事 公共文化、社会事業的建造物
個人住宅
内容充実 霊場設置 二十万犠牲者の鎮魂場
原爆資料 実物、写真 調査蒐集
文書、統計
平和精神涵養 講演会(教育、宗教、文化団体連絡)
雑誌(平和協会ヨリ発行)
市旗(平和都市象徴・各戸掲揚)
平和祭発展 行事の研究(世界的構想へ)
市民の熱意表現工夫
世界平和運動 国際連合、ユネスコ連絡(行事)
会場の建設
文化施設内容 美術館 資料研究、調査、蒐集
科学館

 

 

千田書房

千田書房(店主=山崎与三郎)

やまさき・よさぶろう 19760704没 享年86

資料

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広島大学原医研資料 20201030撮影

 

2020年11月(日録)

2020年11月(日録)

できごと
01  「ヒロシマ遺文」TOP頁の更新
01  ヒロシマ遺文への投稿=「2020年11月(日録)」、「千田書房」、「広島平和記念都市建設方案(19490920立案)」、
 02  ヒロシマ遺文への投稿=「アメリカ大統領とヒロシマ」
03 アメリカ大統領選挙始まる。
04 ヒロシマ遺文投稿「火幻」の増補作業。
第6回新日本婦人の会呉支部「第5回戦争体験を聞く会」。つばき会館4階。基町高校卒業生からの報告。基町高校生が描いた「原爆の絵」パネル展示。大中伸一さん。
05  西岡喜美子資料の整理
05  ヒロシマ遺文への投稿「豊田清史」.「詠草」・「ふるさとよしうら」の増補改訂作業。
 07  西岡喜美子資料の整理。
10  新聞切り抜き(2019~2020年分の核問題関係)の分類整理。
11  「原水協通信(2020年)」
12  ヒロシマ遺文への投稿=「年表:原爆ドーム保存募金(第2回)」、「NHKニュース:特集原爆ドーム保存募金」。
 14  ヒロシマ遺文への投稿=「原爆慰霊碑一覧(広島市内)」
15 ヒロシマ遺文への投稿=「原爆慰霊碑一覧(広島県内)」、「原爆慰霊碑一覧(全国)」
16  ヒロシマ遺文のカテゴリーを大幅変更。
 16  ヒロシマ遺文への投稿=「ふたたび被爆者をつくるな 日本被団協50年史」、「広島・長崎手記全集―原子爆弾の証録(幻案19820508)」、「広島・長崎手記全集―原子爆弾の証録案19820518」、「汐文社あて宇吹書簡控(広島・長崎手記全集関係)」。
17  ヒロシマ遺文への投稿=「広島市立第一高等女学校原爆慰霊碑(平和塔)」、「中国配電株式会社弔魂塔」、
 18  ヒロシマ遺文のカテゴリー「原爆被災写真」関係の文献を自宅から倉庫に移動。
18  ヒロシマ遺文のカテゴリーを大幅変更。「原爆被災資料」の下に「広島原爆被災白書」を作成。ヒロシマ遺文への投稿=「広島城壊滅!」、「資料・広島平和記念公園(ピカ資料研究所)」、
19  自宅の爆心地復元関係資料を引き出す。
19  ヒロシマ遺文への投稿=「資料:中国軍管区司令部」
 20  ヒロシマ遺文のカテゴリー「原爆被災資料」の内容変更に合わせ、自宅書庫にある資料を整理。整理のついた「平和教育」関係の本4箱を桜が丘に移動。
  21  倉庫にある地図類(安芸書房復刻版や復元関係)を自宅に持ち帰る。
 21  NHKスペシャル『「三島由紀夫 50年目の “青年論”」.』〜22時29分。~21:50。視聴。
 21  NHK BSプレミアム『“イマジン”は生きている ジョンとヨーコからのメッセージ』〜22時29分。録画を視聴。
 21  自宅の復元関係資料の整理。
 21  ヒロシマ遺文への投稿=「猿楽町」、「広島県産業奨励館」、「広島県燃料配給統制組合」、「帝国銀行広島支店」、「日本銀行広島支店」、「地図:国泰寺地区」、
22  ヒロシマ遺文への投稿=「最新大広島市街地図(193301)」、「地図:中島地域」、「地図:本川地域」、「地図:基町地域」、「地図:白島・二葉の里地域」、「地図:幟町地域」、「地図:荒神地域」、「地図:段原地域」、「地図:皆実地域」、「地図:大河地域」、「地図:宇品地域」、「地図:竹屋地域」、「地図:千田地域」、「地図:吉島地域」、
 23  桜が丘へ自宅書庫にあった8月6日前後の新聞などを収納したA1判のファイルホルダー類を桜が丘の倉庫に移動。
23  ヒロシマ遺文への投稿=「地図:千田地域」、「地図:吉島地域」、「原子爆弾の炸裂点(ABCC)」、「矢賀警防分団日誌」、
24  ヒロシマ遺文への投稿=「ふるさと似島(平和学習参考資料)」、「明治中期広島近傍地形図」、「芸備銀行」、「東照宮原爆慰霊碑」、
26  日本新聞協会第73回新聞大会(神戸市)。新聞協会賞授賞式。授賞理由=「公文書や被爆者団体の資料、生存被爆者らの証言から公的記録に残っていない犠牲者の名前や、詳細が不明だった遺骨の身元を突き止め、75年を経ても歴史の空白を埋められることを実証した。さらに写真アーカイブを構築し、原爆投下前の街の姿や生活の営みを伝えた」、「被爆者の実態や国の不作為を丹念な取材により浮かび上がらせた一連の報道は、記憶を風化させないジャーナリズムの力を示す優れた調査報道として高く評価」
  27  ヒロシマ遺文のカテゴリー「広島原爆被災白書(地域)」に学校関係のデータを加える。
 ヒロシマ遺文への投稿=「ヒロシマの被爆建造物は語る-被爆50周年 未来への記録」
 27  23:00~24:00 ETV特集「没後50年 転生する三島由紀夫」。視聴。
28  ヒロシマ遺文のカテゴリー「広島原爆被災白書(地域)」
 28  ヒロシマ遺文への投稿=「大田洋子文学碑建立記念誌」、「島外科(原爆爆心地)」、「黒い雨―降雨地域住民に被爆者手帳を」、
13:30~16時。第6回新日本婦人の会呉支部「第5回戦争体験を聞く会」。つばき会館4階。基町高校卒業生からの報告。基町高校生が描いた「原爆の絵」パネル展示。大中伸一。参加せず。
1128  第6回新日本婦人の会呉支部「第5回戦争体験を聞く会」。つばき会館4階。基町高校卒業生からの報告。基町高校生が描いた「原爆の絵」パネル展示。大中伸一さん。参加せず。

予定

年月日
20201208  真珠湾攻撃(12月8日未明、ハワイ時間12月7日)79周年。
20210122 核兵器禁止条約発効

 

原水爆禁止運動(今堀)

『原水爆禁止運動』(今堀誠二、潮出版社、19740625)

目次

第*回大会 タイトル<初出掲載誌紙>
プロローグ
原水禁運動の発足
杉並アピール
見殺しにされた被爆者
被爆者救援運動の発足
三千二百万人の国民運動の進展
<初出掲載誌紙:『歴史学研究』187号(195509)>
八月六日の回想
発言の本音
被爆者の生活と意見
科学者の責任
救援運動の出発
基地闘争への賛否
ヒロシマ・アピール
歴史学研究会の問題点
歴史をになうもの
被爆者・全国民・全世界との連帯が高まる
<初出掲載誌紙:『歴史学研究』200号(195610)>
世界を動かしたヒロシマ
世界の連帯
進む戦争準備
沖縄問題
再軍備への告発
被爆者救援運動との結合
原子力の平和利用と大衆
大衆運動の進め方への反省
地方原水協の強化と中央および国際組織の空転
<初出掲載誌紙:『歴史学研究』211号(195709)>
台所までもち込まれた運動
専門家の告発
歴史家は何をすべきか
六大陸にひろがった原水禁運動
原水爆戦争体制との対決をうち出す
会議は空転する
全学連の誤謬
大会決定の成果と不安
問題点のかずかず
組織と理論に重大な欠陥
 日本の非核武装化にたちむかうために
<初出掲載誌紙:『歴史学研究』223号(195709)>
岸内閣を助けた原水協
ICBMの評価を誤る
欧米で核兵器反対運動高まる
平和行進
原爆の加害国化する日本
統一戦線
日本の核武装
空転する討論
中国・朝鮮への差別
運動の進め方への反省
難航した国際会議
実験禁止から核武装反対へ
原水協を全国民のものに
 原水禁運動の正しい道と左右の日和見主義
<初出掲載誌紙:『歴史評論』110号(195910)>
原水禁運動のマニフェスト
一千万人の平和行進
自民党の妨害工作
安保改定と原水禁運動
大会からの脱退者
左右の日和見主義者
 戦う平和運動の目標は軍備全廃か冷戦終結か
<初出掲載誌紙:『歴史学研究』246号(196010)>
二千二百万人の平和行進
平和の敵は誰か
平和運動における二大潮流
人類の導きの星
日本と沖縄での戦いの報告
大会の混乱と成果
軍備全廃か冷戦終結か
 帝国主義時代の平和理論と原水爆時代の平和理論
 <初出掲載誌紙:『歴史学研究』257号(196109)>
謀略工作
平和運動における西欧方式とAA方式
AA地域別会議流れる
本会議でのかけひき
大会決議のおもてうら
原水爆時代の平和理論
大衆の平和運動
両派の自己批判と運動の進展
 8  社・共両党の激突と大衆の統一への願い
 <初出掲載誌紙:『歴史学研究』269号(196210)>
矛盾の中で
総評まかり通る
あらゆる核実験に抗議する問題
核戦争の元凶は誰か
幅広い運動か、反帝政治闘争か
原水協の「内乱」と統一のエネルギー
国民運動の崩壊と再生への四つの芽
<『思想の科学』19号(196310)>
宗平協―国民運動をはぐくむもの
地方原水協の活動
原水協、国民を無視
大会準備のなかでー国民運動にそむくもの
大会のうらおもて―国民運動の崩壊劇
大会懇談会の諸報告―国民運動の新しい芽
すべての地域と職場に原水協をつくろう
10 毛沢東理論からみた日本原水協批判
 <初出掲載誌紙:『歴史学研究』299号(196504)>
 原水禁運動と私
 毛沢東の平和理論の問題点
 中ソ対立と原水禁運動
 民族解放運動との接点
 資本主義国の平和運動の意義
 統一戦線への整風運動
 日本の平和運動の性格
 広島の平和運動の性格
 原水協はその基本原則で再統一を
 核兵器のない世界をめざして
<『聖教新聞』1973年2月21日~28日>
 日本の安全はどうして守るのか
 平和運動のゆくえ
 新しい平和の条件
国際連合の将来
 あとがき

年表:学術会議(稿)~1964

年表:学術会議(稿)~1964

年月日 事項 備考
1945
1006 「本学部の原子爆弾傷害の研究は、日本学術会議の調査班に合流して継続されることになった」(「五十年史(九州大学医学部)」)
1946
1126 トルーマン米大統領米国学士院・学術会議に原爆傷害調査委員会(ABCC)の設置を指令(「菊とにわか高級軍属」)。
1947
 

01

ヘンショー調査団、米学術会議医学部議長ウィードに広島・長崎の調査に関する報告書を提出。(「DDT革命」)。
1948
0710 日本学術会議が発足。
12 長田新、日本学術会議第1回会員に当選。亡くなるまで連続4回当選。(「平和を求めて」)
1949
0120 日本学術会議第1回総会。~0122。
0226 日本学術会議第2回総会。~0227。
0426 日本学術会議第3回総会。~0428。
1004 日本学術会議第4回総会。~1006。
1006 日本学術会議総会(声明)「原子力に対する国際管理の確立要請」
1203 広島医大玉川忠太教授、日本学術会議地区連公開講座(於岡山)で、「広島市における原子爆弾症の研究」発表。[広島大学]
1950
0120 日本学術会議第5回総会。~0121。
0121 日本学術会議、「全面講和要請決議」提案を否決。
0415 平和問題懇談会、東京上野・日本学術会議講堂で開催。106名が平和声明「科学者に訴える」を可決発表。(東大理学部職員組合「平和問題特集号」1950年4月)
0426 日本学術会議第6回総会。~0428。
0428 日本学術会議総会声明「戦争を目的とする科学の研究には絶対従わない決意の表明」
1005 日本学術会議第7回総会。~1007.
1951
0120 日本学術会議第8回総会。~0122.
0302 日本学術会議第9回総会。~0303.
0303 学術会議第9回総会(第2日)、「戦争から科学と人類をまもるための決議案」を否決(「日本評論」1951年5月)
0426 日本学術会議第10回総会。~0428
0713 歴史学研究会平和委員会、「平和を語る会」を日本学術会議講堂で開催。60余名が参加(「歴史学研究」1951年9月)
0801 『原子爆弾災害調査報告書 総括編』(日本学術会議原子爆弾災害調査報告書刊行委員会編、日本学術振興会 )
1016 日本学術会議第11回総会。~1019
1116 日本学術会議第三部(経済・商学)総会、広島市で開催。-18日。
1952
0419 日本学術会議、講和発効後の原爆医療調査の再開を決定。(毎日新聞)
0421 日本学術会議第12回総会。~0421.
0929 日本学術会議原子爆弾災害調査研究班第1回協議会、呉市(広島医大)で開催。白血病・白内障・ケロイドに関する研究発表。[広島大学]
1022 日本学術会議第13回総会。~1024
1024 日本学術会議第13回総会。原子力問題に関する討論(『自然』195301号)三村剛昂広島大学理論物理学研究所所長の発言。
1953
0101 『原子爆弾災害調査報告集 第一分冊』(日本学術会議原子爆弾災害調査報告書刊行委員会編、日本学術振興会 )
0105 『原子爆弾災害調査報告集 第二分冊』(日本学術会議原子爆弾災害調査報告書刊行委員会編、日本学術振興会 )
0326 平和と学問を守る大学人の会、初会合。学術会議会員との懇談会。[略年表稿][広島大学]
0421 日本学術会議第14回総会。~0423
0506 日本学術会議第14回総会申入「原子核研究所の設立と反射望遠鏡の設置について」
0628? 日本学術会議、「原子爆弾災害調査報告集」を出版(朝日新聞、毎日新聞)。
1014 日本学術会議原爆災害調査班の研究発表会(第3回)、長崎大学で開催。
1954
0110? 文部省・厚生省・日本学術会議、英文「ジャパン・サイエンス・レヴユー=メディカル・サイサンスNO.1」を発行。昭和27年4月から28年3月までの医学各学会に発表された4500の論文テーマと110余の抄録を収録。「原爆症についての研究と資料」も収録。
0120 日本学術会議第16回総会。~0123
0125? 広島大学心理学高木貫一教授、日本学術会議原爆災害調査班の依頼による被爆児童の精神機能障害の調査結果まとめる。被爆児童は、集団としては、普通児との差は認められない。
0421 日本学術会議第17回総会。~23日。
0423 日本学術会議, 原水爆実験禁止と原子兵器研究拒否を声明.
0423 日本学術会議第17回総会声明「原子力の研究と利用に関し公開・民主・自主の原則を要求する声明」
0423 日本学術会議第17回総会声明「原子兵器の廃棄と原子力の有効な国際管理の確立を望む声明」
0501 日本学術会議第17回総会申入「原子力問題について」
0709? 09? 日本学術会議、放射線基礎医学研究所(仮称)の設立を計画。
1019 日本学術会議第18回総会。~21日。
1022 日本ユネスコ国内委員会、第8回総会(11月12日-、ウルグァイで開催)に森戸広島大学学長、萩原駐スイス公使、茅誠司学術会議会長らを派遣し、放射線の生物学的影響に関する国際専門家会議の開催と国際的研究機関の設置を提案することを計画。
1028 日本学術会議第18回総会申入「原子力の研究・開発・利言うに関する措置について」
1955
0111 日本学術会議(茅誠司会長)、政府に国立放射線基礎医学研究所設置に関する勧告を提出。19日、科学行政協議会、設置を認めることを決定。
1028 日本学術会議第18回総会申入「国立放射線基礎医学研究所の設置について」
 0205 厚生省「原爆被害対策に関する調査研究連絡協議会」第2回広島・長崎部会と日本学術会議「放射線影響調査特別委員会」の合同会議、長崎市で開催(53人出席)研究の焦点は内科的な白血球変化に絞られると発表。
0426 日本学術会議第19回総会。~28日。
0504 日本学術会議第19回総会要望「原子力の平和利用のための国際科学会議について」
0531  放射線影響国際学術懇談会(第2日)。南アフリカからの1名が加わる。東京・学術会議で開催。都築正男・三宅仁・三好和夫・清水健太郎が報告。
0607  高橋昭博(広島市戸籍課勤務)、日赤で放射線影響国際学術会議の一行に上半身を見せる。
0613  放射線影響国際学術会議に参加した外国の学者9名、ウィーンの国際医師会議に提出する報告書を東京のホテルで発表。
 1017  ABCCホームズ所長、ABCCに日本側評議委員会(諮問機関)を設置すると発表。委員には厚生省衛生局長・国立予研所長・日本学術会議会長・広島大学長ら、11人。
1025 日本学術会議第20回総会。~27日。
 1956
  0209  シールズ・ウォーレン米国科学院学術会議原子力障害委員会委員長ら、広島入り。
0426 日本学術会議第21回総会。~28日。
0428 日本学術会議第21回総会声明「核エネルギーの平和的目的利用に必要な国際的取りきめ実現のため世界の科学者の協力を呼びかける声明」
 0608?  日本学術会議、放射能医学研究所の構想をまとめる。
 0808?  広島大学医学部、同学部への放射線研究施設設置について、日本学術会議原子力特別委に協力を要請。(朝日新聞)
1025 日本学術会議第22回総会。~27日。
 1105  日本学術会議第22回総会要望「原子力に関する科学技術の基礎研究について」
 1957
0116 日本学術会議第22回総会声明「原子力平和利用の研究開発に関する声明」
 0120  日本学術会議第23回総会。~22日
 0424 日本学術会議第24回総会。~26日
0426 日本学術会議第24回総会声明 Appeal to Scientists in great Britain on Prohibition of atomic and Hydrogen Bomb Tests
0426 日本学術会議第24回総会声明 Appeal to Scientists throughout the World on Prohibition of atomic and Hydrogen Bomb Tests
0426 日本学術会議第24回総会声明 Appeal to Scientists in the USSR on Prohibition of atomic and Hydrogen Bomb Tests
0504 日本学術会議第24回総会申入「放射性塵の研究について」
0506 日本学術会議第24回総会勧告「発電用原子炉の輸入について」
1002 日本学術会議第25回総会。~4日
1004 日本学術会議第25回総会声明 Resolution in Support of the International meeting of Scientists at Pugwash
1008 日本学術会議第25回総会要望「第2回原子力平和利用国際会議について」
 1958
 0116  学術会議放射線影響調査特別委医学班、放射能の影響による白血球・肺ガンなどの統計的なデータ作成を決定。
0418  日本学術会議、原水爆実験禁止について、あらためて各国の科学者に要請することを決める。
0418 日本学術会議第26回総会声明  Appeal to Scientists throughout the World on Prohibition of Testing atomic and Hydrogen Bombs
0528 日本学術会議第26回総会申入「原子炉及びその関連施設の安全性について」
0913  J・V・ニール(ミシガン大学医学部)らアメリカの遺伝学者(8日来日)、日本学術会議遺伝学術研究連絡委員会小委員会で広島・長崎の児童を対象とした健康総合調査について打ち合せ。(西日本)
1013  日本学術会議、日米児童健康調査団を編成し、広島・長崎の児童の発育状況と遺伝的影響を調査すると発表。(「原水爆禁止ニュース」NO.68)
1024 日本学術会議第27回総会声明「Appeal to Scientists throughout the World on Prohibition of Testing nuclear Weapons」
1031 日本学術会議第27回総会勧告「原子力開発について」
1031 日本学術会議第27回総会勧告「核融合反応研究の促進について」
1031 日本学術会議第27回総会要望「原子力科学関係の国際会議への代表派遣について」
1031 日本学術会議第27回総会勧告「放射線総合研究体制の強化について」
 1959
0421 日本学術会議第28回総会。~23日
0501 日本学術会議第28回総会勧告「原子力基本法の厳守について」
1960
0120 日本学術会議第30回総会。~22日
0122 日本学術会議第30回総会声明 Reported plan for Nuclear Test in Sahara
0420 日本学術会議第31回総会。~22日
1026 日本学術会議第32回総会。~28日
1961
0425 日本学術会議第33回総会。~27日
1025 日本学術会議第34回総会。~27日
1124 日本学術会議第35回総会。「Appeal to Scientists throughout the World on Suspension of Testing nuclear Weapons」
1124
1962
0425 日本学術会議第36回総会。~27日
0425 日本学術会議第36回総会声明「米国の大気圏内核兵器実験再開決定に際して内外の科学者に呼びかける」
0524 日本学術会議第36回総会勧告「原子核研究将来計画の実現について」
1003 日本学術会議第37回総会。~5日
 1009 日本学術会議第37回総会勧告「関西研究用原子炉を中心とする実験所について」
1963
0121 日本学術会議第38回総会。~23日
0426  日本学術会議、原潜寄港に反対声明。
0426 日本学術会議第39回総会声明「原子力潜水艦の日本港湾寄港問題について」
1023 日本学術会議第40回総会。~26日
1964
0422 日本学術会議第41回総会。~24日
1028  日本学術会議第42回総会。~30日
 1030   日本学術会議第42回総会アピール「原水爆実験の禁止・放射能の危険・核兵器の全面廃棄について世界の科学者に訴える」
 1965  <以下は別ファイルを参照
ttps://hiroshima-ibun.com/wp/2021/01/31/年表:学術会議(稿)1965/

 

 

広島大学と「被災資料センター」

湯崎稔「原爆被災資料の問題をめぐって-広島大学と『被災資料センター』」(『原爆と広島大学 「生死の火」学術篇』、広島大学原爆死歿者慰霊行事委員会、19770910 )

1. はじめに
2. 被災資料収集活動のはじまり
その先駆的活動
長岡省吾と原爆資料館
3. 「原爆白書」運動の胎動
『原水爆白書』
地元紙による白書キャンペーン
金井の「被害白書」提案
4. 原爆被災白書運動と「資料センター」問題
「談和会」運動
原医研の「標本保存センター」計画
「7人委員会」の白書運動支援
佐藤首相会見と要望書提出
原医研の「原爆被災学術標本センター」の設置要求
「原爆被災学術標本センター」の構想内容
「センター構想」に対する市民の反応
原医研「原爆医学標本センターの開設」
「白書推進委員会」と「市民の会」の発足
「白書推進委員会」の活動
5. 学術会議と「資料センター」設置運動
学術会議の取り組み
「原災研」の発足と資料収集の高まり
資料センターをめぐる研究班活動
学術会議の資料センター設置勧告
センター設立推進運動の展開
センター設立推進組織の発足
全国推進組織の発足と「センター案」の具体化
学術会議の「合同会議」と「被災資料小委員会」
学術会議の政府申入れ
AFIPからの資料返還と世論の高まり
6. 「原爆被災学術資料センター」の発足
7. 結びにかえて-今後の課題

 

 

原爆と広島大学 「生死の火」学術篇

『原爆と広島大学 「生死の火」学術篇』(広島大学原爆死没者慰霊行事委員会、19770910 )

目次

章節
自然科学の部
はじめに 竹山晴夫(広島大学長)
第I章  理・工学関係
第1節  物理学及び化学分野(竹山晴夫、禰宜田久男)
1.広島文理科大学物理学教室員による残存放射能測定 5
2.広島文理科大学化学教室員による残存放射能測定 8
3.平原英治による残存放射能測定 8
4.庄野直美の諸研究 8
5.藤原武夫の爆心の位置推定 8
第2節 動物学分野-原子爆弾災害の動物学的調査
1.情報収集から判断される被爆直後の動物相 9
2.第一次調査における動物相の状況 9
3.放射能による動物への影響を調べるための観察と実験 10
4.第二次調査の動物相の状況 11
第3節  植物学分野(藤田哲夫、安藤久次、田中隆荘)
1.原子爆弾の植物に対する影響調査のこと 12
2.被爆後爆心地附近に生じた雑草の調査と標本展示 16
3.被爆後広島市に残存または出現した蘚苔類の研究 16
4.原子爆弾による被害植物の解剖学的研究 17
第4節 地学分野-原子爆弾による岩石等の表面の剥離現象と溶解現象-(小島丈児)
まえがき 27
1.カコウ岩表面の剥離現象 27
2.岩石等の表面の溶融現象 28
3.熱線と爆風と剥離現象の前後関係 28
4.広島と長崎の比較 30
第5節  建築学分野(佐藤重夫、葛西重男)
1.広島原爆ドーム保存工事 31
2.原爆による広島市内建築物の破壊調査 37
第Ⅱ章 医学関係
第1節  原子爆弾被爆と医学研究-病理学を中心に-(飯島宗一)49
1.被爆影響の医学研究史概観 49
2.広島大学と病理学的寄与 52
3.ABCCと放射線影響研究所 53
4.被爆による医学的障害 55
第2節 医学部における初期の研究と原爆放射能医学研究所の設立(渡辺漸)
第3節  原爆放射能医学研究所の設立前後(志水清)
第4節 原爆放射能医学研究所における将来計画と協同研究への歩み(岡本直正)
第5節 ヒロシマと原爆(西丸和義)
1.私とその周辺 62
2.県立医専から医学部の周辺 63
第6節  原爆症の病理学的争点 体験からの考察-(杉原芳夫)65
1.原爆ケロイド 66
2.慢性原爆症-原爆の遅発性影響 68
3.被爆二世 76
おわりに 78
第7節 原爆の放射線量測定(竹下健児)
1.広島原爆と物理的調査 79
2.瞬間放射線 81
3.残存放射能 83
4.考察 87
第8節 原子爆弾被爆直後の罹災者の白血球数について(西丸和義)89
緒言 89
1.調査方法 89
2.調査成績 90
3.考察と総括 91
結語 95
第9節 原爆症ならびにその後遺症と神経精神医学的(小沼十寸穂)98
はしがき
1.原爆症亜急性期に関するもの 97
2.原爆症後遺症と神経精神医学的知見 98
3.その他の関連的知見 101
まとめ 102
第10節 原爆白内障(百々次夫、調枝寛治)105
1.原爆白内障の臨床的観察 105
2.原爆白内障の診断に関して 109
3.実験的研究の概要 110
4.まとめ 111
第11節  原爆被爆婦人の晩発障害と被爆後出産児の異常について
(田渕昭)
1.被爆婦人の晩発障害 112
2.被爆後出産児の異常 117
まとめ 121
第12節  広島における胎内原爆被爆児の障害-とくに発育障害について-
(藤原篤、平位剛)121
はじめに 121
1.流早死産と出産後の早期死亡 122
2.胎内被爆児の発育障害 122
まとめ 126
おわりに 127
第13節 原爆被爆者の内科的障害(蔵本淳)128
第13節 原爆被爆者の内科的障害(蔵本淳)128
1.急性障害の概要と初期の対策活動 128
2.広大原医研内科の診療状況と研究活動 129
第14節 回想 (上村良一)
第15節 原爆症と外科(江崎治夫)
第16節 原爆放射能医学研究所臨床第二(外科)部門研究概況(岩森茂)143
第17節 被爆者における衛生学的研究(奥田久範)145
第18節 悪性新生物の死亡統計(栗原登)147
第19節  広島の原爆被爆者白血病(大北威、高橋宏)151
1.序にかえて:白血病とはどういう病気か 151
2.原爆被爆者の白血病についての研究 152
3.広島における被爆者白血病疫学の概要と近況 155
第20節 広島被爆児より発生せる悪性新生物(大谷敏夫)160
第21節 原爆被爆者の甲状腺疾患(江崎治夫)165
1.はじめに 165
2.予備調査 167
3.研成績 167
付言 173
第22節 被爆者の胃がん、乳がん(服部孝雄、大屋正章、山県司政、名草幸博)174
はじめに 174
1.胃がんについて 175
2.乳がんについて 181
第23節  被爆者の肺癌(徳岡昭治)183
第24節 原爆と皮膚悪性腫瘍(矢村卓也)186
まえがき 186
まとめ 188
第25節  原爆被爆者と尿路性器疾患(石部知行、仁平寛巳、加藤篤二)189
第26節  原爆と唾液腺腫瘍(広瀬文男、武市宜雄)191
1.原爆被曝者に発生した唾液腺腫瘍 194
2.X線照射による唾液腺腫瘍の誘発 196
3.原爆被曝者の剖検例における唾液腺の組織変化 198
4.考察並びに将来の研究方向 199
第27節  放射線発癌-胃、直腸および前立腺における実験癌の誘発-(広瀬文男)
1.実験胃癌の誘発 201
2.実験直腸癌の誘発 207
3.実験前立腺癌の誘発 209
4.結語 210
第28節  速中性子照射による生物学的効果の側面-特に心臓異常発生の実験
奇形学的立場から-(岡本直正、佐藤幸男、日高惟登、秋本向孝、宮原晋一)211
はじめに
1.速中性子と、その生物学的効果について 212
2.心臓異常発生の催奇形源としての速中性子による実験 212
3.速中性子照射後の胚葉細胞の変化いわゆる急性期の症状について 213
4.染色体の変化について 214
5.照射後5日目以降の変化、特に心ループの変化について 214
6.心球部にみられる細胞死について
7.完全大血管の成り立ち方について 216
おわりに 218
第29節 中性子線の生物作用-原医研障害基礎研究師門-(安徳重敏)219
第29節 中性子線の生物作用-原医研障害基礎研究師門-(安徳重敏)219
1.緒言ん 219
2.中性子線およびγ線の物理的性質 219
3.急性致死のRBE 220
4.器管の細胞に対するRBE 221
5.中性子線障害の修飾因子 221
6.原爆放射線の特異性 222
7.結語 224
第30節 放射線の生物学的影響について(澤田昭正)225
1.中性子の影響 225
2.瞬間大線量照射の影響 232
3.DNAに対する放射線の影響 233
第31節 核酸と蛋白質にたいする電」放射線の影響-特にクロスリンクについて-(山本修)226
1.序 236
2.放射線による蛋白質の変性 237
3.含イオウアミノ酸と芳香族アミノ酸の特異的反応性 237
4.蛋白質-蛋白質クロスリンクの機構 238
5.蛋白質-核酸クロスリンクの機構 240
6.核酸-核酸クロスリンクの機構 241
7.生体内で得られた結果 242
8.非共有結合によるクロスリンク 212
9.結語 243
第32節 被爆者をめぐる社会医学的研究の動向(務中昌己)245
はじめに 245
1.研究部門開設の背景とその経過 245
2.研究対象とその学問的意義 245
3.研究の方法とその体制 245
4.研究の経過 246
5.被爆者をめぐる社会医学的研究の概要 217
6.被爆者をめぐる社会医学的研究上の問題点 218
7.被爆者をめぐる社会医学的研究の今後の方向と主たるテーマ 248
おわリに 249
第33節  原爆被災のシミュレーション(渡辺嶺男)249
1.シミュレーション 219
2.構造モデルと過去モデル 250
3.原爆被災の過去モデル 251
4.原爆被災包括モデル 251
第34節 被爆者医療(志水清)252
人文科学の部
第I章 人文科学関係(横田輝俊、磯貝英夫、松元寛)257
第Ⅱ章  社会科学関係(山田浩、北西允、横山英)260
はしがき 260
1.被爆の実態および調査 260
2.平和運動をめぐって 263
3.ヒロシマの戦後と世界の中のヒロシマ 266
第Ⅲ章 平和教育関係(大槻和夫)269
はじめに 269
1.長田新の平和教育論とその実践 269
2.教育学部附属中学校「原爆と平和」 271
3.教育学部社会科教室を中心とする調査研究 272
4.教育学部附属中・高校国語科の試み 273
5.教育学部附属小学校の『子どもと父母と教師が書いた、原爆の記憶』3部作 273
6. 平和教育の発展の中で 274
おわりに 276
原爆被災資料の問題をめぐって-広島大学と「披災資料センター」-(湯崎稔)279
1.はじめに 279
2.被災資料収集活動のはじまり 280
3.「原爆白書」運動の胎動 282
4.原爆被災白書運動と「資料センター」問題 281
5.学術会議と「資料センター」設置運動 291
6.「原爆被災学術資料セター」の発足 311
7.結びにかえて-今後の課題 312
あとがき 横田輝俊 314

 

 

原爆体験記読書会(198604~198703)

原爆体験記読書会
呼び掛け人:田原幻吉・宇吹暁
全11回(198604~198703)

原爆体験記研究会1986a

 

出席者
1 04 08 「絶後の記録」

参加者:大野・中川・豊永・宮道・舟橋・冨沢・春日・羽原・内田・宇吹・田原

2 05 13 参加者:中川・若林・江崎・豊永・宮道・冨沢・羽原・内田・渡辺・宇吹・田原
3 06 10 「原爆の子」。

参加者:大野・若林・江崎・豊永・宮道・舟橋・宇吹・田原

4 07 08 参加者:大野・中川・豊永・羽原・内田・宇吹・田原
5 09 09 「星は見ている」。

参加者:大野・若林・江崎・豊永・舟橋・宇吹

6 10 14 参加者:大野・若林・舟橋・内田・宇吹・田原
7 11 11 「天よりの声」。

参加者:中川・豊永・舟橋・内田・宇吹・田原

8 12 09 「もうひとつのヒロシマ」。

参加者:中川・若林・江崎・豊永・舟橋・羽原・内田・宇吹・田原

9 01 13 参加者:若林・江崎・舟橋・内田・渡辺・宇吹・田原
10 02 10 参加者:江崎・豊永・宮道・内田・宇吹・田原
11 03 10 参加者:大野・若林・豊永・宮道・舟橋・羽原・内田・島津・宇吹・田原

ヒロシマは問う(田原伯197107)

ヒロシマは問う(「ヒロシマは問う③」『朝日新聞』連載)

幻の原爆白書 作製の熱意、国になし 死者数も不明確なのに
40年8月6日、首相官邸で、世界平和アピール七人委員会から原爆被災白書づくりなどの陳情を受けた佐藤首相。
「私のオイも、広島で原爆を受けて死んだ。原爆は大事な問題だと思う。あらゆる手をつくすよう関係の大臣に指示する」
役所やめ資料集め 口先だけの「調査」 苦闘の記録も廃棄
<写真キャプション>
「ひとつでも多くの惨禍の物証を」
――足で集め回った被爆資料を整理する田原さん。が、貴重な文献類が生かされる日はいつくるのか。むなしい気持ちに襲われることもある。
a197107b2
参考資料「広島・長崎は問う<2>幻の白書」(197007**)
a197107a2<写真キャプション追加>「広島平和記念資料館で」

 

原爆資料の収集と保存を考える(今堀・山崎・田原)

原爆資料の収集と保存を考える(今堀・山崎・田原)

中国新聞連載

年月日
19680307(上) 今堀誠二
特質無視のウ報告 資料の不足で迫力欠く  原爆被災資料広島研究会への期待
19680308(中) 山崎与三郎(原爆資料保存会幹事)
原爆資料の重要性 体験と実証で平和を 年とともに困難さ増す
19680308(下) 田原伯(原爆文献研究家)
個人の体験からの発言 分類・整理が急務 独力で一万点を集める
tahara19680309
気違い扱いの十年
 10年余り前、それまでの務めをやめて、ただ原爆資料の収集に全生活を当てたので私は「原キチ」と呼ばれ、変り者扱いにされてきた。
現在約一万点の原爆資料を集めることができた。
資料不備な図書館
全国の古本屋捜し
整理・研究が日課
収集三原則と分類
これは田原氏の談話をまとめたものである。

 

原水爆時代(下)(ピカ研校訂作業)

『原水爆時代 現代史の証言(下)』(今堀誠二、三一書房、19600806)

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<以下未完>
崩れぬ平和をかえせ
あるブルジョアの一家
三吉の少年時代
原爆の日より
広島日鋼争議
平和大会と「われらの詩」
朝鮮戦争への抵抗
砲声下の原爆詩集
平和運動の組織化へ
美しい生涯と原爆症
生きている峠三吉
朝鮮戦争に抗して
1 原爆禁止運動の烽火
原爆は世界をゆるがす、歴史の暗転期1949年、公安条例の舞台裏、イールズ声明と原子戦準備、平和擁護広島大会、ヒロシマは原子兵器の廃棄を要求する、もえあがっていた市民の願い、婦人運動と原爆理解、青年運動と青年教師、歴史の重み、平和擁護東京大会も原爆禁止を要求、国際的評価について
2 ストックホルム・アピール、原爆戦争にうち勝つ
広島平和擁護委員会、牧師・教授も平和委へ、開戦前のSアピール、朝鮮戦争を企てた人、戦時下の言論統制、広島平和委の弱体化、大会を支えるもの、8・6大会の前哨戦、大会の記録、巧妙を極めた非合法集会、共産党の分裂と大会のありかた、平和擁護日本委員会、第三次大戦を防止した8・6大会、枯尾花戦争とトルーマンの原爆使用声明、ワルソー大会と世界平和評議会、平和運動、原爆使用を阻む、朝鮮戦争は天佑か、日本戦没学生記念会、立ち上がった青年団、Sアピール運動掉尾を飾る、立ち上れない労働者、労働者の意識構造、ある詩人のねがい、
3 流星光底長蛇を逸す
マスコミへの注文、国民運動の目標、全面講和運動、ベルリンアピールをめぐって、即時停戦が必要だったのに、マ元帥の解任、朝鮮停戦交渉の舞台裏、平和運動の良心と責任、レジスタンス、平和の闘士団、署名運動と組織強化、警官包囲下の8・6大会、平和戦線とは何か、平推の消長、単独講和と二挺拳銃の平和記念祭、踏まれてもけられても、情勢判断を誤った平和運動、
4 冬の旅を行く
人命は冷戦より尊い
1 原水協のうまれるまで
ビキニ事件、原水爆にたいする国民のいかり、杉並アピール、アピール運動の性格、全国協議会の結成、原水爆禁止運動広島協議会、8・6広島平和大会、広島大会の提案、署名運動の意義、日本原水協の成立、
2 輝かしい啓蒙-ヒロシマ大会
10年前と同じ時間に同じ場所で、鳩山首相の立場、アメリカ人の願い、平和を願うものと願わないもの、原爆被害者の生活と意見、アメリカ民衆との共同戦線、学者の役割、大衆のものとなった運動、禁止運動、救援運動に結びつく、基地問題と運動の進め方、歴史をになうもの、組織上での暗影、署名運動および大会の評価、
3 原水爆戦略との対決をめざして-ナガサキ大会
世界を動かす原爆禁止の声、参加した人々、国際連帯の花の輪、危機は去らない、沖縄は日本を制圧するための基地でもある、渡辺千恵子氏の発言、被爆者のなやみと喜び、原子力の平和利用、運動のすすめ方、
4 フォールアウトとロケット基地にいどむアジア民族主義-第三回大会
地方での大会風景、国際的な予備討議、世界の期待をあつめて、演説のかずかず、失敗した議事運営、政治ととりくむ禁止運動、大会運営の問題点、高い指導と全国民の参加を、原水協の苦悩、歴史のうねり、
5 東西の兵力引離しと日本の非核武装化のために-第四回大会
総選挙に敗れた原水協、ICBMは世界を変えた、欧米の運動NATOをゆるがす、核武装と国民の批判、核武装した自衛隊と米軍基地、国民生活の圧迫と被爆者の援護、日本人はアジアを見損なっている、運動の進め方の評価と反省、国際会議は成功したか、政治目標を明示した宣言と決議、原水協の強化と世界の命運、
6 東西融和の促進と安保改訂-第五回大会
原水爆時代のマニュフェスト、大衆は平和行進と大会を支持した、自民党と右翼のおもわく、大会内部の右翼的偏向、大会における左翼的偏向、東西融和の具体策を欠く、
7 世界大会への批判と妨害と謀略-一部外国代表の思想と行動
ヤング卿らの脱退劇、理由は無理に作られた、ものにならなかったスクープ、第三回大会の妨害者、第四回大会の妨害はなぜおこったか、第五回大会の工作者と同調者、大会と朝鮮人
新紀元は始まる
 一発で地球を全滅させる爆弾、戦争の準備をはじめた平和産業、日本と沖縄の核武装はすすむ、安保条約は朝鮮戦争の落とし子、新安保はアメリカの要求、新安保に託する岸・藤山の夢、アジアは新安保に反対する、頂上会談はなぜ流れたか、新安保の国会採決は冷戦激化の謀略、冷戦を終らせる道、ヒロシマの十字架から新紀元は始まる
  あとがき
上巻は庶民の動きを中心として叙述を進めた。
下巻もそのつもりで草稿をまとめ、朝鮮戦争以後における原爆被災者・青少年・婦人・学者・ジャーナリスト・芸術家(美術・文学・演劇)・労働者・農民・漁民などが、どんな役割を果たしてきたかをあとづけるつもりだった。
運動の発展をみつめるとともに、それを妨げる社会の壁を、写し出すことが、ねらいとなっていた。
 しかし、安保問題の発展につれて、この計画は根本的に変更せねばならなくなった原水爆禁止運動は、国際政治の変転につれて、重大な段階にさしかかり、国内政治の面でも、高度の政治性を帯びるに至ったので、庶民の動きという間接描写の方法では、焦眉の問題に焦点を合せることが、出来なくなってしまった。
今からの一、二年間は、原水爆時代を終らせるチャンスであるとともに、原水爆戦争のピンチともいえる。
本書が政治技術を中心として、運動の展開をあとづけることにしたのは、正しい政治路線の発見に、ささやかながらも資料を提供したいと考えたからである。

 

原水爆時代(上)(ピカ研校訂作業)

『原水爆時代 現代史の証言(上)』(今堀誠二、三一書房、19590721)

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以下未完
 登場人物  備考
ピカドンに死なず
幽鬼の町ヒロシマ
今堀誠二 山口県の西北海岸、一兵士。
古賀八重子
少国民の最後
「菩提樹」をうたう少女
敗戦を飾る犠牲者の美
世界の良心は告発する
ピカドンに屈せず
古賀八重子=その後沖原氏と結婚。呉でしあわせな家庭。
占領軍に屈せず
1 第二の誕生
「生ましめん哉」
栗原氏と「中国文化」
栗原貞子、栗原唯一、猪熊弦一郎、細田民樹
プレスコード下の最初の刊行物
『中国文化』創刊号
ヒロシマは歴史の証人
2 ざんげの道
悲嘆の日記「さんげ」
トマトをめぐる母子の悲歌
守られた非合法出版物
死の商人のざんげ
地球を動かす支点
警告ビラは回収された
3 無欲の顔
村にきたジープ
原爆について語るな
作家の眼がとらえた「屍の街」
無欲顔貌
人間の精神はボロになった
平和をかえして下さい
いまだ癒えぬ傷あと
4 原爆エレジー
原子野に咲いた「夏の花」
壊された詩碑
忘れかけたあの日の記憶
「長崎の鐘」
原爆エレジーの流行
5 よみがえった記録映画
映像になった記録
占領軍の撮影禁止
生きていたプリント
公開された被爆写真
6 科学者の道
廃墟に芽ばえた国民の科学
災害調査はじまる
奇病の発生第二期症状
病理へ振るうメス
全滅した劇団「桜隊」
都築氏の活躍
世界最初の原爆症講演会
原爆症救護病院
山津波にのまれた京大班
災害調査研究特別委員会
きびしい原爆の秘密保持
撤去された研究施設
原爆はGHQのタブー
終戦の日に始った原爆戦争の準備
恐るべき後遺症
原爆症とは何か
被爆者はABCCのモルモットか
原爆禁止は科学者の道
ノー・モア・ヒロシマ
1 原爆は戦争ではない
広島に向った青い眼の記者
死臭と敵意の中で
ヒロシマからの報告
人類よ!広島をくり返すな
原爆患者の存在を抹殺
勝利した官製ニュース
二つの原爆処理方式
科学者の「十字軍」
2 人道主義と反戦主義
全米を震撼させた実話小説
「ヒロシマ」の主人公たち
人道主義の原爆否定
同情はごめんだ
アメリカの盲点
世界連邦主義
ピース・センターと精神養子
原爆乙女の厚生
憤激をかったルーズベルト夫人
原爆乙女は立証する
3 平和祭
広島平和復興祭
46・7年の世界の動き
マ元帥の教書と「平和宣言」
原爆をとりあげたアメリカの新聞
8・6をカーニバルにするな
世界でもたれたヒロシマ・デー
貧弱だった「原爆否定の研究室」
平和こそ女性の幸福の源
原爆外交と広島の復興
大衆から浮いた平和祭
4  偏見を乗り越えて
東洋にかけるアメリカの橋
クエーカーの絶対平和主義
シュモー氏の「広島の家」
私は共犯の屈辱を抱いてここに立つ
神よ平和を来らし給え
むずかしい平和住宅の運営
ブ夫人の公民館
平和運動を離れた「広島の家」
平和精神をうらづけるものは何か
シュ氏のピントの甘さ
ブ夫人への一票は原爆防止の一票
過ちは繰返しませぬ
殴殺されたアメリカ兵
恩讐を越えた供養塔
原爆で死んだ異国の人
安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから
あとがき

 

 

原水爆時代(下)

『原水爆時代 現代史の証言(下)』(今堀誠二、三一書房、19600806)

崩れぬ平和をかえせ
あるブルジョアの一家
三吉の少年時代
原爆の日より
広島日鋼争議
平和大会と「われらの詩」
朝鮮戦争への抵抗
砲声下の原爆詩集
平和運動の組織化へ
美しい生涯と原爆症
生きている峠三吉
朝鮮戦争に抗して
1 原爆禁止運動の烽火
原爆は世界をゆるがす、歴史の暗転期1949年、公安条例の舞台裏、イールズ声明と原子戦準備、平和擁護広島大会、ヒロシマは原子兵器の廃棄を要求する、もえあがっていた市民の願い、婦人運動と原爆理解、青年運動と青年教師、歴史の重み、平和擁護東京大会も原爆禁止を要求、国際的評価について
2 ストックホルム・アピール、原爆戦争にうち勝つ
広島平和擁護委員会、牧師・教授も平和委へ、開戦前のSアピール、朝鮮戦争を企てた人、戦時下の言論統制、広島平和委の弱体化、大会を支えるもの、8・6大会の前哨戦、大会の記録、巧妙を極めた非合法集会、共産党の分裂と大会のありかた、平和擁護日本委員会、第三次大戦を防止した8・6大会、枯尾花戦争とトルーマンの原爆使用声明、ワルソー大会と世界平和評議会、平和運動、原爆使用を阻む、朝鮮戦争は天佑か、日本戦没学生記念会、立ち上がった青年団、Sアピール運動掉尾を飾る、立ち上れない労働者、労働者の意識構造、ある詩人のねがい、
3 流星光底長蛇を逸す
マスコミへの注文、国民運動の目標、全面講和運動、ベルリンアピールをめぐって、即時停戦が必要だったのに、マ元帥の解任、朝鮮停戦交渉の舞台裏、平和運動の良心と責任、レジスタンス、平和の闘士団、署名運動と組織強化、警官包囲下の8・6大会、平和戦線とは何か、平推の消長、単独講和と二挺拳銃の平和記念祭、踏まれてもけられても、情勢判断を誤った平和運動、
4 冬の旅を行く
人命は冷戦より尊い
1 原水協のうまれるまで
ビキニ事件、原水爆にたいする国民のいかり、杉並アピール、アピール運動の性格、全国協議会の結成、原水爆禁止運動広島協議会、8・6広島平和大会、広島大会の提案、署名運動の意義、日本原水協の成立、
2 輝かしい啓蒙-ヒロシマ大会
10年前と同じ時間に同じ場所で、鳩山首相の立場、アメリカ人の願い、平和を願うものと願わないもの、原爆被害者の生活と意見、アメリカ民衆との共同戦線、学者の役割、大衆のものとなった運動、禁止運動、救援運動に結びつく、基地問題と運動の進め方、歴史をになうもの、組織上での暗影、署名運動および大会の評価、
3 原水爆戦略との対決をめざして-ナガサキ大会
世界を動かす原爆禁止の声、参加した人々、国際連帯の花の輪、危機は去らない、沖縄は日本を制圧するための基地でもある、渡辺千恵子氏の発言、被爆者のなやみと喜び、原子力の平和利用、運動のすすめ方、
4 フォールアウトとロケット基地にいどむアジア民族主義-第三回大会
地方での大会風景、国際的な予備討議、世界の期待をあつめて、演説のかずかず、失敗した議事運営、政治ととりくむ禁止運動、大会運営の問題点、高い指導と全国民の参加を、原水協の苦悩、歴史のうねり、
5 東西の兵力引離しと日本の非核武装化のために-第四回大会
総選挙に敗れた原水協、ICBMは世界を変えた、欧米の運動NATOをゆるがす、核武装と国民の批判、核武装した自衛隊と米軍基地、国民生活の圧迫と被爆者の援護、日本人はアジアを見損なっている、運動の進め方の評価と反省、国際会議は成功したか、政治目標を明示した宣言と決議、原水協の強化と世界の命運、
6 東西融和の促進と安保改訂-第五回大会
原水爆時代のマニュフェスト、大衆は平和行進と大会を支持した、自民党と右翼のおもわく、大会内部の右翼的偏向、大会における左翼的偏向、東西融和の具体策を欠く、
7 世界大会への批判と妨害と謀略-一部外国代表の思想と行動
ヤング卿らの脱退劇、理由は無理に作られた、ものにならなかったスクープ、第三回大会の妨害者、第四回大会の妨害はなぜおこったか、第五回大会の工作者と同調者、大会と朝鮮人
新紀元は始まる
 一発で地球を全滅させる爆弾、戦争の準備をはじめた平和産業、日本と沖縄の核武装はすすむ、安保条約は朝鮮戦争の落とし子、新安保はアメリカの要求、新安保に託する岸・藤山の夢、アジアは新安保に反対する、頂上会談はなぜ流れたか、新安保の国会採決は冷戦激化の謀略、冷戦を終らせる道、ヒロシマの十字架から新紀元は始まる
  あとがき
上巻は庶民の動きを中心として叙述を進めた。
下巻もそのつもりで草稿をまとめ、朝鮮戦争以後における原爆被災者・青少年・婦人・学者・ジャーナリスト・芸術家(美術・文学・演劇)・労働者・農民・漁民などが、どんな役割を果たしてきたかをあとづけるつもりだった。
運動の発展をみつめるとともに、それを妨げる社会の壁を、写し出すことが、ねらいとなっていた。
 しかし、安保問題の発展につれて、この計画は根本的に変更せねばならなくなった原水爆禁止運動は、国際政治の変転につれて、重大な段階にさしかかり、国内政治の面でも、高度の政治性を帯びるに至ったので、庶民の動きという間接描写の方法では、焦眉の問題に焦点を合せることが、出来なくなってしまった。
今からの一、二年間は、原水爆時代を終らせるチャンスであるとともに、原水爆戦争のピンチともいえる。
本書が政治技術を中心として、運動の展開をあとづけることにしたのは、正しい政治路線の発見に、ささやかながらも資料を提供したいと考えたからである。