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苦界浄土 わが水俣病

『苦界浄土 わが水俣病』(石牟礼道子、講談社文庫、19721215)

内容<作業中>

1 椿の海
2 不知火海沿岸漁民
3 ゆき女きき書
4 天の魚
5 地の魚
6 とんとん村
7 昭和43年
水俣病対策市民会議
いのちの契約書
てんのうへいかばんざい
満ち潮
あとがき
改稿に当って
石牟礼道子の世界
(資料)紛争調停案「契約書」(昭和34年12月30日)
(地図)八代海(不知火海)沿岸地域
    水俣病患者の発生地域

自衛隊ーこの戦力

『自衛隊ーこの戦力』(藤井治夫、三一書房(新書)、19701215)

内容<作業中>

対ゲリラ戦略の登場
1 治安戦略の転換
戦わずして勝つ/初動撃破作戦/戦術パターンの完成
2 国内戦の上限
3 対ゲリラ戦研究の狙い
4 ベトナムの教訓
5 情報機能の強化
日程にのぼった朝鮮出兵
制海・制空権確立構想
70年代核武装計画
実戦型軍人像の形成
あとがきにかえて―「防衛白書」批判
附資料

日本の右翼

『日本の右翼』(奈小浦太郎、三一書房、19601125)

内容<作業中>

プロローグ 民主主義壇上に刺さる―”「英雄」”誕生
向こう見ずな挑戦/詩情なき「西部劇」/右翼の特攻教育第一号/危険な罠―喧嘩両成敗/ファシズムへの期待/一人一殺主義への郷愁/甦えるか”日本の夜と霧”/純粋培養基は何か/新安保体制の生んだ悪の芽
焦土に甦える”不死鳥”―八月一五日以後の変貌
 1  思想なきニヒリズムー戦後右翼の思想と行動
///////
 2  笑ったのは誰―”やどり木”の悲劇
3  ”愛国者”のジレンマーうしなわれたエリート意識
 Ⅱ  ”深く静かに潜航せよ”―右翼の戦後史
 1  カオスのなかのもだえ―占領下の信仰右翼
 2  ”夜明け前”ー反共抜隊の流産から児玉・三浦の台頭まで
 3  ”なんという生きる喜び”ー岸信介登場す
 4  世界をつなげ黒い手でー右翼のインターナショナル
 フィルムの逆回転―かつて彼らはこうだった
 1  日本的なものの創造期
 2  権力のための、権力による、権力の運動ー体制内反体制運動
 3  ”許されざる者”ー右翼と軍閥
 4  ”殺し屋”登場ーファシズムへの一里塚
  Ⅳ  彼らは欲するものを知っていた―政治裏面史の大物たち
 1  高くより高くー黒幕三人男
 2  ビッグ・パレードー新旧右翼闘士群像
 3  われらの仲間ー政界とのコネクション
 4  ”現ナマに手をだせ”ー軍資金補給網
彼らはかくたたかえり―反反闘志奮戦す
 1  忘れられた過去
はりめぐらされた網の目/行動派の単一組織/悪魔の低気圧発生
 2  同志よ”立ち上がるときがきた”―安保促進国民大会
 3  不滅の国体を護持せん―ものの見方、考え方
 4  醜の御楯と出で立つ我は―彼らのみた広島事件
原爆大会は祈りの大会<第5回原水爆禁止世界大会
5  大いなる幻影―北一輝追悼会と「牢人の会」
 その名を汚すことなかれ/しかも彼らは行く/
  Ⅵ  一殺多生の剣をふるって―国土無双
 1  ”民族の叫び”―愛国の精神
 2  分断して統治せよー久保刺殺事件
 3  輪転機に砂をかけろー背後でわらうのは誰だ?
 4  疑惑の影ー維新行動隊と6月15日
5  裁かれる”独裁者”ー花道を血で飾って
日比谷公会堂の屋根の下 /起請文をめぐって会議は踊る/シーザーのものはシーザーにー/安すぎた代償/
エピローグ 次に来るのはなにか
 クーデターの必然性/沈黙をもって問いかけよ!
付録
1 新日本協議会(新日協)
2 全国愛国者団体会議(全愛会)
3 全国師友会
4 自由文教人連盟
5 全国右翼関係団体一覧表

 

現代史の課題

『現代史の課題』(亀井勝一郎、中央公論社、19590115)

内容<作業中>

005
010 現代歴史化への疑問
034 歴史家の主体性について
058 日本近代化の悲劇
092 擬似宗教国家
127 革命の動きをめぐって
166 戦後日本についての覚書
198 付録 民族性をめぐる様々の感想
後記

戦後文学を問う―その体験と理念

『戦後文学を問う―その体験と理念』(川村湊、岩波新書、19950120)

内容

「戦争」が終わった
帰還/死者たち/たどりつけない「日本」/廃都の獣/戦後文学の始まり
初めての海外旅行
1
中国へ―中野重治/「事実を見て書く」/反右派闘争をめぐって/政治に従属する文学/「片寄った眼」
2
1960年の「中国」―開高健/砕けちる幻想/「大躍進」を見る―野間宏/健全で幸福な旅-大江健三郎
放散するエネルギー―60年安保と文学
1
パルタイの時代―倉橋由美子/若い世代の信仰告白/青春の群像―舟橋聖一/連帯をうながすもの/衝動に走る若者たち/
2
学生運動の精神的風景―柴田翔/純粋を志向する青春/観念的風俗の小説群/エネルギーの追い風=野間宏/虚無に支えられたエネルギー―石川淳//
1960年の雛祭り
1
目に見えないタブー/説得力のない擁護/夢の物語/悪意あるイタズラ/三島由紀夫の配慮//
2
「聖婚」への反対者/作家の孤立/////
ベトナムを見る眼
1ベトナム青年の銃殺―開高健
〈見る〉ことの犯罪性/25年ののちに―日野啓三/〈聞く〉体験/インドシナ地域への関心/三角関係の構造―結城昌治/「ベトナム」の意味する者/ベトナム・朝鮮・日本
〈性〉の冒険者たち
方法としての〈性的なもの〉―大江健三郎/文学の新潮流/性的人間/原初的欲求の解放―宇能鴻一郎/現実に追いつかれる文学/〈性的なもの〉の変貌/”性の自叙伝”の系譜/観念化された〈性〉/野坂昭如の世界/
関係としての〈性〉
ジェンダーの文学/「内向きの世代」―古井由吉/日常生活のエロティシズム/徹底した性描写―中上健次/80年代の〈性〉―村上龍・山田詠美/孤独な男たち/母体回帰の物語/フェミニズム的視点
クルマの中の闇
1
移動する”個室”/小説空間としてのクルマ―義之淳之介/家庭崩壊とクルマー立松和平/浮遊する密室///
2
ガレージに住む少年―日野啓三/孤独で凶暴なクルマ/自画像としてのクルマ―村上春樹/魔法の箱
「家」が流れる
漂泊する「家」―宮本輝/宙吊りのコンクリート箱―後藤明生/「家」を脅かす”敵”/歪んだ「家」―干刈あがた/戦後民主主義の帰結―山田太一/
普遍化する〈アメリカ〉
1
作品空間のアメリカ化/”新世界”を目指す文学―村上春樹/〈アメリカ〉の変貌/〈アメリカ〉化する感性/私たち内部の〈アメリカ〉//
 2
〈アメリカ〉への変身願望/テーマとしての「亡命」/黒人と混血児/”ここがアメリカだ、ここで跳べ”
「在日する者」の文学
1
定着しない呼称/その誕生/三つの問題意識/第一世代とその前史/第ニ、第三世代/
 2
 新たな事態/「アイデンティティーの危機」の消失/立原正秋と金石範/否定される「民族」/在日朝鮮人文学から在日の文学へ
「戦後文学は」が終わった
新しい文学の予兆/みなし子の物語-吉本ばなな/家庭崩壊から孤児感覚へ/文学伝統からの孤立―笙野頼子/夢の世界のリアリティー/架空の「地図」と「地誌」/日本の新しい文学
作家一覧

 

体験ルポ 日本の高齢者福祉

『体験ルポ 日本の高齢者福祉』(山井和則・斉藤弥生、岩波新書、19940920)

内容

 家族介護の限界
 1  なぜ、家族だけで看られないのか?
 2  家族は理想的な介護者か?
3  女性と男性の意識のズレ
 在宅福祉の三本柱
 1  デイサービス
2  ショートステイ
 3  ホームヘルプサービス
 高齢者を支える施設と病院
 1  老人病院での「社会的入院」体験
 2  老人ホームでの「寝たきり体験」
 3  グループホーム
 さまざまなサービス
 1  シルバービジネス
 2  住民参加によるサービス
V  福祉は市町村の時代へ
 1  あなたの町はあなたの老後を守ってくれますか?
 2  ”むらおこし”から”福祉”の町へ ―山形県西川町
 3 保健と福祉の充実で寝たきり老人が減少 ―兵庫県加西市
 4  敬老金を廃止して24時間ケアを―大阪府枚方市
 市民の声をどう福祉に生かすか?
 1  「老人保健福祉計画」の責任はだれがとる?
 2  市民の福祉は市民が決める―東京都三鷹市
 3  福祉、女性、地方行政
高齢社会の取り組み―スウェーデン、ドイツ、そして日本
1  市町村主役の高齢化対策―スウェーデンと日本
 2  高齢化に公的介護保険で対応―ドイツと日本
 人間らしく老いるために
 あとがき

 

国連と日本

『国連と日本』(河辺一郎、岩波新書、19940120)

内容

はじめに
1 国連総会で揺れる米国の姿勢
 賛成率が10%だった米国
 米国をなぞる日本
 米国の国連利用はなぜ可能になったか
2 「国連中心主義」の本音と建前
 なぜ「連合国」が「国際連合」と訳されたのか
 冷戦の一コマとしての国連加盟
 加盟促進のためのアジア・グループ入り
 安保条約改定の便法として
 打ち捨てられる国連中心主義
 日本外交の本音と建前
3 「平和国家」日本の実像
 反核日本から反・反核日本へ
 なぜ日本は核軍縮に反対したか
 非核地帯への矛盾した対応
 対米関係の取引材料として
4 PKOの軍事化と日本
 妥協措置としてのPKOの限界
 経費負担を渋り、PKOを押さえつける日本
文民利用を妨害し軍事化を進める日本
PKO協力法の裏で行っていること
「平和への課題」が出される前に成立を
「平和への課題」はどこが問題か
5 人権問題、紛争解決と日本
 植民地独立ー日本は安保理で何をしているのか
国内紛争に対しては日本は何もしない
加発途上国の人権問題を抑え込む日本
 国内への姿勢も後向き
6 何のための国連改革か
国連改革とは何か
日本はなぜ「国連改革」を推進したか
これで財政貢献といえるか
苦戦続きの安保理選挙
日本はなぜ安保理に他薦できたのか
常任理事国になって何をするのか
おわりに

長崎の女

『長崎の女〈ひと〉』(鶴文乃、中央出版社、19880603)

内容<小説>

1 二十年ぶりの帰崎…5
2 ひとり暮らし…15
3 原爆孤老、治子…41
4 鶴の港病院へ…48
5 おまつの家で…62
6 鶴の港病院201号室…73
7 再会…83
8 40年目の8月9日…101
9 二十余年ぶりのデート…107
10 盆祭り…120
11 消えた村…132
12 再び病院へ…141
13 退院…154
14 老人病室307号室…163
15 老人病室307号室…179
16 東京からの電話…189
17 帰京…197
18 再び長崎へ…207
19 初めての求愛…220
20 母、治子の死…231
21 再出発…237
22 生命再び…244

原爆が落とされた日

『原爆が落とされた日』(半藤一利・湯川豊、PHP研究所〈文庫〉、19940815)

内容<作業中>

1 競争
出発 1941年
前進 1942年
展開 1943年
目標 1944年
2 混乱
寒さと空腹 1945年1月
天皇と重臣 1945年2月
B29と焦土 1945年3月
大統領と分離筒 1945年4月
戦闘力と精神力 1945年5月
多数派と少数派 1945年6月
モスクワとポツダム 1945年7月
広島とエノラ・ゲイ 1945年8月
3 その日
午前八時 1945年8月6日
閃光と暗黒 1945年8月6日
爆心地 1945年8月6日
若い犠牲者 1945年8月6日
地獄絵 1945年8月6日
広島の軍隊 1985年8月6日
生と死のあいだ 1985年8月6日
夜の底で 1985年8月7日
屍の町 1985年8月7日
「これは原爆です」 1985年8月8日
エピローグ
死者の列
あとがき 半藤一利・湯川豊 1972年7月
文庫版のためのあとがき 半藤一利・湯川豊 1994年6月
 本書は1972年『原爆の落ちた日』として文芸春秋より出版。
参考文献

「反日感情」韓国・朝鮮人と日本人

『「反日感情」韓国・朝鮮人と日本人』(高橋宗司、講談社現代新書、19930810)

内容<作業中>

はじめに
1 韓国は「反日教育」をしているのか
2 未解決のままの補償問題
3 批判される日本の歴史教科書
4 指紋押捺は必要だったのか
5 天皇と朝鮮人
6 被徴用者と遺族の訴え
7 「従軍慰安婦」問題と「反韓感情」
8 日朝交渉の経過と問題点
9 日本の「誇れない歴史」
おわりに
  朝鮮人の自制
  温泉入浴「差別事件」
 植民地統治の清算を
索引を兼ねた近現代日朝関係史年表