「01 月忌」カテゴリーアーカイブ

藤井日達猊下 白寿を祝う(『サルボダヤ』特集)

『特集 藤井日達猊下 白寿を祝う』(『サルボダヤ SARVODAYA 1983.8』23巻第8号通巻280号、日印サルボダヤ交友会、19830815)

著者 タイトル 備考
01 藤井日達 白寿
02 二之部耀智 藤井日達猊下との永き縁(えにし)
6 鈴木顕雄 現代の遊行聖(ひじり)
09 坂本徳松 ガンティーと日達上人の共通性
14 福田徳郎 猊下と父、そして私と
19 森瀧市郎 私の決断を支えた日達上人の励まし
24 難波宏正 日蓮宗門にとっての藤井上人の存在
28 沖原龍進 如法の師の教化を受けて
30 中村瑞隆 同窓の先達の心に触れて
33 S・G・クルカルニー 再びわが祖父にまみえて
39 奈良康明 藤井上人と個性的な弟子たち
41 長弘毅 インド人にとっての藤井グルジー
45 古瀬恒介 ガンディーと仏教
49 近江幸正 末法=現代人への限りなき慈悲行
53 江成洋 平和に献身する姿
56 吉田嘉清 日本の軍事大国化阻止のために
62 押田成人 お題目の雷(いかずち)
65 ナトゥマール・タティア 宗教の深奥を極める一生
68 山折哲雄 藤井上人の「足」と「声」
72 丸山照雄 宗教界を超越した〈巨人〉

藤井日達

藤井日達(ふじい・ にったつ)1885年8月6日 生―1985年1月9日没<作業中

日本山妙法寺の山主。1982年の国連軍縮特別総会に参加するなど平和運動に貢献。[77被爆国際シンポ日本準備委員会結成呼びかけ人]。[82推進連絡会議呼びかけ人]。『毒鼓(どっく)』(藤井日達、わせだ書房、1961.5.10)。『写真集 撃鼓宣令』 (柏樹社、19850528)

https://nipponzanmyohoji.org

hujiinittatu

 

「核」に立ち向かった人びと

『「核」に立ち向かった人びと』(岩垂弘、日本図書センター、20050425)

内容

名前 職業など メモ
007 武藤宏一 会社員 第五福竜丸を守った一市民
021 「死の灰」と闘った科学者……………三宅泰雄(地球化学者)
031 安井 郁 原水協理事長 人道的運動を目指し、統一にも腐心
041 田島瑞泰 日本山妙法寺僧侶 デモの先頭に立った「基地坊主」
049 ペギー・ダフ 平和運動家 運動の国際化と統一に不滅の足跡
059 長岡弘芳 詩人 原爆文献の収集に執念燃やす
067 大友よふ 地婦連会長 「踏まれても蹴られても」
077 松本広治 中小企業経営者 産業界からあげた反核平和の声
085 田村 清 医師 反権力を貫いた「赤ひげ」
095 熊倉啓安 平和委員会代表理事 統一に殉じた平和活動家
107 鈴木正次 原水禁総務部長 「原爆ゆるすまじ!分裂ゆるすまじ!」
119 中野好夫 評論家 反核平和の実践に徹した知識人
133 古在由重 哲学者 「思想は冷凍保存をゆるさない」
147 陸井三郎 評論家 戦争体験を背負ったフィクサー
159 中林貞男 日本生協連会長 生協運動と平和運動を結ぶ
171 久保 文 翻訳家 「暗い時代」の記憶をバネに
183 草野信男 病理学者 生涯を決めた被爆直後の広島調査
197 内山尚三 法政大学教授 学徒出陣の生き残りとして
207 忘れ得ぬ人びと 三十二人の点描
伊東壮 被団協代表委員
畑中政春 原水協代表理事
森滝市郎 原水禁代表委員
新井則久 全逓副委員長
磯村英一 核禁会議議長
藤井日達 日本山妙法寺山主
吉野源三郎 評論家
新村猛 名古屋大学名誉教授
今堀誠二 広島女子大学学長
239 核問題関連年表
280 参考文献
281 あとがき

幽霊 原爆の図世界巡礼

『幽霊 原爆の図世界巡礼』(丸木俊、朝日新聞社、19720715)

本書によせて―妣たちの国のこと(石牟礼道子)
1 ひろしま・チャンギ・パールハーバー・南京
悪罵のなかから 11
遠かったアメリカへの道 18
ニューヨーク展 29
悲しい悲しいアメリカ 38
「米兵捕虜の死」 56
〔資料〕オーストラリア、アメリカ各紙論評 79
2 赤い幽霊、白い幽霊
殺人光線 95
幽霊 115
地獄の中の親子・姉妹 127
9百万人が見た絵 146
チチキトク 179
死者の声―美術館のこと 201
3 世界巡礼
汝いずこより来たりしや 225
ひとり歩き 242
長い長い旅 251
烏―「朝鮮人被爆者」とわたし 277
〔資料〕各国新聞論評 291
あとがき 303

赤松俊

赤松俊 あかまつ・とし 1912年2月21日生、2000年1月13日没 享年87歳<作業中

資料年表

年月日  備考
1912
0221 北海道雨竜郡に誕生。
1941
07 丸木位里, 赤松俊子結婚
1950
0806 『ピカドン』(平和を守る会編 丸木位里, 赤松俊子 絵・文 ポツダム書店)
 1951
1952
0410 『原爆の図 (青木文庫36)画集普及版』 (丸木位里・赤松俊子  青木書店) U
 1201  赤松俊子「素描」志(志田信『原子爆弾の話』(東京大学出版会)所収)  U
1957
0410 『原爆の図』 (丸木位里・赤松俊子  青木書店)  U
0615 『原子爆弾の話』 (志田信、東京大学出版会 )  U
 1958 『生々流転』(丸木俊子著  実業之日本社 )
1101
1959 
 0610  『画集「原爆の図」 』(丸木位里、丸木俊著  虹書房)
 1961
 0101  Hiroshima-Nagasaki : Document 1961 The Japan Council against Atomic and Hydrogen Bombs ; 原水爆禁止日本協議会 (日本原水協) The Japan Council against Atomic and Hydrogen Bombs
 ヒロシマ・ナガサキの記録
発行 原水爆禁止日本協議会
編集 ヒロシマ・ナガサキの記録編集委員会
構成 伊藤知己 重森弘滝 瀬木慎一
序文 湯川秀樹
写真 土門拳 東松照明
絵画 丸木位里 丸木俊子
文  長谷川竜生
本文執筆 草野信男 佐久間澄 畑敏雄
1967 
0506  埼玉県東松山市下唐子に「原爆の図」陳列の丸木美術館開館。
 0720  『画集「原爆の図」 』(丸木位里、丸木俊著  田園書房)
 1972
 0715 『 幽霊 原爆の図世界巡礼 』(丸木俊著  朝日新聞社)  U
 1977
 0820  『女絵かきの誕生(朝日選書 93)』(丸木俊、 朝日新聞社)  U
 1982
0806 『ピカドン』(丸木位里、丸木俊著、東邦出版) U
 1984
 0720  『鎮魂の道-原爆・水俣・沖縄』(丸木位里、丸木俊著、岩波書店) U
 1988
 0519  『語りつぐべきこと 沢地久枝対話集 ―二つの世紀をつなぐもの―』(丸木位里・丸木俊ほか、岩波書店)
2000
0115 「天風録」(中国新聞コラム)・「天声人語」(朝日新聞コラム)に追悼文。
0202 吉留要「論壇 表現者・丸木夫妻の志」(朝日新聞コラム)
2010
1220 西原大輔「赤松俊子」(『広島県現代文学事典』)

仁科芳雄

仁科芳雄(にしな・よしお)

生没 享年 事項
18901206生19510110没

 

61 物理学者。岡山県生まれ。理化学研究所で1943年に原爆開発のための「二号研究」を発足させる。被爆直後の広島・長崎で調査。[50ヒロシマ・ピース・センター建設協力者]。『広島県史 原爆資料編』に関連資料を収録。

 

大原博夫伝

大原博夫伝(大原博夫追想録編集委員会、19710220)<作業中

内容

篇部
発刊のことば(大内五良)
序文(永野巌雄)
伝記篇
大原博夫先生の生涯
慈顔に包む信念の人=71年の生涯
座談会(1)若き日の大原先生
医師としての大原先生
仁術と啓蒙=医師”大原博夫の歩み”
座談会(2)原爆当時の県医師会長大原知事を囲んで
広島県会議員として
新風を吹き込む良識=20余年の県会議員時代
衆議院議員として
憂国の至情と改革精神=衆議院議員時代の先生
広島県知事として
生産県への飛躍=”県民の師父”知事時代
座談会(2)
追憶篇
1
森戸辰男ほか
2
金子正則ほか
3
桧山袖四郎ほか
4
今田英作ほか
5
大原トシほか
6
河野義信ほか
7
毛利川源一ほか
8
G・B・ダーリングほか
県民葬 式辞・弔辞
年譜
資料および参考文献
編集集委員会名簿
あとがき

 

仁科芳雄博士追悼特集(『自然』1951年04月)

仁科芳雄博士追悼特集(『自然』1951年04月)

頁など 記事 備考
表紙写真:原爆投下直後の広島の空中写真
仁科芳雄博士追悼特集
61 略歴
62 仁科芳雄先生の思い出 湯川秀樹
64 仁科先生を偲んで(座談会) 朝永振一郎・山崎文男・竹内柾・坂田昌一・中山弘美・玉木英彦
77 こわかった「親方」 小林稔
78 宇宙線と「親方」 関戸弥太郎
79 時代の子か 伏見康治
82 仁科先生の御病歴 武見太郎
84 ジャーナリズムの片隅で 金関義則
85 先生と私 小倉真美
80 仁科博士学術論文目録 科学研究所仁科研究室提供

仁科芳雄『原子力と私』

仁科芳雄『原子力と私』(学風書院 19500810)

bk19720331-s31-01
11 原子力について
原子爆弾 14
原子力の管理 45
原子力問題 62
台本における原子力研究の條件 92
原子弾と肥料 96
原子力と平和 100
原子力問題の新段階 106
原子力・今後の課題 117
ラジオアイトーブが輸入されるまで 121
127 ボーア
湯川理論の発展
136 日本再建と科學
科学活動と経済復興
国際平和の基礎
政治の科学性
組織の力
発明と研究
188 わが科学者のつとめ
われらは如何に前進すべきか
廿世紀前半における物理學の歩みとその後半の夢
199 国際学術会議への旅
外から見た日本
私はなにを読んだか
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