ICBUW( ウラン兵器禁止をもとめる国際連合)ヒロシマ大会
2006年8月3日~6日
大会記録:『 ウラン兵器なき世界をめざして ICBUWの挑戦』(O DU ヒロシマ・プロジェクト、ICBUW編、NO DU ヒロシマ・プロジェクト刊、20080415)
内容
プロローグ | |||
[劣化]ウラン問題とICBUW創設 | |||
(1)[劣化]ウラン兵器とは何か 6 (2)ICBUW創設・ICBUWミッション声明 11 (3)DU兵器禁止に向けたベルギーでの取り組み リア・ヴェルヤオ 14 |
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開会セッション | |||
CBUW国際キャンペーンの展開 ベルラールからヒロシマまで/ヒロシマから世界へ |
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(1)ヒロシマ大会の使命-”核の影”としてのDU問題 嘉指信雄 22 (2)基調講演「劣化ウランと湾岸戦争症候群」 ロザリー・バーテル/質疑応答 26 (3)ベルギーからのメッセージ「劣化ウラン兵器廃絶のため、犠牲者たちとともに声をあげよう」 33 (4)歓迎挨拶「力を合わせて、大きな運動のうねりを創り出しましょう」広島市長 秋葉忠利 34 |
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1 | 被害-1/イラク | ||
(1)イラク南部における疫学的研究-人を欺く「安全神話」 ジャワッド・アル-アリ 38 (2)イラクにおける劣化ウランによる放射能汚染-湾岸戦争後の様々な研究 アスード・アル-アザウィ 42 (3)バスラにおける環境の放射能汚染-汚染された大地と水、そして街 カジャック・ヴァルタニアン 44 (4)写真プレゼンテーション「イラクの子どもたちとアメリカの戦争犯罪」 森住卓 48 (5)社民党党首からのメッセージ「国会での劣化ウラン問題の取り組み」 福島瑞穂 52 (6)質疑応答 53 |
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2 | 被害-2/アメリカ | ||
[イントロダクション]アメリカにおける劣化ウラン問題 タラ・ソーントン 60 (1)ウラン兵器使用は「国家の病」の表れである-湾岸戦争帰還兵としての経験から デニス・カイン 62 (2)正義が実現されない限り、平和は来ない-イラク戦争帰還兵として訴える ハーバート・リード 66 (3)写真プレゼンテーション 戦争と嘘? 豊田直巳 70 (4)米軍射爆場周辺でのDU被害 ダマシオ・ロペス 74 (5)米国内のDU問題-製造工場周辺の汚染、立法と検査 グレーテル・マンロー 78 (6)質疑応答 81 |
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3 | 科学-1/問題の核心と展望 | ||
[イントロダクション]強固なキャンペーンを推進するために-劣化ウラン兵器問題の科学的背景 ダグ・ウィア/振津かつみ 86 (1)劣化ウランは人々の健康にとって有害か キース・ベイヴァーストック 88 (2)湾岸戦争帰還兵などにおける末梢リンパ球の染色体異常-試験的分析結果 ハイケ・シュレーダー 92 (3)戦争による汚染と人体・動物のナノ病理学 ステファノ・モンタナーリ/アントニエッタ・ガッティ 96 (4)劣化ウラン被曝の評価 トーマス・フェイジー 99 (5)広島・長崎原爆の残留放射線による内部被曝の影響 沢田昭二 102 (6)[コメンテーターからの発言]①市川定夫②小出裕章 106 (7)質疑応答 111 |
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4 | 被害-3/ヨーロッパ | ||
(1)イギリス政府の欺瞞は続く-湾岸戦争、バルカン、そしてイラク戦争 レイ・ブリストウ 116 (2)イタリアにおけるDU問題 ステファニア・ディヴェルティート 120 (3)劣化ウラン それは、過去・現在・未来にわたって殺し続ける兵器 フィリッポ・モンタペルト 123 (4)旧ユーゴでの劣化ウラン問題 横澤典子/今井俊政 127 (5)質疑応答/劣化ウラン弾関連訴訟(ステファノ・メローネの場合) 130 |
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5 | キャンペーン-1/アジア太平洋 | ||
(1)韓国や沖縄の米軍基地における劣化ウラン弾配備 イ・シウ(Lee Si-Woo) 134 (2)日本における劣化ウラン弾の貯蔵問題-イ・シウさんの発表を受けて 湯浅一郎 138 (3)「市民ネットワーク」の活動 稲月隆 140 (4)「生きているか?正常か?」と問うイラクの母親たち-イラクにおけるDU被害緊急調査 森瀧春子 144 [NO DU ヒロシマ・プロジェクト]の活動 149 (5)オーストラリアからの「世界への警告」-アボリジニーは知っていたウランの危険 デイヴィッド・ブラッドベリー 150 (6)世界各地のウラン採掘現場で起きている問題(ナヴァホ/ジャドゥゴダ) ジュディー・パステルナーク/森瀧春子 154 (7)質疑応答 156 |
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S | 特別セッション ヒバクシャとの交流 特に”内部ヒバク”をめぐって | ||
(1)わたしの被爆体験 松島圭次郎 160 (2)原爆症認定集団訴訟の広島地裁判決について 渡辺力人 162 (3)広島の医師として、イラクの医師から学んだもの 丸屋博 164 (4)「あの日」の体験 高橋昭博 168 (5)海外参加者の発言 172 (6)原爆症認定集団訴訟について 松尾健太郎/田部知江子 174 (7)質疑応答 174 (8)[解説]ICRPの「放射線安全基準」の問題性 内藤雅義 178 (9)劣化ウラン問題に関するWHOの姿勢 スコットランド「サンデー・ヘラルド」記事より 179 |
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6 | キャンペーン-2/禁止条約実現に向けての戦略 | ||
(1)劣化ウラン兵器-法的及び政治的状況、課題と可能性 マンフレート・モーア 182 (2)ウラン兵器禁止に関する条約案(抄訳) 186 (3)討論要旨 禁止条約実現に向けての戦略 188 |
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7 | 科学-2/科学問題をめぐる討議 | ||
(1)討論/[コメンテーターからの発言]①矢ケ崎克馬②松井英介 196 (2)討論のまとめと確認 振津かつみ 198 |
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8 | キャンペーン-3/被害者支援に向けて | ||
(1)討論要旨 被害者の支援に向けて 202 (2)質疑応答 207 |
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閉会セッション ICBUWヒロシマ・アピール採択 | |||
(1)核被害者をこれ以上出さないために-60年間ヒバクシャを診てきて思うこと 肥田舜太郎 212 (2)未来が引く力は、過去が押す力よりも強い-ヒロシマ大会に参加して思うこと ナスリーン・アジミ 214 (3)[国際署名手渡し][大会参加者の感想] 217 (4)ウラン兵器禁止ヒロシマ・アピール 220 (5)ICBUW運営委員からの挨拶/閉会の言葉 222 |
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さらなる挑戦 ヒロシマ大会以降の主な動き | |||
(1)DU被害賠償請求裁判、本格的審理へ-イラク帰還兵、米陸軍省を訴える 228 (2)ベルギー、劣化ウラン弾禁止へ-地雷、クラスター爆弾に続いて世界初 230 (3)対日本政府交渉-「被爆国」としての責務 234 (4)EU議会で「ウラン兵器の人的被害」写真展と国際フォーラム 236 (5)李時雨(イ・シウ)氏「国家保安法違反」嫌疑で不当逮捕 242 (6)ニューヨークで第4回ICBUW国際大会「世界を脅かすウラン兵器」 244 (7)国連総会で決議採択-各国に意見求め、次期総会で検討 246 (8)被曝後20年以上経ってもDU検出 NYの兵器製造工場周辺での汚染 248 ICBUWによる主な取組み一覧/サポーター[拡大キャンペーン] 250 |
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備考 ICBUW: ウラン兵器禁止をもとめる国際連合