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「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1995年

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1995年

M D NEWS1
01 06 「被団協」新聞「被爆者援護法の制定をどうみるか-被爆50周年国民運動・斉藤義雄本部長に聞く」
01 08 池田正明・長崎県香焼被災協会長、死去。
01 10 松村明仁、厚生省保健医療局長に就任。(「被団協」)
01 14 「被爆者の自分史交流会」、東京都内で開催。日本被団協元職員栗原淑江の呼びかけで、約40人が参加。
01 17 日本被団協、代表理事会を東京で開催。-18日。兵庫県南部地震による被災被爆者を救援するため「震災救援対策本部」を設置。被爆50周年事業として全国の被爆者4000人を対象に原爆被害者調査を実施することなどを決める。(「被団協」)
01 17 阪神大震災。
01 18 日本被団協、震災救援対策本部を設置。
01 29 遠藤健一新友会(新潟県原爆被爆者の会)会長の呼びかけで「ニイガタ・アッピールズ」が発足(「被団協」)
02 15 日本被団協代表11人、厚生省交渉を実施。
02 17 広島県被団協(伊藤サカエ理事長)、福山市で被爆者援護法説明会を開催。
02 21 日本被団協中央相談所、佐賀県で巡回相談を実施。70人が参加。
02 23 福岡高裁で長崎原爆松谷訴訟控訴審の第6回口頭弁論。
02 24 伊東壮・大江健三郎ら25人の呼びかけによる「被爆50年国際シンポジウム」日本準備委員会、発足。7月31日-8月2日、広島で開催予定。
02 25 日本被団協震災救援対策本部に寄せられた救援金、この日現在で335万円。
03 01 静岡県実行委員会、3・1ビキニデー集会を焼津市文化センターで開催。約1800人が参加。
03 05 日本被団協中央相談所、関東ブロック被爆者相談事業講習会を栃木県那須で開催。-6日。60人が参加。
03 10 日本被団協中央相談所、鳥取県の理事を対象とした役員研修会を倉吉市で開催。40人が参加。
03 10 参議院予算委員会の林紀子議員の質問に対する答弁で、外務省が諸外国向けに行った政府公報は、50年間にビデオ1本だけであることが判明。
03 12 日本被団協中央相談所、第2回熊本県被爆者研修会を熊本県八代市で開催。80人が参加。
03 15 平岡広島市長・本島長崎市長、東京・有楽町の日本外国特派員協会で約70人を前に講演。
03 16 日本被団協・被爆の実相普及委員会、「聞き書き・語り残し運動・推進ニュース」創刊号を発行。
03 18 日本被団協、第248回代表理事会を東京で開催。-19日。5月末から語り部代表団をアメリカに派遣することなどを決める。
03 22 厚生省保健医療局長、被爆者援護法にもとづく被爆者相談事業について通知。相談実施回数が決まる。
03 22 絹川新鳥取県原爆被害者協議会会長、死去。68歳。
03 24 福岡県被団協が4年がかりで進めてきた原爆死没者慰霊碑、八女郡星野村・星のふるさと公園平和の広場に完成し、除幕式。50人余が参列。
03 26 日本被団協中央相談所、近畿ブロック被爆者相談事業講習会を大阪市で開催。140人が参加。日本被団協震災救援対策本部に寄せられた救援金582万円を兵庫県被団協に贈呈。
04 06 鄭相石韓国原爆被害者協会会長、日本被団協事務所を訪問。
04 07 クリントン米大統領、テキサス州ダラスで行われた全米新聞編集者協会での講演で、日本に原爆を投下した元大統領の決定は正しかったとの見解を表明、太平洋戦争終結50周年にあたり日本に謝罪する考えはないと述べる。
04 07 日本被団協、被爆50周年事業として準備を進めていた原爆被害者調査を開始。全国の被団協に調査票を送付。4000人を対象に7月集計の予定。低線量被曝の影響解明に重点を置く。
04 10 日本被団協、クリントン米大統領の原爆投下正当化発言に対する抗議文を送付。
04 18 クリントン米大統領、記者会見で原爆投下の正当性を再び主張。
04 19 「世界法廷プロジェクトセミナー」、米ニューヨークで開催。約80人が参加。広島・長崎両市長のメッセージが紹介される。「核兵器使用は国際法違反」との判断を国際司法裁判所に求める。
04 20 武器拡散停止国際市民会議、米ニューヨークで開催。21日、カナダ・トロント在住の広島被爆者セツコ・サーローが証言。
04 20 広島国際文化財団・中国新聞社・中国放送、「20万の折り鶴を21世紀へ-地球市民キャンペーン」を開始。
04 23 兵庫県被団協、震災後初の理事会を開催。
04 24? 香川県高松市の峰山の中腹に峠三吉の詩を刻んだ「原爆の碑」が完成。
04 29 愛知県春日井市で「原爆犯罪を裁く市民法廷」を開催。160人が参加。(国民法廷)
05 04 肥田舜太郎日本原水爆被害者団体協議会被爆者中央相談所理事長、ドイツ・フランクフルト市内で第二次世界大戦の欧州戦終結50周年を記念して講演。
05 14 鹿児島県被団協、総会を開催。
05 15 日本被団協、中国の核実験に対する抗議文を李鵬首相宛に送付。
05 19 文化財保護審議会、広島市の原爆ドームを含む7件の史跡指定を与謝野文部大臣に答申。指定理由1.原爆投下により破壊された事実を示す、2.人類史上初めて使用された核兵器の惨禍をを伝える、3.核兵器の究極的廃絶と世界平和恒久希求のシンボル。
05 20 茨城県被団協、総会を開催。
05 25 厚生省、全都道府県の担当者を集めて、援護法による特別葬祭給付金についての説明会を開催。
06 金子洋、厚生省保健医療局企画課長に就任。
06 03 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第18回定期総会を東京で開催。
06 03 日本被団協、都内で第40回定期総会を開催。-4日。援護法改正運動など今年度の運動方針を決める。
06 05 厚生省、昨年成立した被爆者援護法の内容を被爆者団体に説明する初めての全国講習会を都内で開催。約100人が参加。
06 06 NHKの朝のテレビニュース、日本被団協が発行した大型刊行物『被爆からの伝言』を取り上げる。
06 06? グラフィック・デザイナー・高間豊、原爆ドームと被爆証言をデザインしたポスターを製作。被爆45周年から製作を始め、今回が6作目。
06 06? 韓国原爆被害者協会、「外国(韓国)居住原爆被爆者対策に関する要望書」を日本政府と国会に提出。
06 07 日本被団協、米国スミソニアン博物館の原爆展中止を受け、被爆語り部代表団5人をアメリカに派遣。長崎被災協から三輪博志が参加。7日、ワシントン到着、8日、原爆展示を開始。
06 08 「世界法廷で核兵器の違法宣言を出させる運動・日本センター」と日本生活協同組合連合会、園田内閣官房副長官に「核兵器は国際法違反」の陳述書を国際司法裁判所(国際法廷)に提出するよう要請。
06 10 日本被団協、大型刊行物『被爆からの伝言』を発行。
06 13 三重県被団協の会員代表60人、貸し切りバスで原爆犠牲者慰霊の広島墓参を実施。
06 15 千葉県原爆被爆者友愛会など、「あの日を語りつぐ被爆50周年平和のつどい」を千葉市内で開催。800人が参加。
06 15 日本被団協、フランスの核実験再開声明に対する抗議文をシラク大統領宛に送付。
06 18 東友会(東京都原爆被害者団体協議会)、王子駅前の北とぴあで「さとう宗幸・愛と平和のコンサート」を開催。(「被団協」)。東友会が企画した被爆50周年の記念歌「鳥の形」(歌詞は公募、さとう宗幸作曲)を披露。
06 23 福岡高裁で長崎原爆松谷訴訟控訴審の第7回口頭弁論。
06 26 下平作江長崎被災協理事、英国の反核団体CNDの招きで渡英。
07 兵庫県被団協調査による阪神大震災での被爆者の被災状況=4700名が被災、死者6名、重傷23名、家屋半壊549、全壊433。
07 01 原子爆弾被爆者に対する援護に関する法律(被爆者援護法)、施行。
07 02 東友会(東京都原爆被害者団体協議会)の墓参団50人、広島を訪問。-3日。
07 05 東友会(東京都原爆被害者団体協議会)の慰霊墓参団一行38人、長崎を訪問。-7日。(「被団協」)
07 14 静岡県立清水工業高校教職員有志61人、「平和宣言」を発表。生徒とともに、杉山秀夫静岡県原水爆被害者の会会長の話を聞く。
07 21 日本被団協、フランスの核実験再開声明に対し、東京のフランス大使館にシラク大統領宛の抗議文を提出。
07 28 三重県被団協、「原爆犠牲者の集い」を県水産会館で開催。130人が参加。
07 30 第43回平和美術展、東京都美術館で開催。-8月11日。
07 31 国連NGO被爆50年国際シンポジウム。第1セッション「広島・長崎の原爆投下-その歴史的意味と被害の実相」。マーティン・シャーウィンが特別報告。伊東壮・伊藤サカエの報告。
08 01 米ニューメキシコ州アルバカーキ市で「子ども平和記念像」の除幕式。約100人が参列。
08 01 東京都など、「ヒロシマ・ナガサキ被爆写真展-グランド・ゼロの姿と実相」を都政ギャラリーで開催。-9日。日本電気などの技術協力により修復された被爆写真など展示。
08 01 岐阜県原爆被害者の会(岐朋会)、原爆絵画のパネル展を岐阜市民ギャラリーで開催。-2日。
08 02 石川県原爆被災者友の会の谷岡会長ら3人、北陸放送(MRO)の番組「日本列島ここが真ん中」に出演。
08 03 原水爆禁止国民平和大行進四国コース愛媛県実行委員会、平和行進の中で折られた約20羽の千羽づるを海外を送るつどいを松山市内で開催。今年が6回目。
08 04 日本被団協、アメリカ遊説団を派遣。山本英典・御堂義之・山下久代の3人。
08 04 大分県被団協など、「ノーモアヒバクシャ 大分のつどい」を開催。
08 04 「ノーモア・ヒロシマ・コンサート」、東京都・朝日生命ホールで開催。
08 05 日本被団協・広島県被団協、「ノーモアヒバクシャ国民のつどい<広島>」を広島YMCAで開催。150人が参加。
08 05 日本被団協代表、韓国・アメリカ・ブラジル在住の被爆者の団体代表と広島市で懇談。
08 05 原爆忌東京俳句大会、東京都北区で開催。
08 06 第28回韓国人原爆犠牲者追悼式、韓国・大韓赤十字社ソウル支社で挙行。約100人が参列。日本被団協の代表3人も昨年に続き参列。
08 06 岐阜県原爆被害者の会(岐朋会)、慰霊祭を岐阜市内で開催。約70人が参列。
08 06 熊本県原爆被害者の会、原爆犠牲者の碑除幕式と慰霊式を熊本市小峰墓地公園で挙行。2百数十人が参列。
08 06 福岡県原爆被害者団体協議会、八女郡星野村に完成した「平和の塔」前で初の原爆死没者合同慰霊祭を挙行。
08 08 日本被団協・長崎原爆被災者協議会、「ノーモア・ヒバクシャ国民のつどい」を長崎市民会館で開催。約800人が参加。
08 08 佐賀県唐津原爆被害者の会、原爆投下50周年慰霊式典を挙行(初)。120人が参列。
08 09 熊本県天草郡市原爆死没者慰霊式典、苓北町・「核兵器廃絶祈念碑」前で挙行。110人が参列。
08 17 中国外務省、同日地下核実験を実施したと発表。新彊自治区のロプノル実験場か?今年5月15日以来で、通算43回目。
08 19 広島県原水禁など、中国・フランスの核実験に抗議して広島市の原爆慰霊碑前で座り込み。60人が参加。
08 20 核実験に抗議する長崎市民の会、中国の核実験に抗議して平和公園で座り込み。約130人が参加。
08 20 愛知県被団協・愛友会、「被爆50周年原爆犠牲者を偲ぶつどい」を愛知県芸術文化センターで開催。270人が参列。
08 27 群馬県原爆被災者の会、第16回原爆犠牲者慰霊式を前橋市嶺町の嶺公園原爆碑前で挙行。約100人が出席。
08 31 日本被団協、中国とフランスの核実験に抗議して両大使館前で集会を開催。約50人が参加。
09 02 熊本県原爆被害者団体協議会、中国・フランスの核実験に抗議して、熊本市民会館前で座り込み。
09 05 岩手県被団協など、平和祈念像「望み」の除幕式を盛岡市の高松の池で挙行。350人が参加。
09 05 午後0時半(日本時間6日午前6時半)、フランス、南太平洋のフランス領ポリネシアのムルロア環礁で地下核実験を強行。3年5か月ぶり。
09 06 広島県原水協など、フランスの核実験に抗議し、平和公園の原爆慰霊碑前で座り込み。約150人が参加。
09 06 日本被団協の代表約10人、フランスの核実験に抗議し、大使館前で座り込み。
09 10 「核実験に抗議する長崎市民の会」、平和公園でフランスの核実験に抗議する座り込み。約150人が参加。
09 14 連合広島・県被団協(伊藤サカエ理事長)など13団体、「フランス・中国政府の核実験中止を求める広島緊急行動委員会」を結成。
09 17 埼玉県被団協、慰霊祭を挙行。
09 19 大阪府被団協、「原爆被災写真展」をピースおおさかで開催。-10月1日。約3000人が見学。
09 22 大阪府原爆被害者団体協議会、大阪府原爆犠牲者慰霊平和祈念式を府立青少年文化ホールで挙行。約600人が参列。
09 24 日本被団協中央相談所、東北ブロック被爆者相談事業講習会を福島県飯坂温泉で開催。-25日。30人が参加。
09 30 山口県被団協、韓国原爆被害者協会の代表3人を招き交流会を山口市内で開催。
09 30 島根県原爆被爆者協議会主催の被爆50周年慰霊式典と県主催の平和祈念式典、太田市内で開催。530人が参加。
10 01 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロック被爆者相談事業講習会を松本市浅間温泉で開催。-2日。60人が参加。
10 01 午後2時半(日本時間2日午前8時半)フランス、南太平洋フランス領ポリネシアのファンガタウファ環礁の核実験場で第2回目の地下核実験を実施。広島型の約7倍の110キロトン級。
10 01 兵庫県被団協、「原爆を裁く県民法廷」を神戸市内で開催。300人以上が参加。(国民法廷)
10 02 日本被団協、日本原水協、ストップ核実験連絡会など、東京のフランス大使館に抗議文を届けたりデモなどの行動を実施。
10 06 愛知県原水爆被災者の会副理事長・古賀武、死去。75歳。
10 13 ノルウェーのノーベル賞委員会、国際組織「パグウォッシュ会議」とジョゼフ・ロートブラット会長に1995年のノーベル平和賞を授与すると発表。
10 13 福岡高裁、「長崎原爆松谷訴訟」の第8回口頭弁論を実施。浜谷正晴一橋大学教授が証言。
10 13 日本被団協中央相談所、中国ブロック被爆者相談事業講習会を島根県玉造温泉で開催。-14日。120人が参加。
10 14 千葉県原爆被爆者友愛会、第17回原爆死没者慰霊祭を千葉市亥の鼻公園・原爆死没者慰霊碑前で挙行。200人が参列。
10 15 フランス・ブルターニュ先端にあるロング島核基地で、核兵器廃絶デモと集会。1万5000人が参加。
10 19 丸木位里、死亡。94歳。
10 22 日本被団協、代表団4人をアメリカに派遣。
10 23 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロック被爆者相談事業講習会を富山市内で開催。-24日。130人が参加。
10 28 岩手県被団協、「原爆死没者追悼式典」を盛岡市内のホテルで挙行。初。100余人が参列。
10 30 オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)、核兵器使用の違法性をめぐる口頭弁論を開催。エバンス・オーストラリア外相が政府代表として初めて発言。
11 02 日本被団協などの代表団41人、オランダ・ハーグに到着。3日、結団式を開催。
11 05 兵庫県宍粟・佐用原爆被爆者の会、フランスと中国の核実験に抗議し、町民に抗議の寄せ書きを呼びかける。
11 06 静岡県原水爆被害者の会の一行49人、広島市平和公園の原爆慰霊碑前で追悼式を挙行。
11 07 日本被団協と日本生協連の代表団、フランス外務省を訪れ、核実験中止を求める要請書を提出。パリの繁華街で青空原爆展を開催。
11 07 河村武和外務省軍備管理・科学審議官、平岡広島市長、伊藤長崎市長、国際司法裁判所(ICJ)における核兵器の使用の違法性の審理で、日本政府代表として陳述。
11 07 日本代表団の約10人、国際司法裁判所での広島・長崎両市長の陳述を傍聴。
11 07? 高橋昭博元広島原爆資料館館長がスウェーデンの平和財団「エディタ&アイラ・モーリス広島基金」から記念賞(賞金7万ドル)を贈られることが決まる。
11 09 米国被爆者協会の友沢光男会長・倉本寛司名誉会長ら3人、日本被団協事務所を訪問。
11 12 日本被団協中央相談所、近畿ブロック被爆者相談事業講習会を兵庫県で開催。120人が参加。
11 13 神奈川県平塚市原爆被害者の会の元会長・大浜直、死去。72歳。
11 15 井上ひさし原爆をテーマとした演劇の第1作「父と暮らせば」、東京・新宿の紀伊国屋ホールで上演。12月2日。
11 16 日本被団協、全国都道府県代表者会議を東京で開催。-17日。
11 16 広島県安芸郡府中町の府中中学校、文化祭を開催。-17日。1万8000羽の折り鶴を貼って作った原爆ドームを展示。
11 20 日本被団協中央相談所、四国ブロック被爆者相談事業講習会を高知県で開催。-21日。40人が参加。
11 21 フランス国防省、南太平洋フランス領ポリネシアのムルロア環礁で現地時間午後0時半(日本時間22日午前6時半)に地下核実験を実施したと発表。規模は40キロトン級以下。9月5日の再開から4度目、通算208回目の実験。
11 26 日本被団協中央相談所、九州ブロック被爆者相談事業講習会を佐賀県嬉野温泉で開催。-27日。480人が参加。
11 28 島根県被団協、フランスの核実験強行に抗議する署名活動を松江駅前で実施。
12 13 日本被団協、政府・政党・国会要請行動を実施。51人が参加。
12 15 東南アジア諸国連合(ASEAN)、ミャンマー・カンボジア・ラオスの未加盟3か国首脳を迎え東南アジア10か国による初の首脳会議をタイ・バンコクで開催。会議後、10か国首脳が東南アジア非核地帯条約に調印。
12 16 前松浦市原爆被災者の会会長・武田健三郎、死去。71歳。
12 17 石川県原爆被災者の会、講演会「核兵器廃絶への道」を開催。徳岡宏一弁護士が講演。50人が参加。
12 24 岡山県原爆被爆者会会長・高尾光信、死去。71歳。
12 27 石川県被団協など、世界法廷運動石川センターを発足させる。
12 27 フランス、南太平洋フランス領ポリネシアのムルロア環礁で午前零時半(日本時間28日午前6時半)、今年5回目の地下核実験を実施。
12 28 千葉県被団協・友愛会の副会長を努めた石田泰雄、死去。72歳。
12 28 広島県被団協・県原水協などのメンバー約120人、フランスの核実験に対する抗議の座り込みを広島市平和公園の原爆慰霊碑前で実施。

 

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1994年

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1994年

 

M D NEWS1
01 02 日詰忍(広島県被団協理事)、死亡。4日のお別れ会には300人が参加。
01 18 連立与党政策幹事会のもとにできた「被爆者援護法に関するプロジェクト」、第3回会合。厚生省からヒアリング。
01 21 松谷訴訟を支援する会福岡センター、結成総会を開催。
01 21 長崎原爆松谷訴訟控訴審第2回口頭弁論、福岡高裁で開廷。原告側、反論の準備書面で控訴理由を批判。
01 22 広島県被団協(森滝市郎理事長)、代表者会議を広島市内で開催。約100人が参加。
01 25 森滝市郎広島県被団協理事長、胃ガンのため広島赤十字・原爆病院で死去。92才。
02 02 核兵器の廃絶をめざす関東法律家協会・日本国際法律家協会・日本原水爆被害者団体協議会、外務省を訪れ、日本政府が広島・長崎・ビキニ等の被爆の実相をふまえた陳述書を国際司法裁判所に提出するよう申し入れ。
02 04 国際平和ビューロー(IPB)、今年のノーベル平和賞にジョン・ロートブラット・ロンドン大学名誉教授と日本被団協を推薦すると発表。
02 13 千葉県原爆被爆者友愛会、第16回研修会を天津小湊で開催。108人が参加。
02 16 小佐々八郎日本被団協顧問、肺炎のため死亡。長崎原爆被災者協議会会長などを歴任。18日告別式。
02 26 日本被団協・広島県被団協、「原爆被爆者援護法制定実現総決起集会・広島」を広島市・見真講堂で開催。県内を中心に約900人が参加。
03 01 厚生省、原爆死没者等慰霊施設基本計画検討会(第5回)を開催。
03 01 静岡県実行委員会(日本被団協・原水協などで構成)、「1994年3・1ビキニデー集会」を焼津市で開催。約1800人が参加。
03 03 「連立与党・原爆被爆者援護法に関するプロジェクトチーム」、第4回会合を衆議院第一議員会館で開催。被爆者代表(広島・長崎・大阪など9人)から意見聴取。
03 03 連立与党政策幹事会のもとにできた「被爆者援護法に関するプロジェクト」、第4回会合。被爆者からヒアリング。
03 06 日本被団協・長崎被災協、「被爆50周年=核兵器ゼロ・被爆者援護法の実現をめざす総決起集会・長崎」を市平和会館で開催。約600人が参加。
03 11 連立与党政策幹事会のもとにできた「被爆者援護法に関するプロジェクト」、第5回会合。厚生省からヒアリング。
03 13 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロック相談事業講習会を茨城県で開催。-14日。60人が参加。
03 14 広島県高田郡・吉田町原爆被害者の会、5日に収集した遺骨の納骨と慰霊祭を町内の墓苑挙行。会員ら約30人が参列。
03 19 日本被団協、シンポジウム「『受認論』『均衡論』と『松谷訴訟』」を都内で開催。60人が参加。
03 23 連立与党政策幹事会のもとにできた「被爆者援護法に関するプロジェクト」、第6回会合。第2回自由討議。
03 27 広島の被爆者7団体(県被団協2、民団広島地本原爆被害者対策特別委員会、広島県朝鮮人被爆者協議会、県労会議被爆者団体連絡協議会、広島市原爆被爆者協議会、広島被爆者団体連絡会議)、被爆者援護法制定を求める集会を初めて共同で開催。
03 27 国家補償に基づく「援護法」制定を求める被爆者集会、広島国際会議場で開催。約1000人が参加。平岡広島市長が基調講演。
03 28 東京・清瀬市議会、世界法廷運動を支持する意見書を採択し、政府に送付。
03 28 日本被団協中央相談所、四国ブロック相談事業講習会を高松市で開催。40人が参加。
03 31 連立与党政策幹事会のもとにできた「被爆者援護法に関するプロジェクト」、第7回会合。参院法制局からヒアリング及び第3回自由討議。
04 09 「世界法廷運動・日本センター」、発足を記念する集会を東京で開催。80人が参加。日本被団協・核兵器廃絶をめざす関東法律家協会・日本国際法律家協会の3者で構成。
04 14 辛泳洙・韓国原爆被爆者協会会長、日本被団協事務所を訪問、懇談。
04 15 福岡高裁、長崎原爆松谷訴訟控訴審の第3回口頭弁論を開く。松谷側、国の被曝線量推定方式に反論。
04 22 広島・長崎両県知事と両市長、羽田外相に政府として核兵器使用の違法性を訴える陳述書を国際司法裁判所に提出するよう文書で陳情。地方自治体の要請は、東京都清瀬市議会について2番目。
04 23 日本被団協、第5回被爆者問題研究会を東京で開催。65人が参加。
05 06 日本被団協など、「アジア人宣言-ピース・フェスティバル1994」を東京・日本青年館で開催。-7日。
05 09 岡田日弁連副会長、外務省を訪ね、「核兵器使用は違法」を明言した陳述書を国際司法裁判所に提出するよう求めた会長名の要望書を提出。
05 17 占領史研究家笹本征男、GHQ資料の中に含まれていた厚生省の「原爆傷害調査計画案」などを公表。
05 19 東京都被団協・東友会、「東京・被爆の証言をすすめひろめる懇談会」を開催。32人が参加。
05 25 日本被団協、英語ニュース「HIBAKUSHA」第1号を発行。
05 26 長崎原爆松谷訴訟を支援する会、「地裁勝訴1周年集会」を長崎市内で開催。200人が参加。
05 30 世界法廷運動日本センターの代表5人、外務省を訪ね、「核兵器使用は違法」を明言した陳述書を国際司法裁判所に提出するよう要請。
06 20 国際司法裁判所の裁判長、核兵器の使用の違法性についての各国政府の陳述書の提出期限を今年9月20日まで延期したと発表。
07 20 読売新聞、日本被団協が被爆者援護法をめぐる対立で分裂するかのような記事を掲載。広島版「広島、長崎は別組織へ」、東京版「被団協から広島、長崎独立へ 被爆者援護法で対立」。
07 20 社会党とさきがけを除く旧連立与党の被爆者援護法プロジェクトチーム、衆議院議員会館で会合を開き、今月初めにまとめた援護法案大綱の修正案を政府に提出することを決定。「国家補償の精神」を「国家補償的配慮」に修正。
07 21 日本被団協、読売新聞編集局長に、20日の記事について抗議し、記事の全面訂正を申し入れ。
07 22 村山首相、参議院本会議の代表質問で、被爆者援護法の制定に慎重さ姿勢を示す。河野副総理、援護法反対の姿勢の見直しの意向を表明。
07 24 石川県被団協、石川県原爆犠牲者追悼法要を金沢市・東別院で挙行。
07 24 静岡県被団協、静岡県原爆犠牲者合同慰霊祭・追悼式典を清水市鉄舟寺境内慰霊碑前で挙行。
07 27 世界法廷運動日本センターの代表、五十嵐官房長官に、国際司法裁判所に「核兵器使用は国際法違反」との意見陳述書を追加提出するよう要請。
07 30 東京都美術館、第42回平和美術展を開催。原爆犠牲者の肖像画を展示。-8月11日。
07 31 東京都被団協、第30回東京都原爆犠牲者合同慰霊祭を品川区・東海寺で挙行。
07 31 愛知県被団協、愛知県「被爆49周年原爆犠牲者を偲ぶつどい」を名古屋市中区役所で挙行。
08 02 東京・大阪・広島などの弁護士ら、「日本反核法律家協会」の設立集会を広島弁護士会館で開催。約30人が参加。「核兵器廃絶をめざす国際法律家協会」に日本支部として加盟することを決める。
08 05 日本青年団協議会、「青年団平和集会・ヒロシマ」をアステールプラザで開催。
08 05 日本被団協など、「ノーモア・ヒバクシャ国民の集い-広島」をアステールプラザで開催。約800人が参加。
08 05 「生協94ヒロシマ平和行動・虹のひろば」、広島市の県立総合体育館で開催。
08 05 日本被団協・全国地婦連・日青協・日本生協連の4団体、「被爆・戦争体験を聞き書き・語り残し運動市民平和交流集会」を、広島YMCAで開催。約200人が参加。広島では初。
08 06 鳥取県原爆被害者協議会、原爆死没者追悼・平和祈念式典を、鳥取市丸山墓苑・慰霊碑前で挙行。
08 06 新潟県被団協・新友会と新潟市職員労働組合、新潟市役所で原爆展や講演会などを開催。-9日
08 06 「被団協」新聞「広島は人体実験だった-警報解除させ反転急襲-当時海軍将校の若木さん-49年の研究を出版」
08 06 「被団協」新聞、「被爆50周年へ-被爆体験の「聞き書き・語り残し運動」各地で」。
08 06 北海道被団協、原爆死没者50回忌北海道集会を札幌市内で開催。
08 06 秋田県被団協、秋田県原爆死没者追悼の集いを秋田市内で開催。
08 08 群馬県被団協、慰霊式を前橋市嶺公園「原爆碑」前で挙行。
08 08 「94ナガサキ虹のひろば」、長崎市民会館で開催。全国の生協から約1500人が参加。
08 09 日本被団協・長崎被災協、「ノーモアヒバクシャ国民のつどい・長崎」を長崎市の被爆者会館で開催。約200人が参加。
08 09 第27回韓国原爆犠牲者追悼式、ソウルの大韓赤十字支社講堂で挙行。300人が参列。日本被団協の代表3人、韓国原爆被害者協会会長の招請で参列。
08 09 佐賀県・唐津原爆被爆者の会、50回忌法要を市障害者福祉会館で挙行。100人が参列。
08 10 長崎被災協、被爆者会館落成式・祝賀会を開催。150人が参加。
08 14 申楽之座、「反核・平和のための能・狂言の会」を東京・国立能楽堂で開催。1985年から毎年取り組んでいるもの。
08 19 山口ミヨコ長崎原爆被災者協議会副会長、死亡。
08 22 村山・河野・武村の連立与党3党党首、今後の政局運営について意見交換。現行の原爆被爆者2法を一本化し新法を策定する方向で基本的に一致、また次期臨時国会への援護法案提出に努力することで一致。
08 24 五十嵐官房長官、被爆者援護法問題で「国家補償の精神」にこだわらず「非核」を基本に合意を目指す方針を示唆。
08 25 日本被団協、被爆者援護法問題で政府・連立与党内に「非核の精神」で合意を目指す動きに反対し、国家補償を求める声明を発表。
08 29 第15回群馬県原爆犠牲者慰霊式、前橋市嶺公園内の「原爆碑」前で挙行。120人が参列。
09 02 広島市議会本会議、国家補償の精神に基づく被爆者援護法の制定を求める意見書を全会一致で可決。
09 05 福岡県被団協、「聞き書き・語り残し」運動について、生協エフコープと県青年団協議会の代表と協議。
09 06 山口県原爆被爆者福祉会館(ゆだ苑)、第20回ヤマグチ原爆死没者追悼・慰霊式典を挙行。400人が参列。
09 13 日本被団協、与党の政策担当者に対し、国家補償に基づく被爆者援護法の早期制定を要請。
09 13 日本被団協、厚生省交渉で昭和60年調査の自由記載欄の出版を要望。
09 14 世界法廷運動センター代表、外務省を訪れ、村山内閣として核兵器が国際法に違反することを明示する陳述書を追加提出するよう申し入れ。
09 21 9月広島県会、国家補償に基づく被爆者援護法の制定を求める意見書案などを採択して閉会。
09 21 連立与党の戦後50年問題プロジェクトチーム、第3回全体会議を衆議院議員会館で開催。現行の原爆2法を1本化して新たな法案を作り30日召集の臨時国会に提出することなどを決める。「国家補償」の取り扱いについては結論が出ず。
09 22 長崎市議会、「核兵器使用は国際法違反の立場を堅持し、核兵器の緊急廃絶を求める意見書」と「被爆者援護法の早期制定を求める意見書」を全会一致で可決。
09 25 日本被団協中央相談所、東北ブロック被爆者相談事業講習会を宮城県松島で開催。-26日。40人が参加。
09 30 三重県議会、県被爆者の会と県生協連が共同提出した「核兵器廃絶国際条例締結を求める意見書採択に関する請願」を可決し、政府に意見書を提出。
10 04 日本被団協、原爆投下を「慈悲深い」という内容の決議をおこなった米上院に英文の抗議声明を送付。
10 04 日本被団協、全国代表者会議を都内で開催。国家補償に基づく被爆者援護法の制定への運動を強めて行く方針を改めて確認。5日、来年の被爆50周年までに被爆者援護法の制定を求めるアピールを採択。
10 06 日本被団協、与党の政策担当者を訪ね、国家補償に基づく被爆者援護法の早期制定を要請。
10 07 中国外務省スポークスマン、中国が7日に地下核実験を実施したと発表。6月10日についで今年2回目、通算で41回目。同日、平岡広島市長・本島長崎市長(長崎市議会議長と連名)、抗議文を駐日中国大使館に送付。
10 08 日本被団協中央相談所、北海道講習会を十勝市で開催。-9日。25人が参加。
10 10 東京都被団協・東友会の「広島・長崎の原点を見るアメリカ・ツアー」の一行、ネバダ核実験場を訪問。
10 13 スウェーデン・アカデミー、1994年のノーベル文学賞を大江健三郎に授与すると発表。大江、受賞の記者会見で「広島と長崎の被爆は現代文明の一番大きい問題」と語る。
10 22 三重県被団協、「被爆49周年・原爆犠牲者追悼、被爆者援護法制定促進三重県集会」を津市で開催。80人が参加。
10 22 福岡県筑紫原爆被害者の会など、「平和を語る親と子の集い」を開催。
10 22 「核戦争に反対し核兵器の廃絶を求める医師・医学者の集い」第5回総会、宮城県仙台市で開催。-23日。70人が参加。
10 27 日本被団協中央相談所、中国ブロック被爆者相談事業講習会を広島市で開催。-28日。160人が参加。
10 27 連立与党の戦後50年問題プロジェクトチーム、3党座長会議を開催。「国家の責任において被爆者援護対策を行う」との表現を法案に盛り込む方針を固める。「弔慰金」をめぐっては結論が出ず。
10 28 北海道被爆者協会・札幌被爆者の会・原水爆禁止北海道協議会、「原爆法廷」を札幌市で開催。400人以上が参加。(国民法廷)
10 29 長崎原爆被災者協議会、長崎市内でシンポジウム「被爆者はなぜ国家補償を求めるのか」を開催。約70人が参加。高橋真司・貞森直樹・石田忠らが報告。
11 02 五十嵐官房長官、連立与党戦後50年問題プロジェクトチームの会合で、政府がまとめた原爆被爆者援護法案を提示。「国家補償」を明記せず、死没者の遺族で健康手帳を持っている被爆者に「特別葬祭給付金」10万円を支給するという内容。
11 02 与党政策調整会議、政府がまとめた原爆被爆者援護法案を了承。
11 02 日本被団協、政府の被爆者援護法の調整案について「国家補償が位置づけられず、国の戦争責任を訴えてきた要求が受け入れられなかった」との談話を発表。
11 07 元東友会事務局次長・東村山市被爆者の会会長・永坂昭、死去。66歳。
11 08 広島・長崎両県市など、東京都・憲政記念館で「ヒロシマ・ナガサキ原爆資料・写真展」を開催。国会議員30人も見学。-10日。原爆展が国会で開催されるのは昭和61年5月の主要先進国首脳会議以来8年ぶり。国会議員の入場者は49人。
11 08 日本被団協、「国家補償にもとづく被爆者援護法を求める11月大行動」を東京で展開。約50人の首都圏の被爆者が厚生省前に座り込み。
11 09 日本被団協など、社会党本部で集会を開催。約1000人が参加。国家補償に基づく被爆者援護法の制定を求めるアピールを採択。
11 17 倭文(ひとり)文雄・栃木県原爆被害者協議会前会長、死去。79歳。
11 19 国連総会第1委員会、核兵器による威嚇とその使用が違法であることについて国際司法裁判所に勧告的意見を求める国連決議案を採択。非同盟諸国会議が提出したもので賛成が77、反対33、棄権21。日本は棄権。
11 20 日本被団協中央相談所、東海北陸ブロック被爆者相談事業講習会を静岡県で開催。-21日。80人が参加。
11 24 衆議院の野党統一会派「改革」、「国家補償的配慮」を盛り込んだ独自の被爆者援護法案を国会に提出。
11 25 衆議院本会議で被爆者援護法の政府案を井出厚生大臣が、「改革」案を斉藤鉄雄(公明・広島1区)がそれぞれ趣旨説明。この後開かれた厚生委員会でも審議。
11 25 福岡高裁で長崎原爆松谷訴訟の第5回口頭弁論。
11 27 日本被団協中央相談所、急襲ブロック被爆者相談事業講習会を福岡県で開催。-28日。430人が参加。
11 29 衆議院厚生委員会、政府と「改革」がそれぞれ提出した被爆者援護法案をめぐり、参考人(堀勝洋、伊東壮、田川時彦)から意見聴取。
11 30 衆議院厚生委員会、被爆者援護法案について長崎市で地方公聴会を開催。長瀧重信・久米潮・築城昭平・深堀勝一・山田拓民の5人が意見陳述。網岡雄委員を団長に計7人の委員が出席。
11 30 衆議院厚生委員会、被爆者援護法案について広島市で地方公聴会を開催。岩垂寿喜男委員長ら7人が参加。重松逸造・小林寛治・伊藤サカエ・石田明が意見陳述。
12 01 日本共産党、政府の被爆者援護法案に対する修正案を提出。
12 02 衆議院、政府が提出した被爆者援護法案を自民・社会・さきがけ・共産党の賛成多数で可決。援護法案の衆議院通過は初めて。秋葉忠利・高市早苗、政府案・改革案の両方に反対。
12 02 日本被団協中央相談所、四国ブロック被爆者相談事業講習会を愛媛県で開催。-3日。40人が参加。
12 08 参議院厚生委員会、政府提出の被爆者援護法案を賛成多数で可決。共産党が提出した修正案は否決。
12 09 原爆被爆者援護法案、参議院本会議で多数可決。1995年7月1日施行。栗原君子(広島)・篠崎年子(長崎)の両社会党議員、党議に反して反対。
12 15 国連総会で核兵器の使用や威嚇が国際法に違反するかどうかの判断を国際司法裁判所(JCJ)に求める決議が採択される。賛成78、反対43、棄権38。日本は棄権。
12 23 日本被団協、都内で緊急全国都道府県代表者会議を開催。40都道府県から約100人が参加。援護法制定にあたり、法律にたいする取り組みを協議。

 

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1993年

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1993年

 

M D NEWS1
01 06 広島県被団協(森滝市郎理事長)、プルトニウム輸送船あかつき丸の茨城県東海港への入港に抗議する座り込みを広島市の原爆慰霊碑前で実施。70人が参加。
01 13 長崎地裁、松谷訴訟第21回口頭弁論を開催。山口仙二長崎被災協会長が証言。
01 13 広島県被団協(森滝市郎理事長)、被爆50周年企画委員会を開催。厚生省の「原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会」の中間報告への見解をまとめる。個別弔慰理念を欠くなどと批判。
01 15 長崎原爆被災者協議会・県被爆者手帳友愛会・長崎原爆遺族会・長崎原爆青年乙女の会の被爆4団体、米海軍イージズ艦モービルベイの長崎港入港に抗議する集会を爆心地公園で開催。約30人が参加。
01 22 広島県被団協(森滝市郎理事長)、各市町村被害者会代表者会議をメルパルク広島で開催。被爆50周年に向けての運動方針を決める。約100人が参加。
01 24 石川県原爆被災者の会、鍼灸講習会を能登和倉温泉で開催。25日。
01 24 日本被団協、「弔意等検討小委員会」を開催。
01 26 宮沢首相、衆議院本会議で被爆者援護法の制定に否定的な見解を示す。
02 01 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロック相談事業講習会を岐阜県・下呂温泉で開催。-2日。80名が参加。
02 07 福岡県被団協、第13回相談員研修会を開催。約100人が参加。
02 09 長崎地裁、長崎原爆松谷訴訟の第22回口頭弁論を開催。原告本人を尋問し、結審。判決言い渡しは5月26日。
02 14 日本被団協、第230回代表理事会を開催。-15日。 被爆50周年に国際シンポジウムを開催する、原爆ドームの世界遺産化運動に取り組むことなどを決める。
02 14 千葉県被団協・友愛会、第15回研修会を勝浦で開催。-15日。91人が参加。
02 16 斉藤義雄日本被団協事務局長ら7人、共産党に被爆者援護法案の早期審議・可決を要請。
02 23 日本被団協、国が建設を予定している「原爆死没者慰霊等施設」に関するシンポジウムを都内で開催。約60人が参加。
02 27 日本生活共同組合連合会、「93生協3・1ビキニデー虹の広場」を静岡市内で開催。約400人が参加。
02 27 ピース・アニメ「つるにのって」の製作発表、東京芸術劇場で開催。
02 27 日本被団協中央相談所、北海道相談事業講習会を札幌市で開催。40名が参加。
03 日本生活協同組合連合会、第6回少年少女ヒロシマの旅を実施。
03 日本生活協同組合連合会、第3回少年少女ナガサキの旅を実施。
03 07 熊本県被団協、研修会を天草郡松島町で開催。-8日。86名が参加。
03 09 三重県被団協、地方巡回相談会を津市で開催。
03 12 宮城県被団協・はぎの会、地方巡回相談会を仙台市で開催。
03 13 日本被団協、近畿ブロック会議を大阪市で開催。
03 13 渡辺千恵子、死亡。63才。長崎原爆乙女の会を結成。
03 13 日本被団協、東海北陸ブロック会議を福井市で開催。
03 13 日本被団協、九州ブロック会議を福岡市で開催。
03 13 東京都被団協・東友会、第7回学習会「原爆被爆者の基本要求の内容と運動の課題」を開催。40人が参加。
03 16 日本被団協、関東甲信越ブロック会議を山梨県塩山市で開催。-17日。
03 16 「援護法実現・みんなのネットワーク」、呼びかけ人会議を開催。
03 20 渡辺千恵子(3月13日死亡)の葬儀・告別式、長崎市内で挙行。葬儀委員長は、山口仙二長崎被災協会長。約300人が参列。
03 28 日本被団協中央相談所、四国ブロック相談事業講習会を高知市で開催。50人が参加。
03 29 千葉県佐原市議会、佐原市原爆被災者の会が求めていた「市原子爆弾被爆者の援護に関する条例」を可決。条例の制定は県内では初。
03 30 東京都議会本会議、東友会が提出していた「原爆被爆者援護法制定促進決議と意見書採択に関する請願」と、これに基づく意見書を、全会一致で可決。
04 06 NHKテレビ、「おはよう日本」の中で、GHQの検閲について報道。
04 13 国連軍縮京都会議開催。-16日。メインテーマ「相互依存世界における軍縮と国家安全保障」。約80人が参加。
04 13 日本被団協、「核兵器ゼロ・援護法制定実現をめざす4月大行動」を東京で開始。-15日。60人が厚生省前に座り込み。
04 14 日本被団協代表11人、炭谷厚生省企画課長らと交渉。慰霊施設に関する「意見」などを提出。
04 14 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、折り鶴請願行進・中央集会を開催。作家の大江健三郎ら約600人が参加。
04 24 日本被団協、被爆者問題研究会(第4回)を東京都内で開催。約60人が参加。
04 24 熊本県被団協など、第5回熊本平和フェスティバルを熊本市内で開催。200人が参加。
05 川辺新、厚生省保健医療局企画課長に就任。
05 03 日本被団協、カザフ共和国セミパラチンスクへ調査団を派遣。-13日。
05 14 世界保健機関(WHO)年次総会全体会、核兵器の違法性の判断を国際司法裁判所に求める決議を賛成多数で採択。賛成73、反対40、棄権10か国。
05 16 鹿児島県原爆被爆者福祉協議会、慰霊祭と総会を開催。190人が参加。
05 26 長崎地裁、長崎原爆松谷訴訟で国の却下処分を取り消す判決。
06 02 長崎原爆松谷訴訟勝利判決報告集会、東京で開催。100人が参加。
06 05 日本被団協、第38回定期総会を都内で開催。11人が参加。昭和60年に実施した「原爆被害者調査」の最終報告書を公表。-6日。
06 05 ドナルド・レイスロップ夫妻(ネバーアゲインキャンペーン米国側主催者)、本島長崎市長を表敬訪問。6-7日、福岡市を訪問。
06 05 日本被団協中央相談所、第16回総会を東京で開催。
06 07 厚生省、長崎原爆松谷訴訟で長崎地裁の判決を不服として福岡高裁に控訴。
06 07 日本被団協、援護法案の審議開始を全政党と衆参全議員に要請。
06 24 原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会、報告書を谷修一厚生省保健医療局長に提出。
07 06 日本被団協の4人、渡米。ネバダの核実験被害者などと交流。15日、谷口稜曄長崎被災協副会長、長崎に帰る。
07 10 熊本県被団協、被爆48周年熊本県原爆死没者慰霊式典、熊本市内で挙行。100人が参列。
07 18 衆議院議員総選挙。
07 24 東京都被団協・東友会、学習会「松谷訴訟勝利判決と認定制度」を開催。40人が参加。
07 28 厚生省、原爆死没者等慰霊施設基本計画検討会(第1回)を開催。
07 30 東京都美術館、第41回平和美術展を開催。-8月11日。
08 02 兵庫県西宮市原爆被害者の会など、「中高生のための平和国際交流ウィーク」を開催。-7日。
08 06 北海道被団協、原爆死没者第49回忌北海道追悼会を札幌市内で挙行。141人が参列
08 06 山口県・長門大津原爆被爆者の会、結成20年を祈念して長門市大寧寺境内に「広島・長崎原爆殉難 平和祈念碑」を建立し除幕式。150人が参列。
08 06 鳥取県原爆被害者協議会、原爆死没者追悼・平和祈念式典を、鳥取市丸山墓苑・慰霊碑前で挙行。
08 08 群馬県被団協、慰霊式を前橋市嶺公園「原爆碑」前で挙行。100人余が参列。
08 08 長崎被災協・日本被団協、「ノーモア・ヒバクシャ国民のつどい」を長崎市民会館で開催。約1000人が参加。
08 08 日本被団協・日本青年団協議会・日本生協連・全国地婦連など、「市民平和シンポジウム」を長崎厚生年金会館で開催。約200人が参加。「被爆体験の聞き書き・語り残し運動」を呼びかける。市民団体の独自の統一集会は7年ぶり。
08 09 長崎被災協で「国際交流・懇談会」。旧ソ連とアメリカ・フランスの核実験被害者ら5か国9人の海外代表が参加。
08 09 香川県被団協、原爆死没者慰霊式典を高松市・峰山公園で挙行。
08 09 大内厚生大臣、初閣議後の記者会見で、被爆者援護法に慎重な姿勢を示す。
08 11 米紙ニューヨーク・タイムズ、米国が広島への原爆投下の約3か月前に、旧日本軍の上層部が連合軍に降伏する意向を抱いていたことを示唆する情報を通信傍受で入手していたと報道。
08 20 宮城県被団協、第7回宮城県原爆死没者追悼の集いを仙台市戦災復興記念館で挙行。
08 22 千葉県松戸市で第7回反核フェスティバル。
08 31 NHK教育テレビ、「ETV特集:モリチョウさんを探して-ある原爆小頭児の生涯」を放映。
09 09 厚生省、原爆死没者等慰霊施設基本計画検討会(第2回)を開催。大阪の国際ピースセンターを見学。
09 11 長崎原爆松谷訴訟を支援する会、長崎市内で臨時総会を開催。控訴審でも勝利する決意を新たにする。約100人が参加。
09 12 久保山すず(第5福龍丸無線長久保山愛吉夫人)、死亡。72才。
09 18 秋田県被団協、「被爆者から被爆体験を聞く会」を湯沢市で開催。25人が参加。
09 20 日本被団協、被爆者援護法の早期制定を求める国会要請行動を実施。国会議員会館の集会には首都圏の被爆者を中心に約50人が参加。
09 25 日本被団協中央相談所、近畿ブロック相談事業講習会を大阪市で開催。150人が参加。
09 28 広島県佐伯郡能美町議会、国に被爆者援護法を求める意見書を採択。これで県と県内86市町村のすべての議会で援護法促進決議や意見書を採択。100%達成は全国で14番目。
10 06 熊本県被団協、中国の核実験再開に対する抗議文を中国首相宛に送付するとともに、熊本城公園で抗議の座り込み。
10 13 日本被団協中央相談所、中国ブロック相談事業講習会を山口。ゆだ温泉で開催。-14日。130人が参加。
10 14 福岡高裁、長崎原爆松谷訴訟の第1回口頭弁論。
10 19 日本被団協、都内で全国都道府県代表者会議を開催。被爆者援護法の実現に向けての運動を広げることなどを確認。ロシアによる日本海への放射性廃棄物の投棄に抗議する緊急声明を採択。
10 20 日本被団協、25の大使館を訪れ、核兵器全面禁止・廃絶の国際協定締結を要請。-23日。
10 23 日本被団協中央相談所、東北ブロック相談事業講習会を男鹿市で開催。-24日。25人が参加。
10 28 厚生省、原爆死没者等慰霊施設基本計画検討会(第3回)を開催。
10 30 アメリカ・フレンズ・サービス委員会、討論集会「新たな情勢、新たな危険-冷戦後の時代の核戦争阻止」をマサチューセッツ工科大学で開催。-31日。山口仙二日本被団協代表委員が招待され参加。
10 30 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を北海道・札幌市で開催。-31日。40人が参加。
10 30 東京都被団協、結成35周年を記念して「原爆犯罪を裁く都民法廷」を都内で開催。約250人が参加。(国民法廷)
11 14 東京都被団協・東友会、結成35周年記念の式典を祝賀会を開催。196人が参加。
11 28 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロック相談事業講習会を石川県小松市で開催。-29日。60人が参加。
12 04 厚生省、原爆死没者等慰霊施設基本計画検討会(第4回)を開催。
12 05 日本被団協中央相談所、九州ブロック相談事業講習会を長崎市で開催。-6日。600人が参加。
12 07 米エネルギー省、過去に米国が204回の核実験を公表せず秘密にしていた事実などを公表。
12 10 広島県被団協(森滝市郎理事長)、米国の秘密核実験問題に対し、抗議文を在日アメリカ大使館宛に郵送。
12 11 長崎原爆被災者協議会、シンポジウム「戦争の犠牲と’受忍’」を長崎市内で開催。約50人が参加。
12 11 原爆被害者相談員の会、シンポジウム「原爆被爆者援護法-その原点を問う」を広島のアステールプラザで開催。石田忠一橋大学名誉教授が講演。約80人が参加。
12 16 連立与党6会派11人による「被爆者援護法に関するプロジェクト」(座長:森井忠良)、発足。
12 20 日本被団協代表団(団長:伊藤サカエ代表委員)20人、来日中のサリナス・メキシコ大統領に面会し、核兵器廃絶などを要請。
12 21 連立与党6会派11人による「被爆者援護法に関するプロジェクト」、第2回会合。
12 33 法務省、辛泳洙韓国原爆被害者協会会長に、1年間出入国が自由で延長も自由という特定活動ビザを発行。

 

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1992年

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1992年

 

M D NEWS1
01 06 長崎原爆被災者協議会、ブッシュ米大統領と宮沢首相にブッシュ大統領の原爆投下正当化発言に抗議する書簡を送る。
01 07 広島県被団協(市岡正憲理事長代行)など、ブッシュ米大統領の来日にあわせ、平和公園の原爆慰霊碑前で原爆投下正当化発言への抗議の座り込みを実施。約180人が参加。
01 08 日本原水爆被害者団体協議会、ブッシュ米大統領の原爆正当化発言に抗議して「ノーモア・ヒバクシャ新春決起集会」を東京・山手教会で開催。100人が参加。
01 08 日本被団協の代表4人、原爆投下正当化発言への大統領の謝罪を求め、東京の米国大使館へ要請書を持参。大使館は対応せず、要請書を警備員に預ける。
01 15 北海道被団協、「ノーモア・ヒバクシャ会館」の落成式・祝賀会を挙行。100名以上が参加。
02 01 日弁連被爆者援護法調査研究委員会・長崎弁護士会、被爆者援護法第2回公開研究会を長崎市内で開催。50人が参加。
02 08 日本被団協中央相談所、四国ブロック会議を松山市で開催。-9日。60人が参加。
02 09 福岡県原爆被害者相談所、第12回相談員研修会を福岡市内で開催。104人が参加。
02 12 原爆遺跡保存運動懇談会、広島市に原爆遺跡保存事業基金の設置などを求める要請書を提出。
02 16 千葉県原爆被爆者友愛会、研修会を勝浦市で開催。-17日。114人が参加。
02 20 日本被団協、中央行動を実施。90人以上が参加。
02 20 広島市長、「被爆体験証言者交流の集い」の代表16人と平和行政をめぐり初めて意見交換。
02 23 日本被団協中央相談所、近畿ブロック会議を滋賀県草津市で開催。40人が参加。
02 25 長野県被団協副会長・矢崎坂治、死去。69歳。
02 29 久留米被爆者の会の会長を務めた川口*、死去。
03 01 日本原水協、焼津市で3・1ビキニデー集会を開催。2,000人が参加。
03 02 三重県原水爆被災者の会・県生協連、「核戦争起こすな!核兵器なくせ!被爆者援護法即時制定!三重県原爆被爆者決起集会」を津市で開催。120人が参加。
03 10 広島平和会館の改装工事、終了。
03 10 久保仲子愛媛県原爆被害者の会会長、死去。64歳。13日の葬儀には約500人が参列。
03 17 日本被団協など、「核兵器廃絶・被爆者援護法の実現をめざす広島総決起集会」を広島市内で開催。中四国・近畿地方の被爆者ら約1,000人が参加。
03 24 長崎県島原市議会、被爆者援護法制定促進の請願を採択。これで、県内79の全自治体で同法促進請願が採択される。
04 01 東京都中野区、「被爆者援護条例」を施行。
04 03 大分県被団協の会長を務めた佐々木憲夫、死去。88歳。
04 04 日本被団協、都内で第3回被爆者問題研究会を開催。約50人が参加。
04 09 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、都内で会合を開き、5月14日に日本被団協中央行動にあわせた国会デモなどを実施することを決定。
04 09 長野県被団協、草の根全国行脚長野県集会を長野市内で開催。約40人が参加。
04 12 静岡県被団協、草の根全国行脚静岡県決起集会を開催。
04 16 宮崎県被団協元事務局長・藤川昭信、死去。65歳。
04 17 東京都被団協・東友会、東京行脚集結集会を開催。170人が参加。
04 19 日本被団協・長崎被災協など、長崎市平和会館で「核兵器廃絶・被爆者援護法制定をめざす長崎総決起集会」を開催。約700人が参加。
04 21 原爆被爆者等援護法案(野党6会派共同提案)、参議院厚生委員会で可決。日本被団協、衆院可決を要請する声明を発表。
04 24 原爆被爆者等援護法案(野党共同提案)、参議院本会議で可決。日本被団協・日本原水協・広島市長・長崎市長・長崎被災協、それぞれ早期成立を求める声明を発表。
05 12 日本被団協、原爆被爆者等援護法案の制定をめざす中央行動を開始。厚生省前に座り込み。
05 14 国際平和ビューロー・反核国際法律家協会・核兵器防止国際医師の会共催「世界法廷プロジェクト発足記念セミナー、ジュネーブで開催。15日。
05 19 立命館大学の国際平和ミュージアム、オープン。
05 21 鹿児島県原爆被爆者福祉協議会、慰霊祭と第10回定期総会を開催。
06 06 日本被団協、第37回定期総会を開催。-7日。被爆50周年に「被爆問題国際シンポジウム」を開催すること、米国の原爆投下責任を追求するための特別委員会を設置することなどを決定。
06 06 日本被団協中央相談所、第15回定期総会を開催。
06 07 第33回原子爆弾後障害研究会、長崎市医師会館で開催。シンポジウム「被爆二世における後障害」。広島原対協、大腸癌検診の結果を発表。それによると被爆者の発見率は非被爆者に比べ、男性は低く、女性は高率。
06 15 国連軍縮広島会議開幕。19か国56人が出席。-18日。
06 16 フィリップ・ゼリコー米ハーバード大学教授、国連軍縮広島会議で「原爆投下は正当」と発言。
06 16 米ロ、ワシントンで戦略核大幅削減に合意。平岡広島市長や被爆者ら歓迎の意向を表明。
06 17 広島県原水爆被害者団体協議会と広島県原水禁のメンバー約30人、国連軍縮広島会議での米教授の原爆投下容認発言に抗議して原爆慰霊碑前で座り込み。
06 19 衆議院本会議、原爆被爆者等援護法案の継続審議を決定。
06 24 朝日新聞「論壇:おあずけくった被爆者援護法案」(山田拓民)
07 11 熊本県・市の被団協共催、被爆47周年熊本県原爆死没者慰霊式典、熊本市内で挙行。100人が参列。
07 24 静岡県被団協、慰霊祭を清水市鉄舟寺で挙行。
07 26 東京都被団協・東友会、第28回慰霊祭を挙行。
07 27 愛知県被団協・愛友会、「原爆犠牲者を偲ぶつどい」を名古屋市役所で開催。300人以上が参加。
07 30 東京都美術館、第40回平和美術展を開催。-8月11日。
08 01 愛知県被団協、被爆48周年原爆犠牲者を偲ぶつどいを名古屋中区役所で挙行。
08 01 申楽乃座、「反核と平和のための能と狂言の会」東京公演。
08 01 東京都被団協・東友会、第29回原爆犠牲者合同慰霊祭を東海寺境内慰霊碑前で挙行。
08 02 群馬県被団協、慰霊式を前橋市嶺公園「原爆碑」前で挙行。
08 03 茨城県被団協下館支部など、原爆写真展を下館市内で開催。-7日。
08 04 新潟県被団協など、写真展・絵画展などを新潟市役所前で開催。-7日。
08 05 「ノーモア・ヒロシマコンサート」、広島市の県民文化センタ-で開催。第2部で一人オペラ「残した影」を上演。
08 05 新潟県被団協など、平和祈念行事を新潟市役所前で開催。
08 05 日本被団協、代表理事会を広島市内で開催。核実験場周辺の放射線被害者との連帯を深める趣旨を盛り込んだ1995年までの国際活動の中期計画を確認。
08 05 日本被団協、「ノーモア・ヒバクシャ国民のつどい」を広島厚生年金会館で開催。約500人が参加。
08 06 愛媛県被団協、追悼慰霊祭を原爆慰霊碑前で挙行。
08 06 滋賀県被団協、追悼慰霊祭を大津市・円城寺、堅田教会で挙行。
08 06 「被団協」新聞特集「核兵器実験場周辺の住民はいま・・・」
08 06 広島県被団協、「被爆47周年原爆死没者追悼慰霊式」をメルパルク広島で開催。約300人が参列。厚生省の慰霊行事への助成を得るため初めて「無宗教」の形式に変更。
08 06 鳥取県原爆被害者協議会、原爆死没者追悼・平和祈念式典を、鳥取市丸山墓苑・慰霊碑前で挙行。
08 08 山梨県被団協・YWCA、「被爆者の描いた絵展」を甲府市内で開催。
08 08 「ヒロシマ・ナガサキ原爆写真展と被爆体験を語る集い」、滋賀県津市で開催。
08 08 北海道被団協、追悼慰霊祭を札幌市内で挙行。
08 09 香川県被団協、追悼慰霊祭を高松市・峰山公園で挙行。
08 09 日本被団協・長崎被災協、「ノーモアヒバクシャ国民のつどい・長崎」を長崎市の県勤労福祉会館で開催。約300人が参加。
08 11 旧ソ連核実験場セミパラチンスク周辺の被害者、日本被団協事務所を訪問。
08 11 「平和のための戦争展」、東京・山手教会で開催。-15日。
08 20 栃木被団協、追悼慰霊祭を宇都宮市・県総合運動公園内憩の森・慰霊碑前で挙行。
08 22 千葉県松戸市で第6回反核フェスティバル。
08 23 三重県被団協、追悼慰霊祭を津市で挙行。
08 25 厚生省、原爆死没者慰霊施設基本構想懇談会」を開催。基本構想がまとまらず、10月に最終会合を開催の予定。
08 29 「戦争と原爆を裁く市民法廷」、静岡県浜北市民会館で開催。(国民法廷)
08 29 東京都被団協・東友会、1992年連続学習講座を開催。来年2月まで全6回開催予定。
08 30 宮城県被団協、第6回宮城県原爆死没者追悼の集いを仙台市戦災復興記念館で挙行。
09 11 本島長崎市長、市議会で国際文化会館建て替えの基本構想を公表。
09 16 原爆遺跡保存運動懇談会、中本弘広島市議会議長に被爆建物保存を求める請願書11,800人分を追加提出。署名総計は54,844人分となる。
09 20 埼玉県被団協、追悼慰霊祭を浦和市別所沼公園慰霊碑前で挙行。
09 21 新潟県被団協、追悼慰霊祭を新潟市内で挙行。
09 21 東京品川被爆者の会会長・楫敏雄、死去。77歳。
09 24 郭貴勲韓国原爆被害者協会会長、日本被団協事務所を訪れ新任の挨拶。
09 26 日本被団協中央相談所、東北ブロック講習会を青森市内で開催。-27日。
09 27 神奈川県被団協、追悼慰霊祭を鎌倉市大船観音・慰霊碑前で挙行。
09 30 広島県、原爆ドームの世界遺産登録の運動を支援する意向を表明。
10 谷修一、厚生省保健医療局長に就任。
10 07 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、呼びかけ人会議を開催。
10 10 日本被団協、九州ブロック会議を福岡市で開催。
10 12 日本被団協中央相談所、中国ブロック講習会を岡山市内で開催。-13日。
10 17 日本被団協、東海・北陸ブロック会議を名古屋市で開催。
10 18 日本被団協、代表理事会と「被爆50周年」・「被爆投下責任追及問題」の両特別委員会を開催。
10 21 富重守広島赤十字・原爆病院院長、「被爆窓枠」を残す意向を、市議会総務委員会の視察団に対し表明。[原爆遺跡]
10 26 三重県原爆被災者の会(三友会)、原爆死没者追悼三重の集いを津市で挙行。97名が参列。
10 31 新村猛、死亡。87才。原水禁運動を中心に平和運動に尽力。
11 04 第6回国際非核自治体会議、「核兵器の廃絶と恒久平和の実現をめざして」をテーマに横浜市で開催。海外18か国の22自治体と国内108自治体、計130自治体の首長や議員など約800人が参加。平山郁夫が基調講演。-7日。
11 11 日本被団協、全国代表者会議を都内で開催。被爆50周年に原爆投下の責任を裁く国際的な民衆法廷を開催することなどを決定。(国民法廷)
11 14 愛知県豊橋市の豊橋工業高校、文化祭を開催。-15日。1年建設土木科生徒、被爆者40人の被爆体験を聞き、「私の町にもヒロシマ・ナガサキがあった」として発表。
11 15 日本被団協中央相談所、近畿ブロック講習会を京都市内で開催。110名が参加。
11 18 厚生省、第9回原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会を開催。
11 28 愛知県豊橋市の私立桜丘高校、「平和の塔建立3周年記念・合唱構成「遠ざかるまい この火から」演奏会」を校内で開催(「被団協」1993.1.6)
11 29 日本被団協中央相談所、九州ブロック講習会を沖縄県那覇市で開催。430人が参加。-30日。
12 05 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロック講習会を群馬県伊香保で開催。84人が参加。-6日。
12 10 衆議院議院運営委員会、被爆者援護法案を継続審査とすることを決定。
12 12 「ピース・アニメの会」、「ピース・アニメの集い」を東京・山手教会で開催。26人が参加。
12 18 原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会、中間報告をまとめ、谷修一厚生省保健医療局長に提出。被爆者団体から援護法が置き去りになるのではと懸念の声。

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1991年

「被団協」新聞に見る 被爆者運動の動向1991年

 

M D NEWS1
01 17 南博一ら心理学者14人、声明「海外におけるわが国の軍事協力に反対します」を発表。
02 09 日本被団協中央相談所、北海道講習会を小樽市内で開催。
02 11 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催。約80人が参加。
02 12 日本被団協、東京で、湾岸戦争で核兵器を使わないよう求める街頭署名活動を実施。首都圏の約60人の被爆者が参加。
02 17 千葉県原爆被爆者友愛会、第13回研修会を勝浦市で開催。約150名が参加。
02 20 日本被団協の呼びかけで、「湾岸戦争反対、核兵器・化学兵器を使うな、援護法つくれ 二・二〇全国被爆者統一行動」、実施。広島市では、広島県両被団協のメンバーらが原爆慰霊碑前で座り込み(約150人参加)。
02 23 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロック講習会を東京で開催。
03 01 「3・1ビキニデー集会」(静岡県原水協などによる実行委主催)、焼津市で開催(約2000人参加)。
03 02 「秋田さきがけ」、中谷秋田県被団協会長の論文「弄ぶな大量殺戮兵器」を掲載。
03 02 日本被団協中央相談所、四国ブロック講習会を香川県高松市で開催。-3日。
03 09 日本被団協中央相談所、東北ブロック講習会を盛岡市で開催。50人が参加。
03 14 原爆症の認定申請却下処分の取り消しを求めた「松谷訴訟」の第11回口頭弁論、長崎地裁で開廷。原告側、症状の「起因性」の証明は国にあると主張。
03 18 広島市議会、本会議で、被爆者援護法の制定を求める請願2件を全会一致で採択。請願は広島県被団協・広島市原爆被害者の会が提出。議会として、同法制定を全面に出した意思決定は初めて。
03 24 日本被団協中央相談所、健康相談会を佐賀県武雄市で開催。52名が参加。
04 06 日本被団協、第2回被爆者問題研究会を東京・明治大学で開催。約50名が参加。
04 13 広大名誉教授森滝市郎、財団法人ヒロシマ・ピース・センターによる第4回谷本清賞を受賞。被爆者救援に貢献し、核実験抗議を続けてきたとの受賞理由。
04 19 ソ連のゴルバチョフ大統領、長崎市を訪問。平和公園の平和祈念像に献花し、1985年にソ連から贈られた平和モニュメントを見学。長崎被災協の山口仙二会長、同大統領に核兵器廃絶などを要請。核超大国元首の被爆地訪問は今回が初めて。
04 22 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、呼びかけ人会議を東京・日本青年館で開催。
04 23 日本被団協による中央行動、東京で実施(全国の被爆者約100人が参加、24日まで)。
04 24 日本被団協、厚生省に、昨年の原爆死没者調査で判明した約29万5千人の名簿を公開するよう要望。厚生省側、プライバシーの問題などで「公開する考えはない」と回答。
04 28 神奈川県原爆被災者の会、定期総会を開催。
05 08 参院社会労働委員会、野党6会派提出の被爆者援護法案を次期国会への継続審議とすることを決定。同法案は1990年5月の特別国会に提出され、継続審議は今度で3回目。
05 11 長野県被団協(長友会)、定期総会を開催。-12日。
05 16 大分県被団協、定期総会を開催。
05 17 三重県被団協(三友会)、第15回定期総会を開催。
05 18 埼玉県被団協(しらさぎ会)、第19回定期総会を開催。
05 18 群馬県被団協(群友会)、第34回定期総会を開催。-19日。
05 19 愛知県被団協(愛友会)、第26回定期総会を開催。
05 19 岐阜県在住被爆者約80名、岐阜県原爆被爆者の会の再建総会を開催。
05 19 岩手県被団協、第35回定期総会を開催。
05 19 福島県被団協、第7回総会を開催。
05 19 福岡県被団協、第33回定期総会を開催。
05 23 愛知県原水爆被災者の会、県下基地めぐりバスツアーを開催。39名が参加。
05 29 原爆死没者慰霊等施設基本問題懇談会、第1回の会合を厚生省で開催。座長に森亘元東大総長を選出。
06 08 日本被団協、東京で第36回定期総会を開催。-9日。被爆者援護法の実現など1年間の運動方針を決定。
06 08 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第14回定期大会を東京で開催。
06 21 厚生省の原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会の一行(5人)、長崎市を訪れ、恵の丘長崎原爆養護ホームなどを視察。
07 04? 日本被団協、10月に派遣するポーランド・アウシュビッツへの調査団の団員を募集。戦争犠牲者への補償のあり方を調べ、厚生省による原爆死没者弔意施設に意見を反映させることを企図。
07 27 福岡県筑紫原爆被害者の会、結成25周年記念の「平和のつどい」を太宰府市で開催。300人が参加。
07 28 石川県被団協、追悼慰霊祭を金沢市・東別院で挙行。
07 28 東京都被団協、追悼慰霊祭を品川区・東海寺で挙行。
07 28 京都府被団協、追悼慰霊祭を京都市・高台寺霊前観音で挙行。
07 28 愛知県被団協、追悼慰霊祭を名古屋市・建中寺で挙行。
07 30 東京都美術館、第39回平和美術展を開催。原爆犠牲者の肖像画を展示。-8月11日。
07 30 長崎原爆松谷訴訟第12回口頭弁論が長崎地裁で開かれ、安斉育郎立命館大学教授、原告側証人として証言。
07 31 日本被団協代表、東京の米国大使館を訪れ、チェイニー国防長官の原爆正当化発言について米大統領にあてた公開質問状を提出。
08 05 原爆死没者慰霊等事業の実施について(健医発第970号厚生省保健医療局長通知)。
08 05 日本被団協など、「ノーモア・ヒバクシャ国民のつどい」を広島市のアステール・プラザで開催(約200人参加)。援護法制定のアピールを採択。
08 06 香川県被団協、追悼慰霊祭を高松市・峰山公園で挙行。
08 06 広島県被団協(森滝市郎理事長)、浄円寺で原爆犠牲者追悼法要を挙行(約350人参列)。
08 06 日本被団協機関紙、藤居平一とのインタビューを掲載。
08 06 滋賀県被団協、追悼慰霊祭を大津市・円城寺、堅田教会で挙行。
08 06 北海道被団協、追悼慰霊祭を札幌市・新善光寺で挙行。
08 06 鳥取県原爆被害者協議会、原爆死没者追悼・平和祈念式典を、鳥取市丸山墓苑・慰霊碑前で挙行。
08 08 「ノーモア・ヒバクシャ国民のつどい長崎」(日本被団協・長崎被災協主催)、長崎市で開催(約1000人参加)。援護法制定のアピールを採択。
08 09 福井県被団協、追悼慰霊祭を福井市・興宗寺で挙行。
08 09 熊本県被団協、追悼慰霊祭を天草郡で挙行。
08 09 栃木被団協、追悼慰霊祭を宇都宮市・県総合運動公園内憩の森(慰霊碑除幕式)で挙行。除幕式典に約300人が参列。
08 09 埼玉県被団協、追悼慰霊祭を浦和市別所沼公園慰霊碑前で挙行。
08 11 群馬県原爆被災者の会、被爆46周年慰霊式を前橋市嶺公園「原爆碑」前で挙行。式後、群友会遺族会を結成。
08 19 宮城県被団協、追悼・慰霊祭を仙台市・東漸寺で挙行。
08 31 「戦争と原爆を裁く8・31浜松市民法廷」、開催。350人が参加。(国民法廷)
09 06 山口県被団協、追悼慰霊祭を山口市宮野江良・原爆死没者の碑前で挙行。
09 09 東京都被団協・東友会、実践学習集会を開催。11月にかけ計5回開催予定。
09 10 首都圏在住の被爆者約100人、米空母インディペンデンスの横須賀入港に抗議して座り込み。
09 12 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を北海道・函館市で開催。-13日。34人が参加。
09 23 谷口稜曄・下平作江・山本守ら4人、日本被団協ドイツ遊説の旅に出発。-10月4日。
09 24 厚生省、第2回原爆死没者慰霊等施設基本構想懇談会を省内で開催。
09 26 日本被団協、国会議員に被爆者援護法制定の賛同署名を求める運動などを実施。全国の被爆者約100人が参加。新たに自民党議員2人が署名し、現在員に対する比率が三分の二を超える。
09 26 新潟県被団協、追悼慰霊祭を新潟市内で挙行。
09 27 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、国会を中心に援護法制定を求める要請行動を展開(薬100人参加)。
09 27 ブッシュ米大統領、戦術核兵器の撤去と一部の廃棄を提案。
09 28 広島県原水協理事長・同県被団協理事長の佐久間澄、死去。広島大学構内で被爆し、原水禁運動に貢献。30日の葬儀には、被爆者・平和団体関係者ら薬250人が参列。
09 29 神奈川県被団協、追悼慰霊祭を鎌倉市大船観音・慰霊碑前で挙行。
09 30 山口県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」の理事長永松初馬、交通事故で死亡。学徒動員中に広島市で被爆し、山口県原爆被害者団体協議会設立に奔走。
10 04 日本被団協のアウシュビッツ・ツアー一行51人、日本を出発。11日帰国予定。
10 05 ゴルバチョフ・ソ連大統領、戦術核兵器の全廃などを提案。
10 06 安芸地区原爆被害者連合会の原爆被害者大会、開催(約700人参加)。被爆者援護に貢献のあった20人を表彰。
10 13 埼玉県被団協・しらさぎ会、被爆者相談所を発足させる。埼玉県の相談事業補助金100万円の交付を期に独立した相談所を開設。
10 18 日本被団協中央相談所、中国ブロック講習会を鳥取県米子市で開催。-19日。100人が参加。
10 19 千葉県原爆被爆者友愛会、第13回原爆死没者慰霊祭を亥鼻公園原爆慰霊碑前で挙行。218人が参列。
10 23 千葉県被団協、追悼慰霊祭を千葉市亥ノ鼻公園・原爆慰霊碑前で挙行。
10 28 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロック講習会を石川県山中温泉で開催。-29日。70人が参加。
11 09 日本被団協中央相談所、関東甲信越ブロック講習会を新潟県柏崎市で開催。-10日。60人が参加。
11 18 日本被団協、東京で全国都道府県代表者会議を開催。国が広島・長崎市の建設を計画している慰霊施設の性格付けについて検討。死没者への弔意の表明、被爆資料の収集・保存などのセンター機能、原爆遺跡の保存の3点を主張。
11 19 長崎地裁、長崎原爆松谷訴訟の第14回口頭弁論を開廷。
11 19 日本被団協、宮沢首相に、被爆者援護法の制定などを求める要望書を提出。
11 22 日本被団協、「アメリカ政府とチェイニー国防長官への抗議と要求の声明」を米国大使館あてに送付。
11 23 日本被団協中央相談所、東北ブロック講習会を山形県酒田市で開催。-24日。30人が参加。
12 01 ブッシュ米大統領、米ABCテレビとの録画会見で、原爆投下への謝罪の必要はない、真珠湾(パールハーバー)も過去のことと語る。
12 01 日本被団協中央相談所、九州ブロック講習会を大分県別府市で開催。-2日。60人が参加。
12 06 「被団協」新聞「被爆者運動への提言:被爆遺跡・建物の保存を」(石丸紀興)

 

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1990年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1990年

M D NEWS1
01 14 臼井一二・岐阜県原爆被爆者福祉会会長、死去。76歳。
01 16 河口重光・鳥取県原爆被害者協議会会長、死去。71歳。
01 19 長崎地裁で、長崎市の被爆者松谷英子の原爆症認定申請却下処分の取り消し訴訟の第6回口頭弁論。
01 20 日本被団協、広島市での代表理事会で、長崎市長狙撃事件についての声明を発表。
01 20 日本被団協などによる「被爆45周年被爆者援護法実現総決起集会」、広島市で開催(約1200人参加)。1千万人国会請願署名などを盛り込んだ「ヒロシマからのアピール」採択。同集会では広島県両被団協が5年ぶりに共同行動。
01 21 三佐尾高行・京都被爆者懇談会事務局長、死去。
01 21 日本被団協中央相談所、中国ブロック被爆者相談事業講習会を広島市で開催.120人参加.
01 22 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」運動の第1回呼びかけ人会議、東京で開催(27人参加)。被爆者援護法実現のための全国署名運動を開始。原水禁・原水協・核禁会議代表ら参加。
01 27 日本被団協、関東甲信越ブロック会議(第50回)を群馬県伊香保温泉で開催。-28日。
01 27 非核の政府を求める愛知の会、第3回総会を名古屋市内で開催。石田忠日本被団協専門委員が講演。
01 28 日本被団協中央相談所、近畿ブロック被爆者相談事業講習会を奈良市で開催.100人参加.
02 02 東友会、被爆45周年連続学習会講座「ヒロシマ・ナガサキから何を学ぶか」(第1回)を開催。小西悟と山崎元が講演。
02 08 浜弘・札幌被団協会長、死去。昭和62年、北海道被団協理事として札幌被団協を結成。
02 15 新潟県被団協・新友会、理事会を開催。
02 24 日本被団協、第205回代表理事会を東京で開催。
02 25 千葉県被団協・友愛会、研修会を南房総勝浦市で開催。-26日。140人が参加。
03 01 「3・1ビキニデー集会」(原水協などの静岡県実行委員会主催)、焼津市で開催(約1800人参加)。首相に援護法制定要請電報を打つことを決定。
03 04 日本被団協中央相談所、「健康・生活相談会」を大分市で開催。初の試み。約100人が参加。
03 04 京都府原爆被災者の会、健康・生活相談会を京都市内で開催。約80名が参加。
03 05? ユニバーサルレスリング連盟、日本被団協に37万円を寄付。
03 11 佐賀県被団協、加盟団体幹部研修会を佐賀市で開催。50名以上が参加。山口仙二日本被団協代表委員が講演。
03 12 日本被団協、第206回代表理事会を開催。
03 13 日本被団協、3月中央行動を実施。-14日。衆院で被爆者援護法賛同署名集めを実施。署名者数は過半数の319人で改選前より5人増。
03 15 三重県被団協・三友会、支部長会議を開催。
03 16 日本弁護士連合会、理事会で原爆被爆者援護法に関する第3次の調査報告を採択。
03 17 広島県内の9団体、被爆者援護法実現広島県実行委員会を結成。広島県両被団協・生協連合会などが参加。
03 28 元京都府原爆被災者の会会長(昭和45-47年)・弥永寅之助、死去。
03 30 福島YMCAと婦人問題懇談会、原爆展を福島市内で開催。-4月2日。
04 山田拓民長崎原爆被災者協議会事務局長、36年間の教職に終止符を打ち、専従となる。
04 埼玉県被団協・しらさぎ会、県内被爆者に対する相談事業を埼玉県から委託(事業費100万円)される。
04 01 日本被団協中央相談所、四国ブロック被爆者相談事業講習会を高知市で開催.30人参加.
04 06 尾崎陞日本弁護士連合会人権擁護委員会委員長と根本孔衛同副委員長、理事会で採択された「原爆被爆者援護法に関する第3次報告書」をもって厚生省に申し入れ。
04 07 日本被団協の研究集会で、立命館大の安斉育郎教授は、非電離放射線が被害を与えた可能性もある、と指摘。
04 07 日本被団協、「被爆者問題研究会」を発足させ、東京で初会合を開催(約40人参加)。原爆被害・医療などの継続的研究を企図。
04 07 前社会党代議士大原亨(広島選出)、死去。党原爆対策特別委員会などを歴任し、被爆者対策の充実に尽力。(27日、社会党広島県本部葬。)
04 17 日本被団協、東京で4月中央行動を開始(19日まで、約170人参加)。(18日衆参両院へ被爆者援護法制定の要請書を提出。19日、厚生省へ陳情。)
04 19 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、第2回世話人会を開催。
04 20 山口仙二日本被団協代表委員、非核宣言自治体協議会会長の葉山峻藤沢市長に面会し、証言集の普及への協力を要請。
04 20 韓国原爆被害者協会の訪日団、東京の日本被団協を訪れ懇談。
04 22 福岡市原爆被害者の会、第35回定期総会を開催。500人が参加。
05 01 連合広島の県中央メーデー、広島市で開催(約2万3000人参加)。被爆者援護法の早期制定を決議。
05 09 被爆者援護法案、野党6会派共同提案で参議院に提出。(1959年以来、24回目。)
05 12 東友会、被爆45周年連続学習会講座「ヒロシマ・ナガサキから何を学ぶか」(第4)を開催。
05 15 厚生省、昭和60年度に実施した原爆死没者調査の結果を発表。それによると、新たに確認された死没者数は広島5551人・長崎6378人。生存者による「自由記載欄」の概要も発表。
05 15 日本被団協、厚生省による原爆死没者調査結果について、「原爆死の全体像に迫れなかった」と批判。
05 16 日本被団協、15日発表の原爆死没者調査結果は不十分として、衆参両院議員に調査の継続などを要請。
05 20 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、東京で、初の街頭署名を実施。作家大江健三郎ら、援護法実現を呼びかけ。
06 寺松尚、厚生省保健医療局長に就任。
06 02 日本被団協中央相談所、第13回定期総会を開催。
06 02 日本被団協、東京で第35回定期総会を開催。-3日。被爆者援護法年内実現に向けての取り組みを継続するなどの運動方針を決定。
06 06 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク・愛知」、第1回の呼びかけ人会を開催。
06 09 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク・石川」、発会式を開催。
06 09 大阪府・八尾中学3年生120人、修学旅行で広島市を訪れ、被爆者医療のためにと12万円を呉原爆被爆者友の会に寄託。
06 10 福井県被団協、追悼慰霊祭を和歌山市内で挙行。
06 20 「被爆者援護法みんなのネットワーク」、参院議員会館で、「援護法実現みんなの集い」を開催。浜本万三社会労働委員長、援護法案をめぐる状況について説明。
06 20 参院社労委の理事懇談会、東京で開催。日本被団協代表(10人)、被爆者援護法の実現を要望。
06 25 「日ソ放射線影響研究に関する講演会」(科学技術庁主催)、東京で開催(26日まで)。広島・長崎の被爆デ-タを基に、ソ連原発事故対策に役立てるため日ソの研究者が交流。
07 08 日本被団協中央相談所、「被爆者健康・生活相談会」を岐阜県で開催。700人以上が参加。
07 20 「千羽鶴を海外へ送る」福岡センター、1周年記念の集いを福岡市内で開催。
07 22 長野県原水爆被災者の会、「いまなぜ被爆者援護法かを考える全県学習会」を長野市内で開催。
07 24 日本被団協国民運動本部役員、自民党原爆被爆者対策小委員会に弔意表明は弔慰金で行うことなど緊急要請。
07 28 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク・三重」、第1回呼びかけ人会議を兼ねた各界代表者会議を開催。
07 28 熊本県被団協、追悼慰霊祭を熊本市内で挙行。
07 29 京都府被団協、追悼慰霊祭を京都市・高台寺霊前観音で挙行。終了後、健康相談。
07 29 東京都被団協、追悼慰霊祭を品川区・東海寺で挙行。終了後懇談会。
07 29 愛知県被団協、追悼慰霊祭を名古屋市・建中寺で挙行。13時半、援護法実現をめざすつどい。
07 29 神奈川県被団協、追悼慰霊祭を鎌倉市大船観音・慰霊碑前で挙行。
07 30 静岡県被団協、追悼慰霊祭を清水市村松・鉄舟禅寺で挙行。13時定期総会。
07 30 東京都立美術館、第38回平和美術展を開催。原爆犠牲者の肖像画を展示。
08 01 茨城県被団協水戸支部、追悼慰霊祭を市民会館で挙行。
08 02 宮崎県被団協など、「宮崎国民法廷」を宮崎市内で開催。
08 04 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク・にいがた」、スタートのつどいを開催。
08 05 「被爆者・遺族と国民の集い」(日本被団協主催)、広島市で開催(約500人参加)。弔慰金と被爆者年金の実現に重点を置き、被爆者援護法制定運動を盛り上げることを決定。
08 05 広島県被団協の元事務局長桧垣益人、死去(94歳)。被爆者援護法制定運動などに尽力。
08 06 日本被団協、「被爆者の森」植樹と記念碑完成式を広島市内で挙行。約130人が参加。
08 06 滋賀県被団協、追悼慰霊祭を大津市・円城寺、堅田教会で挙行。各生協などと共催。
08 06 新潟県被団協、追悼慰霊祭を新潟市役所前広場で挙行。
08 06 北海道被団協、追悼慰霊祭を札幌市・新善光寺で挙行。15時、語り継ぐ会、18時とうろう行列。
08 06 第45回広島県被団協慰霊祭、広島市の浄園寺で挙行。
08 06 鳥取県原爆被害者協議会主催被爆45周年鳥取県原爆死没者追悼・平和祈念式典、鳥取市で開催(約180人参列)。
08 06 福井県被団協、追悼慰霊祭を福井市・西山光照寺で挙行。終了後体験発表と懇談。
08 07 原水爆禁止1990年世界大会・科学者会議、広島市内で開催。133人が参加。
08 09 長崎被災協・日本被団協、長崎市で、「被爆者・遺族と国民の集い」を開催(約400人参加)。被爆者援護法を訴える「長崎からの呼びかけ」を採択。
08 09 埼玉県被団協、追悼慰霊祭を浦和市別所沼公園慰霊碑前で挙行。
08 12 群馬県被団協、追悼慰霊祭を前橋市・嶺公園原爆碑前で挙行。
08 17 韓国保健社会部の「原爆被害者健康福祉実態調査団」一行4人、日本被団協事務所を訪問し交流。
08 19 宮城県被団協、追悼・慰霊祭を仙台市・東漸寺で挙行。県原爆死没者追悼の塔を建立。
08 24 厚生省、1991年度予算の概算要求をまとめる。それによると、被爆者対策費として1312億8000万円を計上。健康管理手当などの所得制限を撤廃し、実質年金化を企図。原爆死没者弔意措置については「検討中」と、結論を持ち越し。
08 28 日本被団協の被爆者ら、ソ連の市民グループ「ネクスト・ストップ・キエフ」の招きで、訪ソ。キエフ市民と交流。
09 06 山口県被団協、追悼慰霊祭を山口市宮野江良・原爆死没者の碑前で挙行。
09 06 第16回山口県原爆死没者追悼式典、山口市の原爆死没者の碑前で挙行(県原爆被爆者福祉会館「ゆだ苑」主催)。
09 07 日本被団協、「エノラ・ゲイ」号の元乗員らが「原爆グッズ」を売り歩いていることに対する抗議文をチベッツ元機長に送付。
09 08 群馬県被団協(群友会)伊勢崎支部長・石関竹雄、死去。
09 17 「被爆者援護法の制定をめざす発起人会」(山口仙二・本島等・秋月辰一郎ら7人)、長崎市で初会合。50万人を目標に援護法制定を求める署名運動に取り組むことを決定。
09 17 日本被団協中央相談所、中国ブロック相談講習会を島根県鹿島町で開催。-18日。120人が参加。
09 19 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、東京で呼びかけ人会議を開催。被爆者援護法実現に向けての今後の行動予定などを決定。
09 21 秋田県議会、被爆者援護法を求める意見書を採択。これで同県内70自治体すべてが決議・意見書を採択。
09 25 日本被団協、第211回代表理事会を開催。
09 26 新潟県被団協、追悼慰霊祭を新潟市・真浄寺で挙行。
09 26 日本被団協、東京で、全国都道府県代表者会議を開催(約50人参加)。厚生省の被爆者対策の改善策について一定の評価をしつつも、被爆者援護法実現に向けて運動を推進することを決定。
09 27 日本被団協、政府・国会への要請行動を実施。約100人が参加。
10 02 歌手小室等によるコンサート「援護法実ためのピーストーク」、東京で開催(聴衆約150人)。被爆者の体験を基に作詞した曲などを披露。
10 10 福岡県原爆被害者相談所の30周年を祝う会、開催。30数人が参加。
10 16 元東京教育大学教授三宅泰雄、死去。「第五福竜丸事件」の調査にあたり、原水禁運動に貢献。
10 23 千葉県被団協、追悼慰霊祭を千葉市亥ノ鼻公園・原爆慰霊碑前で挙行。
10 23 日本被団協、10月中央行動として、東京の厚生省前で、被爆者援護法制定を訴え座り込み(25日まで、約100人参加)。
10 24 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」、国会に援護法の制定を請願。239万人分の署名簿を添付。国会周辺のデモ行進には約1200人が参加。
10 24 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク」の呼かけ人の日本被団協伊東壮ら、厚相らに、原爆死没者遺族への弔慰金支給を要請。
10 26 広島・長崎原爆被爆者援護対策促進協議会(八者協)、国の新年度予算編成に向けて、被爆者援護措置を政府・自民党に陳情。原爆死没者遺族への弔慰金支給などを要望。
10 28 京都府被団協、「婦人のつどい」を西本願寺で開催。約100名が参加。
10 28 群馬県被団協、第4回健康大学を伊香保温泉で開催。-29日。34名が参加。
10 30 「被爆者援護法実現・みんなのネットワーク・福岡」、第1回呼びかけ人会議を開催。
11 02 「反核国際法律家会議」(IALANA)、ベルリンで開催(4日まで)。長崎市の弁護士中村尚達(被爆者)ら、参加。
11 06 「被爆者援護法実現100万人署名大運動」、実行委員会(呼掛け人に広島市長ら60人)、広島市で、街頭署名を実施。
11 06 「被爆45周年に援護法制定の実現をめざす三重県集会」、開催。
11 07 90市民平和行進大阪府実行委員会、援護法の制定を求める府民集会を開催。150人が参加。
11 16 「安保・核・基地ノー・90日本平和大会」、神奈川で開催。のべ50名の被爆者が参加。
11 18 日本被団協中央相談所、九州ブロック相談講習会を宮崎県青島で開催。-19日。400人が参加。
11 25 福岡市原爆被爆者の会顧問・永田春野、死去。82歳。
11 26 日本被団協中央相談所、近畿ブロック相談講習会を和歌山市内で開催。60人が参加。
12 03 「被爆者援護法の実現をめざすネットワーク・長崎」(世話人、本島等・山口仙二ほか)、長崎市で、被爆者援護法実現県総決起集会を開催。
12 09 「被爆者援護法を求めるヒロシマの集い」、広島市で開催(約110人参加)。広島県両被団協協などでつくる被爆者援護法実現県百万人署名大運動実行委員会と原爆被害者相談員の会主催。
12 11 「基本懇意見十周年パネルディスカッション」(日本被団協主催)、東京で主催(約100人参加)。意見書の「受忍論」を厳しく批判。
12 21 「被爆者援護訪実現・みんなのネットワーク」主催の援護法実現中央集会、東京で開催(約1500人参加)。野党6会派代表、同法実現に努力することを表明。

 

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1989年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1989年

M D NEWS1
01 15 日本被団協中央相談所、近畿ブロック相談事業講習会を兵庫県神戸市内で開催。80人が参加。
02 08 第4回非核自治体国際会議、米オレゴン州ユージンで開催(21カ国、約150の自治体・団体が参加、11日まで)。日本からは、日本被団協代表として山口仙二が出席、被爆体験などを発表。
02 10 日本被団協中央相談所、四国ブロック相談事業講習会を徳島市内で開催。130人が参加。
02 18 日本被団協中央相談所、東海北陸ブロック相談事業講習会を福井県芦原温泉で開催。80人が参加。
03 02 日本被団協、政府・国会に被爆者援護法早期制定を求める3月中央行動を開始(3日まで)。厚相への要請書提出、街頭でのビラ配布など。
03 03 長崎市の被爆者松谷英子による原爆症認定申請却下処分の取り消しを求めた訴訟、長崎地裁で第2回口頭弁論。被告の東京地裁への移送申し立てで、実質審理できず。
03 04 兵庫県被団協によるドキュメンタリー映画「生命ある限り」(16ミリ、カラー、49分)、完成し、神戸市で試写会を開催。同被団協、映画の購入・貸し出しの利用などを呼びかけ。
03 09 静岡県被団協の島田支部結成。
03 11 日本被団協中央相談所、東北ブロック相談事業講習会を仙台市戦災復興記念館で開催。40人が参加。
03 15? ネバーアゲイン・キャンペーン事務局、来年1-2月に出発する同キャンペーン第3期生を募集。
03 18 新潟県原爆被害者の会佐渡支部発足。
03 19 千葉県市川市原爆被害者の会、「灸とツボの講習会」を開催。
03 24 群馬県議会、非核宣言を議決。
03 27 群馬県前橋市議会、非核宣言を議決。
03 28 核兵器廃絶をめざすNGO日本宗教者連絡会議主催「被爆者とともに-’89反核宗教者集会」、東京で開催(約50人参加)。被爆者援護法制定を求める要請文を採択。
03 30 日本被団協、訪米遊説団を派遣。-4月17日。マサチューセッツ・コネチカット・ニューハンプシャーの3州で被爆の実相を語るなどの活動を展開。
04 06 「出版労連反核6者の会」、東京・千代田区春闘共闘委員会の行動の一環として被爆者援護法制定の厚生省交渉を実施。20人が参加。
04 10 日本被団協、厚生省原爆死没者調査の自由記載欄のとりまとめと発表について、統計的な数だけでなく、分析も含めるよう厚生大臣宛に要望。
04 10 日本被団協の「原爆被害者援護法」制定を求める賛同署名に、鈴木元首相が署名。首相経験者の署名は初。
04 15 調来助長崎大名誉教授(被爆者)、死去。被爆直後、救護班の一員として被爆者治療に奔走。「医師の証言・長崎原爆体験」などの著者。
04 19 日本被団協、緊急中央行動を実施。首都圏の会員を中心にのべ140人が参加。-20日。
04 19 「国連軍縮京都会議」(国連主催)、京都市で開催(31ヵ国から90人参加、22日まで)。テーマ「核実験禁止と検証」。被爆国日本での初の世界的な軍縮会議。外相、開会式に出席。広島・長崎両市長、オブザーバーとして出席。
04 20 鳥取県被爆者協議会、第32回総会を開催。
05 13 鹿児島県被爆者福祉協議会、平成玄年度定期総会を開催。
05 13 北海道被団協、第4回定期総会を開催。
05 13 佐賀県被団協、平成元年度総会を開催。
05 13 日本生協連などによる「’89市民平和行進」、東京・夢の島の第5福竜丸展示館前をスタート(約400人参加)。8月3日広島入り予定。
05 13 長野県被団協(長友会)、定期総会を開催。-14日。
05 14 福岡県被団協、第31回定期総会を開催。
05 14 福島県原爆被爆者協議会、1989年度総会を開催。
05 19 長崎市の被爆者松谷英子の原爆症認定申請却下処分の取り消しを求めた訴訟で、長崎地裁で第3回口頭弁論。同地裁、原告母親の証人尋問について、高齢のため証拠保全の申し立てを採用。
05 20 千葉県原爆被爆者友愛会、第19回定期総会を開催。
05 21 愛知県原水爆被災者の会、第24回総会を開催。
05 21 大分県原爆被害者団体協議会、第34回定期総会を開催。
05 21 埼玉県被団協(しらさぎ会)、第17回総会を開催。
05 25 衆院社労委、手当の増額を内容とする被爆者特別措置法改正案を可決。
05 26 呉原爆被爆者友の会(広島県)、修学旅行で呉市を訪れた京都府南宇治中学校3年生に被爆体験を語る。同会の修学旅行生への応対は初めて。
05 26 日本被団協、被爆証言集「『あの日』の証言」(日本被団協発行)を英訳し、世界各地に送るための資金集めと翻訳奉仕を呼び掛ける運動を開始。
05 27 長崎被災協、第26回定例評議員会を開催。
05 28 東友会(東京都被団協)、第32回総会を開催。
05 28 山梨県原水爆被害者の会、第24回定期総会を開催。
05 29 群馬県被団協(群友会)、県知事に補助金の大幅増額や「被爆者の森」建設の負担金補助などを要望。
05 30 三重県原水爆被災者の会、第13回定期総会を開催。
05 30 「平和の使者・千羽鶴を海外へ送る運動」福岡センター発足の集い、福岡市内で開催。
06 荒賀泰太、厚生省保健医療局企画課長に就任。
06 02 大阪いずみ市民生協、山口仙二日本被団協代表委員を講師に学習会を開催。607人が参加。
06 03 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第12回定期総会を都内で開催。
06 03 日本被団協、東京で第34回総会を開催(4日まで)。原爆被爆者援護法制定を求める国民請願署名などの運動方針を決定。
06 09 宇野総理大臣、参議院本会議の代表質問に対し、被爆者援護法の制定を否定。
06 12 最高裁第2小法廷、京都市の被爆者の訴訟で、東京地裁への移送は憲法違反ではないと被爆者側の特別抗告を棄却。(「被団協」では6月8日となっている)
06 18 熊本県原爆被害者の会、定期総会を開催。
06 20 小泉厚相、参院社労委で、厚生省の原爆死没者調査に関連して、調査終了後、死没者への弔意を表す方法を検討したいとの意向表明。(浜本万三議員への答弁。)
06 21 長崎市の被爆者松谷英子の原爆症認定申請却下処分の取り消し訴訟で、長崎地裁、母親に対する出張尋問を実施。
06 26 日本被団協第201代表理事会、「被爆45周年に原爆被害者援護法の制定をめざす国民運動」要項を決定。
07 長谷川慧重、厚生省保健医療局長に就任。
07 山口県被団協、「被爆体験を語り継ぐ委員会」を発足させる。(「被団協」1993.1.6)
07 02 福岡市原爆被害者の会、第2回被爆体験証言研究会を福岡市社会福祉会館で開催。29人が参加。
07 21 長崎地裁、被爆者松谷英子原爆症認定申請却下処分取り消し請求訴訟で、被告側の東京地裁への移送申し立てに対して、長崎で審理するよう勧告。
07 30 静岡県被団協、追悼慰霊祭を清水市村松・鉄舟禅寺で挙行。
07 30 石川県被団協、追悼慰霊祭を金沢市横安江町・東別院で挙行。午後、定期総会。
07 30 東京都立美術館、第37回平和美術展を開催。原爆犠牲者の肖像画を展示。
07 30 京都府被団協、追悼慰霊祭を京都市・高台寺霊前観音で挙行。終了後、健康相談。
07 30 愛知県被団協、追悼慰霊祭を名古屋市・建中寺で挙行。終了後懇談会。
07 30 東京都被団協、追悼慰霊祭を品川区・東海寺で挙行。終了後、「死没者・遺族の補償を考える」懇談会。
07 31 日本被団協、アメリカへ西山進を派遣。8月6日、オークリッジで開催されたヒロシマ・デーに参加。
08 05 東京・上野東照宮境内に「広島・長崎の火」を永遠に灯すモニュメントの建設をめざす「GO誓いの火8・5」集会、上野公園で開催。150人が参加。
08 06 群馬県被団協、追悼慰霊祭を前橋市・嶺公園原爆碑前で挙行。終了後、定期総会を開催。
08 06 北海道被団協、追悼慰霊祭を札幌市・善光寺で挙行。
08 06 「広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(広島市主催)、広島市で開催(約5万5000人参列)。広島市長、平和宣言で軍事費の抑制、アジア・太平洋地域の非核化などを提唱。宇野首相、参列。韓国から被爆二世が初参列。
08 06 広島県被団協(森滝市郎理事長)、中区浄円寺で追悼法要式(約400人参列)。
08 06 香川県被団協、追悼慰霊祭を高松市峯山公園・平和の像前で挙行。
08 06 北海道被団協、追悼慰霊祭を札幌市・善光寺で挙行。
08 08 被爆者・遺族と国民のつどい(日本被団協主催)、長崎市で開催(約1000人参加)。「被爆45周年に援護法実現を」のアピール採択。
08 09 「原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」、長崎市の平和公園で開催(約2万5000人参列)。本島長崎市長、平和宣言で、非核三原則立法化を求め、初めてアジア侵略戦争の責任に言及。
08 09 埼玉県被団協、追悼慰霊祭を浦和市別所沼公園慰霊碑前で挙行。
08 09 鳥取県被団協、追悼慰霊祭を鳥取市丸山墓苑・原爆慰霊碑前で挙行。
08 09 福井県被団協、追悼慰霊祭を福井市・興宗寺で挙行。
08 19 第35回日本母親大会、名古屋市で開催。-20日。三重県原水爆被災者の会婦人部の6人が参加。
08 20 日本被団協首都圏行動推進委員会、学習会を都内で開催。43人が参加。
09 06 山口県被団協、追悼慰霊祭を山口市宮野江良・原爆死没者の碑前で挙行。約300人が参列。
09 16 米海軍フリゲート艦の艦長ら、長崎市の平和公園で献花。被爆者ら(約50人)、献花を阻止するため座り込み。被爆者ら、献花に抗議し、花輪を踏みつける。
09 22 「国際反核法律家協会」の第1回世界大会、オランダ・ハーグ市で開催。-24日。長崎原爆被災者協議会の山口仙二会長、招かれ被爆体験を発表。
09 24 神奈川県被団協、追悼慰霊祭を鎌倉市大船観音境内・原爆慰霊碑前で挙行。
09 30 日本被団協、全国都道府県代表者会議を東京で開催(約60人参加、10月1日まで)。来年の被爆45周年に援護法を制定するための取り組みについて協議。
10 02 日本被団協全国都道府県代表者会議に出席した県代表と首都圏県代表の約70人、中央要請行動を実施。
10 02 日本被団協、被爆者援護法実施に必要な予算額を試算し発表。それによると、総額年間2471億で現行の約2倍。
10 06 長崎地裁で、被爆者松谷英子の原爆症認定申請却下処分の取り消し訴訟の第5回口頭弁論。厚生省、東京地裁への移送申し立てを取り下げ。
10 07 核戦争防止国際医師会議(IPPNW)第9回世界大会、広島市で開催(10日まで、海外75カ国約1300人、国内約1700人参加)。テーマ「ノーモア・ヒロシマ この決意永遠に」。平和公園の原爆慰霊碑前で開会式(約1500人参加)。
10 08 広島県安芸地区原爆被害者の会、第33回大会を熊野町で開催。400人余が参加。
10 14 静岡県原水爆被害者の会結成30周年記念式典、静岡市で開催。
10 14 東京都原爆被害者団体協議会(東友会)主催「被爆45周年に被爆者援護法制定をめざすつどい」、東京で開催(約500人参加)。
10 15 愛知県豊橋市の私立桜丘高校生徒、校内に「平和の塔」を製作し、除幕。福岡県星野村役場前の塔に保存されている広島の「原爆の火」を分灯。(「被団協」1993.1.6)
10 18 日本被団協、被爆者援護法案の共産党を含めた全野党の共同提案を各党に要請。
10 21 日本被団協など、被爆者証言集「あの日の証言」英語版を普及させるため、国連などに代表団(20人)を派遣。
10 21 日本被団協中央相談所、東北ブロック相談事業講習会を福島で開催。40人が参加。
10 23 千葉県被団協、追悼慰霊祭を千葉市亥ノ鼻公園・原爆慰霊碑前で挙行。
10 24 日本科学者会議、核兵器全廃への被爆国のイニシアチブの発揮、原爆被害者援護法の制定などを求める要望書を海部首相宛に送付。
10 26 非核の政府を求める会、「被爆者援護法の即時制定についての見解」を発表。
10 28 日本被団協中央相談所、北海道ブロック被爆者相談事業講習会を苫小牧市で開催(~29日).30人参加.
11 08 日本被団協の11月中央行動総決起集会、東京で開催(約700人参加、10日まで)。自民・野党各党へ被爆者援護法制定を要請。
11 09 日本被団協、11月中央行動総決起集会を開催。
11 10 日本被団協代表(30人)、広島・長崎両県選出国会議員と、被爆者援護法制定などについて論議(議員本人の出席は18人中2人)。
11 14 参院の社会・公明・共産・連合参議院・民社・参院クラブの野党6会派、「原子爆弾被爆者等援護法案」を議員立法として、参院議長に共同提出。
11 22 京都地裁、京都市在住被爆者の原爆症を国家賠償請求訴訟で、国側の裁判の東京移送申し立てを取り下げるよう勧告。
11 23 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロック被爆者相談事業講習会を山梨県石和温泉で開催(~24日).70人参加.
11 25 全日本民主医療機関連合会、第6回被爆者医療交流集会を神戸市で開催。-26日。
11 26 日本被団協中央相談所、九州ブロック被爆者相談事業講習会を鹿児島県・霧島温泉で開催(~27日).440人参加.
12 05 被爆者援護法案の審議、参院社会労働委員会で開始。山本正和議員(社会党)が提案理由を説明。被爆者ら約60人が傍聴。12日まで。
12 11 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロック被爆者相談事業講習会を三重県鳥羽市で開催(~12日).150人参加.
12 13 諫山委員、参議院決算委員会で被爆者援護法制定について質問。
12 14 原爆被爆者等援護法案、参院社労委で可決。同法案の可決は初。被爆者ら約20人が傍聴。
12 14 日本被団協など、『「あの日」の証言』の出版を祝う会、都内で開催。80人が参加。
12 15 長崎市議会、国に被爆者援護法早期制定を求める決議を採択。
12 15 原爆被爆者等援護法案、参院本会議で可決。被爆者約50人が傍聴。衆院では審議未了のまま廃案となることが確定。同法案が一院を通過したのは初めて。

 

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1988年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1988年

M D NEWS1
01 12 日本被団協、11月大行動で提出した要請状に対するソ連ゴルバチョフからの回答を受け取る.
01 17 京都府原爆被災者の会、研修会を開催.30人が参加.
01 17 石川県被爆者友の会など、被爆の実相を語り伝えるアメリカ行脚報告の集いをネバー・アゲイン・キャンペーン(NAC)の中村里美を迎えて開催.
01 31 広島県被団協(両方)、11月大行動と原爆死没者中間報告集会を広島平和記念館で開催.100人が参加.
02 NAC(ネバー・アゲイン・キャンペーン)の青年、1年間のアメリカでの平和行脚を終え帰国.
02 13 日本被団協、第189回代表理事会(~14日).
02 15 日本被団協、2月中央行動.60人が参加.
02 20 愛知県原水爆被災者の会、愛友会30周年記念式典・祝賀会を開催.200人参加.
02 21 石川友の会、新年懇親会をかねた学習の集いを粟津温泉で開催.23名が参加.
02 27 日本被団協、関東ブロック会議を茨城県土浦市で開催(~28日).
02 27 、「FLASH 十億光年の孤独」-原爆詩の群読とパントマイムのパフォーマンスを東京・ブレヒトの芝居小屋で上演.
03 日野市議会、平和事業基金条例と原爆被爆者援護条例を可決.
03 01 静岡県原水爆被害者の会など、「いまこそ被爆者とともにすべての核兵器の廃絶へ アジア・太平洋非核化を 被災34周年3・1ビキニデー集会」を焼津市で開催.1700人参加.
03 06 日本被団協中央相談所、中国ブロック被爆者相談事業講習会を岡山市内で開催(~7日).90人参加.
03 13 日本被団協中央相談所、近畿ブロック講習会を大阪市内で開催.200名参加.
03 18 長崎県議会、長崎県原爆被災者協議会が提出していた被爆者援護法制定促進に関する請願書を全会一致で採択.
03 21 日本被団協、第190代表理事会.「第3回国連軍縮特別総会に呼応して核兵器廃絶,援護法制定の願いを折鶴で結ぶ全国連鎖行動」の展開を決定.
03 22 日本被団協、3月中央行動(~23日).
03 23 日本被団協、被爆者調査をふまえた「大運動」総括集会.
03 24 日本原水協広島・長崎の火リレー実行委員会、福岡県八女郡星野村で採火式を開催.
03 26 長崎被災協、第7回理事会.
03 29 大分県被団協、県知事にがん検診について陳情.
04 02 東友会、88年度合宿学習会を神奈川県湯河原温泉で開催(~3日).61人参加.
04 05 日本被団協山口仙二・小西悟、国連非政府組織(NGO)軍縮フォーラムに参加(~8日).
04 06 、国連非政府組織(NGO)軍縮フォーラムの被爆者特別集会(ジュネーブ).
04 08 出版労連反核6者の会、厚生省に被爆者援護法制定を要請.
04 11 京都府原爆被災者の会、相談会を開催.60人参加.
04 17 日本被団協中央相談所、四国ブロック被爆者相談事業講習会を松山市で開催(~18日).50人参加.
04 21 衆議院社会労働委員会、政府提案の特別措置法改正案を全会派一致で可決.
04 30 長崎被災協、春の学習集会を長崎教育文化会館で開催.80人参加.
05 茨城県被団協、総会案内とともに「健康状況と疾病の実態」について調査.
05 日本被団協、5月10日からギリシアで開催される「平和の10日間」に連帯の寄書きを贈る.
05 11 厚生省保健医療局長、原子爆弾被爆者がん検診実施要綱.
05 11 山口県原爆被爆者福祉会館ゆだ苑、被爆資料室の落成式を挙行.
05 14 日本被団協被爆者中央相談所、第11回総会
05 14 日本被団協、第33回定期総会(~15日).100人参加.
05 16 日本被団協の代表、政府・国会に要請.80人参加.
05 16 日本被団協、SSDⅢ代表団の結団式を開催.
05 17 参議院社会労働委員会、政府提出の原爆被爆者特別措置法の一部改正案を可決.
05 18 参議院本会議、特別措置法改正案を可決.
05 26 日本被団協、イギリス政府からの3月中央行動での要請に対する返書を受け取る.
05 30 日本被団協、国連軍縮特別総会に23人の代表を派遣.
05 31 、第3回国連軍縮特別総会(~6月25日).日本被団協代表,39カ国代表部に要請.
06 02 福岡県被団協、がん検診実施で対県交渉.
06 03 日本被団協、全労金関東地方連合会より折鶴5500羽を寄付される.
06 04 三重県原水爆被災者の会、県内各界代表者との懇談会を開催.
06 08 、第3回国連軍縮特別総会NGO発言日.伊東壮(日本被団協代表)・伊藤サカエ(原水爆禁止国民会議代表)が発言.
06 08 自治労岩手県本部青年部、日本被団協の「折鶴で結ぶ全国連鎖行動」の一環としておこなわれる県内一周反核平和継走マラソンの出発式を開催.
06 17 静岡県被団協、がん検診実施で対県交渉.
06 19 、非核と平和のつどいを九州大学法文系キャンパスで開催.1200人参加.
06 22 東京都被団協、がん検診実施で対都交渉.
06 25 宮崎県原爆被爆者の会、相談事業講習会を開催.
07 02 日本被団協、代表理事会(~3日).
07 10 福岡県被団協、講演と歌の集いを開催.300人が参加.
07 16 女性講談師神田香織、「講談はだしのゲンPART2」独演会を東京・ABC会館で開催.
07 18 長崎市議会、長崎被災協などの提出した被爆者援護法制定の促進に関する請願を採択.
07 30 美術家平和会議など、第36回平和美術展を東京都美術館で開催(~8月11日).
07 31 愛知県被団協、慰霊祭を名古屋市東区・建中寺で開催.
07 31 東京都被団協、慰霊祭を品川区北品川東海寺境内で開催.
07 31 石川県被団協、慰霊祭を金沢市横安江町・東別院で開催.終了後定期総会.
07 31 京都府原爆被災者の会、第20回原爆物故者追悼慰霊式典を京都市東山高台寺・霊山観音で開催.終了後,がん検診受診を含む健康相談会.
08 01 、朗読劇「この子たちの夏」,金沢で上演.
08 01 日本被団協代表、首相官邸を訪ね要請書を提出.
08 05 秋田県被団協、県庁にがん検診について要請.
08 06 群馬県被団協、慰霊祭を前橋市嶺公園・慰霊碑前で開催.
08 06 広島県被団協、慰霊祭を広島市中区中島町・浄円寺で開催.
08 06 新潟県被団協、ミニパネル展・追悼市民集会を新潟市役所外廊で開催(~9日).
08 06 鳥取県被団協、慰霊祭を鳥取市丸山墓苑・原爆慰霊碑前で開催.
08 06 海田町原爆被害者の会、鳥取県の青年団と広島平和会館で交流会.19回目.
08 06 北海道被団協、慰霊祭を札幌市中央区・善光寺で開催.
08 06 日本被団協、被爆者・遺族と国民のつどいを広島県民文化センターで開催.550人が参加.「核兵器廃絶と原爆被害者援護法制定をめざす全国運動」の出発行動.
08 07 、核廃絶と被爆者問題シンポジウムを広島市のサンプラザで開催.
08 09 香川県被団協、慰霊祭を高松市峯山公園で開催.
08 09 長崎被災協、「被爆者・遺族と国民のつどい・長崎」を開催.200人が参加.
08 09 埼玉県被団協、慰霊祭を浦和市別所沼公園・原爆死没者慰霊碑前で開催.
08 27 新友会(新潟)・群友会(群馬)、合同総会を新潟県村上市の瀬波温泉で開催(~28日).
08 28 神奈川県原爆被災者の会、横須賀基地前で座り込み.40人参加.
08 28 静岡県被団協、慰霊祭を清水市村松・鉄舟禅寺で開催.終了後癌検診の学習会.100人参加.
08 29 日本被団協、核トマホーク艦船の横須賀入港についての抗議文を竹下首相に送る.
08 31 米艦船バンカーヒル・ファイフ,横須賀に入港.、
09 06 山口県被団協、第14回原爆死没者追悼・平和記念式を山口市宮野江良・原爆死没者の碑前で開催.非核宣言記念碑を除幕.
09 11 広島県被団協(2)、被爆者がん検診学習会を広島平和記念館で開催.100人参加.
09 15 大阪被団協、府下57の単位会の会長会議を開催.
09 25 神奈川県被団協、慰霊祭を鎌倉市岡本・大船観音境内で開催.
09 26 松谷英子(長崎被爆者)、原爆症認定却下に異議申し立て訴訟を長崎地裁に提訴.9月22日弁護団結団集会.
10 宮城県比治山船舶15人会、来広.
10 01 長崎被災協、理事会
10 03 福岡県被団協、理事会を開催。
10 10 日本被団協、第193回代表理事会(~11日).
10 15 日本被団協、88全国運動をすすめるための全国都道府県代表者会議(~16日).80名参加.原水爆禁止1988年世界大会実行委員会より50万円の寄付を受ける.
10 21 福岡の女性合唱団、鎮魂歌「碑」を上演.
10 22 千葉県被団協、慰霊祭を千葉市亥ノ鼻公園・原爆慰霊碑前で開催.
10 23 京都府被団協、第13回婦人のつどいを東山・智積院で開催.100名参加.
10 24 日本被団協中央相談所、相談事業講習会を山口ゆだ苑で開催.
10 24 日本被団協、日本生活共同組合連合会より52万円余を寄付される.
10 28 日本被団協、都立大泉高校生徒会から20万円余の寄付を受ける.
10 29 東友会、結成30周年記念シンポジウムを開催.170人参加.
10 29 海田町原爆被害者の会、海田町と姉妹縁組をしている双三郡作木村を訪問し作木村被爆者友の会などと交流.
11 日本被団協、申楽座から「第4回反核・平和のための能と狂言の夕べ」の益金58万円の寄付を受ける.
11 12 日本被団協中央相談所、九州ブロック講習会を佐賀県唐津市郊外で開催(~13日).230人参加.
11 13 東友会、結成30周年記念式典と祝賀会を開催.150人参加.
11 19 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロックの講習会を埼玉県の別所沼会館で開催(~20日).
11 28 日本被団協、被爆者問題シンポジウム「被爆者調査をめぐって」を東京・日本都市センターで開催(約150人参加)。被爆者援護法実現に向けて方策を協議。
11 29 京都地裁、京都在住の被爆者が起こした認定却下取り消し訴訟を東京地裁に移送するとの決定をする。
11 29 日本被団協代表、厚生省に要請.
12 02 長崎の被爆者で前鹿児島県被団協事務局長・瀬戸内末政、死亡。71才。昭和39年に独自に原爆被爆者相談所を設立、56年に県下保健所単位に16支部を結成。県原爆被爆者福祉協議会を発足させ60年まで事務局長。
12 03 日本被団協中央相談所、講習会を北海道・札幌市内で開催。50人が参加。
12 10 原爆症認定申請却下処分の取り消しを求めて提訴した長崎市の松谷英子を支援する「長崎原爆松谷訴訟を支援する会」結成総会、長崎市で開催(約80人参加)。
12 16 長崎地裁での「長崎原爆松谷訴訟」の第1回口頭弁論で、厚生省、東京地裁への移送を申し立て。
12 19 日本被団協、政府・国会への要請行動を実施。全国24都道府県ののべ200人の代表が参加。-20日。20日、衆議院議員の援護法制定要求への賛同署名が251人となる。

 

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1987年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1987年

M D NEWS1
01 17 岩手県原爆被害者団体協議会常任理事会、自民党の国家機密法・修正法案に反対することを決定.
01 19 日本被団協、米ソ首脳に核実験について書簡を送る.
02 01 舟橋市原爆被爆者の会、第3回相談会を開催.
02 08 日本被団協、第181回代表理事会.「被爆者調査をふまえ,核兵器廃絶と原爆被害者援護法の即時制定をせまる大運動」を決定.
02 09 日本被団協、厚生省と国会への要請をおこなう.25日にも.
02 26 山口県被団協、全県理事会を開催.終了後,原爆死没者之碑前で核実験に抗議して座り込み.50名参加.
03 01 、3・1ビキニデー集会を静岡県焼津市民会館で開催.静岡県生協連平和運動グループ,寸劇「被爆者とともに」を上演.2700人参加.
03 01 日本宗教者平和協議会、故久保山愛吉墓前祭を執行.
03 01 、ジャズ・メッセージ87 IN KYOTOを京都会館で上演.収益は被爆者援護法制定の資金に寄付.
03 07 宮崎県原爆被害者の会、講習会を開催(~8日).30人参加.
03 07 日本被団協、九州ブロック会議を宮崎で開催(~8日).
03 08 福岡県原爆被害者相談所、第7回相談員研修会を開催.70人参加.
03 08 日本被団協中央相談所、近畿ブロック相談事業講習会.
03 14 、肥田舜太郎先生を「21世紀まで古希(扱き)使う集い」を日本青年館で開催.120人参加.
03 16 日本被団協、3月中央行動を実施.80人参加.
03 17 長崎市議会、非核都市宣言を求める請願を否決.
03 18 日本被団協、故粟田賢三の遺族より20万円の平和基金への寄付を受ける.
03 20 原爆被害者援護法制定促進の地方議会決議、345議会となる.
03 28 福岡県直方市、平和記念碑を建立,除幕.
04 日本被団協、平和基金を設立.
04 01 三鷹市、三鷹市原子爆弾被爆者見舞金条例を施行.
04 01 北海道原爆被害者団体協議会、社団法人として発足.
04 04 日本共産党、日本への核兵器持込みに関し日米間に密約があったという調査結果を公表.
04 05 、コラールメッセージ87「ごらんよ地球を」を練馬区文化センターで開催.収益から22000円が日本被団協の平和基金に寄付される.
04 05 福岡市原爆被害者の会博多区幹事一同、博多区被爆者のつどいを開催.29名参加.
04 18 日本被団協、第182回代表理事会(~19日).
04 20 日本被団協、国会に要請行動.70人参加.
04 24 日本被団協代表、厚生省原爆被爆者実態調査の解析について厚生省に申し入れ.
04 27 厚生省、被爆者調査委員会.
05 06 日本被団協、機関紙「被団協」第100号を発行.
05 08 日本被団協伊東代表委員、中国平和軍縮協会の招待で市民団体代表とともに訪中(~17日).
05 13 社・公・民3会派、原子爆弾被爆者等援護法案を国会に提出.
05 17 福岡県被団協、第29回定期総会を玄海町で開催.80名参加.
05 23 核兵器のない平和な世界へ87市民平和大行進、東京・夢の島を出発.
05 27 参議院本会議、政府提出の特別措置法改正案を可決.
05 31 岩手県原爆被爆者団体協議会、第31回定期総会を開催.「非核の政府を求める会」への賛同を決定.
06 02 岩手県原爆被害者団体協議会、中曽根総理大臣に「核兵器持込み日米密約の撤回と国家機密法反対」の決議を電報で送る.
06 04 厚生省、昭和60年度原子爆弾被爆者実態調査の集計結果を発表.
06 06 日本被団協、「被団協」新聞の創刊100号を記念するレセプションを日本青年館で開催.
06 06 日本被団協、第32回定期総会(~7日).「平和基金」発足.
06 06 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第10回定期総会.
06 07 江戸川被爆者の会、総会.
06 08 日本被団協、政府・各政党に要請行動.70名参加.
06 20 日本弁護士連合会人権擁護委員会、被爆者援護法に関する調査研究委員会と在韓被爆者問題調査研究委員会の合同会議を開催.
06 21 福岡県被団協飯塚支部、定期総会.終了後被爆者250人で筑豊の集いを開催.
06 22 浦和市議会、浦和市平和宣言を採択.
06 23 日本被団協代表4人、モスクワの87世界婦人大会に参加(~27日).
06 26 最高裁、空襲被災者の賠償請求訴訟で請求却下の判決.
06 広島平和会館被害者相談所、証人捜しの累計を集約.652人.
07 07 、浦和市で「たなばたコンサート証言87夏」開催.1500人参加.しらさぎ会の2人が被爆体験を証言.
07 08 線量再評価検討委員会、報告書を厚生省に提出.
07 11 日本被団協、第185回代表理事会(~12日).
07 15 岡山県原爆被害者会、講習会を初めて開催.47名参加.
07 19 福岡県被団協、理事会.平和基金2000万円の目標を決定.
07 21 西宮市で原爆展(~26日).
07 28 日本被団協、被爆者調査をふまえ,核兵器廃絶と原爆被害者援護法の即時制定を要求する市民集会を衆議院第一議員会館で開催.80人参加.
07 30 美術家平和会議など、35周年記念平和美術展を都美術館で開催(~8月11日).
08 01 国際平和灯ろう交換プロジェクト、米ウィスコンシン州ラクロス市と兵庫県西宮市の平和のための「交換灯ろう流し」を実施.
08 01 千葉県松戸市原爆被爆者の会など、松戸反核フェスティバル開催.2000人参加.
08 03 、「第8回ノーモア・ヒロシマ・コンサート」を新宿朝日生命ホールで開催.
08 05 日本被団協、被爆者・遺族集会を広島市見真講堂で開催.200人参加.
08 08 日本被団協、ソ連平和委員会のゲンリフ・ボロビーク会長らと広島市で会談.
08 08 長崎被災協など、来崎の斉藤厚生大臣に陳情.厚生大臣,がん検診実現を言明.
08 08 長崎県被災協など5団体、市民平和集会長崎を長崎平和会館で開催.600名参加.
08 09 日本被団協、被爆者・遺族集会を長崎市の農協会館で開催.200人参加.
08 09 地人会、朗読劇「この子たちの夏」を水道橋アール・エヌホールで上演.
08 09 申楽乃座、「反核・平和のための能と狂言の会」を千駄ケ谷国立能楽堂で開催.
09 日本被団協、核(放射線)被害者世界大会(ニューヨーク26日~10月3日)にメッセージを送る.
09 01 厚生省、昭和63年度概算要求を発表.
09 06 山口・ゆだ苑、第13回原爆死没者追悼・平和式典を開催.
09 10 安芸地区原爆被害者団体連合会、府中公民館で大会を開催.200人参加.
09 10 日本被団協、復元天理教本常一教会から50万円を平和基金にと寄付される.
09 19 、日本被団協原爆被爆者中央相談所設立10周年記念の集いを芝グランドプラザで開催.
09 20 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催.席上,日本生協連からこの夏の「虹のひろば」で寄せられた106万円を寄付される.
09 21 日本被団協、政府・政党に要請行動.50人参加.
09 22 熊本県本渡市議会、原爆被爆者のガン検診に関する意見書を採択.
09 27 京友会、第12回婦人のつどいを東山妙法院で開催.
09 27 日本被団協中央相談所、関東ブロックの講習会を勝浦市で開催(~28日).
10 日本被団協、肥田・加陽の二人をイタリアとドイツに派遣.
10 05 愛友会、県内被爆者行脚を開始.
10 14 秋田県被団協、役員会.会後,県に請願.
10 18 、北海道の相談事業講習会を釧路市で開催.
10 18 、広島労働会館で被爆者調査の学習会.両被団協から100名参加.
10 24 熊本市原爆被害者の会、平和の波・被爆者ルームを開く(~25日).
10 26 平和運動市民団体会議、87国連軍縮週間・市民平和学習会を開催.
11 09 日本被団協、原爆被害者調査の「原爆死没者に関する中間報告」を発表.
11 09 日本被団協、被爆者調査をふまえ核兵器廃絶と原爆被害者援護法の即時制定をせまる11月大行動を実施(~13日).参加者のべ5000人.行動期間中,新たに86人の国会議員の賛同署名を得,計261人(34.2%)と
11 11 日本被団協、総決起集会を三宅坂ホールで開催.1000人が参加.
11 11 日本被団協、厚生省を取り囲む「折鶴人間の輪」を実施.3500人が参加.
11 12 大学生協連、被爆者との懇談会を開催.70人参加.
11 21 日本被団協中央相談所、九州ブロックの講習会を熊本県玉名市で開催(~22日).120人が参加.
11 26 日本被団協中央相談所、東海・北陸相談講習会を石川県・加賀温泉で開催(~27日).
12 日本被団協、米ソ長・短射程中距離ミサイル(INF)全廃条約調印(12月8日)について見解を発表.
12 05 日本被団協中央相談所、東北・被爆者相談事業講習会を秋田市で開催(~6日).
12 06 新潟県原爆被害者の会など、被爆者遺言運動を進めるための交流会を開催.
12 10 岡山県原爆被爆者会、相談講習会を開催.
12 11 長野県原水爆被災者の会、「ふたたび被爆者をつくらないために 原爆被爆者援護法を 今すぐに!」の意見広告を信濃毎日新聞に掲載.
12 11 中野区議会、長広会の援護施策の条例化に関する請願を採択.
12 12 原爆被害者相談員の会など、12・11シンポジウムを開催.
12 19 日本被団協、第188回代表理事会

 

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1986年

「被団協」新聞に見る被爆者運動の動向1986年

M D NEWS1
01 広島県被団協など、日本被団協の調査に協力する会を結成.
01 08 長崎被災協など、被害者調査推進委員会結成集会を開催.
01 11 日本被団協、昨年の世界大会で採択された原爆被害者援護法制定のための特別決議を実践するよう全構成団体に申し入れる.
01 18 、椎名麻紗枝「原爆犯罪」の出版を記念する会を開催.著者,印税25万円を日本被団協に寄付.
01 20 静岡県県被団協など4市民団体、地元市民団体懇談会を結成.原水禁団体などに統一への努力を申し入れる.
01 20 熊本県被団協など、被害者調査推進委員会を発足させる.70人が登録.
02 01 日本被団協代表4人、非核の政府をめぐり共産党金子書記局長と懇談.
02 01 日本被団協、第172回代表理事会を開催(~2日).秋までの行動方針を決定.
02 03 日本被団協、2月中央行動を実施.50人参加.
02 10 千葉県原爆被爆者友愛会、第8回研修会を勝浦市で開催(~11日).120名参加.
02 10 徳島県原爆被害者の会、総会を開催.元厚生大臣森下元晴ら90名参加.
02 11 大分県被団協など、非核平和大分県民連絡会議の結成総会を開催.130人参加.
02 22 市民11団体、国際平和86みんなでつくる反核・平和のひろばを渋谷の山手教会で開催.500人参加.吉永小百合が原爆詩を朗読.
02 23 日本被団協中央相談所、近畿ブロック講習会を滋賀県大津市で開催.70名参加.
03 02 日友会(日野市)、結成.
03 03 名古屋市議会、被爆者援護法促進決議を全会一致で採択.
03 05 宮城県石巻市議会、非核都市宣言を可決.
03 05 群馬県高崎市議会、非核都市宣言を可決.
03 16 日本被団協、第173回代表理事会.
03 17 日本被団協、復元天理教錦野教会から8200万円の平和寄金を寄付される.
03 17 日本被団協、86年春の中央行動(~19日).のべ700人参加.
03 17 野党4会派(共産党を除く)、原子爆弾被爆者等援護法案を国会に提出.
03 19 石川県原爆被災者の会、創立25周年記念式典を金沢文教会館で開催.100名参加.
03 20 静岡県三島市議会、被爆者援護法促進決議を採択.
03 22 広島県議会、核兵器廃絶に関する広島県宣言を可決.
03 23 日本被団協、北海道相談事業講習会を札幌市内で開催.40人参加.
03 日本被団協、原爆被害者調査を終了.
04 09 日本被団協、86春の中央行動・後段行動を実施.
04 11 日本被団協、アメリカの今年2回目のネバダ核実験について声明を発表.
04 11 日本被団協アメリカ平和遊説団(山口仙二ら4人)、出発.4月28日帰国.
04 13 中曽根首相、日米首脳会談でSDIへの参加問題について検討すると表明.
04 17 衆議院社会労働委員会、政府提案の被爆者特別措置法案を全会一致で可決.
05 11 日本被団協、第174回代表理事会.
05 12 日本被団協、原爆被害調査について記者会見で発表.回収調査票は被爆者・被爆遺族=1万3300余,非被爆遺族=200余.
05 14 参議院本会議、被爆者特別措置法一部改正案を全会一致で可決.
05 17 長崎被災協、定例評議会を開催.
05 24 日本被団協伊東壮・斉藤義雄、第2回平和と核戦争防止に関する全ソ科学者会議(27~29日)に出席のため訪ソ.30日帰国.
05 30 日本被団協、アメリカ・ネバダに吉元トキ子を派遣(~6月6日).
05 31 日本被団協、この日現在の援護法制定賛同国会議員数を集約.衆議院=124人,参議院=64人.国会議員の4分の1.
05 31 国際平和年86市民平和大行進、東京・第五福龍丸展示館前を出発.市民団体独自の平和行進は2回目.
06 07 日本被団協原爆被爆者中央相談所、第9回定期総会.
06 07 日本被団協、第31回定期総会(~8日).「高齢化する被爆者・遺族の緊急要求署名」,広島市への被爆者の森の設置を提起.原水爆禁止世界大会の統一開催を求める特別決議.
06 08 日本被団協、第176回代表理事会.
06 09 日本被団協、厚生省・政党への要請をおこなう.
06 23 長崎被災協、原爆犠牲者追悼式・結成30周年記念式典を開催.
07 12 埼玉県原爆被害者協議会、原爆死没者慰霊碑を浦和市の別所沼公園に建立,除幕.
07 13 大分県原爆被害者団体協議会、県内の平和推進キャラバンの出発式を県庁前で挙行.
07 27 日本被団協、早田一男をソ連に派遣(~8月8日).
07 28 日本被団協、ギリシアに杉山秀夫を派遣(~8月13日).アクロポリス・アピール委員会の招待.
07 28 日本被団協小委員会、「86原水爆禁止世界大会実行委員会への組織としての参加はみおくる,各県の参加はそれぞれの自主性に任せる」ことを決める.
07 30 、第34回平和美術展(~8月11日).
08 申楽座、反核・平和のための能と狂言の夕べ(第2回)を上演.収益金から50万円を日本被団協に寄付.
08 01 、水戸空襲戦災者追悼慰霊祭を水戸市民会館で挙行.
08 05 日本被団協など、国際平和年市民平和大集会を広島市内郵便貯金会館で開催.1200人参加.
08 05 茨城県原爆被害者協議会、新いばらきタイムス社の「新いばらき平和賞」を受賞.
08 05 日本被団協、被爆者・遺族集会を広島市内西念寺で開催.180人参加.
08 06 群友会、原爆犠牲者慰霊祭を前橋市嶺公園で開催.
08 06 日本被団協伊藤サカエ代表委員、来広中の斉藤厚生大臣に陳情.
08 08 、86国際平和年長崎市民のつどいを長崎市平和会館で開催.100人参加.
08 09 日本被団協、結成30周年祝賀会を長崎市のプラザ会館で開催.150名参加.
08 09 日本被団協、被爆者・遺族集会を長崎市内農協会館で開催.
08 09 日本被団協山口仙二代表委員、来崎中の首相に陳情.
08 10 麻布市被爆者の会など、第3回平和のつどいを開催.
08 15 政府、全国戦没者追悼式に原爆死没者遺族90人を招待.初.
08 22 長崎被災協、米艦ニュージャージー佐世保入港を前にして県知事に寄港拒否を政府にするよう申し入れる.
09 06 山口・ゆだ苑、第12回原爆死没者追悼・平和式典を開催.
09 07 岡山県原爆被爆者会、原爆被爆40周年記念碑を高梁市の方谷林公園に建立,除幕.
09 07 日本被団協、小西国際部長ら3人をIPB主催「外国軍の駐留と平和」についての討論集会に派遣(17日).
09 12 厚生省、調査委員会を開催.
09 20 日本被団協、第178回代表理事会(~21日).
09 21 宮城・比治山15人会、第2回総会を石巻・追分温泉で開催.
09 21 日本被団協、詩人会議より「反核平和詩集」の印税20万円を寄付される.
09 23 日本被団協中央相談所、関東・甲信越ブロックの講習会を開催(~24日).83名参加.
09 26 日本被団協アメリカ遊説派遣代表団(4人)、出発(~10月14日).
09 27 東京被爆者後援会、結成総会.
09 28 京友会、婦人のつどいを東本願寺別邸・きこく邸で開催.100名参加.
10 日本被団協、「反核・平和のための能と狂言の夕べ」(第2回)から収益金50万円の寄付を受ける.
10 02 日本被団協、伊藤サカエをソ連婦人委員会主催アジア太平洋地域婦人セミナー(タシケント)に派遣(~10月8日).
10 04 日本被団協中央相談所、中国ブロックの相談事業講習会を鳥取県の浜村温泉で開催(~5日).70人参加.
10 11 日本被団協中央相談所、東海・北陸ブロックの相談事業講習会を浜松市で開催(~12日).84人参加.
10 23 日本被団協、IPB・AKE主催のセミナー(ギリシア)に土田康を派遣(~11月12日).
10 24 日本被団協、第179回代表理事会.
10 24 日本被団協、結成30周年記念式典と祝賀会を東京で開催.80人出席.
10 25 日本被団協、全国都道府県代表者会議を開催(~26日).
10 26 、潜水艦用超長波(VLF)通信建設に反対する「反核えびの市まつり」開催.
10 29 茨城県原爆被害者の会、県と合同研修会を実施.
10 岡山県原爆被爆者会、県と協力して県内18の保健所で被爆者と家族を対象にした巡回相談を実施(~下旬).のべ9日間の相談者は150人.
11 原爆被害者調査熊本県推進委員会、自主がん検診を実施.
11 04 日本被団協、第2回反核医師の会ラテンアメリカシンポジウム(キューバ・ハバナ)に高橋稔を派遣(~7日).
11 05 被団協原爆被害調査の熊本県推進委員会、ガン検診を実施(~9日).43名受診.経費30万円は募金でまかなう.
11 06 広島市原爆被害者の会、そごうデパート前で緊急要求の街頭宣伝.
11 08 九州弁護士連合会、定期大会の中で「核兵器廃絶・被爆者援護法の制定を求める長崎大法廷」を開催.250人参加.(国民法廷)
11 08 日本被団協中央相談所、九州ブロックの相談事業講習会を福岡・原鶴温泉で開催(~9日).180名参加.
11 15 日本被団協中央相談所、東北ブロックの相談事業講習会を青森市で開催(~16日).40人参加.
11 16 静岡県原水爆被害者の会御殿場支部、総会を開催.9人参加.
11 16 非核平和大分県民連絡会議、ピースフェスティバル-平和の百貨店を大分市の若草公園で開催.
11 28 ソ連婦人委員会代表、広島を訪問.
11 29 日本被団協中央相談所、四国ブロックの相談事業講習会を高松市で開催(~30日).50人参加.
12 山口県被団協、山口中央生協から膝掛け140枚を寄贈される.
12 04 、ミゲル・デ・ラマドリメキシコ大統領歓迎集会を広島平和公園で開催.1000人の市民が参加.
12 06 日本被団協、基本懇意見と被団協独自調査をめぐる学習討論会を四谷・主婦会館で開催.70人参加.
12 06 日本被団協、原爆被害者調査の第一次報告を発表.
12 08 日本被団協、政府・国会への要請をおこなう.140人参加.
12 08 、大牟田市の核兵器廃絶平和都市宣言一周年を記念して市民の夕べを開催.500人が参加.
12 12 千葉県原爆被爆者友愛会、第9回研修会を開催(~13日).
12 14 日本被団協、平和軍縮5大陸軍縮会議(アテネ)に浦田賢治を派遣(~17日).
12 14 原爆被害者相談員の会など、石田忠を迎えて12・11集会を開催.
12 20 熊本市議会、被爆者にガン検診をとの請願を全会派一致で採択.
12 20 長崎被災協など、第5回国際平和年シンポジウムを開催.50人参加.
12 24 品川区被爆者の会、品川区職労から膝掛け160枚を寄贈される.
12 30 政府、昭和62年度の予算案を決定.