「22 平和記念都市」カテゴリーアーカイブ

長崎文学懇話会

長崎文学懇話会

資料年表:長崎文学懇話会(機関誌「地人」)

年月日
1955
0301 機関誌「地人」1号発刊。
0420 「地人」2号。
夢(山田かん)
0809 「地人」4号。原爆特集
原爆歌曲をめぐって(木野 普見雄)港の黒南風(隈 治人)、わが窓より(島内 八郎)
1025 「地人」5号。原爆特集・地方文化への発言
埋葬(山田かん)、帰燕(隈治人)
1956
0101 「地人」6号。
硝子のなかの赤い目(山田かん)晩秋初冬(隈治人)去年今年(下村ひろし)
0310 「地人」7号。
0310 「地人」8号。
「地人」9号。
11 「地人」10号。
1957
0601 「地人」12号。
ある寓話/誰ノタメノモノ?(山田かん)桜の芽(隈治人)
0915 「地人」13号。
詩特集 裸の季節(風木雲太郎) 砂漠の船・焼豚論(山田かん)
1958
0201 「地人」14号。
囚人運動(山田かん)、スイス砕片(原口喜久也)、石像の歌(今村冬三)

長崎県文芸

『長崎県文芸』(長崎県教育委員会編・刊)<作業中

発行年月日  集
19611225 1 (1961年度版)
目次
現代詩・短歌・俳句・川柳 文芸団体名簿
19630207 2 (1962年度版)
19631020 3 (1963年度版)
 19641020 4 (1964年度版)
5
6
7
 8
1969130 9  『長崎県文芸』(長崎県文芸協会・長崎県教育委員会編・刊)
202311 63 『長崎県文芸』(長崎県文芸協会)

 

被爆者とともに-被爆40年に当って

『被爆者とともに-被爆40年に当って』(藤井孝行編著・長崎タウンニュース社、19850801)

長崎県被爆者手帳友愛会 あゆみ
私の信念 友愛会会長 吉田みつる
本島等長崎市長平和宣言 本島等 昭和59年8月9日
長崎県被爆者手帳友愛会結成大会宣言 昭和54年<1979年>8月5日
第2回定期代表者大会 昭和55年4月5日
第3回定期代表者大会 昭和56年4月18日
第4回定期代表者大会 昭和57年4月17日
第5回定期代表者大会 昭和58年4月9日
第6回定期代表者大会 昭和59年4月27日
作業中

 

ナガサキノート 若手記者が聞く被爆者の物語

『ナガサキノート 若手記者が聞く被爆者の物語 朝日文庫』(朝日新聞長崎総局編、朝日新聞出版、20090730)<作業中

<地図> 爆心地周辺 長崎県
010 はじめに 今こそ生の声、刻みたい 佐々木亮(長崎総局デスク)
 2008年8月10日から2009年5月14日まで、朝日新聞長崎県内版に掲載された「ナガサキノート」(31人計270回)を再構成したもの
013 あこがれのハイヒール
023 火葬された、ふりそで姿の少女
036 巡回診療班
046 一人芝居「命ありて」
057 90歳の語り部
069 永遠の10秒
085 運命の一言
094 捨てられた、おすそ分け
110 兄を焼く音
118 救援隊として急行せよ
125 14人の卒業式
138 父の最期
150 白い落下傘
163 沖縄の数倍の光
174 放射能情報のなかった沖縄
183 命を絶った妹
202 原爆の年のクリスマス
222 畑で見た、きのこ雲
231 ブラジルから日本へ
241 死は名誉か
254 在韓被爆者
262 燃える天主堂
273 今に残る傷跡
285 入学式に迫る戦火
295 川に折り重なった人々
307 父子2代、白血病を追う 朝長万佐男
319 世界に向けた被爆証言
332 麻痺した心
343 原爆投下は遅すぎた
357 完成した遺稿集
370 救援列車
383 <解説>長崎と原爆 佐々木亮
393 本書に登場していただいた方々

 

原爆を見た聞こえない人々 長崎からの手話証言

『原爆を見た聞こえない人々 長崎からの手話証言』(長崎県ろうあ福祉協会・全国手話通訳問題研究会長崎支部編 、文理閣、19950320)

著者 タイトル
本島等(長崎市長) 発刊によせて
9 菊地司 あの八月九日私は爆心地を
23 出口武雄 地獄図が今なお頭をかけめぐる
35 山崎栄子 二度となかごとせんばいけん
55 後山都志子 苦しか思いはもう好かん!
71 松井トク 戦争、原爆大嫌い 平和だいすき
83 佐々木忠 「生きてたか 生きてたか」
99 東メイ子 もう嫌!悲しい
111 徳永ツギノ・山崎芳江 天国のお父さん、お母さん、見ていて下さい
129 木戸喜久太 今、残せるもの
139 田崎道枝 ばってん、良かったこともいっぱい
149 渡辺初子 落下傘が!家が揺れた
161 西岡林市・榎薗和子 歳月のなかで
171 坂口忠男 平和な日々のなかで
195 中島武治  あきらめていた被爆者手帳
215 西郷厚美 よみがえるあの日
この本を手にされたあなたへ

浦上の原爆の語り 永井隆からローマ教皇へ

『浦上の原爆の語り 永井隆からローマ教皇へ』(四條知恵、未來社 、20150815)

内容

タイトル 備考
1 歴史の語りを繙く 7
歴史叙述についての先行研究 8
歴史の物語論に対する批判 14
原爆被害についての先行研究 22
浦上の原爆の語り 28
2 浦上と永井隆 33
一 「浦上」 33
浦上の歴史と原爆被害 33
浦上と差別38
二 永井隆の燔祭説 41
永井隆の足跡 41
永井隆の燔祭説 43
三 永井隆の燔祭説をめぐる論争 48
一九五〇年代から七〇年代 48
一九八〇年代以降 51
燔祭説をめぐる論争の問題点 55
3 焦点化する永井隆 58
一 占領期の長崎における原爆の語り 59
原爆投下から占領軍による検閲開始までの変遷 59
永井隆の登場 63
「ピース・フロム・ナガサキ」の発祥と国際文化都市建設の礎論 72
朝鮮戦争の勃発による反動 86
二 焦点化する永井隆 93
占領軍と親和性 93
占領期の長崎における燔祭説の位置 96
4 永井隆からローマ教皇へ―純心女子学園をめぐる原爆の語り 100
一 純心の沿革と学校の被害 102
二 純心女子学園をめぐる原爆の語り 104
一九四五(昭和二〇)年から一九六一(昭和三六)年まで 104
一九六一(昭和三六)年以降 109
ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来日と恵の丘長崎原爆ホーム 119
一九八一(昭和五六)年以降の純真女子学園における原爆の語り 124
三 二つの語りが意味するもの 129
5 浦上の原爆の語り 135
一 占領期 136
二 ローマ教皇庁と日本のカトリック教会の動向 139
三 浦上のひび 141
四 長崎における原爆被害をめぐる行政と市民活動の流れ 154
五 原水爆禁止運動とカトリック教界 161
六 カトリック地域共同体の変容 164
七 ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の来訪 171
八 カトリック教界への波紋 176
日本のカトリック教界 176
長崎のカトリック教界 180
結び 187
謝辞 201
註 203
参考文献 233

原爆前後(白井秀雄・相原秀次編)

『原爆前後 上・下』(白井秀雄・相原秀次編、朝日新聞社、19830710)

内容

まえがき 白井秀雄 1
1章 みんな、みんなが死んでゆく 11

乳房にすがる乳児 13
「どうか、この手を切ってくれ」 24
長兵・茂里町工場の被爆 36
腰がまん中から割れている 39
死児を背負った同僚の妻 45
ガラスの破片を全身に 50
「地方人より兵隊が先だ」 54
「これはだめだ!一週間はもたんよ」と言われて 65
被爆から治療まで 78

2章 生き残れたというけれど 89

火災の中の救助伝令 91死体をのりこえ救援に 94
遺体の収容作業 102
校庭での合同火葬 107
長崎兵器始末記 115
動員学徒の被害調査 129
現世で見た地獄の絵図 131
聞き書・平道さんのマルハ工場救援活動 153
半年間の仏の供養 173
救援輸送-大橋部品工場の女子報国隊 179
幸町工場へ握り飯三〇〇人 182
蕾のまま散って行かれたお友達 184
深堀日記(抄)-家族八人の死亡届 189
死せる妻の手紙 203

3章 そして、米兵がやってきた 211

双眼鏡のねだり 213
木工場の明け渡し前夜 217
事務所接収のひとさわぎ 220
バケツ、ヤカン作り 223
石油ストーブIKASAGAN 226
食糧もらって、タバコもらって 227
造船再開-小型漁船 229
修繕工事 230
リバティー型船の改造 231
造船祭り 236
幸町工場の復興計画 238
日見トンネル工場の撤退顛末記 240
長崎精機の始動 251

4章 秘密兵器 5

昭和十六年から二十年まで 7
修繕船 16
戦時標準船 22
造船設計部 27
G型船 57
舟艇工場 62
魚雷艇 68
試運転 74
改E型船 77
若松造船所 82
ちょっと来い、行って来い 86

5章 本土決戦 97

海防艦 99
陸軍の潜航艇 100
馬船 104
金一封千円也 108
特攻艇・震洋-(4)艇の建造 111
(4)六型・ロケット推進艇 117
幻の(4)六型・試運転 122
五高艇 126
小型潜航艇・こう竜 128
太田尾工場 132
安中日記(抄)135
近接兵器-ガス鉄砲 140
吹矢式空気銃 142
拳銃と吹矢 145
日本刀と槍 146
穂先五百本 148
大八車(1)(2)152

6章 爆撃からピカドンへ 155

七月二十九日から 157
七月三十一日のこと 160
八月一日には-飽ノ浦で 165
第一事務所で 170
防空壕で174
徴用工たちは 177
八月九日その日-青白い光線が! 182
明るい光が! 187
ピカッと光が! 190
妻よ! 193
浦上の却火 203

7章 ヒロシマ・ナガサキ 209

ヒロシマ・ナガサキ 211
ヒロシマ-被爆者収容所では 235
総合事務所では 237
広島赤十字病院では 239
ヒロ八一〇一工場では 241

あとがき 相原秀次 247

メモ:『原爆前後 I 』(思い出集世話人編・ 白井秀雄 1968/12/10