「04 できごと」カテゴリーアーカイブ

加害基地宇品-新しいヒロシマ学習

『加害基地宇品-新しいヒロシマ学習』
空辰男著  汐文社 1994 /07/10

目次

見出し 備考
はじめに
1 原爆につながっていた軍港宇品
金輪島で見た火の玉
似島で叫ぶ母の呼び声
凱旋湯の子、日出子さんはまだ
若き海上特攻隊の被爆者救出
「軍港・宇品」の終結とヒロシマ
2 「臨戦地宇品」とはなんだったのか
日清戦争と軍港のはじまり
その頃の世界勢力と富国強兵
臨時首都(帝都)広島と神話
木口小平と正岡子規
軍港と陸軍検疫所似島のあゆみ
凱旋碑が平和碑になり得るか
3 宇品築港の本当の目的はなんだったのか
千田貞暁と願いと苦難
漁場を失う地元漁民の反対運動
人造石と服部長七と功労
「呉鎮」と「海兵」と「字品」
無用の長物と士族授産の行彼
西方をみつめる千田銅像
4 “うじな”にそろっていた自然条件
仁保姫神社の伝説と港
宇品島観音寺伝説と港
三代十郎兵衛物語りと大河のり
“うじな”の名の由来と港
5 軍港と陸軍墓地と歴史的責任
離散家族・三百万人の責任
平頂山事件と撫順戦犯管理所の教え
陸軍墓地の兵士の骨と被爆者の骨
「港」唱歌とヒロシマの心
6 古代から年表が語る「港・宇品」

韓国・歴史と平和の旅(1998)

韓国・歴史と平和の旅

主催:平和国際教育研究会
参加者:89人(内、高校生20人、大学生2人、大学院生1人)。
1998年8月17日(月)-21日(金)

地名 訪問施設 メモ
17 ソウル 景福宮
李朝の王宮。1395年創建。
明成皇后(閔妃)遭難の地
景福宮境内
パゴタ公園
正式名称:塔洞公園。
西大門独立公園
延世大学
18 漢陽大学
(韓日平和教育シンポジウム)
ハンギョレ新聞(当日夕刊)が、シンポジウムの模様を大きく取り上げる。
大半は、シンポジウムに出席したが、1人が板門店へ、8人(私を含む)が市内観光。
観光組は、ロッテワールド内の免税店と民族博物館で大半の時間を費やす。
安重根義士記念館
19 広州郡 ナヌムの家
水原市 レストラン
昼食。「堤岩里教会」(水原の虐殺事件現場=1919年4月15日)の近くだったが、日程の都合か、寄らなかった。
天安市 独立記念館
20 柳寛順(ユガンスン)記念堂
柳寛順の生家と梅峰教会
光州市 5・18メモリアルパーク
光州学生独立運動記念館
レストラン
光州の民主化運動関係者・犠牲者遺族との懇談会。

 

 

 

 

原爆と平和(ユネスコ特定実験報告書)

ユネスコ特定実験報告書(昭和30年1月30日)
実験題目『原爆と平和』
広島大学教育学部 付属東千田中学校

序説
1 学校の環境条件および生徒の特性、教育方針などについての概略
国際理解のための全般的な指導計画および指導状況の概略
国際理解テスト等実施の結果と指導上問題とすべき諸点の指摘
特定実験テーマ設定の理由
実験のための組織
運営委員会
森戸辰男(顧問:広島大学長)
皇至道(顧問:広島大学長教育学部長)
森岡文策(委員長:広島大学長教育学教授兼附属東千田高・中学校長)
(委員:)<22人氏名等未入力>
実験学級の生徒についての一般的諸テストとその結果
短期実験経過の大要
集団討議・感想文・面接等の結果の処理及びその解釈
2年生の場合
A 感想文
生徒の作品の一例
B 集団討議及び面接の結果
1年生の場合
実験教育指導に関する評価
総括的結論
資料:戦争並びに原爆に関する調査用問題

国際平和教育研究会(広島大学教育学部)

国際平和教育研究会(広島大学教育学部付属小学校内、1974年組織)

資料

子どもと父母と教師が書いた原爆の記録
1=国際平和教育研究会編、2・3=小川利雄編
教育出版センター刊
1 ヒロシマの雨はドームの涙 1975/08/06
2 地獄からの汽車 1975/08/17
3 悪魔の銀のサイコロ 1975/08/15

 

 

折り鶴の系譜(那須正幹)

 

『折り鶴の子どもたち 原爆症とたたかった佐々木禎子と級友たち』(那須正幹作・高田三郎絵、PHP研究所  1984/07/02 )

目次<未完>

部章 登場人物・組織・団体(抄)
第1部
第1章 運動会 広島市立幟町小学校、野村剛(担任)
第2章 きらめきの日々
第3章 悪魔の爪あと
第4章 死の予感
第5章 飛べない鶴
第2部
第1章 残された人たち
第2章 悲しみをこえて
第3章 平和へのさけび
第4章 友よ やすらかに
第5章 折り鶴の系譜
あとがき

 

ドキュメント悲しみの千羽鶴

ドキュメント・悲しみの千羽鶴(豊田清史、創樹社、1991/07/10)目次

1 鶴を折りつつなぜ死んだ
2 二歳で被爆、でも元気に育った
3 六年生の冬、原爆症が出た
4 生きたくて千羽鶴を折る
5 ほんとうは千三百羽をこえていた
6 禎子よ、もう一度この胸に
7 「原爆の子の像」建立へ
8 子どもの力で平和をきずくのだ
9 パン代五五〇円使っただけ
10 はばたく千羽鶴
11 苦しみに絶った若い命
12 千羽鶴のこころね
13 次つぎと寄せられた千羽鶴
14 反核への折り鶴運動
15 禎子の折った赤い鶴
16 海を越える折り鶴の輪
17 折り鶴への放火事件
18 像の二〇万羽を引きちぎる
19 首相の句碑には折り鶴がない
20 「折り鶴の会」の嘆き
21 折り鶴でとっちめられた私
22 千羽鶴の詩歌や出版書
23 ピカドン竹藪の千羽鶴
24 「金色の鶴」の紛失
25 湯川博士より「千羽鶴」の書
26 お母さんの千羽鶴
27 七六万羽折った北川さん
28 町をあげて千羽鶴運動
29 さまざまな問題をもつ平和公園
30 鶴に生きる禎子の霊よ
31 千羽鶴が絶えませぬように
あとに

 

 

広島市原対協被爆生存者(児童生徒)調査表

広島市原対協被爆生存者(児童生徒)調査表
1956年1月10日現在

 

小学校 中学校 高等学校
A.外傷のみあるもの 検査希望  27  44  15  86
治療希望  31  52  16  99
検査治療希望せず  155  270  149  574
 213  366  180  759
B.自覚症状のみあるもの 検査希望  186  175  82  444
治療希望  151  140  52  343
検査治療希望せず  332  619  286  1237
 669  935  420  2024
C.外傷自覚症状共にあるもの 検査希望  50  52  34  136
治療希望  60  86  29  175
検査治療希望せず  83  150  125  358
 193  288  188  669
D.外傷自覚症状共にないもの 検査希望  175  161  73  413
治療希望  76  98  22  196
検査治療希望せず  1690  2801  1105  5596
 1945  3060  1200  6205
E.総計 検査希望  442  433  204  1079
治療希望  318  376  119  813
検査治療希望せず  2260  3840  1665  7765
 3000  4349  1988  9657

 

出典:『広島原爆医療史』」601頁

高校生の平和ハンドブック

『高校生の平和ハンドブック』(森田俊男・小岩井益夫・沢野茂男著編、平和文化刊、19860707 )

目次

 核廃絶を求める高校生の平和アピール  (19820805)
長崎高校生平和ゼミナール 広瀬方人(世話人)
埼玉高校生平和ゼミナール 小岩井増男(世話人)
呉・高校平和の集い 大田英雄(世話人)
広島高校生平和ゼミナール 横山英(校長)
 はじめに:地域にねざし、人類の課題を担う日本人ヘ 森田俊男
1 ここまできたぞ高校生
1-1 雨ニモマケズ、風ニモマケズ
1-2 核時代を生き抜く力を
1-3 ノエルベーカーの手紙
1-4 高校生は世界史をつくる
1-5 ヒロシマの叫びを ともに
1-6 人類の良心を引き継ぐもの
1-7 いつでもどこでも平和ゼミ
1-8 平和のための学力を
1-9 明日ではおそすぎる
2 ワイワイ、ガヤガヤやってるぞ!
報告
1 長野  1160名の「生徒会平和宣言」  宮下与兵衛
2  山形 「ノエルベーカーの手紙」運動《国際版》  管幹雄
3 高知  いま、「足もと」から平和と青春を考えよう  上岡橋平
4  呉 戦跡フィールドワークを受け継ぐ高校生-呉地区高校生平和の集いの12年  大田英雄
5 神奈川 「ヒロシマ研究旅行」は生徒を変える  亀井博
6 広島  ヒロシマからの報告-合唱構成詩「見えてきたヒロシマ・ナガサキ」  沢野重男
7 埼玉 「50字メッセージ」から「平和討論会」  小岩井増男
特別報告・京都 現代を生きる高校生たち―同和教育にかかわってきた道をふりかえりながら  石田真一
3 平和学習講座を自主編成してみよう!
3-1 物理・原爆炸裂時の火球表面温度の推定、他  大亀信行
3-2 現代社会・核戦争はおきるか-ザ・ディ・アフター   沢野重男
3-3 英語・平和を求める手紙を英語で書いてみよう!  管幹雄
3-4 国語・峠三吉の生き方  深川宗俊
3-5 国語・ヒロシマの詩の艦賞と創作  山岡照
3-6 美術・美術と平和のかかわり・ゴヤの生き方と作品を通して  鈴木勉
3-7 家庭・戦時食を調理・試食してみよう  辻井敏子
3-8 書道・書(道)で平和を訴える  森下弘
3-9 音楽・「鳩の絵を書こう」  黒板正文
4 高校生は世界史をつくる
4-1 18歳公民権をにないうるものに-国民主権と人権の感覚を
4-2 18歳以下の青少年に意見表明の権利を-国際的な動向をふまえ
4-3 高校生は世界史をつくる
おわりに 小岩井増男

 

 

『歴史と教育』創刊号(広島歴史教育者協議会)

機関紙『歴史と教育』No1(196210)設立大会特集号

広島歴史教育協議会の発会にあたって(発起人 今堀ほか4名)
今堀誠二  ごあいさつ(会長)
石井金一郎 現代の課題(設立大会報告・問題提起)
幹事会  11月(第1回例会のお知らせ)
天野卓郎(幹事会)  小中高を貫く歴史教育の理論と実践の統一(大会報告・本年度活動方針)
川島孝郎  生徒の描く未来像からみた歴史教育の反省-主体的生徒を育てるには
村上尚三郎  秀吉の学習について-科学的歴史認識を育てるために
*(翠中3年)  キューバ問題についての感想
天野  広島歴史教育協議会設立総会報告
 広島歴史教育協議会会則・役員・その他